JPH0422168B2 - - Google Patents
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- JPH0422168B2 JPH0422168B2 JP59095316A JP9531684A JPH0422168B2 JP H0422168 B2 JPH0422168 B2 JP H0422168B2 JP 59095316 A JP59095316 A JP 59095316A JP 9531684 A JP9531684 A JP 9531684A JP H0422168 B2 JPH0422168 B2 JP H0422168B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monomer
- polymerization
- weight
- acid
- water
- Prior art date
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明はスルホン酸基含有アクリルアミド系重
合体の製造方法に関する。 スルホン酸基含有重合体は、共重合体として染
色性を改良した合成繊維やプラスチツクに使わ
れ、又ホモポリマーとして高分子凝集剤、廃水処
理剤、スケールインヒビター、或いは重油の二次
回収等と広範囲に多く用いられている。スルホン
酸基含有重合体の物性、性能は一般に重合度が大
きくなる程向上し、凝集剤、水処理剤、重油回収
等の用途には特に高分子量が要求され最近では分
子量1000万以上という超高分子量のものが要求さ
れるようになつた。 従来より2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸及びその塩からホモポリマー、コ
ポリマー等をつくる方法は多数開示されている。
例えば重合開始剤として、過酸化ベンゾイル、ア
ゾビスイソブチロニトリル、過硫酸アンモニウム
などのラジカル重合触媒や、過硫酸カリウムと酸
性亜硫酸ソーダ、過硫酸アンモニウムとモノエタ
ノールアミンなどのレドツクス系重合触媒などを
用いて懸濁重合又は乳化重合、更には溶液重合す
る事が出来る。かかる方法においては重合体にラ
ジカル開始剤、懸濁剤、乳化剤、溶媒などが残留
しやすく、その為に着色したり、解重合しやすい
ばかりか、耐蝕性、耐薬品性、耐候性の点でも好
ましくない。又、分子量の高いポリマーを得る為
には微量の重合開始剤を用い、かつ重合温度を低
下させる方法が一般的であるが、この方法では重
合速度が緩慢である為、重合を100%近く行うこ
とは極めて困難であり実用的でない。 以上述べたようにこれまで物性、性能にすぐれ
たスルホン酸基を含有した超高分子重合体を得る
為の実用的な方法は見出されていなかつた。 一方、本発明者等は各種ビニル性単量体をプラ
ズマ開始重合法により重合することにより従来の
ものに比較して分子量が格段に大きい直鎖状の水
溶性重合体を得る技術を確立した。その単量体と
して2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸を用いて高吸水性重合体を得、これを特
願昭57−49466号に提案している。その後、本発
明者らはその技術を、より工業的に便利にすべく
種々検討した。 この中で2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸の水系溶媒との混合液に紫外線を
照射し放置すると重合する現象を見出し、鋭意研
究の結果本発明を完成したものである。 本発明の目的とするところは全く新しい重合方
法を提供するにあり、又他の目的は実質的に不純
物を含有せず、分子量が極めて大きいスルホン酸
基含有アクリルアミド系重合体を効率的にかつ安
価に製造する方法を提供するにある。本発明方法
は2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸及びその塩から選ばれた少なくとも一種の
単量体()と、単量体()と共重合可能な単
量体()と、水性媒体とを混合した単量体混合
液に紫外線を照射した後、紫外線の不存在下で重
合する事を特徴とする。 本発明に適用される単量体()は2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、又は
そのアンモニウム塩、又はそのアルカリ金属塩の
中から選ばれた1種或いは2種以上用いてもよ
い。どのものを用いるかは目的と性能により適宜
選択する。本発明に適用される単量体()は単
量体()と共重合するものであればよく、特に
限定はしないが、水溶性を有するものが好まし
い。 例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ビニルピロリドン等の中性単量体、アクリル
酸、メタクリル酸、P−スチレンスルホン酸、ビ
ニルスルホン酸、2−メタアクリロイルオキシエ
チルスルホン酸、3−メタアリロイルオキシ−2
−ヒドロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸等の酸性単量体並び
にこれらのアンモニウム塩及びアルカリ金属塩、
及び2−ジメチルアミノエチルアクリレート、2
−ジメチルアミノエチルメタクリレート、2−ジ
エチルアミノエチルアクリレート、2−ジエチル
アミノエチルメタクリレート、2−ビニルピリジ
ン及び4−ビニルピリジン等の塩基性単量体及び
これらの塩酸、硝酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫
酸、又は塩化エチル等の4級化合物などが挙げら
れる。 特に好ましくはアクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−ビニルピロリドン類、アクリル酸、メ
タクリル酸、P−スチレンスルホン酸、ビニルス
ルホン酸、2−メタアクリロイルオキエチルスル
ホン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2−ヒド
ロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホン酸、
メタリルスルホン酸、並びにこれらのアンモニウ
ム塩、及びアルカリ金属塩類、2−ジメチルアミ
ノエチルアクリレート、2−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、2−ジエチルアミノエチルア
クリレート、及びジエチルアミノエチルメタクリ
レート、2−ビニルピリジン及び4−ビニルピリ
ジン及びこれらの塩酸、硝酸、ジメチル硫酸、ジ
エチル硫酸又は塩化エチルの4級化合物等であ
る。 又単量体()は架橋性単量体も含有する事が
出来る。架橋性単量体の量は用途により当然変わ
るものであるが、例えば自重の数百倍〜千倍の水
を吸う高級水性樹脂を得る為には全単量体中の
10-5〜10-2モル%含有させるのがよい。これは
100〜100000セグメント間で1個の架橋点を有す
る事を意味する。 架橋成分としてはジビニルベンゼン、N,
N′−メチレンビスアクリルアミド、ジアリルア
ミン、ジアクリルメタクリルアミド、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリエチレングリ
コールジメタクリレート等のジビニル化合物、2
ヒドロキシエチルアクリレート、2ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2ヒドロキシプロピルアク
リレート、2ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート、メチロールアクリルアミド又はメチロ
ールメタクリルアミドなどが挙げられるが、これ
らに限定されることはない。架橋成分としては
NN′−メチレンビスアクリルアミド、ジアクリ
ルメタクリルアミド、メチロールアクリルアミド
等が好適である。単量体()と単量体()の
比率は目的とするものの要求性能により異なるが
一般に単量体()が少なくとも5重量%であれ
ば重合性、重合速度は十分良好であると言える。 しかし単量体()がアクリルアミド、メタク
リルアミド、ジメチルアクリルアミド等の場合は
単量体()が1重量%でも重合性、重合速度は
良好である。 単量体()及び()と混合する水性媒体と
しては水又は水とメタノール、エタノール、ブタ
ノールなどのアルコール類、アセトン、などのケ
トン類などとの混合物が挙げられるが、理由は不
明であるが重合速度、分子量の点で水単独の方が
好ましい。水性媒体中のモノマー濃度としては通
常高々90重量%、好ましくは5〜80重量%、更に
好ましくは10〜70重量%である。モノマー濃度が
大きい場合は重合速度が大きいが、重合物が非常
な高粘度となり扱いにくく、又モノマー濃度が小
さい場合は効率的でない。媒体としてジメチルス
ルホアミドなどの有機溶媒も使用できるが、一般
に重合速度が遅く特別に必要な場合を除いて水系
媒体の方が好ましい。 本発明で用いる紫外線は一般に253.7mm以上の
波長を発生するための公知方法のいずれによつて
もよく、光源としては太陽光線、ケミカルラン
プ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、カーボンアーク
灯、キセノンランプ、メタルハライドランプなど
が使用できる。紫外線は通常20W〜10kWの出力
で発生させ、1〜3600秒、好ましくは10〜600秒
という短時間照射を行う。この際モノマーは十分
に窒素置換を行つた後照射する。紫外線照射時単
量体()及び()の重合は殆んど生じてい
ず、生じていたとしても高々10重量%である。 紫外線照射後、紫外線の不存在化で後重合させ
る。紫外線照射により生成する活性点の詳細は不
明であるが、紫外線を重合終了まで照射し続ける
必要はない。又重合の開始は発熱、増粘及び他の
現象により確認出来る。後重合の温度及び時間は
使用する単量体の種類によつて異なるが通常温度
は高々100℃であり、時間は1〜25時間で十分で
ある。単量体の種類によつては60℃を超えると熱
重合を起こし低分子のポリマーが生成してくるこ
とがあるので注意を要する。 重合はモノマー水溶液単独で行つてもよく、
又、モノマー水溶液を基材に塗布し基材表面で行
つてもよい。この場合基材の形状、材質は特に限
定しないが、形状についてはフイルム、不織布、
布帛、多孔性シートなどが好ましく、材質につい
ては、セルロース系ポリマー、PVAなどの親水
性ポリマーが好ましい。 本発明方法で得られたスルホン酸基を含有する
アクリルアミド系重合体中には単量体成分以外は
何も含まないことが、他の重合方法と異なる大き
な特徴である。 他の重合方法ではラジカル開始剤、懸濁剤、乳
化剤、などが残存しやすく完全に除去することは
むつかしく、その為前述したような性能、品質の
低下や経時変化をもたらすが、本発明方法で得ら
れた重合体はポリマー以外の不純物、不用物の分
離、除去を必要とせず又性能や品質の低下及び経
時変化がない等の製造上のメリツト及び品質上の
メリツトは非常に大きいものがある。 又、本発明方法で得られる重合体は超高分子量
を有し、この為に凝集剤としての性能、増粘剤と
しての性能又は高吸水性ゲルとしての性能等あら
ゆる性能の点で従来の性能を上廻るものである。
以下、実施例を示して本発明を更に詳細に説明し
ていく。 尚、固有粘度は重合体又はそのゲルを一夜
0.1NのNacl水溶液中に放置し、一定濃度となる
ように溶解し、オストワルド粘度計にて30℃での
粘度を測定し常法により求めた。 実施例 1 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸〔〕及びアクリル酸〔〕を第1表に示
す重量をとり、水10gに混合し溶解させた。溶解
後10mlの該水溶液を20ml容のアンプルに入れ、数
回凍結脱気した後窒素置換し、ついで75W−超高
圧水銀ランプ(東芝電気社製SHL−100UV)に
て照射距離15cmで5分間紫外線を照射させ、50℃
の恒温槽中で8時間後重合させた。 重合物はアンプルより取出した後、重合率及び
固有粘度を測定した。
合体の製造方法に関する。 スルホン酸基含有重合体は、共重合体として染
色性を改良した合成繊維やプラスチツクに使わ
れ、又ホモポリマーとして高分子凝集剤、廃水処
理剤、スケールインヒビター、或いは重油の二次
回収等と広範囲に多く用いられている。スルホン
酸基含有重合体の物性、性能は一般に重合度が大
きくなる程向上し、凝集剤、水処理剤、重油回収
等の用途には特に高分子量が要求され最近では分
子量1000万以上という超高分子量のものが要求さ
れるようになつた。 従来より2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸及びその塩からホモポリマー、コ
ポリマー等をつくる方法は多数開示されている。
例えば重合開始剤として、過酸化ベンゾイル、ア
ゾビスイソブチロニトリル、過硫酸アンモニウム
などのラジカル重合触媒や、過硫酸カリウムと酸
性亜硫酸ソーダ、過硫酸アンモニウムとモノエタ
ノールアミンなどのレドツクス系重合触媒などを
用いて懸濁重合又は乳化重合、更には溶液重合す
る事が出来る。かかる方法においては重合体にラ
ジカル開始剤、懸濁剤、乳化剤、溶媒などが残留
しやすく、その為に着色したり、解重合しやすい
ばかりか、耐蝕性、耐薬品性、耐候性の点でも好
ましくない。又、分子量の高いポリマーを得る為
には微量の重合開始剤を用い、かつ重合温度を低
下させる方法が一般的であるが、この方法では重
合速度が緩慢である為、重合を100%近く行うこ
とは極めて困難であり実用的でない。 以上述べたようにこれまで物性、性能にすぐれ
たスルホン酸基を含有した超高分子重合体を得る
為の実用的な方法は見出されていなかつた。 一方、本発明者等は各種ビニル性単量体をプラ
ズマ開始重合法により重合することにより従来の
ものに比較して分子量が格段に大きい直鎖状の水
溶性重合体を得る技術を確立した。その単量体と
して2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸を用いて高吸水性重合体を得、これを特
願昭57−49466号に提案している。その後、本発
明者らはその技術を、より工業的に便利にすべく
種々検討した。 この中で2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸の水系溶媒との混合液に紫外線を
照射し放置すると重合する現象を見出し、鋭意研
究の結果本発明を完成したものである。 本発明の目的とするところは全く新しい重合方
法を提供するにあり、又他の目的は実質的に不純
物を含有せず、分子量が極めて大きいスルホン酸
基含有アクリルアミド系重合体を効率的にかつ安
価に製造する方法を提供するにある。本発明方法
は2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸及びその塩から選ばれた少なくとも一種の
単量体()と、単量体()と共重合可能な単
量体()と、水性媒体とを混合した単量体混合
液に紫外線を照射した後、紫外線の不存在下で重
合する事を特徴とする。 本発明に適用される単量体()は2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、又は
そのアンモニウム塩、又はそのアルカリ金属塩の
中から選ばれた1種或いは2種以上用いてもよ
い。どのものを用いるかは目的と性能により適宜
選択する。本発明に適用される単量体()は単
量体()と共重合するものであればよく、特に
限定はしないが、水溶性を有するものが好まし
い。 例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ビニルピロリドン等の中性単量体、アクリル
酸、メタクリル酸、P−スチレンスルホン酸、ビ
ニルスルホン酸、2−メタアクリロイルオキシエ
チルスルホン酸、3−メタアリロイルオキシ−2
−ヒドロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸等の酸性単量体並び
にこれらのアンモニウム塩及びアルカリ金属塩、
及び2−ジメチルアミノエチルアクリレート、2
−ジメチルアミノエチルメタクリレート、2−ジ
エチルアミノエチルアクリレート、2−ジエチル
アミノエチルメタクリレート、2−ビニルピリジ
ン及び4−ビニルピリジン等の塩基性単量体及び
これらの塩酸、硝酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫
酸、又は塩化エチル等の4級化合物などが挙げら
れる。 特に好ましくはアクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−ビニルピロリドン類、アクリル酸、メ
タクリル酸、P−スチレンスルホン酸、ビニルス
ルホン酸、2−メタアクリロイルオキエチルスル
ホン酸、3−メタアクリロイルオキシ−2−ヒド
ロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホン酸、
メタリルスルホン酸、並びにこれらのアンモニウ
ム塩、及びアルカリ金属塩類、2−ジメチルアミ
ノエチルアクリレート、2−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、2−ジエチルアミノエチルア
クリレート、及びジエチルアミノエチルメタクリ
レート、2−ビニルピリジン及び4−ビニルピリ
ジン及びこれらの塩酸、硝酸、ジメチル硫酸、ジ
エチル硫酸又は塩化エチルの4級化合物等であ
る。 又単量体()は架橋性単量体も含有する事が
出来る。架橋性単量体の量は用途により当然変わ
るものであるが、例えば自重の数百倍〜千倍の水
を吸う高級水性樹脂を得る為には全単量体中の
10-5〜10-2モル%含有させるのがよい。これは
100〜100000セグメント間で1個の架橋点を有す
る事を意味する。 架橋成分としてはジビニルベンゼン、N,
N′−メチレンビスアクリルアミド、ジアリルア
ミン、ジアクリルメタクリルアミド、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリエチレングリ
コールジメタクリレート等のジビニル化合物、2
ヒドロキシエチルアクリレート、2ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2ヒドロキシプロピルアク
リレート、2ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート、メチロールアクリルアミド又はメチロ
ールメタクリルアミドなどが挙げられるが、これ
らに限定されることはない。架橋成分としては
NN′−メチレンビスアクリルアミド、ジアクリ
ルメタクリルアミド、メチロールアクリルアミド
等が好適である。単量体()と単量体()の
比率は目的とするものの要求性能により異なるが
一般に単量体()が少なくとも5重量%であれ
ば重合性、重合速度は十分良好であると言える。 しかし単量体()がアクリルアミド、メタク
リルアミド、ジメチルアクリルアミド等の場合は
単量体()が1重量%でも重合性、重合速度は
良好である。 単量体()及び()と混合する水性媒体と
しては水又は水とメタノール、エタノール、ブタ
ノールなどのアルコール類、アセトン、などのケ
トン類などとの混合物が挙げられるが、理由は不
明であるが重合速度、分子量の点で水単独の方が
好ましい。水性媒体中のモノマー濃度としては通
常高々90重量%、好ましくは5〜80重量%、更に
好ましくは10〜70重量%である。モノマー濃度が
大きい場合は重合速度が大きいが、重合物が非常
な高粘度となり扱いにくく、又モノマー濃度が小
さい場合は効率的でない。媒体としてジメチルス
ルホアミドなどの有機溶媒も使用できるが、一般
に重合速度が遅く特別に必要な場合を除いて水系
媒体の方が好ましい。 本発明で用いる紫外線は一般に253.7mm以上の
波長を発生するための公知方法のいずれによつて
もよく、光源としては太陽光線、ケミカルラン
