JPH04219460A - 2サイクルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの燃料噴射装置Info
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- JPH04219460A JPH04219460A JP8622791A JP8622791A JPH04219460A JP H04219460 A JPH04219460 A JP H04219460A JP 8622791 A JP8622791 A JP 8622791A JP 8622791 A JP8622791 A JP 8622791A JP H04219460 A JPH04219460 A JP H04219460A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 35
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2サイクルエンジンの
燃料噴射装置に関する。
燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関とくに2サイクル内燃機
関(エンジン)の燃料噴射装置には、大別して、筒内に
直接燃料または燃料と空気の混合気を噴射する形式と、
筒手前の吸気管内、掃気通路内に燃料を噴射する形式の
2つの形式がある。
関(エンジン)の燃料噴射装置には、大別して、筒内に
直接燃料または燃料と空気の混合気を噴射する形式と、
筒手前の吸気管内、掃気通路内に燃料を噴射する形式の
2つの形式がある。
【0003】前者のうち、燃料のみを噴射する場合の例
としてディーゼル機関があるが、燃料を高圧に保つ必要
があり、またガソリンを噴射する場合はポンプ等の潤滑
の問題から難点がある。また、特開昭62−25392
0号に記載のように、燃料噴射ノズルをシリンダ側壁に
取り付けて圧縮工程中に燃料を噴射するものもあるが、
燃料の霧化が充分でないという問題がある。また、これ
らの場合、燃焼初期の高い圧力に噴射ノズル先端がさら
されるので、逆流防止弁をノズルに取り付ける必要があ
る。
としてディーゼル機関があるが、燃料を高圧に保つ必要
があり、またガソリンを噴射する場合はポンプ等の潤滑
の問題から難点がある。また、特開昭62−25392
0号に記載のように、燃料噴射ノズルをシリンダ側壁に
取り付けて圧縮工程中に燃料を噴射するものもあるが、
燃料の霧化が充分でないという問題がある。また、これ
らの場合、燃焼初期の高い圧力に噴射ノズル先端がさら
されるので、逆流防止弁をノズルに取り付ける必要があ
る。
【0004】また前者において燃料と空気との混合気を
噴射する場合、一旦燃料を高圧空気室に噴射し、その後
燃料と高圧空気の混合気を燃料室内に噴射する構成をと
るのが通常である。従って、高圧空気室に燃料を噴射す
る際に燃料圧を空気室圧よりも高く保つ必要があるが、
ここで燃料圧を高めることは燃料配管などからの燃料漏
れの問題が生ずる。また、前述と同様に、空気室圧は燃
焼時の圧力より小さい為に逆火防止の弁を必要とする。 さらに、別途燃料および空気の噴射用インジェクタの開
発、空気室圧と燃料圧との差圧調節の為のレギュレータ
が必要となる。加えて、燃料及び空気の両方の噴射を制
御しなければならないので、制御用プログラムが複雑に
なるという問題もある。
噴射する場合、一旦燃料を高圧空気室に噴射し、その後
燃料と高圧空気の混合気を燃料室内に噴射する構成をと
るのが通常である。従って、高圧空気室に燃料を噴射す
る際に燃料圧を空気室圧よりも高く保つ必要があるが、
ここで燃料圧を高めることは燃料配管などからの燃料漏
れの問題が生ずる。また、前述と同様に、空気室圧は燃
焼時の圧力より小さい為に逆火防止の弁を必要とする。 さらに、別途燃料および空気の噴射用インジェクタの開
発、空気室圧と燃料圧との差圧調節の為のレギュレータ
が必要となる。加えて、燃料及び空気の両方の噴射を制
御しなければならないので、制御用プログラムが複雑に
なるという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、燃料噴射形式
のうち後者である吸気管内、掃気通路内に燃料を噴射す
ることが考えられ、その一例として特開昭62−876
