JPH04218642A - 低熱膨張超耐熱合金 - Google Patents
低熱膨張超耐熱合金Info
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- JPH04218642A JPH04218642A JP2411479A JP41147990A JPH04218642A JP H04218642 A JPH04218642 A JP H04218642A JP 2411479 A JP2411479 A JP 2411479A JP 41147990 A JP41147990 A JP 41147990A JP H04218642 A JPH04218642 A JP H04218642A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/10—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing cobalt
- C22C38/105—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing cobalt containing Co and Ni
-
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- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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- C22C30/00—Alloys containing less than 50% by weight of each constituent
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン部品やラ
セミックスおよび超硬合金との複合材として、高温強度
に優れ、かつ低い熱膨張係数を必要とされる超耐熱合金
に関するものである。
セミックスおよび超硬合金との複合材として、高温強度
に優れ、かつ低い熱膨張係数を必要とされる超耐熱合金
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低い熱膨張係数が必要な用途の合
金としては、Fe−36%Ni系のインバー合金、Fe
−42%Ni系の42ニッケル合金、Fe−29%Ni
−17%Co系のコバール合金等が知られている。これ
らの合金は熱膨張係数は低いが、常温および高温での強
度が小さいため、強度が必要とされる部品には用いるこ
とができない。
金としては、Fe−36%Ni系のインバー合金、Fe
−42%Ni系の42ニッケル合金、Fe−29%Ni
−17%Co系のコバール合金等が知られている。これ
らの合金は熱膨張係数は低いが、常温および高温での強
度が小さいため、強度が必要とされる部品には用いるこ
とができない。
【0003】一方、上記の合金の熱膨張係数には及ばな
いものの通常のオーステナイト合金に比べ、熱膨張係数
が小さく、かつ、Al、Ti、Nb等の析出強化元素添
加により高温強度を高めた合金として、特公昭41−2
767号に記載されたインコロイ903合金や、このイ
ンコロイ903合金の一連の改良合金として、特開昭5
0−30729号、特開昭50−30730号、U.S
.Patent4200459号、特開昭59−565
63号、特開昭60−128243号などに開示された
合金が知られている。またインコロイ903系統の合金
とコバール系統の合金の中間の強度、熱膨張係数を持つ
合金として、特開昭61−23118号や特開平2−7
0040号などに開示された合金が挙げられる。
いものの通常のオーステナイト合金に比べ、熱膨張係数
が小さく、かつ、Al、Ti、Nb等の析出強化元素添
加により高温強度を高めた合金として、特公昭41−2
767号に記載されたインコロイ903合金や、このイ
ンコロイ903合金の一連の改良合金として、特開昭5
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.Patent4200459号、特開昭59−565
63号、特開昭60−128243号などに開示された
合金が知られている。またインコロイ903系統の合金
とコバール系統の合金の中間の強度、熱膨張係数を持つ
合金として、特開昭61−23118号や特開平2−7
0040号などに開示された合金が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、ガスタービン部
品の使用温度の上昇に伴い常温から高温までより高い強
度と、各種の部品や部材間に設けられたクリアランスを
常温から高温まで一定量に維持できる材料の要求や、セ
ラミックスや超硬合金のような低熱膨張材料と金属材料
との接合性の向上に対する要求は、ますます高まる傾向
にある。従来、このようなニーズに対しては、特公昭4
1−2767号に開示されるインコロイ903が、実用
化されてきたが、インコロイ903は500℃前後の使
用温度において、切欠感受性が高く、500℃の切欠で
クリープ破断強度と平滑クリープ破断強度とに著しい差
