JPH04222410A - 被覆ワイヤの被覆除去方法 - Google Patents

被覆ワイヤの被覆除去方法

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JPH04222410A
JPH04222410A JP2404918A JP40491890A JPH04222410A JP H04222410 A JPH04222410 A JP H04222410A JP 2404918 A JP2404918 A JP 2404918A JP 40491890 A JP40491890 A JP 40491890A JP H04222410 A JPH04222410 A JP H04222410A
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coated wire
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Yukiharu Akiyama
雪治 秋山
Setsuo Sekine
関根 節夫
Toshikane Yoshimatsu
吉松 稔兼
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被覆ワイヤの被覆除去
技術に関し、特に、比較的厚い被覆が施された被覆ワイ
ヤの被覆除去に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における被覆ワイヤの被覆除去技術
としては、たとえば、特開平2−146742号公報に
開示される技術が知られている。すなわち、一対の対向
電極間に被覆ワイヤを配置し、この対向電極を同電位と
した上で、両対向電極と被覆ワイヤの芯線との間に電圧
を印加して放電を行わせ、この放電によって発生する熱
で被覆を除去しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術の場合
、芯線と両電極との間における放電を開始させるために
は、芯線の被覆に絶縁破壊を生じさせることが必須とな
るため、被覆の厚さ寸法の増大とともに、放電に必要な
印加電圧を大きくせざるを得ない。
【0004】このため、たとえば、実用上安全な発生電
圧である3500v程度の電圧では、2μm程度以下の
厚さの被覆を有する被覆ワイヤに、その適用が限定され
るという問題がある。また、被覆に絶縁破壊を生じさせ
るべく、単に放電開始のための印加電圧を大きくしたの
では、放電時に芯線に作用するエネルギが過大となり、
芯線の溶損などが発生するという問題もある。
【0005】本発明の目的は、被覆ワイヤの被覆の厚さ
や絶縁耐圧の大小などに関係なく、比較的低い印加電圧
で、任意の厚さの被覆を安定に除去することが可能な被
覆ワイヤの被覆除去技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、芯線に損傷を与える
ことなく、任意の厚さの被覆の所定の範囲を安定かつ的
確に除去することが可能な被覆ワイヤの被覆除去技術を
提供することにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、放電電源回路
の小型化および低廉化を実現することが可能な被覆ワイ
ヤの被覆除去技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0010】すなわち、本発明になる被覆ワイヤの被覆
除去方法は、導体からなる芯線を絶縁物を用いて被覆し
てなる被覆ワイヤを第1の放電電極と第2の放電電極の
間に位置させ、前記第1および第2の放電電極の一方と
前記芯線とが同電位となるように、前記第1および第2
の放電電極の間に放電可能な電圧を印加して第1および
第2の放電電極の間で第1の放電を行わせ、その後、前
記第1および第2の放電電極の少なくとも一方と前記芯
線との間で第2の放電を行わせることにより、前記被覆
ワイヤの任意の位置における前記被覆を除去するもので
ある。
【0011】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、第1の放電は、前記第1および第2の放電電極
間に位置する前記被覆ワイヤの前記被覆の絶縁耐圧を低
下させるに適した第1の放電条件とし、前記第2の放電
は、前記被覆を安定に除去するに適した第2の放電条件
となるように、前記第1および第2の放電条件を個別に
制御するものである。
【0012】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、前記第1の放電の最中に、前記被覆の絶縁耐圧
が次第に低下して、前記芯線と前記第1または第2の放
電電極との間で放電が開始される瞬間を検出し、この瞬
間を契機として、前記第1の放電から前記第2の放電に
切り換えるものである。
【0013】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、第1の放電において前記芯線に流れこんだ電流
を検出することによって、前記芯線と前記第1または第
2の放電電極との間で放電が開始される瞬間を検出し、
この瞬間を契機として、前記第1の放電から前記第2の
放電に切り換えるようにしたものである。
【0014】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、芯線と同電位とした前記第1または第2の放電
電極に流れる電流の変化を検出することによって、前記
芯線と前記第1または第2の放電電極との間で放電が開
始される瞬間を検出し、この瞬間を契機として、前記第
1の放電から前記第2の放電に切り換えるようにしたも
のである。
【0015】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、前記第2の放電を開始する際に、前記第1およ
び第2の放電電極を同電位にし、前記芯線と前記第1お
よび第2の放電電極との間で、前記第2の放電を行わせ
るものである。
【0016】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、前記第1または第2の放電を、直流放電または
パルス放電としたものである。
【0017】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、芯線が、金、銅、アルミニウムまたはこれらを
主成分とする合金からなる被覆ワイヤの被覆除去を行う
ものである。
【0018】また、本発明になる被覆ワイヤの被覆除去
方法は、被覆が、ポリウレタン、ポリビニルホルマール
(以後、ホルマールと呼ぶ)、またはポリエステル等の
電気絶縁性高分子樹脂材料、または、これらを合成した
樹脂材料からなる被覆ワイヤの被覆除去を行うものであ
る。
【0019】
【作用】上記した本発明の被覆ワイヤの被覆除去方法に
よれば、被覆ワイヤを挟んで対向する第1および第2の
放電電極の間で第1の放電を行わせ、この第1の放電に
よって被覆の絶縁破壊を行い、その後、第1および第2
の放電電極の少なくとも一方と芯線との間で第2の放電
を行わせることにより、被覆の除去を行うことができる
。すなわち、被覆の絶縁破壊のための第1の放電の印加
電圧は、被覆の厚さ寸法の大小などに関わりなく、第1
および第2の放電電極の距離によって定まる最小の電圧
で済む。このため、被覆の厚さの増大とともに必要以上
に印加電圧を大きくすることなく、最小の電圧の印加に
よって、被覆の絶縁破壊および除去を行うことが可能と
なる。これにより、必要以上に高い放電電圧を必要とし
ないので、放電電圧を発生する放電電源回路の小型化お
よび低廉化を実現することができる。
【0020】また、第1の放電を、第1および第2の放
電電極の間で行わせることにより、常に安定な放電を継
続できる。
【0021】また、第1の放電条件の第1の放電による
被覆の絶縁破壊を検出し、これを契機として、被覆の除
去に適した第2の放電条件を有する第2の放電に切り換
えることにより、芯線の損傷などを生じることなく、所
望の範囲の被覆を安定かつ的確に除去することができる
【0022】また、第2の放電を行う際に、最初に芯線
と同電位にされていた第1または第2の放電電極を当該
芯線と電気的に絶縁することにより、芯線と、第1また
は第2の放電電極との間における第2の放電を安定に行
わせることができる。
【0023】また、第2の放電を行う際に、最初に芯線
と同電位にされていた一方の第1または第2の放電電極
を当該芯線と電気的に絶縁し、他方の第2または第1の
放電電極と同電位とすることで、たとえば、被覆ワイヤ
の芯線と、第1および第2の放電電極との間隙のばらつ
きなどに影響されることなく、両者間における第2の放
電を安定に行わせることができる。
【0024】また、被覆の絶縁破壊のための第1の放電
と、被覆の除去のための第2の放電を、直流放電または
パルス放電とすることにより、被覆の絶縁破壊の発生を
確実に検出することができる。
【0025】また、芯線が、金、銅、アルミニウムまた
はこれらを主成分とする合金からなる被覆ワイヤの被覆
除去を的確に行うことができる。
【0026】また、被覆ワイヤの被覆を、ポリウレタン
、ホルマール、またはポリエステル等の電気絶縁性高分
子樹脂材料、または、これらを合成した樹脂材料によっ
て構成することにより、放電の熱エネルギなどによって
、高精度に被覆除去を行うことができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例である被覆ワイヤの被覆除去方法について詳細に説明
する。図1〜図4は、本実施例の被覆ワイヤの被覆除去
方法の作用の一例を示すフローチャートであり、図5は
、本実施例の被覆ワイヤの被覆除去方法を実現するため
の装置構成の一例を示すブロック図である。
【0028】図5に示されるように、一対の放電電極1
と放電電極2との間には被覆ワイヤ3が位置されている
。放電電極1および2は、たとえばステンレス系合金ま
たはタングステン系合金で構成されている。また放電電
極1および2は、被覆ワイヤ3に直交する平面を境にし
て当該被覆ワイヤ3の長さ方向に逸れた位置で対向して
おり、前記平面の位置において放電電極1の放電開始部
1sおよび放電電極2の放電開始部2sが最短距離をな
して対峙している。一方の放電電極2の上面には、被覆
ワイヤ3の側に所望の寸法だけ突出した電気絶縁体2a
が設けられており、当該放電電極2と被覆ワイヤ3とが
直接的に接触することを防止するとともに、後述のよう
にして、被覆の除去範囲を制御する作用をなしている。
【0029】被覆ワイヤ3は、芯線3aと、これを覆う
被覆3bとで構成されている。芯線3aは、たとえば直
径50μm程度の銅線からなり、また、被覆3bは、た
とえば、厚さ5μm程度のポリウレタンを主成分とする
変性ポリウレタンで構成されている。被覆ワイヤ3の後
端部3cは、芯線3aが露出した状態となっており、放
電電極1および2とともに、放電電源回路装置5に接続
されている。
【0030】一方、放電電源回路装置5は、放電開始電
圧発生部5b、第1の放電発生部5c、第2の放電発生
部5dの三つの高電圧発生部と、電流検出部5e、スイ
ッチ5fと、これらを制御する制御部5aを含んでいる
【0031】この場合、芯線3aは、電流検出部5eを
介して、放電開始電圧発生部5b、第1の放電発生部5
c、第2の放電発生部5dの正極に接続されており、ま
た、放電電極1は、スイッチ5fを介して、放電開始電
圧発生部5b、第1の放電発生部5c、第2の放電発生
部5dの各々の正極に接続されている。また被覆ワイヤ
3を介して放電電極1と対向する放電電極2は、放電開
始電圧発生部5b、第1の放電発生部5c、第2の放電
発生部5dの各々の負極に接続されている。
【0032】すなわち、放電に際して、被覆3bの絶縁
が破れ、正極側に接続される芯線3aと、負極側に接続
される放電電極2との間に電流が流れると、この電流は
電流検出部5eによって検出され、これにより、被覆3
bの絶縁破壊発生が検出されるように構成されている。 また、スイッチ5fを閉じる(ONする)ことによって
被覆ワイヤ3の芯線3aと、放電電極1とは同電位とな
るように構成されている。
【0033】次に本実施例における被覆ワイヤの被覆除
去方法の作用の一例を説明する。
【0034】たとえば、図示しない外部の制御機構など
から、放電開始命令を放電電源回路装置5の制御部5a
が受けると、当該制御部5aは、まず、スイッチ5fを
閉じ、放電電極1を、芯線3aとともに正極に接続した
上で、放電開始電圧発生部5bを作動させる。この際に
、放電開始電圧発生部5bから放電電極1と2の間に印
加される電圧を、たとえば3500Vとし、放電電極1
および2の各々の放電開始部1sおよび放電開始部2s
の間隙を1.0mm以下にすることにより、放電開始部
1sと放電開始部2sの間で空気の絶縁破壊による放電
が可能である。そして、放電開始部1sと放電開始部2
sの間で放電が開始されさると、1s−2s両端の電圧
は、500V程度まで自然降下する。なお、この時、芯
線3aと放電電極2との間にも放電開始電圧発生部5b
からの高電圧が印加されることになるが、両者の間には
厚さが5μm程度の被覆3bが存在するので、前述の3
500V程度の電圧では当該被覆3bの絶縁破壊は生じ
ない。
【0035】続いて、制御部5aは、放電電極1および
2の1s−2s間の電圧降下の検出信号などに基づいて
、放電開始電圧発生部5bから第1の放電発生部5cに
切り換える。この第1の放電発生部5cにおける放電条
件(第1の放電条件)としては、例えば、放電電流0.
2〜0.5アンペアとすることができ、放電時間T1と
して、1〜20msとすることができる。
【0036】上記のような一連の放電完了後、たとえば
10〜20ms程度の無放電時間T2をおいて、さらに
、再度放電を開始させるべく、制御部5aは、放電開始
電圧発生部5bおよび第1の放電発生部5cを引き続い
て起動し、上記一連の放電を繰り返し発生させる。この
際、放電は、図7に示されるように、放電の発生経路は
、放電電極1と2の間に位置する被覆ワイヤ3の表面を
経由して行われるという物理的な性質があるために、放
電によって発生する熱などのエネルギは効率良く被覆ワ
イヤ3に伝えられ、当該被覆ワイヤ3の被覆3bの加熱
を効果的に行うことができる。
【0037】たとえば、本発明者らの研究によると、放
電開始電圧発生部5bおよび第1の放電発生部5cによ
る上記の一連のパルス放電を10〜100回繰り返し行
わせると、被覆ワイヤ3の被覆3bの一部が剥離し、図
8に示されるように、芯線3aの露出部3dが形成され
ることが判明している。そして、この露出部3dの形成
によって、被覆3bの絶縁は破れ、露出部3dを通じて
、芯線3aと放電電極2との間でも放電が開始され、芯
線3aに電流が流れ込むようになる。
【0038】この芯線3aに流れ込む電流は、放電電源
回路装置5の内部の電流検出部5eによって検出される
【0039】図6は、電流検出部5eの構成の一例を示
したものである。電流検出部5eは、芯線3aと、放電
開始電圧発生部5b,第1の放電発生部5c,第2の放
電発生部5dとの接続回路に直列に挿入された、たとえ
ば100Ωの抵抗素子5e1と、この抵抗素子5e1の
両端の電圧降下Vを測定する検出端子5e2,検出端子
5e3によって構成されている。そして、第1の放電中
、芯線3aが露出しない間は、当該芯線3aには電流が
流れないので、検出端子5e2と検出端子5e3との間
の電圧降下V=0(V)である。これに対して、第1の
放電中、芯線3aの露出部3dが形成されると、たとえ
ば、放電電流Iとして20(mA)を設定している場合
は、検出端子5e2と検出端子5e3との間の電圧降下
V=2(V)となる。このように、抵抗素子5e1の両
端の検出端子5e2と検出端子5e3との間の電圧変化
を検出することによって、被覆3bにおける絶縁破壊の
発生の有無を正確に判定することができる。
【0040】これにより、制御部5aは、上述のような
、放電開始電圧発生部5bおよび第1の放電発生部5c
による一連の第1の放電中における、被覆3bの絶縁破
壊の発生を、電流検出部5eを介して検知でき、この被
覆3bの絶縁破壊の検知を契機として、放電開始電圧発
生部5bおよび第2の放電発生部5dの組み合わせによ
る後述のような第2の放電条件を有する第2の放電に切
り換える。
【0041】すなわち、本発明者らの研究によれば、た
とえば、放電電流として、0.1〜0.4アンペア、第
1パルスの印加時間(放電時間T3)を1〜20ms、
第1パルスと第2パルスの間の無放電時間T4を10〜
20msとし、パルス回数N1を10〜100回程度と
すれば、該設定回数に応じて芯線3aの損傷などを生じ
ることなく、所定範囲の安定した被覆3bの除去が行え
ることが判明している。
【0042】なお、放電開始電圧発生部5bおよび第1
の放電発生部5cの組み合わせによる第1の放電から、
放電開始電圧発生部5bおよび第2の放電発生部5dの
組み合わせによる第2の放電への切り換えに際して、ス
イッチ5fを開(OFF)として、放電電極1を放電電
源回路装置5から切り離すことにより、図9に示される
ように、他の放電電極2と芯線3aとの間だけで確実に
放電が行われるようにしてもよい。
【0043】このように、本実施例の被覆ワイヤの被覆
除去方法によれば、上述の第1の放電および第2の放電
によって、被覆ワイヤ3の被覆3bを、放電電極2の上
部に付設された電気絶縁体2aの位置まで安定して行え
る。
【0044】なお、被覆ワイヤ3の芯線3aの露出部3
dの長さL1を適宜制御するために、被覆ワイヤ3の長
さ方向に沿う放電電極2の寸法L2を適宜、所望の値に
設定したり、放電中に、被覆ワイヤ3と放電電極2とを
被覆ワイヤ3の長さ方向に相対的に移動させるようにし
てもよい。
【0045】また、第1および第2の放電条件としては
、上述の説明において例示したものに限らず、放電電極
1と2の間隙、および被覆ワイヤ3の被覆3bの厚さ、
さらには、露出部3dの所要長さに応じて、所望の値に
設定してもよいことは言うまでもない。
【0046】また、上述の説明では、第1の放電および
第2の放電の何れにおいても、パルス放電を繰り返す場
合について説明したが、これに限らず、いずれか一方ま
たは、双方において連続放電を行うようにしてもよいこ
とは言うまでもない。
【0047】図1〜図4は、これら第1および第2の放
電におけるパルス放電と、連続放電の組み合わせの各々
の場合を例示したフローチャートである。
【0048】すなわち、図1は、上述のように、第1お
よび第2の放電のいずれにおいても、パルス放電を行う
場合であり、図2は、第1の放電をパルス放電とし、第
2の放電を連続放電とした場合であり、図3は、第1の
放電を連続放電とし、第2の放電をパルス放電とした場
合であり、図4は、第1および第2の放電の双方を連続
放電とした場合を示している。
【0049】次に、図16〜図21を参照しながら、上
述の説明における放電電源回路装置5を実現するための
具体的な回路構成の一例を説明する。
【0050】図16は、放電電源回路装置5の全体を示
すブロック図であり、図17〜図19は、その各部の詳
細構成例を示している。なお、図17〜図19において
、■〜■の符号は、各図間の配線の接続関係を示してい
る。
【0051】同図に示されるように、放電電源回路装置
5は、複数の第1電源500aおよび第2電源500b
からなる。第1電源500aは、絶縁トランス部501
(T1)、整流回路部502(図17中のD1,D2,
D3,D4,R1,C1,C2,R2,R3)、高電圧
発生部503(図17中のQB,R6,PC1,R4,
D8,T11,D9,C5)、定電流制御部504(図
17中のQ2,R9,TL,VR3,R8,R7,QA
,PC2)、タイマ回路部505(図19中のR20,
PC3,R19,IC2,IC1,R18,C12,V
R1,R21)、遅延回路部506(図18中のIC4
,VR2,C7,R16,C8,R11,Q3)、電流
検出回路部507(図18中のR14,Z11,R12
,R13,OP1,R15,C6,IC2)、の各部を
含んでいる。また、R11(5e1)は電流検出部5e
の一部を構成する抵抗素子であり、D10,DXは、第
1電源500aおよび第2電源500bを共通に放電電
極1および2に接続する際に互いに他方からの高電圧が
印加されることを阻止するための保護用ダイオードであ
る。
【0052】また、第2電源500bは、主要部の構成
は第1電源500aと同様であるが、遅延回路部506
および電流検出回路部507が省略されている点が異な
っている。
【0053】以下、図16〜図19に示した回路構成の
第1電源500aおよび第2電源500bの作用の一例
を説明する。
【0054】商用AC入力電圧を、絶縁トランス部50
1を通して昇圧し、整流回路部502で直流電圧に変換
する。
【0055】そして、外部の図示しない上位制御装置な
どから第1電源500aのタイマ回路部505に放電開
始用信号(入力トリガー)が加えられると、タイマIC
(IC1)が動作し、出力QをHIGHレベルとする。 この出力Qの一部は、微分回路(C11,R24,D1
1)および波形整形IC(IC2)を通して高電圧発生
用のトリガーを作り出し、ホトカプラーPC1を介して
、高電圧発生部503のスイッチング素子QBのトリガ
ー電圧として加えられる。
【0056】また、前記出力Qの一部は、ホトカプラー
PC2に加えられ、定電流制御部504の主電流制御素
子QAをON状態にする。
【0057】この時点で、電源出力端(A−CまたはB
−C間)の電圧は、ほぼ整流電圧VCとなり、放電電極
1−放電電極2間、および放電電極2−被覆ワイヤ3間
にもこの整流電圧VCが印加される。なお、放電電極1
−2間の距離d1,放電電極2−被覆ワイヤ3間の距離
d2の関係は、d1>d2であるが、被覆ワイヤ3の被
覆3bの絶縁作用のため、初期放電は、放電電極1−2
間で発生する。
【0058】この整流電圧VCにより、放電電極1−2
間に放電が開始されない場合は、高電圧発生部503に
おいて発生する電圧が、当該VCに加算されて、放電電
極1−2間および放電電極2−被覆ワイヤ3間に印加さ
れる電圧を上昇させて行く。
【0059】この電圧により、放電電極1−2間で初期
放電が行われ、導通状態となり、主電流がQAを通して
流れる(E→B→放電電極1−2間→C→QA→D)。 この時、定電流制御部504の作用によって、当該放電
における電流値は一定に制御され、発生する放電エネル
ギは一定となる。すなわち、Q2,TL,R9,VR3
,R8の定電圧回路により作られた電圧をVE,QA(
MOS−FET)のゲート・ソース間の電圧をVGSと
すると、R7にはVE−VGSの電圧が印加されVGS
はほぼ一定の値(たとえば4V程度)となるので、出力
電流は、(VE−VGS)/R7となり、定電流となる
。なお、QAは電流制御素子のトランジスタを用いても
よい。VEの値は、VR3により任意に設定できる。 また、放電電極1,2は、第1電源500a(第2電源
500b)側では、B,C間に接続されているので、当
該放電電極1−2間で放電が行われても電流検出抵抗R
11(5e1)に電流は流れない。
【0060】こうして、放電電極1−2間の放電エネル
ギにより、被覆ワイヤ3の被覆3bは劣化していく。所
定の時間の経過によってタイマがセットアップすると、
IC1の出力QがLOWレベルとなりQAをOFFさせ
放電を停止させる。タイマのセットアップ時間はVR1
により、所望の値に設定可能である。
【0061】上記動作を繰り返すことにより、いつか、
被覆ワイヤ3の被覆3bの絶縁が破れ、初期放電が放電
電極2−被覆ワイヤ3(芯線3a)間で行われ、主電流
が、E→R11→A→被覆ワイヤ3→放電電極2→C→
QA→Dと流れ、電流検出抵抗R11(5e1)に電圧
が発生する。
【0062】このR11に発生した電圧を、電流検出回
路部507において検出し、コンパレータIC(OP1
)でパルスを作り、遅延回路部506を通してタイマI
Cのリセット入力に加えて、強制的にタイマ動作を停止
させ放電を終わらせる。また、当該遅延回路506から
出力されるパルスは、PC4を介して検出信号として、
外部の図示しない上位制御装置などに出力される。
【0063】なお、被覆ワイヤ3に電流が流れた瞬間に
タイマICをリセットしたのでは、被覆3bの剥離が少
なく(ピンホール)なる懸念があるため、ある程度電流
を流し、剥離領域を広げる目的で、この遅延回路部50
6が設けられており、遅延時間は、VR2で調整される
。このような、遅延回路部506の作用により、被覆3
bの剥離領域をある程度広くすることで、次の第2電源
500bによる放電が容易になる。
【0064】外部の図示しない上位制御装置では、遅延
回路部506からのパルスによる検出信号の到来を契機
として、第2電源500bにのみ、次の放電開始信号を
送り、被覆ワイヤ3−放電電極2間に、たとえば、前記
第1電源500aの場合よりも弱い放電を発生させ、芯
線3aなどを損傷することなく被覆3bを除去していく
【0065】このような、第1電源500a,第2電源
500bの一連の動作のタイムチャートを図20に例示
する。
【0066】なお、上述の説明では、複数の第1電源5
00aおよび第2電源500bによって放電電源回路装
置5を構成しているが、これに限らず、図21に例示し
たように、リレー回路RL1−1〜リレー回路RL1−
3を設けることにより、1台の電源500によって、同
様の動作を実現することができる。
【0067】すなわち、図21の回路において、リレー
回路RL1−1は、異なる抵抗値がセットされているV
R1およびVR2のタイマに対する接続を切り換えるこ
とによって、当該タイマにおけるセットアップ時間を異
なる値に外部から切り換え可能にする動作を行う。また
、リレー回路RL1−2は、放電電極2と、放電電極1
または被覆ワイヤ3の芯線3aとの間における放電の強
弱を切り換える動作を行い、リレー回路RL1−3は、
放電電極1を芯線3aと同電位にするか、あるいは電源
から切り離す動作を行う。
【0068】そして、全体の作用としては、まず、リレ
ー切り換え信号によって、リレー回路RL1−1〜リレ
ー回路RL1−3の全ての接点をb側にセットする。
【0069】そして、入力トリガーを与えて放電電極1
−2間で放電を行わせる。
【0070】被覆ワイヤ3の側に電流が流れたことを検
知した時点で、リレー回路RL1−1〜リレー回路RL
1−3の接点をa側に切り換える。
【0071】再度、入力トリガーを与えて放電電極2と
芯線3aとの間で放電を行わせ、被覆3の除去を遂行す
る。
【0072】この一連の動作により、1台の電源で、本
発明の被覆ワイヤの被覆除去方法に必要な、異なる放電
条件を実現することができる。
【0073】次に、本発明の他の実施例である被覆ワイ
ヤの被覆除去方法について図10〜図15などを参照し
ながら説明する。この実施例の場合には、放電電極6と
放電電極7との間に被覆ワイヤ3を位置させている。
【0074】本実施例の場合、被覆ワイヤ3の芯線3a
は、たとえば直径30μmの金線からなり、被覆3bは
、たとえば、厚さ3μmのホルマールを主成分とする変
性ホルマール樹脂で構成されている。
【0075】また、放電電極6および7は、各々の電極
本体6b,電極本体7bの、被覆ワイヤ3の長さ方向に
おける両端面に、電気絶縁体6a,電気絶縁体6cおよ
び電気絶縁体7a,電気絶縁体7cがそれぞれ突設され
ており、被覆ワイヤ3が、放電電極6および7のいずれ
の電極本体6b,7bにも直接に接触しない構造となっ
ている。
【0076】また、本実施例の場合、放電電源回路装置
5は、前述の実施例の場合における図5とほぼ同様の構
成であるが、スイッチ5gの作用が前記スイッチ5fと
異なっている。
【0077】すなわち、本実施例のスイッチ5gは、図
14に示されるように、放電開始電圧発生部5b,第1
の放電発生部5c,第2の放電発生部5dの正極および
負極にそれぞれ接続される接点P1および接点P2を備
えており、一方の放電電極6の接続が、被覆ワイヤ3の
芯線3aと同じ正極側(接点P1)、および他の放電電
極7と同じ負極側(接点P2)に、随時、任意に切り換
え可能な構造となっている。
【0078】放電の制御は前記図5の実施例の場合に準
じて行うことができる。最初の第1の放電の開始に際し
て、スイッチ5gは、接点P1の側に接続され、放電電
極6は、芯線3aと同じ正極に接続されて同電位となっ
ている。
【0079】ただし、第1の放電における、第1の放電
条件を、放電電流10〜100mA、1パルスの放電時
間T6を10〜20ms、パルス間の無放電時間T7を
10〜20msに設定したパルス放電として、放電電極
6と放電電極7との間における放電を行わせる。第1の
放電の継続中に、当該放電の熱エネルギなどによって被
覆3bに露出部3dが形成されると、絶縁破壊によって
放電は、芯線3aと放電電極7との間でも行われるよう
になる。
【0080】そして、電流検出部5eによる、この絶縁
破壊の検出を契機に、制御部5aは、スイッチ5gを接
点P2側に切り換え、放電電極6を放電電極7と同じ負
極に同電位となるように接続する。その後、放電開始電
圧発生部5bおよび第2の放電発生部5dの組み合わせ
を起動することによって図15に示されるように第2の
放電を、放電電極6および7と、芯線3aの露出部3d
との間で行わせる。
【0081】この第2の放電における、第2の放電条件
として、たとえば、放電電流5〜20mA、1パルスの
放電時間T8が1〜20ms、無放電時間T9が10〜
20msのパルス放電を、たとえば1〜30回の間で、
適宜繰り返すことにより、該パルス放電の繰り返し数に
応じて、たとえば、100〜800μm程度の間で、芯
線3aの露出部3dの長さを、任意に安定して制御する
ことができる。
【0082】また、放電電極6および7の各部の寸法の
設定例としては、電極本体6b,7bからの電気絶縁体
6a,6cおよび電気絶縁体7a,7cの突出長L3を
、0.05〜0.3、好ましくは0.1〜0.2mmと
し、電極本体6bと電極本体7bとの間隙L4として、
0.2〜0.7mm、好ましくは0.2〜0.3mmと
することができる。
【0083】また、第2の放電中において、放電電極6
および7に対して、被覆ワイヤ3を、長さ方向に相対的
に移動させることにより、被覆ワイヤ3の芯線3aの露
出部3dの長さを所望の値に制御するようにしてもよい
【0084】図10〜図13は本実施例の場合の、第1
および第2の放電におけるパルス放電と、連続放電の組
み合わせの各々を例示したフローチャートである。
【0085】すなわち、図10は、上述のように、第1
および第2の放電のいずれにおいても、パルス放電を行
う場合であり、図11は、第1の放電をパルス放電とし
、第2の放電を連続放電とした場合であり、図12は、
第1の放電を連続放電とし、第2の放電をパルス放電と
した場合であり、図13は、第1および第2の放電の双
方を連続放電とした場合を示している。
【0086】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0087】たとえば、本発明の被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現するための装置構成としては、前述の各実施
例に例示したものに限らず、同様の機能を実現できるも
のであれば、他の構成であってもよい。
【0088】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0089】すなわち、本発明になる被覆ワイヤの被覆
除去方法によれば、被覆ワイヤの被覆の厚さや絶縁耐圧
の大小などに関係なく、比較的低い印加電圧で、任意の
厚さの被覆を安定に除去することができるという効果が
得られる。また、任意の厚さの被覆の所定の範囲を安定
かつ的確に除去することができるという効果が得られる
【0090】また、放電電源回路の小型化および低廉化
を実現することができるという効果が得られる。
【0091】また、被覆ワイヤの被覆の絶縁破壊を検出
することによって、被覆の絶縁破壊のための第1および
第2の放電電極間の放電と、絶縁破壊以後の被覆除去の
ための放電とを独立に制御するので、精度良くかつ効率
のよい放電を行わせることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現するための装置構成の一例を示すブロック図
である。
【図6】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する装置構成の一部を取り出して示す説明図
である。
【図7】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法の作用の一例を示す略断面図である。
【図8】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
の作用の一例を示す略断面図である。
【図9】本発明の一実施例である被覆ワイヤの被覆除去
の作用の一例を示す略断面図である。
【図10】本発明の他の実施例である被覆ワイヤの被覆
除去方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例である被覆ワイヤの被覆
除去方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の他の実施例である被覆ワイヤの被覆
除去方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の他の実施例である被覆ワイヤの被覆
除去方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の他の実施例である被覆ワイヤの被覆
除去方法を実現するための装置構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図15】本発明の他の実施例である被覆ワイヤの被覆
除去方法の作用の一例を示す略断面図である。
【図16】本発明の実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する電源回路構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図17】本発明の実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する電源回路構成の各部の詳細の一例を示す
ブロック図である。
【図18】本発明の実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する電源回路構成の各部の詳細の一例を示す
ブロック図である。
【図19】本発明の実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する電源回路構成の各部の詳細の一例を示す
ブロック図である。
【図20】本発明の実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する電源回路の作用の一例を示すタイミング
チャートである。
【図21】本発明の実施例である被覆ワイヤの被覆除去
方法を実現する電源回路構成の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1  放電電極 1s  放電開始部 2  放電電極 2a  電気絶縁体 2s  放電開始部 3  被覆ワイヤ 3a  芯線 3b  被覆 3c  後端部 3d  露出部 5  放電電源回路装置 5a  制御部 5b  放電開始電圧発生部 5c  第1の放電発生部 5d  第2の放電発生部 5e  電流検出部 5e1  抵抗素子 5e2  検出端子 5e3  検出端子 5f  スイッチ 5g  スイッチ 6  放電電極 6a  電気絶縁体 6b  電極本体 6c  電気絶縁体 7  放電電極 7a  電気絶縁体 7b  電極本体 7c  電気絶縁体 P1  接点 P2  接点 500  電源 500a  第1電源 500b  第2電源 501  絶縁トランス部 502  整流回路部 503  高電圧発生部 504  定電流制御部 505  タイマ回路部 506  遅延回路部 507  電流検出回路部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導体からなる芯線を絶縁物を用いて被
    覆してなる被覆ワイヤを第1の放電電極と第2の放電電
    極の間に位置させ、前記第1および第2の放電電極の一
    方と前記芯線とが同電位となるように、前記第1および
    第2の放電電極の間に放電可能な電圧を印加して第1お
    よび第2の放電電極の間で第1の放電を行わせ、その後
    、前記第1および第2の放電電極の少なくとも一方と前
    記芯線との間で第2の放電を行わせることにより、前記
    被覆ワイヤの任意の位置における前記被覆を除去するこ
    とを特徴とする被覆ワイヤの被覆除去方法。
  2. 【請求項2】  前記第1の放電は、前記第1および第
    2の放電電極間に位置する前記被覆ワイヤの前記被覆の
    絶縁耐圧を低下させるに適した第1の放電条件とし、前
    記第2の放電は、前記被覆を安定に除去するに適した第
    2の放電条件となるように、前記第1および第2の放電
    条件を個別に制御することを特徴とする請求項1記載の
    被覆ワイヤの被覆除去方法。
  3. 【請求項3】  前記第1の放電の最中に、前記被覆の
    絶縁耐圧が次第に低下して、前記芯線と前記第1または
    第2の放電電極との間で放電が開始される瞬間を検出し
    、この瞬間を契機として、前記第1の放電から前記第2
    の放電に切り換えることを特徴とする請求項1または2
    記載の被覆ワイヤの被覆除去方法。
  4. 【請求項4】  前記第1の放電において前記芯線に流
    れこんだ電流を検出することによって、前記芯線と前記
    第1または第2の放電電極との間で放電が開始される瞬
    間を検出することを特徴とする請求項1,2または3記
    載の被覆ワイヤの被覆除去方法。
  5. 【請求項5】  前記芯線と同電位とした前記第1また
    は第2の放電電極に流れる電流の変化を検出することに
    よって、前記芯線と前記第1または第2の放電電極との
    間で放電が開始される瞬間を検出することを特徴とする
    請求項1,2または3記載の被覆ワイヤの被覆除去方法
  6. 【請求項6】  前記第2の放電を開始する際に、前記
    第1および第2の放電電極を同電位にし、前記芯線と前
    記第1および第2の放電電極との間で、前記第2の放電
    を行わせることを特徴とする請求項1,2,3,4また
    は5記載の被覆ワイヤの被覆除去方法。
  7. 【請求項7】  前記第1または第2の放電が、直流放
    電またはパルス放電であることを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5または6記載の被覆ワイヤの被覆除去方
    法。
  8. 【請求項8】  前記芯線が、金、銅、アルミニウムま
    たはこれらを主成分とする合金からなることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6または7記載の被覆ワ
    イヤの被覆除去方法。
  9. 【請求項9】  前記被覆が、ポリウレタン、ホルマー
    ル、またはポリエステル等の電気絶縁性高分子樹脂材料
    、または、これらを合成した樹脂材料からなることを特
    徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7または8記
    載の被覆ワイヤの被覆除去方法。
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