JPH04224539A - C5 オレフィン分からのtert−アミルメチルエーテルの製造法 - Google Patents

C5 オレフィン分からのtert−アミルメチルエーテルの製造法

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JPH04224539A
JPH04224539A JP3050109A JP5010991A JPH04224539A JP H04224539 A JPH04224539 A JP H04224539A JP 3050109 A JP3050109 A JP 3050109A JP 5010991 A JP5010991 A JP 5010991A JP H04224539 A JPH04224539 A JP H04224539A
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JP
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clay
palladium
catalyst
olefin
acid
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JP3050109A
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English (en)
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John F Knifton
ジョン・フレデリック・ナイフトン
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Huntsman Corp
Original Assignee
Texaco Chemical Co
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Publication date
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタノールと、C5 
オレフィンを含むC5 炭化水素分とを酸性粘土触媒、
特に改質されたモンモリロナイト酸性シリカ−アルミナ
触媒の存在下に反応させることによってtert−アミ
ルメチルエーテルを合成する改良された方法に関する。 この反応は、tert−アミルメチルエーテル(TAM
E)を連続的に、例えば53%もの高い濃度で生成する
ことができ、TAMEを、分別蒸留により、最高99%
の濃度で単離することができる点で特に有利である。
【0002】最近では、スメクタイト粘土を触媒として
用いることに関心が示されている。その独特な構造によ
り、有用な触媒特性をもたらす改質が可能であることが
公知である。
【0003】
【従来の技術】スメクタイト粘土を触媒として興味深い
ものにする特異な特性のいくつかは、Chem. Sy
stems Report  94−3,239−24
9の3.4320部、「Catalysis: Sel
ective Developments 」と題する
記事において言及されている。これらの組成物は層状で
あり、四面体座と八面体座との2:1の関係を示す。そ
れに加え、陽イオン交換、層間への挟み込み、そして層
間距離を調整することができるという事実の組み合わせ
が、興味深い可能性を提供する。そのうえ、簡単なイオ
ン交換技術により、ラメラ面間の陽イオン(Ca+2又
はNa+ )をほぼいかなる所望の陽イオンで置換する
こともできる。
【0004】多様な要因が粘土触媒に影響を与える。C
atal. Rev.Sci. Eng.,30(3)
,457−499(1988)の「Pillared 
Clays as Catalysts 」と題する記
事には、熱安定性を480〜800℃の範囲で改良する
ことができる方法を含め、ピラリングされた粘土の特性
に影響を与える要因についての検討がなされている。 凝集した粘土を乾燥させるために使用される方法が、最
終生成物の多孔性を決定することにおいて、ピラリング
剤の選択及び粘土層の電荷よりも重要であると思われる
ことが見いだされた。例えば、吸着は、乾燥法によって
変化する一特性である。また、特定の化学薬品、例えば
Al2 O3 を粘土に定着させて、粘土の孔径分布を
変化させ、熱安定性を高めることにより、その表面積を
増大させることができる。
【0005】該記事はまた、ピラリングされた粘土の酸
性度ならびに処理の違いがルイス座又はブレンステッド
座に異なる程度で影響する様態を述べている。ピラリン
グされた粘土がゼオライトとは必ずしも同じようには機
能しないことから、いくつかの種類の酸の座の存在を求
めることが必要であると思われる。
【0006】「Progress in Inorga
nic Chemistry 」,Vol.35,p.
41(1987)には、酸性モンモリロナイト粘土触媒
をはじめとする粘土鉱物触媒が取り上げられている。こ
の種の触媒をピラリングする方法が記載されている。ピ
ラリングは、粘土のラメラ状固形分を、摂氏数百度に過
ぎない温度に加熱されただけでも崩壊する物質から、5
00℃をはるかに超える湿った雰囲気中での熱処理にも
耐えうる、より耐熱性の二次元ゼオライト型物質へと転
換することができる。
【0007】米国特許第4,176,090号及び第4
,248,739号は、ケイ酸塩をアルミニウムクロロ
ヒドラール溶液に添加して、粘土の表面積を大幅に増大
させる方法を開示している。当技術において今日まで報
告されている最良の水熱安定性は、ある程度、ヒドロキ
シシリカ−アルミニウムイオンが層間に挟み込まれてい
る粘土と関係がある。
【0008】J. Adamsは、Applied C
lay Science,2,309(1987)にお
いて、陽イオンを交換され、かつ酸処理されているピラ
リングされたモンモリロナイトを、実験室又は工業的規
模で実施することができる反応のための触媒として使用
することを検討している。これらの触媒は、ブレンステ
ッド酸及びルイス酸の活性を示すことで知られているが
、ディールス・アルダー反応にも有効でありうる。ブレ
ンステッド酸及びルイス酸として作用する粘土の能力は
、また、J. of Inclusion Pheno
mena ,5,663(1987)の、J. M. 