があり、問題となっていた。
品の使用温度の上昇に伴い常温から高温までより高い強
度と、各種の部品や部材間に設けられたクリアランスを
常温から高温まで一定量に維持できる材料の要求や、セ
ラミックスや超硬合金のような低熱膨張材料と金属材料
との接合性の向上に対する要求は、ますます高まる傾向
にある。従来、このようなニーズに対しては、特公昭4
1−2767号に開示されるインコロイ903が、実用
化されてきたが、インコロイ903は500℃前後の使
用温度において、切欠感受性が高く、500℃の切欠で
クリープ破断強度と平滑クリープ破断強度とに著しい差
があり、問題となっていた。
【0005】この点に関する一連の改良合金としては、
先に挙げた特開昭50−30729号、特開昭50−3
0730号、U.S.Patent4200459号、
特開昭59−56563号、特開昭60−128243
号などが提案され、これらの改良のなかから、インコロ
イ909が実用化されるようになった。インコロイ90
9は確かにインコロイ903より、切欠破断強度には優
れているが、熱膨張係数はインコロイ903とほぼ同等
であり、低熱膨張化に関しては、十分に改善がなされて
いない。
先に挙げた特開昭50−30729号、特開昭50−3
0730号、U.S.Patent4200459号、
特開昭59−56563号、特開昭60−128243
号などが提案され、これらの改良のなかから、インコロ
イ909が実用化されるようになった。インコロイ90
9は確かにインコロイ903より、切欠破断強度には優
れているが、熱膨張係数はインコロイ903とほぼ同等
であり、低熱膨張化に関しては、十分に改善がなされて
いない。
【0006】一方、特開昭61−23118号や特開平
2−70040号に開示された合金は、熱膨張係数はイ
ンコロイ909より低い値を示すが、高温強度はインコ
ロイ909よりも劣っている。本発明は、かかる問題点
に鑑み、従来の低熱膨張超耐熱合金のうちの最も高いレ
ベルの高温強度と、最も低いレベルの低熱膨張特性を両
立する低熱膨張超耐熱合金を提供するものである。
2−70040号に開示された合金は、熱膨張係数はイ
ンコロイ909より低い値を示すが、高温強度はインコ
ロイ909よりも劣っている。本発明は、かかる問題点
に鑑み、従来の低熱膨張超耐熱合金のうちの最も高いレ
ベルの高温強度と、最も低いレベルの低熱膨張特性を両
立する低熱膨張超耐熱合金を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる問題
点を解決すべく、Fe−Co−Ni系合金を対象に実験
を行なった結果、熱膨張係数を最も低くするためにFe
、CoおよびNiの割合と、高温強度向上のための析出
強化元素であるTi、Nb、Alの適正な添加範囲を見
出し、その結果、従来合金にない高温強度と低熱膨張係
数を兼備した合金を発明するに至った。
点を解決すべく、Fe−Co−Ni系合金を対象に実験
を行なった結果、熱膨張係数を最も低くするためにFe
、CoおよびNiの割合と、高温強度向上のための析出
強化元素であるTi、Nb、Alの適正な添加範囲を見
出し、その結果、従来合金にない高温強度と低熱膨張係
数を兼備した合金を発明するに至った。
【0008】本発明のうち第1発明は、重量%にて、C
0.1%以下、Si 1.0%以下、Mn 1.0%
以下、Ti 0.5〜2.5%、Nb 3.0%を越え
6.0%以下、B 0.01%以下を含み、かつ、Ni
20〜32%およびCo 16%を越え30%以下を
48.8≦1.235×Ni+Co<55.8の範囲で
含有し、残部は不純物を除き、実質的にFeからなるこ
とを特徴とする低熱膨張超耐熱合金であり、第2発明は
、重量%にて、C 0.1%以下、Si 1.0%以下
、Mn 1.0%以下、Ti 0.5〜2.5%、Nb
3.0%を越え6.0%以下、B 0.01%以下、
Al 1.0%以下を含み、かつ、Ni 20〜32%
およびCo 16%を越え30%以下を48.8≦1.
235×Ni+Co<55.8の範囲で含有し、残部は
不純物を除き、実質的にFeからなることを特徴とする
低熱膨張超耐熱合金であり、さらに第3発明は常温から
400℃までの平均熱膨張係数が7.0×10マイナス
6乗/℃以下、500℃での引張強さが100kgf/
mm2以上および500℃でのクリープ破断試験におけ
る切欠破断強度が平滑破断強度よりも優れる特性を有す
ることを特徴とする第1発明ならびに第2発明に記載の
低熱膨張超耐熱合金である。
0.1%以下、Si 1.0%以下、Mn 1.0%
以下、Ti 0.5〜2.5%、Nb 3.0%を越え
6.0%以下、B 0.01%以下を含み、かつ、Ni
20〜32%およびCo 16%を越え30%以下を
48.8≦1.235×Ni+Co<55.8の範囲で
含有し、残部は不純物を除き、実質的にFeからなるこ
とを特徴とする低熱膨張超耐熱合金であり、第2発明は
、重量%にて、C 0.1%以下、Si 1.0%以下
、Mn 1.0%以下、Ti 0.5〜2.5%、Nb
3.0%を越え6.0%以下、B 0.01%以下、
Al 1.0%以下を含み、かつ、Ni 20〜32%
およびCo 16%を越え30%以下を48.8≦1.
