JPH04221118A - コンクリート柱体の芯材の引き抜き方法とその方法に用いる切削用ケーシング - Google Patents
コンクリート柱体の芯材の引き抜き方法とその方法に用いる切削用ケーシングInfo
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- JPH04221118A JPH04221118A JP8612791A JP8612791A JPH04221118A JP H04221118 A JPH04221118 A JP H04221118A JP 8612791 A JP8612791 A JP 8612791A JP 8612791 A JP8612791 A JP 8612791A JP H04221118 A JPH04221118 A JP H04221118A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば柱列式山留壁を
形成するコンクリート柱体に埋め込まれたH型鋼材等の
芯材や、あるいは、H型鋼材やPC杭等を芯材としたコ
ンクリート柱体そのものの芯材の引き抜き方法、ならび
に、その方法に用いる切削用ケーシングに関する。
形成するコンクリート柱体に埋め込まれたH型鋼材等の
芯材や、あるいは、H型鋼材やPC杭等を芯材としたコ
ンクリート柱体そのものの芯材の引き抜き方法、ならび
に、その方法に用いる切削用ケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば地下階を備える既設建屋の周囲に
は、地下階の構築時に必要とした柱列式の山留壁や、P
C杭等を芯材としたコンクリート柱体が存在している。 柱列式山留壁は一般に、掘削土砂を一部混入したコンク
リート柱体(所謂ソイルパイル)を列状に形成すると共
に、例えば1本置きのコンクリート柱体の形成時に、そ
の中心部にH型鋼材等の芯材を埋め込んで構築され、P
C杭等を芯材とするコンクリート柱体は、アースオーガ
で形成した地中穴にPC杭等の芯材を挿入して、その下
端を地盤に打ち込み、かつ、コンクリートを投入して構
築されている。
は、地下階の構築時に必要とした柱列式の山留壁や、P
C杭等を芯材としたコンクリート柱体が存在している。 柱列式山留壁は一般に、掘削土砂を一部混入したコンク
リート柱体(所謂ソイルパイル)を列状に形成すると共
に、例えば1本置きのコンクリート柱体の形成時に、そ
の中心部にH型鋼材等の芯材を埋め込んで構築され、P
C杭等を芯材とするコンクリート柱体は、アースオーガ
で形成した地中穴にPC杭等の芯材を挿入して、その下
端を地盤に打ち込み、かつ、コンクリートを投入して構
築されている。
【0003】上記の既設建屋を撤去して、前記柱列式山
留壁やコンクリート柱体の存在部にわたる建屋を新築し
たり或いは増築したりする際に、柱列式山留壁やコンク
リート柱体が築造の邪魔になることから、これらを撤去
する必要がある。
留壁やコンクリート柱体の存在部にわたる建屋を新築し
たり或いは増築したりする際に、柱列式山留壁やコンク
リート柱体が築造の邪魔になることから、これらを撤去
する必要がある。
【0004】この山留壁やコンクリート柱体の撤去は、
柱体に芯材が存在しなければ、大掛かりな重機を必要と
せずにアースオーガ等によって簡易に撤去することがで
きるのであるが、芯材が存在するために従来では、山留
壁の周囲の敷地を掘削して芯材まわりのコンクリート部
分を破砕し、あるいは、コンクリート柱体の周囲を掘削
して芯材まわりのコンクリート部分を破砕し、芯材を引
き抜いている状況にある。
柱体に芯材が存在しなければ、大掛かりな重機を必要と
せずにアースオーガ等によって簡易に撤去することがで
きるのであるが、芯材が存在するために従来では、山留
壁の周囲の敷地を掘削して芯材まわりのコンクリート部
分を破砕し、あるいは、コンクリート柱体の周囲を掘削
して芯材まわりのコンクリート部分を破砕し、芯材を引
き抜いている状況にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の作業に
は多大の手間と時間を要する上、掘削地盤の壁面が崩壊
したり、芯材が引き抜かれたコンクリート壁が崩壊する
といった危険性が大であり、このため、掘削部の周囲に
矢板等による山留壁を別途設けると言った手段を講じる
必要があった。
は多大の手間と時間を要する上、掘削地盤の壁面が崩壊
したり、芯材が引き抜かれたコンクリート壁が崩壊する
といった危険性が大であり、このため、掘削部の周囲に
矢板等による山留壁を別途設けると言った手段を講じる
必要があった。
【0006】本発明は、かゝる実情に鑑みて発案された
ものであって、柱体まわりの掘削を要することなく安全
に芯材を撤去できる方法と、その方法に好適に使用でき
る切削用ケーシングを提供することを目的としている。
ものであって、柱体まわりの掘削を要することなく安全
に芯材を撤去できる方法と、その方法に好適に使用でき
る切削用ケーシングを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するに
至った第1発明によるコンクリート柱体の芯材の引き抜
き方法は、下端に切削爪を備えた切削用ケーシングによ
って、コンクリート柱体の芯材まわりを柱体全長にわた
って切削し、この切削によって形成された芯材を含む柱
体部分を引き抜いて後に、前記切削用ケーシング内に土
砂を埋め戻し、次いで切削用ケーシングを引き抜き回収
することを特徴としている。
至った第1発明によるコンクリート柱体の芯材の引き抜
き方法は、下端に切削爪を備えた切削用ケーシングによ
って、コンクリート柱体の芯材まわりを柱体全長にわた
って切削し、この切削によって形成された芯材を含む柱
体部分を引き抜いて後に、前記切削用ケーシング内に土
砂を埋め戻し、次いで切削用ケーシングを引き抜き回収
することを特徴としている。
【0008】そして、第2発明による切削用ケーシング
は、鋼製の筒状ケーシング本体の下端に所定間隔を隔て
て複数個の切削爪を設け、当該切削爪によるケーシング
