JPH04218210A - 異方導電フィルム - Google Patents
異方導電フィルムInfo
- Publication number
- JPH04218210A JPH04218210A JP2417745A JP41774590A JPH04218210A JP H04218210 A JPH04218210 A JP H04218210A JP 2417745 A JP2417745 A JP 2417745A JP 41774590 A JP41774590 A JP 41774590A JP H04218210 A JPH04218210 A JP H04218210A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- resin
- anisotropic conductive
- silicone
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細な回路同志の電気
的接続、より詳しくは、LCD(液晶ディスプレイ)と
フレキシブル回路基板の接続や、半導体ICとIC搭載
用回路基板のマイクロ接合に用いる事のできる異方導電
フィルムに関するものである。
的接続、より詳しくは、LCD(液晶ディスプレイ)と
フレキシブル回路基板の接続や、半導体ICとIC搭載
用回路基板のマイクロ接合に用いる事のできる異方導電
フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器の小型化、薄型化に伴い
、微細な回路同志の接続、微小部品と微細回路の接続等
の必要性が飛躍的に増大してきており、その接続方法と
して、異方性の導電性接着剤やフィルムが使用され始め
ている。(例えば、特開昭 59−120436、6
0−191228、61−274394、61−287
974、62−244142、63−153534、6
3−305591、64−47084、64−8187
8、特開平 1−46549、1−251787各号
公報)
、微細な回路同志の接続、微小部品と微細回路の接続等
の必要性が飛躍的に増大してきており、その接続方法と
して、異方性の導電性接着剤やフィルムが使用され始め
ている。(例えば、特開昭 59−120436、6
0−191228、61−274394、61−287
974、62−244142、63−153534、6
3−305591、64−47084、64−8187
8、特開平 1−46549、1−251787各号
公報)
【0003】この方法は、接続しようとする回路間に、
所定量の導電粒子を含有する接着剤またはフィルムをは
さみ、所定の温度、圧力、時間により熱圧着することに
よって、回路間の電気的接続を行うと同時に隣接する回
路間には絶縁性を確保させるものである。
所定量の導電粒子を含有する接着剤またはフィルムをは
さみ、所定の温度、圧力、時間により熱圧着することに
よって、回路間の電気的接続を行うと同時に隣接する回
路間には絶縁性を確保させるものである。
【0004】従来、この異方導電接着剤ないしは異方導
電フィルムには、大別して熱可塑性樹脂を接着剤成分と
した熱可塑タイプと、熱硬化性樹脂を接着剤成分とした
熱硬化タイプが有り、LCDパネルのドライバーICと
LCD基板の接続を始めとして、多数の而も微細な回路
端子同志を一括接続する用途に採用が急速に進んでいる
。
電フィルムには、大別して熱可塑性樹脂を接着剤成分と
した熱可塑タイプと、熱硬化性樹脂を接着剤成分とした
熱硬化タイプが有り、LCDパネルのドライバーICと
LCD基板の接続を始めとして、多数の而も微細な回路
端子同志を一括接続する用途に採用が急速に進んでいる
。
【0005】最近ではLCDパネルのカラー化・大型化
に伴い、熱可塑タイプに替わって、より高い信頼性が得
られるエポキシ系樹脂を中心とした熱硬化タイプの異方
導電フィルムの採用が増えつつある。
に伴い、熱可塑タイプに替わって、より高い信頼性が得
られるエポキシ系樹脂を中心とした熱硬化タイプの異方
導電フィルムの採用が増えつつある。
【0006】熱可塑タイプについては、SBS(スチレ
ン−ブタジエン−スチレン),SIS(スチレン−イソ
プレン−スチレン),SEBS(スチレン−エチレン−
ブタジエン−スチレン)等スチレン系共重合体が主とし
て用いられてきているが、これら熱可塑タイプの使用方
法は、基本的には溶融融着方式であり、その作業性は一
般的に条件を選べば熱硬化タイプのものに比べて比較的
低温・短時間での適用が可能であり、良好であると考え
られるが、接合部分に求められる耐熱性、接着力等今後
益々強くなる高信頼性への要求に応えられなくなってき
ている。
ン−ブタジエン−スチレン),SIS(スチレン−イソ
プレン−スチレン),SEBS(スチレン−エチレン−
ブタジエン−スチレン)等スチレン系共重合体が主とし
て用いられてきているが、これら熱可塑タイプの使用方
法は、基本的には溶融融着方式であり、その作業性は一
般的に条件を選べば熱硬化タイプのものに比べて比較的
低温・短時間での適用が可能であり、良好であると考え
られるが、接合部分に求められる耐熱性、接着力等今後
益々強くなる高信頼性への要求に応えられなくなってき
ている。
【0007】一方熱硬化タイプのものについても、作業
性については被着体(LCDパネル、基板等)の耐熱性
に基く加熱温度の上限があり、又サイクル時間の短縮等
、作業効率向上への強い要求から、通常200℃以下の
