JPH0152406B2 - - Google Patents
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- JPH0152406B2 JPH0152406B2 JP54094269A JP9426979A JPH0152406B2 JP H0152406 B2 JPH0152406 B2 JP H0152406B2 JP 54094269 A JP54094269 A JP 54094269A JP 9426979 A JP9426979 A JP 9426979A JP H0152406 B2 JPH0152406 B2 JP H0152406B2
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- C09D133/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09D133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/02—Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
- C08G63/12—Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
- C08G63/16—Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09D167/00—Coating compositions based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Description
本発明はオイルフリーポリエステル/アミノア
ルデヒド樹脂系の上塗り塗料組成物に関するもの
である。 従来、自動車車体等の上塗り塗料としては、ア
ミノアルキド樹脂系、アミノアクリル樹脂系、ア
クリルラツカー系などの塗料が用いられている。
アミノアルキド樹脂系塗料は塗装のし易すさや、
仕上り外観(塗膜のツヤ、肉持感)、顔料濃度の
高い領域での耐候性(光沢保持性)がすぐれてい
るなどの特長を有しているが、顔料濃度が低くか
つ顔料中に着色顔料を多く含むいわゆる濃彩色系
の塗膜では、ワツクスがけしたとき塗面にスリキ
ズやツヤボケが生じ易く、かつウエスが著しく着
色する等の、耐ワツクスがけ性に劣る点が問題と
なつている。この耐ワツクスがけ性は塗装直後の
塗膜にも、また屋外暴露後の塗膜にも要求される
性能であるがアミノアルキド樹脂系上塗り塗料で
はこれを満足させることは困難である。アミノア
クリル樹脂系上塗り塗料は顔料濃度の低い領域
(40〜30PHR以下)での耐候性はかなりすぐれて
いるが、曝露前の耐ワツクスがけ性は必ずしも良
好でない。特に自動車車体の上塗り用として要求
される性能すなわち、ノンサンド層間付着性(一
度焼付けた塗膜の上に補修塗りのため同じ塗料を
もう一度塗装し、焼き付た場合の塗膜間の付着
性)、エリクセン試験、耐衝撃性、および仕上り
外観(ツヤ、肉持感)等の要求を満足させること
が困難である。アクリルラツカー系は塗装時固形
分濃度が著しく低く、塗装工程数を多くしなけれ
ばならない欠点がある。 前記塗料に対しオイルフリーポリエステル/ア
ミノアルデヒド樹脂系塗料は、耐候性、塗膜の機
械的性質(エリクセン試験、耐衝撃性)層間付着
性、塗装時の固形分濃度の高いこと、などの特長
を有しながら、塗装のし難さ(ハジキが発生し易
いことなど)、塗膜表面がいわゆるボケたような
感じとなりツヤ感が劣ること、アミノ樹脂との相
溶性が悪いことなどの理由により、特に自動車車
体の上塗りには適用困難とされていた。 従つて本発明の目的は従来のオイルフリーポリ
エステル/アミノ樹脂系塗料の有する長所を保持
し、かつ塗装のし難さ、塗膜のツヤボケ、アミノ
樹脂との相溶性の悪さ等の欠点を改良したオイル
フリーポリエステル/アミノアルデヒド樹脂系上
塗り塗料組成物を提供するにある。 本発明の更に特定的な目的は、自動車の上塗り
に適する、オイルフリーポリエステル/アミノア
ルデヒド樹脂塗料組成物を提供するにある。 上記本発明の目的は、オイルフリーポリエステ
ル(A)とアミノアルデヒド樹脂(B)とからなるバイン
ダー成分および顔料(C)を必須成分として含有する
オイルフリーポリエステル系上塗り塗料組成物に
おいて、 (i) オイルフリーポリエステル(A)は、その酸成分
の少なくとも75モル%が飽和脂環族多塩基酸又
は飽和脂環族多塩基酸と芳香族多塩基酸とから
なり且つ芳香族多塩基酸は飽和脂環族多塩基酸
4モルに対して6モルまでの割合で存在するこ
とができ; (ii) オイルフリーポリエステル(A)は、水酸基価が
60〜150であり; (iii) オイルフリーポリエステル(A)対アミノアルデ
ヒド樹脂(B)の重量比は60:40ないし90:10であ
り、そして (iv) 顔料(C)を3〜50PHRの割合で含有する ことを特徴とするオイルフリーポリエステル系上
塗り塗料組成物によつて達成される。 本発明において用いられるオイルフリーポリエ
ステル(A)は、その酸成分として、飽和脂環族多塩
基酸(a)又は飽和脂環族多塩基酸(a)と芳香族多塩基
酸(b)とを全酸成分の少くとも75モル%、好ましく
は少くとも80モル%の量で含有する点に特徴があ
る。上記芳香族多塩基酸(b)の量は芳香族脂環族多
