JPH04221504A - ヘアカーラの製造方法 - Google Patents

ヘアカーラの製造方法

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JPH04221504A
JPH04221504A JP40550090A JP40550090A JPH04221504A JP H04221504 A JPH04221504 A JP H04221504A JP 40550090 A JP40550090 A JP 40550090A JP 40550090 A JP40550090 A JP 40550090A JP H04221504 A JPH04221504 A JP H04221504A
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cylindrical
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Haruhiko Ishikawa
治彦 石川
Takahiro Harada
高宏 原田
Seizo Machida
精造 待田
Keiji Azuma
啓二 東
Katsuhiko Matsuyama
松山 克彦
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪のカールづけのた
めのヘアカーラ及びその製造方法に関し、特に吸水性を
持った繊維部材を有するヘアカーラ及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒状に形成された巻き枠の外周に毛髪
を巻き付けて毛髪にカール付けを行うヘアカーラとして
、従来から電気的に加熱するものが提供されている。 これは、ヒータを巻き枠内に備えて自己発熱するものや
、蓄熱剤を備えて外部ヒータによって加熱されるもの、
あるいは特公昭49ー13066号公報に示されている
ような電磁誘導加熱で加熱されるもの等があるが、いず
れも加熱された巻き枠から毛髪に熱を与えることで、巻
き枠に巻き付けられた毛髪にカール付けを行うようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
のヘアカーラでは、加熱された巻き枠で毛髪に直接熱を
与えることでカール付けを行うために、熱によって毛髪
内の水分が飛んでしまい、毛髪水分率が低下し、毛髪が
パサパサとなって手触り感が悪くなる上につやもなくな
るという問題があるほか、カールの持ち具合が悪く、セ
ットしても時間がたてばすぐにくずれてしまうという欠
点があった。
【0004】そこで、本発明に到る過程で、ヘアカーラ
として成形された筒状の被加熱本体の成形品に薄い繊維
部材を後工程で接着することを考えた。このように薄い
繊維部材を接着剤で接着したものは、繊維部材で水分を
吸収させることができて、繊維部材で保持している水分
を蒸発させて生じたスチームにより毛髪を傷めることな
く、カール付けを行うようにできることが判明した。と
ころが、このようなものにおいては、繊維部材が剥がれ
やすいという問題があり、また、筒状の被加熱本体の成
形と、繊維部材の接着とが別々の工程となるためコスト
アップとなるという問題があった。
【0005】本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、毛髪
を傷めることなくカール付けができ、また、繊維部材が
剥がれにくく、製造に当たっても繊維部材の接着工程を
別工程で行う必要がなくてコストダウンがはかれるヘア
カーラ及びその製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のヘアカーラは、吸水性のある部材を筒状の被
加熱本体の表面に分布させてなるヘアカーラにおいて、
筒状の繊維部材を被加熱本体に一体化し且つ筒状の繊維
部材を被加熱本体の表面の一部に露出して成る構成とし
た。
【0007】また、本発明のヘアカーラの製造方法は、
筒状の成形部材の外周に繊維部材を巻き回す工程と、こ
の外周に繊維部材を巻き回した筒状の成形部材を凹所の
ある金型の所定の位置に設置する工程と、金型内の筒状
成形部材の上に繊維部材の露出部が少なくとも一つ以上
形成されるように成形材料を供給する工程とからなるよ