プ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、カーボンアーク
灯、キセノンランプ、メタルハライドランプなど
が使用できる。紫外線は通常20W〜10kWの出力
で発生させ、1〜3600秒、好ましくは10〜600秒
という短時間照射を行う。この際モノマーは十分
に窒素置換を行つた後照射する。紫外線照射時単
量体()及び()の重合は殆んど生じてい
ず、生じていたとしても高々10重量%である。 紫外線照射後、紫外線の不存在化で後重合させ
る。紫外線照射により生成する活性点の詳細は不
明であるが、紫外線を重合終了まで照射し続ける
必要はない。又重合の開始は発熱、増粘及び他の
現象により確認出来る。後重合の温度及び時間は
使用する単量体の種類によつて異なるが通常温度
は高々100℃であり、時間は1〜25時間で十分で
ある。単量体の種類によつては60℃を超えると熱
重合を起こし低分子のポリマーが生成してくるこ
とがあるので注意を要する。 重合はモノマー水溶液単独で行つてもよく、
又、モノマー水溶液を基材に塗布し基材表面で行
つてもよい。この場合基材の形状、材質は特に限
定しないが、形状についてはフイルム、不織布、
布帛、多孔性シートなどが好ましく、材質につい
ては、セルロース系ポリマー、PVAなどの親水
性ポリマーが好ましい。 本発明方法で得られたスルホン酸基を含有する
アクリルアミド系重合体中には単量体成分以外は
何も含まないことが、他の重合方法と異なる大き
な特徴である。 他の重合方法ではラジカル開始剤、懸濁剤、乳
化剤、などが残存しやすく完全に除去することは
むつかしく、その為前述したような性能、品質の
低下や経時変化をもたらすが、本発明方法で得ら
れた重合体はポリマー以外の不純物、不用物の分
離、除去を必要とせず又性能や品質の低下及び経
時変化がない等の製造上のメリツト及び品質上の
メリツトは非常に大きいものがある。 又、本発明方法で得られる重合体は超高分子量
を有し、この為に凝集剤としての性能、増粘剤と
しての性能又は高吸水性ゲルとしての性能等あら
ゆる性能の点で従来の性能を上廻るものである。
以下、実施例を示して本発明を更に詳細に説明し
ていく。 尚、固有粘度は重合体又はそのゲルを一夜
0.1NのNacl水溶液中に放置し、一定濃度となる
ように溶解し、オストワルド粘度計にて30℃での
粘度を測定し常法により求めた。 実施例 1 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸〔〕及びアクリル酸〔〕を第1表に示
す重量をとり、水10gに混合し溶解させた。溶解
後10mlの該水溶液を20ml容のアンプルに入れ、数
回凍結脱気した後窒素置換し、ついで75W−超高
圧水銀ランプ(東芝電気社製SHL−100UV)に
て照射距離15cmで5分間紫外線を照射させ、50℃
の恒温槽中で8時間後重合させた。 重合物はアンプルより取出した後、重合率及び
固有粘度を測定した。
【表】
実施例 2
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸を5g、アクリル酸を2.2g及びN,N′−
メチレンビスアクリルアミドを第2表に示す重量
をとり、水10gに混合し溶解させた。ついで実施
例1と同じ方法にて脱気、窒素置換、紫外線照射
及び後重合を行つた。重合物の吸水能は重合物を
多量のイオン交換水中へ24時間浸漬し十分吸水さ
せた吸水膨潤ゲルの重量(W)と、そのゲルを絶
乾状態まで乾燥させた時の乾燥重量(W0)より
下式により求めた。 吸水能(倍)=(W−W0)/W0
ホン酸を5g、アクリル酸を2.2g及びN,N′−
メチレンビスアクリルアミドを第2表に示す重量
をとり、水10gに混合し溶解させた。ついで実施
例1と同じ方法にて脱気、窒素置換、紫外線照射
及び後重合を行つた。重合物の吸水能は重合物を
多量のイオン交換水中へ24時間浸漬し十分吸水さ
せた吸水膨潤ゲルの重量(W)と、そのゲルを絶
乾状態まで乾燥させた時の乾燥重量(W0)より
下式により求めた。 吸水能(倍)=(W−W0)/W0
【表】
実施例 3
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸を5g、アクリルアミドを5g及びN,
N′−メチレンビスアクリルアミド0.0001gを水10
gに溶解させた。次に該モノマー水溶液0.25gを
0.35gのセルロース製紙に塗布し、50ml容のセ
パラブルフラスコの内壁に設置し、数回凍結脱気
した後窒素置換し、ついで実施例1と同じ方法に
て紫外線照射及び後重合を行つた。重合後の吸水
能を実施例2と同一の測定方法にて求めた結果
180倍の吸水能を示した。又重合率は100%であつ
た。
ホン酸を5g、アクリルアミドを5g及びN,
N′−メチレンビスアクリルアミド0.0001gを水10
gに溶解させた。次に該モノマー水溶液0.25gを
0.35gのセルロース製紙に塗布し、50ml容のセ
パラブルフラスコの内壁に設置し、数回凍結脱気
した後窒素置換し、ついで実施例1と同じ方法に
て紫外線照射及び後重合を行つた。重合後の吸水
能を実施例2と同一の測定方法にて求めた結果
180倍の吸水能を示した。又重合率は100%であつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸及びその塩から選ばれた少なくとも一種
の単量体()と、単量体()と共重合可能な
単量体()と、水性媒体とを混合した単量体混
合液に紫外線を照射した後、紫外線の不存在下で
重合することを特徴とするスルホン酸基含有アク
リルアミド系重合体の製造方法。 2 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸の塩がアンモニウム塩又はアルカリ金属
塩である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 単量体()が少なくとも5重量%で、単量
体()が高々95重量%である特許請求の範囲第
1項記載の方法。 4 単量体()が水溶性である特許請求の範囲
第1項記載の方法。 5 単量体()が架橋性単量体を含有する特許
請求の範囲第1項記載の方法。 6 架橋性単量体が全単量体中の1重量%以下で
ある特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 水性媒体が水である特許請求の範囲第1項記
載の方法。 8 水性媒体中の単量体濃度が高々90重量%であ
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 後重合を高々100℃で行う特許請求の範囲第
1項記載の方法。 10 重合を基材表面で行う特許請求の範囲第1
項記載の方法。 11 基材が高分子不織布又は多孔性シートであ
る特許請求の範囲第10項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9531684A JPS60238312A (ja) | 1984-05-12 | 1984-05-12 | スルホン酸基含有アクリルアミド系重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9531684A JPS60238312A (ja) | 1984-05-12 | 1984-05-12 | スルホン酸基含有アクリルアミド系重合体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60238312A JPS60238312A (ja) | 1985-11-27 |
| JPH0422168B2 true JPH0422168B2 (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=14134345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9531684A Granted JPS60238312A (ja) | 1984-05-12 | 1984-05-12 | スルホン酸基含有アクリルアミド系重合体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60238312A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2002226334A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Arimino Kagaku Kk | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
| CN110606915B (zh) * | 2019-09-20 | 2021-01-29 | 江苏富淼科技股份有限公司 | 一种紫外光引发制备固体型水溶性高分子聚合物的方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245686A (en) * | 1975-10-09 | 1977-04-11 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Process for preparing acrylamide polymers |
| JPS57177008A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Nitto Chem Ind Co Ltd | Polymerization of aqueous solution |
-
1984
- 1984-05-12 JP JP9531684A patent/JPS60238312A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60238312A (ja) | 1985-11-27 |
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