235×Ni+Co<55.8の範囲で含有し、残部は
不純物を除き、実質的にFeからなることを特徴とする
低熱膨張超耐熱合金であり、さらに第3発明は常温から
400℃までの平均熱膨張係数が7.0×10マイナス
6乗/℃以下、500℃での引張強さが100kgf/
mm2以上および500℃でのクリープ破断試験におけ
る切欠破断強度が平滑破断強度よりも優れる特性を有す
ることを特徴とする第1発明ならびに第2発明に記載の
低熱膨張超耐熱合金である。
【0009】
【作用】以下、本発明合金の成分限定理由について述べ
る。CはTiやNbと結合して炭化物を形成し、結晶粒
の粗大化を防ぎ、強度の向上に寄与するが、0.1%を
越える過度の添加はTiやNbの炭化物が多くなりすぎ
て析出強化元素として作用するTiやNbを減少させる
とともに、合金の熱膨張係数を増大させるので、Cは0
.1%以下とする。
る。CはTiやNbと結合して炭化物を形成し、結晶粒
の粗大化を防ぎ、強度の向上に寄与するが、0.1%を
越える過度の添加はTiやNbの炭化物が多くなりすぎ
て析出強化元素として作用するTiやNbを減少させる
とともに、合金の熱膨張係数を増大させるので、Cは0
.1%以下とする。
【0010】Si、Mnは、脱酸剤として添加されるの
で合金中に含まれるが、これらの元素は、いずれも合金
の熱膨張係数を増加させるので過度の添加は好ましくな
い。したがって、Si、Mnはともに1.0%以下に限
定する。
で合金中に含まれるが、これらの元素は、いずれも合金
の熱膨張係数を増加させるので過度の添加は好ましくな
い。したがって、Si、Mnはともに1.0%以下に限
定する。
【0011】前述したようにTiとNbは、まずCと結
合して炭化物を形成し、残りのTiとNbが下記に説明
するようにNi、Co等と結合し金属間化合物を形成し
て合金を強化する。Tiは時効処理によってNi、Co
、Nbとともに面心立方晶または体心立方晶の(Ni,
CO)3(Ti,Nb)からなる組成の数10nm程度
の微細な金属間化合物を析出し、高温引張強度を著しく
向上させる。そのために必要なTi量は最低0.5%で
あるが2.5%を越える過度の添加は、熱膨張係数を増
加させるとともに、熱間加工性も低下させるので、Ti
は0.5〜2.5%に限定する。Nbは、Tiと同様、
時効処理によって、Ni,Coとともに面心立方晶また
は体心立方晶の(Ni,CO)3(Ti,Nb)からな
る組成の数10nm程度の微細な金属間化合物を析出し
、熱間強度を著しく向上させる。さらに一部のNbは斜
方晶の(Ni,CO)3Nbからなる組成の数μm程度
の金属間化合物を粒界に析出させ、結晶粒の微細化を可
能にすると共に、粒界の強度を高める作用を持ち、高温
引張強度と500℃前後の切欠クリープ破断強度を著し
く向上させる作用を持つ。そのためにNbは3.0%を
越える量を必要とするが、6.0%を越える過度の添加
は、熱膨張係数を高めると共に熱間加工性も低下させる
ので、Nbは3.0%を越え6.0%以下に限定する。 また、TaはNbと同族の元素でNbの2倍の原子
量を持つのでNbの一部を3.0<Nb+1/2Ta≦
6.0の範囲で置換可能である。
合して炭化物を形成し、残りのTiとNbが下記に説明
するようにNi、Co等と結合し金属間化合物を形成し
て合金を強化する。Tiは時効処理によってNi、Co
、Nbとともに面心立方晶または体心立方晶の(Ni,
CO)3(Ti,Nb)からなる組成の数10nm程度
の微細な金属間化合物を析出し、高温引張強度を著しく
向上させる。そのために必要なTi量は最低0.5%で
あるが2.5%を越える過度の添加は、熱膨張係数を増
加させるとともに、熱間加工性も低下させるので、Ti
は0.5〜2.5%に限定する。Nbは、Tiと同様、
時効処理によって、Ni,Coとともに面心立方晶また
は体心立方晶の(Ni,CO)3(Ti,Nb)からな
る組成の数10nm程度の微細な金属間化合物を析出し
、熱間強度を著しく向上させる。さらに一部のNbは斜
方晶の(Ni,CO)3Nbからなる組成の数μm程度
の金属間化合物を粒界に析出させ、結晶粒の微細化を可
能にすると共に、粒界の強度を高める作用を持ち、高温
引張強度と500℃前後の切欠クリープ破断強度を著し
く向上させる作用を持つ。そのためにNbは3.0%を
越える量を必要とするが、6.0%を越える過度の添加
は、熱膨張係数を高めると共に熱間加工性も低下させる
ので、Nbは3.0%を越え6.0%以下に限定する。 また、TaはNbと同族の元素でNbの2倍の原子
量を持つのでNbの一部を3.0<Nb+1/2Ta≦
6.0の範囲で置換可能である。
【0012】本発明合金において、Ti、Nbは必須の
添加元素であるが、Alも析出強化元素として添加して
もよく、AlはTi、Nbと同様、時効処理によってN
