JPH0422541Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0422541Y2 JPH0422541Y2 JP1984089242U JP8924284U JPH0422541Y2 JP H0422541 Y2 JPH0422541 Y2 JP H0422541Y2 JP 1984089242 U JP1984089242 U JP 1984089242U JP 8924284 U JP8924284 U JP 8924284U JP H0422541 Y2 JPH0422541 Y2 JP H0422541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- binder
- thickness
- pressure
- glass fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Description
[考案の利用分野]
本考案は鉛蓄電池用セパレータに係り、特にガ
ラス繊維を主体とする鉛蓄電池用セパレータに関
するものである。 [考案の背景] 従来、平均直径が15〜25μのガラス繊維を交錯
させて製造したいわゆるガラスマツトと微孔セパ
レータとを張り合せたものが鉛蓄電池用セパレー
タとして用いられている。しかし、このセパレー
タはガラスマツトと微孔セパレータとを別個に製
造し、これを張り合せるという複雑な工程を要
し、製造コストが比較的に高いという欠点があ
る。このような張り合せ工程を必要としない一体
型のセパレータとして、例えば特開昭53−136632
には繊維直径が1μ以下(例えば0.5μ)のガラス繊
維50重量部、繊維直径が10〜30μ(例えば11μ)の
ガラス繊維45重量部および天然セルロース繊維5
重量部を含み、これらを互に絡み合せてなる蓄電
池用隔離板が記載されている。また特開昭56−
36858には繊維径0.5〜1.0μ、繊維長さ1.0〜3.0mm
のガラス繊維を90〜98重量%含み、気孔率70〜95
%を有する鉛蓄電池用抄造体が示されている。 しかしながら従来のガラス繊維を主体とするセ
パレータは総じて電池ケースへの装入が容易では
ないという問題があつた。 第1図はガラス繊維を主体とするマツト状のセ
パレータを用いて蓄電池を組み立てる工程の一部
を説明する模式図である。 即ちまず第1図aの如くセパレータ2と極板4
とを交互に重ね合せて積層体6とし、この積層体
6を第1図bに示す如く挾持装置7にて挾み加圧
して(加圧力P)、厚さを小さくした後、蓄電池
ケース8に装入し、次いで挾持圧力を解放して挾
持装置7を抜き去り、積層体をそれ自体の弾性に
よつて膨張させ、第1図cの如くケース8内に装
着させるのである。(なおその後電池カバーを蓋
着せしめると共に内部に硫酸を注入して蓄電池と
する。) 而して、鉛蓄電池用セパレータにおいては、電
池内にセツトしたときに極板圧迫力が所定値以上
であることが要求される。即ち極板圧迫力は蓄電
池寿命と密接な関係を有しており、極板圧迫力が
例えば15Kg/dm2よりも小さくなると活物質粒
子を極板に押し付ける能力が小さくなり、蓄電池
寿命が短かくなつてしまうのである。 従来、密閉型鉛蓄電池用セパレータにおいて
は、バインダを用いないものが一般的であるが、
このバインダを用いないセパレータにおいては、
積層体の厚さt0を大きくし、第1図aからbに至
る過程で強い圧力(挾持圧力)Pをかけて積層体
6の厚さt0を電池ケース8の内法よりもわずかに
小さな値t1にまで大幅に縮めた後、ケース8内に
装入し、挾持圧力を解放してこの積層体を構成す
るセパレータ2の復元力によつて大きな極板圧迫
力を得るようにしている。このように大きな圧力
(挾持圧)をかけて大幅に縮めることを要すると
ころから装入作業が煩瑣となり、挾持装置7も複
雑化し易い。さらにセパレータ2に大きな変形を
与えるところから繊維間の接着が剥れたり、繊維
が損傷する等してケース8装入後の復元力が減退
し、極板圧迫力が不定する虞れもある。 なお熱可塑性有機繊維を混抄し、熱融着により
強度を向上させたセパレータがあるが、この場
合、セパレータの弾力性が小さくなるため、ケー
ス装入前後の積層体厚さt0とt2との差を小さくせ
ざるを得ず、これがためにケース8装入後の極板
圧迫力が小さくなるという問題がある。硫酸不溶
性のバインダを使用したときも同様の問題が生ず
る。 このような問題点に対処するものとして、「平
均径5μ以下のガラス繊維を主体とするマツトを
20Kg/dm2以上の圧力で加圧成形することを特
徴とする鉛蓄電池用セパレータの製造法」が提案
されている(特公昭56−29809)が、必ずしも十
分な効果を奏し得てはいない。 [考案の目的] 本考案は上記従来技術の問題点を解消し、蓄電
池ケースへの装入が極めて容易になると共に、十
分な極板圧迫力を有する鉛蓄電池用セパレータを
提供することを目的とするものである。 [考案の構成] この目的を達成するために、本考案は、 ガラス繊維を主体とし、バインダを含むマツト