Adams 及びK. Martin による「Cla
ys as Selective Catalysts
 in Organic Synthesis 」に記
載されている。そのような粘土のブレンステッド酸の活
性を概説した後、Adams らは、陽イオンを交換さ
れた粘土を利用すると、それらが第3級又はアリル系カ
ルボニウムイオン中間体を伴うならば、反応が100℃
を下回る温度ででも進行するということを見いだした。 150〜180℃では、第1級及び第2級カルボニウム
イオンを伴う反応が可能である。
【0009】この著者はまた、潜在的なルイス酸の中心
がスメクタイト粘土中に存在することを述べている。A
l3+及びFe 3+イオンは、通常、モンモリロナイ
トの八面体面と関連がある。668頁には、モンモリロ
ナイト触媒の存在下でのアルコールとイソブタンとの反
応が記載されている。この反応は、以下の式に従い、低
い温度でも第3級エーテルを高収率で与える。
【0010】
【化2】
【0011】この反応では、反応速度がイソブテンの濃
度に比例することがわかった。可能な反応式は次のとお
りである。
【0012】
【化3】
【0013】律速段階は、アルケンのプロトン化(K4
 )であると思われる。明らかに溶媒の効果は大きく、
1,4−ジオキサンを用いると、速度が6倍となり、す
べての試薬の混和性が促進される。対照的に、アルコー
ルと直鎖状1−アルケンとの反応は遅く、2−アルコキ
シアルカン及び3−アルコキシアルカンの混合物を与え
る。
【0014】周期律表第IV族金属のリン酸塩の使用が
、SurfaceOrganometallic Ch
emistry; Molecular Approa
ches to Surface Catalysis
 ,231,271(1988)の中の、A. Cle
arfield による「Recent Advanc
es in Pillared Clays and 
Group IV Metal Phosphates
 」に述べられている。スメクタイト粘土は水によって
膨張し、巨大なイオン、例えば[Al13O4(OH)
24・12H2O]7+及び[Zr(OH)2・4H2
O]48+ を交換することができると知られている。 そして、これらの巨大な陽イオンは、粘土の層を開きな
がら支えるピラー(柱)として作用する。この特性によ
り、ゼオライトに見られるよりも大きな気孔を有する触
媒物質の製造が可能になる。特に、アリールジホスホン
酸によって層が架橋されることによってピラリングされ
ている層状化合物であるα−リンジルコニウム酸塩の潜
在的な使用が開示されている。粘土がピラリングされて
いる場合、ピラーの間隔は、進入する陽イオンの半径に
よって決定されることが明らかである。
【0015】スメクタイトは、その特徴として、アルミ
ナの八面体がケイ酸塩の四面体の層の間に挟まれている
。スメクタイトにおいては、Mg2+によるAl+3の
置換及びLi+ によるMg2+の置換が八面体の座に
おいて起こるか、M3+イオンが四面体座のSi4+を
置換することができる。
【0016】J. Am. Chem. Soc. ,
101,6891(1979)において、Pinnav
aia らは、層間に挟み込まれた単純なイオン、例え
ば水和したCu2+及びMn2+が急速に倒壊し、粘土
層間の遊離溶媒が動くことが、該鉱物の結晶中空間にお
いて金属錯体を触媒とする反応を実施する可能性を示し
ていることを指摘した。
【0017】J. Mol. Catal.,49,8
5(1988)における「Synthesis de 
L’Ether Methyl Ter−Amilyq
ue (TAME) En Catalyse Asi
de: Cinetiques Et Equilib
ures De La Methoxylation 
du Methyl−2−Butene−2 」と題す
る、S. Randriamahefaらによる記事に
は、ポリマーによって担持されたスルホン酸からなる触
媒を用いて純粋なC5 イソオレフィンをメトキシ化す
ることによってtert−アミルメチルエーテルを製造
する方法が記載されている。
【0018】J. Mol. Catal.,49,L
47(1989)におけるY. V. Subba ら
による記事は、ラメラ間のモンモリロナイト−3−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン(IA)及びそのパラジ
ウム(II)錯体の合成及び物性決定ならびに、室温及
び大気圧下、芳香族カルボニルを相当するカルビノール
にのみ選択的に還元し、そしてニトロベンゼンをアニリ
ンに選択的に還元する方法を最初に記載している。カル
ボニルの水素化の選択性が実証され、これを、モンモリ
ロナイトの層間にもたらされる、錯体の電子及び配位環
境の変化が原因であるとしている。試験により、触媒中
に用いられるパラジウムは二価に留まるということが示
された。この触媒は、抽出処理の後、その本来の水素化
活性のうち1%未満を示すにすぎず、この結果は、金属
Pd粒子を伴う方法によって水素化が実施されなかった
ことを実証している。
【0019】「A Novel Anchored P
alladium(II) Phosphinated
 Montmorillonite: theFisr
st Example in the Interla
mellarsof Smectite Clay」と
題する、J. Chem. Soc. Chem. C
ommun. ,931,(1985)の中の記事にお
いて、B. M. Choudaryらは、結合したホ
スホネート化基によって固定されているPdCl2 を
ラメラ間区域に含有するモンモリロナイトが、末端のア
ルケン及びアルキンを選択的に水素化することを開示し
ている。この著述は、層間の拡張を適当に制御すること
によって、立体障害を受けた二重結合及び三重結合を選
択的に減少しうることを示唆している。
【0020】粘土触媒を用いながらメチル−tert−
ブチルエーテルをメタノール及びイソブテンから合成す
る方法は、Clay and Clay Minera
ls,30,129(1982)の中のJ. M. A
