JPH0641623B2 - 制御された膨張の合金 - Google Patents
制御された膨張の合金Info
- Publication number
- JPH0641623B2 JPH0641623B2 JP59243137A JP24313784A JPH0641623B2 JP H0641623 B2 JPH0641623 B2 JP H0641623B2 JP 59243137 A JP59243137 A JP 59243137A JP 24313784 A JP24313784 A JP 24313784A JP H0641623 B2 JPH0641623 B2 JP H0641623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- aging
- hours
- alloy
- heat treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/10—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing cobalt
- C22C38/105—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing cobalt containing Co and Ni
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D6/00—Heat treatment of ferrous alloys
- C21D6/001—Heat treatment of ferrous alloys containing Ni
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は本明細書に記載の如く、特定のニッケル−鉄・
コバルト合金に関する特殊な熱処理操作に主として関す
るものである。
コバルト合金に関する特殊な熱処理操作に主として関す
るものである。
発明の背景 出願人による米国特許出願第409,838号(米国特許第4,4
87,743号)において、時効硬化性で制御された低膨張性
のニッケル−鉄およびニッケル−コバルト−鉄合金が記
載され特許請求されている。その合金は(i)少くとも625
゜Fの変曲温度、(ii)周囲温度と変曲温度との間の5.5×1
0-6/゜Fを超えない膨張係数、(iii)室温高引張強さ、(i
v)ノッチ−破壊強さを含む改良された高温応力−破壊特
性、(V)良好なノッチ延性(ノッチバー破壊寿命は平滑
バー破壊寿命を上廻る)等を特徴とするものである。
87,743号)において、時効硬化性で制御された低膨張性
のニッケル−鉄およびニッケル−コバルト−鉄合金が記
載され特許請求されている。その合金は(i)少くとも625
゜Fの変曲温度、(ii)周囲温度と変曲温度との間の5.5×1
0-6/゜Fを超えない膨張係数、(iii)室温高引張強さ、(i
v)ノッチ−破壊強さを含む改良された高温応力−破壊特
性、(V)良好なノッチ延性(ノッチバー破壊寿命は平滑
バー破壊寿命を上廻る)等を特徴とするものである。
上記出願第409,838号に述べられた合金は、約34%〜55
%のニッケル、最大25%までのコバルト、約1%〜2%
のチタン、約1.5%〜5.5%のニオブ、約0.25%〜1%の
シリコン、約0.2%を超えないアルミニウム、約0.1%を
超えない炭素、本質的残部鉄を含む。更に有利で好まし
い組成物は約35%〜39%のニッケル、約12%〜16%のコ
バルト、約1.2%〜1.8%のチタン、約4.3%〜5.2%のニ
オブ、約0.3%〜0.5%のシリコン、約0.1%を超えない
アルミニウム、約0.1%を超えない炭素、再び本質的に
残部を構成する鉄を含むものである。
%のニッケル、最大25%までのコバルト、約1%〜2%
のチタン、約1.5%〜5.5%のニオブ、約0.25%〜1%の
シリコン、約0.2%を超えないアルミニウム、約0.1%を
超えない炭素、本質的残部鉄を含む。更に有利で好まし
い組成物は約35%〜39%のニッケル、約12%〜16%のコ
バルト、約1.2%〜1.8%のチタン、約4.3%〜5.2%のニ
オブ、約0.3%〜0.5%のシリコン、約0.1%を超えない
アルミニウム、約0.1%を超えない炭素、再び本質的に
残部を構成する鉄を含むものである。
上記の合金に対して適用される熱処理の番号も以下に記
載される。
載される。
熱処理“A”1700゜F/1時間で焼鈍、AC、1325゜F/8
時間で時効処理、100゜F/時間で1150゜FへFC、1150゜F
/8時間で時効処理、AC 熱処理“B”1800゜Fで焼鈍する以外は“A”と同じ 熱処理“C”1900゜Fで焼鈍する以外は“A”と同じ 熱処理“D”1425゜Fで第1の時効処理を行う以外は
“B”と同じ 熱処理“E”1425゜Fで第1の時効処理を行う以外は
“C”と同じ 熱処理“F”1425゜Fで第1の時効処理を行う以外は
“A”と同じ 熱処理“G”第1の冷却段階がWQである以外は“A”
と同じ 熱処理“H”1425゜Fで24時間第1の時効処理を行う以外
は“C”と同じ (註)AC−空冷、FC−炉で冷却、WQ−水冷 上記の熱処理は、比較的長期間の処理を用いた。本発明
の基本的な目的は操作時間を減少させることであった。
時間で時効処理、100゜F/時間で1150゜FへFC、1150゜F
/8時間で時効処理、AC 熱処理“B”1800゜Fで焼鈍する以外は“A”と同じ 熱処理“C”1900゜Fで焼鈍する以外は“A”と同じ 熱処理“D”1425゜Fで第1の時効処理を行う以外は
“B”と同じ 熱処理“E”1425゜Fで第1の時効処理を行う以外は
“C”と同じ 熱処理“F”1425゜Fで第1の時効処理を行う以外は
“A”と同じ 熱処理“G”第1の冷却段階がWQである以外は“A”
と同じ 熱処理“H”1425゜Fで24時間第1の時効処理を行う以外
は“C”と同じ (註)AC−空冷、FC−炉で冷却、WQ−水冷 上記の熱処理は、比較的長期間の処理を用いた。本発明
の基本的な目的は操作時間を減少させることであった。
発明の要約 本発明に係るニッケル−鉄−コバルト合金においては、
ある量のアルミニウムを含有させれば強度が向上し、更
に合金の安定性を向上させる。しかし、かかるアルミニ
ウムが存在すると初期時効処理に少なくとも約50時間
もの長い時間が必要とされ、それだけ生産費用が増大す
る。又高アルミニウム量では結晶粒界に連続的なエプシ
ロン相が生成し、この相が連続的に結晶粒を覆うと機械
的性質が失われてしまう。
ある量のアルミニウムを含有させれば強度が向上し、更
に合金の安定性を向上させる。しかし、かかるアルミニ
ウムが存在すると初期時効処理に少なくとも約50時間
もの長い時間が必要とされ、それだけ生産費用が増大す
る。又高アルミニウム量では結晶粒界に連続的なエプシ
ロン相が生成し、この相が連続的に結晶粒を覆うと機械
的性質が失われてしまう。
かくて本発明の第1の目的は熱処理時間を短縮して生産
費の低下を図ることである。
費の低下を図ることである。
又、本発明の第2の目的は合金中にある量のアルミニウ
ムが存在するとき見出されるエプシロン相を減少させる
ことである。
ムが存在するとき見出されるエプシロン相を減少させる