34号に記載のものがある。このものは掃気通路に燃料
を噴射するものであるが、依然として燃料の霧化が充分
に達成できないという問題がある。
のうち後者である吸気管内、掃気通路内に燃料を噴射す
ることが考えられ、その一例として特開昭62−876
34号に記載のものがある。このものは掃気通路に燃料
を噴射するものであるが、依然として燃料の霧化が充分
に達成できないという問題がある。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みなされたもので、その目的とするところは、燃料圧
を高くしたり逆流防止弁を噴射ノズルに設ける必要をな
くして構造の簡素化を図り、かつ燃料の霧化を向上させ
るようにした2サイクルエンジンの燃料噴射装置を提供
することにある。
鑑みなされたもので、その目的とするところは、燃料圧
を高くしたり逆流防止弁を噴射ノズルに設ける必要をな
くして構造の簡素化を図り、かつ燃料の霧化を向上させ
るようにした2サイクルエンジンの燃料噴射装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、シリンダ側壁に掃気口、排気口を
備え、掃気口を掃気用新気供給源に連通させ、かつシリ
ンダ側壁に小孔を形成し、小孔を新気供給路を介して噴
射燃料搬送用新気供給源に連通させ、前記小孔より大き
い通路断面積を有する前記新気供給路の部位に燃料噴射
ノズルを臨ませた構成を有する。
的を達成するために、シリンダ側壁に掃気口、排気口を
備え、掃気口を掃気用新気供給源に連通させ、かつシリ
ンダ側壁に小孔を形成し、小孔を新気供給路を介して噴
射燃料搬送用新気供給源に連通させ、前記小孔より大き
い通路断面積を有する前記新気供給路の部位に燃料噴射
ノズルを臨ませた構成を有する。
【0008】また、本発明は、シリンダ側壁に掃気口、
排気口を備え、掃気口が新気の圧力供給源に連通してい
る2サイクルエンジンにおいて、シリンダ側壁に小孔を
形成し、小孔を新気供給路を介して前記圧力供給源に連
通させ、前記小孔より大きい通路断面積を有する新気供
給路の部位に燃料噴射ノズルを臨ませた構成を有する。
排気口を備え、掃気口が新気の圧力供給源に連通してい
る2サイクルエンジンにおいて、シリンダ側壁に小孔を
形成し、小孔を新気供給路を介して前記圧力供給源に連
通させ、前記小孔より大きい通路断面積を有する新気供
給路の部位に燃料噴射ノズルを臨ませた構成を有する。
【0009】上記構成において、前記圧力供給源と燃料
噴射ノズルの間の新気供給路にチャンバを設け、該チャ
ンバと圧力供給路にチャンバを設け、該チャンバと圧力
供給源との間に圧力供給源からチャンバに向う空気の流
れのみを許容する逆止弁を配置した構成としてもよい。
噴射ノズルの間の新気供給路にチャンバを設け、該チャ
ンバと圧力供給路にチャンバを設け、該チャンバと圧力
供給源との間に圧力供給源からチャンバに向う空気の流
れのみを許容する逆止弁を配置した構成としてもよい。
【0010】
【作用】この構成によれば、燃料が新気供給路を通る新
気により微細化され、新気の流れによりシリンダ内に燃
料が供給される時、シリンダ側壁の小孔により流速が増
し、シリンダ内での燃料の霧化が促進される。ここで、
掃気用新気供給源と噴射燃料搬送用新気供給源とを別に
しても、またはこれらを一つの圧力供給源で共用しても
良い。また、圧力供給源の圧力に変動があっても、高圧
力をチャンバ内に蓄えることが可能となり、よって燃料
の霧化を促進することが可能となる。
気により微細化され、新気の流れによりシリンダ内に燃
料が供給される時、シリンダ側壁の小孔により流速が増
し、シリンダ内での燃料の霧化が促進される。ここで、
掃気用新気供給源と噴射燃料搬送用新気供給源とを別に
しても、またはこれらを一つの圧力供給源で共用しても
良い。また、圧力供給源の圧力に変動があっても、高圧
力をチャンバ内に蓄えることが可能となり、よって燃料
の霧化を促進することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
【0012】図1に示す本発明の第1実施例において、
符号10はクランク軸であり、このクランク軸10はシ
リンダボディ12により形成されたクランク室14内に
配置されている。シリンダボディ12及びこのシリンダ
ボディの内周面に配置されるシリンダスリーブ16によ