dams らによる別の記事に取り上げられている。
【0021】米国特許第4,605,806号及び第4
,665,220号は、モンモリロナイトなどの層状粘
土が、例えばアルカノールによるオレフィンのエーテル
化における触媒として有用であることを開示している。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】メタノールとC5 オ
レフィンとを改良された酸性触媒上で急速に転換するこ
とによってtert−アミルメチルエーテルを合成する
ことができるならば、相当な商業的価値を生むことにな
るであろう。メチル−tert−ブチルエーテル(MT
BE)、ブタジエン及び軽質オレフィンの製造の際に得
られる典型的なC5 ラフィネート分からTAMEを一
次的又は二次的な生成物として製造することができるな
らば、そのような方法は特に効果的なものとなるであろ
う。さらに、記載した酸性粘土触媒は、特に効果的かつ
熱安定性である。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタノールと
C5 オレフィンとを、パラジウム又はヘテロポリ酸に
よって改質されている酸性スメクタイト粘土触媒、とり
わけモンモリロナイト−シリカ−アルミナ粘土上、20
〜250℃の温度及び0.1〜7.0MPa の圧力で
反応させることによってtert−アミルメチルエーテ
ルを製造する方法に関する。
【0024】本発明の多様な実施態様において、粘土は
、 (i) ヘテロポリ酸を粘土に結合させ、(ii)粘土
を白金又はパラジウムで改質し、(iii) 粘土を、
担持された白金又はパラジウム触媒と混合することによ
って改質される。
【0025】触媒は、粉末状、粒状又は押出し形態のモ
ンモリロナイト酸性シリカ−アルミナ粘土からなること
が好ましい。
【0026】先行技術に対する本発明の特徴的な利点は
、MTBE、ブタジエン及び軽質オレフィンを製造する
際に得られるC5 ラフィネート分を用いて、製油剤及
びガソリンのオクタン価改善剤として有用であるTAM
Eを製造することができる。TAMEを、分別蒸留によ
り、最高99%もの純度で単離することができる。
【0027】この反応は次の式によって表わすことがで
きる。
【0028】
【化4】
【0029】この方法は、C5 オレフィン、とりわけ
有意量のイソアミレンを含有するC5 オレフィンの反
応において非常に有用である。この同じ方法を他のC5
 オレフィンの反応に適用してもよい。例えば、低分子
量アルカノールを、2−メチル−1−ブテン、2−メチ
ル−2−ブテン又は3−メチル−1−ブテンと反応させ
ることにこの方法を適用してもよい。
【0030】本反応を行なうために使用される改質触媒
は、シリカ及びアルミナを多く含むモンモリロナイト酸
性粘土触媒を改質することによって得ることが好ましい
。アルミニウム及びシリカを含有する多様な粘土触媒が
本反応(式1)に効果的であるが、アルミナ又はシリカ
は通常の操作条件下では酸性であることが必要である。 化学的には、粘土は、主にケイ素、アルミニウム及び酸
素からなり、場合によっては少量のマグネシウム及び鉄
が含まれている。これらの構成要素の比率の変化及びこ
れらの結晶格子形状の変化が、それぞれ独自の特性を有
する約50の異なる粘土を生み出している。
【0031】式1の反応に特に効果的なものは、本発明
によって使用されるスメクタイト粘土である。スメクタ
イト粘土は、Chem. Systems Repor
t,84−3に記載の記事に取り上げられている。これ
らの粘土は、大きな表面積をもたらす小さな粒度及び特
異な層間への挟み込み特性を有する。これらは、有用な
触媒をもたらす改質を可能にする独特な構造を示すアル
ミノケイ酸塩である。 これらは、八面体の座が四面体の座の面の間に配位され
た層状面からなる。層間距離は、適当な溶媒を用いる処
理又はピラリングもしくはルイス酸試薬などでの処理に
よる膨張によって調整することができる。スメクタイト
を粘土鉱物の中でも特に興味深いものとするものは、そ
れらが陽イオン交換特性、層間挟み込み特性及び膨張特
性を合わせ持つということである。
【0032】3層型のスメクタイト粘土には、モンモリ
ロナイト、バーミキュライト及びある種の雲母があり、
これらはいずれも、適当な処理によってそれらの層間を
拡張することができる。この種の粘土の理想的な基本構
造は、式:Si8Al4O20(OH)4で示されるピ
ロフィライトのそれである。
【0033】モンモリロナイトの構造は、一般に、式:
【化5】 (式中、Mは、ラメラ間の均衡性陽イオン、通常はナト
リウム又はリチウムであり、x、y及びnは数である)
によって示される。
【0034】これらのモンモリロナイト粘土は、本用途
においては、酸性形態でもっともうまく利用することが
できる。酸は、八面体層中の構造陽イオンを攻撃して可
溶化することによってモンモリロナイトを活性化する。 これが粘土構造を開き、表面積を増大する。これらの酸
処理された粘土は、強力なブレンステッド酸として作用
する。
【0035】酸性モンモリロナイト粘土は、本発明に使
用されるスメクタイト粘土の好ましい形態である。これ
らは、鉱酸、例えば硫酸又はリン酸で前処理することに
よって酸性化してもよい。好ましくは、これらの酸は、
フェノールフタレイン終点までの滴定によって3〜20
mg KOH/gの酸性度を示すべきであるが、それ以
上の酸性度を有していてもよい。これらの表面積は、3
0m2/gを超え、好ましくは200〜1000m2/
gであるべきである。これらの水分含量もまた制限され
るべきであり、99〜100℃にまで加熱した際の重量
減は20重量%未満であることが好ましい。
【0036】適当な酸性モンモリロナイト粘土の代表例
には、Engelhard 社の、10mg KOH/
gの残留酸性度を示し、300m2/gの表面積を有し
、4重量%の水分を含有する粉末状のClay−113
;16mg KOH/gの酸性度を示し、300m2/
gの表面積を有し、16重量%の水分を含有するCla
y−13 ;20/60メッシュ(0.25〜0.84
mm)の粒度を有し、16mg KOH/gの酸性度を
示し、300m2/gの表面積を有し、10重量%の水
分を含有する粒状のClay−24 ;10/20メッ
シュ(0.84〜2.0mm)の粒度を有し、16mg
 KOH/gの酸性度を示し、400m2/gの表面積
を有し、12重量%の水分を含有する粒状のClay−
25 ;20/60メッシュ(0.25〜0.84mm
)の粒度を有し、3.0mg KOH/gの酸性度を示
し、350m2/gの表面積を有し、1重量%未満の水
分を含有する粒状のClay−224;及び例えば直径
1/16インチ(1.59mm)又は3/16インチ(
4.76mm)であり、約3.0mg KOH/gの酸
性度を示し、275m2/gの表面積を有し、1%未満
の水分を含有する押出し成形のClay−62 がある
【0037】本発明の一実施態様においては、パラジウ
ム触媒、例えばパラジウム塩、酸化パラジウム又はパラ
ジウム錯体を、粘土中に交換するか、無機担体の構造に
化学的に結合させて、選択性を改善し、目的とするte
rt−アミルメチルエーテルを特にC5 オレフィン混
合原料から得ることができる。適当なパラジウム誘導体
には、パラジウム塩、例えば塩化パラジウム、アセチル
アセトンパラジウム及び酢酸パラジウムがある。パラジ
ウム塩は、イオン交換法によって粘土中に導入してもよ
いし、官能性粘土、例えばラメラ状のモンモリロナイト
−シリルアミン−パラジウム(II)触媒の製造を記載
したJ.Mol. Catal.,49,L47(19
89)のChoudaryらによる方法にしたがって調
製されるEngelhard 社のアミノシリル化され
たClay−24 などのアミノシリル化粘土に化学的
に結合させてもよい。
【0038】その他の可能性としては、上述した分類の
酸性粘土を別の不均質なパラジウム触媒と組み合わせて
使用する方法がある。とりわけ、酸性粘土触媒を、別の
担持パラジウム触媒、例えばパラジウム担持カーボン触
媒と組み合わせて用いることができる。この場合、担体
は、カーボン、アルミナ、シリカ、酸化チタン、ジルコ
ニア、酸化マグネシウム及びそれらを組み合わせたもの
であってもよい。パラジウムの配合量は、0.1〜20
重量%とするべきである。適当な例としては、Enge
lhard 社のClay−24 グラニュールをパラ
ジウム担持カーボン5重量%と組み合わせたものを使用
する。これらの触媒の組み合わせは、緊密に混合しても
よいし、別々に用いてもよい。粘土:パラジウム触媒の
重量比は、100:1〜1:100とすることができる
【0039】本発明の別の実施態様においては、ヘテロ
ポリ酸を粘土触媒に結合させて、選択性を改善し、目的
とするtert−アミルメチルエーテルを特にC5 オ
レフィン混合原料から得ることができる。粘土に結合さ
せることができる適当なヘテロポリ酸は、2種以上の無
機酸素酸の縮合によって形成される種類の酸を含む。例
えば、リン酸イオン及びタングステン酸イオンを酸性媒
体中で反応させると、式2にしたがって縮合し、典型的
なヘテロポリ酸(HPA)である12−リンタングステ
ン酸を形成する。
【0040】
【化6】
【0041】周期律表第I族から第VIII族にわたる
多様な元素が、HPA陰イオンの中心原子、いわゆるヘ
テロ原子(式2の場合はP)となることができる。ヘテ
ロ原子の性質は、HPAの縮合構造と物理特性のいずれ
をも決定する支配要因である。
【0042】酸素を介してヘテロ原子に配位される原子
はポリ原子(式2の場合はW)と称され、大抵の場合、
モリブデン、タングステン、ニオブ又はバナジウムなど
の限定された種のいずれか1種である。ヘテロ原子の性
質、縮合比及び相当するHPA陰イオンの化学式を、モ
リブデン(Mo)ポリ原子の場合について以下にまとめ
る。
【0043】いわゆるケギン構造を有する陰イオンは、
1:12の縮合比を有し、もっとも典型的なHPA陰イ
オンである。ケギン構造を有するヘテロポリ酸及びそれ
らの同族体は、一般に、もっとも容易に得られ、触媒反
応においてもっとも一般的に使用されている。これらの
ヘテロポリ酸の合成は、文献(例えば米国特許第3,9
47,332号)に充分に記録されている。
【0044】
【表1】
【0045】本発明に従って使用される適当なヘテロポ
リ酸触媒は、モリブデン、タングステン、ニオブ又はバ
ナジウムをポリ原子として、またリン、ケイ素、ゲルマ
ニウム又はヒ素をヘテロ原子として含むことができる。 好ましくは、ヘテロ原子はリン又はケイ素である。これ
らのヘテロポリ酸は、おそらく、ケギン構造:H8−n
[XM12O40] (式中、XはP又はSiであり、
MはMo又はWであり、nは4又は5である)で示され
るであろう。
【0046】本発明を実施するための好ましいヘテロポ
リ酸には、12−リンモリブデン酸:M3PMo12O
40、12−リンタングステン酸、ケイモリブデン酸:
H4SiMo12O40 及び12−ケイタングステン
酸がある。これらの酸は一般に水和物として使用される
。これらは、そのままで用いてもよいし、原料中に部分
的又は完全に溶解させて用いてもよいし、また好ましく
は、適当な粘土担体に結合された不均質触媒として用い
てもよい。
【0047】配合されたヘテロポリ酸担持粘土触媒中の
ポリ原子Mの重量%濃度は、一般に、0.1〜20重量
%とするべきである。
【0048】上述の種類の触媒はまた、MTBE、TA
ME及びより高級な類似物を共に生成するためにも使用
することができる。これらの分類の触媒を用いて得られ
る他の二つの結果として、 a)原料分中に含まれるジオレフィンが水素化されてモ
ノオレフィンとなり、 b)その原料のモノオレフィン画分の二重結合が異性化
する。
【0049】tert−アミルメチルエーテルの製造は
、連続スラリー床反応容器又は固定床連続流動反応容器
中で、回分式に実施することができる。実際上の理由か
ら、固定床方法が好ましい。触媒又は触媒の組み合わせ
は、粉末、押出し物又は粒状物の形態で効果的である。 すべての場合において、触媒の量は、目的とする触媒効
果をもたらすに充分な量とすべきである。
【0050】TAMEの製造は、一般に、20〜250
℃(又は、ヘテロポリ酸で改質された触媒を用いる場合
は20〜200℃)の温度で実施することができる。好
ましい範囲は60〜180℃である。操作圧力は、0.