ことである。
本発明によれば熱処理時間を短縮して生産費を低下させ
ることができる。特にケイ素を加えることにより反応熱
力学を改善してより高温で熱処理しうるようになり処理
時間の短縮を図りうることが見出された。典型的には全
熱処理時間は約8〜15時間まで短縮することができ
る。又エプシロン相を減少させ、膨張係数や機械的特性
の悪化を来すことなくアルミニウム量を1.25%まで
増加させ引張強さと破壊特性の向上を図ることができ
る。処理時間を短縮することによって過剰のエプシロン
相の生成を防止することができる。
ることができる。特にケイ素を加えることにより反応熱
力学を改善してより高温で熱処理しうるようになり処理
時間の短縮を図りうることが見出された。典型的には全
熱処理時間は約8〜15時間まで短縮することができ
る。又エプシロン相を減少させ、膨張係数や機械的特性
の悪化を来すことなくアルミニウム量を1.25%まで
増加させ引張強さと破壊特性の向上を図ることができ
る。処理時間を短縮することによって過剰のエプシロン
相の生成を防止することができる。
発明の記載 本発明によれば少くとも329.7℃(625゜F)の変
曲温度、周囲温度と変曲温度との間で5.5×10-6/
0.56℃(5.5×10-6/゜F)又はそれ以下の膨脹
係数を有し、34〜55%のニッケル、12〜16%の
コバルト、1%〜2%のチタン、1.5%〜5.5%の
ニオブ、0.25%〜1%のシリコン、0.2〜1.2
5%のアルミニウム、最大0.1%までの炭素、残部本
質的鉄を含む時効硬化性、制御された低膨張ニッケル−
コバルト−鉄合金を熱処理するための、下記の(i)〜(v
i)の段階を含み、 (i)926.7℃(1700゜F)〜 1037.8℃(1900゜F)の温度において、断面寸
法に応じて最大9時間までの期間、該合金を焼鈍し、 (ii)該合金を冷却し、 (iii)718.4℃(1325゜F)〜 801.7℃(1475゜F)の温度において断面寸法に
応じて、最大12時間までの間該合金を時効処理し、 (iv)該合金を第2の時効処理温度へ冷却し、 (v)593.3℃(1100゜F)〜 676.7℃(1250゜F)の温度において、最大12
時間まで時効処理し、 (vi)該合金を周囲温度に冷却し、 かつ、該熱処理は718.4℃(1325゜F)〜80
1.7℃(1475゜F)の初期時効温度とアルミニウム
含量とが、アルミニウム含量が0.2%以上に増加する
に従って時効温度もまた718.4℃(1325゜F)〜
801.7℃(1475゜F)の上記温度範囲内で上昇す
る如く(相関していることを特徴とする熱処理方法が提
供される。
曲温度、周囲温度と変曲温度との間で5.5×10-6/
0.56℃(5.5×10-6/゜F)又はそれ以下の膨脹
係数を有し、34〜55%のニッケル、12〜16%の
コバルト、1%〜2%のチタン、1.5%〜5.5%の
ニオブ、0.25%〜1%のシリコン、0.2〜1.2
5%のアルミニウム、最大0.1%までの炭素、残部本
質的鉄を含む時効硬化性、制御された低膨張ニッケル−
コバルト−鉄合金を熱処理するための、下記の(i)〜(v
i)の段階を含み、 (i)926.7℃(1700゜F)〜 1037.8℃(1900゜F)の温度において、断面寸
法に応じて最大9時間までの期間、該合金を焼鈍し、 (ii)該合金を冷却し、 (iii)718.4℃(1325゜F)〜 801.7℃(1475゜F)の温度において断面寸法に
応じて、最大12時間までの間該合金を時効処理し、 (iv)該合金を第2の時効処理温度へ冷却し、 (v)593.3℃(1100゜F)〜 676.7℃(1250゜F)の温度において、最大12
時間まで時効処理し、 (vi)該合金を周囲温度に冷却し、 かつ、該熱処理は718.4℃(1325゜F)〜80
1.7℃(1475゜F)の初期時効温度とアルミニウム
含量とが、アルミニウム含量が0.2%以上に増加する
に従って時効温度もまた718.4℃(1325゜F)〜
801.7℃(1475゜F)の上記温度範囲内で上昇す
る如く(相関していることを特徴とする熱処理方法が提
供される。
ここに変曲温度(Inflection Temperature=IT)は、
合金が強磁性体から常磁性体の挙動に変る温度のことで
あり、キュリー温度とも呼ばれる。変曲温度以上では熱
膨張係数レートが低下する。殆どの高温低熱膨張合金で
はできるだけ高い変曲温度を有するのが望ましい。
合金が強磁性体から常磁性体の挙動に変る温度のことで
あり、キュリー温度とも呼ばれる。変曲温度以上では熱
膨張係数レートが低下する。殆どの高温低熱膨張合金で
はできるだけ高い変曲温度を有するのが望ましい。
焼鈍温度 1700゜Fという低い焼鈍温度を用いることができ、引張強
さと破壊特性の優れた包括的組合せが得られる。しか
し、この温度水準での焼鈍では、合金は完全には再結晶
しないかも知れないし(化学的性質によって異なる)、
また中間相、例えばNi3(Cb、Ti)を溶体化することがあ
る。別な言い方をすれば、これによって合金が過去の操
作履歴に不必要に影響を受けやすくすると言える。以上
で明らかなように最大約1900゜Fまでの焼鈍温度が用いら
れる一方、その合金は粒子を粗くする傾向があり、これ
は通常、破壊特性の低下を伴う。この欠点を埋め合わせ
るため、過時効処理(overaging)が必要となるかも知
れない。従って、1750゜Fまたは1775゜F乃至1825゜Fまたは
1850゜Fで焼鈍することが有利であると思われる。
さと破壊特性の優れた包括的組合せが得られる。しか
し、この温度水準での焼鈍では、合金は完全には再結晶
しないかも知れないし(化学的性質によって異なる)、
また中間相、例えばNi3(Cb、Ti)を溶体化することがあ
る。別な言い方をすれば、これによって合金が過去の操
作履歴に不必要に影響を受けやすくすると言える。以上
で明らかなように最大約1900゜Fまでの焼鈍温度が用いら
れる一方、その合金は粒子を粗くする傾向があり、これ
は通常、破壊特性の低下を伴う。この欠点を埋め合わせ
るため、過時効処理(overaging)が必要となるかも知
れない。従って、1750゜Fまたは1775゜F乃至1825゜Fまたは
1850゜Fで焼鈍することが有利であると思われる。
焼鈍時間は時効処理される材料の厚さに依存する。薄い
シートでは数分間しか要しないかも知れないが、ロッド
製品では最大3または4時間を要するだろう。実際、最
大6時間またはそれ以下の焼鈍期間で、制御因子である
粒子成長を、通常、充分に満足させるであろう。
シートでは数分間しか要しないかも知れないが、ロッド
製品では最大3または4時間を要するだろう。実際、最
大6時間またはそれ以下の焼鈍期間で、制御因子である
粒子成長を、通常、充分に満足させるであろう。
初期冷却 冷却速度は、水冷から、空冷または炉での冷却というよ
うに変化できる。焼鈍からの冷却速度は、時効処理によ
り発揮される機械的特性に対し重大な硬化を及ぼす。こ
れは相殺すべき時効処理パラメーターの調整を必要とす
ることがある。例えば、水冷は過時効を起す傾向があ
る。従って、低温での時効処理が望まれるだろう。徐冷
でも過時効を起すことがあり、同様な注意が必要とな
る。一般に50゜F〜300゜F/時間の冷却が適している。或
る例においては、例えば雰囲気中での熱処理において