りシリンダボア18が形成され、このシリンダボア18
内周を摺動するピストン20がコンロッド22を介して
前記クランク軸10に連結されている。ピストンの頂部
及びシリンダヘッド24により燃焼室26が画成され、
この燃焼室26に点火プラグ28が臨むように配置され
ている。新気の圧力供給源として掃気ポンプ32が設け
られ、この掃気ポンプ32は前記クランク軸10の動力
で図示しないベルトなどを介して機械的に駆動される。 この掃気ポンプ32はルーツポンプ式のブロアであり、
2つの互いに接するロータ34が回転駆動されることに
より、スロットルバルブ36を介して導入された空気が
吐出側の吸気通路38に圧送される
符号10はクランク軸であり、このクランク軸10はシ
リンダボディ12により形成されたクランク室14内に
配置されている。シリンダボディ12及びこのシリンダ
ボディの内周面に配置されるシリンダスリーブ16によ
りシリンダボア18が形成され、このシリンダボア18
内周を摺動するピストン20がコンロッド22を介して
前記クランク軸10に連結されている。ピストンの頂部
及びシリンダヘッド24により燃焼室26が画成され、
この燃焼室26に点火プラグ28が臨むように配置され
ている。新気の圧力供給源として掃気ポンプ32が設け
られ、この掃気ポンプ32は前記クランク軸10の動力
で図示しないベルトなどを介して機械的に駆動される。 この掃気ポンプ32はルーツポンプ式のブロアであり、
2つの互いに接するロータ34が回転駆動されることに
より、スロットルバルブ36を介して導入された空気が
吐出側の吸気通路38に圧送される
【0013】吸気通路38の上流端はシリンダボディ1
2の側壁に連結され、ここで掃気通路42ならびに後述
する新気供給路40に連通する。掃気通路42は、シリ
ンダボディ12内において、シリンダボディ18の周囲
を周回するループ状に延在する。この実施例では、2つ
の略対向する掃気口44(図1では一方のみ示す)と、
両掃気口44の間であって前記吸気通路38連結端と反
対側の位置に第3掃気口46が設けられ、各掃気口44
、46はそれぞれ掃気通路42に対し、該掃気通路42
からシリンダヘッド24方向へ立上る立上り通路48を
介して連通している。従って、新気は、各掃気口からシ
リンダヘッド方向に方向付けられると共にシリンダボア
の中央に向かう指向性を有する。なお、符号50は排気
口であり、シリンダ中心軸を境として前記第3掃気口4
6と対向するように配置されている。クランク室14に
は、通常の4サイクルエンジンと同様潤滑油を収容し、
コンロッド22の大小端軸受、ピストンスカート部の潤
滑を可能としている。
2の側壁に連結され、ここで掃気通路42ならびに後述
する新気供給路40に連通する。掃気通路42は、シリ
ンダボディ12内において、シリンダボディ18の周囲
を周回するループ状に延在する。この実施例では、2つ
の略対向する掃気口44(図1では一方のみ示す)と、
両掃気口44の間であって前記吸気通路38連結端と反
対側の位置に第3掃気口46が設けられ、各掃気口44
、46はそれぞれ掃気通路42に対し、該掃気通路42
からシリンダヘッド24方向へ立上る立上り通路48を
介して連通している。従って、新気は、各掃気口からシ
リンダヘッド方向に方向付けられると共にシリンダボア
の中央に向かう指向性を有する。なお、符号50は排気
口であり、シリンダ中心軸を境として前記第3掃気口4
6と対向するように配置されている。クランク室14に
は、通常の4サイクルエンジンと同様潤滑油を収容し、
コンロッド22の大小端軸受、ピストンスカート部の潤
滑を可能としている。
【0014】前記吸気通路38と連通する新気供給路4
0も、掃気通路42と同様にシリンダボディ12内にお
いてシリンダボア18を周回するようにループ状に延在
し、かつその一部から立上って第3掃気口46よりも上
死点寄りの位置まで延在する。そしてこの立上り端はシ
リンダスリーブ16に形成された小孔52を介してシリ
ンダボア18内に、排気口の上死点側端と略同一位置で
連通している。この小孔52は燃焼室26に向って新気
並びに燃料と新気の混合気を噴射しうるような指向性を
有し、必要に応じた通路断面積を有するとともに、その
数についても1個もしくは複数個設けられる。新気供給
路40の小孔52よりもすぐ上流側位置にサブチャンバ
