JPH04218452A - 流線形状車両のボンネット洗浄装置 - Google Patents

流線形状車両のボンネット洗浄装置

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JPH04218452A
JPH04218452A JP8940991A JP8940991A JPH04218452A JP H04218452 A JPH04218452 A JP H04218452A JP 8940991 A JP8940991 A JP 8940991A JP 8940991 A JP8940991 A JP 8940991A JP H04218452 A JPH04218452 A JP H04218452A
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JP
Japan
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vehicle
brush
cleaning
rotating brush
rotating
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Application number
JP8940991A
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English (en)
Inventor
Kiyonori Takahashi
高橋 清則
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
Seiji Hasegawa
長谷川 聖爾
Masao Saito
正夫 斉藤
Yuki Kato
加藤 由紀
Hiroshi Kazama
博 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Seidensha Co Ltd
Original Assignee
East Japan Railway Co
Seidensha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両の前部、特に
流線形状のボンネット部分を洗浄する流線形状車両のボ
ンネット洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道車両は、高速度化が進み、そ
の車両の形状が、空力による走行抵抗の低減のために車
両頭部が流線形化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た流線形状に形成された車両の頭部、すなわちボンネッ
トを洗浄する装置は、実現されておらず、作業員による
手洗いが行われていた。ところが、作業員による車両の
洗浄作業は、高所作業となるため、危険を伴い、また、
作業が煩雑であるという問題があった。さらに、これら
洗浄作業を行う作業員の確保が難しいという問題もある
【0004】そこで、本発明は、上記問題点を解消する
ために、流線形状に形成された車両のボンネット部分の
洗浄作業の省人化を図り、自動的に車両のボンネット部
分を洗浄することのできる流線形状車両のボンネット洗
浄装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1及び図2を参
照して説明する。この発明の流線形状車両のボンネット
洗浄装置1は、車両軌道3の両側傍を該軌道3に沿って
定速度で走行する台車5と、前記台車5に搭載され、垂
直に保持された回転ブラシ74を、前記台車5の進行と
ともに、前記軌道3上に停止している流線形状車両2の
ボンネット側面2Sの形状に対応して旋回移動させ、前
記車両2のボンネット側面2Sを略一定の摺接圧で洗浄
する垂直ブラシユニット45と、前記垂直ブラシユニッ
ト45に隣接して前記台車5に搭載され、片持式に支持
された回転ブラシ39を、前記流線形状の車両2のボン
ネット上面2Uの形状に対応して水平に旋回させるとと
もに垂直方向に揺動させ、前記台車5の進行とともに、
回転ブラシ39を昇降させて前記車両2のボンネット上
面2Uを洗浄する水平ブラシユニット15と、で構成さ
れたことを特徴としている。
【0006】
【作用】垂直ブラシユニット45は、垂直に保持された
回転ブラシ74を、軌道3に沿って進行する台車5の進