うにした。
【0008】また、長孔を有する平面状の繊維部材を筒
状に形成する工程と、この筒状の繊維部材を長孔が金型
の所定の位置になるように設置する工程と、金型内の繊
維部材の上に繊維部材の露出部が少なくとも一つ以上形
成されるように成形材料を供給する工程とからなるよう
にしてもよい。更に、平面状の繊維部材に成形材料を供
給して凹凸のある繊維と樹脂の複合部材を形成する工程
と、この凹凸のある複合部材を筒状に形成する工程と、
この筒状の複合部材を金型内の所定の位置に設置して金
型内の複合部材の凹部に成形材料を供給して複合部材の
露出部を少なくとも一つ以上形成する固定とからなるよ
うにしてもよい。
【0009】更に、平面状の繊維部材に長孔を形成する
工程と、長孔に成形材料を供給して繊維部材の露出部が
少なくとも一つ以上できる部材を形成する工程と、該部
材を長孔部分の両端部で切断する工程と、この切断した
部材を筒状に形成する工程と、筒状の部材を金型内の所
定の位置に設置し、金型内に成形材料を供給して上記露
出部の一つが露出するようにする工程とからなるように
してもよい。
【0010】更に、平面状の繊維部材に成形材料を供給
して筒状で凹凸のある複合部材を形成する工程と、この
凹凸のある複合部材を凹所のある金型の所定の位置に設
置する工程と、金型内の凹凸のある複合部材の上に複合
部材の一部が少なくとも一つ以上形成されるように複合
部材の凹所に成形部材を供給する工程とからなるように
してもよい。
【0011】また、平面状の繊維部材に長孔を形成する
工程と、この長孔を金型の凸所に位置するように設置し
て成形材料を供給して凹凸のある複合部材を形成する工
程と、この筒状の複合部材を凹所のある金型の所定の位
置に設置する工程と、金型内の複合部材の上に、複合部
材の露出部が少なくとも一つ以上形成されるように成形
材料を供給する工程とからなるようにしてもよい。
【0012】更に、繊維部材を金型内に配設した後、成
形材料を供給して成形品を形成し、次に、該成形品の外
周に付着している繊維部材を剥離するようにしてもよい
【0013】
【作用】本発明においては、吸水性のある部材を筒状の
被加熱本体の表面に分布させてなるヘアカーラとするこ
とで、繊維部材で水分を吸収させることができて、繊維
部材で保持している水分を蒸発させて生じたスチームに
よりカール付けを行うようにできるものであり、しかも
、筒状の繊維部材を被加熱本体に一体化し且つ筒状の繊
維部材を被加熱本体の表面の一部に露出させることで、
繊維部材の剥がれを防止できるようになり、また、後工
程で繊維部材を接着する必要がなくなった。
【0014】また、筒状の成形部材の外周に繊維部材を
巻き回し、この外周に繊維部材を巻き回した筒状の成形
部材を凹所のある金型の所定の位置に設置し、金型内の
筒状成形部材の上に繊維部材の露出部が少なくとも一つ
以上形成されるように成形材料を供給することで、表面
の一部に繊維部材が露出するヘアカーラを繊維部材と筒
状の被加熱本体とが一体化するように成形できるように
なった。
【0015】また、長孔を有する平面状の繊維部材を筒
状に形成し、この筒状の繊維部材を長孔が金型の所定の
位置になるように設置し、金型内の繊維部材の上に繊維
部材の露出部が少なくとも一つ以上形成されるように成
形材料を供給するようにしても、表面の一部に繊維部材
が露出するヘアカーラを繊維部材と筒状の被加熱本体と
が一体化するように成形できるようになった。
【0016】また、平面状の繊維部材に成形材料を供給
して凹凸のある繊維と樹脂の複合部材を形成し、この凹
凸のある複合部材を筒状に形成し、この筒状の複合部材
を金型内の所定の位置に設置して金型内の複合部材の凹
部に成形材料を供給して複合部材の露出部が少なくとも
一つ以上形成するようにしても、表面の一部に繊維部材
が露出するヘアカーラを繊維部材と筒状の被加熱本体と
が一体化するように成形できるようになった。
【0017】更に、平面状の繊維部材に長孔を形成し、
長孔に成形材料を供給して繊維部材の露出部が少なくと
も一つ以上できる部材を形成し、該部材を長孔部分の両
端部で切断し、この切断した部材を筒状に形成し、筒状
の部材を金型内の所定の位置に設置し、金型内に成形材
料を供給して上記露出部の一つが露出するようにしても
、表面の一部に繊維部材が露出するヘアカーラを繊維部
