JPH04228091A - 抗体を使用するソマトトロピンの体発達作用の免疫学的増強 - Google Patents

抗体を使用するソマトトロピンの体発達作用の免疫学的増強

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JPH04228091A
JPH04228091A JP3135262A JP13526291A JPH04228091A JP H04228091 A JPH04228091 A JP H04228091A JP 3135262 A JP3135262 A JP 3135262A JP 13526291 A JP13526291 A JP 13526291A JP H04228091 A JPH04228091 A JP H04228091A
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somatotropin
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antibodies
growth
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Bosco Shang Wang
ボスコ・シヤン・ワン
Araceli L Lumanglas
アラセリ・エル・ルマングラス
Ian C Hart
イアン・シー・ハート
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ブタのソマトトロピン(pST
)の抗体、とくにモノクローナル抗体に関する。これら
の抗体はpSTと一緒に投与するとき、脊椎動物の成長
はpST単独の投与で達成されるより大きい。本発明は
、また、脊椎動物のソマトトロピンに対する抗体をこの
ようなソマトトロピンと一緒に投与するとき、このよう
なソマトトロピン単独の投与と比較したとき、脊椎動物
の成長の増加が長期間にわたって持続するという一般的
発見に関する。
【0002】ソマトトロピンは、温血動物において下垂
体前葉により分泌されるポリペプチドであり、そして肝
臓の中に主として位置する特異的細胞表面のレセプタを
通して作用する[フウグス(Hyghes)、J.R.
およびフリーセン(Friesen)、H.G.、An
n.Rev.Physiol.、47、469−482
(1985)]。ソマトトロピンは動物、例えば、ウシ
(畜牛)、ブタ(豚)、やぎ(ヤギ)、鳥類(ニワトリ
、シチメンチョウ、ガンなど)およびウサギなどの成長
を増強するために有用である。ソマトトロピンは、また
、他の脊椎動物、例えば、魚類の成長の増強に有用であ
る。
【0003】詳しくは、成長ホルモンpSTは豚本来の
ものであり、そして動物の成熟、例えば、成長速度およ
び赤身対脂肪の比の増加の原因となる。pSTは、それ
ぞれ、53−164および181−189のシスチン華
僑結合残基をもつ191アミノ酸の一本鎖のポリペプチ
ドである[アブデル−メグイド(Abdel−Megu
id)、S.S.ら、プロシーディングス・オブ・ナシ
ョナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ(Proc.
Natl.Acad.Sci.)、84、6434−6
437(1987)]。
【0004】pSTの内因性量は少ないので、大規模の
農業における使用するための外因性pSTの調製に努力
が集中された。また、pST分子の小さい部分の同定、
それらの部分に対する抗体の発生、および成長を増強す
るためにpSTとともにそれらの抗体を投与することに
努力が向けられて来た。参照、例えば、公開欧州特許出
願第284,405号。
【0005】前述のアプローチは動物の成長の増強を約
束するが、この領域において追加の方法および技術の開
発がなお要求されている。
【0006】したがって、本発明の目的は、pST分子
の一部分と反対に、その全体に対する抗体、とくにモノ
クローナル抗体を開発することである。
【0007】本発明の他の目的は、脊椎動物をpSTと
組み合わせてこのような抗体で処置することによって、
成長を改良することである。
【0008】本発明のなお他の目的は、pSTの同等の
強化を達成すると同時に1または2以上のこのような抗
体で減少した量のpSTで脊椎動物を処置することによ
って、pSTの投与量を減少することである。
【0009】本発明のなおそれ以上の目的は、1または
2以上のこのような抗体をpSTと組み合わせて投与す
ることによってpSTの強化を加速し、こうして同等の
強化を前記組み合わせでpST単独の投与で達成される
時間より短い時間で達成することである。
【0010】本発明のより一般の目的は、ソマトトロピ
ンを前記ソマトトロピンに対する1または2以上の抗体
と組み合わせて投与することによって、ソマトトロピン
の活性を延長した期間にわたって強化し、こうして脊椎
動物の体重が所定の期間にわたってソマトトロピン単独
の同一量で処置した脊椎動物の体重を越え続けるように
することである。
【0011】本発明は、また、このような抗体の前述の
成長増強機能が維持されるかぎり、修飾されたアミノ酸
配列を有するソマトトロピンの抗体に関する。
【0012】本発明のこれらの目的は、後述する本発明
により達成される。
【0013】本発明は、pSTに対する抗体、とくにモ
ノクローナル抗体の発生に関する。次いで、このような
抗体をpSTと一緒に脊椎動物、例えば、温血動物およ
び魚類に投与して、pSTの活性を強化することによっ
て、それらの成長を増強する。あるいは、これらの抗体
は脊椎動物に投与し、その後脊椎動物をpSTで処置す
る。
【0014】本発明のpSTに対するモノクローナル抗
体は、次の方法でpSTの活性に影響を与える:1)脊
椎動物に有効成長増強量のpSTおよび有効pST強化
量のpSTに対する1または2以上の抗体を投与したと
き、抗体はpSTの活性を強化する。こうして、所定の
期間にわたって、所定量のpSTとともに、このような
抗体を与えられている脊椎動物は成長の増加を示す。
【0015】2)脊椎動物に有効成長増強量のpSTお
よび有効pST強化量のpSTに対する1または2以上
の抗体を投与したとき、抗体はpSTの同等の強化を達
成すると同時にpSTの投与量を減少し、こうしてより
多い量の投与量のpST単独を使用するときと同等の強
化は前記pSTとpSTに対する1または2以上の抗体
との組み合わせで達成される。こうして、所定の期間に
わたって、このような抗体をまた投与する場合、同一の
成長はより少ないpSTで達成される。
【0016】3)脊椎動物に有効成長増強量のpSTお
よび有効pST強化量のpSTに対する1または2以上
の抗体を投与したとき、抗体はpSTの強化を加速し、
こうしてpST単独を投与するときより短い時間で、同
等の強化は前記pSTとpSTに対する1または2以上
の抗体との組み合わせで達成される。こうして、所定量
のpSTで、このような抗体をまた投与する場合、同一
の成長はより短い時間で達成される。
【0017】本発明は、また、ソマトトロピン(pST
を包含するが、これに限定されない)に対する抗体を前
記ソマトトロピンと組み合わせて投与することから生ず
る改良された成長は一次的な現象ではないという一般的
観測に関する。むしろ、脊椎動物の体重はソマトトロピ
ン単独で処置した脊椎動物の体重を所定の期間にわたっ
て越え続ける。脊椎動物に有効成長増強量のソマトトロ
ピンおよび有効ソマトトロピン強化量の前記ソマトトロ
ピンに対する1または2以上の抗体を投与するとき、抗
体はソマトトロピンの活性を延長した期間にわたって強
化し、こうして脊椎動物の体重は、同一量の前記ソマト
トロピンで処置した脊椎動物の体重を所定の期間にわた
って越え続ける。
【0018】本発明は、さらに、ソマトトロピンのアミ
ノ酸配列に抗原的に同等のアミノ酸配列を有するペプチ
ドに対する抗体に関する。これらのペプチドのアミノ酸
配列が、ソマトトロピンの配列への付加または置換から
の欠失により異なり、こうしてペプチドの二次および/
または三次の立体配置がソマトトロピンのそれらから実
質的に変化せず、そして抗体をそれらのペプチドに対し
て発生させることができる場合、これらのペプチドはソ
マトトロピンと抗原的に同等であるということができる
【0019】本発明の1つの面において、マウスをソマ
トトロピンで免疫化し、マウスから脾臓を取り出し、リ
ンパ球の懸濁液を調製し、これらのリンパ球をマウスの
骨髄腫細胞に融合し、細胞を培養し、そして生存するハ
イブリドーマの上澄み液を集め、そして固相酵素結合免
疫吸収アッセイ(ELISA)により抗体をスクリーニ
ングすることによって、モノクローナル抗体は調製され
る。所望の抗体を産生するハイブリドーマをさらにサブ
クローニングし、そしてマウスに注射する。次いで、腹
水をマウスの腹腔から集め、そして硫酸アンモニウムの
沈澱または急速タンパク質液体クロマトグラフィー(F
PLC)によりプロテインA親和性カラムにより、免疫
グロブリン(Ig)を精製する。そのように精製したI
gの試料をELISAを使用して抗原に対してアッセイ
して、形成された抗体を同定する。
【0020】本発明の他の面において、ソマトトロピン
に対するポリクローナル抗体を発生させ、そして免疫化
した温血動物、例えば、ブタおよびウサギから精製する
。ポリクローナル抗体は、脊椎動物をこのようなソマト
トロピンで免疫化することによって発生させる。
【0021】ソマトトロピンの投与から抗体が形成する
ために十分な時間後、まず血液試料を免疫化した動物か
らえることによって、ポリクローナル抗体を回収する。 血清(これは抗体を含有する)を普通の手段、例えば、
遠心により分離する。血清をIgを含有する分画および
免疫グロブリンを欠く分画(非Ig)に手段、例えば、
FPLCにより分割する。Ig分画のみはペプチドに対
する抗体を含有する。次いで、抗体をIg分画からドデ
シル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲルの電気泳
動(SDS−PAGE)により分離する。そのようにし
て分離された抗体の純度は、SDS−PAGEにより決
定して98%より大きい。抗体の力価のレベルは普通の
手順に従いELISAを使用してアッセイする。
【0022】この出願において例示するソマトトロピン
はpSTであるが、当業者はここに記載する技術を利用
して、他のソマトトロピンに対するモノクローナル抗体
およびポリクローナル抗体を発生させることができる。
【0023】本発明のモノクローナル抗体およびポリク
ローナル抗体は2つの方法で使用して、ソマトトロピン
の成長促進活性を強化および増強することができる。第
1に、抗体を脊椎動物にソマトトロピン、pSTと一緒
に投与する。あるいは、脊椎動物を1または2以上の投
与量の抗ソマトトロピン抗体で処置し、引き続いてソマ
トトロピンで処置する。いずれの手順においても、特定
のソマトトロピンに対する1より多い抗体を使用するこ
とができる。こうして、本発明は、また、抗ソマトトロ
ピン抗体またはそれらの抗原性同等因子の組み合わせの
投与を包含する。
【0024】抗体は、普通のルート、例えば、皮下注射
、筋肉内注射および静脈内の流れ、ならびに経皮的およ
び経口的投与により投与することができる。抗体は適当
な担体と組み合わせて投与することが好ましい。抗体を
最初に投与し、次いで規則的な時間間隔で同一抗体を1
または2以上の促進投与する、投与の養生法を使用する
ことはとくに好ましい。
【0025】これらの抗体の生物学的活性は下垂体切除
した(hypox)ラットにおいて試験する。下垂体切
除したラットは、それらの下垂体の外科的切除の結果、
成長を欠く。下垂体切除したラットはソマトトロピンの
成長への効果を研究するための有用なモデルとして働く
[グレスベック(Gresbeck)、M.D.および
パーロウ(Parlow)、A.F.、エンドクリノロ
ジー(Endocrinology)、120、258
2−2590(1987)]。
【0026】これらの下垂体切除したラットをpSTと
pSTに対する抗体との組み合わせで処置すると、前述
の種々の方法でpSTの成長促進作用は増強される。使
用するpSTは天然源から分離するか、あるいは組み換
え技術、例えば、欧州特許出願公開第104,920ま
たは111,389号に記載されている技術を使用して
調製することができる。pSTそれ自体の分離/調製の
源および方法は、本発明の一部分を形成しない。抗体は
、また、自然pSTのアミノ酸配列はある技術、例えば
、部位特異的突然変異誘発を使用して修飾されている、
組み換えpSTと一緒に使用することができるが、ただ
しpSTの成長増強機能が維持されることを条件とする
。参照、例えば、欧州特許出願公開第303,972号
【0027】検査するモノクローナル抗体のうちで、抗
体PS−7.6はpST活性のとくに強い強化を有する
ことが発見され、そしてそれ以上の分析のために選択す
る。モノクローナル抗体PS−3.12およびPS−8
.3は、また、pST活性の強い強化を与えることが発
見された。
【0028】モノクローナル抗体PS−7.6は、k軽
鎖特性をもつIgG1サブタイプの免疫グロブリンであ
る。免疫特異性の研究(図1)は、それがpSTと高度
に反応性であり、bSTと弱く反応性であるが、cST
、PRL、SRIFまたはGRFと反応しないことを示
す。
【0029】下垂体切除したラットのバイオアッセイに
おいて、連続5日間の5mgのpST単独の注射はこれ
らの動物の成長を刺激することが実証された(図2)。 この作用は、pSTを投与の前にモノクローナル抗体P
S−7.6とともに室温において1時間インキュベーシ
ョンするとき、有意に強化される。モノクローナル抗体
PS−7.6単独を与えられるラットの成長プロフィル
は未処置の対照のそれに類似し、抗体それ自体は成長の
刺激因子でないことが示される(図2)。
【0030】ソマトトロピンに対する抗体により延長し
た期間にわたる前記ソマトトロピンの活性の強化は、同
様な下垂体切除したラットのアッセイを使用して実証さ
れる。動物の成長をより長い時間の間監視する。この方
法はpSTおよびpSTに対する抗体を使用して例示す
る。pST単独の5日間の注射は下垂体切除したラット
において認め得る体重の増加を産生せず、この作用は8
日までのみ有意でありそして28日までに未処置動物の
成長ラットと完全に一致する(図3)。しかしながら、
モノクローナル抗体PS−7.6による処置は有意なレ
ベルで増加した成長のパターンを28日まで延長する。 すべての抗体処置した動物は、最初の処置後少なくとも
56日間、pST処置した対照および未処置対照より認
められ得るほどに重く止まり、その長い持続性を明瞭に
示す。抗体による成長の増強は、極めて長く続く。なぜ
なら、抗体処置した動物および対照(pST単独)動物
の間の体重増加における有意差は、最初の処置後少なく
とも56日間持続する(図3)からである。モノクロー
ナル抗体PS−7.6のpSTへの成長強化作用は、対
照のポリクローナル抗体より有意にすぐれる。モノクロ
ーナル抗体PS−7.6はpSTの活性を有意に高める
が、対照の抗体(Ig)は5日後pSTの活性にに影響
を与えることができない(図4)。モノクローナル抗体
PS−3.12およびPS−8.3は、それらのpST
成長強化作用においてモノクローナル抗体PS−7.6
に匹敵する(図7)。
【0031】モノクローナル抗体の有効な投与量は0.