本体の切削方向の回転に伴って切削物を揚上する螺旋翼
体をケーシング本体の内外周面に設けると共に、エアま
たは水を切削部に向けて噴出するノズルと、当該ノズル
にエアまたは水を供給するための流路とを設けた点に特
徴がある。
は、鋼製の筒状ケーシング本体の下端に所定間隔を隔て
て複数個の切削爪を設け、当該切削爪によるケーシング
本体の切削方向の回転に伴って切削物を揚上する螺旋翼
体をケーシング本体の内外周面に設けると共に、エアま
たは水を切削部に向けて噴出するノズルと、当該ノズル
にエアまたは水を供給するための流路とを設けた点に特
徴がある。
【0009】また、第3発明による切削用ケーシングは
、鋼製の筒状下部ケーシングの下端に所定間隔を隔てて
複数個の切削爪を設け、金属製のパイプを螺旋状に巻い
て成る撓み変形可能な螺旋ケーシングを、鋼製の筒状上
部ケーシングと前記下部ケーシングとにわたって連結す
る一方、当該螺旋ケーシングのパイプ流路を通して切削
部にエアまたは水を噴出させるノズルを設け、更に、螺
旋ケーシングの拡径ならびに縮径を阻止する拡縮阻止手
段を設けた点に特徴がある。
、鋼製の筒状下部ケーシングの下端に所定間隔を隔てて
複数個の切削爪を設け、金属製のパイプを螺旋状に巻い
て成る撓み変形可能な螺旋ケーシングを、鋼製の筒状上
部ケーシングと前記下部ケーシングとにわたって連結す
る一方、当該螺旋ケーシングのパイプ流路を通して切削
部にエアまたは水を噴出させるノズルを設け、更に、螺
旋ケーシングの拡径ならびに縮径を阻止する拡縮阻止手
段を設けた点に特徴がある。
【0010】
【作用】第1発明によるコンクリート柱体の芯材の引き
抜き方法によれば、山留壁やコンクリート柱体まわりの
掘削ならびにコンクリート部分の破砕といった手間なく
且つ簡易に、芯材を含む柱体部分が引き抜かれる。
抜き方法によれば、山留壁やコンクリート柱体まわりの
掘削ならびにコンクリート部分の破砕といった手間なく
且つ簡易に、芯材を含む柱体部分が引き抜かれる。
【0011】ここで、切削用ケーシングの切削爪が、芯
材まわりのコンクリート部分とその周囲の地盤とを切削
する場合は、柱列式山留壁にあっては、前記芯材を含む
柱体部分の引き抜きによって、芯材が挿通されていない
コンクリート柱体が断続した状態で残るだけとなり、P
C杭等を芯材としたコンクリート柱体にあっては、コン
クリート柱体そのものが撤去されることになる。
材まわりのコンクリート部分とその周囲の地盤とを切削
する場合は、柱列式山留壁にあっては、前記芯材を含む
柱体部分の引き抜きによって、芯材が挿通されていない
コンクリート柱体が断続した状態で残るだけとなり、P
C杭等を芯材としたコンクリート柱体にあっては、コン
クリート柱体そのものが撤去されることになる。
【0012】切削用ケーシングの切削爪が、芯材まわり
のコンクリート部分の厚みの範囲内を切削する場合は、
柱列式山留壁はこれが無芯の山留壁となり、PC杭等を
芯材としたコンクリート柱体はこれが無芯の中空コンク
リート柱体となる。
のコンクリート部分の厚みの範囲内を切削する場合は、
柱列式山留壁はこれが無芯の山留壁となり、PC杭等を
芯材としたコンクリート柱体はこれが無芯の中空コンク
リート柱体となる。
【0013】そして、切削用ケーシングの引き抜き前に
当該切削用ケーシング内に土砂を埋め戻すので、切削用
ケーシングを引き抜いても、その引き抜き穴まわりの壁
面崩壊が防止される。
当該切削用ケーシング内に土砂を埋め戻すので、切削用
ケーシングを引き抜いても、その引き抜き穴まわりの壁
面崩壊が防止される。
【0014】而して爾後は、切削用ケーシングを引き抜
き回収すれば、必要に応じて、残存しているコンクリー
ト構造物をアースオーガ等によって簡易に撤去すること
ができる。
き回収すれば、必要に応じて、残存しているコンクリー
ト構造物をアースオーガ等によって簡易に撤去すること
ができる。
【0015】第2及び第3発明による切削用ケーシング
によれば、エアまたは水による冷却下で芯材まわりのコ
ンクリート部分が簡易に切削される。しかも、芯材まわ
りのコンクリート部分を切削させる構成としているので
、コスト面や駆動力の面で好適な切削用ケーシングの小
径化が達成される。
によれば、エアまたは水による冷却下で芯材まわりのコ
ンクリート部分が簡易に切削される。しかも、芯材まわ
りのコンクリート部分を切削させる構成としているので
、コスト面や駆動力の面で好適な切削用ケーシングの小
径化が達成される。
【0016】そして、第2発明による切削用ケーシング
においては、切削物がエアまたは水の供給圧とケーシン
グ本体内外の螺旋翼体とによって地上に揚上排出され、
第3発明のよる切削用ケーシングにおいては、切削物が
エアまたは水の供給圧と螺旋ケーシング内外の螺旋部と
で地上に揚上排出される。
においては、切削物がエアまたは水の供給圧とケーシン
グ本体内外の螺旋翼体とによって地上に揚上排出され、
第3発明のよる切削用ケーシングにおいては、切削物が
エアまたは水の供給圧と螺旋ケーシング内外の螺旋部と
で地上に揚上排出される。
【0017】ところで、コンクリート柱体に挿入されて
いる芯材の鉛直度によっては、コンクリート部分の切削
に伴って切削爪が芯材に当接する懸念がある。而して、
第2発明による切削用ケーシングでは、コンクリート部
分を直線状に切削掘進することから、切削爪が芯材に当
接してからは当該芯材を切削することになり、芯材を含
むコンクリート部分の切り出しに多大の時間がかゝる上
に、無芯と化した山留壁あるいはコンクリート柱体に芯
材の一部が残ってしまうことになる。
いる芯材の鉛直度によっては、コンクリート部分の切削
に伴って切削爪が芯材に当接する懸念がある。而して、
第2発明による切削用ケーシングでは、コンクリート部
分を直線状に切削掘進することから、切削爪が芯材に当
接してからは当該芯材を切削することになり、芯材を含
むコンクリート部分の切り出しに多大の時間がかゝる上
に、無芯と化した山留壁あるいはコンクリート柱体に芯
材の一部が残ってしまうことになる。
【0018】この点にあって本第3発明の切削用ケーシ
ングによれば、撓み変形可能な螺旋ケーシングを有する