温度で30秒前後或いはそれ以下の時間で硬化しなけれ
ばならない。又同時に通常の使用条件下では室温で3ケ
月以上の貯蔵安定性を必要とする。
性については被着体(LCDパネル、基板等)の耐熱性
に基く加熱温度の上限があり、又サイクル時間の短縮等
、作業効率向上への強い要求から、通常200℃以下の
温度で30秒前後或いはそれ以下の時間で硬化しなけれ
ばならない。又同時に通常の使用条件下では室温で3ケ
月以上の貯蔵安定性を必要とする。
【0008】更に、異方導電フィルムによる回路同志の
接続作業において、位置ずれ等の理由によって、一度接
続した被接続部材を破損または損傷せずに剥離し再圧着
すること(所謂”リペア”)が可能である事への要求が
強い。
接続作業において、位置ずれ等の理由によって、一度接
続した被接続部材を破損または損傷せずに剥離し再圧着
すること(所謂”リペア”)が可能である事への要求が
強い。
【0009】これらの要求特性を満たす異方導電フィル
ムは既に上市されているが、LCDパネルやプリント回
路基板等、被着体の大型化が進むに従って、異方導電フ
ィルムの熱硬化反応時の硬化収縮や種々の雰囲気中での
樹脂自体の歪み応力に基づき、被着体が損傷(例えば基
板のクラックや反り)するという問題が新たに生じてき
ている。
ムは既に上市されているが、LCDパネルやプリント回
路基板等、被着体の大型化が進むに従って、異方導電フ
ィルムの熱硬化反応時の硬化収縮や種々の雰囲気中での
樹脂自体の歪み応力に基づき、被着体が損傷(例えば基
板のクラックや反り)するという問題が新たに生じてき
ている。
【00010】即ち、速硬化・長ライフ・リペア性に加
えて、接合部分に残存する歪みが小さい、従って長期間
高信頼性を有する熱硬化タイプの異方導電フィルムは未
だ得られていないのが現状である。
えて、接合部分に残存する歪みが小さい、従って長期間
高信頼性を有する熱硬化タイプの異方導電フィルムは未
だ得られていないのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】異方導電フィルムは、
多数の微細な回路端子を一括接続するために用いられる
が、被着体(液晶ディスプレイーパネル等)の大型化に
よって、接合端子数も増加し、従って接続部分も長くな
り、全体に加わる異方導電フィルムの熱硬化による収縮
応力や、種々の環境下における歪みも比例して大きくな
っている。
多数の微細な回路端子を一括接続するために用いられる
が、被着体(液晶ディスプレイーパネル等)の大型化に
よって、接合端子数も増加し、従って接続部分も長くな
り、全体に加わる異方導電フィルムの熱硬化による収縮
応力や、種々の環境下における歪みも比例して大きくな
っている。
【0012】このため所定の加熱加圧条件で接合した場
合においても、基板(例えばガラス基板)が反ったり、
基板端面の小さな瑕疵を始めとして、基板(パネル)全
面にクラックを生じる。このことを防ぐ方法として、接
合幅を細くして、トータルの応力量を減らす等の対策を
講じているが、応力集中に基づく歪みは減少するものの
、結局接合信頼性を低下させることになっている。
合においても、基板(例えばガラス基板)が反ったり、
基板端面の小さな瑕疵を始めとして、基板(パネル)全
面にクラックを生じる。このことを防ぐ方法として、接
合幅を細くして、トータルの応力量を減らす等の対策を
講じているが、応力集中に基づく歪みは減少するものの
、結局接合信頼性を低下させることになっている。
【0013】異方導電フィルムに必要な特性は作業性、
信頼性等の他に、造膜性(フィルム形成性)、加熱加圧
時の適度の流動性、被着体への適度の粘着性、キャリア
フィルムとの密着性、キャリアフィルムからの離型性等
々の特性が満たされていなければならない。
信頼性等の他に、造膜性(フィルム形成性)、加熱加圧
時の適度の流動性、被着体への適度の粘着性、キャリア
フィルムとの密着性、キャリアフィルムからの離型性等
々の特性が満たされていなければならない。
【0014】本発明は、熱硬化タイプの長所を生かしな
がら、従来の熱硬化タイプでは得られなかった、極めて
歪み(応力)の小さい、高信頼性の異方導電フィルムを
提供せんとするものである。
がら、従来の熱硬化タイプでは得られなかった、極めて
歪み(応力)の小さい、高信頼性の異方導電フィルムを
提供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】従来の熱硬化タイプの異
方導電フィルムはエポキシ樹脂を主成分とし、潜在性硬
化剤、溶剤、導電性粒子を混合し、離型性の良好なフィ
ルム、例えばフッ素樹脂系フィルムやシリコン処理を施
したポリエステルフィルム上に流延・乾燥して作製され
ている。
方導電フィルムはエポキシ樹脂を主成分とし、潜在性硬
化剤、溶剤、導電性粒子を混合し、離型性の良好なフィ
ルム、例えばフッ素樹脂系フィルムやシリコン処理を施
したポリエステルフィルム上に流延・乾燥して作製され
ている。
【0016】しかし、これらの系では硬化時の収縮や硬
化物の高い弾性率、被着体に比べ高い熱膨張系数に基づ
く硬化後の応力が大きく、残留歪みとして、例えばLC
D基板とドライバーIC搭載ガラスエポキシ樹脂回路基
板を、通常の条件で3mm×50mmの大きさで接合を
行った場合0.5〜と2.0kg/mm2の応力が接合
ガラス部分に加わっており、この応力が信頼性を低下さ
せることになっている。これを低減する方法として、各