行とともに、前記軌道3上に停止している流線形状車両
のボンネット2Hの側面2Sの形状に対応して前記回転
ブラシ74を旋回移動させ、このボンネット2Hの側面
2Sを一定の摺接圧にて洗浄を行う。また、水平ブラシ
ユニット15は、回転ブラシ39を、前記流線形状車両
2のボンネット上面  2Uの形状に合せて旋回、揺動
させ、前記台車5の進行とともに昇降させて前記車両2
のボンネット上面2Uを洗浄する。
【0007】
【実施例】本発明の流線形状車両のボンネット洗浄装置
1(以下車両洗浄装置という)は、図1に示すように鉄
道等の被洗浄体となる車両2の軌道3の側傍に、この軌
道3と平行に敷設された一対の案内レール4上を走行す
る台車5と、この台車5に搭載される水平ブラシユニッ
ト15と、垂直ブラシユニット45とで構成されている
。そして、前記軌道3上に停止している車両2の流線形
状に形成されたボンネットとしての頭部2Hを、台車5
が走行して、各ユニット15,45が作動することによ
り、洗浄するようになっている。
【0008】この車両洗浄装置1は、車両2の頭部2H
における横幅の右半分または左半分のみを洗浄するよう
になっており、図1に示すように、軌道3の両側傍に各
々が対向するように2基1組で配設されるようになって
いる。また、各ユニット15,45には、図示はしない
が、洗剤塗布装置や洗浄水噴射装置等が付設されるよう
になっている。
【0009】次に、本発明による車両洗浄装置1の構成
、およびその作動について説明する。なお、この車両洗
浄装置1は、前述した通り2基1組で構成されるように
なっているが、各装置1は、対称な機構であるので、車
両頭部2Hの右半分を洗浄する一方の装置について説明
する。
【0010】まず、この車両洗浄装置1は、台車5と、
水平ブラシユニット15と、垂直ブラシユニット45と
で大略構成されている。台車5は、図2に示すように、
自走台車6と、随走台車7とで構成され、各台車6,7
は、略長方形状の基台の4隅近傍に車輪8が設けられて
いる。自走台車6の長手方向一端の底面には、図6の下
方に示すように駆動モータ9が取付けられ、基台の一端
側の一対の車輪8の軸8aとチェーン10を介して連動
連結されている。また、各台車6,7の各車輪8の近傍
には転倒防止爪11が下方向に突設され、爪11先端が
案内レール4の内側膨出部に臨むようになっている。こ
の転倒防止爪11は、強風等による洗浄装置1の転倒を
防止する。
【0011】そして、各台車6、7は連結固定され、図
2に示すように鉄道等の車両2の軌道3の側傍に該軌道
3と平行に敷設された一対の案内レール4上を前記駆動
モータ9の作動によって走行するようになっている。な
お、案内レール4と台車5とには、図示しないが検出器
が設けられており、常時台車5の走行距離を検出するよ
うになっている。
【0012】次に水平ブラシユニット15は、図3に示
すように昇降台18と、ターンテーブル25と、回転ブ
ラシ39とで大略構成され、前面が開口した方形箱形の
ユニットフレーム16内に設けられている。ユニットフ
レーム16は、前面の開口部が軌道側に向いて前記台車
5上に載設されている。このユニットフレーム16の内
部には、背面板16aに沿って一対のガイドレール17
,17が垂直にかつ互いに平行に設けられている。この
ガイドレール17,17は、略コ字状に形成され、ガイ
ド溝が互いに向きあうように配設されている。
【0013】次に昇降台18は、ユニットフレーム16
の一方の側板16b側の底部で、かつ前記一対のガイド
レール17,17の間に設けられている。この昇降台1
8は、パンタグラフ機構が内蔵され、ユニットフレーム
16側に装備される図示しない動圧シリンダによって昇
降駆動されるようになっている。また、この昇降台18
の両端には、垂直にブラケット19が立設され、各ブラ
ケット19の外側面に複数のガイドローラ20が設けら
れている。これらガイドローラ20は、前述したユニッ
トフレーム16のガイドレール17に摺動自在に係合し
、昇降台18の昇降時の案内を行うようになっている。 なお、各ガイドレール17と昇降台18との間には、昇
降位置検出器が取付けられ、昇降台18の位置を検出で
きるよになっている。また、この昇降台18の上面には
、ターンテーブルベース21が設けられている。 このターンテーブルベース21は、図4に示すように略
箱状に形成され、上面板22の中央に貫通孔が設けられ
