JPH04224039A - 変形抵抗の大きい合金材料からなる鍛造品の製造方法 - Google Patents
変形抵抗の大きい合金材料からなる鍛造品の製造方法Info
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- JPH04224039A JPH04224039A JP41387590A JP41387590A JPH04224039A JP H04224039 A JPH04224039 A JP H04224039A JP 41387590 A JP41387590 A JP 41387590A JP 41387590 A JP41387590 A JP 41387590A JP H04224039 A JPH04224039 A JP H04224039A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J5/00—Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J1/00—Preparing metal stock or similar ancillary operations prior, during or post forging, e.g. heating or cooling
- B21J1/02—Preliminary treatment of metal stock without particular shaping, e.g. salvaging segregated zones, forging or pressing in the rough
- B21J1/025—Preliminary treatment of metal stock without particular shaping, e.g. salvaging segregated zones, forging or pressing in the rough affecting grain orientation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変形抵抗の大きい合
金材料を圧縮加工して鍛造品を得る、鍛造品の製造方法
に関するものである。
金材料を圧縮加工して鍛造品を得る、鍛造品の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーステナイト鋼、Ni 基合
金、超合金などのように、変形抵抗が大きい合金材料は
、加工が容易ではなく、例えば、据込み鍛造する場合に
も、材料を高温に加熱して変形抵抗が小さい状態にして
おき、さらに、相当に大きな圧縮力で変形させることが
必要とされる。また、上記材料の中でも、超合金は、特
に、変形抵抗が大きく、しかも、鍛造温度幅は、100
〜200℃と狭い。
金、超合金などのように、変形抵抗が大きい合金材料は
、加工が容易ではなく、例えば、据込み鍛造する場合に
も、材料を高温に加熱して変形抵抗が小さい状態にして
おき、さらに、相当に大きな圧縮力で変形させることが
必要とされる。また、上記材料の中でも、超合金は、特
に、変形抵抗が大きく、しかも、鍛造温度幅は、100
〜200℃と狭い。
【0003】この超合金を用いた鍛造品としては、比較
的小型の製品が実用化されており、1万トン程度の大容
量のプレス機械を用い、図3,4に示すように、被加工
材10の全面をカバーできる鍛造工具11,12を、被
加工材10の上下にセットして圧縮加工することによっ
て、被加工材10の温度低下が進行する前に、短時間で
加工を行って鍛造品13を得ている。また、この製造方
法を、小型製品に止まらず、ガスタービンのディスク材
などに使用される大型の鍛造品に応用することが要望さ
れている。
的小型の製品が実用化されており、1万トン程度の大容
量のプレス機械を用い、図3,4に示すように、被加工
材10の全面をカバーできる鍛造工具11,12を、被
加工材10の上下にセットして圧縮加工することによっ
て、被加工材10の温度低下が進行する前に、短時間で
加工を行って鍛造品13を得ている。また、この製造方
法を、小型製品に止まらず、ガスタービンのディスク材
などに使用される大型の鍛造品に応用することが要望さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
、大型の製品を製造する場合には、鍛造工具と被加工材
との接触面積が増大するので、さらに、大容量のプレス
機械が必要になる。例えば、外径が1mを超えるような
大型の超合金ディスク材を据込み鍛造する場合には、5
〜7万トンの力量を有するような、きわめて大容量のプ
レス機械が必要となり、設備費が嵩むため実用化が困難
であるという問題点がある。
、大型の製品を製造する場合には、鍛造工具と被加工材
との接触面積が増大するので、さらに、大容量のプレス
機械が必要になる。例えば、外径が1mを超えるような
大型の超合金ディスク材を据込み鍛造する場合には、5
〜7万トンの力量を有するような、きわめて大容量のプ
レス機械が必要となり、設備費が嵩むため実用化が困難