i,Coとともに面心立方晶の(Ni,CO)3(Al
,Ti,Nb)からなる組成の数10nm程度の微細な
金属間化合物を析出し、熱間強度を向上させる。しかし
、過度の添加は熱間加工性を低下させ、熱膨張係数を増
加させるのでAlは1.0%以下に限定する。
添加元素であるが、Alも析出強化元素として添加して
もよく、AlはTi、Nbと同様、時効処理によってN
i,Coとともに面心立方晶の(Ni,CO)3(Al
,Ti,Nb)からなる組成の数10nm程度の微細な
金属間化合物を析出し、熱間強度を向上させる。しかし
、過度の添加は熱間加工性を低下させ、熱膨張係数を増
加させるのでAlは1.0%以下に限定する。
【0013】Bは結晶粒界に偏析して粒界強度を高め、
熱間加工性と500℃前後の切欠クリープ破断強度の向
上に寄与する。しかし、0.01%を越える過剰のB添
加はボロン化合物を形成するため、逆に合金の初期溶融
温度を低下させ、熱間加工性を害するのでBは0.01
%以下に限定する。
熱間加工性と500℃前後の切欠クリープ破断強度の向
上に寄与する。しかし、0.01%を越える過剰のB添
加はボロン化合物を形成するため、逆に合金の初期溶融
温度を低下させ、熱間加工性を害するのでBは0.01
%以下に限定する。
【0014】NiはCo,Feとともにマトリックスを
構成し、Fe−Co−Niの比は合金の熱膨張係数と金
属間化合物の析出形態に著しく影響を及ぼす。本発明合
金は、従来合金の中でも最も高いレベルの高温強度を付
与するために、TiやNbさらにはAlなどの析出強化
元素を多く含んでいるが、従来合金にないFe、Co、
Niの割合を見出したことで高い高温引張強度と低熱膨
張係数の両立が可能となった。さらに、本発明合金のF
e−Co−Niの比においては、斜方晶の(Ni,CO
)3Nbの析出量が従来合金に比べて、はるかに多く、
粒界強化に役立ち、500℃前後の切欠クリープ破断強
度を高める効果を持つ。そのために、必要なNi量は2
0%以上であり、20%を下回るとオーステナイト相が
不安定となってマルテンサイト変態を生じ、高温強度を
低下させ、また熱膨張係数を増加させる。逆に32%を
越えるNiは熱膨張係数の増加と粒界強化に役立つ斜方
晶の(Ni,CO)3Nbの析出量を減少させるのでN
iは20〜32%に限定する。
構成し、Fe−Co−Niの比は合金の熱膨張係数と金
属間化合物の析出形態に著しく影響を及ぼす。本発明合
金は、従来合金の中でも最も高いレベルの高温強度を付
与するために、TiやNbさらにはAlなどの析出強化
元素を多く含んでいるが、従来合金にないFe、Co、
Niの割合を見出したことで高い高温引張強度と低熱膨
張係数の両立が可能となった。さらに、本発明合金のF
e−Co−Niの比においては、斜方晶の(Ni,CO
)3Nbの析出量が従来合金に比べて、はるかに多く、
粒界強化に役立ち、500℃前後の切欠クリープ破断強
度を高める効果を持つ。そのために、必要なNi量は2
0%以上であり、20%を下回るとオーステナイト相が
不安定となってマルテンサイト変態を生じ、高温強度を
低下させ、また熱膨張係数を増加させる。逆に32%を
越えるNiは熱膨張係数の増加と粒界強化に役立つ斜方
晶の(Ni,CO)3Nbの析出量を減少させるのでN
iは20〜32%に限定する。
【0015】CoもNiと同様Feとともにマトリック
スを構成し、熱膨張係数の低下と斜方晶の(Ni,CO
)3Nbの析出に役立つ。そのためにCoは16%を越
える添加を必要とし、16%以下ではオーステナイト相
が不安定となって、マルテンサイト変態を生じ、高温強
度の低下と熱膨張係数の増加をまねく。逆に30%を越
えるCoの添加は熱膨張係数の増加をまねくので、Co
は16%を越え30%以下の範囲とする。
スを構成し、熱膨張係数の低下と斜方晶の(Ni,CO
)3Nbの析出に役立つ。そのためにCoは16%を越
える添加を必要とし、16%以下ではオーステナイト相
が不安定となって、マルテンサイト変態を生じ、高温強
度の低下と熱膨張係数の増加をまねく。逆に30%を越
えるCoの添加は熱膨張係数の増加をまねくので、Co
は16%を越え30%以下の範囲とする。
【0016】さらにNiとCoは両者のバランスで最も
低い熱膨張係数を得ることができ、両者の合計量も大変
重要な値である。特公昭41−2767号に開示される
ようにCoはNiの1.235倍で熱膨張係数の低下に
寄与する。本発明者もこの点に関する実験的検討を行な
ったところ、Coは寄与率でNiの1.235倍の関係
であることを確認した。しかし、本発明合金が目標とす
る低い熱膨張係数は、特公昭41−2767号に示され
る1.235Ni+Co量より低い範囲にあり、1.2
35Ni+Coが55.8以上では熱膨張係数が高くな
りすぎてしまう。逆に1.235Ni+Co量が48.
