JPH04218792A - 中性子検出器の監視法 - Google Patents

中性子検出器の監視法

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JPH04218792A
JPH04218792A JP3069363A JP6936391A JPH04218792A JP H04218792 A JPH04218792 A JP H04218792A JP 3069363 A JP3069363 A JP 3069363A JP 6936391 A JP6936391 A JP 6936391A JP H04218792 A JPH04218792 A JP H04218792A
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signal
ionization chamber
proportional
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detector
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ジョン・ポール・ネイゼル
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ワルター・ケント・グリーン
Yogeshwar Dayal
ヨギシュワー・ダイアル
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T3/00Measuring neutron radiation

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電離箱型中性子検出器の
出力を監視する方法に関するものである。
【0002】詳しく言えば、本発明は原子炉の炉心内に
おいて中性子束を測定するために使用される電離箱型中
性子検出器の出力を監視する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】原子炉の炉心内において中性子束を測定
監視するための炉心内検出装置はたとえばジ―・ア―ル
・パ―コス(G.R.Parkos)等の米国特許第3
565650号明細書中に記載されているが、これは本
発明を適用し得る装置の一例を成すものである。
【0004】電離箱型中性子検出器は公知であって、た
とえばエル・ア―ル・ボイド(L.R.Boyd)等の
米国特許第3043954号明細書中に記載されている
。かかる電離箱は、通例、互いに離隔して配置されかつ
電気的に絶縁された1対の電極並びにそれらの間に配置
された中性子受感物質および電離性気体から成る。たと
えば核分裂電離箱すなわちフィッションチェンバの場合
、中性子受感物質は中性子によって核分裂可能なU−2
35のごとき物質である。入射した中性子が電離箱内の
ウランの核分裂を誘発したために生じた核分裂生成物は
、電離箱内における中性子束の大きさに比例して気体を
電離する。また、別の種類の中性子受感電離箱において
は気体状の三フッ化ホウ素のごとき中性子受感物質が使
用される。これらの電離箱の電極間に直流電圧が印加さ
れた場合には、電離量従って電離箱内の中性子束に比例
した出力電流が生じる。
【0005】ところで核分裂電離箱内の中性子束を求め
るためには、公知のごとく、電離箱を通って流れる平均
電流を測定することにより電離箱を通って流れる直流を
表わす信号(通常はDC信号と呼ぶ)を得るか、あるい
は適当な周波数範囲内において電離箱内の平均二乗交流
を測定することにより電離箱を通って流れる交流を表わ
す信号(通常はAC信号と呼ぶ)を得ればよい。いずれ
の方法によって得られた信号も電離箱内の中性子束の測
度として使用される。現在、沸騰水型原子炉においては
、原子炉の出力領域における中性子束の測度としてDC
信号が使用され、またそれより低い出力レベルにおける
中性子束の測度としてAC信号が使用されている。
【0006】中性子検出器としての核分裂電離箱は、感
度が良く、寿命が十分に長く、かつ中性子束の変化に対
する応答が早いという利点を有している。しかしながら
、その応答は非直線的であることが多く、従って中性子
束に対する出力電流を個々の電離箱について正確に予測
することはできない。更にまた、中性子受感物質の燃焼
あるいは電離箱内の電離性気体の密度変化に原因する感
度低下のため、使用中の電離箱をかなり頻繁に較正し直
さなければならない。一般に、かかる核分裂電離箱の動
作は損われ易い上、色々な種類の機能低下によって感度
変化の生じることがあるが、それの存在および程度は較
正をやり直すまで検出されないままに終る可能性がある
【0007】核分裂電離箱の最も弱い部分の1つは、電
離箱と接続ケ―ブルとの間の封止部である。この封止部
は気体を電離箱内に封じ込め、そして電離箱内に一定の
気体密度を維持するのに役立つ。この封止部が破損した
場合には、破損時における電離箱内およびケ―ブル内の
気体圧力に応じ、気体が電離箱からケ―ブル内へ流れた
り、あるいはケ―ブルから電離箱内へ流れたりすること
がある。いずれの場合にせよ、電離箱の感度は変化する
から、電離箱から得られるAC信号およびDC信号は中
性子束の測度として誤ったものとなる。このような気体
密度の変化は破損の程度に応じ数分間から数日間にわた
