JPH04226816A - チャック - Google Patents

チャック

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Publication number
JPH04226816A
JPH04226816A JP3139210A JP13921091A JPH04226816A JP H04226816 A JPH04226816 A JP H04226816A JP 3139210 A JP3139210 A JP 3139210A JP 13921091 A JP13921091 A JP 13921091A JP H04226816 A JPH04226816 A JP H04226816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pawl
nut
shaft
chuck
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3139210A
Other languages
English (en)
Inventor
Dale K Wheeler
デイル ケー.ウィーラー
Charles W Coleman
チャールズ ダブリュ.コルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Black and Decker Inc
Original Assignee
Black and Decker Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Black and Decker Inc filed Critical Black and Decker Inc
Publication of JPH04226816A publication Critical patent/JPH04226816A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1253Jaws movement actuated by an axially movable member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S279/00Chucks or sockets
    • Y10S279/902Keyless type socket
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切削工具を係合解除可能
に把持するためのチャックに関し、特に、信頼性のある
双方向の作動を与え、切削工具上に手動で締め付けられ
ると共に緩められることができ、更にチャックを介して
加えられるトルクに応じて選択的に自己締付することが
できるキー無しチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】切削工具の柄部分を係合解除可能に把持
するための各種の型式のチャックが公知である。普通の
ヤコブ型チャックは、把持爪と、回転可能に装着された
調節スリーブとを有する先端部を具備する。この調節ス
リーブは爪が切削工具を把持または解放するように調節
される。調節スリーブは、歯車式のキーと共働して爪を
手動で締め付け及びゆるめることが可能な、軸線方向に
延びる歯車の歯を有する。別個にキーを必要とすること
は、切削工具と爪の間で滑りが起きないように爪を適切
に締めるために最低程度の手操作の熟練を必要とするこ
とである。更に、キーの締付けは、他の部分に損傷か、
あるいは摩耗を与えるおそれのあることを表わすもので
ある。
【0003】キー締付けの不必要化を意図して、キー無
しチャックと総称されて知られる多くのドリルチャック
が設計されている。これらのキー無しチャックの或るも
のは、切削工具に対して初めに手動締付によって把持力
を加え、切削工具およびチャックを介して加えられるト
ルクに応じてチャックの自己締付を行うようになってい
る。キー無しチャックの或るものは、切削工具が受ける
反作用トルクに応じて切換わる把持爪を備えている。更
にあるものは、把持爪に接触し、把持爪と共働して把持
力を強めるカム様表面を備えている。
【0004】いずれの自己締付式キー無しチャックにせ
よ、はじめに操作員が手でチャックを締めたとき、チャ
ックがそれに応じて切削工具を十分な把持力をもって把
持し、それによって、主軸の正転中も逆転中も切削工具
が滑らないようにすることが重要である。かつまた、チ
ャックが、かかってくるトルクに応じて自己締付けを行
なうとき、締付けすぎて、爪が切削工具の柄の局部主表
面をつぶし、あるいは閉込め状態をひき起してチャック
がゆるまなくなる等の不都合を生じさせないことが重要
である。締付過剰や閉込めは、消費者市場向けの電動工
具の場合ならば一般に起らない。しかし商業あるいは工
業市場向けに作られる電動工具にキー無しチャックが使
用されている場合であると、これら工具によってもたら
される強いトルクが、望ましくない締付過剰をひきおこ
す可能性は十分にある。
【0005】公知のチャックの構造は、チャックおよび
切削工具を介して加わるトルクの増加に応じてチャック
が自己締付けを行なうことを可能とする一方向ラチェッ
ト式機構を使用している。この構造は、チャックが漸進
的に自己締付けを行ない、それによって、加わるトルク
が増加するにつれ切削工具をしっかり把持し、一方逆回
転作動のときにチャックのゆるみの防止を可能にする。 例えば、ローム(Rohm)に対する米国特許第 4,
213,623号は、チャック本体内に取付けられた爪
によって加えられる把持力を調節するため、チャック本
体に回動可能に取付けられた調節スリーブを有するドリ
ルチャックを開示している。調節スリーブおよびチャッ
ク本体は一方向逆転防止づめおよびラチェット組体によ
って1つに結合されている。チャックは、チャック本体
に対する調節スリーブの回転に応じて締って行くため、
逆転防止づめは少しづつ新らしい位置にラチェットし、
チャックを締付け状態に維持し、またチャックが逆転方
向に駆動されたときに調節スリーブの意図しない逆転を
防止し、かつ把持爪のゆるみを防止する。他のチャック
においては、ハームズ(Harms) に対する米国特
許第 3,506,277号に開示されている通り、調
節スリーブがチャック本体上に回転可能に取付けられて
おり、把持爪の締付および緩みを可能にしている。チャ
ック本体の、軸線方向の端面上にはラチェット歯が形成
されている。このラチェット歯は、使用者が調整できる
、ばね付勢式スリーブ上の同様な歯に係合することが可
能である。双方の歯が相互係合することによって、調節
スリーブの回転が切削工具の把持を強め、また、切削工
具の把持をゆるめようとする逆回転を防止する。これら
のチャックは、それぞれの所期の目的には妥当に効果的
に働くが、チャックを扱う操作員は、調節スリーブを操
作するについて、その方法を完全に制御することができ
ず、従って、これらのチャックは、操作上の最適な柔軟
性に欠けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明の
目的は、正転あるいは逆転方向の作動において切削工具
を確実に把持するキー無し自己締付チャックを提供する
ことにある。
【0007】本発明の他の目的は、爪の開放及び閉鎖位
置間の移動を案内すると共に爪内に工具を締付あるいは
ゆるめるための改良された手段を有する、付勢力によっ
て閉鎖される爪を備えたキー無しチャックを提供するこ
とにある。
【0008】本発明の他の目的は、手で締めることがで
き、加わるトルクに応じて自己締付を行ない、自己締付
状態を維持するキー無しチャックを提供することにある
【0009】本発明の他の目的は、チャック調節スリー
ブの両方向の回転をロックするロック機構を有し、その
ロック機構を選択的に作動不能とすることのできるキー
無しチャックを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、内部の作動摩擦が比
較的小さく、チャックを介してかかるトルクに応じて容
易に手による締付及び自己締付のできるキー無しチャッ
クを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、チャックが構成部品
の加工費が安価で小径の切削工具を把持することのでき
る“ゼロキャパシティ”特性を持つキー無しチャックを
提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、振れが最小で、振れ
誤差を維持しながら、繰り返して分解、保守、再組み立
てのできるキー無しチャックを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明では、後方開放位置と前方閉鎖位置間の各爪案
内路内に摺動可能に取り付けられた爪をもった爪ハウジ
ングを有するキー無しチャックが提供される。爪推進部
材は爪に連結され、爪ハウジング内に摺動可能に取り付
けられて、爪に推力を加え、爪を同じ相対軸線方向位置
に維持する。ナットは爪ハウジングに固定され、チャッ
ク軸線と同軸のねじ付き開口を有する。ねじ付き軸はナ
ット開口と係合し、前方に移動して爪の締付力を加え、
後方に移動して締付力を除去することが可能である。
【0014】軸の遠隔端は、爪推進部材の作動摩擦配分
を制限する小面積接触区域によって爪推進部材と係合す
る突起を具備することができ、これによって、使用者が
容易に手で締めることができ、チャックを介して伝達さ
れるトルクに応じて自己締付を行なうチャックが提供さ
れる。
【0015】第1の実施例に示すように、爪は軸の後方
及び前方移動によって後方開放位置と前方閉鎖位置間を
移動可能とすることができ、また第2の実施例に示すよ
うに、閉鎖位置に向かって前方に付勢され(“セルフセ
ンタリング”)、もって軸の移動に応じて移動可能でな
いようにすることができる。
【0016】爪ハウジングに対してチャック調節(又は
後部)スリーブを選択的にロックするロック機構を具備
して、第1の実施例ではチャック調節スリーブの一方向
移動を可能にし、また第2の実施例では爪ハウジングに
対してチャック調節スリーブを両方向にロックすること
ができる。ロック機構はチャック調節スリーブに連結さ
れたロック板を有し、チャック調節ナットの軸線方向端
面上の相補的な歯と係合する軸線方向端面上の歯のセッ
トを有する。ロック板は通常、チャック調節ナットと係
合するようにばねで付勢されている。歯の形状により、
チャック調節ナットは、チャックを手で締める間、及び
自己締付を容易にするためチャックを介して伝達される
トルクが加えられる間、一方向に作動されることができ
、相対的な回転に対して完全にロックされることができ
、あるいは、完全にロックされる前の相対的な回転を予
め定められた最大量に制限することができる。第1の実
施例では、使用者による操作が可能なコントロールスリ
ーブによって、ロック板をチャック調節ナットから解放