ている。この貫通孔には、軸受23が取付けられている
。また、このターンテーブルベース21の内部には、旋
回モータ24が設けられている。
【0014】次に、ターンテーブル25は、円盤状に形
成され、その下面の周縁部にローラー26が複数設けら
れている。また、このターンテーブル25の下面中央に
は、枢軸27が突出して設けられ、前述したターンテー
ブルベース21中央の軸受23に嵌入するようになって
いる。枢軸27の先端は軸受23を貫通し、その端部に
歯車28が取付けられている。そして、この歯車28は
、前記旋回モータ24のピニオン24aと噛合するよう
になっている。すなわち、旋回モータ24の作動により
、ピニオン24a、歯車28を介してターンテーブル2
5が枢軸27を中心に旋回するようになっている。
【0015】一方、ターンテーブル25の上面には、図
5に示すように傾斜角調整モータ29と、一対の軸受3
0が設けられている。軸受30は、ベアリングが内蔵さ
れ、ターンテーブル25上に立設されている取付ブロッ
ク31を介し、互いに平行に設けられている。これら軸
受30は、回転ブラシ39を保持する筒体32を回動自
在に、かつ、略水平に支持するようになっている。
【0016】この筒体32は、長手方向中途部の両側に
、互いに外方向へ突出する一対の傾斜旋回軸33,34
が設けられている。これら傾斜旋回軸33,34は、前
述したターンテーブル25上の一対の軸受30にそれぞ
れ軸支され、一方の軸受30を貫通して突出する一方の
傾斜旋回軸33の先端にセグメントギア35が設けられ
ている。このセグメントギア35は扇形状の歯車で、歯
先がターンテーブル25の中心方向へ延出するように設
けられている。そして、このセグメントギア35は、前
述した傾斜角調整モータ29のピニオン29aと噛み合
うようになっている。すなわち、傾斜角調整モータ29
の作動により傾斜旋回軸33,34を中心に筒体32を
傾斜させるようになっている。
【0017】この筒体32の先端32a側中途部には、
図4に示すように、支柱36を介して洗浄水噴射ノズル
が多数設けられたパイプ37が回転ブラシに臨んで設け
られている。また、この筒体32の先端32a及び基端
32bの両開口部には、ベアリング38がそれぞれ設け
られ、回転ブラシ39の回転軸を回動自在に保持するよ
うになっている。
【0018】回転ブラシ39は、略円筒形状で、その回
転中心となる回転軸40の一方が延長してい形成され、
前記筒体32に回動自在に保持されるとともに、この回
転軸40の一端が筒体32の基端32bより突出するよ
うになっている。突出した回転軸40の一方の端部40
aは、カップリング41を介してブラシ駆動モータ42
の出力軸42aと連結されている。このブラシ駆動モー
タ42は、前記筒体32の基端部32bに一端が固定さ
れたブラケット43の他端側に固定されている。
【0019】次に、垂直ブラシユニット45は、図6に
示すように、回転ブラシ74と、この回転ブラシ74を
回転駆動させる駆動部47と、この駆動部47を内蔵す
るとともに、回転ブラシ74を収納するユニットフレー
ム46とで大略構成されている。
【0020】まずユニットフレーム46は、前述した水
平ブラシユニット15のユニットフレーム16と同様に
前面が開口した略箱状に形成されるとともに、図2に示
すように、前記水平ブラシユニット15のユニットフレ
ーム16と連結され、前記台車5上に載設されている。 このユニットフレーム46は、図6に示すように、左半
部が駆動部47を構成し、右半部が回転ブラシ74を収
納するようになっている。駆動部47側のユニットフレ
ーム46の上方には、水平に基板48が設けられている
【0021】この基板48の上面には、図6に示すよう
に、エアレシーバ49が設置されている。このエアレシ
ーバ49には、図示しないエアコンプレッサにより圧縮
空気が供給され、後述する直動機構としてのエアシリン
ダ54に所定空気圧の圧縮空気を供給するために、常に
一定な空気圧を保ちながら圧縮空気が蓄えられるように
なっている。
【0022】このエアレシーバ49には、上部にブラケ
ット50を介して電磁弁51が設けられている。この電
磁弁51は、図示しないが、前記エアレシーバ49とパ
イプ等で接続されている。この電磁弁51は、図示しな
い制御装置による制御信号に基づいて作動するようにな
っている。また、この電磁弁51には、エアシリンダ5
4に接続される一対の接続パイプ52,53が設けられ