って起り得るから、誤った読みが気付かれないこともあ
る。その上、たとえ誤った読みに気付いたとしても、核
分裂電離箱を較正し直す以外に誤差の大きさを決定する
方法はない。従って、電離箱内における気体密度の変化
を探知して誤差の大きさを決定することにより電離箱の
出力を自動的に補正することのできる装置が要望されて
いる。
【0008】核分裂電離箱型の中性子検出器に関して見
られるもう1つの問題は、ガンマ線もまた電離箱内の気
体を電離し、それによって電離箱内のガンマ線に比例す
るDC信号を与えるという点である。電離箱から得られ
たDC信号の中性子由来部分とガンマ線由来部分とを識
別する方法はない。そこで、沸騰水型原子炉の出力領域
において現在使用されているようにDC信号を中性子束
の測度として使用する場合には、中性子由来電流が電離
箱の全電流中の所定比率を下回れば電離箱の寿命が終了
したと見なされる。しかしながら、原子炉の炉心内の検
出器付近におけるガンマ線照射率は未知でありかつ正確
な測定も不可能であるから、上記の寿命終了を探知する
方法は目下のところ存在しない。それ故、DC信号が中
性子束の測度として使用される場合には、中性子照射に
よって生じる部分の電流を測定することによって電離箱
の寿命終了を予測することのできる装置が要望されてい
る。
【0009】核分裂電離箱型の中性子検出器に関して見
られるもう1つの問題は、電離箱の応答が非直線性を示
すという点である。すなわち、検出器の出力電流は電離
箱内の中性子束に正しく比例しないのである。このよう
な非直線性の原因は、原子炉の出力に応じて検出器の温
度が変動し、そのため検出器の有効容積内の気体密度が
出力に応じて変動することにある。その結果、検出器の
感度は出力に依存し、従って検出器の応答は非直線的と
なる。原子炉の炉心内の検出器付近における中性子束を
正確に測定することは不可能であるから、電離箱を使用
すべき中性子束領域内において中性子束に対する電離箱
の出力を測定するという従来方法の場合には非直線度を
決定して補正を行うことはできない。ところが、最新の
高出力密度原子炉の運転を可能にする最高出力レベルは
炉心内検出器の非直線度の関数であるから、検出器の非
直線度を決定することは重要である。従って、様々な出
力レベルにおける電離箱型中性子検出器の非直線度を決
定するような装置も要望されている。
【0010】
【本発明の目的】本発明に従って簡潔に述べれば、核分
裂電離箱から得られたAC信号とDC信号との比を使用
することにより、電離箱内の気体密度の変化を探知し、
気体密度の変化に対して補正し、DC信号が中性子束の
測度として使用される場合には検出器の寿命終了を予測
し、しかも様々な出力レベルにおける検出器の非直線度
を決定するような中性子検出器の出力監視する方法を提
供する。
【0011】
【本発明の構成】電離箱内の平均二乗交流に比例する電
圧(通常はAC信号と呼ばれる)が作成され、電離箱内
の直流に比例する電圧(通常はDC信号と呼ばれる)が
作成され、かかるAC信号とDC信号との比が作成され
、そしてその比が監視される。この比の急速な変化は気
体の漏れすなわち電離箱内の気体密度の変化を表わす。 この比でDC信号を割れば、電離箱内の気体密度に関係
なく電離箱内の中性子束に比例する信号が得られる。ま
た、この比を二乗した値でAC信号で割れば、検出器か
ら得られたAC信号が補正される。DC信号が中性子束
の測度として使用される場合、電離箱の寿命終了はこの
比が初期値のM/(M+1)倍に等しくなることによっ
て探知される。ここでは、電離箱の寿命終了は電離箱内
の中性子由来電流がガンマ線由来電流のM倍(ただしM
は所定の倍数である)になった場合として定義されてい
る。高出力レベルにおけるAC信号とDC信号との比を
低出力レベルにおけるAC信号とDC信号との比で割っ
た商を低出力レベルにおける既知のDC感度に掛ければ
、高出力レベルにおける電離箱のDC感度、従ってDC
信号を使用した場合における電離箱の非直線度が決定さ
れる。また、高出力レベルにおけるAC信号とDC信号
との比の二乗を低出力レベルにおけるAC信号とDC信
号との比の二乗で割った商を低出力レベルにおける既知
のAC感度に掛ければ、高出力レベルにおける電離箱の
AC感度、従ってAC信号を使用した場合における電離
箱の非直線度が決定される。
【0012】
【本発明の詳しい説明】以下、添付の図面を参照しなが
ら本発明を一層詳しく説明しよう。
【0013】先ず図1を見れば、中性子束を監視するた
め原子炉の炉心2内に配置された複数の検出器1が示さ
れている。公知の通り、かかる炉心は互いに離隔して配
置された多数の燃料集合体3から成っていて、その各々
にはU−235のごとき核分裂性物質を含有する複数の
燃料要素すなわち燃料棒が含まれている。燃料集合体3
同士の間隙には、検出器1を収容するための保護管4が
配置されている。矢印5によって示されるごとく、燃料
集合体中を通って冷却材(通常は水)を循環させること
によって熱が取出される。保護管4は密閉することもで
きるし、また図示のごとくに開放して検出器の周囲に冷
却材を流すこともできる。実際には、各保護管4内の相
異なる水準に若干の検出器が配置されることも含め、炉
心内に一定数の検出器が所定の方式で配置される結果、
炉心内の中性子束の大きさおよび分布が正確に表示され
る。なお、その詳細は前述の米国特許第3565760
