JPH0422784B2 - - Google Patents
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- JPH0422784B2 JPH0422784B2 JP57144865A JP14486582A JPH0422784B2 JP H0422784 B2 JPH0422784 B2 JP H0422784B2 JP 57144865 A JP57144865 A JP 57144865A JP 14486582 A JP14486582 A JP 14486582A JP H0422784 B2 JPH0422784 B2 JP H0422784B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composite
- thermoplastic resin
- beverage
- resin film
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、飲料、特に高温加熱殺菌処理した果
実飲料等に対して、完全に胴体不浸透性でかつ密
封性のよい飲料用複合罐に関するものである。
実飲料等に対して、完全に胴体不浸透性でかつ密
封性のよい飲料用複合罐に関するものである。
従来、複数の帯状物を螺旋巻きで重合接着した
筒体の片面或いは両面に、合成樹脂層を有するア
ルミニウム箔紙の表面紙を貼着し、その胴体の
上・下開口端部に金属製の蓋体を巻締め固着した
筒状容器は公知である。
筒体の片面或いは両面に、合成樹脂層を有するア
ルミニウム箔紙の表面紙を貼着し、その胴体の
上・下開口端部に金属製の蓋体を巻締め固着した
筒状容器は公知である。
この容器は、簡易な防湿効果があるため、常温
下でスナツク食品等の固形物を直接充填しても、
湿気ることがなく、充填した固形物が変質するま
でには至らないため、現在多用されている。
下でスナツク食品等の固形物を直接充填しても、
湿気ることがなく、充填した固形物が変質するま
でには至らないため、現在多用されている。
しかし、香り抜け、変色、湿気等に非常に敏感
なお茶の葉、粉末コーヒー等は、単なる充填密封
では品質保証が困難であるので、特別な装置を用
いて容器内の空気を抜き減圧状態にしたり、窒素
ガス等と置換させる処理を実施しているが、それ
でも胴体がその片面或いは両面に貼着した表面紙
の端部のシール部において、折曲によるアルミニ
ウム箔の亀裂、破れ、ピンホールを発生し、かつ
しわによるシール部の不完全さ等から、外観上は
何ら問題ないように判断されがちであるが、ガス
バリヤー性、気密性、密封性に欠けるため、二三
日もすると容器内が減圧状態でなくなり、また置
換したガスが抜ける機能上の問題があり、直詰め
は、ガラスびんや金属罐が今なお使用されてい
る。
なお茶の葉、粉末コーヒー等は、単なる充填密封
では品質保証が困難であるので、特別な装置を用
いて容器内の空気を抜き減圧状態にしたり、窒素
ガス等と置換させる処理を実施しているが、それ
でも胴体がその片面或いは両面に貼着した表面紙
の端部のシール部において、折曲によるアルミニ
ウム箔の亀裂、破れ、ピンホールを発生し、かつ
しわによるシール部の不完全さ等から、外観上は
何ら問題ないように判断されがちであるが、ガス
バリヤー性、気密性、密封性に欠けるため、二三
日もすると容器内が減圧状態でなくなり、また置
換したガスが抜ける機能上の問題があり、直詰め
は、ガラスびんや金属罐が今なお使用されてい
る。
また本発明で保存対象としている、90℃以上の
高温加熱殺菌処理した飲料を、ほぼその同条件
で、前記公知容器に充填し密封した場合、充填飲
料の温度が下がると、容器内が減圧状態になる。
この減圧の応力が、容器胴体の内壁において、接
着不良部の拡大、層間剥離の原因になり、内方へ
の浮き(突出)が生ずる。また、シール部のはが
れや浮き上りが生ずる。これらの現象は、表面紙
層に発生する確率が高く、ガスバリヤー性、気密
性等を主目的として使用しているアルミニウム箔
の破損が顕著に表れる。
高温加熱殺菌処理した飲料を、ほぼその同条件
で、前記公知容器に充填し密封した場合、充填飲
料の温度が下がると、容器内が減圧状態になる。
この減圧の応力が、容器胴体の内壁において、接