は、合金を時効処理温度へ直接冷却してもよいが、時効
処理に先立って周囲温度への冷却を行うのが正規の手順
であると見做されていることを付言すべきかもしれな
い。
うに変化できる。焼鈍からの冷却速度は、時効処理によ
り発揮される機械的特性に対し重大な硬化を及ぼす。こ
れは相殺すべき時効処理パラメーターの調整を必要とす
ることがある。例えば、水冷は過時効を起す傾向があ
る。従って、低温での時効処理が望まれるだろう。徐冷
でも過時効を起すことがあり、同様な注意が必要とな
る。一般に50゜F〜300゜F/時間の冷却が適している。或
る例においては、例えば雰囲気中での熱処理において
は、合金を時効処理温度へ直接冷却してもよいが、時効
処理に先立って周囲温度への冷却を行うのが正規の手順
であると見做されていることを付言すべきかもしれな
い。
初期時効処理 第1の時効処理を約2〜12時間の間約1300゜F〜約1450゜F
の範囲内で行うことが必要である。1450゜Fを超える温
度、例えば1475゜F、およびそれ以上では過時効を生ずる
結果となり、室温(RT)引張強さ、延性および平滑バ
ー破壊強度における損失を伴う。しかし、高温破壊延性
とノッチ強度は増加する。今日までに得られたデータに
基き、1325゜Fから1350゜Fの範囲の時効処理温度から得ら
れたノッチ強度を比較の目的で使用すれば、ノッチ強度
は高度の水準−即ち、1475゜Fでの時効処理(145Ksiでの
応力で1000゜Fの試験温度)で97時間〜975時間−で増加
する。このようにして、高温ノッチ強度に適した応用の
ためには、1450゜Fを超え最大1500゜Fまでの時効処理温度
が有利であると考えられる。
の範囲内で行うことが必要である。1450゜Fを超える温
度、例えば1475゜F、およびそれ以上では過時効を生ずる
結果となり、室温(RT)引張強さ、延性および平滑バ
ー破壊強度における損失を伴う。しかし、高温破壊延性
とノッチ強度は増加する。今日までに得られたデータに
基き、1325゜Fから1350゜Fの範囲の時効処理温度から得ら
れたノッチ強度を比較の目的で使用すれば、ノッチ強度
は高度の水準−即ち、1475゜Fでの時効処理(145Ksiでの
応力で1000゜Fの試験温度)で97時間〜975時間−で増加
する。このようにして、高温ノッチ強度に適した応用の
ためには、1450゜Fを超え最大1500゜Fまでの時効処理温度
が有利であると考えられる。
上記とは別に、アルミニウム含有量と時効処理温度との
間に相互関係があるように思われる。例えば、約0.5%
のアルミニウム水準と組合わせた1325゜Fの時効処理温度
は良い結果を与えないが、一方、同じパーセントのアル
ミニウムでの1375゜Fの時効処理温度では極めて満足な特
性が得られる。同様に、1375゜Fの時効処理温度と1%の
アルミニウム含有量の組合わせでは性質の特性値の点で
許容できない。しかし、温度が約1475゜Fあるいはそれ以
上では満足な結果が得られる。かくして、アルミニウム
水準は、もし時効処理温度が約1325゜Fから最大約1475゜F
またはそれ以上に高められれば、0.2%を超え最大少く
とも1%まで増加させることができる。アルミニウム含
有量は1.25%という高水準にまで高めうることが可能で
ある。
間に相互関係があるように思われる。例えば、約0.5%
のアルミニウム水準と組合わせた1325゜Fの時効処理温度
は良い結果を与えないが、一方、同じパーセントのアル
ミニウムでの1375゜Fの時効処理温度では極めて満足な特
性が得られる。同様に、1375゜Fの時効処理温度と1%の
アルミニウム含有量の組合わせでは性質の特性値の点で
許容できない。しかし、温度が約1475゜Fあるいはそれ以
上では満足な結果が得られる。かくして、アルミニウム
水準は、もし時効処理温度が約1325゜Fから最大約1475゜F
またはそれ以上に高められれば、0.2%を超え最大少く
とも1%まで増加させることができる。アルミニウム含
有量は1.25%という高水準にまで高めうることが可能で
ある。
本発明の熱処理によれば高い含量のアルミニウムを低い
熱膨張性超合金に含有させることができる。アルミニウ
ムを0.2%以上含有させるときアルミニウム量の増加
とともに時効処理温度を上昇させるよう相互に関係させ
ればエプシロン相の生成速度を工業的に実際的な程度に
まで低下させることができる。エプシロン相は粒界析出
物として有効であるが過剰の量存在すると上述のように
粒界に沿って連続フィルムが生成して合金がもはや利用
しえない程に性質を顕著に低下させてしまう。アルミニ
ウムとケイ素は相互に作用し合ってこの合金の強度を向
上させることができる。そして0.2%以上のアルミニ
ウムを含む合金にケイ素を含有させることによってその
時効処理時間を50時間から12〜14時間にまで短縮
せしめて性能の改良、生産性の向上を図ることができ
る。
熱膨張性超合金に含有させることができる。アルミニウ
ムを0.2%以上含有させるときアルミニウム量の増加
とともに時効処理温度を上昇させるよう相互に関係させ
ればエプシロン相の生成速度を工業的に実際的な程度に
まで低下させることができる。エプシロン相は粒界析出
物として有効であるが過剰の量存在すると上述のように
粒界に沿って連続フィルムが生成して合金がもはや利用
しえない程に性質を顕著に低下させてしまう。アルミニ
ウムとケイ素は相互に作用し合ってこの合金の強度を向
上させることができる。そして0.2%以上のアルミニ
ウムを含む合金にケイ素を含有させることによってその
時効処理時間を50時間から12〜14時間にまで短縮
せしめて性能の改良、生産性の向上を図ることができ
る。
製作又はその他の理由でより高い焼鈍温度、例えば、ろ
う付けのための1900゜F、を用いる時は、1375゜F〜1475゜F
の範囲に亘る時効処理温度が、良好な破壊強度の観点か
ら用いられることが必要とされる。
う付けのための1900゜F、を用いる時は、1375゜F〜1475゜F
の範囲に亘る時効処理温度が、良好な破壊強度の観点か
ら用いられることが必要とされる。
シリコンが存在するために、引張強さと破壊特性の優れ
た組合せが得られる許りでなく時効処理期間を減少させ
ることもできると信じられている。これは、例えば真空
中での時効処理を要する用途に関して特に重要である。
というのは、このような作業のコストは全時効処理時間
によって極めて大きな影響を受けるからである。以下の
表VI、VIIおよびVIIIは、良好な特性が4時間の時効処
理期間で容易に得られることを示している。他の点では
同等な化学的性質を持つ、シリコンがないか極く少量の
合金において、同様な応答が経験されているようには見
えない。3乃至8時間未満の時効処理期間が満足な結果
を与える。
た組合せが得られる許りでなく時効処理期間を減少させ
ることもできると信じられている。これは、例えば真空
中での時効処理を要する用途に関して特に重要である。
というのは、このような作業のコストは全時効処理時間
によって極めて大きな影響を受けるからである。以下の
表VI、VIIおよびVIIIは、良好な特性が4時間の時効処
理期間で容易に得られることを示している。他の点では
同等な化学的性質を持つ、シリコンがないか極く少量の
合金において、同様な応答が経験されているようには見
えない。3乃至8時間未満の時効処理期間が満足な結果