54が形成され、ここに燃料噴射用のインジェクタ56
が配置される。このサブチャンバ54は少なくとも小孔
52の通路断面積よりも大きい通路断面積を有する。サ
ブチャンバ54の上流側は絞り57を介して主チャンバ
58に連通し、この主チャンバ58の上流位置に、空気
が吸気通路38方向に流れるのを阻止する逆止弁60が
配置される。
0も、掃気通路42と同様にシリンダボディ12内にお
いてシリンダボア18を周回するようにループ状に延在
し、かつその一部から立上って第3掃気口46よりも上
死点寄りの位置まで延在する。そしてこの立上り端はシ
リンダスリーブ16に形成された小孔52を介してシリ
ンダボア18内に、排気口の上死点側端と略同一位置で
連通している。この小孔52は燃焼室26に向って新気
並びに燃料と新気の混合気を噴射しうるような指向性を
有し、必要に応じた通路断面積を有するとともに、その
数についても1個もしくは複数個設けられる。新気供給
路40の小孔52よりもすぐ上流側位置にサブチャンバ
54が形成され、ここに燃料噴射用のインジェクタ56
が配置される。このサブチャンバ54は少なくとも小孔
52の通路断面積よりも大きい通路断面積を有する。サ
ブチャンバ54の上流側は絞り57を介して主チャンバ
58に連通し、この主チャンバ58の上流位置に、空気
が吸気通路38方向に流れるのを阻止する逆止弁60が
配置される。
【0015】次に上記実施例の作用を説明する。クラン
ク軸10の回転により、新気が吸気通路38から掃気通
路42と共に新気供給路40に供給され、新気供給路4
0に供給された新気は、逆止弁60を通過した後、主チ
ャンバ58に蓄えられる。小孔52の開閉はピストン2
0の往復動により行われるが、掃排気工程にてピストン
20が小孔52を通過すると同時に該小孔52は開放さ
れ、これと略同時に排気口50が開となり燃焼ガスが排
出されるとともに、チャンバ58内の空気がシリンダボ
ア18内に送り込まれる。この時は空気のみが噴射され
る。ピストン20がさらに下降すると、掃気口46から
も空気がシリンダボア18内に送り込まれる。次に圧縮
工程においてピストン20が上昇して小孔52を閉じる
までの間に、インジェクタ56から所定の噴射開始時間
で所定の燃料流量がサブチャンバ54に噴射される。こ
の噴射された燃料は、サブチャンバ54を流れる空気流
と共に該空気と混合して小孔52から燃焼室26に向け
て噴射される。
ク軸10の回転により、新気が吸気通路38から掃気通
路42と共に新気供給路40に供給され、新気供給路4
0に供給された新気は、逆止弁60を通過した後、主チ
ャンバ58に蓄えられる。小孔52の開閉はピストン2
0の往復動により行われるが、掃排気工程にてピストン
20が小孔52を通過すると同時に該小孔52は開放さ
れ、これと略同時に排気口50が開となり燃焼ガスが排
出されるとともに、チャンバ58内の空気がシリンダボ
ア18内に送り込まれる。この時は空気のみが噴射され
る。ピストン20がさらに下降すると、掃気口46から
も空気がシリンダボア18内に送り込まれる。次に圧縮
工程においてピストン20が上昇して小孔52を閉じる
までの間に、インジェクタ56から所定の噴射開始時間
で所定の燃料流量がサブチャンバ54に噴射される。こ
の噴射された燃料は、サブチャンバ54を流れる空気流
と共に該空気と混合して小孔52から燃焼室26に向け
て噴射される。
【0016】この実施例によれば、小孔52のピストン
による開閉タイミング、内径、個数を燃料流量や霧化状
況に応じて適切に決定することにより、特に2サイクル
エンジンにおいて燃料の吹き抜け量の低減が可能となり
、燃費が向上される。また、従来の筒内噴射に比較し、
全体として構造が簡素化され信頼性が向上すると共にコ
ストの低減につながる。また、インジェクタ56からは
燃料のみが噴射されるので、その制御用プログラムも簡
素化され、かつ従来のように燃料圧を高くする必要がな
くなる。燃料と空気の混合気の噴射口である小孔52の
開閉はピストンが行うので、従来の同様の筒内噴射で必
要であった小型の噴射弁は不要となる。また掃気口44
、46からは空気のみが供給されるので燃料の充填効率
が向上する。特にこの実施例では、第3掃気口46の上
方に前記小孔52を配置したのでかつ小孔52の掃排気
行程における開口直後は空気のみを高速で噴射するので
、第3掃気の指向性を向上させることにつながると共に