8を下回るとマルテンサイト変態を生じ易くなるためN
iとCoは次の式の範囲に限定する。48.8≦1.2
35Ni+Co<55.8
低い熱膨張係数を得ることができ、両者の合計量も大変
重要な値である。特公昭41−2767号に開示される
ようにCoはNiの1.235倍で熱膨張係数の低下に
寄与する。本発明者もこの点に関する実験的検討を行な
ったところ、Coは寄与率でNiの1.235倍の関係
であることを確認した。しかし、本発明合金が目標とす
る低い熱膨張係数は、特公昭41−2767号に示され
る1.235Ni+Co量より低い範囲にあり、1.2
35Ni+Coが55.8以上では熱膨張係数が高くな
りすぎてしまう。逆に1.235Ni+Co量が48.
8を下回るとマルテンサイト変態を生じ易くなるためN
iとCoは次の式の範囲に限定する。48.8≦1.2
35Ni+Co<55.8
【0017】本発明合金は固溶化+時効処理状態におい
て、高温まで低熱膨張係数と高強度を得ることを目的と
する。ガスタービン部品、セラミック接合部品および超
硬合金接合部品等の用途に対し、常温から400℃まで
の熱膨張係数が7.0×10マイナス6乗/℃を越える
と高温使用中に十分なクリアランスや接合強度が確保で
きなくなるので、常温から400℃までの熱膨張係数は
7.0×10マイナス6乗/℃以下に限定する。また、
500℃の引張強さが100kgf/mm2に満たない
と、高温における高回転時の応力または焼ばめなどの高
接合応力に耐えることができなくなるので、500℃の
引張強さは100kgf/mm2以上に規定する。さら
に、この種の低熱膨張超耐熱合金は実際の製品において
、応力集中部をいくつか持つ場合が多く、その部分の切
欠強度が平滑面の切欠強度より低いと設計上の破壊寿命
よりも大幅に早期破壊を生じることとなる。このような
切欠強度の低下は500℃前後の温度で最も敏感となる
ため、500℃の平滑−切欠複合クリープ破断試験にお
いて、平滑部より切欠部の方が早期に破断する材料は実
際の使用条件が極端に限定される。よって、500℃の
平滑−切欠複合クリープ破断試験において、切欠破断強
度は平滑破断強度を上回ることが重要であり、切欠部で
破壊してはならない。
て、高温まで低熱膨張係数と高強度を得ることを目的と
する。ガスタービン部品、セラミック接合部品および超
硬合金接合部品等の用途に対し、常温から400℃まで
の熱膨張係数が7.0×10マイナス6乗/℃を越える
と高温使用中に十分なクリアランスや接合強度が確保で
きなくなるので、常温から400℃までの熱膨張係数は
7.0×10マイナス6乗/℃以下に限定する。また、
500℃の引張強さが100kgf/mm2に満たない
と、高温における高回転時の応力または焼ばめなどの高
接合応力に耐えることができなくなるので、500℃の
引張強さは100kgf/mm2以上に規定する。さら
に、この種の低熱膨張超耐熱合金は実際の製品において
、応力集中部をいくつか持つ場合が多く、その部分の切
欠強度が平滑面の切欠強度より低いと設計上の破壊寿命
よりも大幅に早期破壊を生じることとなる。このような
切欠強度の低下は500℃前後の温度で最も敏感となる
ため、500℃の平滑−切欠複合クリープ破断試験にお
いて、平滑部より切欠部の方が早期に破断する材料は実
際の使用条件が極端に限定される。よって、500℃の
平滑−切欠複合クリープ破断試験において、切欠破断強
度は平滑破断強度を上回ることが重要であり、切欠部で
破壊してはならない。
【0018】表1に本発明合金および従来合金の化学組
成を示す。本発明合金および従来合金は、真空誘導溶解
炉にて溶解し、10kgのインゴットとした後、115
0℃×20hr保持の均質化処理を施し、その後加熱温
度1100℃で鍛伸して、30mm角の試料とした。そ
の後、従来合金No.11を除く他の合金はすべて98
2℃×1hr保持後空冷する固溶化処理、No.11は
930℃×1hr保持後空冷する固溶化処理を実施し、
さらに時効処理は全合金共通で720℃×1hr保持後
55℃/hrの冷却速度で620℃まで冷却後、620
℃で1hr保持後空冷する2段時効処理を実施した。
成を示す。本発明合金および従来合金は、真空誘導溶解
炉にて溶解し、10kgのインゴットとした後、115
0℃×20hr保持の均質化処理を施し、その後加熱温
度1100℃で鍛伸して、30mm角の試料とした。そ
の後、従来合金No.11を除く他の合金はすべて98
2℃×1hr保持後空冷する固溶化処理、No.11は
930℃×1hr保持後空冷する固溶化処理を実施し、
さらに時効処理は全合金共通で720℃×1hr保持後
55℃/hrの冷却速度で620℃まで冷却後、620
℃で1hr保持後空冷する2段時効処理を実施した。
【0019】
【表1】
【0020】従来合金No.11はインコロイ903、
No.12はインコロイ909およびNo.13は特開
平2−70040号に開示された合金である。本発明合
金と従来合金No.12、No.13は、すべて従来合
金No.12のインコロイ909の標準熱処理条件で実
施した。また、インコロイ903(No.11)のみは
合金の再結晶温度が低く、結晶粒が成長しやすいので、
固溶化処理温度は他の合金より低い930℃で実施した
。
No.12はインコロイ909およびNo.13は特開
平2−70040号に開示された合金である。本発明合
金と従来合金No.12、No.13は、すべて従来合
金No.12のインコロイ909の標準熱処理条件で実
施した。また、インコロイ903(No.11)のみは
合金の再結晶温度が低く、結晶粒が成長しやすいので、
固溶化処理温度は他の合金より低い930℃で実施した
。
【0021】
【表2】
【0022】表2に本発明合金および従来合金の常温引
張特性、500℃引張特性、500℃平滑−切欠複合ク
リープ破断特性および30℃から400℃までの平均熱
膨張係数を示す。引張試験は常温、500℃ともAST
M法に規定された試験方法に基づき、平行部直径 6.