を与える。
第2の冷却段階 初期時効処理に引続き他の冷却サイクルが用いられる場
合には、第2段階の時効処理温度に直接冷却することが
好ましい。これは、例えば約50゜F〜150゜F/時間の速度
での炉冷却をすることができる。出願人は100゜F/時間
の速度を用いて非常に満足すべき結果を得た。他の冷却
処理に関しては、合金は焼鈍段階に従う冷却サイクルと
ほとんど同じようにして周囲温度にまで冷却することが
可能となる。
合には、第2段階の時効処理温度に直接冷却することが
好ましい。これは、例えば約50゜F〜150゜F/時間の速度
での炉冷却をすることができる。出願人は100゜F/時間
の速度を用いて非常に満足すべき結果を得た。他の冷却
処理に関しては、合金は焼鈍段階に従う冷却サイクルと
ほとんど同じようにして周囲温度にまで冷却することが
可能となる。
第2の時効処理段階 第2の時効処理は、約1100゜F〜約1250゜Fの温度範囲で約
2〜12時間の期間実施されることが必要である。1100゜F
より遥か低い温度では、所望の特性を発揮させるに必要
な時間を増加させ、一方、1250゜Fを超える温度では、微
細なガンマプライム/ガンマダブルプライム粒子の不充
分な分散に起因する引張強さの低下を来たす結果とな
る。
2〜12時間の期間実施されることが必要である。1100゜F
より遥か低い温度では、所望の特性を発揮させるに必要
な時間を増加させ、一方、1250゜Fを超える温度では、微
細なガンマプライム/ガンマダブルプライム粒子の不充
分な分散に起因する引張強さの低下を来たす結果とな
る。
第1の時効処理に関連してなされた時効処理時間に関す
る上記のコメントは一般に第2段階へも同様に適用され
る。
る上記のコメントは一般に第2段階へも同様に適用され
る。
最終冷却段階 単なる空冷以外を適用する必然性を指示する具体的な物
性に関する特別な理由はない。水冷または炉での冷却
は、得られる物理的機械的特性を著しく変更することな
しに採用できる。
性に関する特別な理由はない。水冷または炉での冷却
は、得られる物理的機械的特性を著しく変更することな
しに採用できる。
説明のための具体例 当業者に本発明をよりよく理解させるために、下記の情
報とデーターが与えられる。
報とデーターが与えられる。
即ち、20,000ポンドの工業的規模のヒートを真空誘導
(vacuum induction)溶融して18″径の2本の電極を作
り、これを引続いて1個の20″径のインゴットに再溶融
した。この化学組成を第1表に報告する。インゴットは
2175゜Fで48時間均質化し次に8″の八角形に熱加工し
た。八角形の1部分を2050゜Fに熱し1″×4″の平鉄棒
に熱圧延した。仕上げ段階は約1700℃での20%圧減を含
むものである。
(vacuum induction)溶融して18″径の2本の電極を作
り、これを引続いて1個の20″径のインゴットに再溶融
した。この化学組成を第1表に報告する。インゴットは
2175゜Fで48時間均質化し次に8″の八角形に熱加工し
た。八角形の1部分を2050゜Fに熱し1″×4″の平鉄棒
に熱圧延した。仕上げ段階は約1700℃での20%圧減を含
むものである。
1700℃から始まる一連の種々の焼鈍温度が最高1900゜Fま
で50゜Fづつ変化させて、空冷(これは、水冷による起り
得る影響を最少にした)が追随する1時間の間隔をおい
て行われた。
で50゜Fづつ変化させて、空冷(これは、水冷による起り
得る影響を最少にした)が追随する1時間の間隔をおい
て行われた。
1325゜F/8時間での時効処理とそれに引続く1150゜Fへの
100゜F/時間のFC、1150゜F/8時間での時効処理とA
Cを含む全体的な処理が採用された。
100゜F/時間のFC、1150゜F/8時間での時効処理とA
Cを含む全体的な処理が採用された。
試験結果(熱圧延平鉄棒を通る長い横方向の配向)が表
II及びIIIに示される。表で見られるように、圧延降伏
強度(as-rolled yield strength)は91Ksiで、これは1
700゜F〜1900゜Fでの焼鈍と上述の時効処理後に150Ksiへ
増加した。粒子寸法はミックスされ、延ばされた(elon
gated)ASTM8#8であった。再結晶は1750゜F〜180
0゜Fで起こり粒子成長は1850゜F〜1900゜F(ASTM#
2)で続行した。室温降伏及び最終引張強さは、粒子寸
法に関した上記焼鈍範囲に亘って実質上影響を受けなか
った。引張延性は1850゜F〜1900゜Fで低下した。
II及びIIIに示される。表で見られるように、圧延降伏
強度(as-rolled yield strength)は91Ksiで、これは1
700゜F〜1900゜Fでの焼鈍と上述の時効処理後に150Ksiへ
増加した。粒子寸法はミックスされ、延ばされた(elon
gated)ASTM8#8であった。再結晶は1750゜F〜180
0゜Fで起こり粒子成長は1850゜F〜1900゜F(ASTM#
2)で続行した。室温降伏及び最終引張強さは、粒子寸
法に関した上記焼鈍範囲に亘って実質上影響を受けなか
った。引張延性は1850゜F〜1900゜Fで低下した。
1700゜Fにおいて、時効処理の他に応力破壊強度と延性
(表III)が極めて良好であった。140ksiでの組合せバ
ーはノッチ延性で良好な平滑バー延性を示した。焼鈍温
度を1750゜F及び1800゜Fに上昇させるとノッチ強度が高く
なるが、平滑バー延性とノッチ延性は低下した。平滑バ
ー寿命、延性及びノッチバー寿命(Kt=2)は1900゜F
の焼鈍温度において低下を来たした。
(表III)が極めて良好であった。140ksiでの組合せバ
ーはノッチ延性で良好な平滑バー延性を示した。焼鈍温
度を1750゜F及び1800゜Fに上昇させるとノッチ強度が高く
なるが、平滑バー延性とノッチ延性は低下した。平滑バ
ー寿命、延性及びノッチバー寿命(Kt=2)は1900゜F
の焼鈍温度において低下を来たした。
表IV及びVにおいて、初期時効処理温度は、1800゜Fと190
0゜Fの双方の焼鈍を用いて、1325゜Fから1475゜F(8時
間)へ変更された。得られた結果は本質的には、上記の
ごとく、時効処理(初期)温度が増大するとともに降伏
ならびに最終引張強さが減少した。同様に引張延性も時
効処理温度が最高1425゜Fまで増加するに従って低下し
た。
0゜Fの双方の焼鈍を用いて、1325゜Fから1475゜F(8時
間)へ変更された。得られた結果は本質的には、上記の
ごとく、時効処理(初期)温度が増大するとともに降伏
ならびに最終引張強さが減少した。同様に引張延性も時
効処理温度が最高1425゜Fまで増加するに従って低下し
た。
発揮された1000゜Fでの応力破壊特性は以下の通りであ
る。
る。
A.11800゜Fの焼鈍 Kt=2ノッチバー i1個のノッチバーのみがノッチ断面で破壊、他の試験
は総べて中断されたか平滑バーでは不合格であった ii 130ksiでのノッチ試験は1000時間後に中断された iii 145ksiでのノッチ試験のうち、1個は約100時間の
寿命でノッチで破壊(1325゜Fでの時効処理)した ivより高い時効処理温度を与えられた試験は平滑なひだ
(smooth ligament)で破壊した 平滑バー i時効処理温度が増加するにつれて破壊強度が減少した