ので、コンクリート部分の切削掘進に伴ってケーシング
下端の切削爪が芯材に当接すると、これが切削抵抗にな
って該部での切削爪の切削掘進が遅れ勝手になり、かつ
、これとは反対側の部分では切削爪による切削が進み勝
手になって、前記螺旋ケーシングの螺旋中心が撓むこと
となり、これによって切削爪を備えた下部ケーシングが
芯材に沿う姿勢に傾けられる。
ングによれば、撓み変形可能な螺旋ケーシングを有する
ので、コンクリート部分の切削掘進に伴ってケーシング
下端の切削爪が芯材に当接すると、これが切削抵抗にな
って該部での切削爪の切削掘進が遅れ勝手になり、かつ
、これとは反対側の部分では切削爪による切削が進み勝
手になって、前記螺旋ケーシングの螺旋中心が撓むこと
となり、これによって切削爪を備えた下部ケーシングが
芯材に沿う姿勢に傾けられる。
【0019】而して爾後は、螺旋ケーシングが撓まされ
て、芯材による切削抵抗を殆ど受けることなく切削掘進
が継続されるのであり、これによって芯材の一部を残す
ことなくコンクリート部分が所定通りに切削される。
て、芯材による切削抵抗を殆ど受けることなく切削掘進
が継続されるのであり、これによって芯材の一部を残す
ことなくコンクリート部分が所定通りに切削される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は柱列式山留壁の例えば1本置きのコンクリ
ート柱体1に挿通されている芯材2の引き抜きに用いる
切削用ケーシング3と、当該切削用ケーシング3を連結
した重機4とを示し、この重機4は、オペレーター室5
を備えた旋回台6をクローラ式走行装置7に設けると共
に、前記切削用ケーシング3を回転させるためのケーシ
ング駆動手段9を、前記旋回台6に立設されたポスト8
に昇降自在に設けて成る。
する。図2は柱列式山留壁の例えば1本置きのコンクリ
ート柱体1に挿通されている芯材2の引き抜きに用いる
切削用ケーシング3と、当該切削用ケーシング3を連結
した重機4とを示し、この重機4は、オペレーター室5
を備えた旋回台6をクローラ式走行装置7に設けると共
に、前記切削用ケーシング3を回転させるためのケーシ
ング駆動手段9を、前記旋回台6に立設されたポスト8
に昇降自在に設けて成る。
【0021】前記切削用ケーシング3の一実施例を図1
および図3〜図5に示す、この切削用ケーシング3は、
内周面を連ねる状態で薄肉鋼管10の下端に厚肉鋼管1
1を同芯状に連結した筒状ケーシング本体12の内外周
面に、螺旋の向きを同方向に向けて螺旋翼体13を設け
ると共に、前記筒状ケーシング本体12の下端に周方向
に所定間隔を隔てて切削爪14を取り付け、かつ、エア
または水の供給流路(金属製のパイプ)15をケーシン
グ内周面側の螺旋翼体13に貫設させると共に、この供
給流路15に、前記切削爪14による切削部にエアまた
は水を噴出させるノズルaを設けて成る。
および図3〜図5に示す、この切削用ケーシング3は、
内周面を連ねる状態で薄肉鋼管10の下端に厚肉鋼管1
1を同芯状に連結した筒状ケーシング本体12の内外周
面に、螺旋の向きを同方向に向けて螺旋翼体13を設け
ると共に、前記筒状ケーシング本体12の下端に周方向
に所定間隔を隔てて切削爪14を取り付け、かつ、エア
または水の供給流路(金属製のパイプ)15をケーシン
グ内周面側の螺旋翼体13に貫設させると共に、この供
給流路15に、前記切削爪14による切削部にエアまた
は水を噴出させるノズルaを設けて成る。
【0022】より具体的には、前記筒状ケーシング本体
12は、図5に示すように、複数個のケーシング構造体
12aを連結して成るものであって、当該ケーシング構
造体12aの連結下において各パイプ部分15aが簡易
カップリング16によって連結され、かつ、螺旋翼部分
が滑らかに連続するように構成されている。
12は、図5に示すように、複数個のケーシング構造体
12aを連結して成るものであって、当該ケーシング構
造体12aの連結下において各パイプ部分15aが簡易
カップリング16によって連結され、かつ、螺旋翼部分
が滑らかに連続するように構成されている。
【0023】そして、切削に伴って順次連結される最上
位のケーシング構造体12aが、その都度、前記ケーシ
ング駆動手段9の駆動回転部材17に連結されるもので
あって、この駆動回転部材17には、前記ケーシング駆
動手段9の回転中心に位置するメインパイプ18にロー
タリージョイント19を介して連結された分岐パイプ2
0が設けられており、この分岐パイプ20に、順次連結
される最上位のケーシング構造体12aのパイプ部分1
5aが、カップリング16を介して連結される。
位のケーシング構造体12aが、その都度、前記ケーシ
ング駆動手段9の駆動回転部材17に連結されるもので
あって、この駆動回転部材17には、前記ケーシング駆
動手段9の回転中心に位置するメインパイプ18にロー
タリージョイント19を介して連結された分岐パイプ2
0が設けられており、この分岐パイプ20に、順次連結
される最上位のケーシング構造体12aのパイプ部分1
5aが、カップリング16を介して連結される。
【0024】前記切削爪14は、刃体外縁が厚肉鋼管1
1の外面よりもやゝ外方に突出する外向き切削爪14と
、刃体内縁が厚肉鋼管11の内面よりもやゝ内方に突出
する中間切削爪14と、刃体内縁が厚肉鋼管11の内面
よりも大きく内方に突出する内向き切削爪14の三種類
であって、前記筒状ケーシング本体12の回転方向で隣
る切削爪14の一部を互いにラップさせて、その三組を
厚肉鋼管11の下端に設けてあり、かつ、当該切削爪1
4による筒状ケーシング本体12の切削方向の回転に伴
って前記螺旋翼体13が切削物を揚上するように、当該
螺旋翼体13の螺旋方向を設定してある。
1の外面よりもやゝ外方に突出する外向き切削爪14と
、刃体内縁が厚肉鋼管11の内面よりもやゝ内方に突出
する中間切削爪14と、刃体内縁が厚肉鋼管11の内面
よりも大きく内方に突出する内向き切削爪14の三種類
であって、前記筒状ケーシング本体12の回転方向で隣
る切削爪14の一部を互いにラップさせて、その三組を