して一時的にロック機構を作動不能とし、また第2の実
施例では、コントロールスリーブを回転してロック板を
チャック調節ナットから解放し、ロック機構を選択的に
作動不能としている。
【0017】ロック機構は、ロック位置にある時自己締
付を増加することが望ましい。1つの手段は自動締め具
で、軸が駆動して工具が加工物と係合し且つロック機構
がロック位置にある時、ねじ付き部材、ロック機構及び
ナットの間で係合して工具上に爪を予め定められた量だ
け締めるものである。好ましい実施例では、ナットとロ
ック部材はロック位置において係合される歯を有する。 ねじ付き部材又は軸に固定された後部スリーブとロック
部材は、後部スリーブとロック部材の相対回転を限定す
る係合タブとスリットを有する。自動締め具は、内側ロ
ックタブとスリットとを具備する。
【0018】チャックを使用している時に自己締付を増
加する第2の手段は、(1)軸を前進させる第1の方向
(締付)に、ナットとロック部材間の第1の制限最大量
の相対回転と、(2)軸を後退させる第2の方向(ゆる
め)に、ナットとロック部材間の第2の制限最大量の相
対回転、を可能とする2組の歯の大きさと間隔を決定す
ることである。自己締付の相対回動量は、自己ゆるめの
相対回動量より大きい。歯の間隔も、2組の歯が確実に
ロックを保持するようにする。
【0019】キー無しチャックは、加工部品を使用せず
(軸を除く)、完成チャックの振れが最小となるよう組
み立てる。爪ハウジングとチャック調節ナットの合せ面
の少なくとも一方は、チャックの作動寿命の間維持され
る各種部品との関係で、累積する製造誤差を吸収するた
め、組立工程中に変形するようにすることができる。同
じ目的のため、爪推進部材(又はストッパ)と軸の間に
変形可能なインターフェイスを設けることもできる。キ
ー無しチャックは、振れ精度を損うことなしに清掃や保
守のための分解及び再組立が可能である。
【0020】軸とナットの心合せを行なうため、軸にナ
ット開口の精密な平滑壁をなす部分(内径)と嵌め合う
精密な平滑壁をなす部分(外径)を設け、ナット開口の
ねじ付き部分とかみ合うねじ付き部分を設けることがで
きる。軸とナットの心合わせは、平滑部分のはめ合いイ
ンターフェイスによって決定する。かみ合うねじ付き部
分のねじ山は、心合わせに影響を与えずナットを介して
軸の前後運動のみを制御するようゆるやかに係合してい
る。
【0021】本発明は、個々あるいは組合せて使用する
ことのできる数多くの有利な特長を備えている。キー無
しチャックは、主軸と爪推進部材(又はストッパ)の間
に小面積接触があることと、軸の外径がチャックの外径
に対して小さいことにより、内部作動摩擦が比較的小さ
くなる。ロック機構は、爪ハウジングに対して一方向又
は両方向にチャック調節スリーブをロックし、ロック機
構を選択的に不能とし、ロックやインクレメンタルな自
己締付を確実に保持することができる。チャックへの工
具の取り付けは、チャックに挿入された工具を把持する
前方にばねで付勢された(セルフセンタリング)爪によ
って容易に行なうことができる。完成したチャックの振
れが最小になるよう、累積した製造誤差を吸収する1つ
あるいはそれ以上の変形可能な表面を初めから持たせて
組み立てることができる。また、さらに組み立て精度を
強化して振れを減らすため、ナットと軸の心合わせを正
確に制御する平滑壁のインターフェイスをナットと軸に
具備することができる。
【0022】本発明のその他の目的と適用範囲は、添付
図面と共に以下の詳細な説明によって明らかとなるであ
ろう。
【0023】
【実施例】添付図面において同様の構成要素に対しては
同様の参照符号を用いる。これら添付図面は本明細書に
組み込まれると共に本明細書の一部を構成し、これら添
付図面に本発明の二つの主要な実施例が示されている。 以下添付図面を参照しながら本発明の原理を説明する。
【0024】本発明に係わるキー無しチャックの第1の
実施例が図1から図35に示されている。また、好まし
い第2の実施例が図36から図57に示されている。
【0025】図1および図2にハンドル14と引金式コ
ントロールスイッチ16とを有する従来からある典型的
なピストル型電動工具12上に取り付けられた第1の実
施例のチャック10が示されている。図1および図2か
ら図5の断面図に示されるようにキー無しチャック10
は軸線Ax のまわりに限定され、このキー無しチャッ
ク10は爪組体18と、チャック調節スリーブまたは後
方スリーブ20と、コントロールスリーブ22と、主軸
24とを具備する。
【0026】図1から図5に示されるように爪組体18
は、軸線Ax 回りに回転する本体として形成された爪
ハウジング28を具備し、更に、手で把持しやすいよう
に鋸歯状にした外側の把持面36(図1)と、図4に破
線で示すように種々の直径の切削工具“T”を受容する
ための内孔38とを具備する。爪ガイド30は爪ハウジ
ング28内の内部開口内に受容されて3個の案内路40
が形成される。 各案内路40は対応する爪32を受容し、爪32が図4
および図5に夫々示される後退位置と前進位置の間を移
動することが制御される。案内路40と軸線Ax 間の
傾斜角は目的とする適用分野に応じて選択され、たいて
いの消費者用および商業用には30°角が適切であるこ
とが判明している。小さい傾斜角度にするほどクランプ
力が増大せしめられる。爪32は爪推進部材34に連結
され、この爪推進部材34は後述するように主軸24の
端部に結合される。チャック調節ナット42はねじ付き
ファスナ44によって爪組体18の後向き端部に取り付
けられ、このチャック調節ナット42はねじ付内孔46
を有し、このねじ付き内孔46は主軸24の相補的なね
じ48と係合する。その結果、爪組体18を軸線Ax 
回りに図5に示す方向に回転させることにより、各爪3
2が案内路40内で前方に前進せしめられて切削工具“
T”を把持する。一方、爪組体18を軸線Ax 回りに
図4に示す方向に回転させることにより、爪組体18が
主軸24に対して右方向に移動せしめられて各爪32が
案内路40内で後方に後退せしめられ、斯くして切削工
具“T”の握りが緩められる。
【0027】好ましくは爪ハウジング28は粉末冶金技
術を用いて製造され、好ましくは爪ガイド30はダイカ
スト法によりアルミニウム、亜鉛またはマグネシウムか
ら製造され、爪ガイド30の背面は後述するように、累
積する製造公差を吸収するようにチャックの組立て中に
変形する形態をとり、仕上がったチャックが最小の振れ
を有するようになっている。
【0028】図6および図7に示されるように各爪32
は、爪ハウジング28内の案内路40に担持される外方
を向いた傾斜表面50と、爪ガイド30の軌道(図示し
ない)内に保持された横方向に延びるボス52と、内方
を向いた縁部58を画定するように収斂する表面54お
よび56とを具備し、この縁部58は切削工具“T”の
外径面と通常の方法で係合するようになっている。工具
に係合する表面58と傾斜表面50とがなす角度は上述
の案内路40の角度に等しい。各爪32は爪推進部材3
4の一部分を受容するためにその後端部に隣接するスリ
ット60を有し、これにより爪32は爪推進部材34の
相対運動に応じて一体となって移動する。好ましい実施
例において、各爪32は予め形成された傾斜し収斂する
爪表面を有するロール状板材から精密に打ち抜かれ、表
面54および56と切削工具係合縁部58とを画定する
寸法に仕上げられる。この爪32の形態により“ゼロキ
ャパシティ”を有するキー無しチャック10、即ち小径
の切削工具“T”を締め付けることができるチャックが
提供される。
【0029】図8、図9および図10に示されるように
、爪推進部材34は中央部分62と、3個の半径方向外
方に延び、等間隔に配置されたアーム64とを有する。 3個の直立部分66がアーム64間に設けられ、これら
直立部分66は後述するように主軸24の端の突起が係
合するための中央開口を形成する。直立部分66の内側
に向いた面は、第1の径に形成された第1の表面68と
、それより幾分小さい径に形成された第2の表面とを有
し、この第2表面は図9に示すように直立部分66の上
縁に内向きリム70を形成している。後述するようにこ
れら直立部分66は小面積の接触区域72(図8に破線
で示す)に係合するように主軸24の遠隔端部を拘束し
、その結果、主軸24は爪推進部材34に対して推力を
及ぼし、爪推進部材34は爪32に対して推力を及ぼし
て爪32を強制的に前進または後退させる。
【0030】主軸24は図11に一部を断面にして示さ
れるように、その後方部分にめねじ付き穴76を有する
大径部分74を有し、このめねじ付き穴76はピストン
型電動ドリル12のねじ付き駆動軸26(図2)と通常
の方法で係合する。ねじ48を有し軸線方向に延びる小
径部分78が大径部分74の前方に延びており、この小
径部分78は上述のようにチャック調節ナット42と係
合するねじ48を有する。主軸24は爪推進部材34と
係合するその遠隔端部に、その全体を参照符号80によ
って表わす突起を有する。この突起80は小径部分82
と、幾分大径のリム84と、円錐状のテーパ部分86と
、前方に向いた平坦なスラスト面88とによって形成さ
れる。
【0031】図12の拡大詳細図、図3および図4に示
されるように突起80は爪推進部材34の直立部分66
の内向き表面の間に延びており、突起80のリム84の
外径は爪推進部材34のリム70の内径よりも幾分大き
い。従って突起80の遠隔端部が爪推進部材34に‘ス
ナップイン’して係合するように突起80が直立部分6
6の間に押し込められ、斯くしてこれら二つの部分が相
対的に回転可能かつ係合離脱可能に保持される。突起8
0の平坦なスラスト面88は爪推進部材34の小面積の
接触区域72(図8参照)を担持するようになっており
、このスラスト面88は爪推進部材34に推力を加え、
爪推進部材34は半径方向に延びるアーム64を介して
爪32に推力を加える。一般的に、接触区域72の表面
領域は主軸24の断面領域(好ましくは10mm)より
ももちろん小さく、好ましくは接触区域72の直径寸法
は3mmまたはそれ以下に形成される。接触区域の面積
をできるだけ小さくすることが好ましい。主軸24の遠
隔端部は高周波焼入れされることが好ましい。また、爪
推進部材は、予期される応力に十分耐えうる硬度を有す
る接触表面が得られるように粉末金属または好ましくは
精密に打ち抜かれた鋼から作ることができる。
【0032】小面積の接触区域72を主軸24の遠隔端
と爪推進部材34の間に設けることは、キー無しチャッ
ク10の内部摩擦の低減に貢献する。なぜならば、主軸
24と爪推進部材34間の相対的な回転運動の結果発生
する力は軸線Ax から比較的小さい半径位置に位置す
るからであって、従ってトルクおよびキー無しチャック
10の作動摩擦への影響は小さい。更に、チャックの外
径と比較して小径の主軸24を使用することによってチ
ャックの低摩擦作動性が向上せしめられる。チャックの
外径が40mmから50mmであるのに対して主軸24
のねじ付き部分の外径が8mmから10mmであるのが