ている。一方の接続パイプ52は、エアシリンダ54の
基端ポート54aに接続され、他方の接続パイプ53は
、エアシリンダ54の先端ポート54bに接続されてい
る。
【0023】次にエアシリンダ54は、図8に示すよう
に、基端54cに、延出して形成された回動部55が設
けられている。この回動部55は、基板上に配設された
ブラケット56の垂直に設けられた支持軸57に回動自
在に軸支され、エアシリンダ54が水平方向に回動でき
るようになっている。一方、エアシリンダ54のピスト
ンロッド58は、前述した電磁弁51の作動に基づき、
エアレシーバ49から供給される圧縮空気によって伸縮
するようになっている。
【0024】このピストンロッド58の先端58aは、
後述する旋回軸61の一端に水平に設けられた半円形状
のクランク板59の一端と連結ピン60によって回動自
在に連結されている。
【0025】次に、旋回軸61は、図6及び図7に示す
ように、一端を基板48上に突出した状態で、基板48
上とユニットフレーム46底部とにそれぞれ配設された
軸受62,63に回動自在に垂直に軸支されている。こ
の旋回軸61には、上下両端近傍に水平方向に張出して
互いに平行な一対のブラシアーム64,65が設けられ
ている。上部ブラシアーム64の基端側面には、前記旋
回軸61に近接してブラシ駆動モータ66がブラケット
67を介して設けられている。このブラシ駆動モータ6
6の出力軸は、上部ブラシアーム64の上面よりも上方
へ突出しており、その先端にプーリ68が設けられてい
る。また、この上部ブラシアーム64の先端には軸受6
9が設けられている。この軸受69は、回転ブラシ74
の回転軸75の一端部を支持するようになっている。
【0026】一方、下部ブラシアーム65の基端近傍に
は、鉛直方向に突出して延出片70が設けられている。 この延出片70は、ユニットフレーム46底部に配設さ
れたショックアブソーバー71に当接するようになって
いる。また、下部ブラシアーム65の先端には、前記上
部ブラシアーム64先端の軸受69に対応する位置に軸
受72が設けられ、回転ブラシ74の回転軸75の他端
を支持するようになっている。つまり、前記上部ブラシ
アーム64と下部ブラシアーム65のそれぞれの先端に
設けられた軸受69,72に、回転ブラシ74が垂直に
軸架されるようになっている。
【0027】また、これら各ブラシアーム64,65の
各々の中途部間には、前記旋回軸61と平行にパイプ7
3が架け渡されて設けられている。このパイプ73には
、回転ブラシ74へ洗浄水を噴射するノズルが多数設け
られている。
【0028】次に回転ブラシ74は、中途が細径に括れ
て形成された略円筒形状に形成されている。この回転ブ
ラシ74の回転軸75の一端は、上部ブラシアーム64
先端の軸受69に支持されるとともに、その軸端部が上
方へ突出している。この軸端部には、プーリ76が設け
られ、前述したブラシ駆動モータ66のプーリ68とV
ベルト77を介して連動連結され、ブラシ駆動モータ6
6の回転を回転ブラシ74に伝えるようになっている。 なお、これらプーリ68,76及びVベルト77は、防
水カバー78で覆われるようになっている。
【0029】次に、以上の構成による車両洗浄装置1の
作用を説明する。なお、本実施例での被洗浄体となる流
線形状の車両2は、頭部2Hの先端2Tから約5mが流
線形状に形成され、頭部2H上面2Uに配設される運転
台の窓2W下縁2Fが図9に示すように中心線CLにて
対称で約36.5°後方に傾斜し、中心線上の窓下縁2
Fの先端2Faが車両先端2Tより3mの位置にある。
【0030】本実施例の車両洗浄装置1は上述した形状
の車両2の頭部2H側面2Sの先端2Tから5mの位置
より先端2T方向と、頭部上面2Uの運転台の窓下縁2
F(頭部先端から3m)より先端2T方向とを洗浄し、
車両2下部のスカート部は洗浄しないようになっている
【0031】まず車両2は、洗浄装置1で洗浄が行われ
る以前に、車両2の頭部2H外板に、図示しない洗剤塗
布装置等によって予め洗剤等が塗布される。次に、車両
2の車種を、車両洗浄装置1を制御する制御装置に入力
する。車両2の形状の種類が入力された制御装置は、洗
浄装置1に対する車両2の停止位置、すなわち、車種に
応じた洗浄開始位置を算出し、車両2を制御し、図9に
示すように一組の車両洗浄装置1,1間の所定の停止位
置に車両2を停止させる。
