JPH04218424A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Publication number
JPH04218424A
JPH04218424A JP2403693A JP40369390A JPH04218424A JP H04218424 A JPH04218424 A JP H04218424A JP 2403693 A JP2403693 A JP 2403693A JP 40369390 A JP40369390 A JP 40369390A JP H04218424 A JPH04218424 A JP H04218424A
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JP
Japan
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cooling water
heat
path
engine
heat exchanger
Prior art date
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Pending
Application number
JP2403693A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Kokubo
彰久 小久保
Yoshitaka Tomatsu
義貴 戸松
Kazutoshi Nishizawa
一敏 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04218424A publication Critical patent/JPH04218424A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00478Air-conditioning devices using the Peltier effect
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00492Heating, cooling or ventilating devices comprising regenerative heating or cooling means, e.g. heat accumulators

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄熱タンクまたは蓄冷
タンクを内蔵した熱交換器を通風ダクト内に配置した車
両用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭61−1716
05号公報や、特開昭60−193914号公報等にお
いては、例えば通風ダクト外に配置された保温タンクま
たは蓄熱タンク内で蓄熱または蓄冷されたエンジン冷却
水を通風ダクト内の冷媒蒸発器の下流側に配置されたヒ
ータコアのチューブ内に供給し、通風ダクト内を通過す
る空気と熱交換させることによって車室内の急速暖房ま
たは急速冷房を行う車両用空気調和装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
は、熱媒体として熱容量の大きなエンジン冷却水のみを
利用しているので、例えば保温タンクまたは蓄熱タンク
からヒータコアのチューブまでの配管が長かったり、保
温タンクまたは蓄熱タンクの保温力が弱かったりすると
、車室内の急速暖房または急速冷房の即効性が低下する
という課題があった。
【0004】本発明は、熱容量の大きなエンジン冷却水
を利用して車室内の急速暖房または急速冷房を行う装置
において、車室内の急速暖房と急速冷房の即効性の低下
を補うことが可能な車両用空気調和装置の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1〕  本発明
は、車室内に向かって空気を送るための通風ダクトと、
この通風ダクト内を通過する空気とエンジン冷却水とを
熱交換させる複数のチューブ、これらのチューブに並列
接続され、内部に流入した前記エンジン冷却水を蓄熱す
る蓄熱タンク、および前記複数のチューブに並列して配