種の可塑剤、添加物等の混合が考えられるが、硬化性、
保存性、接着力、粘着性等の特性の一部が損なわれ、結
果として信頼性の良好なフィルムは得られない。
化物の高い弾性率、被着体に比べ高い熱膨張系数に基づ
く硬化後の応力が大きく、残留歪みとして、例えばLC
D基板とドライバーIC搭載ガラスエポキシ樹脂回路基
板を、通常の条件で3mm×50mmの大きさで接合を
行った場合0.5〜と2.0kg/mm2の応力が接合
ガラス部分に加わっており、この応力が信頼性を低下さ
せることになっている。これを低減する方法として、各
種の可塑剤、添加物等の混合が考えられるが、硬化性、
保存性、接着力、粘着性等の特性の一部が損なわれ、結
果として信頼性の良好なフィルムは得られない。
【0017】本発明は、樹脂の硬化収縮や硬化物の高い
弾性率による応力を減らすべく樹脂処方面から種々検討
を行ない、エポキシ樹脂、シリコン変性エポキシ樹脂、
および反応性エラストマーと、潜在性硬化剤とを樹脂成
分として、これに導電粒子を配合して作製した異方導電
フィルムが、従来のフィルムに比べて樹脂硬化後の残留
応力が極めて小さいことを見出し本発明に到達した。
弾性率による応力を減らすべく樹脂処方面から種々検討
を行ない、エポキシ樹脂、シリコン変性エポキシ樹脂、
および反応性エラストマーと、潜在性硬化剤とを樹脂成
分として、これに導電粒子を配合して作製した異方導電
フィルムが、従来のフィルムに比べて樹脂硬化後の残留
応力が極めて小さいことを見出し本発明に到達した。
【0018】本発明において、シリコン変性エポキシ樹
脂と反応性エラストマーの配合比率が、残留応力の多寡
を決定する。シリコン変性エポキシ樹脂とエラストマー
の配合量の合計が多くなれば、残留応力は減少するが、
熱硬化性の特性が損なわれ、少なすぎる場合は残留応力
を減少させる効果は得られない。
脂と反応性エラストマーの配合比率が、残留応力の多寡
を決定する。シリコン変性エポキシ樹脂とエラストマー
の配合量の合計が多くなれば、残留応力は減少するが、
熱硬化性の特性が損なわれ、少なすぎる場合は残留応力
を減少させる効果は得られない。
【0019】又、反応性エラストマーの配合量は、被着
体を接合硬化した後に、例えばLCDドライバーICの
不良等の理由で剥離して再度圧着する、所謂リペア性(
可能か不可能か)を決める重要な要素であり、他の特性
を保持しながら適性な添加量を決定しなければならない
。
体を接合硬化した後に、例えばLCDドライバーICの
不良等の理由で剥離して再度圧着する、所謂リペア性(
可能か不可能か)を決める重要な要素であり、他の特性
を保持しながら適性な添加量を決定しなければならない
。
【0020】シリコン変性エポキシ樹脂及び反応性エラ
ストマーの配合比は、夫々樹脂固形量の5〜20部、1
5〜60部であり、さらに好ましくは10〜20部、3
0〜50部の場合に、リペア性を始めとする各種特性を
保持しながら、残留応力を大幅に低減させることが出来
る。
ストマーの配合比は、夫々樹脂固形量の5〜20部、1
5〜60部であり、さらに好ましくは10〜20部、3
0〜50部の場合に、リペア性を始めとする各種特性を
保持しながら、残留応力を大幅に低減させることが出来
る。
【0021】本発明におけるエポキシ樹脂は、一分子中
に少なくとも二個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹
脂が用いられている。具体例としては、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、ダイマー酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリ
シジルエステル、テトラブロムビスフェノールAジグリ
シジルエーテル、ビスフェノールヘキサフロロアセトン
ジグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン等が挙
げられ、単独或いは二種以上を混合して用いられるが、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂が好んで用いられる。
に少なくとも二個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹
脂が用いられている。具体例としては、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、ダイマー酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリ
シジルエステル、テトラブロムビスフェノールAジグリ
シジルエーテル、ビスフェノールヘキサフロロアセトン
ジグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン等が挙
げられ、単独或いは二種以上を混合して用いられるが、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂が好んで用いられる。
【0022】シリコン変性エポキシ樹脂は、一分子中に
少なくとも二個以上のエポキシ基とシロキサン構造とを
有するエポキシ樹脂が用いられる。具体例としては、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂中で、ポリシラノールと
架橋剤のメトキシシラン誘導体を加熱攪拌し、橋架けし