好ましい。この比率を大きくすることによって、作業者
が切削工具上に爪を締め付けたり緩めたりするときのて
この作用が高められる。
【0033】図13、図14および図15に示されるよ
うにチャック調節スリーブ20は外部円筒部分90と、
その後端の端壁92と、チャック10の作動軸線Ax 
と同軸上に形成された内部円筒状延出部94とを具備す
る。円筒部分90は、後述するようにロック板と係合さ
せるためにその内壁面上に形成された縦方向に延びる3
個のスリット96を具備し、更に、チャック調節スリー
ブ20を手で把持しやすくするためにその外側表面上に
形成された一連の縦方向に延びる筋98を具備する。レ
ンチまたは同様の工具で把持しやすいように一対の平行
をなす平坦部100がチャック調節スリーブ20の端壁
92に隣接する外側表面上に形成されている(図13参
照)。内部円筒状延出部94は主軸24の大径部分74
を締まりばめ状態で受容する貫通穴102 を有し、こ
れによりチャック調節スリーブ20と主軸24とが互い
に取り付けられる。もし望まれるならば、これら構成要
素を互いに取り付けるための補助手段として各種のスナ
ップリングやクリップを含む追加の錠止具を使用するこ
とができる。
【0034】図3および図4に示されるように、主軸2
4およびチャック調節スリーブ20が駆動軸26に取り
付けられると共に、主軸24の小径部分78がチャック
調節ナット42とねじ係合せしめられる。その結果、爪
組体18およびそれに連結された爪調節ナット42をチ
ャック調節スリーブ20に対して回転させることにより
爪32が爪ハウジング28内で前進または後退せしめら
れる。
【0035】本発明の一つの特長によれば、キー無しチ
ャック10はチャック調節スリーブ20と爪組体18と
が互いに対して回転することを許容するロック機構を具
備し、これによりチャックの手による締付け、あるいは
チャックを介して伝達されるトルクに応じた自己締付け
ができるようになっている。また、このロック機構は、
逆作動中にチャックを緩めるような反対方向の回転が起
きないように操作員によって制御されることができる。 更に、このロック機構はチャック調節スリーブ20と爪
組体18とがどちらの方向にも回転しないように錠止す
ることができ、本発明の一つの形態においては操作員に
よって選択的に回転可能に或いは回転不能にすることが
できる。図16から図22に示されるようにこのロック
機構は上述のチャック調節ナット42と、ロック板10
4 とを具備する。チャック調節ナット42(図16か
ら図19参照)は、上述のように主軸24の小径部分7
8と係合するねじ付き中央穴46と、複数の穴106 
とを有し、ねじ付ファスナ44がこれら穴106 を介
してチャック調節ナット42を爪組体18に取り付ける
。穴群106 はチャック調節ナット42の中心軸線回
りに均等でない角度配分で分散配置されており、従って
チャック調節ナット42と爪組体18とを唯一の関係で
組立てることができる。その結果、後述するように製造
時の振れ精度を損うことなくチャック10を分解、保守
および再組立することができるようになっている。図1
6に示すように好ましい実施例では穴群106 は均等
でない角度間隔A1,A2およびA3で間隔を隔てて配
置され、ここで角度間隔A1は 120°、角度間隔A
2は 115°、角度間隔A3は 125°である。チ
ャック調節ナット42の後向き端には半径方向に整列配
置された円形パターンをなす歯108 が設けられ、こ
れら歯108 はロック板104 と協働して一方向ま
たは両方向の錠止機能を発揮する。図17および図18
に示されるようにこの歯のパターンはねじ付きファスナ
44用のすきまスリット 106aによって中断されて
いる。更に図19に示されるように環状リム 106b
が各穴106 を包囲し、各環状リム 106bはチャ
ック調節ナット42の前端面から小さな距離、例えば 
0.005インチ(0.13mm)だけ突出している。 好ましくは、チャック調節ナット42と爪組体18とが
相対的に回転しないようにするために、環状リム 10
6bは前向きに尖った縁を有する三角形の輪郭を有し、
この尖った縁は後述するようにキー無しチャック10の
製造時に爪組体18の変形可能な後面に侵入する。
【0036】ロック板104(図20から図22参照)
 は3個のタブ112 を有する円形のリング状部分1
10 を具備し、各タブ112 は円形部分110 の
周縁部から半径方向外方に延びている。リング状部分1
10 の一端面上には半径方向に整列配置された一連の
歯114 が設けられ、これら一連の歯114 は後述
するようにチャック調節ナット42上の歯108 と選
択的に係合するようになっている。ロック板104 は
その歯114 が前方を向くようにしてチャック調節ス
リーブ20内に受容され、各タブ112 はチャック調
節スリーブ20の内面上に形成された各スリット96(
図14および図15参照)内に受容される。図3、図4
および図5に示されるようにらせん状のコイルばね11
6 がチャック調節スリーブ20内に内包され、このコ
イルばね116 はロック板104 を前方に向けて弾
性的に付勢する。
【0037】コントロールスリーブ22は爪組体18の
後端面とロック板104 間でチャック調節ナット42
の外径上に支承され、このコントロールスリーブ22は
チャック調節ナット42回りに回転自在になっている。 図23に示されるようにコントロールスリーブ22は管
状に延びる管状部分118 と、その前端部において半
径方向外方に延びるフランジ120 とを具備する。管
状部分118 の反対側の端部122 は通常ロック板
104 に当接しており、ロック板104 はらせん状
のコイルばね116 によって加えられる力に応じてフ
ランジ120 を爪組体18の後端面に弾性的に付勢す
る。
【0038】図4および図5に示されるようにコントロ
ールスリーブ22は通常、ばねによって付勢されたロッ
ク板104 によって前方向に付勢されており、これに
より、ロック板104 上の歯114 がチャック調節
ナット42の後端面上に形成されたかみ合い歯108 
と係合しうるようになっている。コントロールスリーブ
22はチャック調節ナット42上に回転自在に取り付け
られている。またコントロールスリーブ22は図4に実
線と破線で示されるように操作員によって前方位置から
ばね116 の付勢力に抗して後方位置に移動されるこ
とが可能であり、これによりロック板104 の歯11
4 とチャック調節ナット42の歯108 との係合が
解除される。後述するように歯108 および114 
の輪郭、およびばね116 によって加えられる力は、
爪組体18をチャック調節スリーブ20に対して正方向
または逆方向に回転しないように完全に錠止するように
、手によるチャックの締付けおよびチャックを介して伝
達されるトルクに応じてのみ正方向に相対的に回転でき
るように、および錠止機能が選択的に発揮または解除さ
れるように、チャックを制御するために選択されること
ができる。
【0039】図24はロック板104 の歯114 お
よびチャック調節ナット42の歯108 の、第1の歯
形を示す。図示されるように各歯は比較的急な傾斜のフ
ランク120 と、比較的ゆるい傾斜のフランク122
 と、平坦な頂部124 とを有する。ロック板104
 はコイルばね116 のばね力によって図24におい
て下方に向けて弾性的に付勢され、その結果、歯114
 と歯108 が相互に係合する。例えばチャックを切
削工具“T”上に手で締付けるときに爪組体18および
それに連結されたチャック調節ナット42が図示される
方向に回転せしめられた場合、歯114 および108
 の歯形は相対的に回転することを許容し、その結果爪
32が切削工具“T”上に締め付けられる。一方、この
歯形は切削工具“T”に対する把持を緩める傾向にある
逆回転を防止する。更にこの歯形形状はチャックが、駆
動軸26からチャック10を介して切削工具“T”に伝
達されるトルクに応じて自己締付けを行うことを可能に
する。特に、切削工具“T”が加工物と係合すると、爪
組体18を主軸24回りに回転させようとする反作用ト
ルクが発生し、その結果爪32が前進して切削工具“T
”に対する爪の把持が強められる。この相対的な回転が
起きると歯114 および歯108 は互いに対して新
たな相対位置にインクリメントする。図24に示す歯形
はチャック調節スリーブ20に対する爪組体18の逆方
向の回転を防止するので、駆動軸26の回転方向が逆転
した場合でもキー無しチャック10が緩む傾向は生じな
い。切削工具“T”を解放するためにはコントロールス
リーブ22が手でつかまれて、ロック板104 がチャ
ック調節ナット42の端部から完全に係合を解除される
ようにコントロールスリーブ22がばね116 の弾性
的なばね力に抗して後方に引張られる。ロック板104
 とチャック調節ナット42との係合が解除されると爪
組体18がチャック調節スリーブ20に対して逆方向に
回転することが可能になり、その結果爪組体18が主軸
24に対して前方に前進せしめられて爪32が後退し、
斯くして切削工具“T”に対する把持が緩められる。
【0040】図24に示される歯形は一般消費者用電動
工具に用いられるのに適している。一般消費者用電動工
具においては工具によって加えられる最大トルクはキー
無しチャック10を、締め付けすぎたり或いは固着して
はずれなくなったりする危険なく完全に自己締付するの
に十分な大きさである。しかしながら工業用電動工具の
場合には工具によって加えられる最大トルクは、キー無
しチャック10が締め付けられすぎてチャック内の構成
要素が歪んだり、或いは爪32によって切削工具“T”
の表面が押しつぶされたりすることが起きるのに十分な
大きさとなりうる。
【0041】図25は工業級工具に用いられるのに適し
た第2の歯形を示している。工業級工具においてはキー
無しチャック10をどちらの方向にも回転しないように
“錠止”することが望ましい。図示されるように歯 1
14′および歯 108′は夫々同一の急な傾斜をなす
フランク126 および128 と、平坦な頂部130
 とを有する。歯 114′と歯 108′が相互に係
合したときには、キー無しチャック10を介して伝達さ
れるトルクは歯 114′および 108′を互いに対
してインクリメントさせるのには不十分な大きさであり
、従って正方向に回転して自己締付することがなく、ま
た反対に逆方向に回転して緩むこともない。図25に示
す歯形が用いられる場合、まず初めにチャック調節ナッ
ト42からロック板104 の係合を解除するためにコ
ントロールスリーブ22が後方に引張られ、次いで爪3
2が切削工具“T”上に締付けられるまでチャック調節
スリーブ20に対して爪組体18を回転させる間コント
ロールスリーブ22がその位置に維持されることによっ
て、キー無しチャック10が手動で締付けられる。手動
の締付けが完了した後、コントロールスリーブ22が解
放され、ばね116 によってロック板104 が前方
に押しやられ、歯 108′と歯 114′が係合する