であるという問題点がある。
【0005】また、小型の超合金鍛造品を製造する場合
でも、前述したように鍛造は可能であるが、材料の変形
抵抗が大きいため、鍛造品13の中央表面部に大きな不
変形領域(デッドゾ−ン)14が形成される。この領域
14では、組織の微細化などの鍛錬効果は不十分であり
、他部に比べ機械的性質が劣っている。このため、従来
は、予め中央部に余肉を設けておき、鍛造後これを排除
することによって解決しており、歩留りが悪いという問
題点がある。
でも、前述したように鍛造は可能であるが、材料の変形
抵抗が大きいため、鍛造品13の中央表面部に大きな不
変形領域(デッドゾ−ン)14が形成される。この領域
14では、組織の微細化などの鍛錬効果は不十分であり
、他部に比べ機械的性質が劣っている。このため、従来
は、予め中央部に余肉を設けておき、鍛造後これを排除
することによって解決しており、歩留りが悪いという問
題点がある。
【0006】この発明は、上記課題を解決することを基
本的な目的とし、変形抵抗の大きい合金材料を、容易、
かつ効率よく鍛造できる、鍛造品の製造方法を提供する
ものである。
本的な目的とし、変形抵抗の大きい合金材料を、容易、
かつ効率よく鍛造できる、鍛造品の製造方法を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本願発明のうち第1の発明は、加熱した被加工材の周
囲に、高温の保温部材を配置しておき、前記被加工材を
部分的に圧縮する加工を、部位を変えつつ同一の圧縮方
向で繰返し行って、被加工材の全面にわたり圧縮加工を
施すことを特徴とするものである。
、本願発明のうち第1の発明は、加熱した被加工材の周
囲に、高温の保温部材を配置しておき、前記被加工材を
部分的に圧縮する加工を、部位を変えつつ同一の圧縮方
向で繰返し行って、被加工材の全面にわたり圧縮加工を
施すことを特徴とするものである。
【0008】また、第2の発明は、鍛造工具と、被加工
材との間に、潤滑材として水ガラスを介在させて、被加
工材を圧縮加工することを特徴とするものである。
材との間に、潤滑材として水ガラスを介在させて、被加
工材を圧縮加工することを特徴とするものである。
【0009】本発明に用いられる合金材料としては、変
形抵抗が大きくて、従来のプレス機械などでは負担が大
きいものが好適であり、オーステナイト鋼、Ni 基合
金、超合金などからなる大型素材を例示することができ
る。なお、上記合金材料からなる被加工材の加熱温度は
、従来の鍛造方法と同様に、材料の組成などにしたがっ
て、最適な数値に定められる。
形抵抗が大きくて、従来のプレス機械などでは負担が大
きいものが好適であり、オーステナイト鋼、Ni 基合
金、超合金などからなる大型素材を例示することができ
る。なお、上記合金材料からなる被加工材の加熱温度は
、従来の鍛造方法と同様に、材料の組成などにしたがっ
て、最適な数値に定められる。
【0010】この被加工材の周囲に配置する保温部材は
、十分な保温効果を有するように、被加工材の加熱温度
と同等またはそれ以上の温度を有するのが望ましい。 但し、保温材の温度が高すぎると、被加工材の温度が上
昇して、鍛造温度を超えるので、保温材の温度は、過度
に高い温度とならないように設定する。その上限は、被
加工材の寸法や、保温部材の位置、高さなどによって異
なるが、例えば、被加工材の加熱温度+100℃を上限
として定めることができる。
、十分な保温効果を有するように、被加工材の加熱温度
と同等またはそれ以上の温度を有するのが望ましい。 但し、保温材の温度が高すぎると、被加工材の温度が上
昇して、鍛造温度を超えるので、保温材の温度は、過度
に高い温度とならないように設定する。その上限は、被
加工材の寸法や、保温部材の位置、高さなどによって異
なるが、例えば、被加工材の加熱温度+100℃を上限
として定めることができる。
【0011】なお、保温部材は、被加工材の周囲に、保
温部材を囲むように配置されるので、リング形状を有す
るものが望ましい。但し、本願発明としては、この形状
に限定されるものではなく、枠状のものであってもよく
、さらに、複数の部材で被加工材を囲むものであっても
よい。なお、保温部材は、保温効果が良好であるように
、十分な高さを有するのが望ましく、さらには、被加工
材の厚さを超えるのが望ましい。
温部材を囲むように配置されるので、リング形状を有す
るものが望ましい。但し、本願発明としては、この形状
に限定されるものではなく、枠状のものであってもよく
、さらに、複数の部材で被加工材を囲むものであっても
よい。なお、保温部材は、保温効果が良好であるように
、十分な高さを有するのが望ましく、さらには、被加工
材の厚さを超えるのが望ましい。
【0012】そして、部分圧縮は、適当な圧縮面を有す
る鍛造工具で行う。この鍛造工具は、部分圧縮を効率よ
く、また、良好に圧縮できるように、被加工材の幅を超
える長さを有するものが望ましい。部分圧縮は、同一位
置での圧縮を繰返してもよく、さらに、被加工材の部位
を変えて繰返すものであり、工具または被加工材、もし
くは両者を適当に移動させて行う。これらの移動は、平
行移動、回転移動などを単独で、または複合して行うこ
とができる。
る鍛造工具で行う。この鍛造工具は、部分圧縮を効率よ
く、また、良好に圧縮できるように、被加工材の幅を超
える長さを有するものが望ましい。部分圧縮は、同一位
置での圧縮を繰返してもよく、さらに、被加工材の部位
を変えて繰返すものであり、工具または被加工材、もし
くは両者を適当に移動させて行う。これらの移動は、平
行移動、回転移動などを単独で、または複合して行うこ
とができる。
【0013】次に、第2の発明では、被加工材と鍛造工
具との間に、塗布などの適当な方法によって水ガラスを
介在させる。なお、第2の発明は、全面を据込み鍛造す
る場合に好適であるが、これに限定されず、例えば、第
1の発明に応用することも可能である。
具との間に、塗布などの適当な方法によって水ガラスを
介在させる。なお、第2の発明は、全面を据込み鍛造す
る場合に好適であるが、これに限定されず、例えば、第
1の発明に応用することも可能である。
【0014】
【作用】すなわち、第1の発明によれば、被加工材の周
囲に高温の保温部材を配置することにより、被加工材の
熱放射が抑制されるとともに、保温部材が発する輻射対
流熱によって、被加工材の温度が低下するのが抑制され
て、被加工材が、鍛造温度の下限にまで冷却する時間が
延び、鍛造可能な時間が長くなる。さらに、被加工材を
部分的に圧縮することにより、工具と被加工材との接触
面積が低減し、単位面積あたりの圧縮力を増加させる。 したがって、変形抵抗が大きな材料でも、全面を一度に
圧縮する場合よりも、小さな容量のプレス機械で圧縮す
ることができる。この部分圧縮を部位を変えて繰返すこ
とによって、一度に全面を圧縮する場合と同様に、全面
を一様に圧縮加工することができる。なお、部分圧縮に
よって、作業時間は延びるが、保温部材によって被加工
材の冷却が抑制されているので、鍛造温度範囲内で作業
を行うことが可能である。
囲に高温の保温部材を配置することにより、被加工材の
熱放射が抑制されるとともに、保温部材が発する輻射対
流熱によって、被加工材の温度が低下するのが抑制され
て、被加工材が、鍛造温度の下限にまで冷却する時間が
延び、鍛造可能な時間が長くなる。さらに、被加工材を
部分的に圧縮することにより、工具と被加工材との接触
面積が低減し、単位面積あたりの圧縮力を増加させる。 したがって、変形抵抗が大きな材料でも、全面を一度に
圧縮する場合よりも、小さな容量のプレス機械で圧縮す
ることができる。この部分圧縮を部位を変えて繰返すこ
とによって、一度に全面を圧縮する場合と同様に、全面
を一様に圧縮加工することができる。なお、部分圧縮に
よって、作業時間は延びるが、保温部材によって被加工
材の冷却が抑制されているので、鍛造温度範囲内で作業
を行うことが可能である。
【0015】また、第2の発明によれば、圧縮加工に伴
って被加工材が増径されるが、潤滑材である水ガラスは
、従来の潤滑材と異なり、この増径に追随することがで
きる。また、水ガラスは、工具および被加工材とのぬれ
が良好であるので、十分な潤滑作用が確保され、被加工
材の一部に不変形領域が形成されるのを抑制する。
って被加工材が増径されるが、潤滑材である水ガラスは
、従来の潤滑材と異なり、この増径に追随することがで
きる。また、水ガラスは、工具および被加工材とのぬれ
が良好であるので、十分な潤滑作用が確保され、被加工
材の一部に不変形領域が形成されるのを抑制する。
【0016】
【実施例】(実施例1)先ず、第1の発明の実施例を、
図1および図2に基づいて説明する。変形抵抗の大きい
合金材料として、超合金であるインコネル706(商標
名)合金を用いて、径900mm、厚さ400mmのデ
ィスク材1(被加工材)を用意した。次に実施例に用い
る鍛造装置を説明する。上記ディスク材1を圧縮する上
金型2は、直方体形状を有し、長辺側が水平方向に位置
しており、その長さは、ディスク材1の径を十分に超え
ている。この長辺角部には、下面側に面取り1aまたは
丸みを設けておく。なお、上金型2の幅は、ディスク材
1の径に比べて十分に小さく、したがって、上金型2は
ディスク材1とは、部分的にのみ接触することができる
。
図1および図2に基づいて説明する。変形抵抗の大きい
合金材料として、超合金であるインコネル706(商標
名)合金を用いて、径900mm、厚さ400mmのデ
ィスク材1(被加工材)を用意した。次に実施例に用い
る鍛造装置を説明する。上記ディスク材1を圧縮する上
金型2は、直方体形状を有し、長辺側が水平方向に位置
しており、その長さは、ディスク材1の径を十分に超え
ている。この長辺角部には、下面側に面取り1aまたは
丸みを設けておく。なお、上金型2の幅は、ディスク材
1の径に比べて十分に小さく、したがって、上金型2は
ディスク材1とは、部分的にのみ接触することができる
。
【0017】この上金型2は、3,000トンの力量を
有するプレス機械の駆動装置(図示しない)に連結され
ており、上下に移動可能とされている。なお、上金型2
の材質としては、耐摩耗性、耐熱性に優れた耐熱鋼が望
ましく、変形抵抗が大きいものほど望ましい。本実施例
ではインコネル718(商標名)合金を用いた。
有するプレス機械の駆動装置(図示しない)に連結され
ており、上下に移動可能とされている。なお、上金型2
の材質としては、耐摩耗性、耐熱性に優れた耐熱鋼が望
ましく、変形抵抗が大きいものほど望ましい。本実施例
ではインコネル718(商標名)合金を用いた。
【0018】さらに、上金型2に対向して、下金型3が
、ラム4上に固定配置されている。下金型3は、ディス
ク材1の面積に対し、十分に大きな面積を有している。 なお、下金型3には、耐熱材を用いるのが望ましい。前
記ラム4は、回転装置(図示しない)に連結されており
、下金型3とともに、回転可能とされている。
、ラム4上に固定配置されている。下金型3は、ディス
ク材1の面積に対し、十分に大きな面積を有している。 なお、下金型3には、耐熱材を用いるのが望ましい。前
記ラム4は、回転装置(図示しない)に連結されており
、下金型3とともに、回転可能とされている。
【0019】次いで、製造工程を説明すると、先ず、前
記下金型3上に、予め加熱してあるリング状の保温部材
5を設置する。この保温部材5の内径は、ディスク材1
の外径よりも500〜1000mm大きく、上金型2の
長辺長さを超える寸法を有しており、また高さは、ディ
スク材1の厚さを若干上回っている。なお、保温部材5
は、ディスク材1の加熱温度以上で、この加熱温度+1
00℃以下の範囲内に加熱してある。ディスク材1は、
加熱炉(図示しない)で所望の温度に加熱し、上記した
保温部材5の設置後に出炉して、保温部材5の内周側に
位置する、下金型3の中央上部に設置する。
記下金型3上に、予め加熱してあるリング状の保温部材
5を設置する。この保温部材5の内径は、ディスク材1
の外径よりも500〜1000mm大きく、上金型2の
長辺長さを超える寸法を有しており、また高さは、ディ
スク材1の厚さを若干上回っている。なお、保温部材5
は、ディスク材1の加熱温度以上で、この加熱温度+1
00℃以下の範囲内に加熱してある。ディスク材1は、
加熱炉(図示しない)で所望の温度に加熱し、上記した
保温部材5の設置後に出炉して、保温部材5の内周側に
位置する、下金型3の中央上部に設置する。
【0020】次いで、上金型2を、駆動装置によって下
降させ、ディスク材1に押し当てて部分的な圧縮加工を
行い、その後、上金型2を上昇させる。上金型2を上昇
させる間に、回転装置によって下金型3を適当量回転さ
せ、回転停止後に、上金型2を再度下降させて引き続き
、部分圧縮を行う。この動作を繰返すことによって、上
金型2によって、ディスク材1の上面全面にわたって、
一様な圧縮加工を行う。所定量の加工が終了した後は、
ディスク材1を上下に反転させ、同様の作業を繰り返し
て、ディスク材1が1250mmの外径を有するに至る
まで圧縮加工を施した。なお、加工時に、ディスク材1
の温度が、鍛造温度を下回った場合には、再度、加熱炉
で加熱して作業を続行した。
降させ、ディスク材1に押し当てて部分的な圧縮加工を
行い、その後、上金型2を上昇させる。上金型2を上昇
させる間に、回転装置によって下金型3を適当量回転さ
せ、回転停止後に、上金型2を再度下降させて引き続き
、部分圧縮を行う。この動作を繰返すことによって、上
金型2によって、ディスク材1の上面全面にわたって、
一様な圧縮加工を行う。所定量の加工が終了した後は、
ディスク材1を上下に反転させ、同様の作業を繰り返し
て、ディスク材1が1250mmの外径を有するに至る
まで圧縮加工を施した。なお、加工時に、ディスク材1
の温度が、鍛造温度を下回った場合には、再度、加熱炉
で加熱して作業を続行した。
【0021】また、比較のために、実施例と同材のディ
スク材を用いて、従来と同様に、全面据込み鍛造を行っ
たところ、10,000トンの容量を有するプレス機械
を用いた場合でも、ディスク材が1050mmの外径と
なった状態で、プレス力量とディスク材の変形抵抗とが
バランスして、それ以上圧縮することは困難であった。
スク材を用いて、従来と同様に、全面据込み鍛造を行っ
たところ、10,000トンの容量を有するプレス機械
を用いた場合でも、ディスク材が1050mmの外径と
なった状態で、プレス力量とディスク材の変形抵抗とが
バランスして、それ以上圧縮することは困難であった。
【0022】なお、実施例の圧縮加工中には、保温部材
5の作用により、ディスク材1の冷却が抑制されていた
ので、鍛造温度下限まで冷却される時間は、保温部材を
使用しない場合の約2倍に延びた。このため、ディスク
材の再加熱回数を減らすことができ、合計した加熱時間
も、保温部材を用いない場合に比べて25%減少し、作
業効率が大幅に向上した。なお、小型の被加工材や、鍛
造可能温度が広い被加工材では、再加熱を要することな
く鍛造することも可能である。
5の作用により、ディスク材1の冷却が抑制されていた
ので、鍛造温度下限まで冷却される時間は、保温部材を
使用しない場合の約2倍に延びた。このため、ディスク
材の再加熱回数を減らすことができ、合計した加熱時間
も、保温部材を用いない場合に比べて25%減少し、作
業効率が大幅に向上した。なお、小型の被加工材や、鍛