たシリコーン相をエポキシ樹脂中に分散させたものや、
同じくビスフェノールA型エポキシ樹脂と両末端シラノ
ールポリジメチルシロキサン、架橋剤としてシランカッ
プリング剤、及び触媒を加えて加熱攪拌したもの、或い
はエポキシ樹脂中に相溶化剤としてポリエーテル変性シ
リコーンオイルを用いてRTVシリコンゴムを分散させ
たもの等が挙げられ、単独或いは二種以上を混合して用
いられる。シリコン変性率は50%(重量%、以下同じ
)程度のもの迄使用可能であるが、樹脂の溶解性・相溶
性・応力等全ての特性についてバランスの良いフィルム
を得るためには、5〜30%の変性率の範囲が好んで用
いられる。
少なくとも二個以上のエポキシ基とシロキサン構造とを
有するエポキシ樹脂が用いられる。具体例としては、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂中で、ポリシラノールと
架橋剤のメトキシシラン誘導体を加熱攪拌し、橋架けし
たシリコーン相をエポキシ樹脂中に分散させたものや、
同じくビスフェノールA型エポキシ樹脂と両末端シラノ
ールポリジメチルシロキサン、架橋剤としてシランカッ
プリング剤、及び触媒を加えて加熱攪拌したもの、或い
はエポキシ樹脂中に相溶化剤としてポリエーテル変性シ
リコーンオイルを用いてRTVシリコンゴムを分散させ
たもの等が挙げられ、単独或いは二種以上を混合して用
いられる。シリコン変性率は50%(重量%、以下同じ
)程度のもの迄使用可能であるが、樹脂の溶解性・相溶
性・応力等全ての特性についてバランスの良いフィルム
を得るためには、5〜30%の変性率の範囲が好んで用
いられる。
【0023】反応性エラストマーとは、カルボキシル基
含有スチレン−ブタジエン共重合体、カルボキシル基含
有スチレン−イソプレン共重合体、カルボキシル基含有
スチレン−ブタジエン飽和共重合体、カルボキシル基含
有スチレン−イソプレン飽和共重合体、カルボキシル基
含有スチレン−エチレン−ブテン−スチレン共重合体、
カルボキシル基含有スチレン−エチレン−ブテン−スチ
レン飽和共重合体、カルボン酸末端アクリロニトリル−
ブタジエン共重合体、カルボン酸変性アクリロニトリル
−ブタジエン共重合体、水添カルボン酸変性アクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体、カルボン酸変性アクリル
ゴム、ブチラール樹脂、ウレタン樹脂、アミノ基変性ポ
リオール樹脂、アミノ基変性フェノキシ樹脂、ヒドロキ
シ末端飽和共重合ポリエステル樹脂、カルボキシ末端飽
和共重合ポリエステル樹脂等の、ケトン系或いは芳香族
系の溶剤に可溶であり、かつまたシリコン変性エポキシ
樹脂のエポキシ基と反応性を有し、しかも相溶性が良好
で共通の溶媒に均一に溶解するものを選択して用いる。
含有スチレン−ブタジエン共重合体、カルボキシル基含
有スチレン−イソプレン共重合体、カルボキシル基含有
スチレン−ブタジエン飽和共重合体、カルボキシル基含
有スチレン−イソプレン飽和共重合体、カルボキシル基
含有スチレン−エチレン−ブテン−スチレン共重合体、
カルボキシル基含有スチレン−エチレン−ブテン−スチ
レン飽和共重合体、カルボン酸末端アクリロニトリル−
ブタジエン共重合体、カルボン酸変性アクリロニトリル
−ブタジエン共重合体、水添カルボン酸変性アクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体、カルボン酸変性アクリル
ゴム、ブチラール樹脂、ウレタン樹脂、アミノ基変性ポ
リオール樹脂、アミノ基変性フェノキシ樹脂、ヒドロキ
シ末端飽和共重合ポリエステル樹脂、カルボキシ末端飽
和共重合ポリエステル樹脂等の、ケトン系或いは芳香族
系の溶剤に可溶であり、かつまたシリコン変性エポキシ
樹脂のエポキシ基と反応性を有し、しかも相溶性が良好
で共通の溶媒に均一に溶解するものを選択して用いる。
【0024】潜在性硬化剤としては、ジシアンジアミド
及びその誘導体や、三フッ化ホウ素・アミンコンプレッ
クス、イミダゾール類及びその誘導体等が挙げられるが
、フィルムの保存安定性と、速硬化性への要求から、イ
ミダゾール系の硬化剤が好んで用いられる。
及びその誘導体や、三フッ化ホウ素・アミンコンプレッ
クス、イミダゾール類及びその誘導体等が挙げられるが
、フィルムの保存安定性と、速硬化性への要求から、イ
ミダゾール系の硬化剤が好んで用いられる。
【0025】イミダゾール系硬化剤としては、イミダゾ
ール、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニ
ルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ル、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベン
ジル−2−エチルイミダゾール、1−ベンジル−2−エ
チル−5−メチルイミダゾール、2−フェニル−4−メ
チル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニ
ル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−メ
チルイミダゾールアジン、2−ヘプタデシルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2,4−ジアミノ−