。この状況において、爪ハウジング28の案内路40の
軸線Ax に対する角度は、工具の全トルク容量が正逆
いずれかの方向にかかったときに切削工具“T”が爪3
2に対して滑らないようにする十分な把持力がキー無し
チャック10の手による締付けによって与えられる角度
に選択される。斯くして、図25に示す歯形はトルクが
正方向にかかったときに自己締付を防止し、また逆方向
に作動したときに緩みを防止する。
【0042】図26に第3の歯形が示されており、この
第3の歯形はキー無しチャック10が自己ロッキングす
る前に或る程度のインクリメンタルな自己締付を行うこ
とができるように機能する。図26に示されるようにロ
ック板104 には、比較的急なフランク132 と、
表面134 および136 によって形成されるもう一
つのフランクと、平坦な頂部138 とを有する歯 1
14″が設けられている。チャック調節ナット42は歯
 114″の輪郭に対して相補的な輪郭を有する形状を
なし、一連の循環する凹みI1およびI2が形成される
。凹みI1は第1の深さd1を有し、凹みI2は第2の
深さd2を有する。図示されるように凹みI1は表面1
36 と係合するようになっている傾斜した表面140
 を有し、凹みI2は歯 114″の表面136 と係
合するための表面140 と、歯 114″の表面13
4 と係合するためのもう一つの表面144 とを有す
る。キー無しチャック10の手による締付が行われた後
コントロールスリーブ22が解放されると、歯 114
″は凹みI1内へ前進し、その結果表面136 が表面
140 と係合する。この形態の場合、切削工具“T”
が加工物に接触するのに応じてチャック10を介して伝
達される追加のトルクによりチャック調節ナット42が
図26に矢印で示されるように右側に回転せしめられ、
それに比例した自己締付がキー無しチャック10にもた
らされ、歯 114″が凹みI1の表面140 上を上
方へ‘乗り上げ’、次いで凹み間を表面142 に沿っ
て凹みI2に向けて移動し、歯 114″が凹みI2に
侵入する。このとき表面136が表面140 と係合す
ると共に表面134 が表面144 と係合する。凹み
I2はより大きな深さ寸法d2を有しているので、キー
無しチャック10を介して伝達されるトルクが更に増大
しても更なるインクリメントおよび自己締付が起きるこ
とはない。以上の説明からわかるように図26に示す歯
形によれば切削工具“T”上にチャックを手で締付ける
ことができると共に、キー無しチャック10を介して伝
達されるトルクに応じて締付け不足のチャックを限定さ
れた量だけ自己締付することができる。
【0043】上述の実施例においてコントロールスリー
ブ22はばね116 によって常時前方向に付勢されて
おり、ばね116 はロック板104 をチャック調節
ナット42と係合するように押圧する。ロック板104
 をチャック調節ナット42から一時的にはずすために
は、操作員はコントロールスリーブ22をばね116 
のばね力に抗して後方に引く。 コントロールスリーブの第2の実施例22′および変更
されたロック板 104′が図27から図32に示され
ている。図27から図29に示されるように、コントロ
ールスリーブ22′は全体的な形態に関して図23に示
されるコントロールスリーブ22と同様であり、軸線方
向に延びる管状部分118 と、その前方端において半
径方向に拡大された部分120 と、その後方端におけ
るロック板カム面150 とを有する。図29に示すよ
うに、カム面150 は間隔を隔てて配置されかつ軸線
方向に延びる一連のタブ152 を有し、第1のカム1
54 および第2のカム156 がタブ152 の各セ
ット間に配置される。図示されるように各カム154 
及および各カム156 は夫々立上りカム面および平坦
なドウェル面を有するが、カム154 はカム156 
よりも比較的高いドウェル面を有する。
【0044】ロック板 104′は構造において図20
から図22に示されるものと同様であり、3個の半径方
向に延びるタブ112 を有するリング状部分110 
を具備し、その一側面上には半径方向に整列配置された
一連の歯114 が備えられている。図31に示される
ようにロック板 104′はまた3個の等間隔に配置さ
れたカム構造160 を歯114 の半径方向外方に具
備する。図31に示されるように各カム構造160 は
反対に傾斜するカム面162 および164 と、中間
面166 とを有する。
【0045】コントロールスリーブ22′およびロック
板 104′は、コントロールスリーブ22′の軸線方
向に延びるタブ152 が図32に示すようにロック板
 104′のカム構造160 の反対側に位置するよう
にして、キー無しチャック10の他の構成要素と共に上
述の方法で組立てられる。 斯くしてコントロールスリーブ22′は第1の位置と第
2の位置との間でチャック調節ナット42の回りに回転
可能となっている。第1位置では図32に示されるよう
にロック板 104′のカム構造160 がコントロー
ルスリーブ22′のカム154 と係合し、一方図示し
ない第2位置ではカム構造160 がカム156 と係
合する。コントロールスリーブ22′が第1位置にある
ときにはカム154 のより高い高さD1が働いてチャ
ック調節ナット42からロック板 104′を外し、斯
くしてロック板 104′上の歯とチャック調節ナット
42上の歯とによる錠止作用を不能にする。一方、コン
トロールスリーブ22′がカム構造160 がカム15
6 と係合する第2位置に回転されると、比較的低い高
さD2はロック板 104′上の歯がカム調節ナット4
2と係合することを可能にし、その結果、ロック機構の
作動が可能ならしめられる。
【0046】以上の説明からわかるように図30から図
32に示すコントロールスリーブ22′およびロック板
 104′は、コントロールスリーブ22′を上述の方
法で後方に引くことにより、或いはコントロールスリー
ブ22′を一方の方向または他方の方向に回転させるの
に応じてロック機構を作動不能または作動可能にするこ
とにより、ロック機構の解除を可能にする。
【0047】キー無しチャック10の主要な構成要素群
は、製造時のチャックの振れが非常に小さくなる方法で
組立てられる。またこの方法によれば、製造時における
振れ精度を劣化させることなくチャックを繰返し分解、
保守および再組立することが可能になる。図33に示さ
れるようにチャック調節ナット42と爪組体18は、チ
ャックの主軸線Ax に沿って互いに精密に整列配置さ
れた精密なマンドレル200 および202 上に夫々
装着される。これらのマンドレル200 および202
 は好ましくは拡張式のものであり、対応する構成要素
の軸線方向の穴表面上に位置する。例えばマンドレル2
00 はチャック調節ナット42のねじ付き中央穴46
上に位置し、マンドレル202 は爪組体18の内孔3
8上に位置する。斯くしてチャック調節ナット42およ
び爪組体18は夫々マンドレル200 および202 
上に装着されたときに最適に軸心合わせされる。図3に
関連して上述したように爪組体18は爪ハウジング28
および爪ガイド30から部分的に組立てられる。チャッ
ク調節ナット42および爪ハウジング28が精密な表面
が与えられるように好ましくは粉末冶金技術を使って製
造され、爪ガイド30が精密ダイカスト用金属、例えば
アルミニウムから製造される場合、構成要素群の累積公
差は、チャック調節ナット42と爪組体18の構成要素
とのかみ合い面、即ちチャック調節ナット42の前側端
面206(図18参照) と爪組体18の後側端面20
4 が主軸線Ax を横切るよりも小さくなるような累
積公差とすることができ、従ってチャックの製造時の振
れ精度に寄与することができる。
【0048】製造中のチャックの最初の組立て中の振れ
を最小のものとするため、二つのかみ合い面の内の一方
、例えば爪組体18の後側端面204 は変形可能な材
料から形成される。爪ガイド30(図3参照)は好まし
くはアルミニウムまたは亜鉛マグネシウムから作られ、
図33に示すような表面204 を呈する。この代りに
、所定の特性を有する別個のスペーサディスクまたはワ
ッシャ(図示しない)を備えることができる。図33お
よび図34に示すように表面204 には表面204 
から上方に向けて延びる多くのピラミッド構造208 
が設けられている。好ましくはこれらの構造は、0.0
05インチ(0.127mm) から 0.015イン
チ(0.381mm) の高さ“h”と90°の夾角と
を有する4側面ピラミッドとして形成される。ピラミッ
ド208 は方形アレイに配列されているが、他のパタ
ーンでもよい。 ピラミッド208 は、チャック調節ナット42の前側
端面206 に対して変形可能な又は押しつぶし可能な
面を呈するようになっており、好ましくは爪ガイド30
のダイカスティング中に形成される。
【0049】キー無しチャック10の組立て時に、チャ
ック調節ナット42はそのマンドレル200 上に取付
けられ、爪組体18はそのマンドレル202 上に取付
けられる。上述のようにマンドレル200 および20
2 は、チャックの主軸線Ax 上に正確に位置せしめ
られ、斯くしてチャック調節ナット42と爪組体18と
を同軸に整列させると共に表面204 と表面206 
とを向い合う関係に位置させる。爪組体18の後側端面
204 およびそれにかみ合うチャック調節ナット42
の前側端面206 は主軸線Ax に対して予め定めら
れた関係で交差するが、製造誤差によりこれら二つの面
はその理想的な交差関係から変化しうる。この場合、こ
れら二つの面が互いに取り付けられるとチャック調節ナ
ット42の主軸線は爪組体18の主軸線に対して幾分ね
じられるであろう。その結果、爪組体18によって把持
される切削工具“T”は主軸線Ax のまわりによろめ
くことになる。本発明によれば、チャック調節ナット4
2および爪組体18は、それらの主軸線が主軸線Ax 
と正確に同軸に整列されるようにマンドレル200 お
よび202 によって位置を拘束されつつ、例えば油圧
を用いて互いに押し付けられる。爪組体18の表面20
4 およびチャック調節ナット42の表面206 が主
軸線Ax を公称通りに横切らない場合、すなわち表面
204 と表面206 が平行でない場合には、二つの
表面204および206 を強制的に係合させることに
よりピラミッド構造208の選択的な押しつぶしが生じ
せしめられる。更に特定的にいえば、表面204 およ
び206 の初期の非横行整列に依存してピラミッド構
造208 のあるものはほぼ押しつぶされ、一方他のピ
ラミッド構造はわずかに押しつぶされる。その結果、チ
ャック調節ナット42および爪組体18の各個に独特な
インターフェイスが生成されてこれら各個に固有な寸法
的特性が吸収される一方、チャック調節ナット42およ
びその爪組体18が主軸線Ax に沿って正確に整列さ
れる。この正確な整列を生み出す表面204, 206
の独特なインターフェイスを保持するために、各環状リ
ム 106B(図19参照)が表面204 内に侵入し