35mm標点間距離 25.4mmのA370の縮小引
張試験片で実施した。また、平滑−切欠複合クリープ破
断試験もASTM法に規定された試験方法に基づき、平
滑部、切欠部とも直径 4.52mm、平滑部の標点間
距離 18.08mmのA453の9号試験片を用いた
。試験温度は500℃で初期応力はNo.11と13の
み50kgf/mm2とし、試験温度は500℃で初期
応力はNo.11と13のみ50kgf/mm2とし、
他はいずれも80kgf/mm2の初期応力で試験を行
なった。破断時間が200hrを超過したものについて
は、8〜16時間毎に5kgf/mm2の応力増加を行
ない、強制的に破断させた。
張特性、500℃引張特性、500℃平滑−切欠複合ク
リープ破断特性および30℃から400℃までの平均熱
膨張係数を示す。引張試験は常温、500℃ともAST
M法に規定された試験方法に基づき、平行部直径 6.
35mm標点間距離 25.4mmのA370の縮小引
張試験片で実施した。また、平滑−切欠複合クリープ破
断試験もASTM法に規定された試験方法に基づき、平
滑部、切欠部とも直径 4.52mm、平滑部の標点間
距離 18.08mmのA453の9号試験片を用いた
。試験温度は500℃で初期応力はNo.11と13の
み50kgf/mm2とし、試験温度は500℃で初期
応力はNo.11と13のみ50kgf/mm2とし、
他はいずれも80kgf/mm2の初期応力で試験を行
なった。破断時間が200hrを超過したものについて
は、8〜16時間毎に5kgf/mm2の応力増加を行
ない、強制的に破断させた。
【0023】表2には、初期応力を最終破断時の応力(
破断応力の欄)破断に至るまでの試験時間の総計(破断
寿命の欄)および平滑部で破断した場合には伸びの値、
切欠部で破断した場合には、「N」の記号を伸びの欄に
記載した。熱膨張係数の測定は直径5mm、長さ19.
5mmの試験片を用いて30℃から400℃までの平均
熱膨張係数を求めた。
破断応力の欄)破断に至るまでの試験時間の総計(破断
寿命の欄)および平滑部で破断した場合には伸びの値、
切欠部で破断した場合には、「N」の記号を伸びの欄に
記載した。熱膨張係数の測定は直径5mm、長さ19.