6{2’−メチルイミダゾリル−(1)’}エチル−S
−トリアジン・イソシアヌール酸付加物、N,N’−{
2−メチルイミダゾリル−(1)−エチル}ドデカンジ
オイルジアジド、N,N’−{2−メチルイミダゾリル
−(1)−エチル}−エイコンサンジオイルジアジドな
どが使用可能である。又これらイミダゾール化合物とエ
ポキシ樹脂を反応させ、付加物或いはマイクロカプセル
化したものも適宜選択して用いられ、一種又は二種以上
組み合わせて用いられる。
ール、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニ
ルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ル、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベン
ジル−2−エチルイミダゾール、1−ベンジル−2−エ
チル−5−メチルイミダゾール、2−フェニル−4−メ
チル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニ
ル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−メ
チルイミダゾールアジン、2−ヘプタデシルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2,4−ジアミノ−
6{2’−メチルイミダゾリル−(1)’}エチル−S
−トリアジン・イソシアヌール酸付加物、N,N’−{
2−メチルイミダゾリル−(1)−エチル}ドデカンジ
オイルジアジド、N,N’−{2−メチルイミダゾリル
−(1)−エチル}−エイコンサンジオイルジアジドな
どが使用可能である。又これらイミダゾール化合物とエ
ポキシ樹脂を反応させ、付加物或いはマイクロカプセル
化したものも適宜選択して用いられ、一種又は二種以上
組み合わせて用いられる。
【0026】溶剤としては、反応性エラストマー、エポ
キシ樹脂、およびシリコン変性エポキシ樹脂を、共に溶
解又は均一分散する溶剤であれば全て使用可能である。
キシ樹脂、およびシリコン変性エポキシ樹脂を、共に溶
解又は均一分散する溶剤であれば全て使用可能である。
【0027】具体的には、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、n−ブチルアルコール、酢酸エチル
、テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、ジアセトンエーテル、メチルセロソルブアセテ
ート、エチルセロソルブアセテート、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミドなどが挙げられ、溶解性・
作業性を考慮して単独あるいは二種以上を混合して用い
られる。
ン、メチルイソブチルケトン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、n−ブチルアルコール、酢酸エチル
、テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、ジアセトンエーテル、メチルセロソルブアセテ
ート、エチルセロソルブアセテート、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミドなどが挙げられ、溶解性・
作業性を考慮して単独あるいは二種以上を混合して用い
られる。
【0028】導電粒子としては、ニッケル、鉄、銅、ア
ルミニウム、錫、鉛、クロム、コバルト、銀、金などの
金属および金属酸化物、半田をはじめとする合金や、カ
ーボン、グラファイト、あるいはガラスやセラミック、
プラスチックなどの核材にメッキなどの方法によって金
属をコーティングした導電粒子などが挙げられる。耐候
性・信頼性の点からは、金、ニッケル、半田合金などの
金属をコーティングしたものが好ましい。
ルミニウム、錫、鉛、クロム、コバルト、銀、金などの
金属および金属酸化物、半田をはじめとする合金や、カ
ーボン、グラファイト、あるいはガラスやセラミック、
プラスチックなどの核材にメッキなどの方法によって金
属をコーティングした導電粒子などが挙げられる。耐候
性・信頼性の点からは、金、ニッケル、半田合金などの
金属をコーティングしたものが好ましい。
【0029】本発明に用いられる導電粒子の径は、接合
される回路の精度によっても変える必要があるが、隣接
する回路間の絶縁性を確保するためと接続の信頼性を確
保するためには、1〜10μmの範囲であることが必要
であり、さらに好ましくは3〜8μmの範囲で粒度分布
がシャープなものがより良好な信頼性を示す。
される回路の精度によっても変える必要があるが、隣接
する回路間の絶縁性を確保するためと接続の信頼性を確
保するためには、1〜10μmの範囲であることが必要
であり、さらに好ましくは3〜8μmの範囲で粒度分布
がシャープなものがより良好な信頼性を示す。
【0030】導電粒子の配合量は、3〜10体積%が良
く、好ましくは4〜6%の間で用いられる。配合量が3
体積%以下の場合、接合後安定した導通信頼性が得られ
ず、10体積%以上では隣接回路間の絶縁信頼性が劣る
場合が生じるので好ましくない。
く、好ましくは4〜6%の間で用いられる。配合量が3
体積%以下の場合、接合後安定した導通信頼性が得られ
ず、10体積%以上では隣接回路間の絶縁信頼性が劣る
