JPH0422662Y2 - - Google Patents

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JPH0422662Y2
JPH0422662Y2 JP8934186U JP8934186U JPH0422662Y2 JP H0422662 Y2 JPH0422662 Y2 JP H0422662Y2 JP 8934186 U JP8934186 U JP 8934186U JP 8934186 U JP8934186 U JP 8934186U JP H0422662 Y2 JPH0422662 Y2 JP H0422662Y2
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joint
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、施工後のコンクリート層の収縮に
伴う目地材の周囲に発生する隙間からの雨水の浸
入を防止する目地材の防水構造に関する。
<従来の技術> 従来の目地材としては、例えば本願出願人によ
る特開昭58−173235号公報により示される様に、
弾性伸縮材質の長尺な目地本体と、この目地本体
の上端部に被着するコ字形断面の目地キヤツプと
より成るコンクリート用目地材が公知である。
<考案が解決しようとする問題点> 従来の目地材は、コンクリート層の伸縮に伴い
弾性変形するため、目地材の周囲に隙間が発生し
難いが、それでもコンクリート層の収縮に伴い、
目地材とコンクリート層との間に僅かな隙間が発
生することがある。このため、隙間から内部に雨
水が浸透して内部に溜り込み、例えば室内側に浸
透して天井面を汚したり、雨漏り等の原因となつ
ていた。
<問題点を解決するための手段> そこで本考案は、前記問題点を解決するもので
あつて、目地本体の長手方向に沿う少なくとも一
側面には、打設したコンクリート層に臨む切欠部
を設けると共に、この切欠部内には、吸水性を有
する吸水層と、この吸水層とコンクリート層との
間に位置する防水性と接着性を有する防水接着層
を備えた防水材を嵌め込み、この防水材を切欠部
の内面に仮固定したことを特徴とするものであ
る。
<作用> まず、目地材の切欠部内に防水材を仮固定した
上、防水シート等を敷設したスラブコンクリート
の上面に目地材を桝目状に配設し、目地材により
区切られる桝目内にコンクリートを打設してコン
クリート層を形成する。
そのとき、コンクリートに含まれている水分は
防水材の防水接着層に遮られて吸水層にまで達し
ない。
一方、施工後、コンクリート層が収縮すると、
目地材の周囲に隙間が発生することがあるが、こ
のとき、防水材の防水接着層がコンクリートの端
面に接着し、コンクリート層の端面に追従して移
動する。このため、防水材が目地材の切欠部から
離れて、目地材とコンクリート層との間に発生す
る隙間内に位置する。
この隙間から雨水が浸透すると、その雨水は防
水材の吸水層で吸収される。又、吸水層に吸収さ
れた雨水も、外部が乾燥すると、大気中に徐々に
放出され、吸水層は吸水前の状態に復元する。
<実施例> 以下に本考案を図面に示した一実施例に基づき
説明する。
図中、1は建築物の屋上等のコンクリート層の
基礎となるスラブコンクリートであり、該コンク
リート1の上面に防水シート2を敷設し、この防
水シート2の表面に目地材3を桝目状に配設し、
目地材3により区切られる桝目内にコンクリート
を打設してコンクリート層4を形成する。
上記目地材3は、長尺な目地本体5と、この目
地本体5の上端部に被着するコ字形断面の同じく
長尺な目地キヤツプ6とから成る。
上記目地本体5は、第1図に示す様に、発泡ポ
リエチレンや発泡スチロール等の弾性伸縮材質を
長尺な帯状に成形したものであつて、その長さ方
向に沿う一側面7には、打設したコンクリート層
4に臨む、その両端、一側面及び底面が開放した
切欠部8を設け、この切欠部8内には切欠部8と
ほゞ同形の長尺な防水材9を嵌め込む。
この防水材9は、第2図に示す様に多層構造で
あつて、切欠部8の内側面に接着する両面接着テ
ープや接着剤等より成る仮接着層10と、吸水性
を有する吸水層11と、この吸水層11とコンク
リート層4との間に位置する防水性と接着性を有
する、例えばゴム系の接着剤より成る防水接着層
12から成る。上記吸水層11は、その吸水主体
として高吸水性樹脂を用い、それを長尺なシート
状に成形したものを使用する。高吸水性樹脂は、
例えばアクリル酸とコーンスターチ、ビニールア
ルコール等の重合体より成り、その性質として多
量の水を吸収することにより自ら体積膨張し、外
部が乾燥することにより吸収した水を大気中に
徐々に放出し、その体積が収縮して吸水前の状態
に復元する性質を有する。
上記目地キヤツプ6は、硬質塩化ビニール等の
硬質材で成形された断面が下向きコ字形の長尺材
であつて、左右の脚部13,13の対向間隔内に
目地本体5の上端部を弾性挟持する。上記両脚部
13の下端には、左右横向きに張出した係止翼部
14,14を設け、この係止翼部14はコンクリ
ート層4内に埋設固定されることにより、目地キ
ヤツプ6の浮き上りや、コンクリート層4の伸縮
に伴なう隙間の発生を防止する。又、両脚部13
の対向内面には、内向きに突出した係止突起部1
5,15を相対向して設け、この係止突起部15
は脚部13の対向間隔内に差込まれた目地本体5
に食込むことにより、目地本体5の抜けを阻止す
る。
そして、目地キヤツプ6の外面は、軟質塩化ビ
ニール等の軟質材より成る軟質部16で被覆さ
れ、この軟質部16により目地キヤツプ6の周囲
を保護している。又、目地キヤツプ6の上面に
は、保護シート17を接着しており、この保護シ
ート17は施工後に剥離するものであつて、施工
中の目地キヤツプ6の上面の傷や汚れの発生を未
然に防止する。
上記構成による目地材3を使用してコンクリー
ト層4を施工するには、まず、目地本体5の上端
部を目地キヤツプ6の両脚部13の対向間隔内に
下から差込んで、目地本体5と目地キヤツプ6を
組付け、防水材9をその仮接着層10で目地本体
5の切欠部8の内面に仮固定する(第1図)。
次いで、スラブコンクリート1の上面の防水シ
ート2の上に、目地材3を桝目状に配設して、そ
の目地材3をモルタル止めし、目地材3で区切ら
れる桝目内にコンクリートを打設してコンクリー
ト層4を形成する(第3図)。
このとき、コンクリートに含まれる水分が防水
材9の防水接着層12により遮られ、吸水層11
まで達することがないので、吸水層11が水を吸
収して体積膨張することがない。
そして、コンクリートが硬化したならば、目地
キヤツプ6の保護シート17を剥離し、施工を完
了する。
一方、施工時のコンクリートが硬化する際や、
施工後の気候の変化によりコンクリート層4が伸
縮することがある。特に、冬期においては、気温
が低く、コンクリート層4が収縮してしまう。そ
の際には、防水材9の防水接着層12がコンクリ
ート層4の端面4′に接着するため、コンクリー
ト層4が収縮すると、防水材9の仮接着層10が
目地本体5の切欠部8から剥がれて、防水材9が
コンクリート層4に追従して移動する(第4図)。
このため、コンクリート層4が収縮して目地材3
とコンクリート層4との間に隙間18が発生した
際には、この隙間18内に防水材9が突出する。
一方、隙間18が発生すると、この隙間18か
ら雨水が浸透することがある。この雨水は隙間1
8に沿つて下方に流下し、防水材9の上端まで達
すると、その吸水層11により吸収され、このと
き吸水層11は雨水を吸収した分だけその体積を
膨張する。このため、隙間18の幅が僅かであれ
ば、膨張した吸水層11により隙間18が塞が
れ、パツキング材としての役目を果たすし、又、
隙間18の幅がある程度大きくても、その吸水能
力が高いため、膨潤する程度でその吸水能力を越
えて雨水が内部に溜り込むことがない。
従つて、隙間18から浸透した雨水は、防水材
9の吸水層11により確実に吸収され、スラブコ
ンクリート1や防水シート2の上面に雨水が溜る
ことがないので、雨水により室内側の天井面を汚
したりすることがない。
一方、雨が止んで外部が乾燥すると、吸水層1
1が吸収した水が大気中に蒸発して徐々に放出さ
れ、吸水層11は吸水以前の状態に復元する。こ
のため、吸水能力も回復して、次ぎの雨水の浸入
に備える。又、吸水層11の体積も元通りとなる
ので、夏期において気温が上昇し、コンクリート
層4が膨張した際にも、防水材9が目地本体5の
切欠部8内にそのまゝ収まり、防水材9による隙
間の発生がない。
尚、図面に示した実施例では、目地本体5の一
側面7にだけ切欠部8を設けたが、これに限ら
ず、目地本体5の両側面に切欠部を設け、両切欠
部内に防水材9を夫々仮固定してもよい。
又、防水材9の防水接着層12を単層構造とし
たが、これに限らず、防水シート2による防水層
と、接着剤による接着層とを別々に形成し、防水
接着層12を二層構造としてもよい。
<考案の効果> 以上説明した様に本考案によれば、防水材9に
吸水層11を形成しているので、目地材3とコン
クリート層4との間に発生する隙間18から浸透
する雨水を確実に吸収できる。このため、コンク
リート層4の基礎面に雨水が溜り込むことがない
ので、溜り込んだ雨水により室内側の天井面を汚
したりすることがない。一方、雨が止んで外部が
乾燥すると、吸水層11が吸収した雨水を外部に
放出して吸水前の状態に復元するので、初期の吸
水性を半永久的に維持できる。
又、目地本体5に切欠部8を設け、この切欠部
8内に防水材9を仮固定しているので、その取扱
いが非常に簡便で、従来の目地材と全く同様に使
用できる。
更に、吸水層11とコンクリート層4との間に
防水接着層12を位置させているので、コンクリ
ート層4に含まれている水分が吸水層11により
吸収されることがなく、吸水層11の膨張による
隙間の発生が未然に防止できるばかりでなく、防
水材9がコンクリート層4に追従して移動するた
め、目地材3とコンクリート層4との間に発生す
る隙間18内に防水材9が絶えず位置し、その吸
水層11による吸水効果を充分に発揮させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
目地材3の斜視図、第2図は前図の要部を拡大し
た分解斜視図、第3図及び第4図は使用状態の断
面である。 同図中、1はスラブコンクリート、2は防水シ
ート、3は目地材、4はコンクリート層、5は目
地本体、6は目地キヤツプ、8は切欠部、9は吸
水材、10は仮接着層、11は吸水層、12は防
水接着層を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弾性伸縮材質の長尺な目地本体と、この目地本
    体の上端部に被着するコ字形断面の目地キヤツプ
    とより成るコンクリート用目地材において、 上記目地本体の長手方向に沿う少なくとも一側
    面には、打設したコンクリート層に臨む切欠部を
    設けると共に、この切欠部内には、吸水性を有す
    る吸水層と、この吸水層とコンクリート層との間
    に位置する防水性と接着性を有する防水接着層を
    備えた防水材を嵌め込み、この防水材を切欠部の
    内面に仮固定したことを特徴とする目地材の防水
    構造。
JP8934186U 1986-06-13 1986-06-13 Expired JPH0422662Y2 (ja)

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JP8934186U JPH0422662Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

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JP8934186U JPH0422662Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

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JPS62201207U JPS62201207U (ja) 1987-12-22
JPH0422662Y2 true JPH0422662Y2 (ja) 1992-05-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007309092A (ja) * 2006-05-15 2007-11-29 Tsuchiya Tsco Co Ltd 離脱可能な保護カバーを有するウェザーストリップ

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