JPH0422583B2 - - Google Patents
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- JPH0422583B2 JPH0422583B2 JP59175707A JP17570784A JPH0422583B2 JP H0422583 B2 JPH0422583 B2 JP H0422583B2 JP 59175707 A JP59175707 A JP 59175707A JP 17570784 A JP17570784 A JP 17570784A JP H0422583 B2 JPH0422583 B2 JP H0422583B2
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- Japan
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- ceramic material
- present
- deodorant
- weight
- fossils
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は消臭効果を有するセラミツク材料、詳
しくはそれ自体消臭効果を有し、各種の消臭剤乃
至消臭成分を担持させることにより、之等消臭剤
等の消臭効果を一層増強させるセラミツクス材料
に関する。 従来の技術 一般に消臭剤は、その作用機構により感覚的脱
臭、化学的脱臭、物理的脱臭及び生物的脱臭に大
別され、市販の消臭製剤はこれらの作用機構のい
ずれかを具えて効果を発揮するように工夫されて
いる。 本発明者は、上記各種消臭剤の消臭効果を一層
増強させ得る消臭用担体につき鋭意研究を重ねた
結果、一般に知られている土器、陶器、〓器、磁
器等の素焼材では、夫々消臭剤の保留性と揮発性
とのバランス及び悪臭成分の吸着及び分解性に尚
不充分であり、長時間に亘つて所望の消臭乃至脱
臭効果を持続発現し難いことを認めた。即ち上記
素焼材では一般に開孔密度の大なるもの程消臭効
果の増強作用が良好と考えられたが、実際には余
りにも多孔性のものでは逆に目詰りが著しく、効
率が低下する傾向が見られた。また素焼材は通常
細孔径が大きすぎ、オングストローム単位の細孔
調整は困難で、悪臭成分粒子によつては通過して
しまい脱臭できない欠点があつた。 引き続く研究において本発明者は多孔質のさん
ご化石及び(又は)貝化石を用いて調整、焼結し
たセラミツク材料が、それ自体悪臭成分粒子の吸
着性に優れ且つそれ自体の触媒作用で脱臭効果を
奏すると共に、各種消臭剤の保留性及び揮発性の
バランスに優れ、これを消臭剤担体として利用す
る時には優れた消臭効果が持続発現されるという
新しい事実を発見し、ここに本発明を完成するに
至つた。 発明の構成 即ち本発明は、多孔質のさんご化石及び(又
は)貝化石をバインダーで調整し焼結したことを
特徴とする消臭効果を有するセラミツク材料に係
る。 本発明で用いる多孔質のさんご化石及び貝化石
としては、通常知られているさんご化石(学名:
琉球コーラルライムストーン)及び貝化石のいず
れであつてもよい。それらの代表的組成及び比重
は下記第1表の通りである。
しくはそれ自体消臭効果を有し、各種の消臭剤乃
至消臭成分を担持させることにより、之等消臭剤
等の消臭効果を一層増強させるセラミツクス材料
に関する。 従来の技術 一般に消臭剤は、その作用機構により感覚的脱
臭、化学的脱臭、物理的脱臭及び生物的脱臭に大
別され、市販の消臭製剤はこれらの作用機構のい
ずれかを具えて効果を発揮するように工夫されて
いる。 本発明者は、上記各種消臭剤の消臭効果を一層
増強させ得る消臭用担体につき鋭意研究を重ねた
結果、一般に知られている土器、陶器、〓器、磁
器等の素焼材では、夫々消臭剤の保留性と揮発性
とのバランス及び悪臭成分の吸着及び分解性に尚
不充分であり、長時間に亘つて所望の消臭乃至脱
臭効果を持続発現し難いことを認めた。即ち上記
素焼材では一般に開孔密度の大なるもの程消臭効
果の増強作用が良好と考えられたが、実際には余
りにも多孔性のものでは逆に目詰りが著しく、効
率が低下する傾向が見られた。また素焼材は通常
細孔径が大きすぎ、オングストローム単位の細孔
調整は困難で、悪臭成分粒子によつては通過して
しまい脱臭できない欠点があつた。 引き続く研究において本発明者は多孔質のさん
ご化石及び(又は)貝化石を用いて調整、焼結し
たセラミツク材料が、それ自体悪臭成分粒子の吸
着性に優れ且つそれ自体の触媒作用で脱臭効果を
奏すると共に、各種消臭剤の保留性及び揮発性の
バランスに優れ、これを消臭剤担体として利用す
る時には優れた消臭効果が持続発現されるという
新しい事実を発見し、ここに本発明を完成するに
至つた。 発明の構成 即ち本発明は、多孔質のさんご化石及び(又
は)貝化石をバインダーで調整し焼結したことを
特徴とする消臭効果を有するセラミツク材料に係
る。 本発明で用いる多孔質のさんご化石及び貝化石
としては、通常知られているさんご化石(学名:
琉球コーラルライムストーン)及び貝化石のいず
れであつてもよい。それらの代表的組成及び比重
は下記第1表の通りである。
【表】
本発明セラミツク材料は、上記さんご化石及び
(又は)貝化石を必須成分とし、これを適当なバ
インダーと混合して素地土を調整した後、焼結す
ることにより製造される。ここでバインダーとし
ては、従来公知の各種の鉱物質、例えば天草陶
石、蛙目粘土、珪酸膠質液等を利用できる。さん
ご化石及び(又は)貝化石とバインダーとの配合
比は特に制限はないが、通常混合物重量に対して
さんご化石及び(又は)貝化石が少なくとも20重
量%、通常20〜90重量%、好ましくは約40〜70重
量%となる量とするのが好ましい。また上記素地
土の調整は、常法に従い原料物質を単に混合する
か、水を加えて練合することにより行なわれる。
その際本発明セラミツク材料の使用形態に応じて
調整物を予め適当な形状例えば消臭剤成分を収容
するための容器状形態或は消臭剤成分を含浸保持
し得る粉状、顆粒状、砂利状、板状等の形態とす
ることもでき、更に装飾性を考慮して花器、人形
等の任意の形状とすることもできる。また上記調
整物には必要に応じて得られるセラミツク材料の
細孔径を調整するために、イソブテン−無水マレ
イン酸共重合体のアルカリ金属塩をポリエチレン
イミンで架橋した高吸水性樹脂等の有機物質や保
水剤等を添加配合することもできる。かくして得
られる調整物の焼結は、一般に約800〜1000℃の
焼成温度条件下に行なわれ、これにより所期のセ
ラミツク材料を収得できる。 本発明セラミツク材料は、これに消臭剤を共存
させることにより、該消臭剤の消臭効果を一層助
長することができる。共存させ得る消臭剤には全
く制限がなく、室温で液体のものでも固体のもの
でもよく、またこれは前述したいずれの作用機構
を有するものであつてもよい。従つて上記消臭剤
は最も広義に解釈されるべきであつて、悪臭成分
の包接、中和、分解反応等に利用した消臭剤に限
ることなく、例えばマスキング作用等を利用した
防臭剤や芳香剤等をも包含するものである。 本発明セラミツク材料と上記消臭剤との共存形
態もまた任意であり、例えば液状の消臭剤又はこ
れを含む製剤をそのままで或は水、その他の溶媒
に溶解乃至懸濁させて、適当な形状の本発明材料
に含浸させるか、液状又は固体状の消臭剤或はこ
れらを含む製剤を、容器状形状の本発明材料中に
収納させる形態等のいずれであつてもよい。上記
消臭剤の含浸量は適宜決定されるが、通常セラミ
ツク材料重量の約1〜30重量%の範囲とするのが
適当である。 かくして消臭剤を共存させた本発明セラミツク
材料は、消臭剤製品として、優れた消臭効果を奏
し得、殊にその消臭効果は高温域(80℃程度)で
も充分に発揮される。また該消臭剤製品は、これ
に共存させるべき消臭剤及び製品形状に応じて、
悪臭成分の種類や発生形態にかかわらず、所期の
消臭効果を奏し得る。即ち上記製品は、例えば水
中や湿つた場所から発生する悪臭、大気中に浮遊
する乾燥した悪臭粒子、何らかの担持物質に付着
している悪臭等の各種の悪臭のいずれをも吸着、
脱臭することができる。従つて本発明セラミツク
材料を利用した消臭剤製品は、例えば冷蔵庫、便
所、車内、室内、下水処理場、家畜舎、その他の
各種工場等に設置して所望の消臭効果を奏し得る
ものである。 実施例 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。尚各例に用いたさんご化石及び貝化石は、
前記第1表に示したものを用いた。 実施例 1 さんご化石 40.0重量部 天草陶土 50.0 〃 蛙目粘土 20.0 〃 珪酸膠質液(SiO2含量40%、旭電化工業株式会
社製、商品名「アデライトAT40」) 5.0 〃 上記組成となるように各成分を混合し、升型容
器形状に成型後、800〜1000℃で焼結して本発明
セラミツク材料を得た。 このものは比重2.6、細孔容積0.57c.c./g及び
吸水率31%であつた。 得られたセラミツク材料120重量部に消臭剤
(「ビアラ10」、甲竜工業株式会社製、茶の抽出物、
水分含量75%)の30重量部を含浸させ、3日間放
置して自然乾燥させて消臭剤含浸セラミツク試料
130重量部を得た。 また比較のため本発明セラミツク材料に代え活
性炭(粒状)を用い、同様にしてこれに消臭剤を
含浸させて比較試料を作成した。 上記本発明セラミツク材料、消臭剤含浸セラミ
ツク試料、活性炭及び消臭剤含浸活性炭試料の
夫々一定重量を、悪臭物質としてアンモニア、ト
リメチルアミン、酢酸及び硫化水素の夫々所定量
を入れた4000cm3の密閉容器内に載置し、3時間後
及び20時間後の容器内残存悪臭濃度(mg)を滴定
法により側定すると共に、悪臭除去率(%)を求
めた。 結果を下記第2表に示す。尚表中上段は残存濃
度(mg)を示し、下段( )内数値は除去率
(%)を示す。
(又は)貝化石を必須成分とし、これを適当なバ
インダーと混合して素地土を調整した後、焼結す
ることにより製造される。ここでバインダーとし
ては、従来公知の各種の鉱物質、例えば天草陶
石、蛙目粘土、珪酸膠質液等を利用できる。さん
ご化石及び(又は)貝化石とバインダーとの配合
比は特に制限はないが、通常混合物重量に対して
さんご化石及び(又は)貝化石が少なくとも20重
量%、通常20〜90重量%、好ましくは約40〜70重
量%となる量とするのが好ましい。また上記素地
土の調整は、常法に従い原料物質を単に混合する
か、水を加えて練合することにより行なわれる。
その際本発明セラミツク材料の使用形態に応じて
調整物を予め適当な形状例えば消臭剤成分を収容
するための容器状形態或は消臭剤成分を含浸保持
し得る粉状、顆粒状、砂利状、板状等の形態とす
ることもでき、更に装飾性を考慮して花器、人形
等の任意の形状とすることもできる。また上記調
整物には必要に応じて得られるセラミツク材料の
細孔径を調整するために、イソブテン−無水マレ
イン酸共重合体のアルカリ金属塩をポリエチレン
イミンで架橋した高吸水性樹脂等の有機物質や保
水剤等を添加配合することもできる。かくして得
られる調整物の焼結は、一般に約800〜1000℃の
焼成温度条件下に行なわれ、これにより所期のセ
ラミツク材料を収得できる。 本発明セラミツク材料は、これに消臭剤を共存
させることにより、該消臭剤の消臭効果を一層助
長することができる。共存させ得る消臭剤には全
く制限がなく、室温で液体のものでも固体のもの
でもよく、またこれは前述したいずれの作用機構
を有するものであつてもよい。従つて上記消臭剤
は最も広義に解釈されるべきであつて、悪臭成分
の包接、中和、分解反応等に利用した消臭剤に限
ることなく、例えばマスキング作用等を利用した
防臭剤や芳香剤等をも包含するものである。 本発明セラミツク材料と上記消臭剤との共存形
態もまた任意であり、例えば液状の消臭剤又はこ
れを含む製剤をそのままで或は水、その他の溶媒
に溶解乃至懸濁させて、適当な形状の本発明材料
に含浸させるか、液状又は固体状の消臭剤或はこ
れらを含む製剤を、容器状形状の本発明材料中に
収納させる形態等のいずれであつてもよい。上記
消臭剤の含浸量は適宜決定されるが、通常セラミ
ツク材料重量の約1〜30重量%の範囲とするのが
適当である。 かくして消臭剤を共存させた本発明セラミツク
材料は、消臭剤製品として、優れた消臭効果を奏
し得、殊にその消臭効果は高温域(80℃程度)で
も充分に発揮される。また該消臭剤製品は、これ
に共存させるべき消臭剤及び製品形状に応じて、
悪臭成分の種類や発生形態にかかわらず、所期の
消臭効果を奏し得る。即ち上記製品は、例えば水
中や湿つた場所から発生する悪臭、大気中に浮遊
する乾燥した悪臭粒子、何らかの担持物質に付着
している悪臭等の各種の悪臭のいずれをも吸着、
脱臭することができる。従つて本発明セラミツク
材料を利用した消臭剤製品は、例えば冷蔵庫、便
所、車内、室内、下水処理場、家畜舎、その他の
各種工場等に設置して所望の消臭効果を奏し得る
ものである。 実施例 以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。尚各例に用いたさんご化石及び貝化石は、
前記第1表に示したものを用いた。 実施例 1 さんご化石 40.0重量部 天草陶土 50.0 〃 蛙目粘土 20.0 〃 珪酸膠質液(SiO2含量40%、旭電化工業株式会
社製、商品名「アデライトAT40」) 5.0 〃 上記組成となるように各成分を混合し、升型容
器形状に成型後、800〜1000℃で焼結して本発明
セラミツク材料を得た。 このものは比重2.6、細孔容積0.57c.c./g及び
吸水率31%であつた。 得られたセラミツク材料120重量部に消臭剤
(「ビアラ10」、甲竜工業株式会社製、茶の抽出物、
水分含量75%)の30重量部を含浸させ、3日間放
置して自然乾燥させて消臭剤含浸セラミツク試料
130重量部を得た。 また比較のため本発明セラミツク材料に代え活
性炭(粒状)を用い、同様にしてこれに消臭剤を
含浸させて比較試料を作成した。 上記本発明セラミツク材料、消臭剤含浸セラミ
ツク試料、活性炭及び消臭剤含浸活性炭試料の
夫々一定重量を、悪臭物質としてアンモニア、ト
リメチルアミン、酢酸及び硫化水素の夫々所定量
を入れた4000cm3の密閉容器内に載置し、3時間後
及び20時間後の容器内残存悪臭濃度(mg)を滴定
法により側定すると共に、悪臭除去率(%)を求
めた。 結果を下記第2表に示す。尚表中上段は残存濃
度(mg)を示し、下段( )内数値は除去率
(%)を示す。
【表】
上記第2表より、本発明セラミツク材料の利用
によれば、活性炭に比して、消臭効果が一層増強
されることが判る。 実施例 2 さんご化石 30.0重量部 貝化石 20.0 〃 天草陶土 45.0 〃 蛙目粘土 5.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 4.0 〃 保水剤(クラレイソプレンケミカル株式会社製
「KIゲル−20」、極微粒) 1.0 〃 上記各成分の所定量を混合後、800〜1000℃で
焼結して粒状形態の本発明セラミツク材料を得
た。 このものは比重2.1、細孔容積0.4c.c./g及び吸
水率約28%であつた。 得られたセラミツク材料200重量部に消臭剤
(「ビアラ10E」、甲竜工業株式会社製、イラクサ
の乾留物、水分含量73%)の50重量部を含浸さ
せ、3日間放置して自然乾燥して消臭剤含浸セラ
ミツク試料を得た。 上記試料を用いて以下の試験を行なつた。 まず、悪臭源ガスを次の通り調整する。即ち洗
気瓶に鵜糞20gをとり、精製水50mlを加えて50℃
の恒温室に24時間放置し、次いで洗気瓶中の発生
ガスを50の純空気で追い出し、バツグに補集し
て、これを悪臭源ガスとする。 一方ガラス管状容器に被験試料を充填し、これ
に上記で調整した悪臭源ガス5を1/分の流
量で全量通過させ、通過ガスをバツグに補集す
る。これを試料ガスとしてそのガス成分濃度を
夫々以下の方法により測定する。 硫化水素及びメチルメルカプタン;ガスクロマ
トグラフイー法による。アンモニア;インドーフ
エノール青吸光光度法による。 またブランクとして、悪臭源ガス5を、被験
試料を充填していないガラス管状容器に通し、通
過ガスの成分濃度を同様にして測定した。 被験試料として本発明セラミツク材料及びこれ
に消臭剤を含浸させた試料の夫々を用いた場合の
結果を、ブランクと対比して、下記第3表に示
す。
によれば、活性炭に比して、消臭効果が一層増強
されることが判る。 実施例 2 さんご化石 30.0重量部 貝化石 20.0 〃 天草陶土 45.0 〃 蛙目粘土 5.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 4.0 〃 保水剤(クラレイソプレンケミカル株式会社製
「KIゲル−20」、極微粒) 1.0 〃 上記各成分の所定量を混合後、800〜1000℃で
焼結して粒状形態の本発明セラミツク材料を得
た。 このものは比重2.1、細孔容積0.4c.c./g及び吸
水率約28%であつた。 得られたセラミツク材料200重量部に消臭剤
(「ビアラ10E」、甲竜工業株式会社製、イラクサ
の乾留物、水分含量73%)の50重量部を含浸さ
せ、3日間放置して自然乾燥して消臭剤含浸セラ
ミツク試料を得た。 上記試料を用いて以下の試験を行なつた。 まず、悪臭源ガスを次の通り調整する。即ち洗
気瓶に鵜糞20gをとり、精製水50mlを加えて50℃
の恒温室に24時間放置し、次いで洗気瓶中の発生
ガスを50の純空気で追い出し、バツグに補集し
て、これを悪臭源ガスとする。 一方ガラス管状容器に被験試料を充填し、これ
に上記で調整した悪臭源ガス5を1/分の流
量で全量通過させ、通過ガスをバツグに補集す
る。これを試料ガスとしてそのガス成分濃度を
夫々以下の方法により測定する。 硫化水素及びメチルメルカプタン;ガスクロマ
トグラフイー法による。アンモニア;インドーフ
エノール青吸光光度法による。 またブランクとして、悪臭源ガス5を、被験
試料を充填していないガラス管状容器に通し、通
過ガスの成分濃度を同様にして測定した。 被験試料として本発明セラミツク材料及びこれ
に消臭剤を含浸させた試料の夫々を用いた場合の
結果を、ブランクと対比して、下記第3表に示
す。
【表】
上記第3表からも、本発明セラミツク材料が優
れた消臭効果を奏することが明らかである。 実施例 3 貝化石 64.0重量部 天草陶土 40.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 2.0 〃 保水剤(実施例2に同じ) 2.5 〃 上記各成分を用い、実施例2と同様にして混
合、焼結して、粒状の本発明セラミツク材料を得
た。 このものは比重1.4であり、細孔容積0.4c.c./g
であつた。 上記セラミツク材料4.0gを時計皿にとり、こ
れに下記第4表に示す組成の調合香料素材0.38g
を含浸させて香料含浸試料を作成した。対比のた
め同調合香料素材に保留剤フタル酸ジエチルを30
重量%配合し、その0.5gを匂い紙(7.5×11.5cm3、
2.6g)に均一に塗布して比較試料とした。
れた消臭効果を奏することが明らかである。 実施例 3 貝化石 64.0重量部 天草陶土 40.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 2.0 〃 保水剤(実施例2に同じ) 2.5 〃 上記各成分を用い、実施例2と同様にして混
合、焼結して、粒状の本発明セラミツク材料を得
た。 このものは比重1.4であり、細孔容積0.4c.c./g
であつた。 上記セラミツク材料4.0gを時計皿にとり、こ
れに下記第4表に示す組成の調合香料素材0.38g
を含浸させて香料含浸試料を作成した。対比のた
め同調合香料素材に保留剤フタル酸ジエチルを30
重量%配合し、その0.5gを匂い紙(7.5×11.5cm3、
2.6g)に均一に塗布して比較試料とした。
【表】
【表】
上記各試料を恒温恒湿(温度30℃、湿度50%、
風速0.05m/秒以下)中に開放放置し、0分、
150分、270分及び450分放置後、パネラー5名に
より香料の保留効果の判定を行なつた。結果を次
の基準に従つて下記第5表に示す。 <判定基準> ○:香りのバランスがよくとれており、パネラー
4名以上が良好と判定したもの △:香りのバランスがやゝくずれているもの ×:香りのバランスが大きくくずれているもの
風速0.05m/秒以下)中に開放放置し、0分、
150分、270分及び450分放置後、パネラー5名に
より香料の保留効果の判定を行なつた。結果を次
の基準に従つて下記第5表に示す。 <判定基準> ○:香りのバランスがよくとれており、パネラー
4名以上が良好と判定したもの △:香りのバランスがやゝくずれているもの ×:香りのバランスが大きくくずれているもの
【表】
上記試験に用いた調合香料素材(第4表記載の
もの)は、柑橘系のフレツシユな香気を発するも
のであるが、保留剤として慣用されるフタル酸ジ
エチルを用いた場合、第5表に示す通り、経時的
に香りのバランスがくずれ、フレツシユ感は大き
く損なわれる。これに対し本発明セラミツク材料
の利用によれば、香りの変質は極めて少なく、
450分経過後では上記保留剤使用の場合と有意差
をもつて優れることが判る。 実施例 4 さんご化石 43.7重量部 天草陶石 50.2 〃 蛙目粘土 5.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 3.0 〃 保水剤(実施例2に同じ) 1.0 〃 上記各成分を実施例1と同様に混合、焼結して
板状の本発明セラミツク材料を得た。 また比較のため上記においてさんご化石を用い
ることなく、本山木節粘土、霧島粘土、常滑粘
土、原蛙目粘土、泉山石、天草陶石を用いて、同
様にして土器、陶器、〓器及び磁器の代表的組成
を模した素焼材料を作成した。 上記で得られる各板状製品の組成を下記第6表
に示す。
もの)は、柑橘系のフレツシユな香気を発するも
のであるが、保留剤として慣用されるフタル酸ジ
エチルを用いた場合、第5表に示す通り、経時的
に香りのバランスがくずれ、フレツシユ感は大き
く損なわれる。これに対し本発明セラミツク材料
の利用によれば、香りの変質は極めて少なく、
450分経過後では上記保留剤使用の場合と有意差
をもつて優れることが判る。 実施例 4 さんご化石 43.7重量部 天草陶石 50.2 〃 蛙目粘土 5.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 3.0 〃 保水剤(実施例2に同じ) 1.0 〃 上記各成分を実施例1と同様に混合、焼結して
板状の本発明セラミツク材料を得た。 また比較のため上記においてさんご化石を用い
ることなく、本山木節粘土、霧島粘土、常滑粘
土、原蛙目粘土、泉山石、天草陶石を用いて、同
様にして土器、陶器、〓器及び磁器の代表的組成
を模した素焼材料を作成した。 上記で得られる各板状製品の組成を下記第6表
に示す。
【表】
得られたセラミツク材料及び素焼各100重量部
を単独で用いるか、或はこれに消臭剤(「ビアラ
100」、甲竜工業株式会社製、植物精油)の5重量
部を減圧容器内で含浸させて作成した消臭剤含浸
試料片を用いて以下の消臭効果試験を行なつた。 即ち3000cm3の密閉容器中に、悪臭源としてのア
ンモニア又は酢酸の夫々一定量をとり、該容器内
に各試料片を入れ、80±2℃で3時間放置後、5
人のパネラーによつて容器内臭気を判定した。判
定基準は次の通りである。 <判定基準> 5;臭いはない 4;かすかに臭うが気にならない 3;すこし臭うが容認できる 2;臭いは強いが、耐え得る 1;刺激臭が強く、耐えられない 結果を下記第7表に示す。
を単独で用いるか、或はこれに消臭剤(「ビアラ
100」、甲竜工業株式会社製、植物精油)の5重量
部を減圧容器内で含浸させて作成した消臭剤含浸
試料片を用いて以下の消臭効果試験を行なつた。 即ち3000cm3の密閉容器中に、悪臭源としてのア
ンモニア又は酢酸の夫々一定量をとり、該容器内
に各試料片を入れ、80±2℃で3時間放置後、5
人のパネラーによつて容器内臭気を判定した。判
定基準は次の通りである。 <判定基準> 5;臭いはない 4;かすかに臭うが気にならない 3;すこし臭うが容認できる 2;臭いは強いが、耐え得る 1;刺激臭が強く、耐えられない 結果を下記第7表に示す。
【表】
上記第7表より、本発明セラミツク材料の優位
性が明らかであり、本発明材料はその素地の多孔
性、吸水性、表面活性度、消臭剤の脱離性等の面
で、他の素焼材料には見られない優れた消臭効果
増強作用を奏し得ることが判る。 実施例 5 さんご化石 40.0重量部 天草陶土 20.0重量部 蛙目粘土 30.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 15.0 〃 保水剤(実施例2に同じ) 1.5 〃 上記各成分を実施例1と同様に混合、焼結して
板状の本発明セラミツク材料を得た。 このものは、実施例4と同一の消臭試験の結
果、略々同等の優れた消臭効果増強作用を発現し
た。
性が明らかであり、本発明材料はその素地の多孔
性、吸水性、表面活性度、消臭剤の脱離性等の面
で、他の素焼材料には見られない優れた消臭効果
増強作用を奏し得ることが判る。 実施例 5 さんご化石 40.0重量部 天草陶土 20.0重量部 蛙目粘土 30.0 〃 珪酸膠質液(実施例1に同じ) 15.0 〃 保水剤(実施例2に同じ) 1.5 〃 上記各成分を実施例1と同様に混合、焼結して
板状の本発明セラミツク材料を得た。 このものは、実施例4と同一の消臭試験の結
果、略々同等の優れた消臭効果増強作用を発現し
た。
Claims (1)
- 1 多孔質のさんご化石及び(又は)貝化石をバ
インダーで調整し焼結したことを特徴とする消臭
効果を有するセラミツク材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59175707A JPS6152871A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 消臭効果を有するセラミツク材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59175707A JPS6152871A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 消臭効果を有するセラミツク材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6152871A JPS6152871A (ja) | 1986-03-15 |
| JPH0422583B2 true JPH0422583B2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=16000838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59175707A Granted JPS6152871A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 消臭効果を有するセラミツク材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6152871A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6381115U (ja) * | 1986-06-24 | 1988-05-28 | ||
| JPH0696037B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1994-11-30 | ハリマセラミック株式会社 | 防塵・防毒マスクの消臭部材 |
| JP5696338B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2015-04-08 | 地方独立行政法人青森県産業技術センター | Ca−アルカリ型吸着性材料およびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1511957A (en) * | 1975-07-23 | 1978-05-24 | Polysius Ag | Container base for the pneumatic discharge of fine material |
| JPS5949016B2 (ja) * | 1976-02-27 | 1984-11-30 | 松下電工株式会社 | 芳香発生素子 |
| JPS5527550A (en) * | 1978-08-16 | 1980-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Bearing device |
| JPS592746A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-09 | 京セラ株式会社 | 香料担持体 |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP59175707A patent/JPS6152871A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6152871A (ja) | 1986-03-15 |
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