5mmの試験片を用いて30℃から400℃までの平均
熱膨張係数を求めた。
【0024】表1および表2より本発明合金は、いずれ
も優れた常温および500℃の引張強さを有し、500
℃の平滑−切欠複合クリープ破断試験において、いずれ
も平滑部での破断で、切欠強度が平滑部の強度を上回っ
ており、かつその破断応力も高いことがわかる。さらに
、常温から400℃までの平均熱膨張係数において、い
ずれも7.0×10マイナス6乗/℃以下の優れた低熱
膨張係数を併せ持つことがわかる。
も優れた常温および500℃の引張強さを有し、500
℃の平滑−切欠複合クリープ破断試験において、いずれ
も平滑部での破断で、切欠強度が平滑部の強度を上回っ
ており、かつその破断応力も高いことがわかる。さらに
、常温から400℃までの平均熱膨張係数において、い
ずれも7.0×10マイナス6乗/℃以下の優れた低熱
膨張係数を併せ持つことがわかる。
【0025】それに対し、従来合金No.11(インコ
ロイ903)は、常温および500℃の引張強さこそ本
発明合金と同等の強度が得られるものの、500℃の切
欠強度が極端に低く、熱膨張係数も本発明合金に比較し
て2割以上高くなっている。インコロイ903の切欠感
受性が異常に高い理由は、Nbがやや低いことと、Fe
−Co−Niの比が斜方晶の(Ni,CO)3Nbの析
出を生じさせるには十分な組織とならず、その結果とし
て粒界強度が十分保たれていないことが原因であると考
えられる。従来合金No.12(インコロイ909)は
、インコロイ903のAlを低下させ、Nbを増加させ
た合金であり、同じFe−Co−Niの比でも斜方晶の
(Ni,CO)3Nbの析出が生じるようになり、切欠
破断強度は確かに向上している。しかし、Fe−Co−
Niの比がインコロイ903と同じで(1.235Ni
+Co)値が高いために熱膨張係数の低下には全く改善
は見られず、本発明合金に比べると明らかに高い値を示
す。また、比較合金No.13の(1.235Ni+C
o)値は、本発明合金の範囲内に入るために熱膨張係数
は良好な値を示すが、析出強化元素であるTiの含有量
が低いために、時効硬化が不十分であり、常温および5
00℃の引張強さが明らかに本発明合金に劣っている。
ロイ903)は、常温および500℃の引張強さこそ本
発明合金と同等の強度が得られるものの、500℃の切
欠強度が極端に低く、熱膨張係数も本発明合金に比較し
て2割以上高くなっている。インコロイ903の切欠感
受性が異常に高い理由は、Nbがやや低いことと、Fe
−Co−Niの比が斜方晶の(Ni,CO)3Nbの析
出を生じさせるには十分な組織とならず、その結果とし
て粒界強度が十分保たれていないことが原因であると考
えられる。従来合金No.12(インコロイ909)は
、インコロイ903のAlを低下させ、Nbを増加させ
た合金であり、同じFe−Co−Niの比でも斜方晶の
(Ni,CO)3Nbの析出が生じるようになり、切欠
破断強度は確かに向上している。しかし、Fe−Co−
Niの比がインコロイ903と同じで(1.235Ni
+Co)値が高いために熱膨張係数の低下には全く改善
は見られず、本発明合金に比べると明らかに高い値を示
す。また、比較合金No.13の(1.235Ni+C
o)値は、本発明合金の範囲内に入るために熱膨張係数
は良好な値を示すが、析出強化元素であるTiの含有量
が低いために、時効硬化が不十分であり、常温および5
00℃の引張強さが明らかに本発明合金に劣っている。
【0026】
【発明の効果】本発明の合金をガスタービン部品、セラ
ミックス接合部品および超硬合金接合部品等の用途に使
用すれば、従来合金では得られなかった高い高温強度と
低熱膨張特性を同時に満足することができ、常温から高
温まで高強度かつ各種の部材や部品間に設けられたクリ
アランスを常温から高温まで一定量に維持することが必
要な構造用材料への適応が可能となる。また、セラミッ
クスや超硬合金のような低熱膨張材料のと構造用鋼との
接合に際し高強度で信頼性の高い接合が得られる。
ミックス接合部品および超硬合金接合部品等の用途に使
用すれば、従来合金では得られなかった高い高温強度と
低熱膨張特性を同時に満足することができ、常温から高
温まで高強度かつ各種の部材や部品間に設けられたクリ
アランスを常温から高温まで一定量に維持することが必
要な構造用材料への適応が可能となる。また、セラミッ
クスや超硬合金のような低熱膨張材料のと構造用鋼との
接合に際し高強度で信頼性の高い接合が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量%にて、C 0.1%以下、Si
1.0%以下、Mn 1.0%以下、Ti 0.5〜
2.5%、Nb 3.0%を越え6.0%以下、B 0
.01%以下を含み、かつ、Ni 20〜32%および
Co 16%を越え30%以下を48.8≦1.235
×Ni+Co<55.8の範囲で含有し、残部は不純物
を除き、実質的にFeからなることを特徴とする低熱膨
張超耐熱合金。 - 【請求項2】 重量%にて、C 0.1%以下、Si
1.0%以下、Mn 1.0%以下、Ti 0.5〜
2.5%、Nb 3.0%を越え6.0%以下、B 0
.01%以下、Al 1.0%以下を含み、かつ、Ni
20〜32%およびCo 16%を越え30%以下を
48.8≦1.235×Ni+Co<55.8の範囲で
含有し、残部は不純物を除き、実質的にFeからなるこ
とを特徴とする低熱膨張超耐熱合金。 - 【請求項3】 常温から400℃までの平均熱膨張係
数が7.0×10マイナス6乗/℃以下、500℃での
引張強さが100kgf/mm2以上および500℃で
のクリープ破断試験における切欠破断強度が平滑破断強
度よりも優れる特性を有することを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の低熱膨張超耐熱合金。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02411479A JP3127471B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 低熱膨張超耐熱合金 |
| US07/844,287 US5192497A (en) | 1990-12-18 | 1992-03-02 | Superalloys with low thermal-expansion coefficient |
| EP92103619A EP0558775B1 (en) | 1990-12-18 | 1992-03-03 | Superalloys with low thermal-expansion coefficient |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02411479A JP3127471B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 低熱膨張超耐熱合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04218642A true JPH04218642A (ja) | 1992-08-10 |
| JP3127471B2 JP3127471B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=18520488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02411479A Expired - Fee Related JP3127471B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 低熱膨張超耐熱合金 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5192497A (ja) |
| EP (1) | EP0558775B1 (ja) |