場合が生じるので好ましくない。
【0031】以上のようにして、選択準備した樹脂材料
及び導電粒子を用いて異方導電フィルムを作製するが、
さらに樹脂溶液の安定性・相溶性、導電粒子の分散性向
上のために各種界面活性剤、消泡剤や、安定剤を適宜添
加してもよい。
及び導電粒子を用いて異方導電フィルムを作製するが、
さらに樹脂溶液の安定性・相溶性、導電粒子の分散性向
上のために各種界面活性剤、消泡剤や、安定剤を適宜添
加してもよい。
【0032】異方導電フィルムの作製方法は、次に示す
方法によって行なう。先ず、エポキシ樹脂及びシリコン
変性エポキシ樹脂を溶剤に溶解し、樹脂溶液を作製する
。次にエポキシ樹脂との反応性を有するエラストマーを
溶剤に溶解しエラストマー溶液を作製する。これらの樹
脂溶液を所定の配合比で混合し、均一に分散させる。 次に潜在性硬化剤を添加混合し、この中に、予め表面処
理をした導電粒子を秤取し、樹脂溶液中に均一に分散す
る迄十分攪拌混合する。更に必要に応じて各種の添加剤
を加え、溶剤で調整して固形分20〜30%の異方導電
フィルム用樹脂溶液を作製する。次にこの樹脂溶液を離
型処理を施したポリエステル系フィルム若しくはフッ素
樹脂系フィルムの上に流延・乾燥し、乾燥後の厚みが2
0〜50μmの異方導電フィルムを得る。
方法によって行なう。先ず、エポキシ樹脂及びシリコン
変性エポキシ樹脂を溶剤に溶解し、樹脂溶液を作製する
。次にエポキシ樹脂との反応性を有するエラストマーを
溶剤に溶解しエラストマー溶液を作製する。これらの樹
脂溶液を所定の配合比で混合し、均一に分散させる。 次に潜在性硬化剤を添加混合し、この中に、予め表面処
理をした導電粒子を秤取し、樹脂溶液中に均一に分散す
る迄十分攪拌混合する。更に必要に応じて各種の添加剤
を加え、溶剤で調整して固形分20〜30%の異方導電
フィルム用樹脂溶液を作製する。次にこの樹脂溶液を離
型処理を施したポリエステル系フィルム若しくはフッ素
樹脂系フィルムの上に流延・乾燥し、乾燥後の厚みが2
0〜50μmの異方導電フィルムを得る。
【0033】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0034】〔実施例1〕
エポキシ当量340のビスフェノールA型エポキシ樹脂
と平均分子量2,500両末端シラノールポリジメチル
シロキサンに、架橋剤としてのシランカップリング剤と
触媒とを加えて、MEK(メチルエチルケトン)中で8
0℃で加熱攪拌して、15%シリコン変性エポキシ樹脂
を作製し、更にMEKを加えて60%溶液を作製した。 この樹脂溶液80重量部(以下、添加量は全て重量部数
を表す)と、エポキシ当量340のビスフェノールA型
エポキシ樹脂20部及びカルボン酸変性アクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合体45部を、DMF(ジメチルホ
ルムアミド)30部とMEK(メチルエチルケトン)1
5部との混合溶剤に溶解して作製した反応性エラストマ
ー50%溶液90部と共に混合攪拌し、均一な樹脂溶液
を得た。
と平均分子量2,500両末端シラノールポリジメチル
シロキサンに、架橋剤としてのシランカップリング剤と
触媒とを加えて、MEK(メチルエチルケトン)中で8
0℃で加熱攪拌して、15%シリコン変性エポキシ樹脂
を作製し、更にMEKを加えて60%溶液を作製した。 この樹脂溶液80重量部(以下、添加量は全て重量部数
を表す)と、エポキシ当量340のビスフェノールA型
エポキシ樹脂20部及びカルボン酸変性アクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合体45部を、DMF(ジメチルホ
ルムアミド)30部とMEK(メチルエチルケトン)1
5部との混合溶剤に溶解して作製した反応性エラストマ
ー50%溶液90部と共に混合攪拌し、均一な樹脂溶液
を得た。
【0035】ここに、MCS(メチルセロソルブ)22
部に溶解した2−ウンデシルイミダゾール8部を混合し
た。導電粒子として、平均粒径10μm,最大粒径20
μm、最小粒径2μmの半田アトマイズ粉45gを均一
に分散させ、更にMEKによって全固形分が22%とな
るように希釈、異方導電フィルム用樹脂溶液を得た。
部に溶解した2−ウンデシルイミダゾール8部を混合し
た。導電粒子として、平均粒径10μm,最大粒径20
μm、最小粒径2μmの半田アトマイズ粉45gを均一
に分散させ、更にMEKによって全固形分が22%とな
るように希釈、異方導電フィルム用樹脂溶液を得た。
【0036】これを、シリコン樹脂で離型処理をほどこ
したポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥後の厚
みが25μmになるように塗膜を形成し、50℃で1時
間乾燥させ(キャリアフィルム付き)異方導電フィルム
を得た。
したポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥後の厚
みが25μmになるように塗膜を形成し、50℃で1時
間乾燥させ(キャリアフィルム付き)異方導電フィルム
を得た。
【0037】〔実施例2〕
エポキシ当量195のビスフェノールA型エポキシ樹脂
と平均分子量3200の末端シラノールポリジメチルシ
ロキサンに、シランカップリング剤と触媒を添加し、ト
ルエン中で100℃で3時間加熱反応させ、変性率7%
のシリコン変性エポキシ樹脂を得、更にトルエンを加え