、チャックの使用中における表面204 と表面206
 間のいかなる相対的な回転をも阻止する。もし相対的
な回転が起きると、最初の組立時に達成された部品群の
軸線方向の正確な整列が変動せしめられてしまう。
【0050】図16に関連して上述したように、チャッ
ク調節ナット42と爪組体18とを共に保持するための
ねじ付きファスナ44を受容する穴106 群は非対称
に整列され、その結果チャック調節ナット42と爪組体
18は唯一の相対角度関係で一つに組立てられることが
できる。また、各リム 106Bは表面204 内に形
成されたかみ合い変形部内に容易に再着座するので、正
確な整列が再現される。斯くして、チャック調節ナット
42と爪組体18が上述の方法で組立てられると、結果
として生れるキー無しチャック10は最小の振れを有し
、また最初の製造時における振れ精度を失なったり又は
低下させたりすることなく、反復的に分解、清掃または
その他のサービス、および再組立てをすることが可能で
ある。
【0051】これまでピラミッド構造208 の好まし
い実施例を示してきたが、目的とする機能を提供する形
態であれば種々の型式の‘ワッフル’パターンを含めて
他の表面形態を利用することができる。一般的に云って
、要素の変形可能な構造は、表面204 および206
 の予期される範囲の整列誤差を吸収できる十分な高さ
“h”を持たなければならず、また、変形した材料が横
に流れうるように互いに十分な間隔がなければならない
【0052】図36から図57に示すように、好ましい
第2の実施例には、第1の実施例によるチャックの構造
と作動に5個の基本的な改良を組込んでおり、それはす
なわち、(1)チャック内に挿入された工具を把持する
ためのばねによって前方に付勢された爪、(2)チャッ
ク内に取り付けられた工具に対する爪の過剰締付又はゆ
るみを防止するロック組体、(3)使用開始したときに
爪内に工具を締めるための自動締め具、(4)組み立て
中にチャック構成要素群の整列を助けるための軸とスト
ッパ間の変形可能なインターフェイス、及び(5)より
正確な整列のための軸/ナット構造を組込んでいる。
【0053】図36から図57に示すように、チャック
301 は、爪組体303 と、ねじ付き軸305 と
、軸305 にプレスばめした後部スリーブ307 と
、後部スリーブ307 と爪組体303 の間のロック
組体309 とを具備する。爪組体303 は爪ハウジ
ング311 を有し、この爪ハウジング311 は工具
315 を受入れるため前方に配置された開口313 
と、中央案内路317 と、複数の爪案内路319, 
321, 323 と、縦方向軸線Ax とを有する。
【0054】ばねにより付勢された爪発明の一つの特長
によれば、ばねにより付勢された複数の爪325, 3
27, 329 が、後方開放位置(図37参照)と前
方閉鎖位置(図36参照)の間で各爪案内路319,3
21, 323 内に摺動可能に取り付けられる。また
、爪案内面319, 321, 323 は爪ハウジン
グ311 の後端部内に嵌め込まれたディバイダ331
 によって部分的に形成される。ディバイダ331(図
38、図39、図44、図45および図46参照)は、
爪325, 327, 329 の間隔をあけると共に
移動を案内する役割を果たす3個の直立壁333, 3
35, 337 を有し、更に、各爪325, 327
, 329 の基部を受入れるために間隔を隔てて配置
された3個の凹部339, 341, 343 を有す
る。図36及び図37では、ディバイダ331 の一部
はわかりやすくするため省略している。ストッパ345
(図36および図39参照) は爪325, 327,
 329 と係合し、各爪を同じ相対軸線方向位置に維
持するため中央案内路317 内に摺動可能に取り付け
られる。案内路317(図39参照) は、爪ハウジン
グ311 内の内部弧状案内面342 によって形成さ
れる。壁333, 335, 337 上の弧状面34
0 は、案内路317 からわずかに間隔を隔てられて
おり、案内路317 内における前後運動中にストッパ
345 と接触しないようになっている。ストッパ34
5(図36、図39、図47および図48参照) は、
案内面342 によって案内される円筒状ハブ344 
と、壁333, 335, 337 の側面346 に
よって案内される3個の半径方向に延びるスポーク34
7, 349, 351 とを有する。スポーク347
, 349, 351 は夫々、各爪325, 327
, 329 の基部内に形成されたスリット352 内
に受入れられる。図36と図37を比較してわかるよう
に、爪325, 327, 329 が前方に移動する
と各爪は縦方向軸線Ax に向かって移動し、スリット
352 内への各ロープ347, 349, 351 
の侵入が増大する。爪325, 327, 329 は
付勢手段353 によって閉鎖位置に向けて前方に付勢
される。この付勢手段353 は好ましくはコイルばね
である。
【0055】ナット355(図36、図37および図4
9から図52参照) は爪ハウジング311 に固定さ
れ、縦方向軸線Ax と同軸をなすねじ付き開口357
 を有する。ナット355は開口360, 361, 
362 内に捕獲された複数のボルト359(1個のみ
図示) によって爪ハウジング311 に固定されるこ
とが好ましい。あるいは、ナット355 を爪ハウジン
グ311 と一体的に形成することによってナット35
5 と爪ハウジング311 を固定することもできる。 図43及び図51に示すように開口361 はディバイ
ダ331 上の突起部364 と独特にかみ合うように
フレア形状をなす。ナットの前面では(図49から図5
2参照)、各開口360, 361, 362 が環状
リム368(第1実施例のリム 106B(図19)に
対応する) によって包囲され、組み立ての際、この環
状リム368 はディバイダ331 の後面366 内
に侵入する。その結果、ナット355 とディバイダ3
31 は、第1の実施例(図1から図35参照)に関連
して説明したのと同じ目的で、ただ1つの相対角度関係
で組み立ておよび再組み立てされることができる。ナッ
ト355 との変形可能なインターフェイスを提供する
ため、ディバイダ331 の後面366 は、図33及
び図34に関連して説明したピラミッド構造208 と
同じ多くのピラミッド構造(図示せず)を有する。
【0056】軸305 はナット開口357 内にねじ
的に係合する。軸305 はストッパ345 に向けて
前方に移動可能で、ストッパ345 及び爪323, 
325, 327 と係合してこれらを軸線方向位置に
おいて固定し爪に締付力を加える。 また軸305 は締付力を解除するためにストッパ34
5 から離れて後方に移動可能である。軸305の前方
及び後方移動は、後部スリーブ307 及びロック組体
309 に固定されこれらと共に回転可能な軸305 
に対して爪組体303(爪ハウジング311 、ディバ
イダ331 及びナット355)が相対的に回転するこ
とによって制御される。図示される好ましい実施例では
、軸305 はまた電動工具の出力軸を形成している。 軸305 はベアリング356 によって電動工具内に
支持され、軸305 の部分358 上にプレスばめさ
れた歯車(図示せず)を介して駆動される。あるいは、
軸305 に、第1実施例の主軸24と同様の工具軸に
変更するためにねじ付きの開口端部を設けることもでき
る。
【0057】作動において、工具315 は工具の基部
を開口313 を介して中央案内路317 内に軸線方
向に挿入することによりチャック301 内に挿入され
る。工具315 の基部はばね353 の付勢力に抗し
て爪325, 327, 329 を後方に押し、これ
により工具315 の直径を受入れるに十分な直径まで
爪を離す。工具315 がストッパ345 の前面と係
合するまで工具315 が案内路317内に挿入される
ことが好ましい。ばね353 は爪を前方に付勢して工
具と係合させ、工具を案内路317 内に同軸に保持し
て締める。次いで、ロック組体309 を解放して、共
に固定されている軸305 、スリーブ307 及びロ
ック組体309 に対して爪組体303(爪ハウジング
311 、ディバイダ331 及びナット355)を回
転させることによって、工具315 を案内路317 
内に締めつけることができる。好ましくは、一方の手で
ロック組体309 を把持してこれを解放し、他方の手
で爪ハウジング311 を把持してロック組体309に
対して爪ハウジング311 を回転させる。工具315
 は心出しされた位置に同軸に保持されているので、締
付力を加える時に工具315 を把持する必要はない。 このようにして、軸305 は、軸305 の先端がス
トッパ345 の後面と強固に係合してストッパ345
 及び爪325, 327, 329 に締付力を加え
るまで、中央案内路317 内に前進せしめられる。こ
のように爪が手動で工具315 上に締めつけられると
、爪組体303 と軸305 とは一緒に回転すること
が可能になる。
【0058】以上の説明からわかるように、ばねによっ
て付勢された爪を用いることにより、工具315 を開
口313 内に挿入した後これを把持する必要がないた
め、チャック301 内への工具315 の取り付けが
簡単になる。ばねによって付勢された爪がもつ自己保持
特長は、操作員が動力のかかった軸305 を回転させ
てチャック301 を締めつけることを欲する際にも有
利である。この場合、一方の手でドリルの引金を起動し
、他方の手でロック組体309 と爪組体311 を共
に把持する。
【0059】ロック組体 本発明の他の特長によれば、図36、図37、図40か
ら図42、図49から図52、および図54から図56
に示すように、ロック組体309 は、ナット355 
に対する軸305 の回転を制限するロック位置と、ナ
ット355 に対する軸305 の回転を許すアンロッ
ク位置との間で移動可能である。ロック組体309 は
外側スリーブ363 と内側スリーブ365 とを具備
し、これら外側スリーブ363 と内側スリーブ365
 は軸305 及びナット355 を同軸に包囲し、前
方に付勢されたロック位置と後方のアンロック位置との
間で縦方向に摺動自在になっている。スリーブ363,
 365は共に固定され、後部スリーブ307 の端壁
369 とスリーブ365 の端壁371 の間で軸3
05 と同軸に延びるコイルばね367によって前方に
向けて付勢されている。
【0060】後部スリーブ307 は、軸305 のス
プライン部379(図36および図53参照) への締
りばめで軸305 に固定され、軸線方向に延びる複数
のガイド381(図40参照)を有する。内側ロックス
リーブ365 は、後部スリーブ307 に対するロッ
クスリーブ365 の相対的な回転を制限すると共にス
リーブ307 に対するスリーブ365 の前後運動を
許すために、調節スリーブガイド381 とかみ合う複
数のガイド383 を有する。図40に示すように、ガ
イド381, 383は、調節スリーブ307 の内壁