1〜7.0MPa (0〜1,000psig)又はそ
れ以上とすることができる。好ましい圧力範囲は0.8
〜2.9MPa (100〜400psig)である。
【0051】通常、TAMEは、粗生成液中53重量%
又はそれ以上の濃度で生成される。TAMEは、分別蒸
留により、99%までの純度で単離することができる。 オレフィン原料成分は、純粋なイソアミレン、C5 オ
レフィンの混合物(例えば2−メチル−1−ブテン、2
−メチル−2−ブテン及び3−メチル−1−ブテンの混
合物)、C5 オレフィンと、n−ペンタン及びイソペ
ンタンをはじめとするC5 アルカンとの混合物又は分
子あたり2個、3個、4個、5個、6個もしくはそれ以
上の炭素原子を有する炭化水素からなるC5 留分であ
ることができる。C5 留分は、飽和炭化水素、例えば
イソブタン、n−ブタン、イソペンタン、ヘキサンなど
を、オレフィン、例えば1−ブテン、シス−及びトラン
ス−2−ブテン、イソブチレン、イソアミレン、3−メ
チル−1−ブテンならびに2−メチル−1−ブテン、さ
らにはポリエン、例えば1,3−ブタジエン及びイソプ
レンと組み合わせて含むことができる。典型的な原料に
は、MTBE装置からのC5 ラフィネート分及び軽質
オレフィン装置からのC5 分がある。このような原料
は、イソアミレン1〜50重量%を含むことができる。
【0052】アルコール/C5 オレフィン原料は、反
応容器に供給する前に適当な溶剤で希釈することもでき
る。適当な希釈剤には、飽和炭化水素、例えばn−ペン
タン及びエーテル溶剤、例えばp−ジオキサンがある。
【0053】アルコール:C5 オレフィン原料のモル
比は、100:1〜1:100とすることができるが、
一般には、少々過剰量のアルコールを用いる。メタノー
ル:イソアミレン原料の好ましいモル比は、1:1〜1
0:1である。
【0054】一般に、メタノール及びC5 オレフィン
の転換率は良好であり、TAMEの選択率は、転換され
たメタノール又はイソアミレンのいずれかを基準とする
と、多くの場合93〜99モル%又はそれ以上である。 C5 原料がC5 オレフィンの混合物である場合、T
AMEの選択率は、イソアミレンを基準とすると、10
0%を超えることもある。この理由は、他のC5 オレ
フィン画分、とりわけ2−メチル−1−ブテンが、異性
化してメタノールと反応し、目的とする生成物を形成す
るからである。これらの選択率は、1〜10又はそれ以
上の総液毎時空間速度で達成される。液毎時空間速度(
LHSV)は次のように定める。
【0055】
【数1】
【0056】以下の実施例は、TAMEを、メタノール
と、a)純粋なイソアミレン、b)n−ペンタンで希釈
されたイソアミレン及びc)イソアミレンをはじめとす
る多様なC5 オレフィンを含有するC5 ラフィネー
ト分とから製造する方法を例示する。以下に説明するT
AMEの合成に適当な触媒には、 1)酸性モンモリロナイト粘土 2)イオン交換されたパラジウム塩を含有する酸性モン
モリロナイト粘土 3)モンモリロナイト−シリルアミン−パラジウム(I
I)触媒 4)モンモリロナイト粘土と担持されたパラジウム触媒
を物理的に混合したもの、そして 5)ヘテロポリ酸、例えば12−リンタングステン酸が
結合している酸性シリカ−アルミナ粘土がある。
【0057】メタノール、すなわちイソアミレンのTA
MEへの転換率は、以下の実施例においては、次のよう
な式を用いて概算する。
【0058】
【数2】
【0059】TAMEへの選択率は一般に次の式から概
算する。
【0060】
【数3】
【0061】
【実施例】各実施例は、表のデータも含め、C5 オレ
フィン及びメタノールからTAMEを合成する1段階合
成を例示する。以下の実施例において留意すべき点には
下記のものがある。
【0062】a)実施例1は、Engelhard 社
のClay−24触媒を用いて1〜10のLHSV及び
80〜140℃の温度で実施し、TAMEを27%まで
の濃度で得た。原料混合物は、純粋なメタノールとイソ
アミレンとをほぼ2:1の重量比(モル比4.8:1)
で含むものであった。
【0063】b)実施例2では、メタノール:イソアミ
レンの原料モル比を1.2:1とすると、形成されたT
AMEは生成液の53%を占め、収率は93〜99モル
%であった(転換されたメタノール及びイソアミレンを
それぞれ基準とする)。TAMEは、分別蒸留により、
98%の純度で単離することができた。
【0064】c)同じメタノール/イソアミレンのモル
比1.2:1の混合物をn−ペンタンで希釈すると、再
度、TAMEが良好な収率で生成された(実施例3を参
照)。
【0065】d)原料が、イソアミレン6.9%を含有
するC5 ラフィネート分である場合も、TAMEの生
成が実証された(実施例4を参照)。
【0066】e)原料が、イソアミレン14.3%を含
有する、軽質オレフィン装置からのC5 留分である場
合も、TAMEの生成が同様に実証された(実施例5を
参照)。この実施例においては、TAMEの選択率は1
00モル%を超え、原料混合物中の他のC5 オレフィ
ン成分がエーテル化されてTAMEを生成することを示
している。
【0067】f)パラジウム改質モンモリロナイト粘土
を用いてもTAMEの生成が実証された。TAMEへの
選択率は非常に良好であった(実施例6)。
【0068】g)触媒が酸性モンモリロナイト粘土と5
%パラジウム担持カーボンとの混合物である場合、TA
MEへの選択率がさらに改善されて264モル%(イソ
アミレンの見掛け転換率を基準とする)に達した(実施
例7、実施例5と比較するとよい)。この結果は、原料
中の他のC5 オレフィン成分がさらに多くエーテル化
されて目的とするTAMEを生成することを示している
【0069】h)メタノールとイソアミレンとのモル比
1.2:1の混合物をn−ペンタンで希釈しても(実施
例8)、パラジウム担持アミノシラン化粘土はTAME
を生成した。