| JP (1) | JP3127471B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| WO2017006659A1 (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-12 | 日本鋳造株式会社 | 高温用高強度低熱膨張鋳造合金およびその製造方法、ならびにタービン用鋳造品 |
| WO2017056674A1 (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 日立金属株式会社 | 低熱膨張超耐熱合金及びその製造方法 |
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| CN1078261C (zh) * | 1999-09-21 | 2002-01-23 | 冶金工业部钢铁研究总院 | 低膨胀抗氧化高温合金 |
| US6939388B2 (en) | 2002-07-23 | 2005-09-06 | General Electric Company | Method for making materials having artificially dispersed nano-size phases and articles made therewith |
| AU2003258055A1 (en) * | 2003-08-04 | 2005-03-07 | General Electric Company | Method for making materials having artificially dispersed nano-size phases and articles made therewith |
| US7374825B2 (en) * | 2004-12-01 | 2008-05-20 | General Electric Company | Protection of thermal barrier coating by an impermeable barrier coating |
| DE102009035629A1 (de) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Bosch Mahle Turbo Systems Gmbh & Co. Kg | Ladevorrichtung, insbesondere Abgasturbolader für ein Kraftfahrzeug |
| KR101677352B1 (ko) | 2014-12-26 | 2016-11-18 | 주식회사 포스코 | 디스플레이용 유기발광 다이오드 봉지재용 강 |
| FR3093013B1 (fr) * | 2019-02-27 | 2021-12-31 | Saint Gobain | Composition sol-gel durcissable sous l’effet d’un rayonnement UV pour l’obtention d’un revêtement hydrophobe |
| CN115011856A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-09-06 | 哈尔滨工业大学 | 一种低膨胀高温合金及其制备方法 |
| CN116043136B (zh) * | 2023-01-18 | 2024-09-13 | 上海材料研究所有限公司 | 一种低膨胀高强度合金钢及其制造方法与应用 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB691148A (en) * | 1950-04-01 | 1953-05-06 | Ernest Dubois | Improvements in the manufacture of springs and alloys therefor |
| GB1411693A (en) * | 1973-05-04 | 1975-10-29 | Int Nickel Ltd | Low expansion alloys |
| GB1401259A (en) * | 1973-05-04 | 1975-07-16 | Int Nickel Ltd | Low expansion alloys |
| GB1472653A (en) * | 1974-05-13 | 1977-05-04 | Carpenter Technology Corp | Controlled expansion alloy |
| SU665015A1 (ru) * | 1977-10-20 | 1979-05-30 | Уральский научно-исследовательский институт черных металлов | Дисперсионно-твердеющий элинвар |
| US4200459A (en) * | 1977-12-14 | 1980-04-29 | Huntington Alloys, Inc. | Heat resistant low expansion alloy |
| US4487743A (en) * | 1982-08-20 | 1984-12-11 | Huntington Alloys, Inc. | Controlled expansion alloy |
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| JPS6123118A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-01-31 | Hitachi Ltd | 光スイツチ素子 |
| JPH0270040A (ja) * | 1988-09-05 | 1990-03-08 | Hitachi Metals Ltd | 高強度低熱膨張合金 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP02411479A patent/JP3127471B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-02 US US07/844,287 patent/US5192497A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-03 EP EP92103619A patent/EP0558775B1/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
| WO2017006659A1 (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-12 | 日本鋳造株式会社 | 高温用高強度低熱膨張鋳造合金およびその製造方法、ならびにタービン用鋳造品 |
| JPWO2017006659A1 (ja) * | 2015-07-06 | 2018-04-19 | 日本鋳造株式会社 | 高温用高強度低熱膨張鋳造合金およびその製造方法、ならびにタービン用鋳造品 |
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| US10633717B2 (en) | 2015-09-29 | 2020-04-28 | Hitachi Metals, Ltd. | Low thermal expansion superalloy and manufacturing method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5192497A (en) | 1993-03-09 |
| EP0558775B1 (en) | 1998-06-17 |
| EP0558775A1 (en) | 1993-09-08 |
| JP3127471B2 (ja) | 2001-01-22 |
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