て65%樹脂溶液を調整した。この樹脂溶液80部と、
アセチル化度3%以下、アセタール化度65mol%の
ポリビニルアセタール樹脂をトルエンに溶解して得られ
た30%溶液80部と、N,N’−{2−メチルイミダ
ゾリル−(1)−エチル}−エイコサンジオイルジアジ
ド12部を混合し均一に分散する。
と平均分子量3200の末端シラノールポリジメチルシ
ロキサンに、シランカップリング剤と触媒を添加し、ト
ルエン中で100℃で3時間加熱反応させ、変性率7%
のシリコン変性エポキシ樹脂を得、更にトルエンを加え
て65%樹脂溶液を調整した。この樹脂溶液80部と、
アセチル化度3%以下、アセタール化度65mol%の
ポリビニルアセタール樹脂をトルエンに溶解して得られ
た30%溶液80部と、N,N’−{2−メチルイミダ
ゾリル−(1)−エチル}−エイコサンジオイルジアジ
ド12部を混合し均一に分散する。
【0038】ここに実施例1と同じ半田アトマイズ粉4
0部を添加、均一に分散せしめ、更にトルエンを添加し
て、樹脂固形分22%の溶液を得た。この樹脂溶液を厚
み50μmのFEP(4フッ化エチレン−6フッ化プロ
ピレン共重合体)フィルム上に、流延・乾燥し、厚み2
5μmの異方導電フィルムを得た。
0部を添加、均一に分散せしめ、更にトルエンを添加し
て、樹脂固形分22%の溶液を得た。この樹脂溶液を厚
み50μmのFEP(4フッ化エチレン−6フッ化プロ
ピレン共重合体)フィルム上に、流延・乾燥し、厚み2
5μmの異方導電フィルムを得た。
【0039】〔比較例1〕
実施例1のシリコン変性エポキシ樹脂の代わりに、エポ
キシ当量が約600のエポキシ樹脂を使用する以外は、
実施例1と全く同様にして異方導電フィルムを作製した
。
キシ当量が約600のエポキシ樹脂を使用する以外は、
実施例1と全く同様にして異方導電フィルムを作製した
。
【0040】〔比較例2〕
実施例2に用いた反応性エラストマーの代わりに、エポ
キシ当量が195及び640のビスフェノール型エポキ
シ樹脂を、それれぞれ45g、15gをMEK/MIB
K=1/1の混合溶媒60gに溶解して作製した50%
エポキシ樹脂溶液120部と、潜在性硬化剤であるN,
N’−{2−メチルイミダゾリル−(1)−エチル}−
エイコサンジオイルジアミドを20部用いた以外は、実
施例2と全く同様にして、異方導電フィルムを作製した
。
キシ当量が195及び640のビスフェノール型エポキ
シ樹脂を、それれぞれ45g、15gをMEK/MIB
K=1/1の混合溶媒60gに溶解して作製した50%
エポキシ樹脂溶液120部と、潜在性硬化剤であるN,
N’−{2−メチルイミダゾリル−(1)−エチル}−
エイコサンジオイルジアミドを20部用いた以外は、実
施例2と全く同様にして、異方導電フィルムを作製した
。
【0041】〔比較例3〕
エポキシ当量195のビスフェノールA型エポキシ樹脂
75部とエポキシ当量640のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂15部を、MEK/MIBK=1/1の混合溶
剤60部に溶解して60%エポキシ樹脂溶液を作製した
。このエポキシ樹脂溶液100部に、2−ウンデシルイ
ミダゾール6部をMCS24部に溶解して添加混合し、
均一な樹脂溶液とした。
75部とエポキシ当量640のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂15部を、MEK/MIBK=1/1の混合溶
剤60部に溶解して60%エポキシ樹脂溶液を作製した
。このエポキシ樹脂溶液100部に、2−ウンデシルイ
ミダゾール6部をMCS24部に溶解して添加混合し、
均一な樹脂溶液とした。
【0042】この樹脂溶液に、導電粒子として実施例1
と同じ平均粒径10μm、最大粒径20μm、最小粒径
2μmの半田アトマイズ粉35gを均一分散させ、更に
MEK/MIBK混合溶剤で全固形分が24%となるよ
うに希釈、異方導電フィルム用樹脂溶液を得た。これを
シリコン樹脂で離型処理を施したポリエチレンテレフタ
レートフィルムに、乾燥後の厚みが25μmになるよう
に塗膜を形成し、50℃で1時間乾燥し、異方導電フィ
ルムを得た。
と同じ平均粒径10μm、最大粒径20μm、最小粒径
2μmの半田アトマイズ粉35gを均一分散させ、更に
MEK/MIBK混合溶剤で全固形分が24%となるよ
うに希釈、異方導電フィルム用樹脂溶液を得た。これを
シリコン樹脂で離型処理を施したポリエチレンテレフタ
レートフィルムに、乾燥後の厚みが25μmになるよう
に塗膜を形成し、50℃で1時間乾燥し、異方導電フィ
ルムを得た。
【0043】以上のようにして得られた4種の異方導電
フィルムを、テストパターン(基板厚さ0.5mm、銅
箔厚さ18μm、回路幅0.1mm、回路間隔0.1m
m、パターン表面はNi/Au〔5/1μ〕メッキ)に
3mm×30mmの大きさに仮止めし、キャリアフィル
ムを剥がした後、全面にITO膜(インジウム/スズ酸
化膜)を形成した1.1mmのガラス板表面に、150
℃で1分間圧着した。次にこれらの試験片を、光弾性実
験装置を用いて回路基板の圧着部について、ガラス端面
から光を入射し、光路差をコンペンセーターで測定し、
圧着面にかかる応力値を測定した。その結果を表1に示
す。
フィルムを、テストパターン(基板厚さ0.5mm、銅
箔厚さ18μm、回路幅0.1mm、回路間隔0.1m
m、パターン表面はNi/Au〔5/1μ〕メッキ)に