塩基酸4モルに対して6モルまでであり、好まし
くは4〜1モルの範囲内である。而して多塩基酸
単位の残りは一般式HOOC(CH2)nCOOH(nは
1〜12の整数)で示される飽和二塩基酸であるこ
とができる。 上記(a)と(b)の多塩基酸成分の合計量が75モル%
未満の場合には耐候性、耐酸性が低下する。ま
た、(b)の含有量が、上記限界を越えると、オイル
フリーポリエステルと架橋剤であるアミノアルデ
ヒド樹脂との相溶性が悪くなり、塗面状態の不具
合(光沢不足)を生じ、塗装時にハジキが発生し
易くなり、あるいは、芳香族系の溶剤に対して溶
け難くなる等の、いわゆるオイルフリーポリエス
テルの欠点を露呈する結果となる。 上記オイルフリーポリエステルの水酸基価は60
〜150の範囲にある必要があり、好ましくは80〜
130の範囲である。60以下では塗膜が硬化不足と
なり、一方150以上では顔料の分散性、架橋剤と
の相溶性が悪くなる。 本発明において使用する、オイルフリーポリエ
ステルを形成する飽和脂環族多塩基酸(a)の例とし
ては、ヘキサヒドロフタル酸およびその酸無水
物、ヘキサヒドロトリメリツト酸およびその酸無
水物、ヘキサヒドロ2−メチルトリメリツト酸お
よびその酸無水物などが挙げられる。芳香族多塩
基酸(b)の例としては、フタル酸およびその酸無水
物、イソフタル酸、テレフタル酸、ジメチルイソ
フタル酸、ジメチルテレフタル酸、トリメリツト
酸およびその酸無水物、ピロメリツト酸およびそ
の酸無水物などが挙げられる。また、一般式
HOOC(CH2)nCOOHで示される飽和二塩基酸
の例としては、コハク酸(およびその酸無水物)、
アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ブラシリン酸などが挙げられる。 一方、該オイルフリーポリエステルのアルコー
ル成分は格別限定的ではなく従来からポリエステ
ルの形成に際して通常使用されているものからな
ることができ、例えばエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオ
ベンチルグリコール、1,2−ブチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、2,3−ブチ
レングリコール、1,4−ブチレングリコール、
1,6−ヘキサンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘ
キサンジオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトール、ジグリセリ
ン、ソルビトール、エステルジオール204(ユニオ
ンカーバイド社(米)製品)トリシクロデカンジ
メタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ルなどが挙げられる。 該オイルフリーポリエステルは、常法に従い、
飽和脂環族多塩基酸(a)及び芳香族多塩基酸(b)を必
要に応じて飽和二塩基酸と共に、上に例示したよ
うなアルコールの少なくとも1種と縮合重合させ
ることにより製造することができ、その際末端封
鎖剤として、例えば安息香酸、p−t−ブチル安
息香酸、安息香酸メチルエステルなどを使用して
分子量を調節してもよい。上記多塩基酸成分とア
ルコール成分との反応割合は、得られるオイルフ
リーポリエステルの水酸基価が60〜150、好まし
くは80〜130になるように調節する。 本発明に用いるアミノアルデヒド樹脂は、アミ
ノ成分としてメラミン、尿素、ベンゾグアナミ
ン、アセトグアナミン、ステログアナミン、スピ
ログアナミン等があげられ、通常塗料に用いられ
る殆んどのアミノアルデヒド樹脂が使用できる。
なかでも最も好ましいものは耐候性の面からメラ
ミンホルムアルデヒド樹脂である。本発明のオイ
ルフリーポリエステルはほとんどのメラミン樹脂
に相溶するが、高分子量のメラミン樹脂に対する
相溶性が悪い場合があるので、比較的低分子量の
メラミン樹脂を用いることが好ましい。ヘキサメ
トキシメチルメラミンやそのメトキシ基の一部を
C4以上のアルコールで置換したメラミン樹脂を
用いるときは例えばパラトルエンスルホン酸のよ
うな常用の硬化触媒を添加することが好ましい。 本発明において架橋剤として使用されるアミノ
アルデヒド樹脂の一部を50重量%以下、好ましく
は25重量%以下の範囲でブロツク型ポリイソシア
ネートで置き換えて使用することによつて塗面の
仕上り感、塗装のし易さ、耐薬品性をより改良す
ることができる。ブロツク型ポリイソシアネート
の量が上記範囲を越えると、特に焼付温度が約
130℃以下の場合に硬化不足を起こしやすくなり、
上記の効果が得られなくなるおそれがある。 上記ブロツク型ポリイソシアネートは、無黄変
型ポリイソシアネートを例えば脂肪族又は芳香族
モノアルコールのような常用のブロツク剤を用い
てブロツク型ポリイソシアネートにしたものであ
り、たとえば、タケネートB−815N(武田薬品(株)
製品)、タケネートB−840N(武田薬品(株)製品)、
Adduct B1065(Veba Chemie社(独))、
ADDITOL VXL−80(ヘキストジヤパン(株)製品)
などがある。これらのブロツク型ポリイソシアネ
ートを使用する際には必要に応じてブロツク剤の
解離を促す触媒を添加して用いる。 本発明の塗料組成物中のバインダー成分組成は
オイルフリーポリエステル/アミノアルデヒド樹
脂またはアミノアルデヒド樹脂とブロツク型ポリ
イソシアネートの混合物の重量比が90/10〜60/
40の範囲にある必要がある。架橋剤アミノアルデ
ヒド樹脂およびブロツク型ポリイソシアネートが
この範囲より少ないと硬化不足となり、耐候性、
塗膜硬度、耐溶剤性等が低下し、この範囲より架
橋剤が多いと、塗膜がもろくなつてしまう。 本発明の塗料組成物における顔料濃度は3〜
50PHR、好ましくは3〜40PHRの範囲にする必
要がある。3PHR以下では通常の自動車車体等の
上塗り用塗膜の厚さ(約20〜50μ)で下地に完全
に隠ぺいすることが困難となり、一方50PHR以
上では耐候性が、アミノアルキド樹脂系上塗り塗
料と同程度となり発明の利点が少なくなつてく
る。 また本発明の塗料組成物の大きな特長の一つで
ある曝露前及び曝露後の耐ワツクスがけ性は着色
顔料を多く含む塗色について非常にすぐれてお
り、顔料成分中白色以外の着色顔料/チタン白顔
料の重量比が100/0〜30/70、好ましくは100/
0〜60/40の範囲にあるとき本発明の効果が特に
顕著である。 本発明の塗料組成物を用いて自動車車体を塗装
するには、まずオイルフリーポリエステル(A)およ
びアミノアルデヒド樹脂(B)からなるバインダー成
分に通常用いられる着色顔料、必要ならば添加剤
などを配合して通常の方法で塗料を作り、このも
のを希釈用溶剤により塗装粘度がフオードカツプ
No.4(20℃)で20〜30秒に調整する。ついで、こ
れを下塗りおよび中塗り塗膜を形成せしめた塗装
素材上に乾燥膜厚が約30〜40μになるように塗装
する。塗装方法は通常のエアスプレー、エアレス
スプレー、静電塗装などで行なう。つぎに数分間
常温下で放置後140〜150℃で20〜40分間加熱せし
めて本発明の目的とする上塗り塗膜が得られる。 本発明のオイルフリーポリエステル系上塗り塗
料組成物は、自動車の上塗り用として要求される
諸条件のうち、塗装のし易すさ、塗膜外観、塗膜
の機械的性質、耐薬品性、耐溶剤性などは自動車
の上塗り用として最も多く用いられているアミノ
アルキド樹脂系塗料と同程度の性能を有し、アミ
ノアルキド樹脂系塗料の欠点である、顔料濃度が
低い領域での耐候性(光沢保持性)、曝露前及び
曝露後の耐ワツクスがけ性においてはアミノアル
キド樹脂系よりはるかにすぐれている。また、層
間付着性においてもアミノアルキド樹脂系塗料よ
りすぐれている。さらに、白系塗色の塗料におい
て顔料濃度50PHR以下の領域では、アミノアル
キド樹脂系塗料と比較して、耐候性(光沢保持
性)、層間付着性、塗膜の機械的性質などにすぐ
れており、特に、着色顔料を多く含むダークグリ
ーン、ダークマルーン、ダークブルーなど彩度の
高い塗色の塗膜での曝露前及び曝露後の耐ワツク
スがけ性がすぐれている。 以下実施例によつて本発明をより詳細に説明す
る。実施例中の部及び%は特にことわらない限り
重量部及び重量%を示す。 〔樹脂の製造例〕 製造例 1 オイルフリーポリエステル樹脂溶液Aの製造 加熱装置、撹拌機、還流装置、水分離器、精溜
塔および温度計を備えた反応槽に、ヘキサヒドロ
無水フタール酸73.9部(0.48モル)、イソフター
ル酸53.1部(0.32モル)、アジピン酸14.6部(0.1
モル)、トリメチロールプロパン40.8部(0.3モ
ル)およびネオペンチルグリコール73.5部(0.7
モル)を仕込み加熱する。原料が融解し、撹拌が
可能となつたら撹拌を開始し、反応槽温度を230
℃まで昇温させる。ただし160℃から230℃までは
3時間かけて均一速度で昇温させる。生成する縮
合水は系外へ溜去する。230℃に達したらそのま
ま温度を一定に保ち2時間撹拌をつづける。その
後、反応槽内にキシロールを添加し、溶剤存在下
の縮合に切り替え、反応を続ける。酸価7に達し
たら反応を終了し冷却する。冷却後キシロール83
部、イソブタノール62部を加えてオイルフリーポ
リエステル樹脂溶液Aを製造した。オイル−フリ
ーポリエステル樹脂溶液Aの固形分濃度は60.1
%、ワニス粘度(ガードナー粘度25℃)はM、樹
脂の酸価は7.1、水酸基価115であつた。 製造例 2〜10 オイルフリーポリエステル樹脂溶液B〜Jの製
造 表−1に示す樹脂組成に基づきオイルフリーポ
リエステル樹脂溶液B〜Jを、製造例1と同様な
方法で製造した。それらのワニス特数値を表−1
に示す。樹脂溶液A〜Fは本発明の実施例に用
い、G〜Jは比較例に用いる。
ルデヒド樹脂系の上塗り塗料組成物に関するもの
である。 従来、自動車車体等の上塗り塗料としては、ア
ミノアルキド樹脂系、アミノアクリル樹脂系、ア
クリルラツカー系などの塗料が用いられている。
アミノアルキド樹脂系塗料は塗装のし易すさや、
仕上り外観(塗膜のツヤ、肉持感)、顔料濃度の
高い領域での耐候性(光沢保持性)がすぐれてい
るなどの特長を有しているが、顔料濃度が低くか
つ顔料中に着色顔料を多く含むいわゆる濃彩色系
の塗膜では、ワツクスがけしたとき塗面にスリキ
ズやツヤボケが生じ易く、かつウエスが著しく着
色する等の、耐ワツクスがけ性に劣る点が問題と
なつている。この耐ワツクスがけ性は塗装直後の
塗膜にも、また屋外暴露後の塗膜にも要求される
性能であるがアミノアルキド樹脂系上塗り塗料で
はこれを満足させることは困難である。アミノア
クリル樹脂系上塗り塗料は顔料濃度の低い領域
(40〜30PHR以下)での耐候性はかなりすぐれて
いるが、曝露前の耐ワツクスがけ性は必ずしも良
好でない。特に自動車車体の上塗り用として要求
される性能すなわち、ノンサンド層間付着性(一
度焼付けた塗膜の上に補修塗りのため同じ塗料を
もう一度塗装し、焼き付た場合の塗膜間の付着
性)、エリクセン試験、耐衝撃性、および仕上り
外観(ツヤ、肉持感)等の要求を満足させること
が困難である。アクリルラツカー系は塗装時固形
分濃度が著しく低く、塗装工程数を多くしなけれ
ばならない欠点がある。 前記塗料に対しオイルフリーポリエステル/ア
ミノアルデヒド樹脂系塗料は、耐候性、塗膜の機
械的性質(エリクセン試験、耐衝撃性)層間付着
性、塗装時の固形分濃度の高いこと、などの特長
を有しながら、塗装のし難さ(ハジキが発生し易
いことなど)、塗膜表面がいわゆるボケたような
感じとなりツヤ感が劣ること、アミノ樹脂との相
溶性が悪いことなどの理由により、特に自動車車
体の上塗りには適用困難とされていた。 従つて本発明の目的は従来のオイルフリーポリ
エステル/アミノ樹脂系塗料の有する長所を保持
し、かつ塗装のし難さ、塗膜のツヤボケ、アミノ
樹脂との相溶性の悪さ等の欠点を改良したオイル
フリーポリエステル/アミノアルデヒド樹脂系上
塗り塗料組成物を提供するにある。 本発明の更に特定的な目的は、自動車の上塗り
に適する、オイルフリーポリエステル/アミノア
ルデヒド樹脂塗料組成物を提供するにある。 上記本発明の目的は、オイルフリーポリエステ
ル(A)とアミノアルデヒド樹脂(B)とからなるバイン
ダー成分および顔料(C)を必須成分として含有する
オイルフリーポリエステル系上塗り塗料組成物に
おいて、 (i) オイルフリーポリエステル(A)は、その酸成分
の少なくとも75モル%が飽和脂環族多塩基酸又
は飽和脂環族多塩基酸と芳香族多塩基酸とから
なり且つ芳香族多塩基酸は飽和脂環族多塩基酸
4モルに対して6モルまでの割合で存在するこ
とができ; (ii) オイルフリーポリエステル(A)は、水酸基価が
60〜150であり; (iii) オイルフリーポリエステル(A)対アミノアルデ
ヒド樹脂(B)の重量比は60:40ないし90:10であ
り、そして (iv) 顔料(C)を3〜50PHRの割合で含有する ことを特徴とするオイルフリーポリエステル系上
塗り塗料組成物によつて達成される。 本発明において用いられるオイルフリーポリエ
ステル(A)は、その酸成分として、飽和脂環族多塩
基酸(a)又は飽和脂環族多塩基酸(a)と芳香族多塩基
酸(b)とを全酸成分の少くとも75モル%、好ましく
は少くとも80モル%の量で含有する点に特徴があ
る。上記芳香族多塩基酸(b)の量は芳香族脂環族多
塩基酸4モルに対して6モルまでであり、好まし
くは4〜1モルの範囲内である。而して多塩基酸
単位の残りは一般式HOOC(CH2)nCOOH(nは
1〜12の整数)で示される飽和二塩基酸であるこ
とができる。 上記(a)と(b)の多塩基酸成分の合計量が75モル%
未満の場合には耐候性、耐酸性が低下する。ま
た、(b)の含有量が、上記限界を越えると、オイル
フリーポリエステルと架橋剤であるアミノアルデ
ヒド樹脂との相溶性が悪くなり、塗面状態の不具
合(光沢不足)を生じ、塗装時にハジキが発生し
易くなり、あるいは、芳香族系の溶剤に対して溶
け難くなる等の、いわゆるオイルフリーポリエス
テルの欠点を露呈する結果となる。 上記オイルフリーポリエステルの水酸基価は60
〜150の範囲にある必要があり、好ましくは80〜
130の範囲である。60以下では塗膜が硬化不足と
なり、一方150以上では顔料の分散性、架橋剤と
の相溶性が悪くなる。 本発明において使用する、オイルフリーポリエ
ステルを形成する飽和脂環族多塩基酸(a)の例とし
ては、ヘキサヒドロフタル酸およびその酸無水
物、ヘキサヒドロトリメリツト酸およびその酸無
水物、ヘキサヒドロ2−メチルトリメリツト酸お
よびその酸無水物などが挙げられる。芳香族多塩
基酸(b)の例としては、フタル酸およびその酸無水
物、イソフタル酸、テレフタル酸、ジメチルイソ
フタル酸、ジメチルテレフタル酸、トリメリツト
酸およびその酸無水物、ピロメリツト酸およびそ
の酸無水物などが挙げられる。また、一般式
HOOC(CH2)nCOOHで示される飽和二塩基酸
の例としては、コハク酸(およびその酸無水物)、
アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ブラシリン酸などが挙げられる。 一方、該オイルフリーポリエステルのアルコー
ル成分は格別限定的ではなく従来からポリエステ
ルの形成に際して通常使用されているものからな
ることができ、例えばエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオ
ベンチルグリコール、1,2−ブチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、2,3−ブチ
レングリコール、1,4−ブチレングリコール、
1,6−ヘキサンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘ
キサンジオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトール、ジグリセリ
ン、ソルビトール、エステルジオール204(ユニオ
ンカーバイド社(米)製品)トリシクロデカンジ
メタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ルなどが挙げられる。 該オイルフリーポリエステルは、常法に従い、
飽和脂環族多塩基酸(a)及び芳香族多塩基酸(b)を必
要に応じて飽和二塩基酸と共に、上に例示したよ
うなアルコールの少なくとも1種と縮合重合させ
ることにより製造することができ、その際末端封
鎖剤として、例えば安息香酸、p−t−ブチル安
息香酸、安息香酸メチルエステルなどを使用して
分子量を調節してもよい。上記多塩基酸成分とア
ルコール成分との反応割合は、得られるオイルフ
リーポリエステルの水酸基価が60〜150、好まし
くは80〜130になるように調節する。 本発明に用いるアミノアルデヒド樹脂は、アミ
ノ成分としてメラミン、尿素、ベンゾグアナミ
ン、アセトグアナミン、ステログアナミン、スピ
ログアナミン等があげられ、通常塗料に用いられ
る殆んどのアミノアルデヒド樹脂が使用できる。
なかでも最も好ましいものは耐候性の面からメラ
ミンホルムアルデヒド樹脂である。本発明のオイ
ルフリーポリエステルはほとんどのメラミン樹脂
に相溶するが、高分子量のメラミン樹脂に対する
相溶性が悪い場合があるので、比較的低分子量の
メラミン樹脂を用いることが好ましい。ヘキサメ
トキシメチルメラミンやそのメトキシ基の一部を
C4以上のアルコールで置換したメラミン樹脂を
用いるときは例えばパラトルエンスルホン酸のよ
うな常用の硬化触媒を添加することが好ましい。 本発明において架橋剤として使用されるアミノ
アルデヒド樹脂の一部を50重量%以下、好ましく
は25重量%以下の範囲でブロツク型ポリイソシア
ネートで置き換えて使用することによつて塗面の
仕上り感、塗装のし易さ、耐薬品性をより改良す
ることができる。ブロツク型ポリイソシアネート
の量が上記範囲を越えると、特に焼付温度が約
130℃以下の場合に硬化不足を起こしやすくなり、
上記の効果が得られなくなるおそれがある。 上記ブロツク型ポリイソシアネートは、無黄変
型ポリイソシアネートを例えば脂肪族又は芳香族
モノアルコールのような常用のブロツク剤を用い
てブロツク型ポリイソシアネートにしたものであ
り、たとえば、タケネートB−815N(武田薬品(株)
製品)、タケネートB−840N(武田薬品(株)製品)、
Adduct B1065(Veba Chemie社(独))、
ADDITOL VXL−80(ヘキストジヤパン(株)製品)
などがある。これらのブロツク型ポリイソシアネ
ートを使用する際には必要に応じてブロツク剤の
解離を促す触媒を添加して用いる。 本発明の塗料組成物中のバインダー成分組成は
オイルフリーポリエステル/アミノアルデヒド樹
脂またはアミノアルデヒド樹脂とブロツク型ポリ
イソシアネートの混合物の重量比が90/10〜60/
40の範囲にある必要がある。架橋剤アミノアルデ
ヒド樹脂およびブロツク型ポリイソシアネートが
この範囲より少ないと硬化不足となり、耐候性、
塗膜硬度、耐溶剤性等が低下し、この範囲より架
橋剤が多いと、塗膜がもろくなつてしまう。 本発明の塗料組成物における顔料濃度は3〜
50PHR、好ましくは3〜40PHRの範囲にする必
要がある。3PHR以下では通常の自動車車体等の
上塗り用塗膜の厚さ(約20〜50μ)で下地に完全
に隠ぺいすることが困難となり、一方50PHR以
上では耐候性が、アミノアルキド樹脂系上塗り塗
料と同程度となり発明の利点が少なくなつてく
る。 また本発明の塗料組成物の大きな特長の一つで
ある曝露前及び曝露後の耐ワツクスがけ性は着色
顔料を多く含む塗色について非常にすぐれてお
り、顔料成分中白色以外の着色顔料/チタン白顔
料の重量比が100/0〜30/70、好ましくは100/
0〜60/40の範囲にあるとき本発明の効果が特に
顕著である。 本発明の塗料組成物を用いて自動車車体を塗装
するには、まずオイルフリーポリエステル(A)およ
びアミノアルデヒド樹脂(B)からなるバインダー成
分に通常用いられる着色顔料、必要ならば添加剤
などを配合して通常の方法で塗料を作り、このも
のを希釈用溶剤により塗装粘度がフオードカツプ
No.4(20℃)で20〜30秒に調整する。ついで、こ
れを下塗りおよび中塗り塗膜を形成せしめた塗装
素材上に乾燥膜厚が約30〜40μになるように塗装
する。塗装方法は通常のエアスプレー、エアレス
スプレー、静電塗装などで行なう。つぎに数分間
常温下で放置後140〜150℃で20〜40分間加熱せし
めて本発明の目的とする上塗り塗膜が得られる。 本発明のオイルフリーポリエステル系上塗り塗
料組成物は、自動車の上塗り用として要求される
諸条件のうち、塗装のし易すさ、塗膜外観、塗膜
の機械的性質、耐薬品性、耐溶剤性などは自動車
の上塗り用として最も多く用いられているアミノ
アルキド樹脂系塗料と同程度の性能を有し、アミ
ノアルキド樹脂系塗料の欠点である、顔料濃度が
低い領域での耐候性(光沢保持性)、曝露前及び
曝露後の耐ワツクスがけ性においてはアミノアル
キド樹脂系よりはるかにすぐれている。また、層
間付着性においてもアミノアルキド樹脂系塗料よ
りすぐれている。さらに、白系塗色の塗料におい
て顔料濃度50PHR以下の領域では、アミノアル
キド樹脂系塗料と比較して、耐候性(光沢保持
性)、層間付着性、塗膜の機械的性質などにすぐ
れており、特に、着色顔料を多く含むダークグリ
ーン、ダークマルーン、ダークブルーなど彩度の
高い塗色の塗膜での曝露前及び曝露後の耐ワツク
スがけ性がすぐれている。 以下実施例によつて本発明をより詳細に説明す
る。実施例中の部及び%は特にことわらない限り
重量部及び重量%を示す。 〔樹脂の製造例〕 製造例 1 オイルフリーポリエステル樹脂溶液Aの製造 加熱装置、撹拌機、還流装置、水分離器、精溜
塔および温度計を備えた反応槽に、ヘキサヒドロ
無水フタール酸73.9部(0.48モル)、イソフター
ル酸53.1部(0.32モル)、アジピン酸14.6部(0.1
モル)、トリメチロールプロパン40.8部(0.3モ
ル)およびネオペンチルグリコール73.5部(0.7
モル)を仕込み加熱する。原料が融解し、撹拌が
可能となつたら撹拌を開始し、反応槽温度を230
℃まで昇温させる。ただし160℃から230℃までは
3時間かけて均一速度で昇温させる。生成する縮
合水は系外へ溜去する。230℃に達したらそのま
ま温度を一定に保ち2時間撹拌をつづける。その
後、反応槽内にキシロールを添加し、溶剤存在下
の縮合に切り替え、反応を続ける。酸価7に達し
たら反応を終了し冷却する。冷却後キシロール83
部、イソブタノール62部を加えてオイルフリーポ
リエステル樹脂溶液Aを製造した。オイル−フリ
ーポリエステル樹脂溶液Aの固形分濃度は60.1
%、ワニス粘度(ガードナー粘度25℃)はM、樹
脂の酸価は7.1、水酸基価115であつた。 製造例 2〜10 オイルフリーポリエステル樹脂溶液B〜Jの製
造 表−1に示す樹脂組成に基づきオイルフリーポ
リエステル樹脂溶液B〜Jを、製造例1と同様な
方法で製造した。それらのワニス特数値を表−1
に示す。樹脂溶液A〜Fは本発明の実施例に用
い、G〜Jは比較例に用いる。
【表】
リン酸亜鉛処理済の自動車車体ドアパーツにポ
リブタジエン系電着塗料を電着塗装法にて、乾燥
膜厚が20μとなるように塗装し、170℃×20分焼
きつける。ついで#400サンドペーパーにて塗面
を研磨した後、石油ベンジンをしめらせたガーゼ
で塗面をふき脱脂する。その後アミノアルキド樹
脂系自動車用中塗り塗料を、乾燥膜厚が25μとな
るように塗装し140℃×30分焼きつける。ついで
#400サンドペーパーで塗面を水研し、水切り乾
燥し、石油ベンジンで塗面を拭い、本発明の実施
例および比較例用の塗装素材とした。 実施例 1 前記製造例1で得たポリエステル樹脂溶液Aを
用いて、ボールミル分散により下記配合でマルー
ン色の上塗り用塗料を作成した。 60%ポリエステル樹脂溶液A 117部 60%ユーバン28SE(注1) 50 ペリンドマルーンR・6422(注2) 10 トダカラーKN−0(注3) 1 NeO Spectra Beads AG(注4) 0.3 (注1) 三井東圧化学(株)製メラミン樹脂 (注2) バイエル社(独)製マルーン系有機顔
料 (注3) 戸田工業(株)製ベンガラ (注4) コロンビアカーボン社(米)製カーボ
ンブラツク 塗料には塗面調整剤としてモダフロー(モンサ
ント(株)製品)0.05PHRとシリコンオイルKP−
323(信越化学社製品)0.01PHRを添加した。 得られた塗料をスクゾール#1500/キシロー
ル/酢酸ブチル/n−ブタノール=30/20/30/
20の混合溶剤で粘度25秒(フオードカツプ#4、
20℃)に希釈した。希釈済み塗料を、前もつて準
備した塗装素材上に、乾燥膜厚が30μとなるよう
エアースプレーし、室温で10分間置いた後、電気
熱風式乾燥機で140℃の温度で30分間焼きつけた。
得られた塗板の試験結果を表−3に示す。 実施例2〜9、比較例1〜7 前記製造例において得た各種ポリエステルを用
い、表−2に示す塗料配合に基づき実施例1と同
様の方法で塗料を作成し、塗装素材上に塗装し
た。 それぞれの試験結果を表−3に示す。
リブタジエン系電着塗料を電着塗装法にて、乾燥
膜厚が20μとなるように塗装し、170℃×20分焼
きつける。ついで#400サンドペーパーにて塗面
を研磨した後、石油ベンジンをしめらせたガーゼ
で塗面をふき脱脂する。その後アミノアルキド樹
脂系自動車用中塗り塗料を、乾燥膜厚が25μとな
るように塗装し140℃×30分焼きつける。ついで
#400サンドペーパーで塗面を水研し、水切り乾
燥し、石油ベンジンで塗面を拭い、本発明の実施
例および比較例用の塗装素材とした。 実施例 1 前記製造例1で得たポリエステル樹脂溶液Aを
用いて、ボールミル分散により下記配合でマルー
ン色の上塗り用塗料を作成した。 60%ポリエステル樹脂溶液A 117部 60%ユーバン28SE(注1) 50 ペリンドマルーンR・6422(注2) 10 トダカラーKN−0(注3) 1 NeO Spectra Beads AG(注4) 0.3 (注1) 三井東圧化学(株)製メラミン樹脂 (注2) バイエル社(独)製マルーン系有機顔
料 (注3) 戸田工業(株)製ベンガラ (注4) コロンビアカーボン社(米)製カーボ
ンブラツク 塗料には塗面調整剤としてモダフロー(モンサ
ント(株)製品)0.05PHRとシリコンオイルKP−
323(信越化学社製品)0.01PHRを添加した。 得られた塗料をスクゾール#1500/キシロー
ル/酢酸ブチル/n−ブタノール=30/20/30/
20の混合溶剤で粘度25秒(フオードカツプ#4、
20℃)に希釈した。希釈済み塗料を、前もつて準
備した塗装素材上に、乾燥膜厚が30μとなるよう
エアースプレーし、室温で10分間置いた後、電気
熱風式乾燥機で140℃の温度で30分間焼きつけた。
得られた塗板の試験結果を表−3に示す。 実施例2〜9、比較例1〜7 前記製造例において得た各種ポリエステルを用
い、表−2に示す塗料配合に基づき実施例1と同
様の方法で塗料を作成し、塗装素材上に塗装し
た。 それぞれの試験結果を表−3に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例1〜9は本発明のオイルフリーポリエス
テル系上塗り塗料組成物であり、それぞれの試験
においてすぐれた特性を示している。比較例1は
芳香族多塩基酸(イソフタール酸)の多すぎるポ
リエステル樹脂を用いた例であり、塗面のツヤ不
足、ハジキ発生などの塗面状態の欠陥がある。比
較例2はポリエステルの多塩基酸原料のうち飽和
脂環族多塩基酸と芳香族多塩基酸との和が75モル
%以下であるポリエステル樹脂を用いた例であ
り、促進耐候性試験での光沢保持性と、耐酸性と
が劣つている。比較例3はポリエステル樹脂の水
酸基価が低すぎる例であり、硬化不足のため硬度
不足、耐ガソリン払拭性、耐ワツクスがけ性など
が劣る。比較例4は水酸基価が高すぎるポリエス
テルを用いた例であり、顔料分散性や相溶性不足
のためと思われる塗面のツヤ不足を生じている。
比較例5および比較例6はアルキド樹脂を用いた
例であり、曝露前及び曝露後の耐ワツクスがけ性
に、層間付着性、促進耐候性での光沢保持性など
が、オイルフリーポリエステル系と比較して劣
る。比較例7はアクリル樹脂を用いた例であり、
塗面の肉持感が不足し、耐ワツクスがけ性、層間
付着性などが劣る。 以上の結果から本発明のオイルフリーポリエス
テル系上塗り塗料組成物は非常に優れた性能を有
することがわかる。
テル系上塗り塗料組成物であり、それぞれの試験
においてすぐれた特性を示している。比較例1は
芳香族多塩基酸(イソフタール酸)の多すぎるポ
リエステル樹脂を用いた例であり、塗面のツヤ不
足、ハジキ発生などの塗面状態の欠陥がある。比
較例2はポリエステルの多塩基酸原料のうち飽和
脂環族多塩基酸と芳香族多塩基酸との和が75モル
%以下であるポリエステル樹脂を用いた例であ
り、促進耐候性試験での光沢保持性と、耐酸性と
が劣つている。比較例3はポリエステル樹脂の水
酸基価が低すぎる例であり、硬化不足のため硬度
不足、耐ガソリン払拭性、耐ワツクスがけ性など
が劣る。比較例4は水酸基価が高すぎるポリエス
テルを用いた例であり、顔料分散性や相溶性不足
のためと思われる塗面のツヤ不足を生じている。
比較例5および比較例6はアルキド樹脂を用いた
例であり、曝露前及び曝露後の耐ワツクスがけ性
に、層間付着性、促進耐候性での光沢保持性など
が、オイルフリーポリエステル系と比較して劣
る。比較例7はアクリル樹脂を用いた例であり、
塗面の肉持感が不足し、耐ワツクスがけ性、層間
付着性などが劣る。 以上の結果から本発明のオイルフリーポリエス
テル系上塗り塗料組成物は非常に優れた性能を有
することがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オイルフリーポリエステル(A)とアミノアルデ
ヒド樹脂(B)とからなるバインダー成分および顔料
(C)を必須成分として含有するオイルフリーポリエ
ステル系上塗り塗料組成物において、 (i) オイルフリーポリエステル(A)は、その酸成分
の少なくとも75モル%が飽和脂環族多塩基酸又
は飽和脂環族多塩基酸と芳香族多塩基酸とから
なり且つ芳香族多塩基酸は飽和脂環族多塩基酸
4モルに対して6モルまでの割合で存在するこ
とができ; (ii) オイルフリーポリエステル(A)は、水酸基価が
60〜150であり; (iii) オイルフリーポリエステル(A)対アミノアルデ
ヒド樹脂(B)の重量比は60:40ないし90:10であ
り、そして (iv) 顔料(C)を3〜50PHRの割合で含有する ことを特徴とするオイルフリーポリエステル系上
塗り塗料組成物。 2 アミノアルデヒド樹脂(B)の一部がブロツクし
たポリイソシアネートで置き換えられている特許
請求の範囲第1項に記載の組成物。 3 ブロツクしたポリイソシアネートをアミノア
ルデヒド樹脂と等重量以下の割合で含有する特許
請求の範囲第2項に記載の組成物。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9426979A JPS5620068A (en) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | Oil-free polyester-based topcoat composition |
| GB8024517A GB2055870B (en) | 1979-07-26 | 1980-07-25 | Oil free polyester coating composition |
| IT23718/80A IT1131768B (it) | 1979-07-26 | 1980-07-25 | Composizione di rivestimento superiore |
| CA000357052A CA1139032A (en) | 1979-07-26 | 1980-07-25 | Top coating composition comprising oil-free polyester |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9426979A JPS5620068A (en) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | Oil-free polyester-based topcoat composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5620068A JPS5620068A (en) | 1981-02-25 |
| JPH0152406B2 true JPH0152406B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14105549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9426979A Granted JPS5620068A (en) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | Oil-free polyester-based topcoat composition |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5620068A (ja) |
| CA (1) | CA1139032A (ja) |
| GB (1) | GB2055870B (ja) |
| IT (1) | IT1131768B (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58111864A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-04 | Kansai Paint Co Ltd | 柔軟性基材用塗料組成物 |
| GB2113229B (en) * | 1981-12-25 | 1985-11-27 | Kansai Paint Co Ltd | Coating composition for pliable substrates |
| GB2125421B (en) * | 1982-08-17 | 1986-07-23 | Nippon Paint Co Ltd | Coating composition and coated article |
| JPS5943067A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | Nippon Paint Co Ltd | 飽和脂環族酸変性両性ポリエステル樹脂を含む塗料用樹脂組成物 |
| JPS5943054A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | Nippon Paint Co Ltd | 末端酸種の制御されたポリエステル樹脂組成物ならびにその製造法 |
| JPS59131667A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-07-28 | Nippon Paint Co Ltd | 末端酸種の制御された脂環族酸変性ポリエステル樹脂を含む塗料用樹脂組成物 |
| JPH0649845B2 (ja) * | 1989-10-03 | 1994-06-29 | 荒川化学工業株式会社 | 缶用オーバーコートクリア塗料組成物および該組成物を用いた塗膜形成方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319714B2 (ja) * | 1973-06-27 | 1978-06-22 | ||
| GB1515558A (en) * | 1974-12-06 | 1978-06-28 | Huels Chemische Werke Ag | Highly-pigmentable liquid coating agent |
| JPS5340609A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-13 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Purifying method for yttrium |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP9426979A patent/JPS5620068A/ja active Granted
-
1980
- 1980-07-25 GB GB8024517A patent/GB2055870B/en not_active Expired
- 1980-07-25 IT IT23718/80A patent/IT1131768B/it active
- 1980-07-25 CA CA000357052A patent/CA1139032A/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1131768B (it) | 1986-06-25 |
| CA1139032A (en) | 1983-01-04 |
| IT8023718A0 (it) | 1980-07-25 |
| GB2055870A (en) | 1981-03-11 |
| JPS5620068A (en) | 1981-02-25 |
| GB2055870B (en) | 1983-11-30 |
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