号明細書中に図示されかつ記載されている。
【0014】
【実施例】本発明と共に使用し得る種類の検出器を図2
に略示する。電離箱型の検出器1は互いに離隔して配置
された2個の導電性電極11および12を有している。 電極11および12間の空隙13は密封され、かつ貴ガ
ス(たとえばアルゴン)のごとき電離性気体で満たされ
ている。電極11および12の一方または両方の表面上
には、中性子による放射化の可能な物質(たとえば核分
裂性ウラン)の薄膜、薄層または被膜14が設置されて
いる。中性子束の存在下では、被膜14の物質が中性子
束に比例した速度で核分裂反応を受ける。こうして生じ
た核分裂生成物は、核分裂の数に比例して、電極間の空
隙13に存在する気体の電離を引起す。適当な電圧の電
源が電極11および12間に接続されれば、イオン対は
それらの電極によって捕集される。その結果、電離箱を
通って交流および直流が流されるが、これらはいずれも
電離箱内の中性子束の測度を成す。
【0015】本発明方法に従えば、電離箱内の平均二乗
交流に比例する信号VMSV (通常はAC信号と呼ぶ
)が作成され、また電離箱内の平均電流に比例する信号
VDC(通常はDC信号と呼ぶ)が作成される。これら
のDC信号およびAC信号はいずれも電離箱内の中性子
束に正比例する。そこで、AC信号とDC信号との比R
が作成され、そしてこの比Rが監視される。Rの急速な
変化は気体の漏れすなわち電離箱内の気体密度の変化を
表わす。VDCを比Rで割ればDC信号は電離箱内の気
体密度の変化に対して補正される。また、VMSV を
比Rの二乗で割ればAC信号は電離箱内の気体密度の変
化に対して補正される。補正済みのDC信号およびAC
信号はいずれも電離箱内の気体密度に関係なく電離箱内
の中性子束を表わす。DC信号が中性子束の測度として
使用される場合、電離箱の寿命終了はRが初期値のM/
(M+1)倍に等しくなることによって探知される。こ
こでは、電離箱の寿命終了は電離箱内の中性子由来電流
がガンマ線由来電流のM倍(ただしMは所定の倍数であ
る)になった場合として定義されている。DC信号が中
性子束の測度として使用される場合には、高出力レベル
におけるRを低出力レベルにおけるRで割った商を低出
力レベルにおける既知のDC感度に掛ければ、高出力レ
ベルにおける電離箱のDC感度SDC、したがって高出
力レベルにおける電離箱の非直線度が決定される。また
AC信号が中性子束の測度として使用される場合には、
高出力レベルにおけるRの二乗を低出力レベルにおける
Rの二乗で割った商を低出力レベルにおける既知のAC
感度に掛ければ、高出力レベルにおける電離箱のAC感
度SAC、従って高出力レベルにおける電離箱の非直線
度が決定される。ところで、本発明方法は以下のような
数学的表現を用いれば最も良く記述される。
【0016】電離箱を通って流れる平均中性子由来電流
は次式で表わされる。
【0017】
【数1】 同様に、電離箱を通って流れる平均ガンマ線由来電流は
次式で表わされる。
【0018】
【数2】 従って、電離箱を通って流れる全平均電流は次式の通り
である。
【0019】
【数3】 適当な標準増幅回路により、この電流が電離箱内のDC
電流に比例した電圧VDCに変換される。かかる回路の
出力は次式で表わされる。
【0020】
【数4】 ただし、VDC=増幅されたDC信号、あるいは単にD
C信号。
【0021】G=電子回路の低周波数伝達インピ―ダン
ス。式(4)は次のように書直すことができる。
【0022】
【数5】 電離箱を通って流れる単位周波数区間当りの平均二乗交
流は次式で表わされる。
【0023】
【数6】 ところで、実際の核分裂電離箱は中性子由来平均二乗交
流がガンマ線由来平均二乗交流よりも遥かに大きくなる
ように設計されている。すなわち、実際の核分裂電離箱
については次式が成立つことが証明できる。
【0024】
【数7】 それ故、式(6)は次のように書直すことができる。
【0025】
【数8】 そこで、電離箱を通って流れる平均二乗交流を表わすも
のとしてはこの式(8)が使用される。増幅器、帯域フ
ィルタ、二乗回路および低域RCフィルタから成る適当
な標準増幅回路により、この電流が電圧VMSV に変
換される。かかる回路の出力は次式で表わされる。
【0026】
【数9】 ただし、VMSV =増幅されたMSV信号、あるいは
単にAC信号。
【0027】A=二乗回路の低周波数伝達関数。
【0028】[H]=電子回路の線形部分の伝達関数の
絶対値。
【0029】f=周波数。
【0030】かかる回路の線形部分の通過帯域は、定数
kの値が通過帯域全体にわたって一様でありかつ封止部
が破損しても変化しないように設定することができる。 なお、式(9)は次のように書直すことができる。
【0031】
【数10】 従って、AC信号とDC信号との比Rは次のようになる
【0032】
【数11】 さて、DC信号が中性子束の測度として使用される場合
、比Rは電離箱の寿命終了を探知するために使用される
。かかる目的のためには、式(12)が次のように書直
される。
【0033】
【数12】 電離箱が新しい時、中性子由来電流はガンマ線由来電流
よりも遥かに大きい。すなわち
【0034】
【数13】 式(14)は次のように書直すことができる。
【0035】
【数14】 従って、式(13)は次のように書直すことができる。