造可能温度が広い被加工材では、再加熱を要することな
く鍛造することも可能である。
【0023】なお、上記実施例では、予め保温部材を加
熱しておいたが、上記製造工程後、同様の工程を繰返す
場合には、保温部材の温度が十分に高ければ、再加熱を
要することなく作業を行うことができる。要は、被加工
材の周囲に配置されている保温部材が十分に高温であれ
ばよく、保温部材の加熱工程が必ずしも必須とされるも
のではない。
熱しておいたが、上記製造工程後、同様の工程を繰返す
場合には、保温部材の温度が十分に高ければ、再加熱を
要することなく作業を行うことができる。要は、被加工
材の周囲に配置されている保温部材が十分に高温であれ
ばよく、保温部材の加熱工程が必ずしも必須とされるも
のではない。
【0024】(実施例2)次に、第2の発明の実施例を
、図3を参考にして説明する。この実施例では、インコ
ネル706(商標名)合金からなり、径550mm、厚
さ500mmのディスク材10(被加工材)を用いて、
全面据込み鍛造を行った。なお、鍛造に先立って、鍛造
工具である型11,12およびディスク材10の接触面
には、水ガラス(けい酸ソーダ;図示しない)を塗布し
た。
、図3を参考にして説明する。この実施例では、インコ
ネル706(商標名)合金からなり、径550mm、厚
さ500mmのディスク材10(被加工材)を用いて、
全面据込み鍛造を行った。なお、鍛造に先立って、鍛造
工具である型11,12およびディスク材10の接触面
には、水ガラス(けい酸ソーダ;図示しない)を塗布し
た。
【0025】上記ディスク材10を10,000トンの
プレス機械で圧縮加工を行ったところ、得られた鍛造品
13の中央の表面部近傍には、図4に示すように、10
〜20mm深さの不変形領域15が形成された。これに
対し、水ガラスを用いずに、従来の潤滑材を用いた場合
に形成される不変形領域14は、30〜40mmの深さ
であるので、実施例によってその深さは、半減以下とな
り、潤滑性が著しく向上していることが明白である。し
たがって、不変形領域を残さないために、被加工材に設
けていた余肉を減少させることができ、前記実施例のデ
ィスク材では、従来、上下に50〜70mmの余肉部を
設けていたのに対し、実施例によれば、20〜40mm
の余肉部で足り、歩留りが大きく向上する。
プレス機械で圧縮加工を行ったところ、得られた鍛造品
13の中央の表面部近傍には、図4に示すように、10
〜20mm深さの不変形領域15が形成された。これに
対し、水ガラスを用いずに、従来の潤滑材を用いた場合
に形成される不変形領域14は、30〜40mmの深さ
であるので、実施例によってその深さは、半減以下とな
り、潤滑性が著しく向上していることが明白である。し
たがって、不変形領域を残さないために、被加工材に設
けていた余肉を減少させることができ、前記実施例のデ
ィスク材では、従来、上下に50〜70mmの余肉部を
設けていたのに対し、実施例によれば、20〜40mm
の余肉部で足り、歩留りが大きく向上する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、被加工材の周囲に高温の保温部材を配置し、被加工
材を刻みながら圧縮加工して全面を一様に圧縮するもの
としたので、必要とされるプレス機械の容量が小さくな
り、設備費を低減することができる。また、大型で、特
に変形抵抗が大きい材料の鍛造も容易となり、応用範囲
が広がる効果がある。
ば、被加工材の周囲に高温の保温部材を配置し、被加工
材を刻みながら圧縮加工して全面を一様に圧縮するもの
としたので、必要とされるプレス機械の容量が小さくな
り、設備費を低減することができる。また、大型で、特
に変形抵抗が大きい材料の鍛造も容易となり、応用範囲
が広がる効果がある。
【0027】また、第2の発明によれば、工具と、被加
工材との潤滑性が向上するので、鍛造品の不変形領域が
減少し、機械的特性を向上させるとともに、必要とされ
る余肉を減少させることができ、歩留りが向上する効果
がある。
工材との潤滑性が向上するので、鍛造品の不変形領域が
減少し、機械的特性を向上させるとともに、必要とされ
る余肉を減少させることができ、歩留りが向上する効果
がある。
【図1】実施例1に用いる鍛造機械の断面図である。
【図2】同じく、上金型の斜視図である。
【図3】全面据込み鍛造に用いる鍛造装置の斜視図であ
る。
る。
【図4】同じく、得られた鍛造品の正面図である。
1 ディスク材
2 上金型
3 下金型
5 保温部材
10 ディスク材
13 鍛造品
14 不変形領域
15 不変形領域
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱した被加工材の周囲に、高温の保
温部材を配置しておき、前記被加工材を部分的に圧縮す
る加工を、部位を変えつつ同一の圧縮方向で繰返し行っ
て、被加工材の全面にわたり圧縮加工を施すことを特徴
とする変形抵抗の大きい合金材料からなる鍛造品の製造
方法 - 【請求項2】 鍛造工具と、被加工材との間に、水ガ
ラスを潤滑材として介在させて、被加工材を圧縮加工す
ることを特徴とする変形抵抗の大きい合金材料からなる
鍛造品の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2413875A JPH0739017B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 変形抵抗の大きい合金材料からなる鍛造品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2413875A JPH0739017B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 変形抵抗の大きい合金材料からなる鍛造品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04224039A true JPH04224039A (ja) | 1992-08-13 |
| JPH0739017B2 JPH0739017B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=18522430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2413875A Expired - Lifetime JPH0739017B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 変形抵抗の大きい合金材料からなる鍛造品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739017B2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57209736A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Hot plastic working method for metallic material |
| JPS59232640A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-27 | Hitachi Ltd | 自由鍛造方法および装置 |
| JPS6224832A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-02 | Japan Steel Works Ltd:The | 大形鋼材の熱間自由鍛造方法 |
| JPS6397695A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-28 | Agency Of Ind Science & Technol | 金属の鍛造および鋳造用潤滑剤 |
| JPH02104435A (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-17 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | チタン合金の熱間成形のための潤滑方法 |
| JPH02303644A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-17 | Hitachi Ltd | 熱間自由鍛造方法およびその装置 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2413875A patent/JPH0739017B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57209736A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Hot plastic working method for metallic material |
| JPS59232640A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-27 | Hitachi Ltd | 自由鍛造方法および装置 |
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| JPH02104435A (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-17 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | チタン合金の熱間成形のための潤滑方法 |
| JPH02303644A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-17 | Hitachi Ltd | 熱間自由鍛造方法およびその装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739017B2 (ja) | 1995-05-01 |
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