に沿って軸線方向に延びる複数のスリットとそれぞれか
み合う、スリーブ365 の外壁から突出しかつ軸線方
向に延びる複数のタブで構成されるのが望ましい。スリ
ーブ365 はスリーブ307 内で前後に伸縮自在に
摺動可能となっている。スリーブ365 は前方に付勢
されて、ロック位置において端壁371 上の前方に延
びる複数の歯373 が、ナット355 の後壁377
 上の後方に延びる相補的な歯375 のセットと係合
せしめられる。また、スリーブ365 は、歯373,
 375をアンロック位置に解放するためにばね367
 の付勢力に抗して手動で後退させることができる。
【0061】図50、図52および図56に示すように
、歯373, 375は、軸を前進させるために第1の
方向にナット355 とスリーブ365 とを相対的に
回転させるときの第1の制限最大量と、軸305 を後
退させるために第2の方向にナット355 とスリーブ
365 とを相対的に回転させるときの第2の制限最大
量とを可能ならしめる大きさ及び間隔になっている。こ
の第1の量は第2の量より大きい。図56に示すように
、歯373 は、好ましくはインクレメント40°で間
隔をあけてセンタリングされる。図50および図52に
示すように、歯375 は、好ましくはインクレメント
20°で間隔をあけてセンタリングされ、0°から20
°の間でインクレメンタルな自己締付を行ない、0°か
ら約12°の間でインクレメンタルな自己ゆるみを行な
う。各歯375(図52参照) は、上段385 と下
段387 を持つ軸線方向に階段状の歯形を備えている
。図373 は、上段385 の頂部から下段387 
に隣接する谷部389 まで摺動可能であり、ナット3
55 と軸305 が相対回転して軸305 を前進さ
せる場合には次の隣接する歯385 のフランク391
 と係合可能であり、ナット355 と軸305 が相
対回転して軸305 を後退させる場合には隣接する下
段387 のフランク395 と係合可能である。
【0062】作動においては、工具315 を正転方向
に駆動すると、工具315 が加工物に接触するのに応
じてチャックを介して伝達されるトルクによってナット
355 が図52において矢印392 で示されるよう
に右方向に回転し、インクレメンタルな自己締付が起こ
る。このインクレメンタルな自己締付は0°から20°
の間で変化する。高トルクの電動工具の使用においては
、工具315 をチャックによってしっかり保持するた
め、適度な量の自己締付が望ましい。爪組体303 と
軸/スリーブ組体305,307の相対回転による手動
の締付後、歯373 はまず隣接する表面385, 3
87, 389 のいずれかの表面上で歯375 と係
合しうる。工具315 を正転方向に駆動してナット3
55 が右方向に回転する場合、歯373 を表面38
5, 387, 389 を横切って降りながら摺動さ
せることにより歯373 が歯375 のフランク39
1 と係合するまで、ナット355 が回転せしめられ
ることができる。
【0063】工具315 を逆転方向に駆動すると、加
工物からチャックを介して伝達されるトルクによってナ
ット355 が図52の矢印393 で示されるように
左方向に移動することで、インクレメンタルな自己ゆる
みが起こる。ナット355 のゆるみはフランク391
 との係合と、対向するフランク395 との係合の間
の歯373 の移動によって限定される。工具がチャッ
クの爪325, 327, 329 内でゆるみすぎる
のを防止するために、自己ゆるみの限界は、歯375 
の隣接する上段385 間の全角度20°よりも小さい
ことが望ましい。
【0064】工具315 が正転方向のドリル加工のた
めに適度に締付られているようにするため、インクリメ
ンタルな自己締付が望ましい。歯375 の間隔を広く
あけることは、歯373 が歯375 内で確実に着座
しロックするために望ましいが、工具を逆転方向に駆動
した場合インクレメンタルな自己ゆるみを許すことにな
り、望ましくない。上述の歯構造では、自己締付を大き
く許しながら、ゆるみ量を受容可能な量に制限している
。自己締付と自己ゆるみの好ましい量は、経験により決
定される。過剰な自己締付は、最終的に操作員が工具を
取り外すためチャックを手動でゆるめることを不可能に
してしまう。インクレメンタルな自己ゆるみは、歯37
3, 375の着座およびロックの信頼性を高める程度
とする。
【0065】自己締め具 本発明の他の特長によれば、チャックは自動締め具39
7 を具備し、この自動締め具397 は、歯373,
 375の構造に固有の締付量を越えて工具315 上
への爪325, 327, 329 の自己締付をさら
に増大させる。図36および図40から図42でよくわ
かるように、(1)軸305 が駆動され、(2)工具
315 が加工物と係合し、かつ(3)スリーブ365
 がロック位置にあるときに、締め具397 は軸30
5 、内側スリーブ365 及びナット355 の間で
係合して工具315 上に爪325, 327, 32
9を所定量締め付ける。図40、図41および図42に
示す好ましい実施例では、自動締め具397 は、調節
スリーブ307 と内側スリーブ365 との相対的な
回転を制限するかみ合いタブ383 とスリット381
 とを具備する。各スリット381 は、後部スリーブ
307 と内側スリーブ365 との予め定められた量
の相対的な回転を許すため、タブ383 の弧幅より大
きい、縦方向軸線Ax に対し横方向に延びる弧幅を有
する。斯くしてスリーブ365 は、スリット381 
内におけるタブ383 の移動によって許される移動限
界内で後部スリーブ307 に対して回転可能である。 工具315 を手動で締めつけるときには、歯373,
 375が解放され、タブ383 が図41に示すよう
にスリット381 内で反時計回りに移動される。次い
でロック組体309 がロックされて工具315 が加
工物と係合すると、タブ383 はスリット381 内
で時計回りに移動して、予め定められた量のインクレメ
ンタルな自己締付を行なう。スリット381 内のタブ
383 の移動範囲は、歯373, 375による0°
から20°の自己締付に加えて、自動締め具によって与
えられる自己締付量を決定する。
【0066】自動締め具を作動させるには、スリーブ3
65 をばね367 の付勢力に抗して後方に摺動させ
てスリーブ歯373 とナット歯375 との係合を解
除して、ロック組体309 を解放する。次いで、爪組
体303 が時計回りに手動で回転されるが、このとき
後部スリーブ307 は初めは静止状態に保持される(
チャックの正面から見た場合、図40参照)。爪325
, 327, 329 が工具315 上に締めつけら
れると、スリーブ365 を後退位置に保持したまま、
爪組体303 と軸/スリーブ組体305, 307が
一体的に時計回りに回転される(図40参照)。スリー
ブ365 を後退位置に保持することで、図41に示す
ように、スリット381 の前縁がタブ383の後縁と
係合するまで、タブ383 がスリット381 内で移
動される。工具の締付が完了すると、スリーブ365 
を解放し、歯373, 375が係合するロック位置に
スリーブ365 がばねで付勢される。工具315 で
加工物に初めてドリル加工を行うと、反時計回りのトル
クが爪組体303 から歯373, 375を介してス
リーブ365に加えられる。図42に示すように、スリ
ーブ365 は、軸305 および後部スリーブ307
 に対して時計回りに自動的に回転し、タブ383 の
前縁が移動してスリット381 の後縁と係合する。そ
の結果、軸305 がストッパ345 に向かって前進
し、爪325, 327, 329 のドリル工具31
5 上への締付が増す。
【0067】軸/ストッパの変形可能なインターフェイ
ス 本発明の他の特長によれば、図57に示すように、チャ
ックはさらに、軸305 とストッパ345 とを同軸
に整列しやすくするためにストッパ345 と軸305
 の間の変形可能なインターフェイス401 を具備す
る。変形可能なインターフェイス401 は、軸先端部
405 の前面403 とストッパ345 の中央に配
置された突起407との間のインターフェイスと、軸先
端部405 の縁部409 と突起407 を包囲する
ストッパ345 上に形成されたリム413 の内壁4
11 との間のインターフェイスとを具備する。リム壁
411 と軸先端部の側壁412 は、軸先端部405
 とリム413 の接触が縁部409 を包囲する狭い
環状帯に限定されるよう、外向きに広がった角度で傾斜
する。例えば好ましい実施例では、壁411 と水平面
との角度θ1 は30°で、壁412 と水平面との角
度θ2 は29°である。あるいは、リム壁411 と
軸先端部側壁412 を(壁411, 412間のイン
ターフェイスから)内向きに広がった角度で傾斜させる
こともできる。 突起407 は、第1実施例の区域72(図8参照)で
述べた基準に従い変形した後、小面積区域を形成する大
きさとする。好ましい実施例では、軸先端部405 の
遠隔端は切頭円錐状をなし、即ち面403 と包囲縁4
09 が円形、ストッパ345 上に形成されたリム4
13 が環状である。チャックの組立において軸305
 がストッパ345 と強制的に係合せしめられたとき
に軸305 とストッパ345 間の接触領域およびイ
ンターフェイス401 の変形可能性を限定するという
目的を達成するには、広範囲に亘る相補形状が利用でき
ることが明らかである。軸305 は鋼からなり、スト
ッパ345 は精密に打抜かれた鋼からなる。
【0068】チャックを最初に組み立てる際、爪組体3
03 とナット355 は精密に同軸に整列された状態
に保持され、後部スリーブ307 と軸305 の後部
組体は精密に同軸に整列された状態に保持される。斯く
して、軸305 をねじこんでストッパ345 と係合
させると、先端部405 とストッパ345 は、それ
ぞれの組体の同軸整列に従い、互いに対して精密に着座
する。縁部409 とリム側壁411 間のインターフ
ェイスは、縁部409 が側壁411 に食い込んで円
形凹部を形成することによって変形される。突起407
 と軸先端部前面403間のインターフェイスは、第1
実施例の場合と同様に小面積接触区域として機能する突
起407 上の平坦化された表面が形成されることによ
って変形される。チャック11を引き続き使用すると、
ストッパ345 は、(1)中央案内路317 内にお
けるストッパ345 の精密な嵌合と、(2)軸305
 とストッパ345 間で精密に形成されたインターフ
ェイス401 とにより、爪ハウジングを軸305 と
精密に整列された状態に保持する。
【0069】軸/ナットの整列 本発明の他の特長によれば図36、図49および図53
で最もよくわかるように、軸305 は、ナット開口3
57 の精密に形成された平滑壁をなす第1の部分41
7 と嵌め合う精密に研削された円筒状の第1の部分4
15 を有し、ナット開口357 のねじ付き第2部分