厚肉鋼管11の下端に設けてあり、かつ、当該切削爪1
4による筒状ケーシング本体12の切削方向の回転に伴
って前記螺旋翼体13が切削物を揚上するように、当該
螺旋翼体13の螺旋方向を設定してある。
【0025】そして、前記ケーシング12の外周面に付
設された螺旋翼体13の外周径d1は、前記厚肉鋼管1
1の外周径dとほゞ同じであって、前記外向き切削爪1
4の刃体外縁に接する外接円径d2よりもやゝ小に設定
され、ケーシング12の内周面に付設された螺旋翼体1
3の内周径d3は、内向き切削爪14の刃体内縁に接す
る内接円径d4よりもやゝ大に設定され、かつ、前記内
向き切削爪14の内接円径d4は、図6に示すように、
山留壁1の引き抜き対象である芯材2の外端に接する外
接円径d5よりもやゝ大に設定されている。
設された螺旋翼体13の外周径d1は、前記厚肉鋼管1
1の外周径dとほゞ同じであって、前記外向き切削爪1
4の刃体外縁に接する外接円径d2よりもやゝ小に設定
され、ケーシング12の内周面に付設された螺旋翼体1
3の内周径d3は、内向き切削爪14の刃体内縁に接す
る内接円径d4よりもやゝ大に設定され、かつ、前記内
向き切削爪14の内接円径d4は、図6に示すように、
山留壁1の引き抜き対象である芯材2の外端に接する外
接円径d5よりもやゝ大に設定されている。
【0026】一方、前記ノズルaは、エアまたは水の噴
出口を切削方向後方にやゝ偏倚させる状態で、前記外向
き切削爪14の配置部に相対応させて設けられている。
出口を切削方向後方にやゝ偏倚させる状態で、前記外向
き切削爪14の配置部に相対応させて設けられている。
【0027】次に、図1および図3〜図6を参照し且つ
図7(A)〜(E)に基づいて、柱列式山留壁のコンク
リート柱体1に挿通されている芯材2の引き抜き手順に
ついて説明する。
図7(A)〜(E)に基づいて、柱列式山留壁のコンク
リート柱体1に挿通されている芯材2の引き抜き手順に
ついて説明する。
【0028】先ず、図7(A)に示すように、下端に切
削爪14を備えたケーシング構造体12aをケーシング
駆動手段9の駆動回転部材17に連結し、かつ、分岐パ
イプ20にパイプ部分15aを連通連結させて、前記ケ
ーシング構造体12aの中心を引き抜き対象の芯材2の
中心に位置合わせする。
削爪14を備えたケーシング構造体12aをケーシング
駆動手段9の駆動回転部材17に連結し、かつ、分岐パ
イプ20にパイプ部分15aを連通連結させて、前記ケ
ーシング構造体12aの中心を引き抜き対象の芯材2の
中心に位置合わせする。
【0029】次に、前記ノズルaからエアまたは水を噴
出させて、前記切削爪14を冷却させつつ切削用ケーシ
ング3を下降回転させ、前記コンクリート柱体1の芯材
2まわりのコンクリート部分21とその周囲の地盤とを
切削し、切削物を前記エアまたは水の供給圧と螺旋翼体
13とで揚上させる。
出させて、前記切削爪14を冷却させつつ切削用ケーシ
ング3を下降回転させ、前記コンクリート柱体1の芯材
2まわりのコンクリート部分21とその周囲の地盤とを
切削し、切削物を前記エアまたは水の供給圧と螺旋翼体
13とで揚上させる。
【0030】そして、切削の進行に伴って、ケーシング
構造体12aと駆動回転部材17との間に順次ケーシン
グ構造体12aとパイプ部分15aの連結を行い、図7
(B)に示すように、前記コンクリート柱体1の芯材2
まわりを柱体全長にわたって切削し切ってしまうのであ
る。
構造体12aと駆動回転部材17との間に順次ケーシン
グ構造体12aとパイプ部分15aの連結を行い、図7
(B)に示すように、前記コンクリート柱体1の芯材2
まわりを柱体全長にわたって切削し切ってしまうのであ
る。
【0031】当該芯材2まわりの柱全長にわたる切削を
完了したならば、前記ケーシング駆動手段9の駆動回転
部材17を取り外し、図7(C)に示すように、前記切
削用ケーシング3を残したままで、例えばクレーン23
等によって芯材2を含む柱体部分1aを引き抜き、これ
を必要に応じて作業範囲外に移動させるのである。
完了したならば、前記ケーシング駆動手段9の駆動回転
部材17を取り外し、図7(C)に示すように、前記切
削用ケーシング3を残したままで、例えばクレーン23
等によって芯材2を含む柱体部分1aを引き抜き、これ
を必要に応じて作業範囲外に移動させるのである。
【0032】次いで、図7(D)に示すように、切削用
ケーシング3内に土砂を投入し、かつ、図7(E)に示
すように、前記ケーシング駆動手段9に駆動回転部材1
7を連結し直して、これを最上位のケーシング構造体1
2aに連結すると共に、当該ケーシング駆動手段9によ
って切削用ケーシング3を回収し、前記柱体部分1aの
引き抜きによって形成された穴22を土砂で埋め戻して
、穴22まわりの地盤の壁面崩壊を防止させるのである
。
ケーシング3内に土砂を投入し、かつ、図7(E)に示
すように、前記ケーシング駆動手段9に駆動回転部材1
7を連結し直して、これを最上位のケーシング構造体1
2aに連結すると共に、当該ケーシング駆動手段9によ
って切削用ケーシング3を回収し、前記柱体部分1aの
引き抜きによって形成された穴22を土砂で埋め戻して
、穴22まわりの地盤の壁面崩壊を防止させるのである
。
【0033】上記の方法によれば、山留壁の周部の掘り
下げ手間とコンクリート部分21の破砕と言った手間を
掛けることなく安全且つ簡易に芯材2を引き抜くことが
でき、当該山留壁を、芯材が挿通されていないコンクリ
ート柱体が断続した所謂無芯の山留壁と化すことができ
る。従って、後は必要に応じて、アースオーガ等の簡易
な重機によって山留壁を撤去することができる。
下げ手間とコンクリート部分21の破砕と言った手間を
掛けることなく安全且つ簡易に芯材2を引き抜くことが
でき、当該山留壁を、芯材が挿通されていないコンクリ
ート柱体が断続した所謂無芯の山留壁と化すことができ
る。従って、後は必要に応じて、アースオーガ等の簡易
な重機によって山留壁を撤去することができる。
【0034】しかも、エアまたは水の供給によって切削
爪14の切削部を冷却させるので、芯材2まわりのコン