着不良部の拡大、層間剥離の原因になり、内方へ
の浮き(突出)が生ずる。また、シール部のはが
れや浮き上りが生ずる。これらの現象は、表面紙
層に発生する確率が高く、ガスバリヤー性、気密
性等を主目的として使用しているアルミニウム箔
の破損が顕著に表れる。
また、充填密封後の取扱い、輸送等で発生する
振動、衝撃が常時加わるため、容器内の減圧の応
力下では、剥離の拡大、シール部の不良拡大、ア
ルミニウム箔の破れ、ピンホール、亀裂等の破損
の拡大、最内層の樹脂フイルム層の局部的な延伸
等が生じ、これによつてガスバリヤー性、気密
性、防湿性を欠き、胴体への飲料の浸透により容
器の変形破損に波及する。
振動、衝撃が常時加わるため、容器内の減圧の応
力下では、剥離の拡大、シール部の不良拡大、ア
ルミニウム箔の破れ、ピンホール、亀裂等の破損
の拡大、最内層の樹脂フイルム層の局部的な延伸
等が生じ、これによつてガスバリヤー性、気密
性、防湿性を欠き、胴体への飲料の浸透により容
器の変形破損に波及する。
また、容器胴体の内面に貼着した表面紙の端部
の切断面が露出するのを阻止するために、片方端
縁部を折曲し、これに他端縁部を重合してシール
する技術は公知であるが、これとて表面紙の端縁
部折曲の際に折曲個所のアルミニウム箔の亀裂、
ピンホール、しわが、また合成樹脂層の局部的延
伸、破れが発生する。
の切断面が露出するのを阻止するために、片方端
縁部を折曲し、これに他端縁部を重合してシール
する技術は公知であるが、これとて表面紙の端縁
部折曲の際に折曲個所のアルミニウム箔の亀裂、
ピンホール、しわが、また合成樹脂層の局部的延
伸、破れが発生する。
更に、折曲重合シール部は、シールの際に、折
曲端縁部のずれやいざりによるシール部近傍の破
壊と、アルミニウム箔の複数折曲による亀裂、ピ
ンホール、破れが起り、ガスバリヤー性、密封
性、防湿性の効果が皆無になる。
曲端縁部のずれやいざりによるシール部近傍の破
壊と、アルミニウム箔の複数折曲による亀裂、ピ
ンホール、破れが起り、ガスバリヤー性、密封
性、防湿性の効果が皆無になる。
また、前記公知の容器の胴体の上・下開口端部
に、金属製蓋体を局部付与した粘性の化合物を介
して、固着するのみでは、充填飲料が浸透して胴
体の開口端縁部へも浸透するため、該端縁部が膨
潤化し、振動、衝撃等による巻締め部の緩みや外
れ、端縁部の強度の劣化や、胴体の変形が起り、
気密性、ガスバリヤー性、密封性の効果が皆無と
なり、充填飲料の漏れ、流出へと波及する。
に、金属製蓋体を局部付与した粘性の化合物を介
して、固着するのみでは、充填飲料が浸透して胴
体の開口端縁部へも浸透するため、該端縁部が膨
潤化し、振動、衝撃等による巻締め部の緩みや外
れ、端縁部の強度の劣化や、胴体の変形が起り、
気密性、ガスバリヤー性、密封性の効果が皆無と
なり、充填飲料の漏れ、流出へと波及する。
このように従来公知の容器は、容器として機能
上、強度面から実用性に欠けるものであつた。
上、強度面から実用性に欠けるものであつた。
本発明は、前記従来の欠点を排除した飲料用複
合罐を提供することを目的とするもので、その要
旨は、(A)複合内面構成材4、板紙材5及び複合表
面構成材6を順次接着して形成した筒状の容器胴
体2と、その開口端部に二重締めにて一体化した
金属製蓋体3からなり、 (B) 前記複合内面構成材4は裏打ち紙41、熱可
塑性樹脂膜42、アルミニウム箔43および熱可
塑性樹脂膜44を順次内面側に重合した一体の帯
状物で形成すると共に、 (C) その帯状物の片方端縁部45を裏打ち紙41
側へ折曲するとともに、対面する裏打ち紙41同
士を接着剤47で接着して形成した折曲部46の
熱可塑性樹脂膜44を、他端縁部48の熱可塑性
樹脂膜44と重合巻接着49して構成し、 (D) 前記板紙材5を前記複合内面構成材4の上面
に巻接着して構成し、かつ、 (E) 前記複合表面構成材6は、裏打ち紙61、熱
可塑性樹脂巻62およびアルミニウム箔63を順
次表面側に重合した一体の帯状物で形成すると共
に、その帯状物の片方端縁部を、他端縁部と重合
させつつ螺旋状で前記板紙材5の上面に巻接着し
て筒状の容器胴体2を構成し、 (F) 該筒状の容器胴体2の少なくとも一方の開口
部には、その先端部を合成樹脂23を介して、金
属製蓋体3を二重巻締めにて一体化されているこ