が、 ii破壊延性は増大した ノッチ延性 i平滑バーとKt=2ノッチバー寿命との比較から1325゜
Fの時効処理だけがノッチ脆性の兆候を証明したことが
示された iiノッチバー対平滑バー破壊寿命比率は、1325゜Fを超え
る時効処理温度が急激に増大した。
は総べて中断されたか平滑バーでは不合格であった ii 130ksiでのノッチ試験は1000時間後に中断された iii 145ksiでのノッチ試験のうち、1個は約100時間の
寿命でノッチで破壊(1325゜Fでの時効処理)した ivより高い時効処理温度を与えられた試験は平滑なひだ
(smooth ligament)で破壊した 平滑バー i時効処理温度が増加するにつれて破壊強度が減少した
が、 ii破壊延性は増大した ノッチ延性 i平滑バーとKt=2ノッチバー寿命との比較から1325゜
Fの時効処理だけがノッチ脆性の兆候を証明したことが
示された iiノッチバー対平滑バー破壊寿命比率は、1325゜Fを超え
る時効処理温度が急激に増大した。
B.1900゜F焼鈍 Kt=2ノッチバー 1000゜F/120ksiでのノッチバー寿命は時効処理温度が上
昇するに従って増大した 平滑バー 1800゜F焼鈍で得られた結果とは反対に、平滑バー破壊寿
命は時効処理温度とともに増大した。この予想外の挙動
についての説明は現在でも完全には理解されていない
が、コース粒状構造(a course grained structure)と
いう理由で、応力促進粒子境界酸素脆化機構(mechaniz
m of stress accelerated grain boundary oxygen embr
ittlement)に対する感受性が高まるものと思われる。
しかし、ノッチバーの場合におけると同様、平滑バーも
機械加工時のけがきや心合わせなどの影響を受けること
があることを述べねばならない。過時効処理は、このよ
うな因子への感受性を低減させる傾向がある。
昇するに従って増大した 平滑バー 1800゜F焼鈍で得られた結果とは反対に、平滑バー破壊寿
命は時効処理温度とともに増大した。この予想外の挙動
についての説明は現在でも完全には理解されていない
が、コース粒状構造(a course grained structure)と
いう理由で、応力促進粒子境界酸素脆化機構(mechaniz
m of stress accelerated grain boundary oxygen embr
ittlement)に対する感受性が高まるものと思われる。
しかし、ノッチバーの場合におけると同様、平滑バーも
機械加工時のけがきや心合わせなどの影響を受けること
があることを述べねばならない。過時効処理は、このよ
うな因子への感受性を低減させる傾向がある。
表VIおよびVIIは、1800゜Fおよび1900゜Fの双方の焼鈍温
度の後、4時間という短い時間の時効処理の影響を反映
している。ここで時効処理温度は表VIに示されるように
変更されている。表VIIIは全熱処理期間の比較−短いサ
イクル(10時間)対長いサイクル(18時間)−を示す。
それから分るように、短い持続熱処理サイクルで満足す
べき特性を得るこができる。1800゜F/1時間、AC、13
75゜F/4時間時効処理、1150゜F/4時間へFC、AC
が、Kt=3.6の組合せバーで良好なノッチ延性を賦与し
たことを付記できよう。
度の後、4時間という短い時間の時効処理の影響を反映
している。ここで時効処理温度は表VIに示されるように
変更されている。表VIIIは全熱処理期間の比較−短いサ
イクル(10時間)対長いサイクル(18時間)−を示す。
それから分るように、短い持続熱処理サイクルで満足す
べき特性を得るこができる。1800゜F/1時間、AC、13
75゜F/4時間時効処理、1150゜F/4時間へFC、AC
が、Kt=3.6の組合せバーで良好なノッチ延性を賦与し
たことを付記できよう。
本発明は好ましい実施例と関連して既述されているが、
当業者には容易に理解できるように修正と変更が本発明
の精神と領域を逸脱することなく行えることが理解され
るべきである。このような修正と変更は発明と請求され
たクレームの限界と範囲内にあると考えられる。好まし
いシリコンの範囲は0.3〜0.6%であることも付言しうる
ものである。炭素の水準は上記のごとく、最大約0.12%
まで拡大することができ、アルミニウム含有量は約0.2
から1.25%までの範囲にあることができる。本発明出願
の開示には引用文献が含まれている。主題の合金の与え
られた構成物の範囲は他の構成物の範囲と組合わせて使
用することができる。同様に、特定の熱処理範囲も他の
熱処理パラメーターとともに用いることができる。
当業者には容易に理解できるように修正と変更が本発明
の精神と領域を逸脱することなく行えることが理解され
るべきである。このような修正と変更は発明と請求され
たクレームの限界と範囲内にあると考えられる。好まし
いシリコンの範囲は0.3〜0.6%であることも付言しうる
ものである。炭素の水準は上記のごとく、最大約0.12%
まで拡大することができ、アルミニウム含有量は約0.2
から1.25%までの範囲にあることができる。本発明出願
の開示には引用文献が含まれている。主題の合金の与え
られた構成物の範囲は他の構成物の範囲と組合わせて使
用することができる。同様に、特定の熱処理範囲も他の
熱処理パラメーターとともに用いることができる。
次に0.2〜1.25%アルミニウムを含む本発明に係
る合金の熱処理法の例を挙げる。
る合金の熱処理法の例を挙げる。
各種機械的性質に及ぼすアルミニウム含量と時効処理温
度の影響を検討するため、14kgの真空誘導インゴット
を2個調製した。その組成を表Aに示す。
度の影響を検討するため、14kgの真空誘導インゴット
を2個調製した。その組成を表Aに示す。
このインゴットは10.2cm(4インチ)の直径を有し
ており、1190℃(2175゜F)で16時間均質化処
理し、空冷し、1121℃(2050゜F)で鍛造して
3.8cm(1.5インチ)平方の棒とし、1121℃
(2050゜F)に再度加熱し、2.06cm(13/16
インチ)平方の棒に鍛造し、室温に空冷した。この棒は
次いで1038℃(1900゜F)に加熱し、15.2cm
(6インチ)のシュミッツミルで4回熱間圧延して1.
42cm(9/16インチ)の直径のテスト棒をつくっ
た。
ており、1190℃(2175゜F)で16時間均質化処
理し、空冷し、1121℃(2050゜F)で鍛造して
3.8cm(1.5インチ)平方の棒とし、1121℃
(2050゜F)に再度加熱し、2.06cm(13/16
インチ)平方の棒に鍛造し、室温に空冷した。この棒は
次いで1038℃(1900゜F)に加熱し、15.2cm
(6インチ)のシュミッツミルで4回熱間圧延して1.
42cm(9/16インチ)の直径のテスト棒をつくっ
た。
この試料に次のような処理を加えた。
(1)982℃(1800゜F)で1時間焼鈍して空冷す
る。
る。
(2)718℃、732℃、746℃、774℃と802
℃(夫々1325゜F、1350゜F、1375゜F、142
5゜F、1475゜F)の温度で8時間時効処理し、55.
6℃/hr(100゜F/hr)の速さで炉冷して637
℃(1150゜F)とする。
℃(夫々1325゜F、1350゜F、1375゜F、142