【0036】
【数15】 ただし、R1 =電離箱が新しい時におけるAC信号と
DC信号との比。
【0037】電離箱が使用によって古くなるにつれ、中
性子受感物質は消耗し、従って中性子由来電流はガンマ
線由来電流に比べて減少する。結局、中性子由来電流が
電離箱の全出力中で占める比率がある程度まで小さくな
れば、電離箱の出力はもはや中性子束の測度として役に
立たなくなる。従って、中性子束由来電流がガンマ線由
来電流のM倍(ただしMは所定の倍数である)になった
時に電離箱の寿命は終了したと見なされる。すなわち、
その時には次式が成立つ。
【0038】
【数16】 式(17)は次のように書直すことができる。
【0039】
【数17】 式(13)および(18)をまとめれば
【0040】
【数18】 ただし、R2 =電離箱の寿命終了時におけるAC信号
とDC信号との比。
【0041】式(19)は次のように書直すことができ
る。
【0042】
【数19】 そこで、式(16)および(20)をまとめると次式が
得られる。
【0043】         R2 =(M/M+1)R1    
                         
    (21)式(21)からわかる通り、DC信号
が中性子束の測度として使用される場合、電離箱の寿命
終了はAC信号とDC信号との比R2 が初期値R1の
M/(M+1)倍に等しくなることによって探知される
ことになる。
【0044】次に、電離箱と接続ケ―ブルとの間の封止
部が破損し、そのため電離箱の有効容積内の気体密度が
DからD′に変化した場合を考える(ただしDおよびD
′は単位体積当りの原子数または分子数である)。その
場合、1回の中性子反応についての平均電荷は次式によ
って与えられる。
【0045】
【数20】 なお、ダッシュ(7は封止部の破損後における値を表わ
すために使用される。同様に、1回のガンマ線反応につ
いての平均電荷は次式によって与えられる。
【0046】
【数21】
【0047】また、1回の中性子反応についての平均二
乗電荷は次式によって与えられる。
【数22】 ここで式(12)を使用すれば、封止部の破損後におけ
るAC信号とDC信号との比は次式によって与えられる
【0048】
【数23】 式(22)、(23)および(24)を式(25)中に
代入すれば次式が得られる。
【0049】
【数24】 式(12)および(26)をまとめると次のような結果
になる。
【0050】  D′         R′=    D    R    
                         
   (27) 式(27)からわかる通り、封止部の破損後におけるA
C信号とDC信号との比R′は封止部の破損前後におけ
る気体密度DおよびD′の比の一次関数である。従って
、比Rが比較的急速に(すなわち数分間から数日間にわ
たって)変化した場合には、封止部の破損が起ったこと
が探知される。
【0051】沸騰水型原子炉の出力領域において現在使
用されている方法に従い、DC信号が中性子束の測度と
して使用される場合、封止部の破損後におけるそれの値
は次式によって与えられる。
【0052】
【数25】 式(22)および(23)を使用すれば、この式は次の
ように書直すことができる。
【0053】
【数26】 式(4)、(27)および(29)をまとめると次のよ
うな結果になる。
【0054】         VDC(R/R′)VDC′    
                         
     (30)式(30)からわかる通り、DC信
号を正しい値に補正するためには、誤った値にR/R′
を掛けるか、あるいは誤った値をR′/Rで割ればよい
【0055】さもなければ、式(30)を次のように書
直すことができる。
【0056】         VDC/R=VDC′/R′    
                         
     (31)式(31)からわかる通り、封止部
の破損後におけるDC信号を封止部の破損後におけるA
C信号とDC信号との比で割った値は、封止部の破損前
におけるDC信号を封止部の破損前におけるAC信号と
DC信号との比で割った値に等しい。それ故、DC信号
をAC信号とDC信号との比で常に割り、そしてその値
を電離箱内の気体密度に関係しない中性子束の測度とし
て使用することが好ましい場合もある。
【0057】他方、AC信号が中性子束の測度として使
用される場合、封止部の破損後におけるそれの値は次式
によって与えられる。
【0058】
【数27】 式(24)を使用すれば、この式は次のように書直すこ
とができる。
【0059】         VMSV ′=F(D′/D)2 r
n Qn 2                   
  (33)式(10)および(27)を式(33)中
に代入すれば次式が得られる。
【0060】         VMSV =(R/R′)2 VMS
V ′                      
    (34)それ故、増幅されたAC信号を正しい
値に補正するためには、誤った値に(R/R′)2 を
掛けるか、あるいは誤った値を(R′/R)2 で割れ
ばよい。
【0061】さもなければ、式(34)を次のように書
直すことができる。
【0062】         VMSV /R2 =VMSV ′/
(R′)2                    
   (35)式(35)からわかる通り、封止部の破