状の鉛蓄電池用セパレータにおいて、 該セパレータの自然厚さtNと20Kg/dm2加圧
時厚さt20との比tN/t20は 1<tN/t20≦1.2 であり、該セパレータの20Kg/dm2加圧時密度
d20は 0.15g/cm3≦d20≦0.20g/cm3 であり、かつ、前記バインダはガラス繊維接着用
の硫酸可溶性バインダであつて、その含有量が3
〜15重量%であることを特徴とする鉛蓄電池用セ
パレータ、 を要旨とするものである。 即ち、このような本考案のセパレータは、0又
は極めて小さな挾持圧力Pで蓄電池ケースに装入
することができると共に、装入後はバインダの溶
出によつてセパレータが膨張して十分な極板圧迫
力が生じ、これらにより装入作業が容易になり、
かつ電池寿命の延長を図ることが可能となるので
ある。 以下本考案をさらに詳細に説明する。 本考案のセパレータを構成する繊維は主として
ガラス繊維が用いられる。このガラス繊維として
はセパレータ全体として平均直径が1μm以下とな
るものを用いるのが好ましい。特に0.5〜1.0μmの
ものが好ましい。直径が1.0μmを超えると隔離板
の空間率が小さくなり、逆に0.5μmよりも小さく
なるとその製造コストが高価となる。 なお直径1μm以下のガラス繊維を70重量%以上
含む場合には、1μm以上例えば10〜30μmのガラ
ス繊維を30重量%まで含有することができる。 なおガラス繊維の組成は特に限定されるもので
はなく、セパレータに一般に使用されているもの
が採用できる。 このガラス繊維はFA法、遠心法その他のガラ
ス短繊維製造法によつて製造できる。尚ガラス繊
維の平均直径は、試料の3ケ所から、夫々約1g
の繊維をとり、更に夫々から20本の繊維を採取
し、電子顕微鏡によつてその直径を0.1μ単位で測
定し、これらの平均値をとることにより計算され
る。又ガラス繊維の平均長さは上記と同様にして
採取された60本の繊維について拡大鏡で測定した
値の平均値で示される長さである。 またバインダとしては硫酸に溶解するものであ
ればいずれでも採用でき、例えばコーンスター
チ、ゼラチン、CMC等が好適である。 細径例えば平均直径1μm以下のガラス繊維から
なりバインダを含まないセパレータは、これを氷
中に浸漬すると毛管現象により水を吸引しその体
積を20Kg/dm2加圧厚さによる体積の1.5〜2.0倍
に膨張させる特性がある。本考案の如く、硫酸可
溶性のバインダを用いたガラス繊維を主体とする
セパレータにあつては、バインダの力で自然厚さ
が薄くできているが、バインダが溶解するにつれ
て膨張し極板の圧迫力が大きくなるのである。こ
の場合、電池ケースに装入するときの挾持圧が小
さくてすむ。 而して本考案のセパレータにおいては、自然厚
さtNと20Kg/dm2加圧時の厚さt20との比tN/t20
は1.0<tN/t20≦1.20、20Kg/dm2加圧時の密度
d20は0.15g/cm3≦t20≦0.20g/cm3、バインダ量は
バインダ含有率即ち{(バインダ重量)/(バイ
ンダ重量+ガラス繊維重量)}×100%が3〜15%
となるように調節される。 tN/t20は、当然ながら1.0より大きい値を有す
るが、tN/t20が1.20を超えるものは、第1図に示
す如く、蓄電池ケース8へセパレータ2と極板4
とを交互に重ね合せた積層体6を装入する際、セ
パレータ2を押圧するための挾持装置7の押圧ス
トローク長、換言すれば積層体6の厚さt0と装入
時の厚さt1との差、が大きくなる。このため、装
入が困難になり、装入作業に手間がかかる。即
ち、前述の如く、鉛蓄電池用セパレータでは、蓄
電池ケース内にセツトした際の極板圧迫力と蓄電
池寿命とが密接な関係を有しており、極板圧迫力
が15Kg/dm2よりも小さくなると蓄電池寿命が
短くなる。従つて、第1図において、セパレータ
2は、積層体6としてケース8内に装入された状
態において、少なくとも15Kg/dm2の加圧を受
けている必要がある。仮りに、この加圧力が
20Kg/dm2であるとした場合、ケース8内の積
層体6の厚さt2にしめるセパレータの厚さは
20Kg/dm2加圧時厚さt20であり、ケース8装入
前の積層体6の厚さt0にしめるセパレータの厚さ
はtNであり、tN/t20が1.2を超えるようなもので
は、積層体6の厚さについてもt0/t2が大きくな
る。この場合には、前述の如く、t1/t2であるか
ら、t0に対してt1が非常に小さいものとなり、従
つて、積層体6をケース8内に装入する際の挾持
装置7による押圧ストローク長t0−t1が大きくな
り、装入作業が困難となる。 セパレータの20Kg/dm2加圧時密度d20が
0.20g/cm3よりも大きい場合には空間率が小さく
なり、セパレータの20Kg/dm2以上の極板圧迫
力で装入されている蓄電池内において、保持され
る電解液量が少なくなつて、電池性能が低下す
る。逆に、密度d20が0.15g/cm3より小さい場合に
は強度が不定し、蓄電池ケース内への装入作業時
等に、セパレータが折損し易くなる。なお、セパ
レータの20Kg/dm2加圧時密度とは、試料10cm
×10cmの面積(S)に20Kgの荷重(W)を加え
た時に試料の厚さをTとした時に、式:W/(S
×T)g/cm3で与えられる値をいう。そして厚さ
Tは、JISC−2202の測定法によつて与えられる
値を示すものである。 また、バインダは、前述の如く、鉛蓄電池セパ
レータを蓄電池ケース内に装入する際の挾持装置
の押圧ストローク長を短かくするために、セパレ
ータがふくらもうとする力をバインダで抑制す
る、即ち、自然厚さ自体を薄く保つために必要と
されるが、このバインダ量が3%よりも少ないと
バインダによる接着力が不足して自然厚さを薄く
保つことが困難になる。逆にバインダ量が15%よ
りも多い場合には、バインダが溶け出した後のセ
パレータ密度が低くなり、硫酸浸漬時の膨張性が
悪くなり、極板圧迫力が不足するようになる。即
ち、バインダ溶出後は、バインダの接着力による
抑制作用がなくなるため、セパレータがふくらも
うとし、この膨張作用が極板への圧迫力に変換さ
れる。しかしながら、バインダが15%よりも多い
と、セパレータ中のガラス繊維量が相対的に減少
し、バインダ溶出後に膨張作用を呈するガラス繊
維量が少ないので、十分な極板圧迫力が得られ
ず、蓄電池性能が低下する。 本考案のセパレータは例えば次のようにして製
造することができる。即ち、エンドレスに懸架さ
れ駆動装置によつて回転される金網製もしくは通
気可能な多孔性のベルト状フイルタと、このベル
ト状フイルタの上面側にガラス繊維スラリーを溢
流させるフローボツクスと、ベルト状フイルタ上
に流し出されたスラリーを脱水するためのサクシ
ヨン装置などから構成された通常のガラス繊維マ
ツト製造装置を用い、このフローボツクス中のガ
ラス繊維スラリーをフイルタ上に溢流させて、次
いでこれをサクシヨン装置によつて脱水する。そ
してこのサクシヨン後(場合によつてはサクシヨ
ン前)に、バインダ溶液をスプレーするもしくは
バインダ溶液槽中を通過させる等の適宜の手法に
よつてガラス繊維にバインダを付着させる。しか
る後このフイルタをドラムドライヤに沿わせる等
して加圧加熱して乾燥する。ドラムドライヤの手
前でプレスしても良い。 [考案の実施例] 実施例 1 繊維の平均直径が0.7μmのガラス短繊維を水中
に投入して水流型分散機により攪拌して分散させ
スラリーとした。これを連続的に移動している抄
造用コンベア(ベルト状フイルタ)にて抄い、次
いで抄われてコンベア状にあるガラス繊維マツト
(湿潤状態)にバインダとして5%コーンスター
チ液を吹き付けた。次いで30Kg/dm2の圧力で
プレスした後、ドラムドライヤに沿わせて乾燥し
た。これを10cm×10cmの大きさに切断しセパレー
タとした。 この10cm×10cmなる大きさのセパレータの自然
厚さ(圧力を加えない時の厚さ)tNは1.65mm、
20Kg/dm2加圧時の厚さt20は1.53mm、20Kg/d
m2加圧時の密度は0.190g/cm3、10枚重ねた時の重
量は29.0gであつた。またバインダを取り去つた
ときの重量は26.3gであつた。 このセパレータを10枚積層し、第2図に示す如
く、上方が開いた枠体10、枠体10の一側壁1
0aに螺合し、その枠体外方端にはハンドル12
が取り付けられ、そして枠体内方端には、移動板
14が取り付けられたスクリユーシヤフト16、
該スクリユーシヤフト16の途中に付設されたロ
ードセル18、及び、該ロードセル18の出力信
号を表示する圧迫力メータ20を備えてなる試験
装置にセツトして特性を試験した。 まず積層面が枠体側壁面10b及び移動板14
の板面14bと平行となるようにセパレータ積層
体22を側壁面10b、移動板板面14b間に挟
む。まずロードセル出力値が20Kg/dm2とな
るようにハンドル12を回しガラス繊維積層体2
2に圧迫力を加えたところ、該ガラス繊維積層体
22の厚さLはL=14.8mmとなつた。L=15.7
mmとなるようにハンドル12を圧迫力緩み側に回
しその時のロードセル出力値を読みとつたとこ
ろ、14Kg/dm2であつた。(この時のガラス繊維
積層体22の状態はセパレータと電極とを交互に
重ね合せて蓄電池ケースに装入する直前の状態に
相当する。)次に厚さLがL=16.1mmとなるよ
うにハンドル12を圧迫力緩み側に回し、その時
のロードセル出力値を読みとつたところ、
10Kg/dm2であつた。(この時のガラス繊維積層
体22の状態は、セパレータと電極との積層体を
蓄電池ケースに装入し終え、硫酸液を注入する前
の状態に相当する。)L=16.1mmのままで、ガ
ラス繊維積層体22を希硫酸に浸漬し、バインダ
をこの希硫酸に溶解除去したところ、ロードセル
の出力値は17Kg/dm2となつた。(この時のガラ
ス繊維積層体22の状態は、蓄電池内に希硫酸を
充填した状態に相当する。)20Kg/dm2加圧時
のセパレータの体積V0(=ガラス繊維の体積V1+
空間の体積V2)として、(V2/V0)×100で定義
して求めた空間率(%)は93%となつた。 比較例 1 抄造時にバインダを使用せず、ガラス繊維同志
を、繊維表面に生ずる水ガラスによつて接着せし
めるようにしたこと以外は実施例1と同様にして