全体として掃気作用の向上につながる。さらにこの実施
例におけるように掃気ポンプ32を備えたものでは、残
留ガスを極力減らす為に吸気比を増大させても、燃料吹
き抜け量を従来の掃気通路内燃料噴射形式の場合よりも
低く抑えることが可能となる。さらにこの実施例では、
燃焼室内に直接噴射する場合と比較して、シリンダ内圧
力が小さいので燃料噴射の補助となる空気の圧力を大き
くする必要がなく、かつその空気量も少ないので、新気
の圧力供給源として、前述の実施例の過給機に限らず、
種々のものを採用することができる。
による開閉タイミング、内径、個数を燃料流量や霧化状
況に応じて適切に決定することにより、特に2サイクル
エンジンにおいて燃料の吹き抜け量の低減が可能となり
、燃費が向上される。また、従来の筒内噴射に比較し、
全体として構造が簡素化され信頼性が向上すると共にコ
ストの低減につながる。また、インジェクタ56からは
燃料のみが噴射されるので、その制御用プログラムも簡
素化され、かつ従来のように燃料圧を高くする必要がな
くなる。燃料と空気の混合気の噴射口である小孔52の
開閉はピストンが行うので、従来の同様の筒内噴射で必
要であった小型の噴射弁は不要となる。また掃気口44
、46からは空気のみが供給されるので燃料の充填効率
が向上する。特にこの実施例では、第3掃気口46の上
方に前記小孔52を配置したのでかつ小孔52の掃排気
行程における開口直後は空気のみを高速で噴射するので
、第3掃気の指向性を向上させることにつながると共に
全体として掃気作用の向上につながる。さらにこの実施
例におけるように掃気ポンプ32を備えたものでは、残
留ガスを極力減らす為に吸気比を増大させても、燃料吹
き抜け量を従来の掃気通路内燃料噴射形式の場合よりも
低く抑えることが可能となる。さらにこの実施例では、
燃焼室内に直接噴射する場合と比較して、シリンダ内圧
力が小さいので燃料噴射の補助となる空気の圧力を大き
くする必要がなく、かつその空気量も少ないので、新気
の圧力供給源として、前述の実施例の過給機に限らず、
種々のものを採用することができる。
【0016】その別の実施例として図2、図3に示す第
2実施例がある。この第2実施例が第1実施例と異なる
点は、圧力供給源として第1実施例の掃気ポンプ32に
加え、排気圧を利用した点である。すなわち、排気口5
0とは別に排気取入れ口62をシリンダスリーブ16に
形成し、この排気取入れ口62を排気供給路64を介し
て前記主チャンバ58に連通させている。なお、主チャ
ンバ58への入口には排気の逆流を防止する逆止弁65
が必要である。
2実施例がある。この第2実施例が第1実施例と異なる
点は、圧力供給源として第1実施例の掃気ポンプ32に
加え、排気圧を利用した点である。すなわち、排気口5
0とは別に排気取入れ口62をシリンダスリーブ16に
形成し、この排気取入れ口62を排気供給路64を介し
て前記主チャンバ58に連通させている。なお、主チャ
ンバ58への入口には排気の逆流を防止する逆止弁65
が必要である。
【0017】上記実施例における小孔52は混合記の噴
射口として機能するが、これはスリーブ状の穴である必
要はなく、図4に示す第3実施例の様に絞りを有するカ
ートリッジ68を新気供給路40に装着することにより
、前述の小孔52と置換してもよい。これにより、エン
ジンの仕様に応じて噴射口の絞り径を自由に選択するこ
とが可能となり、かつ前述の実施例の様に、小孔52と
該小径よりも大きな通路断面積を有するサブチャンバ5
4を一体に形成する必要がなくなる。
射口として機能するが、これはスリーブ状の穴である必
要はなく、図4に示す第3実施例の様に絞りを有するカ
ートリッジ68を新気供給路40に装着することにより
、前述の小孔52と置換してもよい。これにより、エン
ジンの仕様に応じて噴射口の絞り径を自由に選択するこ
とが可能となり、かつ前述の実施例の様に、小孔52と
該小径よりも大きな通路断面積を有するサブチャンバ5
4を一体に形成する必要がなくなる。
【0018】図5には本発明の第4実施例が示され、こ
の実施例が第1実施例と異なる点は、第3掃気用の掃気
通路42の位置に前述のインジェクタ56とは別のサブ
インジェクタ70を配置した点である。この実施例によ
れば、急加速時や加減速の過渡期の応答性をより向上さ
せることができるという効果がある。新気供給路40は