損後におけるAC信号を封止部の破損後におけるAC信
号とDC信号との比の二乗で割った値は、封止部の破損
前におけるAC信号を封止部の破損前におけるAC信号
とDC信号との比の二乗で割った値に等しい。それ故、
AC信号をAC信号とDC信号との比で常に割ることに
より、電離箱内の気体密度に関係なく中性子束に比例す
る信号を得ることが好ましい場合もある。
【0063】核分裂電離箱の有効容積内の気体密度の変
化が小さい場合、中性子受感被膜中における1回の核分
裂または1回のガンマ線反応について気体中に生じる1
方の符号を持った平均電荷は気体密度に比例する。すな
わち
【0064】
【数28】 ただし、k1 およびk2 は比例定数、そしてρは電
離箱の有効容積内の気体密度である。同様に、1回の中
性子反応について気体中に生じる1方の符号を持った平
均二乗電荷は気体密度の二乗に比例する。すなわち
【0
065】
【数29】 ただし、k3 は比例定数である。式(36)、(37
)および(38)を式(13)と共にまとめると次式が
得られる。
【0066】
【数30】 この式は次のように書直すことができる。
【0067】           R=k4 ρ         
                         
          (40)ただし、
【0068】
【数31】 この最後の量k4 は、rγ/rn がほとんど変化し
ない期間内においては一定である。それ故、このような
期間内においてRが変化したとすれば、それは電離箱の
有効容積内の気体密度の変化に原因するものである。従
って、Rの値は電離箱の有効容積内の気体密度の変化に
原因する検出器の非直線性の測度として使用することが
できる。第1の出力レベルにおける検出器のDC感度を
SDC(i)、電離箱の有効容積内の気体密度をρ(i
)、かつAC信号とDC信号との比をR(i)とし、ま
た第2の出力レベルにおける検出器のDC感度をSDC
(j)、電離箱の有効容積内の気体密度をρ(j)、か
つAC信号とDC信号との比をR(j)とすれば、rγ
/rn が一定である期間内においては、これらのDC
感度、気体密度および比の間に次のような関係が成立つ
。 SDC(i)/SDC(j)=ρ(i)/ρ(j)=R
(i)/R(j)  (42)式(42) を用いれば、様々な出力レベルにおけるDC感度、従っ
て様々な出力レベルにおける検出器の非直線度を決定す
る方法が得られることになる。
【0069】同様に、第1の出力レベルにおける検出器
AC感度をSAC(i)とし、また第2の出力レベルに
おける検出器のAC感度をSAC(j)とすれば、rγ
/rn が一定である期間内においては、これらのAC
感度、気体密度および比の間に次のような関係が成立つ
。 SAC(i)/SAC(j)=(ρ(i)/ρ(j))
2 =(R(i)/R(j)2 (43) 式(43)を用いれば、様々な出力レベルにおけるAC
感度、従って様々な出力レベルにおける検出器の非直線
度を決定する方法が得られることになる。
【0070】非直線度を決定するためには、RをDC信
号またはAC信号の関数として第一近似でプロットすれ
ばよい。この結果、中性子束の直接の測度として見た場
合、DC信号およびAC信号は検出器の非直線性の程度
に応じて不正確であることがわかろう。そこで、式(4
2)または(43)を用いながら検出器の非直線度に対
してDC信号またはAC信号を繰返し補正すれば、直線
性を持った正確な推定量を得ることができる。この方法
は小さな系統的非直線性を持った検出器に良く適合する
ものであり、しかも従来の非直線度決定方法における主
要な難点であった中性子束の測定を必要としない。
【0071】かかる方法は、rγ/rn がほとんど変
化しない期間内に原子炉を様々な出力レベルで運転する
場合に実施するのがよい。このような期間は原子炉の正
常な運転開始時に実現される。ところで、式(42)は
次のように書直すことができる。
【0072】         SDC(j)=SDC(i)・(R(
j)/R(i))          (44)従って
、高出力レベルにおける検出器のDC感度を決定するた
めには、各出力レベルにおけるAC信号とDC信号との
比が記録される。次いで、標準較正技術によって得られ
た初期出力レベルにおける既知のDC感度を使用しなが
ら、以後の各出力レベルにおけるDC感度を式(44)
に従って繰返し計算すればよい。
【0073】また、式(43)は次のように書直すこと
ができる。
【0074】         SAC(j)=SAC(i)・(R(
j)/R(i))2         (45)従って
、高出力レベルにおける検出器のAC感度を決定するた
めには、各出力レベルにおけるAC信号とDC信号との
比が記録される。次いで、標準較正技術によって得られ
た初期出力レベルにおける既知のAC感度を使用しなが
ら、以後の各出力レベルにおけるAC感度を式(45)
に従って計算すればよい。
【0075】次に、本発明方法を実施するための電気回
路のブロック図を図2に示す。検出器1の電極11およ
び12は、線路20および21により、電源兼信号調節
回路19の端子17および18にそれぞれ接続されてい
る。線路21はまた大地にも接続されている。電源兼信
号調節回路19には、検出器1に所要電圧を供給するた
めの直流電圧源、中性子束によって検出器1内に生じた