5゜F、1475゜F)の温度で8時間時効処理し、55.
6℃/hr(100゜F/hr)の速さで炉冷して637
℃(1150゜F)とする。
(3)8時間637℃(1150゜F)で時効処理し、この
試料を空冷する。
試料を空冷する。
機械的試験データを以下の表B〜Eに示す。
各表においてH.R.ラウンドとは円型断面を有する熱
間圧延インゴットを意味する。
間圧延インゴットを意味する。
表DはASTM規格E292に従って行なわれた試験の
結果を示すものである。用語KTはクラックチップ又は
コーナーにおける応力集中度に関する幾何学的依存用語
(geometrical dependentterm)である。ここでは夫々
応力集中度KTが3.6と2を有する物質を用いて試験
サンプルがつくられた。
結果を示すものである。用語KTはクラックチップ又は
コーナーにおける応力集中度に関する幾何学的依存用語
(geometrical dependentterm)である。ここでは夫々
応力集中度KTが3.6と2を有する物質を用いて試験
サンプルがつくられた。
一つの試験片はKT=2ノッチ試験片をつくるよう加工
され、ノッチで破損するよう設計された。平滑区域の断
面積はノッチよりも大である。非常に延性のサンプルは
断面積が大きくても平滑区域で破損しがちである。これ
は意図した試験の目的ではないので、この表では平滑区
域を示すものとしてSと表示された。他の試料はすべて
意図したようにノッチで破損したのでNと表示した。
され、ノッチで破損するよう設計された。平滑区域の断
面積はノッチよりも大である。非常に延性のサンプルは
断面積が大きくても平滑区域で破損しがちである。これ
は意図した試験の目的ではないので、この表では平滑区
域を示すものとしてSと表示された。他の試料はすべて
意図したようにノッチで破損したのでNと表示した。
もう一つの試験片はKT=3.6の試験用に用いられ
た。KT=2の試験片と異なり、この場合の試験片は平
滑区域とノッチ区域で等しい断面を有している。これら
のサンプルはNと表示されなければそれらは平滑区域で
破損したものである。サンプルが平滑区域で破損しない
ならばこのサンプルには延性はないであろう。平滑区域
で破損したサンプルには“S”はつけなかった。
た。KT=2の試験片と異なり、この場合の試験片は平
滑区域とノッチ区域で等しい断面を有している。これら
のサンプルはNと表示されなければそれらは平滑区域で
破損したものである。サンプルが平滑区域で破損しない
ならばこのサンプルには延性はないであろう。平滑区域
で破損したサンプルには“S”はつけなかった。
上にあげた表BとCによれば高い過時効又は高い熱処理
温度の場合引張り強度が低下しており、表Dによれば高
い過時効又は高い熱処理温度ではノッチ強度と破壊延性
が増加している。
温度の場合引張り強度が低下しており、表Dによれば高
い過時効又は高い熱処理温度ではノッチ強度と破壊延性
が増加している。
又表Eでは高い過時効又は高い熱処理温度では平滑バー
破壊寿命が低下することが示されている。尚平滑バー及
引張り試験はASTM規格E139に従って行なわれた
ものである。
破壊寿命が低下することが示されている。尚平滑バー及
引張り試験はASTM規格E139に従って行なわれた
ものである。
これらの試験の結果から次のようにまとめることができ
る。
る。
1.高アルミニウム含量の合金の538℃(1000゜
F)ノッチ強度と破壊延性は過時効によって劇的に改良
されたが、これらの改良は引張強度は平滑バー破壊寿命
の犠牲によって達成された。
F)ノッチ強度と破壊延性は過時効によって劇的に改良
されたが、これらの改良は引張強度は平滑バー破壊寿命
の犠牲によって達成された。
2.ノッチ脆性行動からノッチ延性行動への転移はアル
ミニウム含量と初期時効温度との相互作用如何による。
即ちアルミニウム含量が増大すると転移時効温度が上昇
する。
ミニウム含量と初期時効温度との相互作用如何による。
即ちアルミニウム含量が増大すると転移時効温度が上昇
する。
3.高い時効温度では0.46%Alヒートでは針状相
が存在したが、1.2%Alヒートでは存在しなかっ
た。
が存在したが、1.2%Alヒートでは存在しなかっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダーレル、フランクリン、スミス、ジユニ ア アメリカ合衆国ウエストバージニア州、ハ ンチントン、ピードモント、ロード、4015 (56)参考文献 特開 昭47−42414(JP,A) 特公 平4−1057(JP,B2) 米国特許4685978
Claims (3)
- 【請求項1】少くとも329.7℃(625゜F)の変曲
温度、周囲温度と変曲温度との間で5.5×10-6/
0.56℃(5.5×10-6/゜F)又はそれ以下の膨脹
係数を有し、34〜55%のニッケル、12〜16%の
コバルト、1%〜2%のチタン、1.5%〜5.5%の
ニオブ、0.25%〜1%のシリコン、0.2〜1.2
5%のアルミニウム、最大0.1%までの炭素、残部本
質的鉄を含む時効硬化性、制御された低膨張ニッケル−
コバルト−鉄合金を熱処理するための、下記の(i)〜(v
i)の段階を含み、 (i)926.7℃(1700゜F)〜 1037.8℃(1900゜F)の温度において、断面寸
法に応じて最大9時間までの期間、該合金を焼鈍し、 (ii)該合金を冷却し、 (iii)718.4℃(1325゜F)〜 801.7℃(1475゜F)の温度において断面寸法に
応じて、最大12時間までの間該合金を時効処理し、 (iv)該合金を第2の時効処理温度へ冷却し、 (v)593.3℃(1100゜F)〜 676.7℃(1250゜F)の温度において、最大12
時間まで時効処理し、 (vi)該合金を周囲温度に冷却し、 かつ、該熱処理は718.4℃(1325゜F)〜80
1.7℃(1475゜F)の初期時効温度とアルミニウム
含量とが、アルミニウム含量が0.2%以上に増加する
に従って時効温度もまた718.4℃(1325゜F)〜
801.7℃(1475゜F)の上記温度範囲内で上昇す
る如く相関していることを特徴とする熱処理方法。 - 【請求項2】各時効処理が8時間を超えない期間の間行
われる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】各時効処理が少くとも3時間の期間の間行
われる特許請求の範囲第2項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/552,949 US4685978A (en) | 1982-08-20 | 1983-11-17 | Heat treatments of controlled expansion alloy |
| US552949 | 1983-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60128243A JPS60128243A (ja) | 1985-07-09 |