423 とかみ合うねじ付き第2部分421 を有する
。軸のねじ付き部分421 は、軸の平滑部分415 
と直径の等しい平坦な外面を有する。軸部分421 は
、まず、ねじ切りしてから精密に外径を研削してねじ山
の鋭点を平坦にして形成される。軸平滑部分415 と
ナット平滑部分417 間のインターフェイスは、ナッ
ト355 と軸305 の精密な同軸状整列を決定する
。ねじ付き軸部分421 とねじ付きナット部分423
 のねじ山は、同軸整列に影響を与えずにナットを介し
た軸の前後運動を制御するためのゆるやかな噛合をのみ
得るために形成される。ナットと軸の円筒状はめあいイ
ンターフェイスによって、心合わせにおいて部分的にね
じ切り精度に依存するかみ合いインターフェイスに比べ
て、同軸状整列の精度を高くすることができる。
【0070】着脱可能なリテーナ425 は、通常運転
中に軸305 のナット355 からの抜けを防止する
と共に、チャック301 の保守のため軸305 をナ
ット355 から選択的に取り外すため、ナット355
 の前端を通って突出する軸先端部405 にプレスば
めされている。軸先端部405 の直径はナット開口3
57 の直径より小さく、軸先端部405 はリテーナ
425 の内径ときつい摩擦ばめを形成するようにわず
かに拡大されたリム431 を有する。リテーナ425
 は好ましくは、ナット開口357 の直径より大きく
かつディバイダ開口429 の内径よりわずかに小さい
外径を持つ円錐状ワッシャであり、前向きの凸面427
 を有する。軸305 を最大量後退させて、ワッシャ
425 の後面をナット355 の前面と係合させてワ
ッシャ425 をディバイダ開口429 内に位置させ
ると、ディバイダ開口429 はワッシャ425 の平
坦化を拘束して、通常運転中に軸305 がナット35
5 から抜けるのを防ぐ。取り外しには、ナット355
 と軸305 の相対的な回転のためチャック301 
に手動で高トルク負荷を与えて、先端部405 をリテ
ーナ425 から強制的に摺動させる。
【0071】このように、本発明の結果、非常に効果的
なキー無しチャックとその組み立て方法が提供され、主
な目的が完全に達成されることが明らかである。また、
発明から離れることなく実施例に変形、変更を加えるこ
とができるのも同様に明らかである。従って、上述の説
明及び添付図面は、好ましい実施例のみ示したものでこ
れに限定されず、本発明の精神及び範囲は、添付の特許
請求の範囲とその法的同等物を参照することによって決
定するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピストル型の握りを有する典型的な電動ドリル
に取り付けられた本発明に係わるキー無しチャックの側
面図である。
【図2】電動ドリルの駆動軸上にねじ込まれると共に駆
動軸から取りはずされる型式の図1に示すキー無しチャ
ックの拡大断面図である。
【図3】図1および図2に示すキー無しチャックの分解
斜視図である。
【図4】電動ドリルと一体的に組立てられるようになっ
ているキー無しチャックについて爪が後退位置にある状
態を示す断面図である。
【図5】図4に示すチャックについて爪が前進位置にあ
る状態を示す断面図である。
【図6】切削工具を把持するための爪の端面図である。
【図7】図6に示される爪の側面図である。
【図8】爪推進部材の平面図である。
【図9】図8に示す爪推進部材の断面図である。
【図10】図8および図9に示す爪推進部材を図8と反
対側から見た図である。
【図11】一部を断面で示した主軸の側面図である。
【図12】図8、図9および図10の爪推進部材と係合
した、図11の主軸の遠隔端を示す拡大詳細図である。
【図13】チャック調節スリーブの端面図である。
【図14】図13のチャック調節スリーブの側面断面図
である。
【図15】図13と反対側から見たチャック調節スリー
ブの端面図である。
【図16】その端面上の歯のセットを示すチャック調節
ナットの端面図である。
【図17】図16のチャック調節ナットの側面断面図で
ある。
【図18】図16および図17に示されるチャック調節
ナットの等角投影図である。
【図19】図17の19−19線に沿ってみた、図17
のチャック調節ナットの断面詳細図である。
【図20】図16に示されるチャック調節ナットの歯と
選択的に相互係合するための歯のセットを示すロック板
の端面図である。
【図21】図20のロック板の側面断面図である。
【図22】図20と反対側からみたロック板の端面図で
ある。
【図23】コントロールスリーブの側面断面図である。
【図24】チャックを選択的にロックするための相互係
合する歯の第1セットを示す詳細図である。
【図25】チャックを選択的にロックするための相互係
合する歯の第2セットを示す詳細図である。
【図26】チャックを選択的にロックするための相互係
合する歯の第3セットを示す詳細図である。
【図27】コントロールスリーブの第2の実施例の端面
図である。
【図28】図27のコントロールスリーブの側面断面図
である。
【図29】図25および図26に示されるコントロール
スリーブのカム輪郭の詳細図である。
【図30】図27および図28に示されるコントロール
スリーブと協働する第2の実施例によるロック板の端面
図である。
【図31】図30のロック板のカム形態を示す詳細図で
ある。
【図32】図30のロック板のカム形態と相互に係合す
るコントロールスリーブのカム輪郭の係合を示す詳細図
である。
【図33】組立方法の一工程としてマンドレル上に夫々
取り付けられた爪組体およびチャック調節ナットを示す
等角投影図である。
【図34】複数の変形可能なピラミッドを示す、爪ガイ
ドの後方表面部分の詳細平面図である。
【図35】図34に示される表面の側面図である。
【図36】本発明の第2の実施例によるキー無しチャッ
クについて、爪が通常の閉鎖位置にある状態を示す縦断
面図である。
【図37】図36のチャックについて切削工具が爪内に
止められている状態を示す縦断面図である。
【図38】図36の38−38線に沿ってみたチャック
の横断面図である。
【図39】図36の39−39線に沿ってみたチャック
の横断面図である。
【図40】図36の40−40線に沿ってみたチャック
の横断面図である。
【図41】図36に示されるチャック用の自動締め具の
一つの作動位置を示す、図40と同様の部分断面図であ
る。
【図42】図36に示されるチャック用の自動締め具の
別の作動位置を示す、図40と同様の部分断面図である
【図43】図44の43−43線に沿ってみた、図36
のチャック用の爪ディバイダの背面図である。
【図44】図43の44−44線に沿ってみたディバイ
ダの縦断面図である。
【図45】図44の45−45線に沿ってみた、図43
および図44に示されるディバイダの正面図である。
【図46】図45の46−46線に沿ってみたディバイ
ダの縦断面図である。
【図47】図36に示されるチャック用のストッパの背
面図である。
【図48】図47の48−48線に沿ってみたストッパ
の縦断面図である。
【図49】図36に示されるチャック用のナットの縦断
面図である。
【図50】図49の50−50線に沿ってみたナットの
背面図である。
【図51】図49の51−51線に沿ってみたナットの
正面図である。
【図52】図50の52−52線に沿ってみたナットの
部分側面図である。
【図53】図36に示されるチャック用の軸の側面図で
ある。
【図54】図36に示されるチャック用のロック組体の
ロックスリーブの縦断面図である。
【図55】図54の55−55線に沿ってみたロックス
リーブの背面図である。
【図56】図54の56−56線に沿ってみたロックス
リーブの正面図である。
【図57】図36に示されるチャック用の軸とストッパ
間の変形可能なインターフェイスを示す部分縦断面図で
ある。
【符号の説明】
18…爪組体 20…チャック調節スリーブ 22…コントロールスリーブ 24…主軸 28…爪ハウジング 30…爪ガイド 32…爪 34…爪推進部材 38…内孔 40…案内路 42…チャック調節ナット 46…ねじ付き内孔 104 …ロック板 116 …コイルばね 303 …爪組体 305 …ねじ付き軸 307 …後部スリーブ 309 …ロック組体 311 …爪ハウジング 313 …開口 317 …中央案内路 319 …爪案内路 329 …爪 331 …ディバイダ 345 …ストッパ 355 …ナット 357 …ねじ付き開口(ナット開口)363 …外側
スリーブ 365 …内側スリーブ 367 …コイルばね 397 …自動締め具

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  爪ハウジングを具備し、この爪ハウジ
    ングは工具を受容するために前方に配置された開口と、
    中央案内路と、複数の爪案内路と、縦方向軸線Ax と
    を有し、更に、後方開放位置と前方閉鎖位置間で対応す
    る爪案内路内に摺動可能に装着された複数の爪を具備し
    、更に、各爪を相対的に同一の軸線方向位置に維持する
    ために各爪と係合すると共に中央案内路内に摺動可能に
    装着された一つの担持部材を具備し、更に、上記ハウジ
    ングに固定されたナットを具備し、このナットは縦方向
    軸線と同軸をなすねじ付き開口を有し、更に、ねじ付き
    軸を具備し、このねじ付き軸は、(a)ナットの開口内
    に係合せしめられ、 (b)(i) 担持部材と爪とを
    軸線方向位置において係合させると共に固定するため、
    及び(ii)爪に締付力を加えるために、担持部材に向
    けて前方に移動可能であり、 (c)(i) 担持部材
    との係合を解除するため、及び(ii)締付力を除去す
    るために、担持部材から離れて後方に移動可能であり、
    更に、軸が担持部材と係合されている場合、および軸が
    担持部材との係合を解除されている場合のいずれにおい
    ても爪および担持部材を閉鎖位置に向けて前方に付勢す
    るための付勢手段を具備するチャック。
  2. 【請求項2】  上記軸がナット開口の前端を通って突
    出する先端部を有し、着脱可能なリテーナが、ナットか
    ら軸を選択的に取りはずすことができるように軸先端部
    と係合する、請求項1に記載のチャック。
  3. 【請求項3】  軸先端部がナット開口の直径よりも小
    さな直径を有し、リテーナが、ナット開口の直径よりも
    大きな外径と、前方に向けた凸面とを有する円錐状のワ
    ッシャである、請求項2に記載のチャック。
  4. 【請求項4】  軸は担持部材との間に小さな接触区域
    を形成する遠隔端部を有し、該接触区域の面積は上記軸
    の主軸線を横切る平面内における上記軸の断面積よりも
    小さい、請求項1に記載のチャック。
  5. 【請求項5】  爪ハウジングを具備し、この爪ハウジ
    ングは工具を受容するために前方に配置された開口と、
    中央案内路と、複数の爪案内路と、縦方向軸線(Ax 
    )とを有し、更に、後方開放位置と前方閉鎖位置間で爪
    案内路内に摺動可能に装着された複数の爪を具備し、更
    に、各爪を相対的に同一の軸線方向位置に維持するため
    に各爪と係合すると共に中央案内路内に摺動可能に装着
    された一つの担持部材を具備し、更に、爪ハウジングに
    固定されたナットを具備し、このナットは縦方向軸線と
    同軸をなすねじ付き開口を有し、更に、ナットの開口内
    に係合せしめられるねじ付き軸を具備し、このねじ付き
    軸は爪に締付力を加えるように前方に移動可能であると
    共に締付力を除去するように後方に移動可能であり、更
    に、手動で作動される錠止部材を具備し、この錠止部材
    は、(a)軸とナットとの相対的な回転を限定するよう
    にナットと係合するロック位置と、(b)軸とナットと
    の相対的な回転を許容するようにナットとの係合が解除
    されるアンロック位置、との間で移動可能であり、更に
    、軸が駆動され、かつ工具が加工物と係合せしめられ、
    かつ錠止部材がロック位置にあるときに、爪を工具上に
    予め定められた量だけ締めるために軸と錠止部材とナッ
    トとの間で係合せしめられる自動締め具を具備するチャ
    ック。
  6. 【請求項6】  更に、軸に固定された後部スリーブを
    具備し、上記ナットおよび錠止部材が歯を有し、これら
    の歯はロック位置において係合されると共にアンロック
    位置において係合を解除され、上記後部スリーブと錠止
    部材は後部スリーブと錠止部材との相対的な回転を限定
    するように係合するタブとスリットを有し、縦方向軸線
    に対して横方向に延びる上記スリットの幅を、後部スリ
    ーブと錠止部材間で予め定められた量の相対的回転が許
    容されるようにタブの横方向の幅よりも大きく形成し、
    上記自動締め具が上記タブとスリットとを有する、請求
    項5に記載のチャック。
  7. 【請求項7】  上記スリットが後部スリーブの内壁に
    沿って軸線方向に延びており、上記錠止部材がスリーブ
    を有すると共に後部スリーブに対して伸縮自在に調節可
    能であり、上記タブが錠止スリーブの外壁から突出して
    いる、請求項6に記載のチャック。
  8. 【請求項8】  上記ナットが間隔を隔てて配置された
    歯の第1の組を有し、上記錠止部材が間隔を隔てて配置
    された歯の第2の組を有し、これら2組の歯の寸法およ
    び間隔が、軸を前進させる方向におけるナットと錠止部
    材間の第1の限定された最大量の相対的回転を可能にす
    る、請求項5に記載のチャック。
  9. 【請求項9】  2組の歯の寸法および間隔が、軸を後
    退させる第2の方向におけるナットと錠止部材間の第2
    の限定された最大量の相対的回転を可能にし、上記第1
    の量が上記第2の量よりも大きい、請求項8に記載のチ
    ャック。
  10. 【請求項10】  爪ハウジングを具備し、この爪ハウ
    ジングは工具を受容するために前方に配置された開口と
    、中央案内路と、複数の爪案内路と、縦方向軸線(Ax
     )とを有し、更に、後方開放位置と前方閉鎖位置間で
    爪案内路内に摺動可能に装着された複数の爪を具備し、
    更に、各爪を相対的に同一の軸線方向位置に維持するた
    めに各爪と係合すると共に中央案内路内に摺動可能に装
    着された一つの担持部材を具備し、更に、爪ハウジング
    に固定されたナットを具備し、このナットは縦方向軸線
    と同軸をなすねじ付き開口を有し、更に、ナットの開口
    内に係合せしめられるねじ付き軸を具備し、このねじ付
    き軸は爪に締付力を加えるように前方に移動可能である
    と共に締付力を除去するように後方に移動可能であり、
    更に、間隔を隔てて配置された1組の錠止歯を有する錠
    止部材を具備し、上記ナットが間隔を隔てて配置された
    1組のナット歯を有し、上記錠止部材は、錠止歯がナッ
    ト歯と係合したロック位置と、ナット歯と錠止歯との係
    合が解除されたアンロック位置との間で移動可能であり
    、上記2組の歯の寸法および間隔が、軸を前進させる第
    1の方向におけるナットと錠止部材間の第1の限定され
    た最大量の相対的回転と、軸を後退させる第2の方向に
    おけるナットと錠止部材間の第2の限定された最大量の
    相対的回転とを可能にし、第1の量が第2の量よりも大
    きいチャック。
  11. 【請求項11】  一つの組の歯の各歯は上段および下
    段をもった軸線方向において階段状をなす輪郭を有し、
    第2の組の歯は上段の頂部から下段に隣接する谷部まで
    摺動可能であり、ナットと軸とが軸を前進させるように
    相対的に回転されたときには第2の組の歯は第1の組の
    歯の次の隣接する歯のフランクと係合可能であり、ナッ
    トと軸とが上記軸を後退させるように相対的に回転され
    たときには第2の組の歯は下段のフランクと係合可能で
    ある、請求項10に記載のチャック。
  12. 【請求項12】  更に、軸が駆動され、かつ工具が加
    工物と係合せしめられ、かつ錠止部材がロック位置にあ
    るときに、爪を工具上に予め定められた量だけ締めるた
    めに軸と錠止部材とナットとの間で係合せしめられる自
    動締め具を具備する、請求項10に記載のチャック。
  13. 【請求項13】  更に、軸に固定された後部スリーブ
    を具備し、上記後部スリーブと錠止部材は後部スリーブ
    と錠止部材との相対的な回転を限定するように係合する
    タブとスリットを有し、縦方向軸線に対して横方向に延
    びる上記スリットの幅を、調節スリーブと錠止部材間で
    予め定められた量の相対的回転が許容されるようにタブ
    の横方向の幅よりも大きく形成し、上記自動締め具が上
    記タブとスリットとを有する、請求項12に記載のチャ
    ック。
  14. 【請求項14】  爪ハウジングを具備し、この爪ハウ
    ジングは工具を受容するために前方に配置された開口と
    、中央案内路と、複数の爪案内路と、縦方向軸線Ax 
    とを有し、更に、後方開放位置と前方閉鎖位置間で爪案
    内路内に摺動可能に装着された複数の爪を具備し、更に
    、各爪を相対的に同一の軸線方向位置に維持するために
    各爪と係合すると共に中央案内路内に摺動可能に装着さ
    れた一つの担持部材を具備し、更に、爪ハウジングに固
    定されたナットを具備し、このナットは縦方向軸線と同
    軸をなすねじ付き開口を有し、更に、ナットの開口内に
    係合せしめられるねじ付き軸を具備し、このねじ付き軸
    は爪に締付力を加えるように前方に移動可能であると共
    に締付力を除去するように後方に移動可能であり、更に
    、軸と担持部材とを同軸に整列しやすくするための、担
    持部材と軸との間の非弾性的に変形されるインターフェ
    イスを具備するチャック。
  15. 【請求項15】  上記変形されるインターフェイスが
    、軸の先端面と担持部材上の中央に配置された突起との
    間のインターフェイスと、軸先端部上の縁部と突起を包
    囲するように担持部材上に形成されたリムの内壁との間
    のインターフェイスとを具備する、請求項14に記載の
    チャック。
  16. 【請求項16】  爪ハウジングを具備し、この爪ハウ
    ジングは工具を受容するために前方に配置された開口と
    、中央案内路と、複数の爪案内路と、縦方向軸線(Ax
     )とを有し、更に、後方開放位置と前方閉鎖位置間で
    爪案内路内に摺動可能に装着された複数の爪を具備し、
    更に、各爪を相対的に同一の軸線方向位置に維持するた
    めに各爪と係合すると共に中央案内路内に摺動可能に装
    着された一つの担持部材を具備し、更に、爪ハウジング
    に固定されたナットを具備し、このナットは縦方向軸線
    と同軸をなして延びる開口を有し、この開口は精密な平
    滑壁をなす第1の部分と第2のねじ付き部分とを有し、
    更に、ナットの開口内の一つの動力工具出力軸を具備し
    、この軸は爪に締付力を加えるように前方に移動可能で
    あると共に締付力を除去するように後方に移動可能であ
    り、上記軸は、ナット開口の第1部分と嵌まり合う精密
    な平滑壁をなす円筒状の第1の部分と、ナットの第2ね
    じ付き部分とかみ合う第2のねじ付き部分とを有する、
    チャック。
  17. 【請求項17】  軸のねじ付き部分が、軸のねじ付き
    でない第1部分と直径の等しい平坦化された外側表面を
    有する、請求項16に記載のチャック。
  18. 【請求項18】  (a)軸とナットとの同軸整列が、
    軸のねじ付きでない第1部分とナットのねじ付きでない
    第1部分との嵌め合いインターフェイスによって決定さ
    れ、(b)軸の第2部分のねじは、同軸整列に影響を及
    ぼさずにナットを通る軸の前後運動を制御するようにナ
    ットの第2部分のねじと緩やかに噛合される、請求項1
    6に記載のチャック。
  19. 【請求項19】  更に、爪を閉鎖位置に向けて弾力的
    に付勢するための付勢手段を具備する、請求項5, 1
    0, 14または16のいずれか一項に記載のチャック
  20. 【請求項20】  爪ハウジングと軸との第1の方向に
    おける相対回転は爪を前方に前進させる力を付与し、反
    対方向における相対回転は爪を後方に後退させる力を付
    与する、請求項5, 10, 14または16のいずれ
    か一項に記載のチャック。
  21. 【請求項21】  更に、各爪の間隔を隔てると共に各
    爪の移動を案内するための爪ハウジング内の一つのディ
    バイダを具備し、該ディバイダは複数の軸線方向に延び
    る壁を有し、各壁は案内面を有し、該爪ハウジングは複
    数の軸線方向に延びる案内面を有し、これらの案内面は
    夫々ディバイダの案内面の一つに隣接しており、中央案
    内路がディバイダの案内面と爪ハウジングの案内面とに
    よって形成され、上記担持部材が、中央案内路と係合す
    ると共に中央案内路によって案内されるハブと、ハブか
    ら横方向に延びる複数のスポークとを有し、これらのス
    ポークは夫々爪の一つと係合する、請求項5, 10,
     14または16のいずれか一項に記載のチャック。
JP3139210A 1990-06-12 1991-06-11 チャック Withdrawn JPH04226816A (ja)

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