AC信号とDC信号とを分離するための回路、並びにA
C信号およびDC信号用の適当な増幅調節回路が含まれ
ている。分離されかつ増幅されたAC信号およびDC信
号は電源兼信号調節回路19の出力端子22および23
にそれぞれ現われる。端子22の出力は、検出器1の電
離箱を通って流れる平均二乗交流に比例するVMSV 
である。また、端子23の出力は電離箱を通って流れる
直流に比例するVDCである。VMSV およびVDC
の視覚表示(または記録)を得るためには、電圧計(ま
たは自動記録計など)24および25を端子22および
23にそれぞれ接続すればよい。
【0076】端子22および23はまた、演算回路29
の端子26および27にもそれぞれ接続されている。演
算回路29は、本発明方法の演算を実行し得るものであ
れば、アナログかディジタルかを問わず任意適宜の演算
回路であってよい。演算回路29は、AC信号およびD
C信号を受信し、AC信号とDC信号との比Rを計算し
、比の二乗R2 を計算し、そして補正済みのAC信号
VMSV /R2 およびDC信号VDC/Rを計算す
る。演算回路29の出力は端子30、31および32に
現われる。端子30の出力はVMSV /R2 、端子
31の出力は1/R、そして端子32の出力はVDC/
Rである。それぞれの出力を表示(または記録)するた
め、電圧計(または自動記録計など)33、34および
35が端子30、31および32にそれぞれ接続されて
いる。なお、電圧計24および25上に現われる信号は
それぞれ未補正のAC信号およびDC信号を表わす。こ
れらの電圧計はもっぱら情報収集用であるから、本発明
の一部の実施例では削除されることもある。電圧計34
上に現われる信号はAC信号とDC信号との比Rを表わ
すもので、この信号の使用によって電離箱の漏れが示さ
れ、DC信号が中性子束の測度として使用される場合に
は検出器の寿命終了が予測され、かつ検出器の非直線度
が決定される。電圧計33および35上に現われる信号
はそれぞれ補正済みのAC信号およびDC信号を表わす
。これらの信号は電離箱内の気体密度に関係せず、従っ
て通常は検出器内の中性子束の測度として使用される。
【0077】次に図3を見ると、本発明方法を実施する
ための回路の実例が略示されている。点線19によって
囲まれた回路は、図2中にブロックとして示された電源
兼信号調節回路19の機能を果すものである。また、点
線29によって囲まれた回路は、図2中にブロックとし
て示された演算回路29の機能を果すアナログ演算回路
である。なお、図2および図3中に示された同一要素に
は同じ参照番号が付けられている。
【0078】図3中に示された信号調節回路には、検出
器への印加電圧を供給する電源40が含まれている。か
かる電源はここでは電池として図示されているが、一般
には非接地方式で動作し得る通常の電源装置が使用され
る。AC信号調節回路の第1の増幅段は差動増幅器41
から成り、またDC信号調節回路の第1の増幅段は電流
増幅器42から成る。差動増幅器41の入力は検出器1
の接地電極と非接地電極との間に接続されている。印加
電圧供給源すなわち電源40は検出器1の非接地電極と
電流増幅器42の入力との間に接続されている。電源4
0と検出器1の非接地電極との間には適当な値の安定抵
抗43が接続されている。DC信号調節回路をAC信号
調節回路から分離するため、差動増幅器41の入力側に
は適当な値のコンデンサ44および45がフィルタとし
て使用されている。適当な値のコンデンサ46はAC信
号を電源40およびDC信号調節回路に流さないために
役立つ。なお、差動増幅器41として使用するのに適し
た増幅器はたとえばフェアチャイルド(Fairchi
ld )UA749C型増幅器であり、また電流増幅器
42として使用するのに適した増幅器はたとえばアナロ
グ・デバイシズ社(Analogue Devices
,Inc. )製の506L型増幅器である。
【0079】AC信号調節回路にはまた、帯域フィルタ
50電圧増幅器51、二乗回路52、並びに抵抗53、
54およびコンデンサ55から成るRC回路が含まれて
いる。帯域フィルタ50は差動増幅器41の出力と電圧
増幅器51の入力との間に直列接続されている。この帯
域フィルタ50は所定の周波数範囲内の信号を通すよう
に選ばれる。ある周波数範囲内のAC信号が最高の信頼
度を与えることは公知であるから、通過周波数周囲は適
宜に選べばよい。帯域フィルタ50の出力は電圧増幅器
51に送られるが、これは電圧増幅器として接続されて
いる点を別にすれば差動増幅器41と同種の増幅器であ
る。電圧増幅器51の出力は二乗回路52に送られる。 二乗回路52の出力はRC回路に送られるが、これは信
号を安定化しかつ平滑化するのに役立つ。かかるRC回
路が使用される理由は、中性子束測定用の回路は雑音が
多くかつ変動を受け易いことにある。RC回路の時定数
は監視装置の使用目的に応じて選ばれる。監視装置が主
として検出器の非直線度を決定するために使用され、従
って読みの正確さが特に重要である場合には、時定数の
大きいRC回路が選ばれる。監視装置が原子炉出力を計
算するために使用され、従って中性子束の迅速な表示が
所望される場合には、それよりも時定数の小さいRC回
路が望ましい。なお、50として使用するのに適した帯
域フィルタはたとえば、ティ―・ティ―・エレクトロニ
クス社(T.T.Electronics,Inc.)