材と筒状の被加熱本体とが一体化するように成形できる
ようになった。
【0018】更に、平面状の繊維部材に成形材料を供給
して筒状で凹凸のある複合部材を形成する工程と、この
凹凸のある複合部材を凹所のある金型の所定の位置に設
置し、金型内の凹凸のある複合部材の上に複合部材の一
部が少なくとも一つ以上形成されるように複合部材の凹
所に成形部材を供給しても、表面の一部に繊維部材が露
出するヘアカーラを繊維部材と筒状の被加熱本体とが一
体化するように成形できるようになった。
【0019】また、平面状の繊維部材に長孔を形成し、
この長孔を金型の凸所に位置するように設置して成形材
料を供給して凹凸のある複合部材を形成し、この筒状の
複合部材を凹所のある金型の所定の位置に設置し、金型
内の複合部材の上に、複合部材の露出部が少なくとも一
つ以上形成されるように成形材料を供給しても、表面の
一部に繊維部材が露出するヘアカーラを繊維部材と筒状
の被加熱本体とが一体化するように成形できるようにな
った。
【0020】更に、繊維部材を金型内に配設した後、成
形材料を供給して成形品を形成し、次に、該成形品の外
周に付着している繊維部材を剥離することで、表面の一
部に繊維状の凹凸が存在するヘアカーラを成形できるよ
うになった。
【0021】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図7には本発明の一実施例が示し
てある。図3に示すように、まず、ポリエステルのよう
な繊維状の構造を持ち水分を吸収発散することのできる
布材(すなわち繊維部材1)を所定の大きさに切断し、
熱圧着により円筒状に形成する。図3において2は熱圧
着面である。この円筒状に形成した吸水性のある繊維部
材1を金型3の所定の凹所に設置して図4、図5のよう
に型締めを行って、この金型3にポリエステル系エラス
トマーのような成形材料4を供給して筒状の被加熱本体
5を形成する。添付図において3aは固定型、3bは可
動型、3cはサイドコアである。このようにしてヘアカ
ーラが形成されるのであるが、形成されたヘアカーラは
、図1、図2に示すように筒状の被加熱本体5の周囲に
複数箇所で繊維部材1が露出する開口部6が形成される
ものである。そして、繊維部材1は被加熱本体5の成形
時に被加熱本体5と一体となって繊維部材1が強固に筒
状の被加熱本体5に取着される。筒状の被加熱本体5に
は図6、図7に示すように毛髪引っ掛かり用リブ7を形
成してもよいものである。
【0022】次に、図8乃至図12に示す他の実施例に
つき説明する。この実施例においては、筒状の成形部材
10の外周に繊維状の構造をもち水分を吸収発散するこ
とのできる繊維部材1である糸材11を図9のようにし
て巻付けて円筒状に形成する。次に、この外周に繊維部
材1を巻き回した筒状の成形部材10を凹所のある金型
3の所定の位置に設置して、図10、図11のように型
締めをして、金型3にポリエステル系エラストマーのよ
うな成形材料4を供給して筒状の被加熱本体5を形成す
る。このようにしてヘアカーラが形成されるのであるが
、形成されたヘアカーラは、図8に示すように筒状の被
加熱本体5の周囲に複数箇所で繊維部材1が露出する開
口部6が形成されるものである。そして、繊維部材1は
被加熱本体5の成形時に被加熱本体5と一体となって繊
維部材1が強固に筒状の被加熱本体5に取着される。 筒状の被加熱本体5には図12に示すように毛髪引っ掛
かり用リブ7を形成してもよいものである。
【0023】次に、図13乃至図17に示す他の実施例
につき説明する。この実施例においては、ポリエステル
のような繊維状の構造を持ち水分を吸収発散することの
できる布材(すなわち繊維部材1)を図14のように長
孔20を形成すると共に所定の大きさに切断し、熱圧着
により円筒状に形成する。図14において2は熱圧着面
である。この円筒状に形成した吸水性のある繊維部材1
を長孔20が金型3の所定の位置と合致するように設置
して図15、図16のように型締めを行って、この金型
3にポリエステル系エラストマーのような成形材料4を
供給して筒状の被加熱本体5を形成する。このようにし
てヘアカーラが形成されるのであるが、形成されたヘア
カーラは、図13に示すように筒状の被加熱本体5の周
囲に複数箇所で繊維部材1が露出する開口部6が形成さ
れるものである。そして、繊維部材1は被加熱本体5の