| JPH0641623B2 true JPH0641623B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=24207492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59243137A Expired - Lifetime JPH0641623B2 (ja) | 1983-11-17 | 1984-11-17 | 制御された膨張の合金 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4685978A (ja) |
| EP (1) | EP0147616B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0641623B2 (ja) |
| AT (1) | ATE33402T1 (ja) |
| AU (1) | AU578634B2 (ja) |
| CA (1) | CA1280914C (ja) |
| DE (1) | DE3470327D1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5059257A (en) * | 1989-06-09 | 1991-10-22 | Carpenter Technology Corporation | Heat treatment of precipitation hardenable nickel and nickel-iron alloys |
| US4986234A (en) * | 1989-10-31 | 1991-01-22 | Inco Limited | Polymetallic piston-cylinder configuration for internal combustion engines |
| AU627965B2 (en) * | 1989-12-15 | 1992-09-03 | Inco Alloys International Inc. | Oxidation resistant low expansion superalloys |
| JP3127471B2 (ja) * | 1990-12-18 | 2001-01-22 | 日立金属株式会社 | 低熱膨張超耐熱合金 |
| ATE165120T1 (de) * | 1992-09-18 | 1998-05-15 | Inco Alloys Int | Superlegierung mit niedriegem ausdehnungskoeffizient |
| US5439640A (en) * | 1993-09-03 | 1995-08-08 | Inco Alloys International, Inc. | Controlled thermal expansion superalloy |
| US6593010B2 (en) | 2001-03-16 | 2003-07-15 | Hood & Co., Inc. | Composite metals and method of making |
| US7156932B2 (en) * | 2003-10-06 | 2007-01-02 | Ati Properties, Inc. | Nickel-base alloys and methods of heat treating nickel-base alloys |
| US10563293B2 (en) | 2015-12-07 | 2020-02-18 | Ati Properties Llc | Methods for processing nickel-base alloys |
| US10280498B2 (en) * | 2016-10-12 | 2019-05-07 | Crs Holdings, Inc. | High temperature, damage tolerant superalloy, an article of manufacture made from the alloy, and process for making the alloy |
| CN110484702B (zh) * | 2019-07-30 | 2021-01-08 | 中国科学院金属研究所 | 一种实现铁镍基合金晶界锯齿化的热处理方法 |
| JP2025519161A (ja) * | 2022-05-27 | 2025-06-24 | アペラム | 複合材料で作製された航空機部品を製造することを意図したツールを製造するための合金 |
| CN116005088B (zh) * | 2022-12-29 | 2024-02-09 | 北京钢研高纳科技股份有限公司 | 高温合金盘锻件组织性能和残余应力协同调控的方法 |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1250642B (ja) * | 1958-11-13 | 1967-09-21 | ||
| US2994605A (en) * | 1959-03-30 | 1961-08-01 | Gen Electric | High temperature alloys |
| GB999439A (en) * | 1962-05-10 | 1965-07-28 | Allegheny Ludlum Steel | Improvements in or relating to an austenitic alloy |
| BE639012A (ja) * | 1962-10-22 | |||
| GB1083432A (en) * | 1963-12-26 | 1967-09-13 | Gen Electric | Improvements in nickel-iron-chromium base alloy |
| US3705827A (en) * | 1971-05-12 | 1972-12-12 | Carpenter Technology Corp | Nickel-iron base alloys and heat treatment therefor |
| US3972752A (en) * | 1971-09-28 | 1976-08-03 | Creusot-Loire | Alloys having a nickel-iron-chromium base for structural hardening by thermal treatment |
| US4006011A (en) * | 1972-09-27 | 1977-02-01 | Carpenter Technology Corporation | Controlled expansion alloy |
| GB1401259A (en) * | 1973-05-04 | 1975-07-16 | Int Nickel Ltd | Low expansion alloys |
| GB1411693A (en) * | 1973-05-04 | 1975-10-29 | Int Nickel Ltd | Low expansion alloys |
| US3971677A (en) * | 1974-09-20 | 1976-07-27 | The International Nickel Company, Inc. | Low expansion alloys |