とを特徴とする飲料用複合罐である。
合罐を提供することを目的とするもので、その要
旨は、(A)複合内面構成材4、板紙材5及び複合表
面構成材6を順次接着して形成した筒状の容器胴
体2と、その開口端部に二重締めにて一体化した
金属製蓋体3からなり、 (B) 前記複合内面構成材4は裏打ち紙41、熱可
塑性樹脂膜42、アルミニウム箔43および熱可
塑性樹脂膜44を順次内面側に重合した一体の帯
状物で形成すると共に、 (C) その帯状物の片方端縁部45を裏打ち紙41
側へ折曲するとともに、対面する裏打ち紙41同
士を接着剤47で接着して形成した折曲部46の
熱可塑性樹脂膜44を、他端縁部48の熱可塑性
樹脂膜44と重合巻接着49して構成し、 (D) 前記板紙材5を前記複合内面構成材4の上面
に巻接着して構成し、かつ、 (E) 前記複合表面構成材6は、裏打ち紙61、熱
可塑性樹脂巻62およびアルミニウム箔63を順
次表面側に重合した一体の帯状物で形成すると共
に、その帯状物の片方端縁部を、他端縁部と重合
させつつ螺旋状で前記板紙材5の上面に巻接着し
て筒状の容器胴体2を構成し、 (F) 該筒状の容器胴体2の少なくとも一方の開口
部には、その先端部を合成樹脂23を介して、金
属製蓋体3を二重巻締めにて一体化されているこ
とを特徴とする飲料用複合罐である。
特に本発明は、前記要件(C)の複合内面構成材4
の折曲げ部46に特殊な構成を採用することによ
つてアルミニウム箔63の折曲加工に伴う割れや
剥離が発生することにより気密性が低下すること
の弱点を解消したことに特徴がある。
の折曲げ部46に特殊な構成を採用することによ
つてアルミニウム箔63の折曲加工に伴う割れや
剥離が発生することにより気密性が低下すること
の弱点を解消したことに特徴がある。
以下、本発明の好ましい実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本発明に係る飲料用の複合罐1を示
すもので、複数の帯状材を螺旋状に巻接着して筒
状に形成した胴体2と、その胴体2の上・下開口
部端を閉塞する金属製の蓋体3とで構成される。
すもので、複数の帯状材を螺旋状に巻接着して筒
状に形成した胴体2と、その胴体2の上・下開口
部端を閉塞する金属製の蓋体3とで構成される。
第2図は、前記胴体2の一部断面を示すもの
で、その主たる構成は、次の通りである。
で、その主たる構成は、次の通りである。
即ち、胴体2は、内側から複合材料を積層した
複合内面構成材4、板紙材5および複合材料を積
層した複合表面構成材6とから構成されている。
複合内面構成材4、板紙材5および複合材料を積
層した複合表面構成材6とから構成されている。
まず、胴体2の内面層を構成する複合内面構成
材4は、薄いクラフト紙等の裏打ち紙41の一面
に、約15μ厚のポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜
42と、約9μのアルミニウム箔43と、約60μ厚
のポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜44とを順次
重合一体とした複合材である。
材4は、薄いクラフト紙等の裏打ち紙41の一面
に、約15μ厚のポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜
42と、約9μのアルミニウム箔43と、約60μ厚
のポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜44とを順次
重合一体とした複合材である。
このように構成された帯状の複合内面構成材4
の端縁部の結合は、片方端縁部45を、裏打ち紙
41の面と面が重なるように折曲げて折曲部46
を形成し、その折曲部46で折曲げられて対面し
ている裏打ち紙41同士を接着剤47で固着して
1枚の裏打ち紙41の如く積層して形成する。
の端縁部の結合は、片方端縁部45を、裏打ち紙
41の面と面が重なるように折曲げて折曲部46
を形成し、その折曲部46で折曲げられて対面し
ている裏打ち紙41同士を接着剤47で固着して
1枚の裏打ち紙41の如く積層して形成する。
この裏打ち紙41を接着剤47で加工すること
の意味は、折曲部46を一体化するためのもの
で、例えアルミニウム箔43にこの折曲部46に
おいて亀裂が発生した場合でもこの亀裂を介して
空気等が複合罐1内に侵入させないためである。
の意味は、折曲部46を一体化するためのもの
で、例えアルミニウム箔43にこの折曲部46に
おいて亀裂が発生した場合でもこの亀裂を介して
空気等が複合罐1内に侵入させないためである。
更に、他端縁部部48が、前記折曲部46の下
面に位置するように重合接着(融着)49して一
体的に結合させ、このように端縁部を結合した複
合内面構成材4を螺旋状に巻回して筒状に形成す
る。
面に位置するように重合接着(融着)49して一
体的に結合させ、このように端縁部を結合した複
合内面構成材4を螺旋状に巻回して筒状に形成す
る。
また、前記板紙材5は、クラフト紙やボール紙
のように、比較的厚いそして強度のある、加工性
のよい繊維屑のものが望ましい。該板紙材5を前
記複合内面構成材4の裏打紙側に巻接着される。
のように、比較的厚いそして強度のある、加工性
のよい繊維屑のものが望ましい。該板紙材5を前
記複合内面構成材4の裏打紙側に巻接着される。
また、胴体2の表面層を形成する複合表面構成
材6は、薄いクラフト紙等の裏打ち紙61の一面
に、約15μ厚のポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜
62と、約7μ厚のアルミニウム箔63とを順次
重合一体化した複合材で、前記板紙材5の上面
に、その端縁部を重合させつつ、螺旋状に貼着さ
れる。尚、この場合、外表に露出する片端縁部6
4の切断面65とその近傍に合成樹脂66を含浸
又は塗布しておくことが好ましい。
材6は、薄いクラフト紙等の裏打ち紙61の一面
に、約15μ厚のポリエチレン等の熱可塑性樹脂膜
62と、約7μ厚のアルミニウム箔63とを順次
重合一体化した複合材で、前記板紙材5の上面
に、その端縁部を重合させつつ、螺旋状に貼着さ
れる。尚、この場合、外表に露出する片端縁部6
4の切断面65とその近傍に合成樹脂66を含浸
又は塗布しておくことが好ましい。
また、複合表面構成材6には、商品表示、展示
効果等を得る目的で適宜印刷を施すことが可能で
ある。
効果等を得る目的で適宜印刷を施すことが可能で
ある。
このように本発明に係る飲料用の複合罐1は、
その胴体2が上記のように構成されているので、
90℃以上の高温加熱殺菌処理した飲料を充填して
も、その取扱い中や、胴体2の成形中等で発生す
る打痕、擦れ、折曲、しわ等によるピンホール、
亀裂、破損の発生が皆無の複合内面構成材4が存
在しているため、ガスバリヤー性、気密性等が完
全になる。
その胴体2が上記のように構成されているので、
90℃以上の高温加熱殺菌処理した飲料を充填して
も、その取扱い中や、胴体2の成形中等で発生す
る打痕、擦れ、折曲、しわ等によるピンホール、
亀裂、破損の発生が皆無の複合内面構成材4が存
在しているため、ガスバリヤー性、気密性等が完
全になる。
また、接着(融着)部49は、折曲部46の幅
が均一になるため、ずれやいざりによる複数のし
わや亀裂等の発生が皆無となり、更に折曲部46
の内側の非接着部が皆無となり、安定した均一な
接着(融着)となるため、強靱な保持性が得られ
る。このため、飲料の浸透や漏洩を完全に阻止す
ることができ、該複合罐1の強度劣化をも防止す
る。更に、外部からの湿気や水分の侵入、浸透を
複合表面構成材6で防止できるため、胴体2の強
度劣化がない。
が均一になるため、ずれやいざりによる複数のし
わや亀裂等の発生が皆無となり、更に折曲部46
の内側の非接着部が皆無となり、安定した均一な
接着(融着)となるため、強靱な保持性が得られ
る。このため、飲料の浸透や漏洩を完全に阻止す
ることができ、該複合罐1の強度劣化をも防止す
る。更に、外部からの湿気や水分の侵入、浸透を
複合表面構成材6で防止できるため、胴体2の強
度劣化がない。
本発明を実施する場合は、前記のように構成さ
れた胴体2の一方の開口端部に金属製の蓋体3を
二重巻締めで取付けて一方の開口を閉鎖し、これ
に90℃以上の高温加熱殺菌処理した飲料を、その
ほぼ同条件下で充填したのち、他方の開口端部に
金属製の蓋体3を二重巻締めで取付けて密封する
のであるが、この場合、第3図に示すように胴体
2の開口端部に、外方に張出したフランジ21を
設け、そのフランジ21の先端部22およびその
近傍に合成樹脂23を付与することが、二重巻締
め加工の前処理として必要である。
れた胴体2の一方の開口端部に金属製の蓋体3を
二重巻締めで取付けて一方の開口を閉鎖し、これ
に90℃以上の高温加熱殺菌処理した飲料を、その
ほぼ同条件下で充填したのち、他方の開口端部に
金属製の蓋体3を二重巻締めで取付けて密封する
のであるが、この場合、第3図に示すように胴体
2の開口端部に、外方に張出したフランジ21を
設け、そのフランジ21の先端部22およびその
近傍に合成樹脂23を付与することが、二重巻締
め加工の前処理として必要である。
この前処理を施すことによつて、次の効果が得
られる。
られる。
即ち、フランジ21を設けることによつて、無
理なく二重巻締め加工ができ、またそのフランジ
21の先端部22に合成樹脂23を含浸又は、塗
布することによつて、飲料充填の際に、胴体2へ
の飲料の侵入を防止して、胴体2の強度劣化を阻
止することができる。
理なく二重巻締め加工ができ、またそのフランジ
21の先端部22に合成樹脂23を含浸又は、塗
布することによつて、飲料充填の際に、胴体2へ
の飲料の侵入を防止して、胴体2の強度劣化を阻
止することができる。
また、前記金属製蓋体3は、第5図に示すよ
う、金属板の周縁部に、曲線をもつた凹溝部32
を設け、この凹溝部32の底部33とその近傍に
ポリ酢酸ビニル等の粘性を有する高分子重合物3
4を付与する。
う、金属板の周縁部に、曲線をもつた凹溝部32
を設け、この凹溝部32の底部33とその近傍に
ポリ酢酸ビニル等の粘性を有する高分子重合物3
4を付与する。
又、金属製蓋体3の金属板の上面、下面の一方
または双方に、防錆、耐腐蝕等の効果を得るため
に、任意材質のコート層31を設ける。
または双方に、防錆、耐腐蝕等の効果を得るため
に、任意材質のコート層31を設ける。
このように構成された金属製蓋体3の二重巻締
めによつて得られる効果は次の通りである。
めによつて得られる効果は次の通りである。
即ち、第4図に示すように、胴体2の開口端部
のフランジ21を、金属製蓋体3の周縁部の凹溝
部32で覆うように重合して緊密に二重巻締めす
ることにより、強固に密封閉鎖できる。
のフランジ21を、金属製蓋体3の周縁部の凹溝
部32で覆うように重合して緊密に二重巻締めす
ることにより、強固に密封閉鎖できる。
更に、粘性を有する高分子重合物34を介在さ
せることにより、緊密に二重巻締めができ、飲料
の漏洩がない。また更に、コート層31を設ける
ことにより、金属製蓋体3の錆、腐蝕を防止でき
ると共に、飲料と金属との接触による酸化腐蝕の
阻止と、化学反応で飲料の味、色、香り等の品質
が変化するのを防止する効果がある。
せることにより、緊密に二重巻締めができ、飲料
の漏洩がない。また更に、コート層31を設ける
ことにより、金属製蓋体3の錆、腐蝕を防止でき
ると共に、飲料と金属との接触による酸化腐蝕の
阻止と、化学反応で飲料の味、色、香り等の品質
が変化するのを防止する効果がある。
本発明の飲料用複合罐は、上記のように構成さ
れ、特に果実飲料用複合罐として好適で、ガスバ
リヤー性、密封性、気密性、防水防湿性及び防
錆、防腐蝕性等に優れており、飲料が完全密封状
態で長期維持とその長期保証が可能である。又、
胴体の内面層を形成する複合内面構成材の端縁部
の結合を、片方端縁部の折曲部と、他端縁部との
強固な接着(融着)で行うと共に、折曲部の幅を
均一にし、かつその折曲部46の内面に積層され
る裏打紙41同士を接着剤47によつて接着して
いるので、常時減圧によつて発生する応力が胴体
2の内壁に作用しても、複合内面構成材4の、特
に折曲部46が剥離して膨潤変形や接着部49の
剥がれや破損を防止することができ、更に内容物
の変質を防止することができる。
れ、特に果実飲料用複合罐として好適で、ガスバ
リヤー性、密封性、気密性、防水防湿性及び防
錆、防腐蝕性等に優れており、飲料が完全密封状
態で長期維持とその長期保証が可能である。又、
胴体の内面層を形成する複合内面構成材の端縁部
の結合を、片方端縁部の折曲部と、他端縁部との
強固な接着(融着)で行うと共に、折曲部の幅を
均一にし、かつその折曲部46の内面に積層され
る裏打紙41同士を接着剤47によつて接着して
いるので、常時減圧によつて発生する応力が胴体
2の内壁に作用しても、複合内面構成材4の、特
に折曲部46が剥離して膨潤変形や接着部49の
剥がれや破損を防止することができ、更に内容物
の変質を防止することができる。
又、胴体の開口端部に外方に張出したフランジ
部を設け、その先端部に合成樹脂を付与すること
によつて、金属製蓋体を円滑に二重巻締めするこ
とができると共に、飲料を充填する際、胴体への
飲料の侵入、浸透を防止することができる。従つ
て、胴体を形成する複合内面構成材、複合表面構
成材と板紙材との重合物の端縁部のめくれを防止
して、胴体の強度劣化を完全に防止することがで
き、減圧状態下であつても変形しない強靱な飲料
用複合罐とすることができる。
部を設け、その先端部に合成樹脂を付与すること
によつて、金属製蓋体を円滑に二重巻締めするこ
とができると共に、飲料を充填する際、胴体への
飲料の侵入、浸透を防止することができる。従つ
て、胴体を形成する複合内面構成材、複合表面構
成材と板紙材との重合物の端縁部のめくれを防止
して、胴体の強度劣化を完全に防止することがで
き、減圧状態下であつても変形しない強靱な飲料
用複合罐とすることができる。
本発明の飲料用複合罐1の複合内面構成材4に
形成される折曲部46の接着剤47による接着の
効果を確認するために、この接着剤47を省略し
た複合罐1を作成し、その内部を真空に保持した
場合の前記折曲部46における複合内面構成材4
が変化する状態を観察した。
形成される折曲部46の接着剤47による接着の
効果を確認するために、この接着剤47を省略し
た複合罐1を作成し、その内部を真空に保持した
場合の前記折曲部46における複合内面構成材4
が変化する状態を観察した。
第6図はこの状態の説明図で、折曲部46にお
いて裏打ち紙41が接着されていない場合には胴
部2の内部2aが減圧されると、この折曲部46
の近傍に形成されていた空間部46a内の空気、
あるいは板紙材5より、前記空間部46aを経由
して侵入した空気aは、前記折曲部46が剥離し
て形成された空間部50内に侵入する。
いて裏打ち紙41が接着されていない場合には胴
部2の内部2aが減圧されると、この折曲部46
の近傍に形成されていた空間部46a内の空気、
あるいは板紙材5より、前記空間部46aを経由
して侵入した空気aは、前記折曲部46が剥離し
て形成された空間部50内に侵入する。
一方、この折曲部46においては、強く折曲げ
られているために、複合内面構成材4を構成して
いるアルミニウム箔43に亀裂51が入ることが
多いが、この亀裂51を通じて前記空間部46a
内の空気aが複合罐1の内部に侵入することが確
認された。
られているために、複合内面構成材4を構成して
いるアルミニウム箔43に亀裂51が入ることが
多いが、この亀裂51を通じて前記空間部46a
内の空気aが複合罐1の内部に侵入することが確
認された。
また、胴部2の最内層を形成している熱可塑性
樹脂膜44同士は重ね合わせ面で重合巻接着49
されているが、前記のように折曲部46が第6図
のように変形することによつてこの接着49の部
分に剥離部49aを形成し、それと共に気密性を
急速に低下させることが確認された。
樹脂膜44同士は重ね合わせ面で重合巻接着49
されているが、前記のように折曲部46が第6図
のように変形することによつてこの接着49の部
分に剥離部49aを形成し、それと共に気密性を
急速に低下させることが確認された。
第1図は、本発明に係る飲料用複合罐の全体
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
胴体の開口端部の縦断側面図、第4図は、第1図
のB−B線断面図、第5図は金属製蓋体の縦断側
面図、更に第6図は第2図と同様な部分を示す比
較例の説明用断面図である。 1……飲料用複合罐、2……胴体、3……金属
製蓋体、4……複合内面構成材、5……板紙材、
6……複合表面構成材、21……フランジ、23
……合成樹脂、41,61……裏打ち紙、42,
44,62……熱可塑性樹脂膜、43,63……
アルミニウム箔、46……折曲部。
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
胴体の開口端部の縦断側面図、第4図は、第1図
のB−B線断面図、第5図は金属製蓋体の縦断側
面図、更に第6図は第2図と同様な部分を示す比
較例の説明用断面図である。 1……飲料用複合罐、2……胴体、3……金属
製蓋体、4……複合内面構成材、5……板紙材、
6……複合表面構成材、21……フランジ、23
……合成樹脂、41,61……裏打ち紙、42,
44,62……熱可塑性樹脂膜、43,63……
アルミニウム箔、46……折曲部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複合内面構成材4、板紙材5及び複合表面構
成材6を順次接着して形成した筒状の容器胴体2
と、その開口端部に二重締めにて一体化した金属
製蓋体3からなり、 前記複合内面構成材4は裏打ち紙41、熱可塑
性樹脂膜42、アルミニウム箔43および熱可塑
性樹脂膜44を順次内面側に重合した一体の帯状
物で形成すると共に、 その帯状物の片方端縁部45を裏打ち紙41側
へ折曲するとともに、対面する裏打ち紙41同士
を接着剤47で接着して形成した折曲部46の熱
可塑性樹脂膜44を、他端縁部48の熱可塑性樹
脂膜44と重合巻接着49して構成し、前記板紙
材5を前記複合内面構成材4の上面に巻接着して
構成し、かつ、前記複合内面構成材6は、裏打ち
紙61、熱可塑性樹脂巻62およびアルミニウム
箔63を順次表面側に重合した一体の帯状物で形
成すると共に、その帯状物の片方端縁部を、他端
縁部と重合させつつ螺旋状で前記板紙材5の上面
に巻接着して筒状の容器胴体2を構成し、該筒状
の容器胴体2の少なくとも一方の開口部には、そ
の先端部を合成樹脂23を介して、金属製蓋体3
が二重巻締めにて一体化されていることを特徴と
する飲料用複合罐。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14486582A JPS5937141A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 飲料用複合罐 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14486582A JPS5937141A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 飲料用複合罐 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5937141A JPS5937141A (ja) | 1984-02-29 |
| JPH0422784B2 true JPH0422784B2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=15372188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14486582A Granted JPS5937141A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 飲料用複合罐 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937141A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61141211U (ja) * | 1985-02-20 | 1986-09-01 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828108B2 (ja) * | 1975-04-28 | 1983-06-14 | カブシキガイシヤ ヨシノコウギヨウシヨ | リヨウメンニゴウセイジユシマクオヒフクシタ セキソウシ−トセイヨウキノセイケイホウホウ |
| JPS5416331U (ja) * | 1977-07-06 | 1979-02-02 |
-
1982
- 1982-08-23 JP JP14486582A patent/JPS5937141A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5937141A (ja) | 1984-02-29 |
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