【0070】i)実施例9において、TAME選択率は
、転換されたイソアミレンを基準とすると、100モル
%を相当に上回り、原料混合物中の他のC5 オレフィ
ン成分がエーテル化されてTAMEを生成することを示
している。、
【0071】j)触媒が、12−リンタングステン酸で
改質された粘土押出し物である場合、TAMEへの選択
率がさらに増大されて261モル%(イソアミレンの見
掛け転換率を基準として)に達した(実施例10を参照
)。この結果は、この原料中の他のC5 オレフィン成
分がさらに多くエーテル化されて目的とするTAMEを
生成することを示している。
【0072】実施例1(比較例)酸性粘土触媒を用いて
のイソアミレンとメタノールからのTAMEの合成を、
管状反応容器中で実施した。この反応容器は、内径14
.3mm、長さ25.4mmの316ステンレススチー
ル製であり、上昇モードで操作されるものであり、炉に
取り付けられて±1.0℃の範囲での制御が可能であり
、ポンプを備えて±1cc/h未満の範囲での流量制御
が可能であった。この反応容器はまた、圧力調整装置な
らびに温度、圧力及び流量をモニターする装置を備えて
いた。
【0073】反応容器に、Engelhard 社のC
lay−24 グラニュール25ccを仕込んだ。ガラ
スビーズのスクリーンを反応容器の上下に配置し、粘土
のグラニュールが中間部位に留まるようにした。
【0074】触媒床を、メタノール/イソアミレン(2
:1)混合物で洗浄することにより、100℃の温度、
2.17MPa (300 psi)背圧及び25cc
/hの流量で一夜かけて状態調節した。そして、このメ
タノール+イソアミレンの溶液(重量比2:1)を、ポ
ンプによって25cc/hで触媒床に通し、その間、反
応容器を100℃及び2.17MPa (300 ps
i)の全圧に維持した。生成物の試料は、流れの途中で
316ステンレススチール製圧力ボンベ中に捕集するこ
とによって定期的に採取した。これらの条件下で採取し
た試料を分析した典型的な結果を表Iにまとめる。
【0075】また、平衡状態に達した後、一定の範囲の
温度(80〜140℃)及び流量(25〜250cc/
h、LHSV1〜10)で触媒の性能を測定した。これ
らの追加的な6回の実験の結果もまた表Iにまとめる。
【0076】この混合反応液の試料(1,744g )
を大気圧で分別蒸留した。85〜86℃で沸騰する留出
分(233g )は、96%を超えるtert−アミル
メチルエーテル(TAME)を含んでいた。
【0077】
【表2】
【0078】実施例2(比較例)実施例1の手順に従い
、Clay−24 粒状触媒の新鮮な試料を、25cc
/hの流量を用いながら100℃の温度で、メタノール
(768g )とイソアミレン(1,402g )との
モル比1.2:1の混合物によって処理した。生成液の
試料を定期的に流れの途中で採取し、GLC(気液クロ
マトグラフィー)によって分析した。結果を表IIにま
とめる。
【0079】同様に、一定の範囲の温度(80〜140
℃)及び流量(25〜100cc/h)で触媒の性能を
測定した。これらの追加的な実験の結果もまた表IIに
まとめる。
【0080】この混合反応液の試料(989g )を大
気圧で分別蒸留した。約85℃で沸騰する留出分(12
7g )は、TAME98%を含んでいた。
【0081】試料4からのデータを分析すると、イソア
ミレン転換率  57% メタノール転換率  48% TAME選択率(イソアミレン基準)  >99モル%
TAME選択率(メタノール基準)  93モル%であ
ることがわかった。
【0082】
【表3】
【0083】実施例3(比較例)実施例1の手順に従い
、Clay−24 粒状触媒の新鮮な試料(40cc)
を、80cc/hの流量を用いながら80℃の温度で、
n−ペンタンで希釈したメタノール/イソアミレンのモ
ル比2:1の混合物によって処理した。生成液の試料を
定期的に流れの途中で採取し、GLCによって分析した
。結果を表III にまとめる。
【0084】同様に、一定の範囲の温度(60〜120
℃)で触媒の性能を測定した。これらの追加的な実験の
結果もまた表III にまとめる。
【0085】試料5からのデータを分析すると、イソア
ミレン転換率  51% メタノール転換率  39% TAME選択率(メタノール基準)  95モル%であ
ることがわかった。
【0086】
【表4】
【0087】実施例4(比較例)実施例1の手順に従い
、Clay−24 粒状触媒の新鮮な試料(40cc)
を、80cc/hの流量を用いながら80℃で、イソア
ミレン約6.9%を含む、MTBE装置からのC5 ラ
フィネート(3,000g )とメタノール(320g
 )との混合物によって処理した。生成液の試料を定期
的に流れの途中で採取し、C5 及びTAME含量につ
いてGLCによって分析した。結果を表IVにまとめる
【0088】一定の範囲の作業温度(80〜120℃)
及び流量(40〜80cc/h)で触媒の性能を測定し
た。 これらの追加的な実験の結果もまた表IVにまとめる。
【0089】
【表5】
【0090】実施例5(比較例)実施例1の手順に従い
、粒状のClay−24 触媒の新鮮な試料(40cc
)を、80cc/hの流量を用いながら80℃の温度で
、イソアミレン約14.3%を含む、軽質オレフィン装
置からのC5 留分(3,000g )とメタノール(
640g )との混合物によって処理した。生成液の試
料を定期的に流れの途中で採取し、C5 及びTAME
含量についてGLC、GLC−赤外分光及びGLC−マ
ススペクトルによって分析した。結果を表Vにまとめる
【0091】同様に、一定の範囲の作業温度(80〜1
20℃)及び流量(40〜80cc/h)で触媒の性能
を測定した。
【0092】試料3からのデータを分析すると、イソア
ミレンの見掛け転換率  43%メタノール転換率  
51% TAME選択率(イソアミレン基準)  124モル%
であることがわかった。
