JPH0422101Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0422101Y2 JPH0422101Y2 JP1987141939U JP14193987U JPH0422101Y2 JP H0422101 Y2 JPH0422101 Y2 JP H0422101Y2 JP 1987141939 U JP1987141939 U JP 1987141939U JP 14193987 U JP14193987 U JP 14193987U JP H0422101 Y2 JPH0422101 Y2 JP H0422101Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- paint
- nut
- vertical groove
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のフロアパネルに溶接されたウ
エルドボルトに他の部材を固定する場合等に用い
られるワツシヤ付きナツトに関するものである。
エルドボルトに他の部材を固定する場合等に用い
られるワツシヤ付きナツトに関するものである。
(従来の技術)
自動車のフロアパネルにはウエルドボルトを利
用して種々の部品が固定されているが、フロアパ
ネルにはウエルドボルトを溶接後に防錆用の塩化
ビニルゾル等の塗料が厚く塗布されるため、通常
の皿ばね状のワツシヤとナツトとを用いて部品の
取付けを行おうとするとボルト表面の塗料がナツ
トのねじ込みを阻害するとともにワツシヤの下面
に塩化ビニルゾルが溜まり、ワツシヤの弾発性が
失われて弛み止め効果が減少する欠点があつた。
そこで本出願人は先にナツトの内周面にボルト表
面に付着した塩化ビニルゾルを削り落とすための
縦溝を設けることによりナツトのねじ込みを円滑
化したナツトを考案し、実願昭61−120700号とし
て提案したが、このナツトを用いるとナツトのね
じ込みとともにボルト表面から剥離された塩化ビ
ニルゾルがワツシヤの内部に多量に溜まるため、
上記の欠点は更に著しいものとなる欠点があつ
た。
用して種々の部品が固定されているが、フロアパ
ネルにはウエルドボルトを溶接後に防錆用の塩化
ビニルゾル等の塗料が厚く塗布されるため、通常
の皿ばね状のワツシヤとナツトとを用いて部品の
取付けを行おうとするとボルト表面の塗料がナツ
トのねじ込みを阻害するとともにワツシヤの下面
に塩化ビニルゾルが溜まり、ワツシヤの弾発性が
失われて弛み止め効果が減少する欠点があつた。
そこで本出願人は先にナツトの内周面にボルト表
面に付着した塩化ビニルゾルを削り落とすための
縦溝を設けることによりナツトのねじ込みを円滑
化したナツトを考案し、実願昭61−120700号とし
て提案したが、このナツトを用いるとナツトのね
じ込みとともにボルト表面から剥離された塩化ビ
ニルゾルがワツシヤの内部に多量に溜まるため、
上記の欠点は更に著しいものとなる欠点があつ
た。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上記のような従来の問題点を解決し
て、塗料が付着しているウエルドボルト等に対し
てナツトを締付ける場合にもワツシヤの弾発性が
失われることがなく、軸力低下をほとんど生じな
いワツシヤ付きナツトを目的として完成されたも
のである。
て、塗料が付着しているウエルドボルト等に対し
てナツトを締付ける場合にもワツシヤの弾発性が
失われることがなく、軸力低下をほとんど生じな
いワツシヤ付きナツトを目的として完成されたも
のである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は内周面に塗料剥離用の縦溝を座面から
上端面に亘つて凹設したナツト本体の下面に、周
縁部になだらかな切欠部が凹設された皿ばね状の
ワツシヤを回動自在に取付けて縦溝と切欠部とか
らなる剥離塗料排出用の連通路を形成してことを
特徴とするものである。
上端面に亘つて凹設したナツト本体の下面に、周
縁部になだらかな切欠部が凹設された皿ばね状の
ワツシヤを回動自在に取付けて縦溝と切欠部とか
らなる剥離塗料排出用の連通路を形成してことを
特徴とするものである。
(実施例)
次に本考案を図示の実施例について説明する
と、第1図において1はナツト本体、2はその下
面の突出部3に回動自在にかしめられた皿ばね状
のワツシヤである。ナツト本体1の内周面の数個
所にはねじ込み方向に鋭いエツジ4を持つ塗料剥
離用の縦溝5が座面から上端面に亘つて凹設さ