3mm×30mmの大きさに仮止めし、キャリアフィル
ムを剥がした後、全面にITO膜(インジウム/スズ酸
化膜)を形成した1.1mmのガラス板表面に、150
℃で1分間圧着した。次にこれらの試験片を、光弾性実
験装置を用いて回路基板の圧着部について、ガラス端面
から光を入射し、光路差をコンペンセーターで測定し、
圧着面にかかる応力値を測定した。その結果を表1に示
す。
【0044】また、作業性、信頼性評価結果を表2に示
す。作業性、初期特性等については、シリコン変性エポ
キシ樹脂、反応性エラストマーを使用しない場合と比較
して遜色ない結果であったが、表1に示すように、本発
明による異方導電フィルムはその硬化後、接着界面に残
留する応力値はシリコン変性エポキシ樹脂と反応性エラ
ストマーの組合せによって、これらを使用しない場合と
比較して約1/3〜1/10の大きさに大幅に減少して
いた。
す。作業性、初期特性等については、シリコン変性エポ
キシ樹脂、反応性エラストマーを使用しない場合と比較
して遜色ない結果であったが、表1に示すように、本発
明による異方導電フィルムはその硬化後、接着界面に残
留する応力値はシリコン変性エポキシ樹脂と反応性エラ
ストマーの組合せによって、これらを使用しない場合と
比較して約1/3〜1/10の大きさに大幅に減少して
いた。
【0045】又、反応性エラストマーを適宜選択使用す
ることで、所謂リペア性についても良好であり、更に又
、信頼性特にTC(温度サイクルテスト、−30⇔RT
⇔80℃)において、シリコン変性エポキシ樹脂、反応
性エラストマーを使用しない樹脂系で作製したフィルム
が100サイクル未満で不良(導電不良)を発生したの
に比較し、本発明によるフィルムによれば、500サイ
クル以上まで安定であった。その他の特性は通常の熱硬
化タイプ異方導電フィルムと大差ないものであった。
ることで、所謂リペア性についても良好であり、更に又
、信頼性特にTC(温度サイクルテスト、−30⇔RT
⇔80℃)において、シリコン変性エポキシ樹脂、反応
性エラストマーを使用しない樹脂系で作製したフィルム
が100サイクル未満で不良(導電不良)を発生したの
に比較し、本発明によるフィルムによれば、500サイ
クル以上まで安定であった。その他の特性は通常の熱硬
化タイプ異方導電フィルムと大差ないものであった。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明の異方導電フィルムは、貯蔵安定
性、硬化性、リペア性などの諸特性を低下させることな
く、硬化後に接着界面に残留する応力値を大幅に減少さ
せることが出来、微細な回路同志の信頼姓の高い電気的
接続を実現することが出来、マイクロ接合用の異方導電
フィルムとして有用である。
性、硬化性、リペア性などの諸特性を低下させることな
く、硬化後に接着界面に残留する応力値を大幅に減少さ
せることが出来、微細な回路同志の信頼姓の高い電気的
接続を実現することが出来、マイクロ接合用の異方導電
フィルムとして有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】エポキシ樹脂、シリコン変性エポキシ樹脂
、反応性エラストマー、潜在性硬化剤、およびこれらを
溶解する溶剤と、これらの樹脂固形分に対して3〜10
体積%の導電性粒子を含む混合物溶液を、キャリアフィ
ルム上に流延・乾燥し、製膜してなる事を特徴とする異
方導電フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02417745A JP3085714B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 異方導電フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02417745A JP3085714B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 異方導電フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04218210A true JPH04218210A (ja) | 1992-08-07 |
| JP3085714B2 JP3085714B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=18525793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02417745A Expired - Fee Related JP3085714B2 (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | 異方導電フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085714B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-17 JP JP02417745A patent/JP3085714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3085714B2 (ja) | 2000-09-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |