JPH04222881A - 塗料用樹脂 - Google Patents

塗料用樹脂

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JPH04222881A
JPH04222881A JP41812590A JP41812590A JPH04222881A JP H04222881 A JPH04222881 A JP H04222881A JP 41812590 A JP41812590 A JP 41812590A JP 41812590 A JP41812590 A JP 41812590A JP H04222881 A JPH04222881 A JP H04222881A
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resin solution
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Yoshihide Chihara
千原 義英
Koki Murakami
村上 弘毅
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔料の濡れ、分散性お
よび分散安定性にすぐれるうえに、良好な塗膜性能を発
揮する塗料用樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料中により少ないエネルギーでより安
全な状態で顔料を分散させることは、塗料の製造コスト
、貯蔵時の顔料沈降、塗装時の色分かれ、塗膜性能に関
連して重要である。塗料の顔料分散性およびその分散安
定性は、顔料表面の電気二重層による電気的反発力およ
び顔料表面への樹脂の吸着によるエントロピー効果など
によつて決まり、その改良は主に顔料分散剤の添加によ
るかあるいは塗料用樹脂自体の改良によつて行われてい
る。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕しかるに
、顔料分散剤を添加する方式では、一般に、極性基濃度
の高い顔料分散剤を多量に用いると、塗膜性能が低下す
ることが多く、一方高分子量の顔料分散剤を用いると、
塗料用樹脂との相溶性に問題があることが多かつた。ま
た、塗料用樹脂自体の改良については、今のところ十分
な成果は得られていない。
【0004】本発明は、上記従来の事情に鑑み、塗料用
樹脂自体の改良技術として、顔料の濡れ、分散性および
分散安定性にすぐれるうえに、良好な塗膜性能を発揮す
る塗料用樹脂を提供することを目的としている。
【0005】〔課題を解決するための手段〕本発明者ら
は、上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、多
塩基酸および多価アルコールのほかにN−アルキロール
脂肪酸アミドを用いてこれら成分を縮合反応させて得ら
れる特定のアミド変性ポリエステル樹脂が、顔料に対し
て良好な濡れ性を示して、その分散性および分散安定性
に好結果を与え、しかも良好な塗膜性能をも発揮するこ
とを見い出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、多塩基酸および多価
アルコールのほかに原料全体の0.5〜7.0重量%と
なる割合のN−アルキロール脂肪酸アミドを必須成分と
して用いたポリエステル原料を縮合反応させて得られる
、数平均分子量が2000を超え20000以下である
アミド変性ポリエステル樹脂からなることを特徴とする
顔料分散性の良好な塗料用樹脂に係るものである。
【0007】
【発明の構成・作用】本発明に用いられる多塩基酸とし
ては、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水フタル酸、イソ
フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無水トリメリツ
ト酸、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸などの
ポリエステル製造用として一般に用いられている各種の
多塩基酸が挙げられ、これらの中からその1種または2
種以上が用いられる。
【0008】本発明に用いられる多価アルコールとして
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、ヘキシレングリコールなどの2価ア
ルコールのほか、グリセリン、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの
3価ないしそれ以上の多価アルコールが挙げられ、これ
らの中からその1種または2種以上が用いられる。
【0009】本発明に用いられるN−アルキロール脂肪
酸アミドとしては、つぎの一般式;RCON(R1)(
R2)〔式中、Rは炭素数1〜18の脂肪族炭化水素基
であつて、不飽和結合や水酸基が含まれていてもよい。 R1,R2は水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、
炭素数1〜18のヒドロキシアルキル基または炭素数2
〜18のジヒドロキシアルキル基の中から選ばれた基で
あつて、互いに同一であつても異なる基であつてもよい
が、少なくともひとつは炭素数1〜18のヒドロキシア
ルキル基である。〕で表される化合物が好ましく用いら
れる。
【0010】このようなN−アルキロール脂肪酸アミド
の具体例としては、N,N−ジエタノールラウリン酸ア
ミド、N,N−ジプロパノール酢酸アミド、N−プロパ
ノールステアリン酸アミド、N−ラウリルアルコール酪
酸アミドなどが挙げられ、これらの中からその1種また
は2種以上が用いられる。
【0011】本発明においては、上記の多塩基酸、多価
アルコールおよびN−アルキロール脂肪酸アミドの三成
分を必須成分とし、必要に応じて炭素数8〜18の脂肪
酸、ダイマー酸、安息香酸などの他の有機酸やその他の
任意成分を加えたポリエステル原料を、公知の方法で縮
合反応させることにより、アミド変性ポリエステル樹脂
を生成する。
【0012】ここで、多価アルコールおよびN−アルキ
ロール脂肪酸アミドと、多塩基酸および必要に応じて用
いられる他の有機酸などとの使用割合としては、前者の
水酸基:後者の酸基の当量比が通常1:1〜1.5:1
となる範囲内で適宜選択することができる。
【0013】N−アルキロール脂肪酸アミドの使用量は
、原料全体の0.5〜7.0重量%の範囲内とすべきで
あり、特に好ましくは1.0〜5.0重量%の範囲内と
するのがよい。0.5重量%に満たないときは顔料の分
散性に劣り、7.0重量%を超えると塗膜の耐久性が悪
くなり、また塗膜の着色の原因ともなる。
【0014】このようなポリエステル原料の縮合反応に
よつて得られるアミド変性ポリエステル樹脂は、数平均
分子量が2000を超え20000以下であることが必
要であり、特に好ましくは2500〜6000の範囲に
あるのがよい。数平均分子量が2000以下では、樹脂
の物性や塗膜の耐候性などが低下し、20000を超え
ると、樹脂溶液の粘度が高くなり、塗装作業性が悪くな
る。
【0015】なお、このアミド変性ポリエステル樹脂の
水酸基価や酸価については、特に規定されるものではな
いが、一般には水酸基価が60〜200で、酸価が15
以下であるのが望ましい。
【0016】このアミド変性ポリエステル樹脂は、骨格
がポリエステル樹脂からなるため、低粘度で顔料への濡
れ性にすぐれている。しかも、分子内にアミド基を導入
し、またその分子量を塗膜形成機能を考慮した最適の範
囲に設定していることにより、上記良好な特性がさらに
助長されて、すぐれた顔料分散用およびその分散安定性
を示し、そのうえ良好な塗膜性能を発揮する。
【0017】本発明のアミド変性ポリエステル樹脂を塗
料用樹脂として用いる場合は、この樹脂をベースとして
、着色顔料、有機溶剤および必要に応じて流動性調整剤
、表面張力調整剤、顔料分散剤などを配合して、塗料を
調製する。
【0018】着色顔料としては、酸化チタン、弁柄、ク
ロムイエロー、カーボンブラツク、キナクリドン系、ペ
リレン系、アゾ系顔料、フタロシアニンブルーなどが使
用できるが、これらに限定されることなく、塗料用とし
て一般に用いられている顔料のすべてを使用できる。
【0019】有機溶剤としては、炭化水素系、エステル
系、ケトン系、アルコール系、セロソルブ系などが使用
できるが、これらに限定されず、塗料用として一般に用
いられている各種の有機溶剤を広く使用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の塗料用樹脂は、塗面状態、塗膜
物性および耐久性においてすぐれていると共に、顔料の
濡れ性、分散性および分散安定性にもすぐれているため
、塗料製造における顔料の分散時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0021】
【実施例】つぎに、実施例および比較例により、本発明
の内容をより具体的に説明する。なお、例中の部は、重
量部である。また、以下の実施例および比較例で用いた
アミド変性ポリエステル樹脂溶液AE1〜AE4、アミ
ド未変性のポリエステル樹脂溶液E5,E6は、それぞ
れつぎの方法で調製した。
【0022】〈アミド変性ポリエステル樹脂溶液の調製
〉撹拌機、精留塔、水分離器冷却管、温度計および窒素
ガス吹き込み口を備えたフラスコに、下記の表1に示す
配合に基づき、多塩基酸、多価アルコールおよびN−ア
ルキロール脂肪酸アミドを仕込み、窒素ガス雰囲気中で
加熱攪拌し、160℃から230℃まで、生成する縮合
水を系外へ留去させながら、4時間かけて一定昇温速度
で昇温させた。
【0023】その後、キシレン1.5部を徐々に添加し
、温度230℃に維持して縮合反応を続けた。酸価10
以下になつたとき反応を終了し、残りのキシレンにて希
釈し、4種類のアミド変性ポリエステル樹脂溶液AE1
〜AE4を得た。
【0024】得られた各アミド変性ポリエステル樹脂の
数平均分子量、水酸基価および酸価を測定し、その結果
を、各アミド変性ポリエステル樹脂の製造に用いたN−
アルキロール脂肪酸アミドの原料全体中に占める割合(
重量%)と、さらに各アミド変性ポリエステル樹脂溶液
の粘度(ガードナー;25℃)、固形分濃度および色数
と共に、表1に併記した。
【0025】
【表1】
【0026】〈アミド未変性のポリエステル樹脂溶液の
調製〉下記の表2に示す配合に基づき、原料成分として
N−アルキロール脂肪酸アミドを用いなかつた以外は、
上記のアミド変性ポリエステル樹脂溶液の場合と全く同
様にして、2種類のアミド未変性のポリエステル樹脂溶
液E5,E6を得た。
【0027】得られた両ポリエステル樹脂の数平均分子
量、水酸基価および酸価を測定し、その結果を、両ポリ
エステル樹脂溶液の粘度(ガードナー;25℃)、固形
分濃度および色数と共に、表2に併記した。
【0028】
【表2】
【0029】実施例1〜3および比較例1〜5表1に示
すアミド変性ポリエステル樹脂溶液AE1〜AE3を本
発明の塗料用樹脂溶液(実施例1〜3)とし、また表1
に示すアミド変性ポリエステル樹脂溶液AE4および表
2に示すアミド未変性のポリエステル樹脂溶液E5,E
6を比較用の塗料用樹脂溶液(比較例1〜3)とした。
【0030】これらの各塗料用樹脂溶液を用いて、以下
の塗料試験(試験I)および調色試験(試験II)を行
つた。
【0031】〈試験I;塗料試験〉 §  ミルベース白の調製   各塗料用樹脂溶液をベースにして、その各60部に
対し、酸化チタンRCR3(BTP社)を180部、キ
シレンを45部、メトキシプロピルアセテート(以下、
MPAという)を15部混合し、ペイントコンデイショ
ナー(レツドデビル社製)により、粒度が10μm以下
となるまで分散して、6種類のミルベース白W1〜W6
を調製した。
【0032】なお、実施例1〜3および比較例1の塗料
用樹脂溶液であるアミド変性ポリエステル樹脂溶液AE
1〜AE4を用いたミルベース白W1〜W4では、分散
所要時間はいずれも20分であつた。また、比較例2の
塗料用樹脂溶液であるアミド未変性のポリエステル樹脂
溶液E5を用いたミルベース白W5では、分散所要時間
は30分、比較例3の塗料用樹脂溶液であるアミド未変
性のポリエステル樹脂溶液E6を用いたミルベース白W
6では、分散所要時間は40分であつた。
【0033】§白塗料の調製   上記のミルベース白W1〜W6の各300部と、塗
料用樹脂溶液の各580部とを、下記の表3の組み合わ
せで混合し、さらにこれにメラミンワニス〔日立化成工
業(株)製のメラン#28;固形分60重量%〕120
部を混合して、6種類の白塗料WP1〜WP6を調製し
た。この各塗料を、キシレンとMPAとの重量比7/3
の混合シンナーを用いて、スプレー可能な粘度にまで希
釈した。
【0034】§塗膜の形成   上記の如く希釈した白塗料WP1〜WP6を、燐酸
亜鉛処理をした0.8mm×70mm×150mmの鋼
板(以下、処理鋼板という)に、乾燥膜厚が30μmと
なるようにスプレー塗装し、140℃,20分の焼き付
けを行つたのち、塗面状態、塗膜物性および耐久性を評
価した。その結果を下記の表3に併記した。
【0035】
【表3】
【0036】なお、表3中、「60度鏡面光沢度」はJ
IS−K−5400(1979)6.7にしたがい、8
0以上を合格とした。「鉛筆引つかき試験」はJIS−
K−5400(1979)  6.14にしたがい、H
Bより硬いものを合格とした。「碁盤目試験」はJIS
−K−5400(1979)  6.15にしたがい、
10点を合格、8点以下を不合格とした。また、「耐衝
撃性」はJIS−K−5400(1979)  6.1
3.3  B法にしたがい、40cm以上を合格とした