製のK8777−B型帯域フィルタであり、また52と
して使用するのに適した二乗回路はたとえばアナログ・
デバイシズ社製の429B型乗算回路である。
【0080】DC信号調節回路には、電流増幅器42並
びに抵抗60、61およびコンデンサ62から成るRC
回路が含まれている。電流増幅器42の入力は電源40
および大地に接続されている。電流増幅器42の出力は
DC信号調節回路中のRC回路に接続されている。DC
信号調節回路中のRC回路の時定数は上記の場合と同様
にして選ばれる。とは言え、ひとたび時定数を選んだな
らば、いずれのRC回路にも同じ時定数が与えられる。 なぜなら、AC信号およびDC信号は同一時点における
検出器内の中性子束を表わすことが必要だからである。
【0081】信号調節回路19の端子22および23は
演算回路29の端子26および27にそれぞれ接続され
ている。従って、AC信号およびDC信号は抵抗64お
よび65を通って除算回路66のXおよびZ端子へ同時
に送られる。抵抗64および65はもっぱらAC信号お
よびDC信号を除算回路66の入力レベルに整合させる
ためのものである。除算回路66は、Y端子の電圧がZ
端子の電圧をX端子の電圧で割った商に比例するような
ものであれば任意適宜の回路であり得る。従って、Y端
子に接続された線路67上に現われる電圧は1/R(た
だしRは検出器1から得られるAC信号とDC信号との
比である)に等しくなる。この1/R信号を表示するた
め、DC電圧計(または自動記録計など)34が端子2
9を通して線路67に接続されている。DC信号が中性
子束の測度として使用される場合、電圧計34の読みが
徐々に増大して初期値の(M+1)/M倍になれば、検
出器の寿命が終了したことが示される。また、電圧計3
4の表示する信号が急激に変化した場合には、通例は封
止部の漏れに原因する電離箱内の気体密度の変化が示さ
れる。低出力レベルにおける検出器のDC感度およびA
C感度が既知であれば、電圧計34の表示する信号の使
用によって高出力レベルにおけるDC感度およびAC感
度が計算され、従って高出力レベルにおける検出器の非
直線度が決定される。
【0082】端子27からのDC信号および線路67か
らの1/R信号は、抵抗70および71を通して乗算回
路72のYおよびX端子にそれぞれ送られる。抵抗70
および71はもっぱら信号を乗算回路の入力レベルに整
合させるためのものである。乗算回路72は、Z端子の
電圧がXおよびY端子の電圧の積に比例するようなもの
であれば任意適宜の回路であり得る。従って、Z端子の
電圧はVDC/Rとなる。VDC/RはDC電圧計(ま
たは自動記録計など)35によって表示される。この信
号は電離箱内の気体密度に関係なく電離箱内の中性子束
を表わすものである。
【0083】線路67からの1/R信号はまた、抵抗8
2を通して二乗回路81のX端子にも送られる。抵抗8
2はもっぱら1/R信号を二乗回路81の入力レベルに
整合させるためのものである。二乗回路81は、Z端子
の電圧がX端子の電圧の二乗に比例するようなものであ
れば任意適宜の回路であり得る。従って、Z端子の電圧
は1/R2 に比例する。二乗回路81から1/R2 
信号および端子26からのAC信号は乗算回路83に送
られる。二乗回路81のZ端子は乗算回路83のX端子
に接続されている。端子26からのAC信号は、それを
乗算回路83の入力レベルに整合させるように選ばれた
抵抗84を通して乗算回路のY端子に送られる。乗算回
路83は、Z端子の電圧がXおよびY端子の電圧の積に
比例するようなものであれば任意適宜の回路であり得る
。従って、DC電圧計(または自動記録計など)33上
に表示される端子の電圧はVMSV /R2 となる。 このVMSV /R2 信号は電離箱内の気体密度に関
係なく電離箱内の中性子束を表わすものである。
【0084】除算回路66として使用するのに適した回
路はたとえばアナログ・デバイシズ社製の436B型除
算器であり、また乗算回路72、二乗回路81および乗
算回路83として使用するのに適した回路はたとえばア
ナログ・デバイシス社製の435K型乗算器である。
【0085】次に図4を見れば、変形された信号調節回
路および(アナログ演算回路ではなく)ディジタル演算
回路を使用した本発明の別の実施例が示されている。な
お、図3および図4中に示された同一要素には同じ参照
番号が付けられている。信号調節回路は点線19′によ
って囲まれ、またディジタル演算回路は点線29′によ
って囲まれている。図4の信号調節回路が図3のものと
異なるのは、検出器1の非接地電極と電源40との間に
接続された非接地増幅器90が図3の増幅器42の代り
に使用されている点である。この場合には電源40が接
地されている。このような構成は監視装置を複数の検出
器の間で切換えて使用する場合に特に適している。なお
、図3の信号調節回路は監視装置をただ1つの検出器に
対して使用する場合に好適である。図3および図4に示
された信号調節回路は互いに交換可能であって、図3お
よび図4に示されたアナログおよびディジタル演算回路
と自由に組合わせて使用できる。
【0086】図4に示されたディジタル演算回路29′
には、アナログ−ディジタル交換器95および96並び
にプログラム制御可能なディジタル計算機97が含まれ
ている。アナログ−ディジタル変換器95は端子26か
らのAC信号を受信し、またアナログ−ディジタル変換
器96は端子27からのDC信号を受信する。アナログ
−ディジタル変換器95および96は、ディジタル計算
機97への入力を可能にするため、それぞれAC信号お
よびDC信号をディジタル表現に変換する。ディジタル
計算器97は、本発明方法の演算を実行できるものであ
れば任意適宜のディジタル計算機であり得る。端子28
、29および30にはそれぞれVMSV /R2 、1
/RおよびVDC/Rが現われる。ディジタル計器33
、34および35を使用すれば、それぞれVMSV /
R2 、1/RおよびVDC/Rの視覚表示が得られる
。これらの値のいずれか1つを永久的に記録することが
所望されるならば、100として示されたような自動記
録計が接続される。その場合には、自動記録計100の
入力条件に合わせ計算機97のディジタル出力を変換す
るためのディジタル−アナログ変換器101が併用され
る。なお、95および96として使用するのに適したア
ナログ−ディジタル変換器はたとえばアナログ・デバイ
シズ社製のADC−12QZ型アナログ−ディジタル変