設され、通電されると前記通風ダクト内を通過する空気
を加熱する複数のペルチェ素子を有し、前記通風ダクト
内に配置された熱交換器と、この熱交換器から流出した
エンジン冷却水を前記エンジンを通して前記熱交換器に
戻す第1経路、ならびに前記熱交換器から流出したエン
ジン冷却水を前記エンジンを迂回するバイパス配管を通
して前記熱交換器に戻す第2経路を有する冷却水回路と
、前記第2経路内に水流を発生させるポンプと、前記第
1経路と前記第2経路とを切り換える切換手段と、前記
切換手段を制御して前記第1経路に切り換える通常暖房
モード、ならびに前記ポンプを作動させ、前記複数のペ
ルチェ素子を通電するとともに、前記切換手段を制御し
て前記第2経路に切り換える急速暖房モードに設定する
制御手段とを備えた技術手段を採用した。
【0006】〔請求項2〕  本発明は、車室内に向か
って空気を送るための通風ダクトと、この通風ダクト内
に配置され、前記通風ダクト内を通過する空気を冷却す
る冷却手段と、前記通風ダクト内を通過する空気とエン
ジン冷却水とを熱交換させる複数のチューブ、これらの
チューブに並列接続され、内部に流入した前記エンジン
冷却水を蓄冷する蓄冷タンク、ならびに前記複数のチュ
ーブに並列して配設され、通電されると前記通風ダクト
内を通過する空気を冷却する複数のペルチェ素子を有し
、前記通風ダクト内の前記冷却手段の下流側に配置され
た熱交換器と、この熱交換器から流出したエンジン冷却
水を前記エンジンを通して前記熱交換器に戻す第1経路
、および前記熱交換器から流出したエンジン冷却水を前
記エンジンを迂回するバイパス配管を通して前記熱交換
器に戻す第2経路を有する冷却水回路と、前記第2経路
内に水流を発生させるポンプと、前記第1経路と前記第
2経路とを切り換える切換手段と、前記冷却手段および
前記ポンプを作動させるとともに、前記切換手段を制御
して前記第2経路に切り換える通常冷房モード、ならび
に前記冷却手段および前記ポンプを作動させるとともに
、前記複数のペルチェ素子を通電し、前記切換手段を制
御して前記第2経路に切り換える急速冷房モードに設定
する制御手段とを備えた技術手段を採用した。
【0007】
【作用】〔請求項1〕  (通常暖房モード)  制御
手段によって、切換手段を制御して冷却水回路を第1経
路に切り換えると、エンジンで温められたエンジン冷却
水が通風ダクト内に配置された熱交換器の複数のチュー
ブ内または蓄熱タンク内に流入する。このため、通風ダ
クト内を通過する空気は、複数のチューブ内を通過する
エンジン冷却水により加熱された後に、車室内に送り込
まれて車室内を暖房する。一方、複数のチューブ内を通
過したエンジン冷却水は、熱交換器から流出した後にエ
ンジンに流入する。そして、再度エンジンにより温めら
れたエンジン冷却水は、再度複数のチューブ内または蓄
熱タンク内に流入する。この結果、蓄熱タンク内に高温
のエンジン冷却水が蓄熱されることとなる。
【0008】(急速暖房モード)  制御手段によって
、複数のペルチェ素子を通電すると、通風ダクト内を通
過する空気が複数のペルチェ素子により直接加熱される
。 さらに、制御手段によって、ポンプを作動させ、且つ切
換手段を制御して冷却水回路を第2経路に切り換えると
、第2経路内をエンジン冷却水がポンプの圧送力により
循環する。よって、蓄熱タンク内で通常暖房モード時に
蓄熱されていた高温のエンジン冷却水は、蓄熱タンクを
流出して熱交換器から流出する。そして、熱交換器から
流出した高温のエンジン冷却水は、エンジンに戻されず
にバイパス配管を通って複数のチューブ内または蓄熱タ
ンク内に流入する。このため、通風ダクト内を通過する
空気は、複数のチューブ内を通過する高温のエンジン冷
却水によっても加熱される。この結果、複数のペルチェ
素子により加熱された空気が車室内に送り込まれること
によって車室内が急速暖房される。
【0009】〔請求項2〕  (通常冷房モード)  
制御手段によって、冷却手段を作動させると、通風ダク
ト内を通過する空気が冷却手段により冷却された後、熱
交換器に送られる。さらに、制御手段によって、ポンプ
を作動させ、且つ切換手段を制御して冷却水回路を第2
経路に切り換えると、ポンプにより圧送されたエンジン
冷却水が、通風ダクト内に配置された熱交換器の複数の
チューブ内または蓄冷タンク内に流入する。このため、
冷却手段により冷却された空気は、複数のチューブ内を
通過するエンジン冷却水を冷却した後に、車室内に送り
込まれて車室内を冷房する。一方、複数のチューブ内で
冷却されたエンジン冷却水は、熱交換器から流出して、
エンジンを迂回するバイパス配管を通って、再度複数の
チューブ内または蓄冷タンク内に流入する。この結果、
蓄冷タンク内に低温のエンジン冷却水が蓄冷されること
となる。
【0010】(急速冷房モード)  制御手段によって
、複数のペルチェ素子を通電すると、通風ダクト内を通
過する空気が複数のペルチェ素子により直接冷却される
。 さらに、制御手段によって、冷却手段およびポンプを作
動させ、且つ切換手段を制御して冷却水回路を第2経路
に切り換える。すると、蓄冷熱タンク内で通常冷房モー
ド時に蓄冷されていた低温のエンジン冷却水は、ポンプ
の圧送力により熱交換器から流出する。そして、熱交換
器から流出した低温のエンジン冷却水は、エンジンを迂
回するバイパス配管を通って複数のチューブ内または蓄
冷タンク内に流入する。このため、通風ダクト内を通過
する空気は、複数のチューブ内を通過する低温のエンジ
ン冷却水によっても冷却される。この結果、複数のペル
チェ素子により冷却された空気が車室内に送り込まれる
ことによって車室内が急速冷房される。
【0011】
【発明の効果】〔請求項1〕  本発明は、複数のペル
チェ素子により直接、通風ダクト内を通過する空気を加
熱することによって、熱容量の大きなエンジン冷却水を
利用して急速暖房を行う装置の急速暖房の即効性の低下
を補うことができる。この結果、従来の技術と比較して
、車室内の急速的な暖房効果を向上させることができる
【0012】〔請求項2〕  本発明は、複数のペルチ
ェ素子により直接、通風ダクト内を通過する空気を冷却
することによって、熱容量の大きなエンジン冷却水を利
用して急速暖房を行う装置の急速冷房の即効性の低下を
補うことができる。この結果、従来の技術と比較して、
車室内の急速的な冷房効果を向上させることができる。
【0013】
【実施例】本発明の車両用空気調和装置を図1ないし図
5に示す一実施例に基づき説明する。図1は自動車用冷
暖房装置の主要部の構造を示した概略図で、図2は自動
車用冷暖房装置の全体構造を示した概略図である。
【0014】この自動車用冷暖房装置1は、本発明の車
両用空気調和装置であって、通風ダクト2、冷凍サイク
ル3、熱交換器4、冷却水回路5および制御回路6を備
える。
【0015】通風ダクト2は、自動車の車室内に空調空
気を送るもので、上流側にブロワ7を収納している。こ
のブロワ7は、通電されると通風ダクト2内に車室に向
かう空気流を発生させる。
【0016】冷凍サイクル3は、冷媒圧縮機(図示せず
)、冷媒凝縮器(図示せず)、減圧装置(図示せず)、
冷媒蒸発器8などからなる周知の構造である。冷媒蒸発
器8は、本発明の冷却手段であって、電磁クラッチ(図
示せず)が通電されることによって冷媒圧縮機がエンジ
ン9に回転駆動されることにより内部に流入する冷媒と
通過する空気とを熱交換して空気を冷却する。
【0017】熱交換器4は、図3に示すように、熱交換
ユニット10、入口側タンク11、出口側タンク12、
中間タンク13および2つの蓄冷熱タンク14を有し、
通風ダクト2内の冷媒蒸発器8の下流に配置されている
。なお、熱交換ユニット10は、複数の行きチューブ1
5、複数の戻りチューブ16、複数のコルゲートフィン
17、2つの伝熱板18および2組のペルチェユニット
19から構成されている。
【0018】入口側タンク11は、一方の蓄冷熱タンク
14および複数の行きチューブ15の図示上端部に接続
されている。この入口側タンク11は、冷却水回路5か
ら流入したエンジン冷却水を、一方の蓄冷熱タンク14
および複数の行きチューブ15に流出する。
【0019】出口側タンク12は、他方の蓄冷熱タンク
14および複数の戻りチューブ16の図示上端部に接続
されている。この出口側タンク12は、他方の蓄冷熱タ
ンク14および複数の戻りチューブ16から流入したエ
ンジン冷却水を冷却水回路5に流出する。
【0020】中間タンク13は、一方の蓄冷熱タンク1
4および複数の行きチューブ15の図示下端部と他方の
蓄冷熱タンク14および複数の戻りチューブ16の図示
下端部とに接続されている。この中間タンク13は、一
方の蓄冷熱タンク14および複数の行きチューブ15か
ら流入したエンジン冷却水を他方の蓄冷熱タンク14お
よび複数の戻りチューブ16に流出する。
【0021】2つの蓄冷熱タンク14は、複数の行きチ
ューブ15および複数の戻りチューブ16の外側に並列
的に配置され、複数の行きチューブ15および複数の戻
りチューブ16に対して並列接続されている。これらの
蓄冷熱タンク14は、2枚の金属または耐水性の樹脂製
プレート(図示せず)間に断熱材(図示せず)を挟み込
んだ構造で、これにより内部と外部とを断熱している。 一方の蓄冷熱タンク14は、入口側タンク11と中間タ
ンク13との間に接続され、内部に流入したエンジン冷
却水の温度を保ちながらそのエンジン冷却水を貯留する
。他方の蓄冷熱タンク14は、中間タンク13と出口側
タンク12との間に接続され、内部に流入したエンジン
冷却水の温度を保ちながらそのエンジン冷却水を貯留す
る。なお、入口側タンク11、出口側タンク12、中間
タンク13、2つの蓄冷熱タンク14および2組のペル
チェユニット19は、外部と内部とを断熱する複数の断
熱材20により囲まれている。
【0022】複数の行きチューブ15は、入口側タンク
11と中間タンク13とを連通し、複数の戻りチューブ
16は、中間タンク13と出口側タンク12とを連通す
る。これらの行きチューブ15および戻りチューブ16
は、並列的に配置され、通風ダクト2内を通過する空気
と内部を流れるエンジン冷却水とを熱交換する。また、
複数の行きチューブ15および複数の戻りチューブ16
の両端部は、それぞれ仕切り板21を介して入口側タン
ク11、出口側タンク12および中間タンク13にろう
付け等により接合されている。その仕切り板21には、
蓄冷熱タンク14、複数の行きチューブ15および複数
の戻りチューブ16に対応した対置に、入口側タンク1
1、出口側タンク12および中間タンク13の内部と蓄
冷熱タンク14、複数の行きチューブ15および複数の
戻りチューブ16の内部とを連通させ連通穴22が形成
されている。
【0023】複数のコルゲートフィン17は、複数の行
きチューブ15、複数の戻りチューブ16および2つの
伝熱板18の間にそれぞれ配設されている。また、これ
らのコルゲートフィン17は、複数の行きチューブ15
、複数の戻りチューブ16および2つの伝熱板18にろ
う付け等により接合されている。
【0024】2つの伝熱板18は、多数の板ばね片23
が外側に向かって切り起こされている。これらの伝熱板
18は、熱交換ユニット10を通過する空気に2組のペ
ルチェユニット19の熱エネルギーを伝熱する。
【0025】2組のペルチェユニット19は、複数のP
形半導体24と複数のN形半導体25とを複数の内側導
電板(伝熱部)26および複数の外側導電板27により
複数のペルチェ素子28を連設したものである。これら
のペルチェユニット19は、N形半導体25から内側導
電板26を介してP形半導体24に向かって電流が流れ
た場合、すなわち、第1通電方向に電流が流れた場合に
、内側導電板26で熱が吸熱され、外側導電板27で同
熱量の熱が発生する。逆に、P形半導体24から内側導
電板26を介してN形半導体25に向かって電流が流れ
た場合、すなわち、第2通電方向に電流が流れた場合に
は、内側導電板26で熱が発生し、外側導電板27で熱
が吸熱される。
【0026】これらのペルチェユニット19を熱交換器
4に組み込む際には、図4に示すように、蓄冷熱タンク
14とコルゲートフィン17との間に形成された口の字
状の溝部29内に、図4に示す矢印方向に押し込んで熱
交換器4に装着される。このとき、伝熱板18から溝部
29側に突出した複数の板ばね片23を倒しながら溝部
29内にペルチェユニット19を挿入することによって
、それらの板ばね片23の弾性力により伝熱板18とペ
ルチェユニット19の内側導電板26との密着性が高く
保たれる。
【0027】冷却水回路5は、第1経路30および第2
経路31を有し、エンジン9、ラジエータ32、サーモ
スタット33およびウォータポンプ34を環状に接続し
、エンジン9、三方弁35、熱交換器4およびウォータ
ポンプ34を環状に接続し、補助ポンプ36および熱交
換器4を環状に接続するものである。
【0028】第1経路30は、エンジン9と熱交換器4
とを環状に接続することによって、熱交換器4から流出
したエンジン冷却水をエンジン9を通して再度熱交換器
4に戻す経路である。第2経路31は、エンジン9を迂
回する(冷却水回路5をショートサーキットする)バイ
パス配管37と熱交換器4とを環状に接続することによ
って、熱交換器4から流出したエンジン冷却水をバイパ
ス配管37を通して再度熱交換器4に戻す経路である。
【0029】ウォータポンプ34は、エンジン9により
回転駆動されると、第1経路30内でエンジン冷却水を
循環させる。三方弁35は、本発明の切換手段であって
、制御回路6により通電制御される電磁式アクチュエー
タ38に開閉弁される。この三方弁35は、開弁する(
図1において実線で示す側に切り換えられる)と、冷却
水回路5の経路を第1経路30に切り換える。また、こ
の三方弁35は、閉弁する(図1において破線で示す側
に切り換えられる)と、冷却水回路5の経路を第2経路
31に切り換える。補助ポンプ36は、本発明のポンプ
であって、バイパス配管37に配置され、通電されると
第2経路31内でエンジン冷却水を循環させる。
【0030】制御回路6は、冷房スイッチ39、手動ス
イッチ40、エンジン冷却水温センサ41、外気温セン
サ42、タンク内水温センサ43および吹出温度センサ
44から出力される信号に応じて、冷凍サイクル3の電
磁クラッチ、ブロワ7、複数のペルチェ素子28、補助
ポンプ36および電磁式アクチュエータ38への通電(
ON)および通電の停止(OFF)を制御する。冷房ス
イッチ39は、通常冷房モードまたは急速冷房モードの
起動スイッチである。手動スイッチ40は、急速暖房モ
ードの起動スイッチである。エンジン冷却水温センサ4
1は、エンジン9内のエンジン冷却水温を検出するもの
である。外気温センサ42は、車室外の空気温度、つま
り外気温を検出するものである。タンク内水温センサ4
3は、蓄冷熱タンク14内のエンジン冷却水温を検出す
るものである。吹出温度センサ44は、冷媒蒸発器8か
ら吹き出された吹出空気温度を検出するものである。
【0031】また、制御回路6は、通常冷房モード時に
三方弁35を閉弁(電磁式アクチュエータ38をOFF
)し、補助ポンプ36をONし、複数のペルチェ素子2
8をOFFする。また、急速冷房モード時には、三方弁
35を閉弁し、補助ポンプ36をONし、複数のペルチ
ェ素子28をON(第1通電方向)する。さらに、通常
暖房時には、三方弁35を開弁(電磁式アクチュエータ
38をON)し、補助ポンプ36をOFFし、複数のペ
ルチェ素子28をOFFする。そして、急速暖房モード
時には、三方弁35を閉弁し、補助ポンプ36をONし
、複数のペルチェ素子28をON(第2通電方向)する
【0032】図5は制御回路6の作動の一例を表す作動
フローチャートである。初めに、初期設定を行った(ス
テップS1)後に、エンジン9内のエンジン冷却水温(
Twe)、外気温(Ta)、蓄冷熱タンク14内のエン
ジン冷却水温(Twt)および冷媒蒸発器8から吹き出
された吹出空気温度(Tao)を検出する(ステップS
2)。そして、冷房スイッチ39がONされているか否
かを判断する(ステップS3)。冷房スイッチ39がO
Nされている(Yes)時、三方弁35が閉弁状態であ
るか否かを判断する(ステップS4)。三方弁35が閉
弁状態ではない(No)時、通常暖房モードに設定する
(ステップS5)。
【0033】ステップS4において、三方弁35が閉弁
状態である(Yes)時、吹出空気温度(Tao)とエ
ンジン冷却水温(Twt)との差が所定温度(例えば3
0℃)より大きいか否かを判断する(ステップS6)。 (Tao−Twt)>30℃ではない(No)時、通常
冷房モードに設定する(ステップS7)。
【0034】ステップS6において、(Tao−Twt
)>30℃である(Yes)時、急速冷房モードに設定
して(ステップS8)、再度ステップS6の制御を行う
【0035】ステップS3において、冷房スイッチ39
がONされていない(No)時、手動スイッチ40がO
FFされているか否かを判断する(ステップS9)。手
動スイッチ40がOFFされていない(No)時、エン
ジン冷却水温(Twe)が所定水温(例えば40℃)よ
り低いか否かを判断する(ステップS10)。Twe<
40℃ではない(No)時、ステップS5の制御を行う
【0036】ステップS10において、Twe<40℃
である(Yes)時、急速暖房モードに設定して(ステ
ップS11)、再度ステップS10の制御を行う。
【0037】ステップS9において、手動スイッチ40
がOFFされている(Yes)時、外気温(Ta)が所
定温度(例えば25℃)より低いか否かを判断する(ス
テップS12)。Ta<25℃である(Yes)時、ス
テップS10の制御を行い、Ta<25℃ではない(N
o)時、制御を終了する。
【0038】この自動車用冷暖房装置1の作用を図1な
いし図4に基づき説明する。
【0039】(通常冷房モード時の作用)  通常冷房
モードに設定されると、まず電磁クラッチが通電されて
エンジン9によって冷媒圧縮機が回転駆動され、さらに
ブロワ7が通電されて通風ダクト2内に車室内に向かう
空気流が発生する。このため、冷媒蒸発器8において、
内部を流れる冷媒と通風ダクト2内を流れる空気とが熱
交換することによって通風ダクト2内を流れる空気が冷
却される。さらに、電磁式アクチュエータ38を通電す
ることにより三方弁35を閉弁して冷却水回路5を第2
経路31に切り換えるとともに、補助ポンプ36を通電
することによって、図1の実線で示したように、補助ポ
ンプ36の圧送力により第2経路31内にエンジン冷却
水の循環流ができる。よって、バイパス配管37内のエ
ンジン冷却水は、熱交換器4の入口側タンク11内に流
入した後に複数の行きチューブ15、中間タンク13お
よび複数の戻りチューブ16内を流れて出口側タンク1
2内に流入する。あるいは、一方の蓄冷熱タンク14、
中間タンク13および他方の蓄冷熱タンク14を通って
出口側タンク12内に流入する。このため、冷媒蒸発器
8を通過する際に冷却された空気は、熱交換ユニット1
0内に流入した際に、複数の行きチューブ15内および
複数の戻りチューブ16内を流れるエンジン冷却水を冷
却する。その後に、熱交換ユニット10から流出した空
気が車室内に送り込まれることによって車室内が冷房さ
れる。
【0040】一方、複数の行きチューブ15内および複
数の戻りチューブ16内で冷媒蒸発器8から吹き出され
た空気により冷却された低温のエンジン冷却水は、出口
側タンク12から熱交換器4の外部に流出した後に、バ
イパス配管37を通って再度入口側タンク11内に戻る
。そして、低温のエンジン冷却水は、再度複数の行きチ
ューブ15内および複数の戻りチューブ16内に流入し
てさらに空気により冷却されながら第2経路31内を循
環する。なお、通常冷房モードによる冷房運転が終了し
た際に、2つの蓄冷熱タンク14内に貯留されているエ
ンジン冷却水は、これらのタンクが断熱材20によりコ
の字状に囲まれているので保温され、外気温が非常に高
くても低温状態に保たれる。この結果、2つの蓄冷熱タ
ンク14内に低温のエンジン冷却水が蓄冷される。
【0041】(急速冷房モード時の作用)  急速冷房
モードに設定されると、通常冷房モードと同様に、図1
の実線で示したように、第2経路31内にエンジン冷却
水の循環流ができる。その上、2組のペルチェユニット
19の複数のペルチェ素子28に第1通電方向の電流が
流される。複数のペルチェ素子28は、第1通電方向に
電流が流されると、内側導電板24で熱が吸収される。 このため、伝熱板18を介して熱交換ユニット10を通
過する空気を複数のペルチェ素子28によって直接冷却
される。また、2つの蓄冷熱タンク14内で通常冷房モ
ード時に蓄冷されていた低温のエンジン冷却水は、第2
経路31内を循環して入口側タンク11から複数の行き
チューブ15内および複数の戻りチューブ16内に流入
した際に、例えば冷房初期で冷媒蒸発器8を通過しても
未だ高温の空気を冷却する。この結果、2組のペルチェ
ユニット19と蓄冷されたエンジン冷却水とによって冷
却された空気が車室内に送り込まれることによって車室
内が急速冷房される。
【0042】(通常暖房モード時の作用)  通常暖房
モードに設定されると、電磁式アクチュエータ38の通
電を停止することにより三方弁35を開弁して冷却水回
路5を第1経路30に切り換えることによって、図1の
破線で示したように、ウォータポンプ34の圧送力によ
り第1経路30内にエンジン9で温められた高温のエン
ジン冷却水を循環させる。よって、高温のエンジン冷却
水は、熱交換器4の入口側タンク11内に流入した後に
複数の行きチューブ15、中間タンク13および複数の
戻りチューブ16内を流れて出口側タンク12内に流入
する。あるいは、一方の蓄冷熱タンク14、中間タンク
13および他方の蓄冷熱タンク14を通って出口側タン
ク12内に流入する。このため、通風ダクト2内を通過
する冷たい空気は、熱交換ユニット10内に流入した際
に、複数の行きチューブ15内および複数の戻りチュー
ブ16内を流れる高温のエンジン冷却水により加熱され
、高温の空気となる。そして、この高温の空気は、熱交
換ユニット10から流出した後に、車室内に送り込まれ
ることによって車室内が暖房される。
【0043】一方、複数の行きチューブ15内および複
数の戻りチューブ16内で冷たい空気と熱交換したエン
ジン冷却水は、出口側タンク12から熱交換器4の外部
に流出した後に、エンジン9により再度温められて高温
のエンジン冷却水となる。この高温のエンジン冷却水は
、再度入口側タンク11から再度複数の行きチューブ1
5内および複数の戻りチューブ16内に流入して、再び
空気を加熱する。なお、通常暖房モードによる暖房運転
が終了した際に、2つの蓄冷熱タンク14内に貯留され
ているエンジン冷却水は、これらのタンクが断熱材20
により囲まれているので保温され、外気温が非常に低く
ても高温状態に保たれる。この結果、2つの蓄冷熱タン
ク14内に高温のエンジン冷却水が蓄熱される。
【0044】(急速暖房モード時の作用)  急速暖房
モードに設定されると、三方弁35が閉弁して冷却水回
路5を第2経路31に切り換えることによって、図1の
実線で示したように、第2経路31内にエンジン冷却水
の循環流ができる。その上、2組のペルチェユニット1
9の複数のペルチェ素子28に第2通電方向の電流が流
される。複数のペルチェ素子28は、第2通電方向に電
流が流されると、内側導電板24で熱が発生する。この
ため、伝熱板18を介して熱交換ユニット10を通過す
る空気を複数のペルチェ素子28によって直接加熱する
ことができる。また、2つの蓄冷熱タンク14内で通常
暖房モード時に蓄熱されていた高温のエンジン冷却水は
、第2経路31内を循環して入口側タンク11から複数
の行きチューブ15内および複数の戻りチューブ16内
に流入した際に、例えば暖房初期でかなり低温の空気を
加熱する。この結果、2組のペルチェユニット19と蓄
熱されたエンジン冷却水とによって加熱された空気が車
室内に送り込まれることによって車室内が急速暖房され
る。
【0045】以上のように、この自動車用冷暖房装置1
は、熱交換ユニット10を通過する空気を、蓄冷および
蓄熱されたエンジン冷却水によって熱交換させて冷却お
よび加熱するだけでなく、2組のペルチェユニット19
によって冷却および加熱することができる。このため、
蓄冷および蓄熱されたエンジン冷却水のみによって熱交
換させる従来の技術と比較して、冷却水回路5の第2経
路31の配管が長くても、車室内の急速的な冷房効果と
急速的な暖房効果を得ることができる。
【0046】また、通風ダクト2内に配置された熱交換
器4に蓄冷熱タンク14およびペルチェユニット19を
組み込むことによって装置の大きさを小さくすることが
できる。さらに、冷却水回路5には、補助ポンプ36お
よびバイパス配管37を追加するだけでよいので、通風
ダクト外に配置された保温タンクまたは蓄熱タンクを追
加した従来技術より冷却水回路5が非常に簡易な構造と
なる。
【0047】(変形例)  本実施例では、断熱材によ
り各タンクを囲んだものを用いたが、断熱材により蓄熱
タンクまたは蓄冷タンクのみを囲んだものを用いても良
い。本実施例では、熱交換器内にペルチェユニットを2
組だけ組み込んだが、ペルチェユニットを1組または3
組以上組み込んでも良い。本実施例では、冷却手段とし
て冷凍サイクルの冷媒蒸発器を使用したが、複数のペル
チェ素子を使用しても良い。本実施例では、ポンプとし
て電動ポンプを使用したが、油圧ポンプ等を使用しても
良い。本実施例では、切換手段として電磁式アクチュエ
ータに駆動される三方弁を使用したが、第1経路と第2
経路とを切り換えることが可能ならば2以上の三方弁、
1以上の電磁式開閉弁または1以上の油圧式三方弁等の
切換手段を使用しても良い。本実施例では、本発明を用
いた自動車用冷暖房装置を実施したが、請求項1の発明
を用いた車両用暖房装置または請求項2を用いた車両用
冷房装置を実施しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用冷暖房装置の主要部の構造を
示した概略図である。
【図2】本発明の自動車用冷暖房装置の全体構造を示し
た概略図である。
【図3】本発明の自動車用冷暖房装置に組み込まれた熱
交換器の主要部の構造を示した断面図である。
【図4】本発明の自動車用冷暖房装置に組み込まれた熱
交換器の主要部の分解図である。
【図5】制御回路の作動の一例を表す作動フローチャー
トである。
【符号の説明】
1  自動車用冷暖房装置(車両用空気調和装置)2 
 通風ダクト 4  熱交換器 5  冷却水回路 6  制御回路(制御手段) 8  冷媒蒸発器(冷却手段) 9  エンジン 14  蓄冷熱タンク(蓄熱タンク、蓄冷タンク)15
  複数の行きチューブ 16  複数の戻りチューブ 28  複数のペルチェ素子 30  第1経路 31  第2経路 35  三方弁(切換手段) 36  補助ポンプ(ポンプ) 37  バイパス配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)車室内に向かって空気を送るた
    めの通風ダクトと、 (b)この通風ダクト内を通過する空気とエンジン冷却
    水とを熱交換させる複数のチューブ、これらのチューブ
    に並列接続され、内部に流入した前記エンジン冷却水を
    蓄熱する蓄熱タンク、および前記複数のチューブに並列
    して配設され、通電されると前記通風ダクト内を通過す
    る空気を加熱する複数のペルチェ素子を有し、前記通風
    ダクト内に配置された熱交換器と、 (c)この熱交換器から流出したエンジン冷却水を前記
    エンジンを通して前記熱交換器に戻す第1経路、ならび
    に前記熱交換器から流出したエンジン冷却水を前記エン
    ジンを迂回するバイパス配管を通して前記熱交換器に戻
    す第2経路を有する冷却水回路と、 (d)前記第2経路内に水流を発生させるポンプと、(
    e)前記第1経路と前記第2経路とを切り換える切換手
    段と、 (f)前記切換手段を制御して前記第1経路に切り換え
    る通常暖房モード、ならびに前記ポンプを作動させ、前
    記複数のペルチェ素子を通電するとともに、前記切換手
    段を制御して前記第2経路に切り換える急速暖房モード
    に設定する制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】  (g)車室内に向かって空気を送るた
    めの通風ダクトと、 (h)この通風ダクト内に配置され、前記通風ダクト内
    を通過する空気を冷却する冷却手段と、(i)前記通風
    ダクト内を通過する空気とエンジン冷却水とを熱交換さ
    せる複数のチューブ、これらのチューブに並列接続され
    、内部に流入した前記エンジン冷却水を蓄冷する蓄冷タ
    ンク、ならびに前記複数のチューブに並列して配設され
    、通電されると前記通風ダクト内を通過する空気を冷却
    する複数のペルチェ素子を有し、前記通風ダクト内の前
    記冷却手段の下流側に配置された熱交換器と、 (j)この熱交換器から流出したエンジン冷却水を前記
    エンジンを通して前記熱交換器に戻す第1経路、および
    前記熱交換器から流出したエンジン冷却水を前記エンジ
    ンを迂回するバイパス配管を通して前記熱交換器に戻す
    第2経路を有する冷却水回路と、 (k)前記第2経路内に水流を発生させるポンプと、(
    l)前記第1経路と前記第2経路とを切り換える切換手
    段と、 (m)前記冷却手段および前記ポンプを作動させるとと
    もに、前記切換手段を制御して前記第2経路に切り換え
    る通常冷房モード、ならびに前記冷却手段および前記ポ
    ンプを作動させるとともに、前記複数のペルチェ素子を
    通電し、前記切換手段を制御して前記第2経路に切り換
    える急速冷房モードに設定する制御手段とを備えた車両
    用空気調和装置。
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