。「促進耐候試験」はJIS−K−5400(1979
)  6.17にしたがい、800時間試験後の60度
鏡面光沢度の保持率(%)として、〔(試験後の光沢度
)/(初期光沢度)〕×100を測定し、70%以上を
合格とした。
【0037】〈試験II;調色試験〉 §インター黒の調製   各塗料用樹脂溶液をベースにして、その各180部
に対し、カーボンブラツク(COLOR  BLACK
  FW200:デクサ社)を15部、キシレンを75
部、MPAを30部混合し、ペイントコンデイシヨナー
により、粒度が10μm以下となるまで分散して、6種
類のインター黒B1〜B6を調製した。
【0038】なお、実施例1〜3および比較例1の塗料
用樹脂溶液であるアミド変性ポリエステル樹脂溶液AE
1〜AE4を用いたインター黒B1〜B4では、分散所
要時間はいずれも60分であつた。また、比較例2の塗
料用樹脂溶液であるアミド未変性のポリエステル樹脂溶
液E5を用いたインター黒B5では、分散所要時間は9
0分、比較例3の塗料用樹脂溶液であるアミド未変性の
ポリエステル樹脂溶液E6を用いたインター黒B6では
、分散所要時間は120分であつた。
【0039】§インター青の調製   各塗料用樹脂溶液をベースにして、その各150部
に対し、フタロシアニンブルー〔リオノールブルーPR
X;東洋インキ製造(株)製〕を90部、キシレンを4
5部、MPAを15部混合し、ペイントコンデイシヨナ
ーにより、粒度が10μm以下となるまで分散して、6
種類のインター青F1〜F6を調製した。
【0040】なお、実施例1〜3および比較例1の塗料
用樹脂溶液であるアミド変性ポリエステル樹脂溶液AE
1〜AE4を用いたインター青F1〜F4では、分散所
要時間はいずれも40分であつた。また、比較例2の塗
料用樹脂溶液であるアミド未変性のポリエステル樹脂溶
液E5を用いたインター青F5では、分散所要時間は6
0分、比較例3の塗料用樹脂溶液であるアミド未変性の
ポリエステル樹脂溶液E6を用いたインター青F6では
、分散所要時間は80分であつた。
【0041】§調色塗料の調製   試験IIで調製した前記6種の白塗料WP1〜WP
6の各90部と、上記のインター黒B1〜B6の各5部
と、上記のインター青F1〜F6の各5部とを、下記の
表4に示す組み合わせで混合し、6種類の調色塗料P1
〜P6を調製した。
【0042】
【表4】
【0043】§塗膜物性および放置安定性  上記の調
色塗料P1〜P6について、以下のラビングテスト、6
0度鏡面光沢度測定およびスタンデイングテストに供し
た。結果を表4に併記した。
【0044】〔ラビングテスト〕上記の調色塗料P1〜
P8をキシレンとMPAとの重量比7/3の混合シンナ
ーでスプレー可能な粘度にまで希釈し、この希釈塗料を
、50mm×150mmブリキ板に流し塗りし、室温で
3分間室内に静置したのち、塗面を指でこすつて、こす
らない部分との色の差を比較した。色差のほとんどない
ものを○、色差の大きいものを×とした。
【0045】〔60度鏡面光沢度測定〕ラビングテスト
に使用したブリキ板を、さらに140℃,20分焼き付
けて乾燥させ、塗膜の光沢度をJIS−K−5400(
1979)  6.7にしたがい、測定した。80以上
を合格とした。
【0046】〔スタンデイングテスト〕ラビングテスト
で調製した各希釈塗料を試験管に入れ、3日後に色分か
れの状態を観察した。色分かれ、色浮きのほとんどない
ものを○、色分かれ、色浮きのはげしいものを×とした
。
【0047】以上の表3,表4の結果から明らかなよう
に、本発明の塗料用樹脂は、塗料用として良好な性能を
示し、さらに顔料の濡れ性、分散性および分散安定性に
すぐれていることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多塩基酸および多価アルコールのほか
    に原料全体の0.5〜7.0重量%となる割合のN−ア
    ルキロール脂肪酸アミドを必須成分として用いたポリエ
    ステル原料を縮合反応させて得られる、数平均分子量が
    2000を超え20000以下であるアミド変性ポリエ
    ステル樹脂からなることを特徴とする顔料分散性の良好
    な塗料用樹脂。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062635A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 阪本薬品工業株式会社 分散剤

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