、掃気通路42よりもシリンダヘッド寄りに延在させて
いる。
の実施例が第1実施例と異なる点は、第3掃気用の掃気
通路42の位置に前述のインジェクタ56とは別のサブ
インジェクタ70を配置した点である。この実施例によ
れば、急加速時や加減速の過渡期の応答性をより向上さ
せることができるという効果がある。新気供給路40は
、掃気通路42よりもシリンダヘッド寄りに延在させて
いる。
【0019】次に図6には本発明の第5実施例が示され
、この実施例が第1実施例と異なる点は、圧力供給源と
してクランク室圧を利用した点である。この実施例の構
造は、一般のクランク室圧縮式の2サイクルエンジンに
近似しており、新気供給路40はクランク室14に開口
している。なお、符号72は逆止弁、73は潤滑油ポン
プ、74は前記逆止弁72の下流側に開口する潤滑油ノ
ズルである。
、この実施例が第1実施例と異なる点は、圧力供給源と
してクランク室圧を利用した点である。この実施例の構
造は、一般のクランク室圧縮式の2サイクルエンジンに
近似しており、新気供給路40はクランク室14に開口
している。なお、符号72は逆止弁、73は潤滑油ポン
プ、74は前記逆止弁72の下流側に開口する潤滑油ノ
ズルである。
【0020】次に図7に示す第6実施例に示すように、
掃気用新気の供給源と噴射燃料搬送用新気の供給源を別
のものにしても良い。図7において、掃気口46は立上
り通路48を介してクランク室14に連通され、このク
ランク室14が掃気用の新気供給路となっている。そし
てブロアすなわち掃気ポンプ32は噴射燃料搬送用の新
気供給源として主チャンバ58のみに連通しており、よ
ってこのブロアの容量は小さなもので良い。符号102
は、小孔52がピストン20により閉塞された時に主チ
ャンバ58の圧力が異常に高くなるのを調整するための
バイパスであり、103は潤滑油供給ポンプ、104は
潤滑油用ノズルであってクランク室14内に潤滑油を供
給するものである。
掃気用新気の供給源と噴射燃料搬送用新気の供給源を別
のものにしても良い。図7において、掃気口46は立上
り通路48を介してクランク室14に連通され、このク
ランク室14が掃気用の新気供給路となっている。そし
てブロアすなわち掃気ポンプ32は噴射燃料搬送用の新
気供給源として主チャンバ58のみに連通しており、よ
ってこのブロアの容量は小さなもので良い。符号102
は、小孔52がピストン20により閉塞された時に主チ
ャンバ58の圧力が異常に高くなるのを調整するための
バイパスであり、103は潤滑油供給ポンプ、104は
潤滑油用ノズルであってクランク室14内に潤滑油を供
給するものである。
【0020】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、シリン
ダ側壁に小孔を形成し、該小孔を圧力供給源と連結させ
、小孔より大きい通路断面積を有する新気供給路の部分
に燃料噴射ノズルを臨ませたので、従前の燃料と空気の
混合気を直接燃料室内に噴射する場合での問題であった
構造の複雑化やコストの増大を防止できると共に、燃料
の霧化を向上できるという優れた効果がある。
ダ側壁に小孔を形成し、該小孔を圧力供給源と連結させ
、小孔より大きい通路断面積を有する新気供給路の部分
に燃料噴射ノズルを臨ませたので、従前の燃料と空気の
混合気を直接燃料室内に噴射する場合での問題であった
構造の複雑化やコストの増大を防止できると共に、燃料
の霧化を向上できるという優れた効果がある。
【0021】さらに、圧力供給源と燃料噴射ノズルの間
にチャンバを設け、このチャンバに逆止弁を配置したの
で、圧力供給源として種々のものを採用することができ
ると共に、たとえ圧力供給源の圧力に変動があってもチ
ャンバ内に高圧力を蓄えることが可能となり、よって燃
料の霧化を促進させることができるという優れた効果が
ある。
にチャンバを設け、このチャンバに逆止弁を配置したの
で、圧力供給源として種々のものを採用することができ
ると共に、たとえ圧力供給源の圧力に変動があってもチ
ャンバ内に高圧力を蓄えることが可能となり、よって燃
料の霧化を促進させることができるという優れた効果が
ある。
【0022】
【図1】本発明に係わる2サイクルエンジンの燃料噴射
装置の第1実施例を示す断面図である。