クリート部分21の切削が良好に行われると共に、当該
エアまたは水の供給圧が螺旋翼体13の回転による切削
物の揚上に相乗することで、切削物の揚上も良好に行わ
れる。
爪14の切削部を冷却させるので、芯材2まわりのコン
クリート部分21の切削が良好に行われると共に、当該
エアまたは水の供給圧が螺旋翼体13の回転による切削
物の揚上に相乗することで、切削物の揚上も良好に行わ
れる。
【0035】更に、前記柱体部分1aの引き抜き穴22
内を土砂で埋め戻しているので、穴22まわりの地盤が
土圧を受けたり或いは重機の走行振動を受けたりして、
当該穴22まわりの壁面が崩壊する危険な事態が回避さ
れる。
内を土砂で埋め戻しているので、穴22まわりの地盤が
土圧を受けたり或いは重機の走行振動を受けたりして、
当該穴22まわりの壁面が崩壊する危険な事態が回避さ
れる。
【0036】尚、PC杭等を芯材としたコンクリート柱
体1の芯材2を引き抜き対象にして上記の方法を採った
場合は、芯材2を含む柱体部分1aの引き抜きによって
当該コンクリート柱体1そのものが撤去される。あるい
は、切削爪14によって芯材2まわりのコンクリート部
分21の厚みの範囲内を切削する場合は、柱列式山留壁
はこれが無芯の山留壁となり、PC杭等を芯材2とした
コンクリート柱体はこれが無芯の中空コンクリート柱体
となる。
体1の芯材2を引き抜き対象にして上記の方法を採った
場合は、芯材2を含む柱体部分1aの引き抜きによって
当該コンクリート柱体1そのものが撤去される。あるい
は、切削爪14によって芯材2まわりのコンクリート部
分21の厚みの範囲内を切削する場合は、柱列式山留壁
はこれが無芯の山留壁となり、PC杭等を芯材2とした
コンクリート柱体はこれが無芯の中空コンクリート柱体
となる。
【0037】図8に切削用ケーシング3の別実施例を示
す。この切削用ケーシング3は、駆動回転部材17に連
結される鋼製の筒状上部ケーシング31と、下端に所定
間隔を隔てて複数個の切削爪14が設けられた筒状下部
ケーシング32と、上下部のケーシング31,32にわ
たる螺旋ケーシング33と、当該螺旋ケーシング33の
拡径ならびに縮径を阻止する拡縮阻止手段34を主体に
して構成され、更に、前記螺旋ケーシング33のパイプ
流路Aを通して切削部にエアまたは水を噴出させるノズ
ルaを設けてある。
す。この切削用ケーシング3は、駆動回転部材17に連
結される鋼製の筒状上部ケーシング31と、下端に所定
間隔を隔てて複数個の切削爪14が設けられた筒状下部
ケーシング32と、上下部のケーシング31,32にわ
たる螺旋ケーシング33と、当該螺旋ケーシング33の
拡径ならびに縮径を阻止する拡縮阻止手段34を主体に
して構成され、更に、前記螺旋ケーシング33のパイプ
流路Aを通して切削部にエアまたは水を噴出させるノズ
ルaを設けてある。
【0038】より詳しくは、前記上部ケーシング31は
、図9に示すように、下端縁がやゝ傾斜する二枚の略矩
形状の素材31aを例えば肉厚が45mmの鋼板から切
り出して、それの左右両端縁に上下方向に沿う半円流路
部分bを形成すると共に、この素材31aを半円筒状に
曲げ加工し、かつ、上端縁を面一にする状態で二枚の素
材31aの端縁どうしを溶接して成り、前記半円流路部
分bによって二本のエアまたは水の供給流路Bが形成さ
れている。
、図9に示すように、下端縁がやゝ傾斜する二枚の略矩
形状の素材31aを例えば肉厚が45mmの鋼板から切
り出して、それの左右両端縁に上下方向に沿う半円流路
部分bを形成すると共に、この素材31aを半円筒状に
曲げ加工し、かつ、上端縁を面一にする状態で二枚の素
材31aの端縁どうしを溶接して成り、前記半円流路部
分bによって二本のエアまたは水の供給流路Bが形成さ
れている。
【0039】前記筒状の下部ケーシング32は、前記上
部ケーシング31と同じ形状のものを上下反転させた構
成のものであり、上端縁がやゝ傾斜する二枚の素材32
aの左右両端縁に上下方向に沿う半円流路部分cを形成
して、この素材32aを半円筒状に曲げ加工し、かつ、
下端縁を面一にする状態で二枚の素材32aの端縁どう
しを溶接して成り、前記半円流路部分cによって二本の
エアまたは水の供給流路Cが形成されている。
部ケーシング31と同じ形状のものを上下反転させた構
成のものであり、上端縁がやゝ傾斜する二枚の素材32
aの左右両端縁に上下方向に沿う半円流路部分cを形成
して、この素材32aを半円筒状に曲げ加工し、かつ、
下端縁を面一にする状態で二枚の素材32aの端縁どう
しを溶接して成り、前記半円流路部分cによって二本の
エアまたは水の供給流路Cが形成されている。
【0040】そして、この下部ケーシング32の面一と
なつたケーシング下端に、周方向に所定間隔を隔てて複
数個の切削爪14を設けると共に、ケーシング下端面よ
りも没入させる状態で前記供給流路Cにノズルaを螺着
してある。
なつたケーシング下端に、周方向に所定間隔を隔てて複
数個の切削爪14を設けると共に、ケーシング下端面よ
りも没入させる状態で前記供給流路Cにノズルaを螺着
してある。
【0041】前記切削爪14は、刃体外縁が下部ケーシ
ング32の外面よりもやゝ外方に突出する外向き切削爪
14と、刃体内縁がケーシング内面よりもやゝ内方に突
出する中間切削爪14と、刃体内縁がケーシング内面よ
りも大きく内方に突出する内向き切削爪14の三種類で
あって、切削用ケーシング3の回転方向で隣るものの一
部を互いにラップさせて、その三組をケーシング下端に
設けてある。そして、図示はしないが、内向き切削爪1
4の内接円径を、コンクリート柱体1の引き抜き対象で
ある芯材2の外端に接する外接円径よりもやゝ大に設定
してある。
ング32の外面よりもやゝ外方に突出する外向き切削爪
14と、刃体内縁がケーシング内面よりもやゝ内方に突
出する中間切削爪14と、刃体内縁がケーシング内面よ
りも大きく内方に突出する内向き切削爪14の三種類で
あって、切削用ケーシング3の回転方向で隣るものの一
部を互いにラップさせて、その三組をケーシング下端に
設けてある。そして、図示はしないが、内向き切削爪1
4の内接円径を、コンクリート柱体1の引き抜き対象で