【0093】
【表6】
【0094】以下の実施例A及びBは、本発明に従って
実施例6及び8に使用されるパラジウム改質触媒の調製
を説明する。
【0095】実施例A Engelhard 社のClay−24 グラニュー
ルの試料50g に、アセチルアセトンパラジウム(1
.5g 、5ミリモル)の無水エタノール(200cc
)溶液を添加した。この混合物を55℃で6時間ゆっく
りと撹拌し、ろ過した。固形分をエタノールで洗浄し、
真空中40℃で一夜かけて乾燥させた。
【0096】回収された灰色の固体(48g )は、P
d0.2%を含有することがわかった。
【0097】実施例B 1リットルのフラスコに、ジクロロビス(ベンゾニトリ
ル)パラジウム(II)(30ミリモル)11.5g 
、アミノシラン化されたClay−24 (先に記載の
方法によって製造)100g 及び乾燥トルエン500
g を添加した。この混合物を大気圧で24時間撹拌し
、ろ過した。固形分を最初に乾燥トルエンで洗浄し、次
にトルエンで8時間抽出した。ろ過した固形分を再びト
ルエンで洗浄し、真空中40℃で乾燥させた。
【0098】回収された灰色の固体(108g )は、
Pd2.7%及びN1.2%を含有することがわかった
【0099】実施例6 実施例1の手順に従い、実施例Aの手順に従って調製し
たパラジウム改質モンモリロナイト粘土の試料(25c
c)を、一定の作業温度(80〜120℃)及び流量(
25〜200cc/h、LHSV=1〜8)で、メタノ
ールとイソアミレンの混合物によって処理した。生成液
の試料を定期的に流れの途中で採取し、GLCによって
分析した。結果を表VIにまとめる。
【0100】試料2からのデータを分析すると、粗生成
液中のTAMEの濃度  53%TAME選択率(メタ
ノール基準)  90モル%TAME選択率(イソアミ
レン基準)  >90モル%であることがわかった。
【0101】
【表7】
【0102】実施例7 実施例1の手順に従い、Engelhard 社のCl
ay−24 グラニュール(30g )とパラジウム担
持カーボンのグラニュール(10g )とを物理的に混
合したもの40ccを反応容器に仕込み、一定範囲の温
度(80〜180℃)で、イソアミレン13.1重量%
ならびに3−メチル−1−ブテン、2−メチル−2−ブ
テン及び2−メチル−1−ブテンの混合物48.3重量
%を含有するC5 留分の液状原料(3,000g )
と、メタノール640g とによって処理した。生成液
の試料を定期的に流れの途中で採取し、GLC及びGL
C−赤外分光によって分析した。 結果を表VII にまとめる。
【0103】試料6からのデータを分析すると、粗生成
液中のTAMEの濃度  8.9%イソアミレンの見掛
け転換率  22%TAME選択率(イソアミレン基準
)  264モル%であることがわかった。
【0104】
【表8】
【0105】実施例8 実施例1の手順に従い、実施例Bの手順に従って調製し
たパラジウム担持アミノシリル化モンモリロナイト粘土
(40cc)の試料を、一定範囲の温度(60〜140
℃)で、n−ペンタンで希釈されたメタノールとイソア
ミレンとの混合物によって処理した。生成液の試料を流
れの途中で採取し、GLCによって分析した。結果を表
VIIIにまとめる。
【0106】試料7からのデータを分析すると、イソア
ミレン転換率  41% TAME選択率(イソアミレン基準)  79%である
ことがわかった。
【0107】
【表9】
【0108】実施例C この実施例は、実施例9及び10に使用される12−リ
ンタングステン酸担持モンモリロナイト粘土触媒の合成
を説明する。
【0109】Engelhard 社のGrade−2
4グラニュールの試料(100g )に、12−リンタ
ングステン酸288g を含有する水溶液1リットルを
添加した。この混合物を2日間常温で機械的に撹拌した
。固形分をろ過によって回収し、ろ液中にタングステン
が検出されなくなるまで蒸留水で洗浄し、真空中40℃
で1〜2時間乾燥させた。
【0110】最終的に得られた粘土(99g )は、タ
ングステン1.1%を含有することがわかった。
【0111】実施例9 実施例1に記載の反応容器中で合成を実施した。
【0112】実験の初めに、反応容器に、実施例Cに記
載の12−リンタングステン酸担持モンモリロナイト粘
土触媒40ccを仕込んだ。ガラスビーズのスクリーン
を反応容器の上下に配置し、グラニュールが中間部位に
留まるようにした。そして、メタノール(640g 、
20モル)と、イソアミレン約11.5重量%(4.9
モル)ならびに3−メチル−1−ペンテン、2−メチル
−2−ペンテン及び2−メチル−1−ペンテン計約40
%とを含有する、軽質オレフィン装置から得たC5 留
分(3,000g )からなる反応体溶液を、ポンプに
よって80cc/hで触媒床に通し、その間、反応容器
を100℃及び2.17MPa (300 psi)の
全圧に維持した。 生成物の試料は、流れの途中でステンレススチール製圧
力ボンベ中に捕集することによって定期的に採取した。 これらの条件下で採取した試料をGLCによって分析し
た典型的な結果を表IXにまとめる。試料4については
、触媒床通過ごとの2−メチル−2−ブテン転換率  
35%触媒床通過ごとのメタノール転換率  44%T
AME選択率(転換されたイソアミレン基準)  23
2モル%であることが、概算によってわかった。
【0113】また、平衡状態に達した後、一定範囲の温
度(80〜120℃)及び流量(40〜80cc/h)
で触媒の性能を測定した。これらの追加的な実験の結果
もまた表IXにまとめる。
【0114】TAMEは、分別蒸留により、99%を超
える純度で、該典型的な生成液から単離することができ
た。
【0115】
【表10】
【0116】実施例10 実施例9の手順に従い、実施例Cに記載され、W0.9
重量%を含む12−リンタングステン酸担持モンモリロ
ナイト粘土触媒40ccを、80cc/hの流量を用い
ながら80℃で、イソアミレン約11.9重量%(5.
1モル)ならびに3−メチル−1−ペンテン、2−メチ
ル−2−ペンテン及び2−メチル−1−ペンテン計41
%を含有するC5 留分(3,000g )と、メタノ
ール(640g )との混合物によって処理した。生成
物の試料を流れの途中で定期的に採取し、C5 留分及
びTAME/メタノール含量についてGLCによって分
析した。その結果を表Xにまとめる。
【0117】一定範囲の作業温度(80〜140℃)に
かけて触媒の性能を測定した。これらの追加的な実験の
結果もまた表Xにまとめる。120℃での試料5につい
ては、 触媒床通過ごとの2−メチル−2−ブテン転換率  1
4% 触媒床通過ごとのメタノール転換率  14%TAME
選択率(転換されたイソアミレン基準)  261モル
% であることがわかった。
【0118】
【表11】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メタノールとC5 オレフィンとを、
    酸性スメクタイト粘土触媒上、20〜250℃の温度及
    び0.1〜7.0MPa の圧力において反応させるこ
    とからなるtert−アミルメチルエーテルの製造法で
    あって、該触媒がパラジウム又はヘテロポリ酸によって
    改質されていることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  スメクタイト粘土が、式:【化1】 (式中、Mは、ラメラ間の均衡性のナトリウム又はリチ
    ウムの陽イオンであり、x、y及びnは数であり、粘土
    の酸性度は3〜20mg KOH/gである)で示され
    る酸性モンモリロナイト−シリカ−アルミナ粘土である
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  酸性スメクタイト粘土を鉱酸で前処理
    する請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】  ヘテロポリ酸を酸性モンモリロナイト
    −シリカ−アルミナ粘土に結合している請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】  ヘテロポリ酸が、12−リンタングス
    テン酸、12−リンモリブデン酸、ケイタングステン酸
    又は12−ケイモリブデン酸である請求項4記載の方法
  6. 【請求項6】  配合された触媒の中のポリ原子の濃度
    が0.1〜20重量%である請求項4又は5記載の方法
  7. 【請求項7】  酸性スメクタイト粘土をパラジウムで
    改質する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】  パラジウム塩とスメクタイト粘土との
    イオン交換によってパラジウム改質スメクタイト粘土を
    調製する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  パラジウム塩をアミノシリル化された
    スメクタイト粘土に添加することによってパラジウム改
    質粘土を調製する請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】  酸性粘土触媒を、担持されたパラジ
    ウム触媒と物理的に混合する請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の方法。
  11. 【請求項11】  C5 オレフィンがイソアミレンで
    ある請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】  C5 オレフィンが、3−メチル−
    1−ブテン、2−メチル−2−ブテン及び2−メチル−
    1−ブテンの混合物である請求項1〜10のいずれか一
    項に記載の方法。
  13. 【請求項13】  C5 オレフィンが、メチル−te
    rt−ブチルエーテル製造装置からのラフィネート分か
    ら得たものである請求項1〜10のいずれか一項に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】  C5 オレフィンが軽質オレフィン
    装置からのC5 留分である請求項1〜10のいずれか
    一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】  飽和炭化水素又はエーテル希釈剤を
    用いる請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
JP3050109A 1990-04-16 1991-02-25 C5 オレフィン分からのtert−アミルメチルエーテルの製造法 Pending JPH04224539A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1051478C (zh) * 1996-08-21 2000-04-19 中国石化齐鲁石油化工公司 烯烃醚化催化剂及其制法
CN103787843A (zh) * 2012-11-01 2014-05-14 中国石油化工股份有限公司 一种制备甲基叔戊基醚的方法
CN103787842A (zh) * 2012-11-01 2014-05-14 中国石油化工股份有限公司 一种甲基叔戊基醚的制备方法
JP2024527846A (ja) * 2021-07-20 2024-07-26 ラマス・テクノロジー・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 接触蒸留におけるトリファンクションのプロセス

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