装置の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す要部断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す要部断面図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す要部断面図である。
【図6】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第6実施例を示す模式図である。
32 掃気ポンプ
38 吸気通路
40 新気供給路
52 小孔
56 インジェクタ
58 チャンバ
60 逆止弁
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダ側壁に掃気口、排気口を備え
、掃気口を掃気用新気供給源に連通させ、かつシリンダ
側壁に小孔を形成し、小孔を新気供給路を介して噴射燃
料搬送用新気供給源に連通させ、前記小孔より大きい通
路断面積を有する前記新気供給路の部位に燃料噴射ノズ
ルを臨ませた2サイクルエンジンの燃料噴射装置。 - 【請求項2】 シリンダ側壁に掃気口、排気口を備え
、掃気口が新気の圧力供給源に連通している2サイクル
エンジンにおいて、シリンダ側壁に小孔を形成し、小孔
を新気供給路を介して前記圧力供給源に連通させ、前記
小孔より大きい通路断面積を有する新気供給路の部位に
燃料噴射ノズルを臨ませた2サイクルエンジンの燃料噴
射装置。 - 【請求項3】 前記圧力供給源と燃料噴射ノズルの間
の新気供給路にチャンバを設け、該チャンバと圧力供給
源との間に圧力供給源からチャンバに向う空気の流れの
みを許容する逆止弁を配置した請求項2記載の2サイク
ルエンジンの燃料噴射装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8622791A JPH04219460A (ja) | 1990-10-24 | 1991-03-26 | 2サイクルエンジンの燃料噴射装置 |
| US07/831,786 US5249557A (en) | 1991-02-18 | 1992-02-05 | Fuel injection system for two cycle engine |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-284438 | 1990-10-24 | ||
| JP28443890 | 1990-10-24 | ||
| JP8622791A JPH04219460A (ja) | 1990-10-24 | 1991-03-26 | 2サイクルエンジンの燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04219460A true JPH04219460A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=26427383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8622791A Pending JPH04219460A (ja) | 1990-10-24 | 1991-03-26 | 2サイクルエンジンの燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04219460A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018509552A (ja) * | 2015-02-11 | 2018-04-05 | ベタモーター エッセ.ピー.アー. | 2ストロークエンジン用の注入システム |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP8622791A patent/JPH04219460A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018509552A (ja) * | 2015-02-11 | 2018-04-05 | ベタモーター エッセ.ピー.アー. | 2ストロークエンジン用の注入システム |
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