成形時に被加熱本体5と一体となって繊維部材1が強固
に筒状の被加熱本体5に取着される。筒状の被加熱本体
5には図17に示すように毛髪引っ掛かり用リブ7を形
成してもよいものである。
【0024】次に、図18乃至図22に示す他の実施例
につき説明する。この実施例においては、ポリエステル
のような繊維状の構造を持ち水分を吸収発散することの
できる布材(すなわち繊維部材1)を所定の大きさに切
断し、この平面状の繊維部材1を図19(b)のように
凹凸部30を有する金型31内の所定の位置に設置して
金型31に成形材料を供給して成形して、図19(a)
に示すような凹凸のある繊維と樹脂の複合部材32を形
成する。この凹凸のある複合部材32を図20に示すよ
うに熱圧着等により筒状に形成する。図20において2
は熱圧着面である。次に、筒状の複合部材32を金型3
内の所定の位置に設置して金型3内の複合部材32の凹
部32aに成形材料4を供給して、筒状の被加熱本体5
を形成する。このようにしてヘアカーラが形成されるの
であるが、形成されたヘアカーラは、筒状の被加熱本体
5の周囲に複数箇所で繊維部材1が露出する開口部6が
形成されるものである(この実施例では凹凸のある繊維
と樹脂の複部材32の凸部32b部分が外部に繊維部材
1が露出する部分となる)。そして、繊維部材1は被加
熱本体5の成形時に被加熱本体5と一体となって繊維部
材1が強固に筒状の被加熱本体5に取着される。筒状の
被加熱本体5には図22に示すように毛髪引っ掛かり用
リブ7を形成してもよいものである。
【0025】次に、図23乃至図27に示す他の実施例
につき説明する。この実施例においては、ポリエステル
のような繊維状の構造を持ち水分を吸収発散することの
できる布材(すなわち繊維部材1)を図23のように長
孔20を形成すると共に所定の大きさに切断し、この平
面状の繊維部材1を図24(a)のように金型40内の
所定の位置に設置して金型40に成形材料4aを供給し
て成形して、図24(b)に示すような繊維と樹脂とよ
りなる複合部材41を形成し、この複合部材41を図2
4(b)の一点鎖線で示すように両端部で切断し、図2
4(a)に示すように繊維部材1と樹脂部材42とが交
互に配された状態とする。この複合部材41を図25(
b)のように熱圧着等により円筒状に形成する。次に、
筒状の複合部材41を金型3内の所定の位置に設置して
金型3内に成形材料を供給して、筒状の被加熱本体5を
形成する。このようにしてヘアカーラが形成されるので
あるが、形成されたヘアカーラは、筒状の被加熱本体5
の周囲に複数箇所で繊維部材1が露出する開口部6が形
成されるものである。そして、繊維部材1は被加熱本体
5の成形時に被加熱本体5と一体となって繊維部材1が
強固に筒状の被加熱本体5に取着される。筒状の被加熱
本体5には図27に示すように毛髪引っ掛かり用リブ7
を形成してもよいものである。
【0026】次に、図28乃至図31に示す他の実施例
につき説明する。この実施例においては、ポリエステル
のような繊維状の構造を持ち水分を吸収発散することの
できる布材(すなわち繊維部材1)を図28(a)のよ
うに凹凸部50を有する金型51にセットして金型51
に設けたバキューム装置(図示せず)により平状の繊維
部材1を金型51の凹凸部50に沿って密着させ、次に
、図28(b)のようにこの金型51内に成形材料4a
を供給して図29に示すような外表面に凹凸を形状を持
った繊維部材1と樹脂との複合部材52を形成する。 ここで、図29のイで示す部分で繊維部材1の外にはみ
出した余剰部分1bを切断する。この外表面に凹凸のあ
る複合部材52を図30のように金型3内の所定の位置
に設置して金型3内に成形材料を供給して、筒状の被加
熱本体5を形成する。このようにしてヘアカーラが形成
されるのであるが、形成されたヘアカーラは、筒状の被
加熱本体5の周囲に複数箇所で繊維部材1が露出する開
口部6が形成されるものである。そして、繊維部材1は
被加熱本体5の成形時に被加熱本体5と一体となって繊
維部材1が強固に筒状の被加熱本体5に取着される。筒
状の被加熱本体5には図31に示すように毛髪引っ掛か
り用リブ7を形成してもよいものである。
【0027】次に、図32乃至図35に示す他の実施例
につき説明する。この実施例においては、ポリエステル