【0032】車両2の停止後、車両洗浄装置1の各ブラ
シユニット15,45が、ほぼ同時に作動し、洗浄を開
始するが、各ブラシユニット15,45毎の動作を個別
に説明する。
【0033】(A)水平ブラシユニット15による洗浄
まず、水平ブラシユニット15の昇降台18が作動し、
図11に示すようにターンテーブル25を上昇させる。 上昇停止位置は、車両2の形状に合せ、ガイドレール1
7とターンテーブル25間に設けられる検出器の検出信
号に基づいて停止する。
【0034】次に、ターンテーブル25が回転し、回転
ブラシ39を軌道3側へ張出させ、車両頭部2Hの上方
に設けられている運転台窓2Wの下縁2Fの角度(約3
6.5°)に、回転ブラシ39の回転軸線を合せ、停止
する。次に、傾斜角調整モータ29が作動し、筒体32
を水平の状態から約10°俯角方向へ傾ける。つまり、
図10及び図11に示すように回転ブラシ39先端が下
向きになるように設定する。
【0035】回転ブラシ39の各角度が設定されると、
回転ブラシ39は、約136r.p.m で回転を開始
し、同時に台車5が車両2の先端2Tの方向(図中左か
ら右へ)Vへ進行を始める。このとき、回転ブラシ39
の摺接面は、運転台窓2Wの下縁2F近傍に配設されて
いるワイパーには接触せず、回転ブラシ39の回転によ
るワイパーの破損は起きない。回転ブラシ39の回転方
向は、図10,図11に示すように反時計回り、すなわ
ち、回転ブラシ39の摺接方向が車両2の摺接面にて汚
れを掃き出す方向に設定されている。
【0036】台車5は、本実施例では3.6m/min
の一定速度で進行する。この台車5の進行に伴い、水平
ブラシユニット15の昇降台18は、図12,図13に
示すように略一定の速度で降下するように制御される。 すなわち、回転ブラシ39の回転軸40と車両頭部2H
の上面2Uとの距離を略一定に保ちながら車両2の頭部
先端2T方向へ移動するように制御されるので、洗浄効
果が変化せずに洗浄を行えるようになっている。この回
転ブラシ39の降下の制御は、予め入力される車種及び
台車5の進行速度、昇降台18に設けられる検出器の検
出信号に基づいて作動するようになっている。本実施例
では、車両2の頭部上面2Uの傾斜が、略一定の割合に
傾いているため、昇降台18の降下速度は、台車5の進
行速度と比例するように制御されている。
【0037】台車5がさらに進行し、昇降台18が降下
して、回転ブラシ39が頭部先端2Tまで洗浄を行い、
図14及び図15に示すように車両2から回転ブラシ3
9が離れると、回転ブラシ39の各設定角度は初期状態
、つまり、洗浄開始以前の状態に戻り洗浄を終了する。
【0038】なお、回転ブラシ39による車両2の洗浄
作動間に、洗浄水が噴射ノズルより噴射されていること
は言うまでもない。この水平ブラシユニット15によれ
ば、車両頭部2Hの上面2U、図21に示すように車両
2の正面から見て、車両上面2Uの最頂部から頭部先端
2Tを中心として右側約45°の部分を洗浄する。
【0039】(B)垂直ブラシユニット45による洗浄
はじめに、前述した本実施例の垂直ブラシユニット45
を構成する各部材間の寸法,角度等を図16を参照して
次にように設定する。 ・ブラシアーム64,65の長さL=200cm・クラ
ンク板59の半径(クランク線)の長さ  R=30c
m ・回転ブラシ74の長さBL=237cm・台車5の進
行速度v=3.6m/min・回転ブラシ74格納時に
おける前記クランク線Rとエアシリンダ54とのなす角
θ=76°47’・旋回軸61とエアシリンダ54基端
の支持軸57との距離X=62.2cm ・エアシリンダ54内へ送る圧縮空気の圧力Pa=5k
g/cm2  ・回転ブラシ74格納時におけるエアシリンダ54基端
の支持軸57とピストンロッド先端58aの連結ピン6
0との距離C=63.89cm また、車両頭部2Hの先端2Tから5mを図19,図2
0に示すように、20cm間隔で区切り、先端をTL0
として、10cmでTL1、1mでTL10のように称
呼する。
【0040】まず、垂直ブラシユニット45のエアシリ
ンダ54の基端ポート54aへ圧縮空気が送られ、回転
ブラシ74が約136r.p.m で回転を始める。エ
アシリンダ54は圧縮空気によってピストンロッド58
を伸張し、クランク板59を介してブラシアーム64,
65を軌道3側へ旋回させる。そして、図10,図11
に示すように回転ブラシ74を車両頭部2Hの側面2U
に摺接させる。回転ブラシ74の車両2への摺接圧は、
エアシリンダ54によるトルクで発生する。このときの
洗浄開始位置は、車両頭部先端2Tから5m、すなわち
TL50の位置から洗浄が行われ、台車5の進行方向V
とブラシアーム64,65とのなす角αは9°12’2
5’’,クランク線Rとエアシリンダ54とのなす角θ
は68.82°,回転ブラシ74の車両2に当接する長
さBLL=229cm(図21参照)、となる。これら
値と、前述した各値から算出される回転ブラシ74の車
両2への押付力Wは54.9kgとなり、回転ブラシ7
4の単位長さ当りの摺接圧Pは2.397kg/10c
mとなる。
【0041】台車5は、一定の速度vで図19及び図2
0中左から右へ進行し、これに伴い、ブラシアーム64
,65が旋回し、車両2の頭部側面2Sを洗浄する。 この洗浄による回転ブラシ74及びブラシアーム64,
65のTL42,TL30,TL26,TL22,TL
18の時の車両2への当接状態の平面視を図19に示し
、各TL値のときの回転ブラシ74の接触状態の正面視
を図21に示し、これら値のときの回転ブラシ74が車
両2の側面2Sに実際に当接する長さ(図21中太線で
表れる長さ)BLL(cm)、クランク線Rとエアシリ
ンダ54とのなす角度θ(°)、エアシリンダ54内の
圧縮空気の圧力Pa(kg/cm2 )、回転ブラシ7
4の単位長さ当りの摺接圧P(kg/10cm)、台車
5の進行方向とブラシアーム64,65とのなす角度α
(°)の計算値を図17の表図に示す。
【0042】この図17の表図に示されるとおり、エア
シリンダ54内の圧縮空気の圧力Paが一定で、このエ
アシリンダ54とクランク線Rとのなす角θが減少して
いることにより、回転ブラシ74の車両2への押付力W
は徐々に減少する。同時に回転ブラシ74の車両に当接
する長さBLLも車両2の形状により徐々に減少する。 すなわち、回転ブラシ74の単位長さ当り摺接圧Pは、
ほぼ一定値となり、回転ブラシ74の洗浄能力が変動せ
ず、洗浄効果は略一定となる。
【0043】ところが、TL18、すなわち車両先端2
Tから1.8mの位置から先端2T方向で回転ブラシ7
4の車両2への当接長さが極端に減少を始める。これは
、車両2の頭部先端2T付近の形状が尖鋭状に形成され
、回転ブラシ74の当接する長さが一定の比率で減少せ
ずTL18付近で急激に変化するためである。そのため
、回転ブラシ74の単位長さ当りの摺接圧PがTL18
より先端2T方向で急激に増加してしまう。この摺接圧
Pが所定の値より大幅に増加すると、車両2の外板表面
に施されている塗装面を傷つけたり、また洗浄装置1の
破損にもつながる。そこで、TL18の位置にてエアシ
リンダ54内に送られる圧縮空気の供給を停止し、この
位置より、エアシリンダ54内の圧縮空気の自然膨張に
よる力で図20に示すようにブラシアーム64,65を
旋回させるように制御する。ここでエアシリンダ54内
のピストンの洗浄開始時からの移動距離yをTL18の
位置で105.322mmとする。そして、TL18か
らTL2までの回転ブラシ74の車両2への当接状態を
図20及び図21に示し、前述と同様に各TL値のとき
の回転ブラシ74が車両2の側面2Sに実際に当接する
長さBLL(cm)、クランク線Rとエアシリンダ54
とのなす角度θ(°)、エアシリンダ54内の圧縮空気
の圧力Pa(kg/cm2 )、回転ブラシ74の単位
長さ当りの摺接圧P(kg/10cm)、台車5の進行
方向Vとブラシアーム64,65とのなす角度α(°)
、エアシリンダ54内のピストンの移動距離y(mm)
、の各計算値を図18の表図に示す。
【0044】この図18の表図によれば、エアシリンダ
54内の圧縮空気は、その圧力Paを徐々に減少し、回
転ブラシ74の車両2への押圧力Wを減少させる。そし
て、これにより回転ブラシ74の単位長さ当りの摺接圧
Pは、さほど変動することなく略一定の値を保ち、適当
な洗浄を行うことができる。
【0045】台車5の進行に伴い、TL0(車両先端2
T)の位置までブラシアーム64,65が旋回し、回転
ブラシが進むと、エアシリンダ54内の圧縮空気の圧力
Paは約2kg/cm2 まで減少し、車両2への押圧
力Wも減少する。そのため、洗浄効果が低下するので、
エアシリンダ内の圧力が2kg/cm2 に達した所、
すなわち、エアシリンダのピストンの移動距離がTL1
8の位置から2.5倍の位置、別言すると、台車進行方