| US4026699A (en) * | 1976-02-02 | 1977-05-31 | Huntington Alloys, Inc. | Matrix-stiffened heat and corrosion resistant alloy |
| US4066447A (en) * | 1976-07-08 | 1978-01-03 | Huntington Alloys, Inc. | Low expansion superalloy |
| AU520982B2 (en) * | 1977-12-08 | 1982-03-11 | Special Metals Corp. | Low thermal expansion nickel-iron base alloy |
| US4200459A (en) * | 1977-12-14 | 1980-04-29 | Huntington Alloys, Inc. | Heat resistant low expansion alloy |
| JPS57123948A (en) * | 1980-12-24 | 1982-08-02 | Hitachi Ltd | Austenite alloy with stress corrosion cracking resistance |
| US4445944A (en) * | 1981-09-17 | 1984-05-01 | Huntington Alloys, Inc. | Heat treatments of low expansion alloys |
| US4445943A (en) * | 1981-09-17 | 1984-05-01 | Huntington Alloys, Inc. | Heat treatments of low expansion alloys |
| US4487743A (en) * | 1982-08-20 | 1984-12-11 | Huntington Alloys, Inc. | Controlled expansion alloy |
-
1983
- 1983-11-17 US US06/552,949 patent/US4685978A/en not_active Expired - Lifetime
-
1984
- 1984-11-16 CA CA000467994A patent/CA1280914C/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-11-16 AU AU35496/84A patent/AU578634B2/en not_active Ceased
- 1984-11-17 JP JP59243137A patent/JPH0641623B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1984-11-19 EP EP84113988A patent/EP0147616B1/en not_active Expired
- 1984-11-19 DE DE8484113988T patent/DE3470327D1/de not_active Expired
- 1984-11-19 AT AT84113988T patent/ATE33402T1/de not_active IP Right Cessation
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 米国特許4685978 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4685978A (en) | 1987-08-11 |
| AU3549684A (en) | 1985-05-23 |
| CA1280914C (en) | 1991-03-05 |
| ATE33402T1 (de) | 1988-04-15 |
| AU578634B2 (en) | 1988-11-03 |
| DE3470327D1 (en) | 1988-05-11 |
| EP0147616A1 (en) | 1985-07-10 |
| EP0147616B1 (en) | 1988-04-06 |
| JPS60128243A (ja) | 1985-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2770081B1 (en) | Nickel-base alloys and methods of heat treating nickel base alloys | |
| EP3327158B1 (en) | Method for producing ni-based superalloy material | |
| EP1512767A1 (en) | Age-hardenable, corrosion resistant Ni-Cr-Mo alloys | |
| JPS6339651B2 (ja) | ||
| JPS63501883A (ja) | アルミニウム−リチウム合金及びこれを製造する方法 | |
| JPH0686638B2 (ja) | 加工性の優れた高強度Ti合金材及びその製造方法 | |
| US4200459A (en) | Heat resistant low expansion alloy | |
| TWI789871B (zh) | 沃斯田鐵系不鏽鋼帶的製造方法 | |
| JPH04103737A (ja) | 高強度高靭性チタン合金およびその製造方法 | |
| AU2019350496B2 (en) | Creep resistant titanium alloys | |
| JP2955778B2 (ja) | 制御熱膨張合金及びそれにより製造された製品 | |
| US4685978A (en) | Heat treatments of controlled expansion alloy | |
| US4460542A (en) | Iron-bearing nickel-chromium-aluminum-yttrium alloy | |
| JPH04218642A (ja) | 低熱膨張超耐熱合金 | |
| JP2909089B2 (ja) | マルエージング鋼およびその製造方法 | |
| JPH0254417B2 (ja) | ||
| JP2738130B2 (ja) | 高冷却能を有する高強度Cu合金製連続鋳造鋳型材およびその製造法 | |
| JPH02270938A (ja) | 鉄基形状記憶合金及びその製造方法 | |
| JPH01123052A (ja) | 超低熱膨脹合金及びその製造方法 | |
| JPS6365042A (ja) | 耐隙間腐食性のすぐれた高強度高延性Ti合金およびその製造法 | |
| JPS6296643A (ja) | 超塑性アルミニウム合金 | |
| JPS6343457B2 (ja) | ||
| JP3977956B2 (ja) | 冷間加工性に優れた高強度β型Ti合金 | |
| JP3099911B2 (ja) | 制振合金 | |
| JPH0570910A (ja) | 溶接構造用アルミニウム合金軟質材の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |