JPH04225954A - アミド化合物、その医薬用途および新規1−置換ピロリジンメチルアミン類 - Google Patents

アミド化合物、その医薬用途および新規1−置換ピロリジンメチルアミン類

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JPH04225954A
JPH04225954A JP13065291A JP13065291A JPH04225954A JP H04225954 A JPH04225954 A JP H04225954A JP 13065291 A JP13065291 A JP 13065291A JP 13065291 A JP13065291 A JP 13065291A JP H04225954 A JPH04225954 A JP H04225954A
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JP13065291A
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English (en)
Inventor
Osamu Murakami
修 村上
Tsugio Ikebe
池部 次男
Yasuto Morimoto
森本 保人
Shuzo Takehara
竹原 修造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Yoshitomi Pharmaceutical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精神身体疾患および精
神障害を治療するのに有効なN−〔(1−アルキル−2
−ピロリジニル)メチル〕ベンズアミドおよびN−〔(
1−アルキル−2−ピロリジニル)メチル〕−2,3−
ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミド化合物、そ
れらの薬理学的に許容される塩またはそれらの光学異性
体、および当該ベンズアミドおよび2,3−ジヒドロベ
ンゾフラン−7−カルボキサミド化合物を製造する上で
原料化合物となる1−置換ピロリジン−2−メチルアミ
ン類およびその光学異性体に関する。
【0002】
【従来技術】アミン部にピロリジン環を有するベンズア
ミド化合物は米国特許第3,342,826 号明細書
、英国特許第1,394,559 号明細書、あるいは
ドラッグス・オブ・ザ・フューチュア(Drugs o
f the Future)第11巻、第944〜94
8頁、1986年などに、また、2,3−ジヒドロベン
ゾフラン−7−カルボキサミド化合物は米国特許第4,
617,314 号明細書および米国特許第4,888
,353 号明細書に開示されている。これらのアミド
化合物は、ドパミンD2 レセプターを選択的に遮断す
ることにより向精神作用を示し、非典型的(atypi
cal) な抗精神分裂病薬として特徴づけられている
。これら公知の化合物の化学構造は、いずれもベンゼン
環上の置換基の種類を問わず、ピロリジン1位のアルキ
ル基炭素鎖数が5以下である。また、ピロリジン−2−
メチルアミン類に関して、1位のアルキル基炭素鎖数が
6以上の化合物は合成されていない。スルピリドに代表
される上記公知のアミド化合物は、精神身体疾患および
精神障害患者の治療において幻覚や妄想などの陽性症状
を改善するのに比べ、慢性期に現れ易い環状鈍麻などの
陰性症状に対する改善効果は、まだ、患者の満足のいく
ものとは程遠く、また、錘体外路障害(EPS)やプロ
ラクチン異常分泌などの副作用についても、必ずしも満
足されるものではない。そこで、本発明者らは、陰性症
状の改善効果が強く、また、EPSなどの副作用がさら
に弱いアミド化合物を開発するために鋭意、研究を行っ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、グリッツ(
Glitz,D.A.)らは、セロトニン1A(5HT
1A)作動薬のブスピロンなどが、上記陰性症状の改善
に関連があると考えられる抗うつ作用や抗不安作用を示
すことをドラッグス(Drugs) 、第41巻、第1
1−18頁、1991年に報告している。また、ヒック
ス(Hicks,P.B.)は、ハロペリドールの副作
用、EPSを示唆するカタレプシー惹起試験において、
セロトニン1A(5HT1A)作動薬の8−OH−DP
AT、ブスピロン、あるいはイプサピロンを併用すると
カタレプシーが抑制されることを、ライフ・サイエンス
(Life Science)、第47巻、第1609
−1615頁、1990年に報告している。同様に、ワ
ーデンバーグ(Wadenberg,M.L.)らは、
ラクロプリドのカタレプシー惹起作用が8−OH−DP
ATの併用により抑制されることをジャーナル・オブ・
ニューラル・トランスミッション−ジェネラル・セクシ
ョン(Journal of Neural Tran
smission− General Section
)、第83巻、第43−53頁、1991年に報告して
いる。そこで、本発明者らは前述した課題を解決するた
めに、5HT1Aレセプターに親和性を有する新規のア
ミド化合物、すなわちアミン部にピロリジン環を有する
新規なベンズアミド誘導体および2,3−ジヒドロベン
ゾフラン−7−カルボキサミド誘導体の探索を行った。 その結果、意外なことに、ピロリジン1位のアルキル基
の炭素鎖数を6以上に延長したアミド化合物に、5HT
1Aレセプターに対して高い親和性のあることを発見し
、また、その親和性はドパミンD2 レセプターに対す
る親和性よりも高いことを見い出した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような新
知見に基づいて完成されたものであり、一般式(I)

化3】 〔式中、R1 は炭素数1〜4個のアルコキシ基を、R
2 は水素またはR1 とR2 が相互に結合して少な
くとも1個の炭素数1〜4個のアルキルで置換されても
よいオキシエチレンを形成する基を、R3 は一般式−
S(O)m R5  (R5 は炭素数1〜4個のアルキル基または置換され
ていてもよいフェニルアルキル基を示し、mは0、1、
2である。)により表される基または一般式−SO2 
NR6 R7  (R6 、R7 はそれぞれ水素または炭素数1〜4個
のアルキル基である。)で表される基を、R4 は炭素
鎖数6〜15のアルキル基を示す。〕により表されるア
ミド化合物、その薬理学的に許容される塩またはその光
学異性体、および一般式(II)
【化4】 (式中、R4 は炭素鎖数6〜15のアルキル基を示す
。)により表される1−置換ピロリジン−2−メチルア
ミン類およびその光学異性体である。
【0005】上記の定義を一層詳しく説明すると、炭素
数1〜4個のアルキル基とはメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、第3級ブチルなどを、炭素数
1〜4個のアルコキシ基とはメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、第3級ブトキシな
どを、炭素鎖数6〜15のアルキル基とは、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシルなど
を、さらにこれらの基に炭素数3〜7個のシクロアルキ
ル基(シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
、シクロヘキシル)が結合していてもよい。少なくとも
1個の炭素数1〜4個のアルキルで置換されてもよいオ
キシエチレンを形成する基とは、オキシエチレン(−O
CH2 CH2 −)、オキシメチルエチレン〔−OC
H(CH3)CH2 −、−OCH2 CH(CH3)
−〕、オキシジメチルエチレン〔−OC(CH3)2 
CH2 −、−OCH2 C(CH3)2 −〕などを
、置換されていてもよいフェニルアルキル基とはベンジ
ル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、3−フ
ェニルプロピル、4−フェニルブチルなどのアルキル部
が炭素数1〜4個のものを示し、置換基としてはハロゲ
ン(塩素、臭素、フッ素など)、炭素数1〜4個のアル
キル基、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン置換
炭素数1〜4個のアルキル基(トリフルオロメチル、2
,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル
など)、ニトロ、アミノなどから1〜3個選択される。
【0006】本発明の一般式(I)の化合物中、好まし
い化合物としては、R1 はメトキシ、R2 は水素ま
たはR1 とR2 が相互に結合して−OC(CH3)
2 CH2−、R3 はメチルチオ、スルファモイルま
たはN−メチルスルファモイル、R4 はヘキシル、オ
クチル、ノニルまたはデシルである化合物、その薬理学
的に許容される塩またはその光学異性体が、また、より
好ましい化合物群としては、以下の化合物またはその薬
理学的に許容される塩があげられる。
【0007】(S)−N−〔(1−ヘキシル−2−ピロ
リジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファモイ
ルベンズアミド (S)−N−〔(1−ヘキシル−2−ピロリジニル)メ
チル〕−2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルファ
モイル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボ
キサミド (S)−N−〔(1−オクチル−2−ピロリジニル)メ
チル〕−2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,
3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミド(R)
−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕−
2−メトキシ−5−スルファモイルベンズアミド(R)
−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕−
2−メトキシ−5−メチルスルファニルベンズアミド (R)−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチ
ル〕−2−メトキシ−5−メチルチオベンズアミド(S
)−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕
−2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミド(R)−N−
〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕−5−ス
ルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カ
ルボキサミド (S)−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチ
ル〕−5−スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−7−カルボキサミド (R)−N−〔(1−デシル−2−ピロリジニル)メチ
ル〕−2−メトキシ−5−スルファモイルベンズアミド
(R)−N−〔(1−デシル−2−ピロリジニル)メチ
ル〕−5−スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン−7−カルボキサミド
【0008】一般式(I)の本発明化合物は、一般式(
III)
【化5】 (式中、各記号は前記と同義である。)で表されるカル
ボン酸またはその反応性誘導体と、本発明化合物の一般
式(II)
【化6】 (式中、各記号は前記と同義である。)で表される1−
置換ピロリジン−2−メチルアミン類とを反応させるこ
とにより製造される。
【0009】本方法は本質的には、アミド化に属するも
のであるから、それ自体公知のアミド化法、ペプチド合
成法などが準用できる。 (1) 一般式(III)の化合物が遊離のカルボン酸
である場合、反応はジシクロヘキシルカルボジイミド、
四塩化チタン、ハロゲン化リン(例えば、三塩化リン、
オキシ塩化リンなど)、ジエチルクロルホスファイト、
o−フェニレンクロルホスファイト、エチルジクロルホ
スファイトなどの縮合剤の存在下に不活性溶媒中、冷却
下、室温下あるいは加温下に行われる。なお、化合物(
II)にあらかじめハロゲン化リンを不活性溶媒中で作
用させた後、化合物(III)と縮合させることもでき
る。例えば、ハロゲン化リンが三塩化リンである場合に
は、化合物(II)にあらかじめ約1/2モルの三塩化
リンを不活性溶媒中、トリエチルアミン、ピリジン、N
,N−ジメチルアニリン等の三級塩基の存在下に冷却下
あるいは室温下で作用させた後、不活性溶媒中で化合物
(III)と室温あるいは加温下好ましくは、加温還流
下に反応させる。
【0010】(2) 一般式(III)のカルボン酸の
反応性誘導体として、酸ハライド、例えば酸クロリド、
酸ブロミドを用いる場合、反応は不活性な溶媒中でトリ
エチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンな
どの三級塩基の存在下に冷却下あるいは室温下で行われ
るか、または水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
アルカリの存在下、水中で冷却下あるいは室温下に行わ
れる。
【0011】(3) 化合物(III)の反応性誘導体
として酸アジドを用いる場合、反応は水酸化ナトリウム
、水酸化カリウムなどのアルカリの存在下、水中で冷却
下あるいは室温下に行われる。
【0012】(4) 化合物(III)の反応性誘導体
としてエステル、例えばメチルエステル、エチルエステ
ル、p−ニトロフェニルエステル、p−クロロフェニル
エステルなどを用いる場合、反応は不活性溶媒(化合物
(II)を過剰に用いて溶媒を兼ねさせることもできる
。)中、室温あるいは加温下好ましくは、加熱還流下に
反応させる。
【0013】(5) 化合物(III)の反応性誘導体
として対称型酸無水物あるいは混合酸無水物、例えばア
ルキル炭酸混合酸無水物、アルキルリン酸混合酸無水物
、アルキル亜リン酸混合酸無水物、硫酸混合酸無水物な
どを用いる場合、反応は不活性溶媒中で、トリエチルア
ミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなどの三級
塩基の存在下に冷却下あるいは室温下あるいは加温下に
行われる。
【0014】(6) 化合物(III)の反応性誘導体
として活性アミド、例えば酸イミダゾリド、酸ピロリジ
ド、2,4−ジメチルピラゾリドなどを用いる場合、反
応は不活性溶媒中で室温あるいは加温下に行われる。
【0015】一般式(II)の化合物も新規であり、た
とえば2−ピロリジノンを出発物質とし、アルキル化、
ニトロメタンとの縮合、次いで還元反応を行うことによ
り製造することができる。光学活性な一般式(II)の
化合物は、光学活性な酸(たとえば、酒石酸、ジベンゾ
イル酒石酸、マンデル酸、10−カンファースルホン酸
など)を用いて常法により光学分割を行うことにより製
造することができる。また、(R)または(S)−プロ
リンもしくはピログルタミン酸を出発物質とし、エステ
ル化、アミド化、アルキル化、還元反応を行うことによ
り、立体特異的に一般式(II)の化合物を製造するこ
ともできる。また本発明化合物(I)は、R4 が水素
である化合物をアルキル化することによっても製造でき
る。
【0016】前記の各縮合反応で使用される不活性溶媒
としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、メ
タノール、エタノール、エチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、クロロホルム、ジクロロメタン、
ジクロロエタン、ヘキサメチルホスホリックアミド、ジ
エチレングリコール、ジメチルホルムアミドなどあるい
はこれらの混合溶液が例示されるが、反応性誘導体の種
類により適当に選択される。
【0017】本発明化合物は、ピロリジン2位の不斉炭
素またはそれとジヒドロベンゾフラン2位の不斉炭素に
起因するラセミ混合物、ジアステレオマーおよび光学異
性体も含有する。ラセミ混合物は所望により、その塩基
性を利用して光学活性な酸(たとえば、酒石酸、ジベン
ゾイル酒石酸、マンデル酸、10−カンファースルホン
酸など)を用いて常法により光学分割することができる
。また、あらかじめ調製した光学活性な化合物(II)
を原料として用いることにより所望する立体配置を有す
る目的化合物(I)を立体選択的に合成することもでき
る。ジアステレオマーも公知の方法により各エナンチオ
マーに分割することができる。
【0018】かくして得られる一般式(I)の化合物は
、塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩、トルエン
スルホン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フ
マール酸塩、酒石酸塩などの薬理学的に許容しうる酸付
加塩とすることができる。本発明化合物は以下の実験例
で示すように、従来のピロリジン1位に炭素鎖数の5以
下のアルキル基を有するベンズアミド類や2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボキサミド類とは明らかに
異なって、セロトニン1Aレセプターに対して高い親和
性を示すことが明らかになった。また、その親和性はド
パミンD2 レセプターに対する親和性よりも高いこと
から、本発明化合物は、精神分裂病患者の陽性症状の改
善だけでなく、陰性症状の改善にも極めて有効であり、
また、EPSなどの副作用も極めて弱い抗精神分裂病治
療薬として有用である。さらに、これらの特性により、
本発明化合物は、抑鬱症、不安症の治療薬あるいはジス
キネジア、老齢期ないし脳血管障害時およびアルコール
依存症に伴う興奮、攻撃性などの異常行動、情緒障害な
どの治療薬、また胃、十二指腸潰瘍などの精神身体疾患
あるいは嘔吐の抑制剤などの医薬あるいはストレスや感
情の緊張などに由来する下痢および消化器系不定愁訴の
治療薬として有用である。
【0019】実験例1.ドパミンD2 結合試験特異的
ドパミンD2 受容体結合試験をユーロピアン・ジャー
ナル・オブ・ファーマコロジー(European J
ournal of Pharmacology)、第
46巻、第377頁、1977年に記載の方法に準じて
行った。9〜10週令のウィスターラット線条体より粗
シナプトソーム画分を分離し、120mM塩化ナトリウ
ム、5mM塩化カリウム、2mM塩化カルシウム、1m
M塩化マグネシウム、10μMパルギリン(pargy
line) および0.1%アスコルビン酸を含む50
mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.1)に懸濁して実験
に用いた。次にシナプトソーム懸濁液に数種類の濃度の
被験化合物とトリチウム化したスピペロン(終濃度0.
2nM)を加え、37℃で20分反応させた。反応後反
応液をホワットマン(Whatman;登録商標)GF
/Bグラスフィルターで吸引濾過し、50mMトリス−
塩酸緩衝液(pH7.7)でフィルターを洗った後フィ
ルター上に残った放射能活性を液体シンチレーションカ
ウンターで測定した。非特異的結合を10−4Mの(±
)−スルピリド存在下で決定する。50%抑制濃度(I
C50)をグラフ的に決定し阻害定数(Ki値)を求め
た。実施例化合物の試験結果を対照化合物(A−G)の
Ki試値とともに表1に示す。
【0020】実験例2.セロトニン1A結合試験特異的
セロトニン1A(5−HT1A)受容体結合試験を、ジ
ャーナル・オブ・ニューロケミストリー(Journa
l of Neurochemistry) 、第44
巻、第1685頁、1985年に記載の方法に準じて行
った。9〜10週令ウィスターラット海馬より粗シナプ
トソーム画分を分離し、1mM塩化マンガンを含む50
mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)に懸濁して実験
に用いた。次にシナプトソーム懸濁液に数種類の濃度の
被験化合物とトリチウム化した8−OH−DPAT(終
濃度0.2nM)を加え、37℃で12分反応させた。 反応後反応液をホワットマン(Whatman;登録商
標)GF/Bグラスフィルターで吸引濾過し、50mM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.4)でフィルターを洗っ
た後、フィルター上に残った放射能活性を液体シンチレ
ーションカウンターで測定した。非特異的結合を10−
5Mセロトニン(5−HT)存在下で決定する。50%
抑制濃度(IC50)をグラフ的に決定し、阻害定数(
Ki値)を求めた。実施例化合物の試験結果を対照化合
物(A−G)のKi値とともに表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】対照化合物 化合物A:(R)−N−〔(1−エチル−2−ピロリジ
ニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファモイルベ
ンズアミド  〔(+)−スルピリド〕化合物B:(S
)−N−〔(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル〕
−2−メトキシ−5−スルファモイルベンズアミド  
〔(−)−スルピリド〕化合物C:(R)−N−〔(1
−n−ブチル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メト
キシ−5−スルファモイルベンズアミド 化合物D:(S)−N−〔(1−n−ブチル−2−ピロ
リジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファモイ
ルベンズアミド 化合物E:(S)−N−〔(1−エチル−2−ピロリジ
ニル)メチル〕−2−メトキシ−5−メチルチオベンズ
アミド 化合物F:(R)−N−〔(1−n−ブチル−2−ピロ
リジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−メチルチオベ
ンズアミド 化合物G:(R)−N−〔(1−n−ブチル−2−ピロ
リジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−メチルスルホ
ニルベンズアミド
【0023】本発明化合物を医薬として用いる場合には
、適宜、賦形剤、増量剤、希釈剤などの医薬添加物と混
合して製造される錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、液剤
、あるいは注射剤として投与される。その容量は、選択
する化合物、疾病の重症度、年齢などにより異なるが、
通常成人一回当たり0.01〜10mg/kgである。
【0024】製剤処方例 化合物(I)10.0mgを含有する錠剤は次の処方に
より調製することができる。         化合物(I)           
             10.0mg      
  乳糖                     
           30.0mg        
トウモロコシデンプン               
 18.8mg        結晶セルロース   
                   28.0mg
        ヒドロキシプロピルセルロース   
       1.0mg        タルク  
                         
     2.0mg        ステアリン酸マ
グネシウム              0.2mg 
   ──────────────────────
────                     
                       90
.0mg
【0025】化合物(I)をアトマイザーによ
り粉砕し、平均粒径10μ以下の微粉とする。化合物(
I)、乳糖、トウモロコシデンプンおよび結晶セルロー
スを練合機中で混合した後、ヒドロキシプロピルセルロ
ースを加えて20分間練合する。練合物を200メッシ
ュの篩を通して造粒し、50℃の熱風乾燥機中で、水分
3〜4%となるまで乾燥し、24メッシュの篩を通した
後、タルクおよびステアリン酸マグネシウムを混合し、
ロータリー式打錠機により直径6mmの平面杵を用いて
打錠する。
【0026】次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳し
く説明するが、これに限定されるものではない。実施例
1L−プロリンから公知の方法によって得られる(S)
−ピロリジン−2−カルボキサミド5.7g、ヘキシル
ブロミド8.3gおよび炭酸カリウム20gをジメチル
ホルムアミド50mlとトルエン40mlの混液に加え
、40℃で7時間攪拌する。この混合液を減圧濃縮し、
得られる残査を酢酸エチルで抽出し、水洗する。硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧濃縮し得られた残査に石油エ
ーテルを加え、結晶を濾過すると融点103〜104℃
の(S)−1−ヘキシルピロリジン−2−カルボキサミ
ド6.3gが得られる。(S)−1−ヘキシルピロリジ
ン−2−カルボキサミド2gをテトラヒドロフラン40
ml中に加え、水素化リチウムアルミニウム0.9gを
少しずつ加える。この混合物を40℃で3時間攪拌した
後、氷冷下水を少しずつ滴下し次いで2N水酸化ナトリ
ウム15mlを加え加水分解する。エーテルを加えよく
攪拌し、有機層を傾斜してとり、乾燥後濃縮し、得られ
た油を蒸留すると、沸点103〜105℃/0.7mm
Hg,〔α〕D =−87.4°(c=0.5,メタノ
ール)の(S)−(−)−2−アミノメチル−1−ヘキ
シルピロリジン1.2gが得られる。
【0027】実施例2 L−プロリンから公知の方法によって得られる(S)−
ピロリジン−2−カルボキサミド6g、ノニルブロミド
11gおよび炭酸カリウム11gをジメチルホルムアミ
ド50mlとトルエン50mlの混液に加え、40℃で
13時間攪拌する。この混合液を減圧濃縮し、得られる
残査を酢酸エチルで抽出し、水洗する。硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮し得られた残査にヘキサンを加え
、結晶を濾過すると融点110〜111℃の(S)−1
−ノニルピロリジン−2−カルボキサミド8.6gが得
られる。(S)−1−ノニルピロリジン−2−カルボキ
サミド4gをテトラヒドロフラン50ml中に加え、水
素化リチウムアルミニウム1.6gを少しずつ加える。 この混合物を40℃で4時間攪拌した後、氷冷下水を少
しずつ滴下し次いで2N水酸化ナトリウム30mlを加
え加水分解する。エーテルを加えよく攪拌し、有機層を
傾斜してとり、乾燥後濃縮し、得られた油を蒸留すると
、沸点110〜113℃/0.3mmHg,〔α〕D 
=−69.3°(c=1,メタノール)の(S)−(−
)−2−アミノメチル−1−ノニルピロリジン2.7g
が得られる。
【0028】実施例3 トルエン125ml中にフレーク状水酸化ナトリウム1
3g、テトラブチルアンモニウムブロミド250mgを
加え、30分間還流攪拌後2−ピロリジノン25gとヘ
キシルブロミド52.3gの混液を滴下する。滴下後さ
らに2.5時間還流攪拌した後、氷水を加え有機層を分
取する。水洗、乾燥後減圧濃縮すると1−ヘキシル−2
−ピロリジノン52.7gが油状物として得られる。1
−ヘキシル−2−ピロリジノン35gにジメチル硫酸2
1.1mlのメタノール15ml溶液を加え50〜70
℃に加温して2時間攪拌する。この反応溶液に冷却下2
8%ナトリウムメトキシド−メタノール溶液46.2m
lを滴下し、室温で1時間攪拌した後、ニトロメタン1
4.4mlを滴下し、1時間室温で攪拌して一夜放置す
る。反応液を減圧濃縮し得られる残査に氷水およびエー
テルを加える。有機層を分取し水洗、乾燥後減圧濃縮す
ると1−ヘキシル−2−ニトロメチレンピロリジン37
gが油状物として得られる。1−ヘキシル−2−ニトロ
メチレンピロリジン27gをメタノール250mlに溶
解し、ラネーニッケル約5gを加え初期水素圧90気圧
で500mlオートクレーブ中反応させる。反応終了後
ラネーニッケルを濾去し、溶媒を減圧濃縮し得られる残
査を蒸留すると、沸点85〜93℃/0.3〜0.5m
mHgの2−アミノメチル−1−ヘキシルピロリジン1
8gが得られる。このラセミ体2−アミノメチル−1−
ヘキシルピロリジン1.8gをイソプロピルアルコール
10mlに溶解し、この溶液にL−(+)−酒石酸2.
1gを水8.5mlに溶解して加える。析出する結晶を
濾取し、含水イソプロピルアルコールで再結晶すると、
融点162〜164℃、〔α〕D =+41.2°(c
=1,水)の2L−(+)−酒石酸塩0.8gが得られ
る。この2L−(+)−酒石酸塩を常法に従い、水中で
水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に戻し、エーテルで
抽出、乾燥後減圧濃縮すると〔α〕D =+94.3°
(c=1,水)の油状物を得ることができる。このもの
は、実施例1の結果から(R)−(+)−2−アミノメ
チル−1−ヘキシルピロリジンであるこがわかる。また
、ラセミ体2−アミノメチル−1−ヘキシルピロリジン
1.8gをイソプロピルアルコール5mlに溶解し、こ
の溶液にD−(−)−酒石酸2.1gを水4mlに溶解
して加える。析出する結晶を濾取し、含水イソプロピル
アルコールで再結晶すると、融点162〜164℃、〔
α〕D =−41.4°(c=1,水)の2D−(−)
−酒石酸塩0.8gが得られる。この2D−(−)−酒
石酸塩を常法に従い、水中で水酸化ナトリウムを用いて
遊離塩基に戻し、エーテルで抽出、乾燥後減圧濃縮する
と〔α〕D =−91.8°(c=1,水)の油状物を
得ることができる。このものは、実施例1の結果から(
S)−(−)−2−アミノメチル−1−ヘキシルピロリ
ジンであることがわかる。
【0029】実施例4 トルエン600ml中にフレーク水酸化ナトリウム52
g、テトラブチルアンモニウムブロミド1gを加え、2
時間還流攪拌後2−ピロリジノン110gとオクチルブ
ロミド250gの混液を滴下する。滴下後さらに3時間
還流攪拌した後、氷水を加え有機層を分取する。水洗、
乾燥後減圧濃縮し得られる残査を蒸留すると沸点111
〜139℃/0.6mmHgの1−オクチル−2−ピロ
リジノン216gが油状物として得られる。1−オクチ
ル−2−ピロリジノン216gにジメチル硫酸114m
lを加え50〜70℃に加温して2時間攪拌する。この
反応溶液に冷却下28%ナトリウムメトキシド−メタノ
ール溶液232gを滴下し、室温で2時間攪拌した後、
ニトロメタン65mlを滴下し、2時間室温で攪拌して
一夜放置する。反応液に氷水および酢酸エチルを加える
。有機層を分取し水洗、乾燥後減圧濃縮すると1−オク
チル−2−ニトロメチレンピロリジン260gが油状物
として得られる。1−オクチル−2−ニトロメチレンピ
ロリジン260gをメタノール2リットルに溶解し、ラ
ネーニッケル約50gを加え初期水素圧60気圧で5リ
ットルオートクレーブ中反応させる。反応終了後ラネー
ニッケルを濾去し、溶媒を減圧濃縮し得られる残査を蒸
留すると、沸点138℃/1.0mmHgの2−アミノ
メチル−1−オクチルピロリジン173gが得られる。 このラセミ体2−アミノメチル−1−オクチルピロリジ
ン167gをイソプロピルアルコール500mlに溶解
し、この溶液にL−(+)−酒石酸177gを水200
mlに溶解して加える。析出する結晶を濾取し、含水エ
タノールで再結晶すると、融点164℃、〔α〕D =
+38.5°(c=1,水)の2L−(+)−酒石酸塩
115gが得られる。この2L−(+)−酒石酸塩を常
法に従い、水中で水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に
戻し、エーテルで抽出、乾燥後減圧濃縮し得られる残査
を蒸留すると、融点101〜104℃/0.3mmHg
, 〔α〕D =+73.6°(c=1,メタノール)
の(R)−(+)−2−アミノメチル−1−オクチルピ
ロリジンが得られる。また上記のL−(+)−酒石酸を
用いて造塩した際の濾液を減圧濃縮する。これを水中で
水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に戻し、エーテルで
抽出、乾燥後減圧濃縮し得られる残査81gのうち50
gをイソプロピルアルコール200mlに溶解し、この
溶液にD−(−)−酒石酸50gを水50mlに溶解し
て加える。析出する結晶を濾取し、含水エタノールで再
結晶すると、融点162〜164℃、〔α〕D =−3
8.9°(c=1,水)の2D−(−)−酒石酸塩36
.4gが得られる。この2D−(−)−酒石酸塩を常法
に従い、水中で水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に戻
し、エーテルで抽出、乾燥後減圧濃縮し得られる残査を
蒸留すると、融点105℃/0.3mmHg, 〔α〕
D =−75.3°(c=1,メタノール)の(S)−
(−)−2−アミノメチル−1−オクチルピロリジンが
得られる。
【0030】実施例5 トルエン600ml中にフレーク水酸化ナトリウム48
.3g、テトラブチルアンモニウムブロミド1gを加え
、1.5時間還流攪拌後2−ピロリジノン103gとノ
ニルブロミド250gの混液を滴下する。滴下後さらに
3.5時間還流攪拌した後、氷水を加え有機層を分取す
る。水洗、乾燥後減圧濃縮し得られる残査を蒸留すると
沸点135〜145℃/0.3mmHgの1−ノニル−
2−ピロリジノン222gが油状物として得られる。1
−ノニル−2−ピロリジノン220gにジメチル硫酸1
44gを加え60〜70℃に加温して2時間攪拌する。 この反応溶液に冷却下28%ナトリウムメトキシド−メ
タノール溶液221gを滴下し、室温で2時間攪拌した
後、ニトロメタン70gを滴下し、1時間室温で攪拌し
て一夜放置する。反応液に氷水および酢酸エチルを加え
る。有機層を分取し水洗、乾燥後減圧濃縮すると1−ノ
ニル−2−ニトロメチレンピロリジン250gが油状物
として得られる。1−ノニル−2−ニトロメチレンピロ
リジン250gをメタノール2リットルに溶解し、ラネ
ーニッケル約50gを加え初期水素圧55気圧で5リッ
トルオートクレーブ中反応させる。反応終了後ラネーニ
ッケルを濾去し、溶媒を減圧濃縮し得られる残査を蒸留
すると、沸点125〜131℃/0.4mmHgの2−
アミノメチル−1−ノニルピロリジン145gが得られ
る。このラセミ体2−アミノメチル−1−ノニルピロリ
ジン145gをエタノール500mlに溶解し、この溶
液にL−(+)−酒石酸145gを水130mlに溶解
して加える。析出する結晶を濾取し、含水エタノールで
再結晶すると、融点164〜167℃、〔α〕D =+
37.6°(c=1,水)の2L−(+)−酒石酸塩6
5gが得られる。この2L−(+)−酒石酸塩を常法に
従い、水中で水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に戻し
、エーテルで抽出、乾燥後減圧濃縮し得られる残査を蒸
留すると、融点111℃/0.3mmHg, 〔α〕D
 =+70.5°(c=1,メタノール)の油状物を得
ることができる。このものは、実施例2の結果から(R
)−(+)−2−アミノメチル−1−ノニルプロリジン
であることがわかる。また上記のL−(+)−酒石酸を
用いて造塩した際の濾液を減圧濃縮する。これを水中で
水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に戻し、エーテルで
抽出、乾燥後減圧濃縮し得られる残査110gをエタノ
ール500mlに溶解し、この溶液にD−(−)−酒石
酸58gを水100mlに溶解して加える。析出する結
晶を濾取し、含水エタノールで再結晶すると、融点16
4〜167℃、〔α〕D =−37.9°(c=1,水
)の2D−(−)−酒石酸塩68.5gが得られる。こ
の2D−(−)−酒石酸塩を常法に従い、水中で水酸化
ナトリウムを用いて遊離塩基に戻し、エーテルで抽出、
乾燥後減圧濃縮し得られる残査を蒸留すると、融点11
1℃/0.3mmHg, 〔α〕D =−71.1°(
c=1,メタノール)の油状物を得ることができる。 このものは、実施例2の結果から(S)−(−)−2−
アミノメチル−1−ノニルピロリジンであることがわか
る。
【0031】実施例6 トルエン600ml中にフレーク水酸化ナトリウム45
.2g、テトラブチルアンモニウムブロミド1gを加え
、1時間還流攪拌後2−ピロリジノン96gとデシルブ
ロミド250gの混液を滴下する。滴下後さらに3時間
還流攪拌した後、氷水を加え有機層を分取する。水洗、
乾燥後減圧濃縮し得られる残査を蒸留すると沸点150
℃/0.3mmHgの1−デシル−2−ピロリジノン2
39gが油状物として得られる。1−デシル−2−ピロ
リジノン239gにジメチル硫酸147gを加え60〜
70℃に加温して2時間攪拌する。この反応溶液に冷却
下28%ナトリウムメトキシド−メタノール溶液225
gを滴下し、室温で3.5時間攪拌した後、ニトロメタ
ン71gを滴下し、1時間室温で攪拌して一夜放置する
。反応液に氷水および酢酸エチルを加える。有機層を分
取し水洗、乾燥後減圧濃縮すると1−デシル−2−ニト
ロメチレンピロリジン250gが油状物として得られる
。1−デシル−2−ニトロメチレンピロリジン250g
をメタノール2リットルに溶解し、ラネーニッケル約5
0gを加え初期水素圧70気圧で5リットルオートクレ
ーブ中反応させる。反応終了後ラネーニッケルを濾去し
、溶媒を減圧濃縮し得られる残査を蒸留すると、沸点1
20〜145℃/0.3mmHgの2−アミノメチル−
1−デシルピロリジン175gが得られる。このラセミ
体2−アミノメチル−1−デシルピロリジン175gを
エタノール500mlに溶解し、この溶液にL−(+)
−酒石酸153gを水130mlに溶解して加える。析
出する結晶を濾取し、含水エタノールで再結晶すると、
融点167〜169℃、〔α〕D =+37.5°(c
=1,水)の2L−(+)−酒石酸塩38.5gが得ら
れる。この2L−(+)−酒石酸塩を常法に従い、水中
で水酸化ナトリウムを用いて遊離塩基に戻し、エーテル
で抽出、乾燥後減圧濃縮し得られる残査を蒸留すると、
融点115℃/0.3mmHg, 〔α〕D =+65
.6°(c=1,メタノール)の(R)−(+)−2−
アミノメチル−1−デシルピロリジンが得られる。また
上記のL−(+)−酒石酸を用いて造塩した際の濾液を
減圧濃縮する。これを水中で水酸化ナトリウムを用いて
遊離塩基に戻し、エーテルで抽出、乾燥後減圧濃縮して
得られる残査150gをエタノール500mlに溶解し
、この溶液にD−(−)−酒石酸47gを水100ml
に溶解して加える。析出する結晶を濾取し、含水エタノ
ールで再結晶すると、融点166〜169℃、〔α〕D
 =−36.4°(c=1,水)の2D−(−)−酒石
酸塩42.5gが得られる。この2D−(−)−酒石酸
塩を常法に従い、水中で水酸化ナトリウムを用いて遊離
塩基に戻し、エーテルで抽出、乾燥後減圧濃縮し得られ
る残査を蒸留すると、融点120℃/0.3mmHg,
 〔α〕D =−64.8°(c=1,メタノール)の
(S)−(−)−2−アミノメチル−1−デシルピロリ
ジンが得られる。
【0032】実施例7 L−プロリンから公知の方法によって得られる(S)−
ピロリジン−2−カルボキサミド8g、ラウリルブロミ
ド17.5gおよび炭酸カリウム24gをジメチルホル
ムアミド130mlとトルエン130mlの混液に加え
、50℃で40時間攪拌する。この混液を減圧濃縮し、
得られる残査を酢酸エチルで抽出し、水洗する。硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧濃縮し得られた残査にヘキサ
ンを加え、結晶を濾過すると融点109〜110℃の(
S)−1−ドデシルピロリジン−2−カルボキサミド1
5.6gが得られる。この(S)−1−ドデシルピロリ
ジン−2−カルボキサミド10gをテトラヒドロフラン
150ml中に加え、水素化リチウムアルミニウム2.
2gを少しずつ加える。この混合物を50℃で3時間攪
拌した後、氷冷下、水を少しずつ滴下し次いで2N水酸
化ナトリウム40mlを加え加水分解する。エーテルを
加えてよく攪拌し、有機層を傾斜してとり、乾燥後濃縮
し、得られた油を蒸留すると、沸点180〜185℃/
2mmHg,〔α〕D =−58.5°(c=1,メタ
ノール)の(S)−(−)−2−アミノメチル−1−ド
デシルピロリジン7.2gが得られる。
【0033】実施例8 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸2.34g
とトリエチルアミン3mlをジメチルホルムアミド10
mlとテトラヒドロフラン10mlの混液に加え、−1
0℃に冷却しイソブチルクロロホルメート1.4mlを
滴下する。同温にて1時間攪拌後、実施例3により得ら
れる(R)−(+)−2−アミノメチル−1−ヘキシル
ピロリジン2.25gのテトラヒドロフラン20ml溶
液を同温で滴下し、さらに室温で一夜攪拌する。反応液
を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹
水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査にイソプ
ロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、イソプロ
ピルアルコールとイソプロピルエーテルの混合溶媒で再
結晶すると、(R)−N−〔(1−ヘキシル−2−ピロ
リジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファモイ
ルベンズアミド2.4gが得られる。融点139〜14
2℃,〔α〕D =+74.5°(c=1,ジメチルホ
ルムアミド)
【0034】実施例9 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸2.34g
とトリエチルアミン3mlをジメチルホルムアミド12
mlとテトラヒドロフラン20mlの混液に加え、−1
0℃に冷却しイソブチルクロロホルメート1.4mlを
滴下する。同温にて50分攪拌後、実施例1あるいは実
施例3により得られる(S)−(−)−2−アミノメチ
ル−1−ヘキシルピロリジン2.25gのテトラヒドロ
フラン15ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で4.
5時間攪拌する。反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢
酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する
。得られる残査にイソプロピルエーテルを加え析出する
結晶を濾取し、イソプロピルアルコールとイソプロピル
エーテルの混合溶媒で再結晶すると、(S)−N−〔(
1−ヘキシル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メト
キシ−5−スルファモイルベンズアミド2.3gが得ら
れる。融点139〜142℃,〔α〕D =−75.0
°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0035】実施例10 (S)−2−メチル−5−スルファモイル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸2.57gとトリ
エチルアミン3.1mlをジメチルホルムアミド10m
lとテトラヒドロフラン10mlの混液に加え、−10
℃に冷却しイソブチルクロロホルメート1.4mlを滴
下する。同温にて30分攪拌後、実施例3により得られ
る(R)−(+)−2−アミノメチル−1−ヘキシルピ
ロリジン2.4gのテトラヒドロフラン10ml溶液を
同温で滴下し、さらに室温で7時間攪拌する。反応液を
減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水
で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査にイソプロ
ピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、イソプロピ
ルアルコールとイソプロピルエーテルの混合溶媒で再結
晶すると、(R,S)−N−〔(1−ヘキシル−2−ピ
ロリジニル)メチル〕−2−メチル−5−スルファモイ
ル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミ
ド2.3gが得られる。融点131〜132℃,〔α〕
D =+64.1°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0036】実施例11 (S)−2−メチル−5−スルファモイル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸1.44gとトリ
エチルアミン1.8mlをジメチルホルムアミド10m
lとテトラヒドロフラン10mlの混液に加え、−15
℃に冷却しイソブチルクロロホルメート0.8mlを滴
下する。同温にて30分攪拌後、実施例1または実施例
3により得られる(S)−(−)−2−アミノメチル−
1−ヘキシルピロリジン1.3gのテトラヒドロフラン
10ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜攪拌す
る。反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽
出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残
査にイソプロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し
、イソプロピルアルコールとイソプロピルエーテルの混
合溶媒で再結晶すると、(S,S)−N−〔(1−ヘキ
シル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メチル−5−
スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド0.8gが得られる。融点117〜11
8℃,〔α〕D =−75.1°(c=1,ジメチルホ
ルムアミド)
【0037】実施例12 (R)−2−メチル−5−スルファモイル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸150mgとトリ
エチルアミン180μlをジメチルホルムアミド1ml
とテトラヒドロフラン1mlの混液に加え、−15℃に
冷却しイソブチルクロロホルメート83μlを滴下する
。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミノ
メチル−1−ヘキシルピロリジン107mgのテトラヒ
ドロフラン1ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後
減圧濃縮する。得られる固形物を酢酸エチルとヘキサン
の混合溶媒で再結晶すると、(R,R)−〔(1−ヘキ
シル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メチル−5−
スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド20mgが得られる。融点126〜12
8℃
【0038】実施例13 (R)−2−メチル−5−スルファモイル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸150mgとトリ
エチルアミン180μlをジメチルホルムアミド1ml
とテトラヒドロフラン1mlの混液に加え、−15℃に
冷却しイソブチルクロロホルメート83μlを滴下する
。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−アミノ
メチル−1−ヘキシルピロリジン107mgのテトラヒ
ドロフラン1ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後
減圧濃縮する。得られる固形物を酢酸エチルとヘキサン
の混合溶媒で再結晶すると、(S,R)−〔(1−ヘキ
シル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メチル−5−
スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド100mgが得られる。融点128〜1
30℃
【0039】実施例14 2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルファモイル)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸1.
01gとトリエチルアミン1.04mlをジメチルホル
ムアミド6mlとテトラヒドロフラン10mlの混液に
加え、−15℃に冷却しイソブチルクロロホルメート0
.45mlを滴下する。同温にて20分攪拌後、(R)
−(+)−2−アミノメチル−1−ヘキシルピロリジン
0.8gのテトラヒドロフラン5ml溶液を同温で滴下
し、同温で30分攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応
液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重
曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査にイソ
プロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、酢酸エ
チルとイソプロピルエーテルの混合溶媒で再結晶すると
、(R)−N−〔(1−ヘキシル−2−ピロリジニル)
メチル〕−2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルフ
ァモイル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カル
ボキサミド1.01gが得られる。融点126〜128
℃、〔α〕D =+60.8°(c=1,ジメチルホル
ムアミド)
【0040】実施例15 2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルファモイル)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸1.
01gとトリエチルアミン1.04mlをジメチルホル
ムアミド6mlとテトラヒドロフラン10mlの混液に
加え、−15℃に冷却しイソブチルクロロホルメート0
.45mlを滴下する。同温にて20分攪拌後、(S)
−(−)−2−アミノメチル−1−ヘキシルピロリジン
0.8gのテトラヒドロフラン5ml溶液を同温で滴下
し、同温で30分攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応
液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重
曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査にイソ
プロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、酢酸エ
チルとイソプロピルエーテルの混合溶媒で再結晶すると
、(S)−N−〔(1−ヘキシル−2−ピロリジニル)
メチル〕−2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルフ
ァモイル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カル
ボキサミド0.63gが得られる。融点126〜128
℃、〔α〕D =+61.9°(c=1,ジメチルホル
ムアミド)
【0041】実施例16 2,2−ジメチル−5−メチルチオ−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン−7−カルボン酸950mgとトリエチル
アミン1.2mlをジメチルホルムアミド10mlとテ
トラヒドロフラン20mlの混液に加え、−15℃に冷
却しイソブチルクロロホルメート550μlを滴下する
。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミノ
メチル−1−ヘキシルピロリジン800mgのテトラヒ
ドロフラン5ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後
減圧濃縮する。 得られる残査をクロマトグラフィーにより精製すると、
(R)−〔(1−ヘキシル−2−ピロリジニル)メチル
〕−2,2−ジメチル−5−メチルチオ−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボキサミド1.1gが油状
物質として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.1−3.4(18H),1.
52(s,3H),1.56(s,3H),2.47(
s,3H),3.03(s,2H),3.76(m,1
H),7.22(d,1H),7.90(d,1H),
8.10(br,1H),〔α〕D =+61.2°(
c=1,ジメチルホルムアミド)
【0042】実施例17 5−メチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボン酸840mgとトリエチルアミン1.2mlを
ジメチルホルムアミド10mlとテトラヒドロフラン2
0mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチルクロ
ロホルメート550μlを滴下する。同温にて20分攪
拌後、(R)−(+)−2−アミノメチル−1−ヘキシ
ルピロリジン800mgのテトラヒドロフラン5ml溶
液を同温で滴下し、同温で30分攪拌する。さらに2時
間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチ
ルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得ら
れる残査をクロマトグラフィーにより精製すると、(R
)−〔(1−ヘキシル−2−ピロリジニル)メチル〕−
5−メチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド750mgが油状物質として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.1−3.4(20H),2.
48(s,3H),3.72(m,1H),4.70(
t,2H),7.26(d,1H),7.86(d,1
H),7.94(br,1H),〔α〕D =+63.
3°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0043】実施例18 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸1.5gと
N−メチルモルホリン1gをジメチルホルムアミド30
ml中に加え、−10℃に冷却しイソブチルクロロホル
メート1gを滴下する。同温にて20分攪拌後、実施例
4により得られる(R)−(+)−2−アミノメチル−
1−オクチルピロリジン1.5gのテトラヒドロフラン
20ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜攪拌す
る。反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽
出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残
査にイソプロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し
、イソプロピルアルコールとイソプロピルエーテルの混
合溶媒で再結晶すると、(R)−N−〔(1−オクチル
−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−ス
ルファモイルベンズアミド1.6gが得られる。融点1
24〜125℃、〔α〕D =+49.2°(c=1,
メタノール)
【0044】実施例19 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸1.5gと
N−メチルモルホリン1gをジメチルホルムアミド20
ml中に加え、−10℃に冷却しイソブチルクロロホル
メート1gを滴下する。同温にて20分攪拌後、実施例
4により得られる(S)−(−)−2−アミノメチル−
1−オクチルピロリジン1.5gのテトラヒドロフラン
20ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜攪拌す
る。反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽
出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残
査にイソプロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し
、イソプロピルアルコールとイソプロピルエーテルの混
合溶媒で再結晶すると、(S)−N−〔(1−オクチル
−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−ス
ルファモイルベンズアミド0.9gが得られる。融点1
24〜125℃、〔α〕D =−55.3°(c=1,
メタノール)
【0045】実施例20 (S)−2−メチル−5−メチルチオ−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン−7−カルボン酸560mgとトリエチ
ルアミン770μlをジメチルホルムアミド10mlと
テトラヒドロフラン10mlの混液に加え、−15℃に
冷却しイソブチルクロロホルメート340μlを滴下す
る。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミ
ノメチル−1−オクチルピロリジン530mlのテトラ
ヒドロフラン5ml溶液を同温で滴下し、同温で30分
攪拌する。 さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる残査
を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮
する。得られる残査をクロマトグラフィーにより精製す
ると、(R,S)−〔(1−オクチル−2−ピロリジニ
ル)メチル〕−2−メチル−5−メチルチオ−2,3−
ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミドが油状物質
として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.84(t,3H),1.1−3.5(24H),1.
50(d,3H),2.46(s,3H),3.77(
m,1H),5.02(m,1H),7.22(m,1
H),7.85(d,1H),8.08(br,1H)
,〔α〕D =+55.1°(c=1,ジメチルホルム
アミド)
【0046】実施例21 2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.79gとトリエ
チルアミン0.93mlをジメチルホルムアミド7ml
とテトラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃に
冷却しイソブチルクロロホルメート0.4mlを滴下す
る。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミ
ノメチル−1−オクチルピロリジン0.64gのテトラ
ヒドロフラン5ml溶液を同温で滴下し、同温で30分
攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得
られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥
後減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製すると、(R)−N−〔(1−オクチル
−2−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5
−スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7
−カルボキサミド0.95gが無定型晶として得られる
。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.84(t,3H),1.55(3H),1.57(3
H),3.50(s,2H),3.74(m,1H),
1.0−3.4(22H),5.52(br,2H),
7.82(d,1H),8.16(br,1H),8.
57(d,1H),〔α〕D =+59.0°(c=1
,ジメチルホルムアミド)
【0047】実施例22 2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.61gとトリエ
チルアミン0.7mlをジメチルホルムアミド7mlと
テトラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃に冷
却しイソブチルクロロホルメート0.31mlを滴下す
る。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−アミ
ノメチル−1−オクチルピロリジン0.5gのテトラヒ
ドロフラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後
減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製すると、(S)−N−〔(1−オクチル−
2−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−
スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド0.61gが無定型晶として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.84(t,3H),1.23(s,10H),1.5
6(s,6H),3.10(s,2H),1.00−3
.94(13H),5.40(br,2H),7.82
(d,1H),8.16(br,1H),8.57(d
,1H),〔α〕D =+56.5°(c=1,ジメチ
ルホルムアミド)
【0048】実施例23 5−エチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボン酸0.6gとトリエチルアミン0.74mlを
ジメチルホルムアミド6mlとテトラヒドロフラン12
mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチルクロロ
ホルメート0.3mlを滴下する。同温にて20分攪拌
後、(R)−(+)−2−アミノメチル−1−オクチル
ピロリジン0.49gのテトラヒドロフラン3ml溶液
を同温で滴下し、同温で30分攪拌する。さらに2時間
攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチル
で抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られ
る残査をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、
(R)−N−〔(1−オクチル−2−ピロリジニル)メ
チル〕−5−エチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラ
ン−7−カルボキサミド0.8gが油状物質として得ら
れる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.85(t,3H),1.04−3.44(32H),
3.72(m,1H),4.70(t,2H),7.3
3(d,1H),7.96(d,1H),8.00(b
r,1H),〔α〕D =+59.8°(c=1,ジメ
チルスルホキシド)
【0049】実施例24 5−ベンジルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7
−カルボン酸0.6gとトリエチルアミン0.58ml
をテトラヒドロフラン12mlに加え、−15℃に冷却
しイソブチルクロロホルメート0.24mlを滴下する
。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミノ
メチル−1−オクチルピロリジン0.38gのテトラヒ
ドロフラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後
減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製すると、(R)−N−〔(1−オクチル−
2−ピロリジニル)メチル〕−5−ベンジルチオ−2,
3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミド0.7
5gが油状物質として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.85(t,3H),1.04−3.46(24H),
3.68(m,1H),4.04(s,2H),4.6
8(t,2H),7.20(d,1H),7.24(s
,5H),7.92(br,1H),8.00(d,1
H),〔α〕D =+50.0°(c=1,ジメチルス
ルホキシド)
【0050】実施例25 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸2gとN−
メチルモルホリン1gをジメチルホルムアミド30ml
に加え、−10℃に冷却しイソブチルクロロホルメート
1.2gを滴下する。同温にて20分攪拌後、実施例5
により得られる(R)−(+)−2−アミノメチル−1
−ノニルピロリジン2gのテトラヒドロフラン20ml
溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜攪拌する。反応
液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重
曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査にイソ
プロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、イソプ
ロピルアルコールとイソプロピルエーテルの混合溶媒で
再結晶すると、(R)−N−〔(1−ノニル−2−ピロ
リジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファモイ
ルベンズアミド1.7gが得られる。融点115〜11
7℃、〔α〕D =+53.5°(c=1,メタノール
【0051】実施例26 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸2gとN−
メチルモルホリン1gをジメチルホルムアミド30ml
に加え、−10℃に冷却しイソブチルクロロホルメート
1.2gを滴下する。同温にて20分攪拌後、実施例2
または実施例5により得られる(S)−(−)−2−ア
ミノメチル−1−ノニルピロリジン2gのテトラヒドロ
フラン20ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜
攪拌する。反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチ
ルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得ら
れる残査にイソプロピルエーテルを加え析出する結晶を
濾取し、イソプロピルアルコールとイソプロピルエーテ
ルの混合溶媒で再結晶すると、(S)−N−〔(1−ノ
ニル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5
−スルファモイルベンズアミド2.4gが得られる。融
点115〜116℃、〔α〕D =−53.5°(c=
1,メタノール)
【0052】実施例27 2−メトキシ−5−メチルスルホニル安息香酸2gをト
ルエン50mlに懸濁し塩化チオニル2.5mlとジメ
チルホルムアミド0.2mlを加える。この混合液を7
0℃に加温して2時間半攪拌後、減圧乾固する。得られ
る残査をジクロロメタン20mlに溶解し、実施例5に
より得られる(R)−(+)−2−アミノメチル−1−
ノニルピロリジン1.9gのジクロロメタン20ml溶
液中に加える。反応液を室温で一夜放置し、減圧濃縮し
得られる残査に炭酸カリウム水溶液と酢酸エチルを加え
る。有機層を分取し、水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥
し減圧濃縮する。 得られる固形物を酢酸エチルとイソプロピルエーテルの
混合溶媒で再結晶すると、(R)−N−〔(1−ノニル
−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−メ
チルスルホニルベンズアミド2.9gが得られる。融点
86〜87℃、〔α〕D =+54.6°(c=1,メ
タノール)
【0053】実施例28 2−メトキシ−5−メチルスルホニル安息香酸1.61
gとトリエチルアミン2.5mlをジメチルホルムアミ
ド5mlとテトラヒドロフラン10mlの混液に加え、
−15℃に冷却しイソブチルクロロホルメート1mlを
滴下する。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2
−アミノメチル−1−ノニルピロリジン1.7gのテト
ラヒドロフラン10ml溶液を同温で滴下し、同温で3
0分攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮
し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、
乾燥後減圧濃縮する。得られる残査にヘキサンを加え、
析出する結晶を濾取し、酢酸エチルとイソプロピルエー
テルの混合溶媒で再結晶すると、(S)−N−〔(1−
ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−
5−メチルスルホニルベンズアミド2.5gが得られる
。融点86〜88℃、〔α〕D =−52.7°(c=
1,メタノール)
【0054】実施例29 2−メトキシ−5−メチルチオ安息香酸2gとトルエン
50mlに懸濁し塩化チオニル2.9mlを加える。こ
の混合液を60〜70℃に加温して1時間半攪拌後、減
圧乾固する。得られる残査をジクロロメタン20mlに
溶解し、実施例5により得られる(R)−(+)−2−
アミノメチル−1−ノニルピロリジン2.2gのジクロ
ロメタン30ml溶液中に加える。反応液を室温で一夜
放置し、減圧濃縮して得られる残査に炭酸カリウム水溶
液と酢酸エチルを加える。有機層を分取し、水洗後、硫
酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮する。得られる残査を
シリカゲルクロマトグラフィーにて分離精製すると、(
R)−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル
〕−2−メトキシ−5−メチルチオベンズアミド3.5
gが油状物として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.0−3.4(24H),2.
48(s,3H),3.56−3.94(m,1H),
6.88(d,1H),7.34(dd,1H),8.
14(d,1H),8.28(br,1H),〔α〕D
 =+55.2°(c=1,メタノール)
【0055】実施例30 2−メトキシ−5−メチルチオ安息香酸1.39gとト
リエチルアミン2.5mlをジメチルホルムアミド5m
lとテトラヒドロフラン10mlの混液に加え、−15
℃に冷却しイソブチルクロロホルメート1mlを滴下す
る。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−アミ
ノメチル−1−ノニルピロリジン1.7gのテトラヒド
ロフラン10ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後
減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製すると、(S)−N−〔(1−ノニル−2
−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−メチル
チオベンズアミド1gが油状物質として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.0−3.4(24H),2.
48(s,3H),3.56−3.94(m,1H),
6.88(d,1H),7.34(dd,1H),8.
14(d,1H),8.28(br,1H),〔α〕D
 =−44.8°(c=1,メタノール)
【0056】実施例31 2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.54gとN−メ
チルモルホリン0.5mlをジメチルホルムアミド7m
lとテトラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃
に冷却しイソブチルクロロホルメート0.29mlを滴
下する。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−
アミノメチル−1−ノニルピロリジン0.5gのテトラ
ヒドロフラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分
攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得
られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥
後減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製すると、(R)−N−〔(1−ノニル−
2−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−
スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド0.48gが無定型晶として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.23(s,12H),1.5
7(s,6H),3.11(s,2H),1.03−3
.46(12H),3.60−3.89(m,1H),
5.45(br,2H),7.82(d,1H),8.
16(br,1H),8.55(d,1H),〔α〕D
 =+49.5°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0057】実施例32 2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.54gとN−メ
チルモルホリン0.5mlをジメチルホルムアミド7m
lとテトラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃
に冷却しイソブチルクロロホルメート0.29mlを滴
下する。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−
アミノメチル−1−ノニルピロリジン0.5gのテトラ
ヒドロフラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分
攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得
られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥
後減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製すると、(S)−N−〔(1−ノニル−
2−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−
スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボキサミド0.48gが無定型晶として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.23(s,12H),1.5
7(s,6H),3.11(s,2H),1.03−3
.46(12H),3.60−3.89(m,1H),
5.45(br,2H),7.82(d,1H),8.
16(br,1H),8.55(d,1H),〔α〕D
 =−54.8°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0058】実施例33 2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルファモイル)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.
75gとトリエチルアミン0.61mlをジメチルホル
ムアミド6mlとテトラヒドロフラン6mlの混液に加
え、−15℃に冷却しイソブチルクロロホルメート0.
29mlを滴下する。同温にて20分攪拌後、(R)−
(+)−2−アミノメチル−1−ノニルピロリジン0.
5gのテトラヒドロフラン3ml溶液を同温で滴下し、
同温で30分攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を
減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水
で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査をカラムク
ロマトグラフィーにより精製すると、(R)−N−〔(
1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジ
メチル−5−メチルスルファモイル)−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン−7−カルボキサミド0.48gが油状
物質として得られる。 これを塩酸塩とすると(R)−N−〔(1−ノニル−2
−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−(
N−メチルスルファモイル)−2,3−ジヒドロベンゾ
フラン−7−カルボキサミド・1塩酸塩500mgが無
定型晶として得られる。  1H−NMR  100MHz(D2 O)0.86
(t,3H),1.23(s,12H),1.57(s
,6H),3.11(s,2H),0.98−2.50
(18H),1.70(s,6H),2.63(s,3
H),3.10−4.18(9H),5.45(br,
2H),7.90(d,1H),8.24(d,1H)
,〔α〕D =−7.6°(c=1,ジメチルホルムア
ミド)
【0059】実施例34 2,2−ジメチル−5−(N−メチルスルファモイル)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.
75gとトリエチルアミン0.61mlをジメチルホル
ムアミド6mlとテトラヒドロフラン6mlの混液に加
え、−15℃に冷却しイソブチルクロロホルメート0.
29mlを滴下する。同温にて20分攪拌後、(S)−
(−)−2−アミノメチル−1−ノニルピロリジン0.
5gのテトラヒドロフラン3ml溶液を同温で滴下し、
同温で30分攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を
減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水
で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査をカラムク
ロマトグラフィーにより精製すると、(S)−N−〔(
1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジ
メチル−5−メチルスルファモイル)−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン−7−カルボキサミド0.77gが油状
物質として得られる。 これを塩酸塩とすると(S)−N−〔(1−ノニル−2
−ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−(
N−メチルスルファモイル)−2,3−ジヒドロベンゾ
フラン−7−カルボキサミド・1塩酸塩610mgが無
定型晶として得られる。  1H−NMR  100MHz(D2 O)0.86
(t,3H),1.23(s,12H),1.57(s
,6H),3.11(s,2H),0.98−2.50
(18H),1.70(s,6H),2.63(s,3
H),3.10−4.18(9H),5.45(br,
2H),7.90(d,1H),8.24(d,1H)
,〔α〕D =+7.0°(c=1,ジメチルホルムア
ミド)
【0060】実施例35 2,2−ジメチル−5−メチルチオ−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン−7−カルボン酸0.53gとトリエチル
アミン0.66mlをジメチルホルムアミド5mlとテ
トラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃に冷却
しイソブチルクロロホルメート0.29mlを滴下する
。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミノ
メチル−1−ノニルピロリジン0.5gのテトラヒドロ
フラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌す
る。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる
残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧
濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィーに
より精製すると、(R)−N−〔(1−ノニル−2−ピ
ロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−メチル
チオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサ
ミド340mgが油状物質として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.53(s,3H),1.55
(s,3H),2.47(s,3H),3.02(s,
2H),3.60−3.97(m,1H),0.98−
3.44(25H),7.22(d,1H),7.87
(d,1H),8.15(br.1H),〔α〕D =
+55.5°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0061】実施例36 2,2−ジメチル−5−メチルチオ−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン−7−カルボン酸0.53gとトリエチル
アミン0.66mlをジメチルホルムアミド5mlとテ
トラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃に冷却
しイソブチルクロロホルメート0.29mlを滴下する
。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−アミノ
メチル−1−ノニルピロリジン0.5gのテトラヒドロ
フラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌す
る。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる
残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧
濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィーに
より精製すると、(S)−N−〔(1−ノニル−2−ピ
ロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−メチル
チオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサ
ミド250mgが油状物質として得られる。  1H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.86(t,3H),1.53(s,3H),1.55
(s,3H),2.47(s,3H),3.02(s,
2H),3.60−3.97(m,1H),0.98−
3.44(25H),7.22(d,1H),7.87
(d,1H),8.15(br.1H)、〔α〕D =
−57.2°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0062】実施例37 5−スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−
7−カルボン酸0.59gとトリエチルアミン0.76
mlをジメチルホルムアミド8mlとテトラヒドロフラ
ン10mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチル
クロロホルムメ−ト0.34mlを滴下する。同温にて
20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミノメチル−1
−ノニルピロリジン0.56gテトラヒドロフラン4m
l溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌する。さらに
2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸
エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。 得られる残査に石油エーテルとイソプロピルエーテルを
加え、析出する結晶を濾取し、酢酸エチルと石油エーテ
ルの混合溶媒で再結晶すると、(R)−N−〔(1−ノ
ニル−2−ピロリジニル)メチル〕−5−スルファモイ
ル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミ
ド0.55gが得られる。融点126〜128℃、〔α
〕D =+60.7°(c=1,ジメチルホルムアミド
【0063】実施例38 5−スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−
7−カルボン酸0.59gとトリエチルアミン0.76
mlをジメチルホルムアミド8mlとテトラヒドロフラ
ン10mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチル
クロロホルメ−ト0.34mlを滴下する。同温にて2
0分攪拌後、(S)−(−)−2−アミノメチル−1−
ノニルピロリジン0.56gテトラヒドロフラン4ml
溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌する。さらに2
時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エ
チルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得
られる残査に石油エーテルとイソプロピルエーテルを加
え、析出する結晶を濾取し、酢酸エチルと石油エーテル
の混合溶媒で再結晶すると、(S)−N−〔(1−ノニ
ル−2−ピロリジニル)メチル〕−5−スルファモイル
−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カルボキサミド
0.65gが得られる。融点127〜128℃、〔α〕
D =−48.0°(c=1,ジメチルホルムアミド)
【0064】実施例39 5−メチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボン酸0.46gとトリエチルアミン0.66ml
をジメチルホルムアミド5mlとテトラヒドロフラン7
mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチルクロロ
ホルメ−ト0.29mlを滴下する。同温にて20分攪
拌後、(R)−(+)−2−アミノメチル−1−ノニル
ピロリジン0.5gテトラヒドロフラン3ml溶液を同
温で滴下し、同温で30分攪拌する。さらに2時間攪拌
後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽
出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残
査をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、(R
)−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕
−5−メチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7
−カルボキサミド320mgが油状物質として得られる
。 1 H−NMR  100MHz(CDCl3)  2
.47(s,3H),4.69(t,2H),0.72
−3.90(30H),7.26(d,1H),7.8
6(d,1H),7.95(br,1H),〔α〕D 
=+61.9°(c=1、ジメチルホルムアミド)
【0065】実施例40 5−メチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−
カルボン酸0.46gとトリエチルアミン0.66ml
をジメチルホルムアミド5mlとテトラヒドロフラン7
mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチルクロロ
ホルメ−ト0.29mlを滴下する。同温にて20分攪
拌後、(S)−(−)−2−アミノメチル−1−ノニル
ピロリジン0.5gテトラヒドロフラン3ml溶液を同
温で滴下し、同温で30分攪拌する。さらに2時間攪拌
後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽
出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残
査をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、(S
)−N−〔(1−ノニル−2−ピロリジニル)メチル〕
−5−メチルチオ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7
−カルボキサミド360mgが油状物質として得られる
。 1 H−NMR  100MHz(CDCl3)  2
.47(s,3H),4.69(t,2H),0.72
−3.90(30H),7.26(d,1H),7.8
6(d,1H),7.95(br,1H),〔α〕D 
=−55.0°(c=1、ジメチルホルムアミド)
【0066】実施例41 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸2gとN−
メチルモルホリン1.05gをジメチルホルムアミド3
0ml中に加え、−10℃に冷却しイソブチルクロロホ
ルメート1.2gを滴下する。同温にて20分間攪拌後
、実施例6により得られる(R)−(+)−2−アミノ
メチル−1−デシルピロリジン2.1gのテトラヒドロ
フラン20ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜
攪拌する。 反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し
、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査に
イソプロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、イ
ソプロピルアルコールとイソプロピルエーテルの混合溶
媒で再結晶すると、(R)−N−〔(1−デシル−2−
ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファ
モイルベンズアミド1.3gが得られる。融点119〜
120℃,〔α〕D =+51.9°(c=1,メタノ
ール)
【0067】実施例42 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸2gとN−
メチルモルホリン1.05gをジメチルホルムアミド3
0ml中に加え、−10℃に冷却しイソブチルクロロホ
ルメート1.2gを滴下する。同温にて20分間攪拌後
、実施例6により得られる(S)−(−)−2−アミノ
メチル−1−デシルピロリジン2.1gのテトラヒドロ
フラン20ml溶液を同温で滴下し、さらに室温で一夜
攪拌する。 反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢酸エチルで抽出し
、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する。得られる残査に
イソプロピルエーテルを加え析出する結晶を濾取し、イ
ソプロピルアルコールとイソプロピルエーテルの混合溶
媒で再結晶すると、(S)−N−〔(1−デシル−2−
ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファ
モイルベンズアミド1.3gが得られる。融点119〜
120℃,〔α〕D =−50.8°(c=1,メタノ
ール)
【0068】実施例43 2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.79gとトリエ
チルアミン0.93mlをジメチルホルムアミド7ml
とテトラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃に
冷却しイソブチルクロロホルメート0.4mlを滴下す
る。同温にて20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミ
ノメチル−1−デシルピロリジン0.72gのテトラヒ
ドロフラン5ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪
拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得ら
れる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹で洗浄、乾燥後減
圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィー
により精製すると、(R)−N−〔(1−デシル−2−
ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−スル
ファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カル
ボキサミド0.81gが無定型晶として得られる。 1 H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.85(t,3H),1.55(3H),1.56(3
H),3.09(2H),3.76(m,1H),1.
0−3.4(26H),5.5(br,2H),7.8
2(d,1H),8.16(br,1H),8.57(
d,1H)、〔α〕D =+55.2°(c=1、ジメ
チルホルムアミド)
【0069】実施例44 2,2−ジメチル−5−スルファモイル−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−7−カルボン酸0.56gとトリエ
チルアミン0.6mlをジメチルホルムアミド7mlと
テトラヒドロフラン7mlの混液に加え、−15℃に冷
却しイソブチルクロロホルメート0.27mlを滴下す
る。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−アミ
ノメチル−1−デシルピロリジン0.5gのテトラヒド
ロフラン3ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌
する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られ
る残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減
圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグラフィー
により精製すると、(S)−N−〔(1−デシル−2−
ピロリジニル)メチル〕−2,2−ジメチル−5−スル
ファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−カル
ボキサミド0.54gが無定型晶として得られる。 1 H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.85(t,3H),1.23(s,14H),1.5
6(s,6H),3.09(s,2H),0.96−3
.94(13H),5.36(br,2H),7.81
(d,1H),8.22(br,1H),8.54(d
,1H)、〔α〕D =−45.3°(c=1、ジメチ
ルホルムアミド)
【0070】実施例45 5−スルファモイル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−
7−カルボン酸0.72gとトリエチルアミン0.93
mlをジメチルホルムアミド10mlとテトラヒドロフ
ラン10mlの混液に加え、−15℃に冷却しイソブチ
ルクロロホルメート0.41mlを滴下する。同温にて
20分攪拌後、(R)−(+)−2−アミノメチル−1
−デシルピロリジン0.72gのテトラヒドロフラン4
ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌する。さら
に2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られる残査を酢
酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減圧濃縮する
。得られる残査にイソプロピルエーテルを加え、析出す
る結晶を濾取し、酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で結
晶すると、(R)−N−〔(1−デシル−2−ピロリジ
ニル)メチル〕−5−スルファモイル−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン−7−カルボキサミド0.76gが得ら
れる。融点125〜126℃、〔α〕D =+59.2
°(c=1、ジメチルホルムアミド)
【0071】実施例46 2−メトキシ−5−スルファモイル安息香酸1.15g
とトリエチルアミン1.5mlをジメチルホルムアミド
10mlとテトラヒドロフラン10mlの混液に加え、
−15℃に冷却しイソブチルクロロホルメート0.7m
lを滴下する。 同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−アミノメ
チル−1−ドデシルピロリジン1.4gのテトラヒドロ
フラン10ml溶液を同温で滴下し、同温で30分攪拌
する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮し得られ
る残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、乾燥後減
圧濃縮する。得られる残査にヘキサンを加え、析出する
結晶を濾取し、酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒で再結
晶すると、(S)−N−〔(1−ドデシル−2−ピロリ
ジニル)メチル〕−2−メトキシ−5−スルファモイル
ベンズアミド1.1gが得られる。融点119〜121
℃、〔α〕D =−47.2°(c=1、メタノール)
【0072】実施例47 2−メトキシ−5−メチルチオ安息香酸1.5gとトリ
エチルアミン2.4mlをジメチルホルムアミド15m
lとテトラヒドロフラン15mlの混液に加え、−15
℃に冷却しイソブチルクロロホルメート1.1mlを滴
下する。同温にて20分攪拌後、(S)−(−)−2−
アミノメチル−1−ドデシルピロリジン2.0gのテト
ラヒドロフラン15ml溶液を同温で滴下し、同温で3
0分攪拌する。さらに2時間攪拌後、反応液を減圧濃縮
し得られる残査を酢酸エチルで抽出し、重曹水で洗浄、
乾燥後減圧濃縮する。得られる残査をカラムクロマトグ
ラフィーにより精製すると、(S)−N−〔(1−ドデ
シル−2−ピロリジニル)メチル〕−2−メトキシ−5
−メチルチオベンザミド1.6gが油状物質として得ら
れる。 1 H−NMR  100MHz(CDCl3)  0
.88(3H),1.0−3.5(30H),2.48
(s,3H),3.6−3.9(m,1H),3.92
(s,3H),6.88(d,1H),7.35(dd
,1H),8.13(d,1H),8.3(br,1H
)、〔α〕D =−46.3°(c=1、メタノール)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I) 【化1】 〔式中、R1 は炭素数1〜4個のアルコキシ基を、R
    2 は水素またはR1 とR2 が相互に結合して少な
    くとも1個の炭素数1〜4個のアルキルで置換されても
    よいオキシエチレンを形成する基を、R3 は一般式−
    S(O)m R5  (R5 は炭素数1〜4個のアルキル基または置換され
    ていてもよいフェニルアルキル基を示し、mは0、1、
    2である。)により表される基または一般式−SO2 
    NR6 R7  (R6 、R7 はそれぞれ水素または炭素数1〜4個
    のアルキル基である。)で表される基を、R4 は炭素
    鎖数6〜15のアルキル基を示す。〕により表されるア
    ミド化合物、その薬理学的に許容される塩またはその光
    学異性体。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の化合物を有効成分とす
    る医薬組成物。
  3. 【請求項3】  一般式(II)  【化2】 (式中、R4 は炭素鎖数6〜15のアルキル基を示す
    。)により表される1−置換ピロリジン−2−メチルア
    ミン類およびその光学異性体。
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