れ、塗料が付着したボルトに対してナツト本体1
をねじ込んだ場合にボルト表面に付着した塗料を
剥離しつつ縦溝5の内部を通して下方へ排出でき
る構造となつている。また皿ばね状のワツシヤ2
の周縁部にはなだらかな切欠部6が等間隔に3〜
4個程度凹設されていて、縦溝5を介して下方に
排出された塗料が切欠部6を通つて外部に排出さ
れるようナツト本体1の縦溝5と皿ばね状のワツ
シヤ2の切欠部6とからなる剥離塗料排出用の連
通路が形成されている。また切欠部6の形状は特
に限定されるものではないが、その中央部分には
応力集中を防止するために(外径/切欠数)×
(0.3〜0.6)mm程度のRを付けておくことが好ま
しい。また切欠部6は深さが小さいと後述する塗
料排出効果が得られなくなるので、図示のように
ワツシヤ2の外周縁7と中心孔8との間の幅の半
分程度の深さとすることが好ましい。
と、第1図において1はナツト本体、2はその下
面の突出部3に回動自在にかしめられた皿ばね状
のワツシヤである。ナツト本体1の内周面の数個
所にはねじ込み方向に鋭いエツジ4を持つ塗料剥
離用の縦溝5が座面から上端面に亘つて凹設さ
れ、塗料が付着したボルトに対してナツト本体1
をねじ込んだ場合にボルト表面に付着した塗料を
剥離しつつ縦溝5の内部を通して下方へ排出でき
る構造となつている。また皿ばね状のワツシヤ2
の周縁部にはなだらかな切欠部6が等間隔に3〜
4個程度凹設されていて、縦溝5を介して下方に
排出された塗料が切欠部6を通つて外部に排出さ
れるようナツト本体1の縦溝5と皿ばね状のワツ
シヤ2の切欠部6とからなる剥離塗料排出用の連
通路が形成されている。また切欠部6の形状は特
に限定されるものではないが、その中央部分には
応力集中を防止するために(外径/切欠数)×
(0.3〜0.6)mm程度のRを付けておくことが好ま
しい。また切欠部6は深さが小さいと後述する塗
料排出効果が得られなくなるので、図示のように
ワツシヤ2の外周縁7と中心孔8との間の幅の半
分程度の深さとすることが好ましい。
(作用)
このように構成されたものは、第2図のように
基板10に溶接されたウエルドボルト11に被締
付物12を固定するために用いられるものである
が、基板10の表面に塗布された塩化ビニルゾル
等の塗料13の一部がウエルドボルト11の表面
にも付着しているため、ナツト本体1の内周面の
縦溝5によつてこの塗料を削り落としながらナツ
ト本体1のねじ込みが行われる。そして図示のよ
うにワツシヤ2の下面が被締付物12の上面に当
接するとワツシヤ2は回動を停止して被締付物1
2上面の塗料を削り落すことなく、ウエルドボル
ト11の塗料のみをナツト本体1の縦溝5で削り
落すこととなる。そして、削り落とされた塗料は
ナツト本体1の縦溝5と皿ばね状のワツシヤ2の
切欠部6とからなる剥離塗料排出用の連通路を通
つて外部へ排出されることとなるため、通常の皿
ばねワツシヤを用いた場合のように塗料がワツシ
ヤ2の内部に溜まることがなく、ワツシヤ2のへ
たりが少なく緩み難い。しかもワツシヤ2の弾性
係数は切欠部6を設けたことにより小さくなるの
で、仮に締付後に塗料によるワツシヤ2のへたり
が生じたとしても軸力の低下はわずかですむこと
となる。
基板10に溶接されたウエルドボルト11に被締
付物12を固定するために用いられるものである
が、基板10の表面に塗布された塩化ビニルゾル
等の塗料13の一部がウエルドボルト11の表面
にも付着しているため、ナツト本体1の内周面の
縦溝5によつてこの塗料を削り落としながらナツ
ト本体1のねじ込みが行われる。そして図示のよ
うにワツシヤ2の下面が被締付物12の上面に当
接するとワツシヤ2は回動を停止して被締付物1
2上面の塗料を削り落すことなく、ウエルドボル
ト11の塗料のみをナツト本体1の縦溝5で削り
落すこととなる。そして、削り落とされた塗料は
ナツト本体1の縦溝5と皿ばね状のワツシヤ2の
切欠部6とからなる剥離塗料排出用の連通路を通
つて外部へ排出されることとなるため、通常の皿
ばねワツシヤを用いた場合のように塗料がワツシ
ヤ2の内部に溜まることがなく、ワツシヤ2のへ
たりが少なく緩み難い。しかもワツシヤ2の弾性
係数は切欠部6を設けたことにより小さくなるの
で、仮に締付後に塗料によるワツシヤ2のへたり
が生じたとしても軸力の低下はわずかですむこと
となる。
例えば本考案のワツシヤ付きナツトと従来の皿
ばねワツシヤ付きナツトとを当初の軸力が200Kg
となるように塩化ビニルゾルの付着したウエルド
ボルトにねじ込み1時間経過後の残存軸力を測定
したところ、従来品は150Kgで当初軸力の残存比
は75%であつたが、周縁部の4個所に切欠部6を
凹設したワツシヤを用いた本考案の場合には残存
軸力は170Kgであり、その残存比は85%に達した。
ばねワツシヤ付きナツトとを当初の軸力が200Kg
となるように塩化ビニルゾルの付着したウエルド
ボルトにねじ込み1時間経過後の残存軸力を測定
したところ、従来品は150Kgで当初軸力の残存比
は75%であつたが、周縁部の4個所に切欠部6を
凹設したワツシヤを用いた本考案の場合には残存
軸力は170Kgであり、その残存比は85%に達した。
(考案の効果)
本考案は以上の説明からも明らかなように、塗料
の付着したボルトに対しても容易にねじ込みを行
うことができるとともに、ナツト本体の縦溝とワ
ツシヤの切欠部とからなる剥離塗料排出用の連通
路を介して剥離された塗料を外部へ排出すること
によりワツシヤの弾発力の低下を防止し、軸力を
高いレベルに維持することができ、しかもワツシ
ヤはナツト本体と回動自在に取り付けられている
から、被締付面の塗料をワツシヤが削り落とすこ
ともない。従つて本考案によればボルトの軸力低
下を最小限にとどめ、優れた緩み止め効果を得る
ことができるうえに被締付面を傷つけることもな
い。よつて本考案は従来の問題点を一掃したワツ
シヤ付きナツトとして、その実用的価値は極めて
大きいものである。
の付着したボルトに対しても容易にねじ込みを行
うことができるとともに、ナツト本体の縦溝とワ
ツシヤの切欠部とからなる剥離塗料排出用の連通
路を介して剥離された塗料を外部へ排出すること
によりワツシヤの弾発力の低下を防止し、軸力を
高いレベルに維持することができ、しかもワツシ
ヤはナツト本体と回動自在に取り付けられている
から、被締付面の塗料をワツシヤが削り落とすこ
ともない。従つて本考案によればボルトの軸力低
下を最小限にとどめ、優れた緩み止め効果を得る
ことができるうえに被締付面を傷つけることもな
い。よつて本考案は従来の問題点を一掃したワツ
シヤ付きナツトとして、その実用的価値は極めて
大きいものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその使用状態を示す部分断面図であ
る。 1……ナツト本体、2……ワツシヤ、5……縦
溝、6……切欠部。
図、第2図はその使用状態を示す部分断面図であ
る。 1……ナツト本体、2……ワツシヤ、5……縦
溝、6……切欠部。
Claims (1)
- 内周面に塗料剥離用の縦溝5を座面から上端面
に亘つて凹設したナツト本体1の下面に、周縁部
になだらかな切欠部6が凹設された皿ばね状のワ
ツシヤ2を回動自在に取付けて縦溝5と切欠部6
とからなる剥離塗料排出用の連通路を形成したこ
とを特徴とするワツシヤ付きナツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987141939U JPH0422101Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987141939U JPH0422101Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446520U JPS6446520U (ja) | 1989-03-22 |
| JPH0422101Y2 true JPH0422101Y2 (ja) | 1992-05-20 |
Family
ID=31407452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987141939U Expired JPH0422101Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0422101Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022178U (ja) * | 1973-06-22 | 1975-03-12 | ||
| JPS5197658U (ja) * | 1975-02-03 | 1976-08-05 |
-
1987
- 1987-09-17 JP JP1987141939U patent/JPH0422101Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446520U (ja) | 1989-03-22 |
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