のような繊維状の構造を持ち水分を吸収発散することの
できる布材(すなわち繊維部材1)を図33(a)のよ
うに長孔20を形成すると共に所定の大きさに切断し、
この平面状の繊維部材1の長孔20を金型(図示せず)
の所定の凸所に設置して金型に成形材料を供給して成形
を行い、図33(b)に示すような凹凸形状を持った繊
維と樹脂とよりなる複合部材60を形成し、この複合材
料60を図34のように熱圧着等により円筒状に形成す
る。次に、筒状の複合部材60を図35のように金型3
内の所定の位置に設置して金型3内に成形材料4を供給
して、筒状の被加熱本体5を形成する。このようにして
図32に示すようなヘアカーラが形成されるのであるが
、形成されたヘアカーラは、筒状の被加熱本体5の周囲
に複数箇所で繊維部材1が露出する開口部6が形成され
るものである。そして、繊維部材1は被加熱本体5の成
形時に被加熱本体5と一体となって繊維部材1が強固に
筒状の被加熱本体5に取着される。筒状の被加熱本体5
には前述の各実施例と同様に毛髪引っ掛かり用リブ7を
形成してもよいものである。
【0028】次に、図36乃至図40に示す他の実施例
につき説明する。図37(a)のようにメッシュ状をし
た繊維部材1を所定の大きさにカットし、これを直接ま
たは図37(b)のように円筒状にした状態で金型3の
内面に張着する。次に、金型3を型締めして、図38、
図39のようにポリエステル系エラストマーのような成
形材料4を供給して筒状の被加熱本体5を形成する。こ
のようにして図37(c)に示すような外面に繊維部材
1が付着した成形品70を形成し、次に、成形品70の
外面から繊維部材1を剥離して図37(d)、図36に
示すような外面に繊維部材1のメッシュ形状が転写され
た吸水機能をヘアカーラに付与することができるもので
ある。このように、繊維部材1の有している給水機能を
成形品70に付加することで、吸水部を後で密着するた
めに発生する剥がれを防止でき、密着工程を省くことが
できることになる。この実施例においても図40に示す
ように毛髪引っ掛かり用リブ7を形成してもよいもので
ある。
【0029】しかして、上記した各製造方法で製造した
ヘヤカーラは吸水性のある筒状の繊維部材1を被加熱本
体5に一体化し且つ筒状の繊維部材1を被加熱本体5の
表面の一部に露出するものである。そして、このヘアカ
ーラの外面に露出する繊維部材1に吸水させると共にヘ
アカーラを加熱し(例えば、吸水すると共に電磁誘導加
熱により加熱したり、あるいは湯を入れた釜内にヘアカ
ーラを入れて吸水と共に加熱したりする)、このヘアカ
ーラに毛髪を巻いてカール付けを行うのであるが、ヘア
カーラからの外面に露出した繊維部材1に保持されてい
る水分が蒸発して毛髪に浸透し、その後、毛髪に浸透し
た水分がヘアカーラからの熱(ヘアカーラからの熱伝導
と、加熱された水分が蒸発することによるスチームによ
る加熱)によりで蒸散して、カールが固定される。そし
て、スチームにより加熱することで、毛髪水分率が低下
したりすることがなく、この結果、毛髪を傷めず、特に
、毛髪を巻いた状態でスチームが発生することで、毛髪
にスチームが浸透する効率が良いものである。
【0030】
【発明の効果】本発明にあっては、吸水性のある部材を
筒状の被加熱本体の表面に分布させてなるヘアカーラに
おいて、筒状の繊維部材を被加熱本体に一体化し且つ筒
状の繊維部材を被加熱本体の表面の一部に露出してある
ので、毛髪のカール付けを繊維部材に吸水させた状態で
カール付けすると、繊維部材に保持している水分を蒸発
させることにより生じるスチームで毛髪の加熱ができ、
毛髪の水分率を低下させることなくカール付けができて
毛髪を傷めることがなく、ま、カールの持ちがよいもの
であり、しかも、このように、毛髪を傷めないようにカ
ール付けして、カールの持ちが良いように繊維部材を被
加熱本体の表面に設けるに当たり、筒状の繊維部材を被
加熱本体に一体化し且つ筒状の繊維部材を被加熱本体の
表面の一部に露出してあるので繊維部材が剥離したりせ
ず、耐久性があるものである。また、後工程で繊維部材
を接着する必要がないので低コストのヘアカーラが提供
できるものである。
【0031】また、本発明の方法の発明にあっては、叙
述のような各方法を採用するので、簡単な方法で上記の
特徴を有する表面の一部に繊維部材が露出するヘアカー
ラを繊維部材と筒状の被加熱本体とが一体化するように
成形できるものであり、別工程で繊維部材を接着剤で接
着する必要がなく、剥離の恐れもないものが製造できて
コストダウンがはかれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のヘアカーラの斜視図である
【図2】同上のヘアカーラを示す図面で、(a)は平断
面図であり、(b)は(a)のAーA線断面図である。
【図3】同上のヘアカーラに用いる繊維部材を円筒状に
形成する説明図である。
【図4】同上の金型での成形状態を示す平断面図である
【図5】同上の図4のBーB線断面図である。
【図6】同上のヘアカーラの他の実施例の斜視図である
【図7】同上のヘアカーラの平断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施例のヘアカーラを示す図
面で、(a)は平断面図であり、(b)は(a)のCー
C線断面図である。
【図9】同上の繊維部材を巻いている状態の斜視図であ
る。
【図10】同上の金型での成形状態を示す平断面図であ
る。
【図11】同上の図10のDーD線断面図である。
【図12】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図13】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は平断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図14】同上のヘアカーラに用いる繊維部材を円筒状
に形成する説明図である。
【図15】同上の金型での成形状態を示す平断面図であ
る。
【図16】同上の図15のEーE線断面図である。
【図17】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図18】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は平断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図19】同上のヘアカーラに用いる繊維部材から複合
部材を形成する例を示す説明図で、(a)は成形した複
合部材の斜視図であり、(b)は金型にセットした状態
の断面図である。
【図20】同上の複合部材を筒状に形成する状態を説明
する断面図である。
【図21】同上の金型での成形状態を示す図面で、(a
)は平断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図22】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図23】同上のヘアカーラの他の実施例に使用する繊
維部材を示す図面で、(a)は平面図であり、(b)は
断面図である。
【図24】同上のヘアカーラに用いる繊維部材から複合
部材を形成する例を示す説明図で、(a)は金型にセッ
トした状態の断面図であり、(b)は成形した複合部材
の平面図である。
【図25】同上の複合部材を筒状に形成する状態を説明
する図面で、(a)は筒状にする前の断面図であり、(
b)は筒状にした状態の断面図である。
【図26】金型での成形状態を示す図面で、(a)は平
断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図27】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図28】同上のヘアカーラに用いる繊維部材から複合
部材を形成する例を示す説明図で、(a)は繊維部材を
金型の内面に吸引で沿わせる前の断面図であり、(b)
は金型で成形している状態の断面図である。
【図29】同上の複合部材の断面図である。
【図30】同上の金型での成形状態を示す図面で、(a
)は平断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図31】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図32】同上のヘアカーラの他の実施例に使用する繊
維部材を示す図面で、(a)は平断面図であり、(b)
は縦断面図である。
【図33】同上のヘアカーラに用いる繊維部材から複合