セパレータを製造した。 このセパレータの厚さ及び圧迫力特性について
実施例1と同様にして測定したところ、自然厚さ
tNは2.6mm、20Kg/dm2加圧時の厚さt20は1.73mm、
20Kg/dm2加圧時の密度d20は0.151g/cm3、10cm
×10cmに切断したものを10枚重ねたときの重量は
26.08gであり、この10枚積層したものに対して
20Kg/dm2の圧力を加えた時の厚さLは16.1mm
であつた。またL=15.8mmとするに要する圧力は
23Kg/dm2であつた。次に厚さを16.1mmとした
時の圧力は20Kg/dm2であつた。L=16.1mmに
保持した状態で硫酸に浸漬した結果、この圧力は
16Kg/dm2であつた。また、空間率(%)は94
%であつた。 比較例 2〜5 第1表に示す物性のセパレータを製造し、実施
例1と同様にしてその諸特性を調べ、結果を実施
例1及び比較例1の結果と共に第1表に示した。
ラス繊維を主体とする鉛蓄電池用セパレータに関
するものである。 [考案の背景] 従来、平均直径が15〜25μのガラス繊維を交錯
させて製造したいわゆるガラスマツトと微孔セパ
レータとを張り合せたものが鉛蓄電池用セパレー
タとして用いられている。しかし、このセパレー
タはガラスマツトと微孔セパレータとを別個に製
造し、これを張り合せるという複雑な工程を要
し、製造コストが比較的に高いという欠点があ
る。このような張り合せ工程を必要としない一体
型のセパレータとして、例えば特開昭53−136632
には繊維直径が1μ以下(例えば0.5μ)のガラス繊
維50重量部、繊維直径が10〜30μ(例えば11μ)の
ガラス繊維45重量部および天然セルロース繊維5
重量部を含み、これらを互に絡み合せてなる蓄電
池用隔離板が記載されている。また特開昭56−
36858には繊維径0.5〜1.0μ、繊維長さ1.0〜3.0mm
のガラス繊維を90〜98重量%含み、気孔率70〜95
%を有する鉛蓄電池用抄造体が示されている。 しかしながら従来のガラス繊維を主体とするセ
パレータは総じて電池ケースへの装入が容易では
ないという問題があつた。 第1図はガラス繊維を主体とするマツト状のセ
パレータを用いて蓄電池を組み立てる工程の一部
を説明する模式図である。 即ちまず第1図aの如くセパレータ2と極板4
とを交互に重ね合せて積層体6とし、この積層体
6を第1図bに示す如く挾持装置7にて挾み加圧
して(加圧力P)、厚さを小さくした後、蓄電池
ケース8に装入し、次いで挾持圧力を解放して挾
持装置7を抜き去り、積層体をそれ自体の弾性に
よつて膨張させ、第1図cの如くケース8内に装
着させるのである。(なおその後電池カバーを蓋
着せしめると共に内部に硫酸を注入して蓄電池と
する。) 而して、鉛蓄電池用セパレータにおいては、電
池内にセツトしたときに極板圧迫力が所定値以上
であることが要求される。即ち極板圧迫力は蓄電
池寿命と密接な関係を有しており、極板圧迫力が
例えば15Kg/dm2よりも小さくなると活物質粒
子を極板に押し付ける能力が小さくなり、蓄電池
寿命が短かくなつてしまうのである。 従来、密閉型鉛蓄電池用セパレータにおいて
は、バインダを用いないものが一般的であるが、
このバインダを用いないセパレータにおいては、
積層体の厚さt0を大きくし、第1図aからbに至
る過程で強い圧力(挾持圧力)Pをかけて積層体
6の厚さt0を電池ケース8の内法よりもわずかに
小さな値t1にまで大幅に縮めた後、ケース8内に
装入し、挾持圧力を解放してこの積層体を構成す
るセパレータ2の復元力によつて大きな極板圧迫
力を得るようにしている。このように大きな圧力
(挾持圧)をかけて大幅に縮めることを要すると
ころから装入作業が煩瑣となり、挾持装置7も複
雑化し易い。さらにセパレータ2に大きな変形を
与えるところから繊維間の接着が剥れたり、繊維
が損傷する等してケース8装入後の復元力が減退
し、極板圧迫力が不定する虞れもある。 なお熱可塑性有機繊維を混抄し、熱融着により
強度を向上させたセパレータがあるが、この場
合、セパレータの弾力性が小さくなるため、ケー
ス装入前後の積層体厚さt0とt2との差を小さくせ
ざるを得ず、これがためにケース8装入後の極板
圧迫力が小さくなるという問題がある。硫酸不溶
性のバインダを使用したときも同様の問題が生ず
る。 このような問題点に対処するものとして、「平
均径5μ以下のガラス繊維を主体とするマツトを
20Kg/dm2以上の圧力で加圧成形することを特
徴とする鉛蓄電池用セパレータの製造法」が提案
されている(特公昭56−29809)が、必ずしも十
分な効果を奏し得てはいない。 [考案の目的] 本考案は上記従来技術の問題点を解消し、蓄電
池ケースへの装入が極めて容易になると共に、十
分な極板圧迫力を有する鉛蓄電池用セパレータを
提供することを目的とするものである。 [考案の構成] この目的を達成するために、本考案は、 ガラス繊維を主体とし、バインダを含むマツト
状の鉛蓄電池用セパレータにおいて、 該セパレータの自然厚さtNと20Kg/dm2加圧
時厚さt20との比tN/t20は 1<tN/t20≦1.2 であり、該セパレータの20Kg/dm2加圧時密度
d20は 0.15g/cm3≦d20≦0.20g/cm3 であり、かつ、前記バインダはガラス繊維接着用
の硫酸可溶性バインダであつて、その含有量が3
〜15重量%であることを特徴とする鉛蓄電池用セ
パレータ、 を要旨とするものである。 即ち、このような本考案のセパレータは、0又
は極めて小さな挾持圧力Pで蓄電池ケースに装入
することができると共に、装入後はバインダの溶
出によつてセパレータが膨張して十分な極板圧迫
力が生じ、これらにより装入作業が容易になり、
かつ電池寿命の延長を図ることが可能となるので
ある。 以下本考案をさらに詳細に説明する。 本考案のセパレータを構成する繊維は主として
ガラス繊維が用いられる。このガラス繊維として
はセパレータ全体として平均直径が1μm以下とな
るものを用いるのが好ましい。特に0.5〜1.0μmの
ものが好ましい。直径が1.0μmを超えると隔離板
の空間率が小さくなり、逆に0.5μmよりも小さく
なるとその製造コストが高価となる。 なお直径1μm以下のガラス繊維を70重量%以上
含む場合には、1μm以上例えば10〜30μmのガラ
ス繊維を30重量%まで含有することができる。 なおガラス繊維の組成は特に限定されるもので
はなく、セパレータに一般に使用されているもの
が採用できる。 このガラス繊維はFA法、遠心法その他のガラ
ス短繊維製造法によつて製造できる。尚ガラス繊
維の平均直径は、試料の3ケ所から、夫々約1g
の繊維をとり、更に夫々から20本の繊維を採取
し、電子顕微鏡によつてその直径を0.1μ単位で測
定し、これらの平均値をとることにより計算され
る。又ガラス繊維の平均長さは上記と同様にして
採取された60本の繊維について拡大鏡で測定した
値の平均値で示される長さである。 またバインダとしては硫酸に溶解するものであ
ればいずれでも採用でき、例えばコーンスター
チ、ゼラチン、CMC等が好適である。 細径例えば平均直径1μm以下のガラス繊維から
なりバインダを含まないセパレータは、これを氷
中に浸漬すると毛管現象により水を吸引しその体
積を20Kg/dm2加圧厚さによる体積の1.5〜2.0倍
に膨張させる特性がある。本考案の如く、硫酸可
溶性のバインダを用いたガラス繊維を主体とする
セパレータにあつては、バインダの力で自然厚さ
が薄くできているが、バインダが溶解するにつれ
て膨張し極板の圧迫力が大きくなるのである。こ
の場合、電池ケースに装入するときの挾持圧が小
さくてすむ。 而して本考案のセパレータにおいては、自然厚
さtNと20Kg/dm2加圧時の厚さt20との比tN/t20
は1.0<tN/t20≦1.20、20Kg/dm2加圧時の密度
d20は0.15g/cm3≦t20≦0.20g/cm3、バインダ量は
バインダ含有率即ち{(バインダ重量)/(バイ
ンダ重量+ガラス繊維重量)}×100%が3〜15%
となるように調節される。 tN/t20は、当然ながら1.0より大きい値を有す
るが、tN/t20が1.20を超えるものは、第1図に示
す如く、蓄電池ケース8へセパレータ2と極板4
とを交互に重ね合せた積層体6を装入する際、セ
パレータ2を押圧するための挾持装置7の押圧ス
トローク長、換言すれば積層体6の厚さt0と装入
時の厚さt1との差、が大きくなる。このため、装
入が困難になり、装入作業に手間がかかる。即
ち、前述の如く、鉛蓄電池用セパレータでは、蓄
電池ケース内にセツトした際の極板圧迫力と蓄電
池寿命とが密接な関係を有しており、極板圧迫力
が15Kg/dm2よりも小さくなると蓄電池寿命が
短くなる。従つて、第1図において、セパレータ
2は、積層体6としてケース8内に装入された状
態において、少なくとも15Kg/dm2の加圧を受
けている必要がある。仮りに、この加圧力が
20Kg/dm2であるとした場合、ケース8内の積
層体6の厚さt2にしめるセパレータの厚さは
20Kg/dm2加圧時厚さt20であり、ケース8装入
前の積層体6の厚さt0にしめるセパレータの厚さ
はtNであり、tN/t20が1.2を超えるようなもので
は、積層体6の厚さについてもt0/t2が大きくな
る。この場合には、前述の如く、t1/t2であるか
ら、t0に対してt1が非常に小さいものとなり、従
つて、積層体6をケース8内に装入する際の挾持
装置7による押圧ストローク長t0−t1が大きくな
り、装入作業が困難となる。 セパレータの20Kg/dm2加圧時密度d20が
0.20g/cm3よりも大きい場合には空間率が小さく
なり、セパレータの20Kg/dm2以上の極板圧迫
力で装入されている蓄電池内において、保持され
る電解液量が少なくなつて、電池性能が低下す
る。逆に、密度d20が0.15g/cm3より小さい場合に
は強度が不定し、蓄電池ケース内への装入作業時
等に、セパレータが折損し易くなる。なお、セパ
レータの20Kg/dm2加圧時密度とは、試料10cm
×10cmの面積(S)に20Kgの荷重(W)を加え
た時に試料の厚さをTとした時に、式:W/(S
×T)g/cm3で与えられる値をいう。そして厚さ
