JPH0422581Y2 - - Google Patents

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JPH0422581Y2
JPH0422581Y2 JP11873485U JP11873485U JPH0422581Y2 JP H0422581 Y2 JPH0422581 Y2 JP H0422581Y2 JP 11873485 U JP11873485 U JP 11873485U JP 11873485 U JP11873485 U JP 11873485U JP H0422581 Y2 JPH0422581 Y2 JP H0422581Y2
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coil
amplifier circuit
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resistance
mode noise
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は音響機器等の雑音低減回路に関し、
特にコモンモードノイズの低減を目的とするもの
である。
[従来の技術] 商用交流を電源とする2以上の機器間におい
て、アナログ信号を伝送しようとする場合、それ
ぞれの電源トランスの一次、二次コイル、コアー
の漏洩インピーダンスの差、及び一次電圧の極性
等により、機器間の対地電位が異なり、機器間に
電位差が生じる。
この電位差はコモンモードノイズとなり、不平
衡伝送回路においては極めて有害となる。
このコモンモードノイズの影響を低減するため
従来、種々の考案がなされている。
絶縁トランス結合 第2図に示すように、機器01と機器02間の
信号経路に絶縁トランス03を介在せしめた構成
図において、eSは信号源、RLは機器02の入力抵
抗又は負荷抵抗、eoは両機器01,02間に発生
するコモンモードノイズ電圧、r1は機器01の出
力抵抗、r2は伝送線の抵抗及び一次コイルの直流
抵抗、r3,r4は二次コイルの直流抵抗及び配線抵
抗である。
コモンモードノイズ除去チヨークコイル 第3図に示すように機器01と機器02間に極
性を同じくした一組のコイルよりなるチヨークコ
イルを介在せしめた構成である。
図において、eSは信号源、RLは機器02の入力
抵抗又は負荷抵抗、eoは両機器01,02間に発
生するコモンモードノイズ電圧、r1は機器01の
出力抵抗、r2は伝送線の抵抗及びコイルの直流抵
抗である。
電位差正帰還 第4図に示すように、コモンモードノイズ電圧
eoを信号源に正帰還し機器02の入力抵抗RL
てコモンモードノイズをキヤンセルするようにし
た構成である。
図において、05は増幅率Kの増幅回路、eS
信号源、RLは機器02の入力抵抗又は負荷抵抗、
eoは両機器01,02間に発生するコモンモード
ノイズ電圧、r1は機器01の出力抵抗、r2は伝送
線の抵抗である。
[考案が解決しようとする問題点] 上記構成の従来例はそれぞれ一長一短を有して
おり、コモンモードノイズ低減効果が充分に得ら
れているとはいえなかつた。
たとえば、は理論的にはコモンモードノイズ
電圧eoについては電流回路が絶縁トランス03に
より開放されているので電流は流れず、信号伝送
にeoの影響が現われない。
しかし、絶縁トランス03の一次、二次コイル
間には洩れ抵抗及び結合容量があるため周波数の
高い領域においてはeoの電流回路が構成され、コ
モンモードノイズの影響が現われる。
すなわち、当該構成は周波数が低い成分のコモ
ンモードノイズに対しては効果があるが周波数の
高い成分に対しては効果が小さくなる。
又、信号eSについては、トランス結合のため、
低い周波数の伝送が難しい。
そして低い信号周波数まで伝送しようとすれば
トランスを大型にしなければならなく、大型にす
ればする程前記一次、二次コイル間の結合容量が
大きくなり、周波数の高い成分のコモンモードノ
イズ除去能力が低下する。
はノルマルモード信号に対してはインピーダ
ンスが低く、コモンモードノイズ信号に対して高
インピーダンスになるようにしコモンモードノイ
ズ電流を抑制し、コモンモードノイズの影響を抑
制したものである。
第3図において、i1をeS→r1→L→RL→L→r2
→eSを流れる電流、i2をeo→L→r2→アース→eo
を流れる電流とすると、eS={r1+r2+RL+2jω
(L−M)}i1+{r2+jω(L−M)}i2 ……(1) eo={r2+jω(L−M)}i1+(r2+jωL)i2……(2) Vo=i1,RL ……(3) ω:eS,eoの角周波数 eo:信号系側と負荷側との両信号基準点間に
発生する等価ノイズ量で、一般的にコモンモード
ノイズとなる。
上記(1),(2),(3)式より Vo=eS,RL(r2+jωL)/{r2(r1+RL)+jωL(r1
+r2+RL)+(jω)2(L−M)(L+M)} −eoRL{r2+jω(L−M)}/r2(r1+RL)+jωL
(r1+r2+RL)+(jω)2(L−M)(L+M)}で現
される。
ここで、2個のコイルの結合係数をほぼ1にす
るとL=Mと近似できる。(2本の線をバイフア
イラ巻にすることにより結合係数0.99〜1が容易
に得られる) 従つて、L=Mとすると上記式は、 vo=eSRL/r1+RL{1+jω/ω1′/1+jω/ω1
} −eoRL/r1+RL{1/1+jω/ω1} 但し ω1=r2(r1+RL)/L(r1+r2+RL) ω1=r2/L である。
更に、r2は伝送線とコイルの直流抵抗であり、
一般的に小さくr2≪r1+RLであるので、 ω1=r2/L=ω1となり、 vo=RLeS/r1+RL −RLeo/r1+RL{1/1+jω/ω1} 上記式でvoに現れるeo成分は第5図に示すよう
にω>ω1で減衰特性を有する。
つまり、ω1より低い周波数成分のコモンモー
ドノイズに対して効果が少なく、ω1より高い周
波数成分のコモンモードノイズに対する低減効果
が期待できる。従つて、ω1を低い周波数に持つ
てくるにはLを大きくする必要があり、これによ
つて両コイルの静電容量が増大し、その分高い周
波数成分のコモンモードノイズに対する効果が小
さくなる。
において、抵抗RLに発生する電圧Voは Vo=RL/r1+RLeS+RL/r1+RL(k−1)eo で表され、k=1であればeoの影響を完全に解除
することができるが、一般に増幅回路は無限大の
周波数特性を持つことができず、帯域ωOなる有
限値を持つている。このωOはボルテージフオロ
アーアンプの場合オープンループ特性により決ま
り第6図に示す特性を有する。
この場合の伝達関数kは1/(1+jω/ωO) で表されるので、上記式のeoの項の係数は、 RL/r1+RL{jω/ωO/1+jω/ωO} と成る。
従つて、eo成分は第7図に示すように、ω<
ωOの領域で減衰効果を有するが、ωO以上の周波
数成分のコモンモードノイズに対しては効果が小
さい。
[問題を解決するための手段] この考案は信号源、帰還用増幅回路、前記信号
源及び帰還用増幅回路出力をそれぞれ入力とする
増幅回路を有する機器と、入力抵抗又は負荷抵抗
を有する機器と、一次、二次及び三次コイルが同
極性に巻回されたチヨークコイルを具備し、前記
一次コイルの一方の巻端が前記増幅回路出力に、
前記二次コイルの一方の巻端が機器1のアース
に、前記三次コイルの一方の巻端が前記帰還用増
幅回路の入力端に、前記一次コイルの他方の巻端
が前記抵抗の一端に、前記二次コイルの他方の巻
端及び前記三次コイルの他方の巻端が前記抵抗の
他端にそれぞれ接続された雑音低減回路である。
[作用] 上記構成により、低い周波数成分のコモンモー
ドノイズに対しては、電位差正帰還手段で、高い
周波数成分のコモンモードノイズに対しては、コ
モンモードノイズ除去チヨークコイル手段により
低減する。
[実施例] 第1−a図において、1は第1の機器、1aは
増幅回路、1cは当該増幅回路1aの出力に接続
された第1出力端、1bは帰還用増幅回路であ
り、当該帰還用増幅回路1bの出力は前記増幅回
路の他方の入力端(図では一端)に接続されてい
る。
1dは前記帰還用増幅回路の一方の入力端(図
では+)に接続した帰還用入力端、eSは前記増幅
回路1aの一方の入力端(図では+)に接続され
た信号源、1eは機器1のアースと接続した第2
出力端、2は第2の機器、2cは第1入力端、2
eは第2入力端、2dは帰還用出力端、RLは機
器2の入力抵抗又は負荷抵抗であり前記第1入力
端2cと第2入力端2e及び帰還用出力端2d間
に接続されている。
4は同極性に巻回された第1コイル4a、第2
コイル4b、第3コイル4cからなるチヨークコ
イルであり、第1出力端1cが第1コイル4aの
一方の巻端(図では巻始端で・で示す)に、帰還
用入力端1dが第3コイル4cの一方の巻端に、
第2出力1eが第2コイル4bの一方の巻端にそ
れぞれ接続され、第1コイル4aの他方の巻端が
第1入力端2cに、第2コイル4bの他方の巻端
が第2入力端2eに、第3コイル4cの他方の巻
端が帰還用出力端2dにそれぞれ接続されてい
る。
上記構成の回路のコモンモードノイズに対する
等価回路は第1−b図で表わされる。
図において、eSは信号源、RLは機器02の入力
抵抗、eoは両機器1,2間に発生するコモンモー
ドノイズ電圧、r1は機器1の出力抵抗、r2は伝送
線の抵抗、Lは第1、第2及び第3コイルのそれ
ぞれの自己インダクタンス、Mは各コイル間の相
互インダクタンスでありM≒L,kは帰還用増幅
回路の増幅率である。
ここで抵抗RLの電圧をVoとすると、 Vo=RL/r1+RLeS+(k−1)RL/(r1+RL)(1+
jω/ω1)eo 但し、ω1=r2/L 又k=1/{1+(jω/ωO)}とすると前式の
eoの項の係数は RL・jω/0/(r1+RL)(1+jω/ω1)(1+jω
/ω0) となり、(jω/ωO)/{1+(jω/ωO)}は正帰
還手段による低減効果を表わし、1/{1+
(jω/ω1)}はチヨークコイル手段による低減効
果を表わす。
すなわち、第8図に示すように、この考案の雑
音低減回路の特性は、正帰還手段による特性(図
中点線で示す)とチヨークコイルによる特性(図
中一点鎖線で示す)との総合特性(実線)で表さ
れる。
[考案の効果] 第8図の特性から明らかなように、低い周波数
成分のコモンモードノイズに対して正帰還手段に
よる低減効果が、高い周波数成分のノイズに対し
てはチヨークコイルによる低減効果がそれぞれ期
待でき、周波数帯域全体にわたりノイズ低減効果
を得ることができた。又、低い周波数に対して
は、正帰還による低減効果が期待でき、チユーク
コイルによる低減効果は高い周波数領域のみを負
担すれば良いので、チユークコイルのLを必要以
上に大きくする必要我なく、チヨークコイルの静
電容量による影響を抑制することができた。
【図面の簡単な説明】
第1−a図はこの考案実施例の雑音低減回路
図、第1−b図は同等価回路図、第2図、第3
図、第4図はそれぞれ従来の雑音低減回路図、第
5図は第3図に示す低減回路の周波数特性図、第
6図は増幅回路の周波数特性図、第7図は第4図
の低減回路の周波数特性図、第8図はこの考案実
施例の雑音低減回路の周波数特性図である。 eSは信号源、1bは帰還用増幅回路、1aは増
幅回路、1は機器、RLは負荷抵抗又は入力抵抗、
2は機器、4a,4b,4cは一次、二次、三次
コイル、4はチヨークコイルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号源eS,帰還用増幅回路1b、前記信号源eS
    及び帰還用増幅回路1b出力をそれぞれ入力とす
    る増幅回路1aを有する機器1と、入力抵抗又は
    負荷抵抗RLを有する機器2と、一次4a、二次
    4b及び三次コイル4cが同極性に巻回されたチ
    ヨークコイル4を具備し、前記一次コイル4aの
    一方の巻端が前記増幅回路1a出力に、前記二次
    コイル4bの一方の巻端が機器1のアースに、前
    記三次コイル4cの一方の巻端が前記帰還用増幅
    回路1bの入力端に、前記一次コイル4aの他方
    の巻端が前記抵抗RLの一端に、前記二次コイル
    4bの他方の巻端及び前記三次コイル4cの他方
    の巻端が前記抵抗RLの他端にそれぞれ接続され
    ていることを特徴とする雑音低減回路。
JP11873485U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0422581Y2 (ja)

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JPS6226959U JPS6226959U (ja) 1987-02-18
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