部材を形成する例を示す説明図で、(a)は繊維部材の
斜視図であり、(b)は成形した複合部材の斜視図であ
る。
【図34】同上の複合部材を筒状に形成する状態を説明
する断面図である。
【図35】同上の金型での成形状態を示す図面で、(a
)は平断面図であり、(b)は縦断面図である。
【図36】同上のヘアカーラの他の実施例を示す断面図
である。
【図37】同上の製造順序を示す説明図である。
【図38】同上の金型での成形状態を示す平断面図であ
る。
【図39】同上の金型での成形状態を示す縦断面図であ
る。
【図40】同上のヘアカーラの他の実施例を示す図面で
、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1  繊維部材 3  金型 4  成形材料 5  被加熱本体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吸水性のある部材を筒状の被加熱本体
    の表面に分布させてなるヘアカーラにおいて、筒状の繊
    維部材を被加熱本体に一体化し且つ筒状の繊維部材を被
    加熱本体の表面の一部に露出して成ることを特徴とする
    ヘアカーラ。
  2. 【請求項2】  筒状の成形部材の外周に繊維部材を巻
    き回す工程と、この外周に繊維部材を巻き回した筒状の
    成形部材を凹所のある金型の所定の位置に設置する工程
    と、金型内の筒状成形部材の上に繊維部材の露出部が少
    なくとも一つ以上形成されるように成形材料を供給する
    工程とからなることを特徴とするヘアカーラの製造方法
  3. 【請求項3】  長孔を有する平面状の繊維部材を筒状
    に形成する工程と、この筒状の繊維部材を長孔が金型の
    所定の位置になるように設置する工程と、金型内の繊維
    部材の上に繊維部材の露出部が少なくとも一つ以上形成
    されるように成形材料を供給する工程とからなることを
    特徴とするヘアカーラの製造方法。
  4. 【請求項4】  平面状の繊維部材に成形材料を供給し
    て凹凸のある繊維と樹脂の複合部材を形成する工程と、
    この凹凸のある複合部材を筒状に形成する工程と、この
    筒状の複合部材を金型内の所定の位置に設置して金型内
    の複合部材の凹部に成形材料を供給して複合部材の露出
    部を少なくとも一つ以上形成する工程とからなることを
    特徴とするヘアカーラの製造方法。
  5. 【請求項5】  平面状の繊維部材に長孔を形成する工
    程と、長孔に成形材料を供給して繊維部材の露出部が少
    なくとも一つ以上できる部材を形成する工程と、該部材
    を長孔部分の両端部で切断する工程と、この切断した部
    材を筒状に形成する工程と、筒状の部材を金型内の所定
    の位置に設置し、金型内に成形材料を供給して上記露出
    部の一つが露出するようにする工程とからなることを特
    徴とするヘアカーラの製造方法。
  6. 【請求項6】  平面状の繊維部材に成形材料を供給し
    て筒状で凹凸のある複合部材を形成する工程と、この凹
    凸のある複合部材を凹所のある金型の所定の位置に設置
    する工程と、金型内の凹凸のある複合部材の上に複合部
    材の一部が少なくとも一つ以上形成されるように複合部
    材の凹所に成形部材を供給する工程とからなることを特
    徴とするヘアカーラの製造方法。
  7. 【請求項7】  平面状の繊維部材に長孔を形成する工
    程と、この長孔を金型の凸所に位置するように設置して
    成形材料を供給して凹凸のある複合部材を形成する工程
    と、この筒状の複合部材を凹所のある金型の所定の位置
    に設置する工程と、金型内の複合部材の上に、複合部材
    の露出部が少なくとも一つ以上形成されるように成形材
    料を供給する工程とからなることを特徴とするヘアカー
    ラの製造方法。
  8. 【請求項8】  繊維部材を金型内に配設した後、成形
    材料を供給して成形品を形成し、次に、該成形品の外周
    に付着している繊維部材を剥離することを特徴とするヘ
    アカーラの製造方法。
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