Tは、JISC−2202の測定法によつて与えられる
値を示すものである。 また、バインダは、前述の如く、鉛蓄電池セパ
レータを蓄電池ケース内に装入する際の挾持装置
の押圧ストローク長を短かくするために、セパレ
ータがふくらもうとする力をバインダで抑制す
る、即ち、自然厚さ自体を薄く保つために必要と
されるが、このバインダ量が3%よりも少ないと
バインダによる接着力が不足して自然厚さを薄く
保つことが困難になる。逆にバインダ量が15%よ
りも多い場合には、バインダが溶け出した後のセ
パレータ密度が低くなり、硫酸浸漬時の膨張性が
悪くなり、極板圧迫力が不足するようになる。即
ち、バインダ溶出後は、バインダの接着力による
抑制作用がなくなるため、セパレータがふくらも
うとし、この膨張作用が極板への圧迫力に変換さ
れる。しかしながら、バインダが15%よりも多い
と、セパレータ中のガラス繊維量が相対的に減少
し、バインダ溶出後に膨張作用を呈するガラス繊
維量が少ないので、十分な極板圧迫力が得られ
ず、蓄電池性能が低下する。 本考案のセパレータは例えば次のようにして製
造することができる。即ち、エンドレスに懸架さ
れ駆動装置によつて回転される金網製もしくは通
気可能な多孔性のベルト状フイルタと、このベル
ト状フイルタの上面側にガラス繊維スラリーを溢
流させるフローボツクスと、ベルト状フイルタ上
に流し出されたスラリーを脱水するためのサクシ
ヨン装置などから構成された通常のガラス繊維マ
ツト製造装置を用い、このフローボツクス中のガ
ラス繊維スラリーをフイルタ上に溢流させて、次
いでこれをサクシヨン装置によつて脱水する。そ
してこのサクシヨン後(場合によつてはサクシヨ
ン前)に、バインダ溶液をスプレーするもしくは
バインダ溶液槽中を通過させる等の適宜の手法に
よつてガラス繊維にバインダを付着させる。しか
る後このフイルタをドラムドライヤに沿わせる等
して加圧加熱して乾燥する。ドラムドライヤの手
前でプレスしても良い。 [考案の実施例] 実施例 1 繊維の平均直径が0.7μmのガラス短繊維を水中
に投入して水流型分散機により攪拌して分散させ
スラリーとした。これを連続的に移動している抄
造用コンベア(ベルト状フイルタ)にて抄い、次
いで抄われてコンベア状にあるガラス繊維マツト
(湿潤状態)にバインダとして5%コーンスター
チ液を吹き付けた。次いで30Kg/dm2の圧力で
プレスした後、ドラムドライヤに沿わせて乾燥し
た。これを10cm×10cmの大きさに切断しセパレー
タとした。 この10cm×10cmなる大きさのセパレータの自然
厚さ(圧力を加えない時の厚さ)tNは1.65mm、
20Kg/dm2加圧時の厚さt20は1.53mm、20Kg/d
m2加圧時の密度は0.190g/cm3、10枚重ねた時の重
量は29.0gであつた。またバインダを取り去つた
ときの重量は26.3gであつた。 このセパレータを10枚積層し、第2図に示す如
く、上方が開いた枠体10、枠体10の一側壁1
0aに螺合し、その枠体外方端にはハンドル12
が取り付けられ、そして枠体内方端には、移動板
14が取り付けられたスクリユーシヤフト16、
該スクリユーシヤフト16の途中に付設されたロ
ードセル18、及び、該ロードセル18の出力信
号を表示する圧迫力メータ20を備えてなる試験
装置にセツトして特性を試験した。 まず積層面が枠体側壁面10b及び移動板14
の板面14bと平行となるようにセパレータ積層
体22を側壁面10b、移動板板面14b間に挟
む。まずロードセル出力値が20Kg/dm2とな
るようにハンドル12を回しガラス繊維積層体2
2に圧迫力を加えたところ、該ガラス繊維積層体
22の厚さLはL=14.8mmとなつた。L=15.7
mmとなるようにハンドル12を圧迫力緩み側に回
しその時のロードセル出力値を読みとつたとこ
ろ、14Kg/dm2であつた。(この時のガラス繊維
積層体22の状態はセパレータと電極とを交互に
重ね合せて蓄電池ケースに装入する直前の状態に
相当する。)次に厚さLがL=16.1mmとなるよ
うにハンドル12を圧迫力緩み側に回し、その時
のロードセル出力値を読みとつたところ、
10Kg/dm2であつた。(この時のガラス繊維積層
体22の状態は、セパレータと電極との積層体を
蓄電池ケースに装入し終え、硫酸液を注入する前
の状態に相当する。)L=16.1mmのままで、ガ
ラス繊維積層体22を希硫酸に浸漬し、バインダ
をこの希硫酸に溶解除去したところ、ロードセル
の出力値は17Kg/dm2となつた。(この時のガラ
ス繊維積層体22の状態は、蓄電池内に希硫酸を
充填した状態に相当する。)20Kg/dm2加圧時
のセパレータの体積V0(=ガラス繊維の体積V1+
空間の体積V2)として、(V2/V0)×100で定義
して求めた空間率(%)は93%となつた。 比較例 1 抄造時にバインダを使用せず、ガラス繊維同志
を、繊維表面に生ずる水ガラスによつて接着せし
めるようにしたこと以外は実施例1と同様にして
セパレータを製造した。 このセパレータの厚さ及び圧迫力特性について
実施例1と同様にして測定したところ、自然厚さ
tNは2.6mm、20Kg/dm2加圧時の厚さt20は1.73mm、
20Kg/dm2加圧時の密度d20は0.151g/cm3、10cm
×10cmに切断したものを10枚重ねたときの重量は
26.08gであり、この10枚積層したものに対して
20Kg/dm2の圧力を加えた時の厚さLは16.1mm
であつた。またL=15.8mmとするに要する圧力は
23Kg/dm2であつた。次に厚さを16.1mmとした
時の圧力は20Kg/dm2であつた。L=16.1mmに
保持した状態で硫酸に浸漬した結果、この圧力は
16Kg/dm2であつた。また、空間率(%)は94
%であつた。 比較例 2〜5 第1表に示す物性のセパレータを製造し、実施
例1と同様にしてその諸特性を調べ、結果を実施
例1及び比較例1の結果と共に第1表に示した。
【表】
第1表より、実施例に係るセパレータは比較例
のものと比べてL=15.8mmにしたときの圧力が小
さく、従つてケース装入圧力(挾持圧力)が格段
に低い。また硫酸浸漬時の極板圧迫力は回復する
ことが明瞭に認められる。更に、空間率も大きい
ことが明らかである。 [考案の効果] 以上詳述した通り、本考案の鉛蓄電池用セパレ
ータは極めて小さな力で圧迫することにより、蓄
電池ケースに装入することができ、しかもケース
内に装入した後、硫酸を充填すると膨張して十分
に高い極板圧迫力を発揮する。 そのため蓄電池への装入作業が極めて容易にな
り、蓄電池組立が容易になる。
のものと比べてL=15.8mmにしたときの圧力が小
さく、従つてケース装入圧力(挾持圧力)が格段
に低い。また硫酸浸漬時の極板圧迫力は回復する
ことが明瞭に認められる。更に、空間率も大きい
ことが明らかである。 [考案の効果] 以上詳述した通り、本考案の鉛蓄電池用セパレ
ータは極めて小さな力で圧迫することにより、蓄
電池ケースに装入することができ、しかもケース
内に装入した後、硫酸を充填すると膨張して十分
に高い極板圧迫力を発揮する。 そのため蓄電池への装入作業が極めて容易にな
り、蓄電池組立が容易になる。
第1図a,b,cは蓄電池組立工程の説明図、
第2図はセパレータの試験装置の側面図である。 2……セパレータ、4……本体、6……積層
体、8……蓄電池ケース、10……枠体、12…
…ハンドル、14……移動板、16……スクリユ
ーシヤフト、18……ロードセル。
第2図はセパレータの試験装置の側面図である。 2……セパレータ、4……本体、6……積層
体、8……蓄電池ケース、10……枠体、12…
…ハンドル、14……移動板、16……スクリユ
ーシヤフト、18……ロードセル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガラス繊維を主体とし、バインダを含むマツ
ト状の鉛蓄電池用セパレータにおいて、 該セパレータの自然厚さtNと20Kg/dm2加
圧時厚さt20との比tN/t20は 1<tN/t20≦1.2 であり、該セパレータの20Kg/dm2加圧時密
度d20は 0.15g/cm3≦d20≦0.20g/cm3 であり、かつ、前記バインダはガラス繊維接着
用の硫酸可溶性バインダであつて、その含有量
が3〜15重量%であることを特徴とする鉛蓄電
池用セパレータ。 (2) 前記セパレータは平均直径1μm以下のガラス
繊維を主体とすることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項に記載のセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8924284U JPS614358U (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 鉛蓄電池用セパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8924284U JPS614358U (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 鉛蓄電池用セパレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS614358U JPS614358U (ja) | 1986-01-11 |
| JPH0422541Y2 true JPH0422541Y2 (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=30643127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8924284U Granted JPS614358U (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 鉛蓄電池用セパレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS614358U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007123205A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 制御弁式鉛蓄電池 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2785321B2 (ja) * | 1989-04-24 | 1998-08-13 | 松下電器産業株式会社 | 鉛蓄電池用セパレータおよび鉛蓄電池 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5629809A (en) * | 1979-08-13 | 1981-03-25 | Toshiba Corp | Magnetic recording and reproduction system |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP8924284U patent/JPS614358U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007123205A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 制御弁式鉛蓄電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS614358U (ja) | 1986-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5468572A (en) | Pre-compressed glass fiber separators for batteries | |
| US4216280A (en) | Glass fiber separator for storage batteries | |
| CN101919088B (zh) | 电池隔膜结构 | |
| US6495286B2 (en) | Glass fiber separators for lead-acid batteries | |
| JP4490632B2 (ja) | リチウムイオンポリマー電池用の結合層の構造およびその製造方法 | |
| KR20080036021A (ko) | 전지 격리판용 부분 가교 접착제가 담지된 다공성 필름 및이의 용도 | |
| CN114284642A (zh) | 一种多层涂覆隔膜及其所制备的聚合物电池 | |
| US4519425A (en) | Control method for loading battery electrodes | |
| CA2260005C (en) | Glass fiber separators for batteries | |
| JPH08329954A (ja) | 電池用極板及びその製造方法 | |
| JPH05205717A (ja) | 蓄電池のセパレータ及び蓄電池組立て方法 | |
| EP0334091B1 (de) | Separator aus Glasfaservlies | |
| JP3416992B2 (ja) | 密閉形鉛蓄電池用セパレータ | |
| KR20010030857A (ko) | 유리 섬유로 강화된 흡수성 격리판 | |
| JP2003017030A (ja) | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池 | |
| US5348823A (en) | Process of preparing an electrode for an electrochemical cell with a porous support and an electrode obtained by said process | |
| US6319629B1 (en) | Glass-fibre reinforced absorbent separator | |
| WO2026064309A1 (en) | Nonwoven sheet and method for producing the same | |
| JPS5916390B2 (ja) | 蓄電池用隔離板の製造法 | |
| JP3054254B2 (ja) | 鉛蓄電池用抄紙式セパレータ、その製造法並に鉛蓄電池 | |
| Sawai et al. | Development of advanced electrolyte retainers for improvement of the life cycle of valve-regulated lead–acid batteries | |
| JPS60119073A (ja) | 蓄電池用隔離板 | |
| JPH0266855A (ja) | シート状正極板の製造法 | |
| US1573369A (en) | Storage-battery separator | |
| JPS5887765A (ja) | 電池用電極板の製造法 |