JPH0421918Y2 - - Google Patents

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JPH0421918Y2
JPH0421918Y2 JP17550787U JP17550787U JPH0421918Y2 JP H0421918 Y2 JPH0421918 Y2 JP H0421918Y2 JP 17550787 U JP17550787 U JP 17550787U JP 17550787 U JP17550787 U JP 17550787U JP H0421918 Y2 JPH0421918 Y2 JP H0421918Y2
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ring
invert
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fitting
processing ring
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合成樹脂製の排水桝であつて、特に
インバートと増結リングの連結構造に関する。
(従来の技術) 従来、一般に排水桝は、インバートの上端部
に、増結リングの下端部が差し込まれる溝形受け
部が形成されており、インバートと増結リングと
は、インバートの溝形受け部に増結リングの下端
部が差し込まれるように重ね置きしただけの接続
構造になつていた。尚、インバートと増結リング
の間に処理用リングが設けられ、該処理用リング
と増結リングとが摺動可能に連結されている排水
桝も知られているが、このような排水桝にあつて
も、処理用リングの下端部が、インバートの溝形
受け部に重ね置きされているだけの接続構造とな
つていた。
ところが、このような排水桝を寒冷地で使用す
ると、冬季に土壌が凍結して盛り上るといつた凍
上現象が生じた場合に、増結リングあるいは処理
用リングが土壌と一緒に持ち上げられて、インバ
ートと増結リングあるいはインバートと処理用リ
ングとの接続部分に隙間が発生し、その隙間から
内部に土砂が侵入したり、ひどい場合には木の根
が侵入したりすることもあつた。
そこで、実公昭62−9425号公報に記載されてい
るような排水桝が考案されている。
この従来の排水桝は、インバートの溝形受け部
と増結リングの下端部との接続部分に連結具が設
けられており、この連結具を介してインバートと
増結リングとが相互にビスで連結されているもの
で、このようにビスによつて堅固に連結すること
で、凍上現象により増結リングが持ち上げられて
インバートから外れるのを防止しようとするもの
であつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の排水桝にあつ
ては、連結具及びビスの使用により部品点数が増
加するばかりか、インバートと増結リングのビス
穴を位置合せする作業やビス止め作業等が加わつ
て作業が複雑化し施工性が悪いという問題点があ
つた。
また、凍上現象が生じた場合に、排水桝に作用
する外力を緩和するものがないため、インバート
と増結リングとの連結部分から亀裂あるいは破損
が発生し易いという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに、本考案では、合成樹脂で形成されたインバ
ートと処理用リングと増結リングとを備え、前記
インバートの上端部と処理用リングの下端部とが
連結されていると共に、処理用リングと増結リン
グとが互いに軸方向へ摺動可能に連結されている
排水桝であつて、前記インバートの上端部には、
前記処理用リングの下端部が差し込まれる溝形受
け部が形成され、かつ該溝形受け部の内周面と、
前記処理用リングの下端部には、差込時に抜け防
止状態で互いに嵌合可能な嵌合部が形成されてお
り、少なくとも一方の嵌合部がインバートあるい
は処理用リングの全周に亘つて環状に形成されて
いる手段とした。
(作用) 本考案の排水桝では、インバートの溝形受け部
の内周面と、処理用リングの下端部とに、差込時
に抜け防止状態で互いに嵌合可能な嵌合部が形成
されているために、樹脂の弾性を利用して、イン
バートの溝形受け部に処理用リングの下端部を押
し込み、嵌合部を互いに嵌合させるだけで、イン
バートと処理用リングとを連結することができ
る。しかも、インバートと処理用リングとは、少
なくとも一方の嵌合部が全周に亘つて環状に形成
されているので、押し込み時において処理用リン
グをどの向きにセツトしても嵌合が可能である。
このように、インバートと処理用リングとが相
互に嵌合して連結されることで、凍上現象により
処理用リングが土壌と一緒に持ち上げられてイン
バートから外れたり、連結部分に隙間が生じたり
するのを防止できる。また、処理用リングと増結
リングとが軸方向へ摺動可能に連結されているこ
とで、凍上現象により作用する外力を処理用リン
グと増結リングとの伸縮運動で吸収して、インバ
ートと処理用リングの連結部分等他の部分への外
力の波及を緩和できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に示す第1実施例につ
いて、その構成を説明する。
本実施例の排水桝は、低発泡ポリプロピレン等
の合成樹脂を素材として射出成形により形成され
ており、第2図に示すように、インバート1と、
処理用リング2と、増結リング3と、蓋4と、で
構成されている。そして、この排水桝は、インバ
ート1の上に処理用リング2と増結リング3とを
積み重ねて地中に埋設し、地面とほぼ等しいレベ
ルで増結リング3の上面開口部を塞ぐように蓋4
を設けて使用される。
インバート1は、汚水を接続管8を通して下水
本管に排水するもので、第2図に示すような、二
つの流入口11,11と一つの流出口12とを有
するY字形のものの他、T字形のものやストレー
ト形、バンド形のもの等があり、適宜使用場所に
応じたものが用いられる。
このインバート1の上端部には、内壁13と外
壁14から成る溝形受け部15が設けられてお
り、前記外壁14の内周面には、四箇所に断面三
角形状の嵌合突起16が三本並設されている。
尚、前記内壁13は、外壁14よりも低く形成さ
れている。
処理用リング2は、下端部外周面に、前記イン
バート1の嵌合突起16に対して抜け防止状態で
嵌合可能な断面逆三角形状の嵌合突起21が設け
られており、この嵌合突起21は、増結リング3
の全周に亘つて環状に三本並設されている。
即ち、インバート1と処理用リング2とは、合
成樹脂の弾性を利用してインバート1の溝形受け
部15に増結リング3の下端部を押し込み、嵌合
突起16,21を互いに嵌合させることにより連
結できる。
しかも、処理用リング2の下端部に設けられて
いる嵌合突起21が処理用リング2の全周に亘つ
て環状に形成されているので、この処理用リング
2は、インバート1の溝形受け部15への押し込
み時において、どの向きにセツトしても嵌合させ
ることができ、作業性が良い。
更に、処理用リング2の上端部には、L形受け
部22が形成されており、このL形受け部22に
はOリング5が設けられている。
また、6はキヤツプであつて、第1図に示すよ
うに、処理用リング2のL形受け部22の外周面
に嵌合により(嵌合部61)取り付けられてOリ
ング5を保持するもので、断面略逆L形を成し、
処理用リング2の外周に沿つたリング状に形成さ
れている。
増結リング3は、前記処理用リング2の内周面
に軸方向に摺動可能に差し込まれており、Oリン
グ5によつて処理用リング2との水密性が確保さ
れている。
この増結リング3の上端部には、前記インバー
ト1と同形状の溝形受け部31が、内壁32と外
壁33とで構成されており、蓋4は、この溝形受
け部31に落し込まれている。
このように、インバート1と処理用リング2
は、相互に嵌合により連結されているので、凍上
現象により処理用リング2が土壌と一緒に持ち上
げられてインバート1から外れたり、連結部分に
隙間が生じたりするといつたことが防止される。
また、処理用リング2と増結リング3とが軸方
向へ摺動可能に連結されているので、凍上現象に
より作用する外力を処理用リング2と増結リング
3との伸縮運動で吸収して、インバート1と処理
用リング2の連結部分等他の部分への外力の波及
を緩和でき、即ち、亀裂や破損等を防止できる。
更に、嵌合突起16,21を設けただけの簡単
な構造で、インバート1と処理用リング2との連
結がワンタツチ操作で簡単に済み、施工性が著し
く向上する。しかも、嵌合突起16,21が水止
めの作用も果たし、インバート1と処理用リング
2との水密性が向上する。
次に、第3図に示す第2実施例について説明す
る。
尚、第2実施例を説明するにあたり、第1実施
例と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略
する。また、作用についても第1実施例と同様の
作用は説明を省略する。
この実施例は、まず、処理用リング2に対して
摺動可能に設けられている増結リング7の、溝形
受け部71を形成している内壁72及び外壁73
のうち、外壁73の内周面四箇所に嵌合突起74
が三本並設されている。そして、下端部外周面に
嵌合突起81を有する増結リング8を別途使用し
て前記増結リング7に積み重ねることによつて排
水桝全体の高さを調節したものである。
尚、82は、内壁83と外壁84から形成され
る溝形受け部である。
従つて、インバート1と処理用リング2を連結
する場合だけでなく、増結リング7,8を積み重
ねる際にも、合成樹脂の弾性を利用して上段の増
結リング8の下端部を下段の増結リング7の溝形
受け部に押し込んで、嵌合突起74,81を互い
に嵌合させるといつたワンタツチ操作で連結でき
る。
以上本考案の実施例を図面により詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
ではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、排水桝を構成するインバ
ート、処理用リング、増結リング、蓋の全てが合
成樹脂性である例を示したが、蓋は金属製あるい
はレジンコンクリート製のものを用いてもよい。
また、実施例では、処理用リングの下端部に形
成される嵌合部のみを環状にしたが、インバート
の嵌合部も処理用リングの嵌合部と共に環状に形
成してもよいし、また、処理用リングの嵌合部を
部分的に形成してインバートの嵌合部を環状に形
成してもよい。
更に、嵌合部の形状も実施例に限られないし、
またその段数も実施例に限られない。例えば増結
リングの下端部に形成される嵌合部が二段で、イ
ンバートの上端部に形成される嵌合部が三段であ
つてもよい。このように段数を異ならせると嵌合
位置をずらすことにより、排水桝の高さを微調整
することができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の排水桝にあ
つては嵌合部を設けただけの簡単な構造でインバ
ートと処理用リングとの連結がワンタツチ操作で
簡単に済み、施工性が著しく向上する。
また、インバートと処理用リングとが嵌合によ
り連結されていることで、凍上現象発生時に処理
用リングが外れたり、連結部分に隙間が生じたり
するのを防止できるだけでなく、処理用リングと
増結リングとの伸縮運動で排水桝に作用する外力
を吸収して他の部分への外力の波及を緩和し、亀
裂や破損を防止することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の排水桝の埋設状態
を示す縦断面図、第2図は第1実施例の排水桝の
分解斜視図、第3図は第2実施例の排水桝の埋設
状態を示す縦断面図である。 1……インバート、15……溝形受け部、16
……嵌合突起(嵌合部)、2……処理用リング、
21……嵌合突起(嵌合部)、3……増結リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂で形成されたインバートと処理用リン
    グと増結リングとを備え、前記インバートの上端
    部と処理用リングの下端部とが連結されていると
    共に、処理用リングと増結リングとが互いに軸方
    向へ摺動可能に連結されている排水桝であつて、
    前記インバートの上端部には、前記処理用リング
    の下端部が差し込まれる溝形受け部が形成され、
    かつ該溝形受け部の内周面と、前記処理用リング
    の下端部には、差込時に抜け防止状態で互いに嵌
    合可能な嵌合部が形成されており、少なくとも一
    方の嵌合部がインバートあるいは処理用リングの
    全周に亘つて環状に形成されていることを特徴と
    する排水桝。
JP17550787U 1987-11-17 1987-11-17 Expired JPH0421918Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17550787U JPH0421918Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17

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JP17550787U JPH0421918Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17

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Publication Number Publication Date
JPH0179686U JPH0179686U (ja) 1989-05-29
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