換器であり、97として使用するのに適したプログラム
制御可能なディジタル計算機はたとえばインテル社(I
ntel,Inc.)製のSBC80/10型ディジタ
ル計算機であり、また101として使用するのに適した
ディジタル−アナログ変換器はたとえばアナログ・デバ
イシズ社製のDAC−12QM型ディジタル−アナログ
変換器である。
【0087】図3および図4に示された実施例のいずれ
においても、封止部の破損が起った場合には、AC信号
とDC信号との比がかなり急速に変化する。このような
変化はVDC/VMSV すなわち1/Rを表示する計
器34によって示される。ひとたび封止部の破損が起れ
ば、検出器の感度が変化するため計器24および25の
読みは誤ったものとなる。ところが、計器33および3
5上に表示される電圧は変化しない。なぜなら、それら
の値は電離箱内の気体密度に関係なくVMSV /R2
 およびVDC/Rにそれぞれ比例するからである。計
器34はまた、DC信号が中性子束の測度として使用さ
れる場合に検出器の寿命終了を探知するためにも使用さ
れる。検出器の寿命終了は、計器34の読みが初期値の
(M+1)/M倍に等しくなることによって探知される
。低出力レベルにおける検出器のAC感度およびDC感
度が既知である場合には、rγ/rn が比較的一定で
ある期間内ならば、式(44)および(45)の使用に
よって高出力レベルにおける感度を計算し、従って、検
出器の非直線度を決定することができる。通常、計器3
3および35に表示される値は電離箱内の気体密度に関
係しない電離箱内の中性子束の測度として使用される。 その際、計器33上の補正されたAC信号は原子炉の低
出力レベルにおいて使用され、また計器35上の補正さ
れたDC信号は原子炉の出力領域において使用されるの
が普通である。 なお、計器24および25は一般的な情報収集用として
役立つものである。
【0088】上記のごとき演算に当っては、AC信号と
DC信号との比の代りにDC信号とAC信号との比を使
用してもよいことに注意すべきである。その場合、結果
の数学的表現は異なるが原理は全く同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部に中性子検出器の装備された原子炉の炉心
を示す略図、
【図2】本発明に基づく電気回路のブロック図、
【図3
】本発明の一実施例を示す略回路図、
【図4】本発明の
別の実施例を示す略回路図である。
【符号の説明】
1  中性子検出器 11,12  電極 13  空隙 14  中性子受感物質の被膜 19  電源兼信号調節回路 29  演算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電離箱内の中性子束を共に表わす交流
    および直流を発生する電離性気体入りの電離箱を含むよ
    うな中性子検出器の出力を気体の漏れに対して補正する
    方法において、前記電離箱内の平均二乗交流に比例する
    AC信号VMSV を作成し、前記電離箱内の直流に比
    例するDC信号VDCを作成し、前記AC信号と前記D
    C信号との比Rを作成し、気体密度の変化が起った後に
    おける前記AC信号と前記DC信号との比R′を作成し
    、気体密度の変化が起った後に前記電離箱内に生じる直
    流に比例する信号VDC′を作成し、それから関係式V
    DC=(R/R′)VDC′ に従ってVDC′を正しい値に補正する諸工程から成る
    方法。
  2. 【請求項2】  電離箱内の中性子束を共に表わす交流
    および直流を発生する電離性気体入りの電離箱を含むよ
    うな中性子検出器の出力を気体の漏れに対して補正する
    方法において、前記電離箱内の平均二乗交流に比例する
    AC信号VMSV を作成し、前記電離箱内の直流に比
    例するDC信号VDCを作成し、前記AC信号と前記D
    C信号との比Rを作成し、気体密度の変化が起った後に
    おける前記AC信号と前記DC信号との比R′を作成し
    、気体密度の変化が起った後に前記電離箱内に生じる平
    均二乗交流に比例する信号VMSV ′を作成し、それ
    から関係式VMSV =(R/R′)2 VMSV ′
    に従ってVMSV ′を正しい値に補正する諸工程から
    成る方法。
  3. 【請求項3】  電離箱内の中性子束を共に表わす交流
    および直流を発生する電離性気体入りの電離箱を含むよ
    うな中性子検出器のDC感度SDCを決定して様々な出
    力レベルにおける前記中性子検出器の非直線性について
    の補正を行う方法において、前記電離箱内の平均二乗交
    流に比例するAC信号を作成し、前記電離箱内の直流に
    比例するDC信号を作成し、低出力レベルにおける前記
    AC信号と前記DC信号との比R(i) を作成し、前
    記低出力レベルにおける前記電離箱のDC感度SDC(
    i) を決定し、それよりも高出力レベルにおける前記
    AC信号と前記DC信号との比R(j) を作成し、そ
    れから関係式SDC(j)= (R(j)/R(i))
    SDC(i)に従って前記高出力レベルにおける前記電
    離箱のDC感度SDC(j)を決定する諸工程から成る
    方法。
  4. 【請求項4】  電離箱内の中性子束を共に表わす交流
    および直流を発生する電離性気体入りの電離箱を含むよ
    うな中性子検出器のAC感度SACを決定して様々な出
    力レベルにおける前記中性子検出器の非直線性について
    の補正を行う方法において、前記電離箱内の平均二乗交
    流に比例するAC信号を作成し、前記電離箱内の直流に
    比例するDC信号を作成し、低出力レベルにおける前記
    AC信号と前記DC信号との比R(i) を作成し、前
    記低出力レベルにおける前記電離箱のAC感度SAC(
    i) を決定し、それよりも高出力レベルにおける前記
    AC信号と前記DC信号との比R(j) を作成し、そ
    れから関係式SAC(j)= (R(j)/R(i))
    2 SAC(i)に従って前記高出力レベルにおける前
    記電離箱のAC感度SAC(j)を決定する諸工程から
    成る方法。
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