向とブラシアームとの角度αが70°の位置(図20参
照)で再び5kg/cm2の圧縮空気を供給し、ブラシ
アームと台車の進行方向との角度αが90°になる位置
(洗浄終了位置)まで回転ブラシ74の摺接圧を徐々に
増加させ洗浄を行う。
【0046】そして、図14,図15に示すようにブラ
シアーム64,65と台車5の進行方向Vとの角度αが
90°に達すると、ブラシアーム64,65はショック
アブソーバー71に当接し、ブラシアーム64,65の
旋回は停止する。ブラシアーム64,65の旋回が停止
し、台車5がさらに進行して、回転ブラシ74が車両2
より離脱すると、洗浄は終了となり回転ブラシ74の回
転が停止し、エアシリンダ54のピストンロッド58が
縮退方向に作動して、ブラシアーム64,65は格納方
向に旋回し、格納位置にてロックされる。そして台車5
が停止することで洗浄作業は終了する。
【0047】この垂直ブラシユニット45によれば車両
頭部2Hの側面2S、図21に示すように車両2の正面
からみて、頭部先端2Tを中心として右側約45°の線
2T−Fから約70°の区分を回転ブラシ74が車両側
面2Sに対する単位長さ当りの摺接圧Pをほぼ一定に保
ちながら洗浄する。
【0048】このように、水平ブラシユニット15、垂
直ブラシユニット45の各々により、流線形状に形成さ
れている車両2の頭部2Hを洗浄する。各ユニット15
,45は1つの台車5に連結して載設されているので、
図10乃至図15に示すようにほぼ同時に作動し、車両
2の洗浄を行うようになっている。また、車両2の左半
分の洗浄を行う他方の車両洗浄装置1は、上述した一方
の洗浄装置1の洗浄を行っている際の張出した回転ブラ
シ39,74に接触しないように、一方の洗浄装置1が
約2m洗浄を施した後に、すなわち、図12,図13に
示すように約2m先行した後に上述した一方の洗浄装置
1と同様に車両2の洗浄を開始し、洗浄作業を行う。
【0049】そして、1組の洗浄装置1により車両の頭
部2Hを洗浄し終えると、車両2は洗浄装置1間から移
動し、図示しない仕上水噴射装置へ進行する。そして、
仕上水が車両2に噴射される。
【0050】本実施例では、垂直ブラシユニット45の
ブラシアーム64,65の長さLや、クランク板59の
半径R、エアシリンダ54の長さ、ブラシアーム64,
65の旋回角度等の値を前述のように設定したが、これ
ら値はこれに限定されることはない。
【0051】また、本実施例では、水平ブラシユニット
15と垂直ブラシユニット45とをそれぞれ1ユニット
ずつで洗浄装置1を構成しているが、被洗浄体となる車
両2頭部の形状により水平ブラシユニット15を複数ユ
ニットで構成し対応してもよい。この場合も水平ブラシ
ユニットの傾斜角度や垂直ブラシユニットのエアシリン
ダの制御等を、予め車両の形状に応じた値を算出し、制
御装置に入力させることで十分な洗浄効果が得ることが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明による流線形
状車両のボンネット洗浄装置は、車両の側傍を自走する
台車に垂直ブラシユニットと水平ブラシユニットとを搭
載し、各ブラシユニットの回転ブラシがそれぞれ軌道内
に張出することによって、軌道上に停止している流線形
状の車両のボンネット(頭部)側面及び上面をそれぞれ
洗浄することができるので、従来作業員の手作業でしか
行うことのできなかった流線形状車両のボンネット部分
の洗浄を自動化でき、同作業における作業能率を向上さ
せると共に省人化を実現させることができるという効果
がある。
【0053】また、この洗浄装置は、垂直ブラシユニッ
トの回転ブラシが流線形状の車両頭部の側面に沿って旋
回移動し、略一定の摺接圧で洗浄するとともに、水平ブ
ラシユニットの回転ブラシが前記車両のボンネットの上
面の形状に合せて傾斜させ、台車の進行にかかわらずこ
のボンネット上面と回転ブラシの回転軸との距離を一定
に保たせてボンネット上面を洗浄するので、各ブラシユ
ニットによる車両への洗浄作用が常にほぼ一定であると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流線形状車両のボンネット洗浄装
置の一実施例を示す設置状態の概略平面図
【図2】同実
施例による洗浄装置の正面図
【図3】同実施例による水
平ブラシユニットの正面図
【図4】同水平ブラシユニッ
トの回転ブラシ張出状態の側面図
【図5】同水平ブラシユニットの要部拡大平面図
【図6
】同実施例による垂直ブラシユニットの正面図
【図7】
同垂直ブラシユニットの側面図
【図8】図6におけるV
III−VIII線断面図
【図9】同実施例による洗浄
装置の車両洗浄時の動作説明図
【図10】同実施例による洗浄装置の車両洗浄時の動作
説明図
【図11】同実施例による洗浄装置の車両洗浄時の動作
説明図
【図12】同実施例による洗浄装置の車両洗浄時の動作
説明図
【図13】同実施例による洗浄装置の車両洗浄時の動作
説明図
【図14】同実施例による洗浄装置の車両洗浄時の動作
説明図
【図15】同実施例による洗浄装置の車両洗浄時の動作
説明図
【図16】同実施例による垂直ブラシユニットの作用説
明図
【図17】同実施例による垂直ブラシユニットの動作時
における各計算値を示す表図
【図18】同実施例による垂直ブラシユニットの動作時
における各計算値を示す表図
【図19】同実施例による垂直ブラシユニットの動作時
における回転ブラシの車両への接触状態を示す平面図

図20】同実施例による垂直ブラシユニットの動作時に
おける回転ブラシの車両への接触状態を示す平面図
【図
21】図19及び図20における垂直ブラシユニットの
回転ブラシの車両への接触状態を示す車両の正面図であ
【符号の説明】
1…流線形状車両のボンネット洗浄装置(車両洗浄装置
) 2…車両                     
     2H…ボンネット(頭部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両軌道の両側傍を該軌道に沿って定
    速度で走行する台車と、前記台車に搭載され、垂直に保
    持された回転ブラシを、前記台車の進行とともに、前記
    軌道上に停止している流線形状車両のボンネット側面の
    形状に対応して旋回移動させ、前記車両のボンネット側
    面を略一定の摺接圧で洗浄する垂直ブラシユニットと、
    前記垂直ブラシユニットに隣接して前記台車に搭載され
    、片持式に支持された回転ブラシを、前記流線形状の車
    両のボンネット上面の形状に対応して水平に旋回させる
    とともに垂直方向に揺動させ、前記台車の進行とともに
    、回転ブラシを昇降させて前記車両のボンネット上面を
    洗浄する水平ブラシユニットと、で構成されたことを特
    徴とする流線形状車両のボンネット洗浄装置。
JP8940991A 1990-04-09 1991-03-29 流線形状車両のボンネット洗浄装置 Pending JPH04218452A (ja)

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JP2-92274 1990-04-09
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU658541B2 (en) * 1993-06-15 1995-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Cast coated paper for ink jet recording, process for producing the paper and ink jet recording method using the paper
US8024834B2 (en) * 2005-12-29 2011-09-27 Macneil Wash Systems Limited Vehicle washing system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125370A (ja) * 1974-08-23 1976-03-01 Toyo Enterprise Ltd Denshatooogatasharyono senjohoho oyobi dosochi
JPS6451378A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Sumitomo Electric Industries Production of silicon nitride sintered body for cutting tool

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