ある芯材2の外端に接する外接円径よりもやゝ大に設定
してある。
【0042】前記螺旋ケーシング33は、図10および
図11にも示すように、金属製のパイプたとえば外径が
40mmで肉厚が11mmの二本のボイラー用鋼管を用
いて、これを互いに螺旋部分33aを相互に入り込ませ
るように右巻き螺旋とした二重螺旋構造のものであって
、その螺旋中心の撓み変形が可能に構成されている。
図11にも示すように、金属製のパイプたとえば外径が
40mmで肉厚が11mmの二本のボイラー用鋼管を用
いて、これを互いに螺旋部分33aを相互に入り込ませ
るように右巻き螺旋とした二重螺旋構造のものであって
、その螺旋中心の撓み変形が可能に構成されている。
【0043】そして、この螺旋ケーシング33のパイプ
流路Aの上端を上部ケーシング31の供給流路Bに連通
させるように、当該螺旋ケーシング33の上端を上部ケ
ーシング31に溶接すると共に、前記パイプ流路Aの下
端を下部ケーシング32の供給流路Cに連通させるよう
に、当該螺旋ケーシング33の下端を下部ケーシング3
2に溶接してある。
流路Aの上端を上部ケーシング31の供給流路Bに連通
させるように、当該螺旋ケーシング33の上端を上部ケ
ーシング31に溶接すると共に、前記パイプ流路Aの下
端を下部ケーシング32の供給流路Cに連通させるよう
に、当該螺旋ケーシング33の下端を下部ケーシング3
2に溶接してある。
【0044】更に、前記螺旋ケーシング33の上部側お
よび下部側のそれぞれ第1乃至第3の螺旋部分33aに
、適宜所定間隔を隔ててU字状の金属製バンド35を係
止させて、これを螺旋部分33aに溶接すると共に、当
該金属製バンド35をそれぞれ上下部のケーシング31
,32に溶接して、前記上下部のケーシング31,32
に対する螺旋ケーシング33の連結強度を高くしてある
。
よび下部側のそれぞれ第1乃至第3の螺旋部分33aに
、適宜所定間隔を隔ててU字状の金属製バンド35を係
止させて、これを螺旋部分33aに溶接すると共に、当
該金属製バンド35をそれぞれ上下部のケーシング31
,32に溶接して、前記上下部のケーシング31,32
に対する螺旋ケーシング33の連結強度を高くしてある
。
【0045】前記拡縮阻止手段34は、U字状の金属製
バンド36を3個一組にして、これの複数組を適宜上下
で隣る2本の螺旋部分33aに係止させると共に、各組
において、上側の螺旋部分33aに係止された中央1個
の金属製バンド36の両側端に、下側の螺旋部分33a
に係止された2個の金属製バンド36を当接させて、当
該金属製バンド36の両下端をそれぞれ下側の螺旋部分
33aに溶接して成り、前記螺旋ケーシング33の時計
廻り方向の掘進回転に伴う拡径と、螺旋ケーシング33
の反時計廻り方向の引き抜き回転に伴う縮径を、前記隣
り合う金属製バンド36,36の側端どうしの当接によ
って阻止させるようにしてある。
バンド36を3個一組にして、これの複数組を適宜上下
で隣る2本の螺旋部分33aに係止させると共に、各組
において、上側の螺旋部分33aに係止された中央1個
の金属製バンド36の両側端に、下側の螺旋部分33a
に係止された2個の金属製バンド36を当接させて、当
該金属製バンド36の両下端をそれぞれ下側の螺旋部分
33aに溶接して成り、前記螺旋ケーシング33の時計
廻り方向の掘進回転に伴う拡径と、螺旋ケーシング33
の反時計廻り方向の引き抜き回転に伴う縮径を、前記隣
り合う金属製バンド36,36の側端どうしの当接によ
って阻止させるようにしてある。
【0046】そして、前記螺旋部分33aとこれに係止
された金属製バンド36との間、及び、金属製バンド3
6とこれの上部の螺旋部分33aとの間に、2〜3mm
程度の隙間を有せしめて、上下で隣る螺旋部分33a,
33aどうしを互いに接近可能とし、前記螺旋ケーシン
グ33の螺旋中心を撓ませ得るようにしてある。
された金属製バンド36との間、及び、金属製バンド3
6とこれの上部の螺旋部分33aとの間に、2〜3mm
程度の隙間を有せしめて、上下で隣る螺旋部分33a,
33aどうしを互いに接近可能とし、前記螺旋ケーシン
グ33の螺旋中心を撓ませ得るようにしてある。
【0047】図中の37は螺旋ケーシング33の上下の
螺旋部分33aにわたる連結用の金属製バンドで、上記
拡縮阻止手段34の金属製バンド36と同様の形態で設
けられ、これらの金属製バンド36,37は、螺旋ケー
シング33の螺旋部分33a間の拡がりを阻止する機能
を有する。
螺旋部分33aにわたる連結用の金属製バンドで、上記
拡縮阻止手段34の金属製バンド36と同様の形態で設
けられ、これらの金属製バンド36,37は、螺旋ケー
シング33の螺旋部分33a間の拡がりを阻止する機能
を有する。
【0048】尚、前記金属製バンド36の配置は、上記
の3個一組のものに限られるものではなく、例えば図1
2に示すように、金属製バンド36の4個を一組にして
その複数組を、適宜上下で隣る2本の螺旋部分33aに
係止させると共に、各組において、上側の螺旋部分33
aに間隔を隔てて2個の金属製バンド36を係止させて
、これの下端を下側の螺旋部分33aに溶接し、この2
個の金属製バンド36の一側端と他側端に、それぞれ下
側の螺旋部分33aに係止された2個の金属製バンド3
6を当接させて、その下端を下側の螺旋部分33aに溶
接し、もって、前記螺旋ケーシング33の時計廻り方向
の掘進回転に伴う拡径と、螺旋ケーシング33の反時計
廻り方向の引き抜き回転に伴う縮径を、前記隣り合う金
属製バンド36,36の側端どうしの当接によって阻止
させるようにする等の変形が可能である。
の3個一組のものに限られるものではなく、例えば図1
2に示すように、金属製バンド36の4個を一組にして
その複数組を、適宜上下で隣る2本の螺旋部分33aに
係止させると共に、各組において、上側の螺旋部分33
aに間隔を隔てて2個の金属製バンド36を係止させて
、これの下端を下側の螺旋部分33aに溶接し、この2
個の金属製バンド36の一側端と他側端に、それぞれ下
側の螺旋部分33aに係止された2個の金属製バンド3
6を当接させて、その下端を下側の螺旋部分33aに溶
接し、もって、前記螺旋ケーシング33の時計廻り方向
の掘進回転に伴う拡径と、螺旋ケーシング33の反時計
廻り方向の引き抜き回転に伴う縮径を、前記隣り合う金
属製バンド36,36の側端どうしの当接によって阻止
させるようにする等の変形が可能である。
【0049】上記の構成によれば、図13に示すように
、コンクリート柱体1に挿通されている芯材2がやゝ傾
いている場合、切削用ケーシング3によるコンクリート
部分21の切削掘進に伴って、やがては傾斜している芯
材2に切削爪14が当接することになるが、当該切削爪
14が芯材2に当接すると、これが切削抵抗になって該
部での切削爪14の切削掘進が遅れ勝手になり、かつ、
これとは反対側の部分では切削爪14による切削が進み
勝手になることで、切削掘進が遅れ勝手となる側の螺旋
ケーシング33の上下の螺旋部分33aが互いに接近し
合うことになる。
、コンクリート柱体1に挿通されている芯材2がやゝ傾
いている場合、切削用ケーシング3によるコンクリート
部分21の切削掘進に伴って、やがては傾斜している芯
材2に切削爪14が当接することになるが、当該切削爪
14が芯材2に当接すると、これが切削抵抗になって該
部での切削爪14の切削掘進が遅れ勝手になり、かつ、
これとは反対側の部分では切削爪14による切削が進み
勝手になることで、切削掘進が遅れ勝手となる側の螺旋
ケーシング33の上下の螺旋部分33aが互いに接近し
合うことになる。
【0050】これによって、前記螺旋ケーシング33の
螺旋中心が撓んで前記下部ケーシング32が芯材2に沿
う姿勢に傾けられ、前記切削爪14によるコンクリート
部分21の切削掘進が行われる。爾後は、芯材2による
切削抵抗を殆ど受けることなく、螺旋ケーシング33が
撓まされた屈曲姿勢で切削掘進が継続されるもので、芯
材2の一部を残すことなくコンクリート柱体1の芯材2
まわりのコンクリート部分21を柱体全長にわたって切
削することができる。
螺旋中心が撓んで前記下部ケーシング32が芯材2に沿
う姿勢に傾けられ、前記切削爪14によるコンクリート
部分21の切削掘進が行われる。爾後は、芯材2による
切削抵抗を殆ど受けることなく、螺旋ケーシング33が
撓まされた屈曲姿勢で切削掘進が継続されるもので、芯
材2の一部を残すことなくコンクリート柱体1の芯材2
まわりのコンクリート部分21を柱体全長にわたって切
削することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるコンク
リート柱体の芯材の引き抜き方法によれば、山留壁やコ
ンクリート柱体まわりの掘削ならびにコンクリート部分
の破砕といった手間を掛けずに、安全且つ簡易に芯材を
含む柱体部分の引き抜きが達成され、これによって、柱
列式山留壁やコンクリート柱体を所謂無芯のコンクリー
ト構造物と成し得、あるいは、コンクリート柱体そのも
のを撤去することができる。
リート柱体の芯材の引き抜き方法によれば、山留壁やコ
ンクリート柱体まわりの掘削ならびにコンクリート部分
の破砕といった手間を掛けずに、安全且つ簡易に芯材を
含む柱体部分の引き抜きが達成され、これによって、柱
列式山留壁やコンクリート柱体を所謂無芯のコンクリー
ト構造物と成し得、あるいは、コンクリート柱体そのも
のを撤去することができる。
【0052】しかも、切削用ケーシングの引き抜き前に
当該切削用ケーシング内に土砂を埋め戻すので、切削用
ケーシングを引き抜いても、その引き抜き穴まわりの壁
面が崩壊するといった危険な事態も確実に回避される。
当該切削用ケーシング内に土砂を埋め戻すので、切削用
ケーシングを引き抜いても、その引き抜き穴まわりの壁
面が崩壊するといった危険な事態も確実に回避される。
【0053】一方、本発明の切削用ケーシングによれば
、エアまたは水による冷却下で芯材まわりのコンクリー
ト部分が簡易に切削され、かつ、切削物がエアまたは水
の供給圧と、ケーシング本体内外の螺旋翼体または螺旋
ケーシング自体の螺旋部とによって、効果的に地上に揚
上排出される。
、エアまたは水による冷却下で芯材まわりのコンクリー
ト部分が簡易に切削され、かつ、切削物がエアまたは水
の供給圧と、ケーシング本体内外の螺旋翼体または螺旋
ケーシング自体の螺旋部とによって、効果的に地上に揚
上排出される。
【0054】そして、切削用ケーシングによって芯材ま
わりのコンクリート部分を切削させる構成としたことで
、当該切削用ケーシングをコスト面や駆動力の面で好適
なように小径化させることができる。
わりのコンクリート部分を切削させる構成としたことで
、当該切削用ケーシングをコスト面や駆動力の面で好適
なように小径化させることができる。
【0055】特に、請求項3の切削用ケーシングによれ
ば、撓み変形可能な螺旋ケーシングを有するので、コン
クリート部分の切削掘進に伴ってケーシング下端の切削
爪が芯材に当接した際には、当該当接部が切削抵抗にな
って螺旋ケーシングの螺旋中心が撓み、下部ケーシング
が芯材に沿う姿勢に傾けられることで、芯材による切削
抵抗を殆ど受けることなく且つ螺旋ケーシングが撓まさ
れた屈曲姿勢で、コンクリート部分の切削掘進が継続さ
れることになり、芯材の鉛直度がどうであれ、当該芯材
の一部を残すことなくコンクリート部分を柱体全長にわ
たって切削することができる
ば、撓み変形可能な螺旋ケーシングを有するので、コン
クリート部分の切削掘進に伴ってケーシング下端の切削
爪が芯材に当接した際には、当該当接部が切削抵抗にな
って螺旋ケーシングの螺旋中心が撓み、下部ケーシング
が芯材に沿う姿勢に傾けられることで、芯材による切削
抵抗を殆ど受けることなく且つ螺旋ケーシングが撓まさ
れた屈曲姿勢で、コンクリート部分の切削掘進が継続さ
れることになり、芯材の鉛直度がどうであれ、当該芯材
の一部を残すことなくコンクリート部分を柱体全長にわ
たって切削することができる
【図1】切削用ケーシングと駆動回転部材を示す斜視図
である。
である。
【図2】切削用ケーシングを連結した重機の側面図であ
る。
る。
【図3】切削用ケーシングの下部側の断面図である。
【図4】切削用ケーシングの横断平面図である。
【図5】ケーシング構造体の部分断面図である。
【図6】切削用ケーシングの底面図である。
【図7】図7(A)〜(E)は、芯材の引き抜き手順を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】図8以降は切削用ケーシングの別実施例を示し
、図8は切削用ケーシングの斜視図である。
、図8は切削用ケーシングの斜視図である。
【図9】上部ケーシングの詳細を示す展開斜視図である
。
。
【図10】拡縮阻止手段の詳細図である。
【図11】拡縮阻止手段の断面図である。
【図12】別実施例の拡縮阻止手段の詳細図である。
【図13】螺旋ケーシングの屈曲状態を示す断面図であ
る。
る。
1…コンクリート柱体、1a…柱体部分、2…芯材、3
…切削用ケーシング、12…筒状ケーシング本体、13
…螺旋翼体、14…切削爪、15…供給流路、31…上
部ケーシング、32…下部ケーシング、33…螺旋ケー
シング、34…拡縮阻止手段、a…ノズル、A…パイプ
流路。
…切削用ケーシング、12…筒状ケーシング本体、13
…螺旋翼体、14…切削爪、15…供給流路、31…上
部ケーシング、32…下部ケーシング、33…螺旋ケー
シング、34…拡縮阻止手段、a…ノズル、A…パイプ
流路。
Claims (3)
- 【請求項1】 下端に切削爪を備えた切削用ケーシン
グによって、コンクリート柱体の芯材まわりを柱体全長
にわたって切削し、この切削によって形成された芯材を
含む柱体部分を引き抜いて後に、前記切削用ケーシング
内に土砂を埋め戻し、次いで切削用ケーシングを引き抜
き回収することを特徴とするコンクリート柱体の芯材の
引き抜き方法。 - 【請求項2】 鋼製の筒状ケーシング本体の下端に所
定間隔を隔てて複数個の切削爪を設け、当該切削爪によ
るケーシング本体の切削方向の回転に伴って切削物を揚
上する螺旋翼体をケーシング本体の内外周面に設けると
共に、エアまたは水を切削部に向けて噴出するノズルと
、当該ノズルにエアまたは水を供給するための流路とを
設けてあることを特徴とする切削用ケーシング。 - 【請求項3】 鋼製の筒状下部ケーシングの下端に所
定間隔を隔てて複数個の切削爪を設け、金属製のパイプ
を螺旋状に巻いて成る撓み変形可能な螺旋ケーシングを
、鋼製の筒状上部ケーシングと前記下部ケーシングとに
わたって連結する一方、当該螺旋ケーシングのパイプ流
路を通して切削部にエアまたは水を噴出させるノズルを
設け、更に、螺旋ケーシングの拡径ならびに縮径を阻止
する拡縮阻止手段を設けてあることを特徴とする切削用
ケーシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8612791A JPH04221118A (ja) | 1990-10-29 | 1991-03-25 | コンクリート柱体の芯材の引き抜き方法とその方法に用いる切削用ケーシング |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29467090 | 1990-10-29 | ||
| JP2-294670 | 1990-10-29 | ||
| JP8612791A JPH04221118A (ja) | 1990-10-29 | 1991-03-25 | コンクリート柱体の芯材の引き抜き方法とその方法に用いる切削用ケーシング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04221118A true JPH04221118A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=26427282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8612791A Pending JPH04221118A (ja) | 1990-10-29 | 1991-03-25 | コンクリート柱体の芯材の引き抜き方法とその方法に用いる切削用ケーシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04221118A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0782744A (ja) * | 1993-09-13 | 1995-03-28 | Toshihiko Fujii | 杭抜き工法及び同工法に使用するケーシングパイプ |
| JP2015059351A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 株式会社岡田組 | 地下構造物の除去方法 |
| CN105649083A (zh) * | 2016-03-18 | 2016-06-08 | 宁波鸿晨建设有限公司 | 全套管一次性旋切式清桩装置及其清桩方法 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP8612791A patent/JPH04221118A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0782744A (ja) * | 1993-09-13 | 1995-03-28 | Toshihiko Fujii | 杭抜き工法及び同工法に使用するケーシングパイプ |
| JP2015059351A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 株式会社岡田組 | 地下構造物の除去方法 |
| CN105649083A (zh) * | 2016-03-18 | 2016-06-08 | 宁波鸿晨建设有限公司 | 全套管一次性旋切式清桩装置及其清桩方法 |
| CN105649083B (zh) * | 2016-03-18 | 2017-12-22 | 浙江鸿晨建设有限公司 | 全套管一次性旋切式清桩装置及其清桩方法 |
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