1〜2.0mg/注射の範囲であり、最適な投与量は0
.5〜1.0mg/注射である(図5)。図5に示す投
与量の応答の結果は、モノクローナル抗体PS−7.6
およびpSTの作用が急速であることを示す。モノクロ
ーナル抗体PS−7.6+pSTを使用する反復する注
射(5回の処置)は最大の効果生成するが、有意な増強
は2回程度に少ない処置で検出可能である(図6)。 対照的に、pST単独を使用するより少ない増強は最小
3日の処置を必要とし、そしてより少ない増強は、モノ
クローナル抗体PS−7.6+pSTを使用する注射の
2日より5日間の注射後、pST単独で達成される(図
6)。図5および図6におけるデータが実証するように
、本発明のpSTに対するモノクローナル抗体は(a)
pSTの同等の強化を活性化すると同時にpSTの投与
量を減少し、そして(b)pSTの強化の加速を達成す
る。
【0032】一緒にすると、これらのデータが示すよう
に、モノクローナル抗体PS−3.12、PS−7.6
およびPS−8.3はpSTの体発達を増進するうえで
高度に活性であり、したがって、動物の成長性能の改良
において有用である。
【0033】本発明をよりよく理解できるようにするた
めに、次の実施例を記載する。これらの実施例は例示の
みを目的とし、そして本発明の範囲を限定すると解釈す
べきではない。
【0034】
【実施例】実施例1 1、モノクローナル抗体PS−7.6を包含する、モノ
クローナル抗体の発生Balb/Cマウス、6〜10週
齢、を、チャールス・リバー・ブリーディング・ラボラ
トリーズ(マサチュセッツ州ウィルミントン)から購入
した。これらのマウスを完全フロインドアジュバントの
中に乳濁した100mgのpSTで免疫化し、その後3
週毎に50mgのpSTで促進する。それらの脾臓を最
後の促進後3日に取り出し、そしてリンパ球の単細胞の
懸濁液を調製する。これらのリンパ球をハイポキサンチ
ンフィオスフォリボシルトランスフェラーゼ(HPRT
)を欠くSP2/0マウス骨髄腫細胞と、20%の胎児
仔ウシ血清[ギブコ(Gibco)]、0.175μg
/mlのアミノプテリン、13.6μg/mlのハイポ
キサンチン、3.88μg/mlチミジンおよび50μ
g/mlゲンタマイシン(HAT培地)を含有するダル
ベッコ変性イーグル培地(D−MEM)の中に懸濁した
50%のポリエチレングリコールで融合し、そして最後
に96ウェル(well)の培養プレートの中に分配し
た。10〜14日間培養した後、リンパ球のHPRT陽
性表現型のために生存するハイブリドーマの上澄み液(
ほぼ30%)を固相ELISAにおける抗体のスクリー
ニングのために集める。適当な抗体を産生することが決
定されるもの(上澄み液中で高い力価絶えず達成するこ
とによって−−前述のほぼ30%のうちほぼ25%、正
味についてほぼ7%)を、さらに、問題の抗体を産生す
るための制限希釈手順によりサブクローニングする。
【0035】3つのハイブリドーマは、とくに興味ある
クローンを産生する。これらのハイブリドーマの試料は
アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(th
eAmerican  Type  Culture 
 Collection)に受託され、そしてそれらの
ハイブリドーマにより産生された問題のモノクローナル
抗体の表示と一緒に表1に示すように、受け入れ番号を
割り当てられた:
【0036】
【表1】                          
         表1ハイブリドーマ       
 受け入れ番号              モノクロ
ーナル抗体PS−3.12    ATCC  HB 
 10415    MoAb  PS−3.12PS
−7.6      ATCC  HB  10416
    MoAb  PS−7.6PS−8.3   
   ATCC  HB  10417    MoA
b  PS−8.3*  MoAbはモノクローナル抗
体を表わす。
【0037】選択したクローンを、抗体を含有する腹水
の産生のためにプリスタンでプライミングしたBalb
/Cマウスマウスに腹腔内注射する。モノクローナル抗
体のアイソタイプの同定は、抗体アイソタイピングキッ
ト[ザイムド・ラボラトリーズ(Zymed  Lab
oratories)、カリフォルニア州サンフランシ
スコ]で実施する。PS−7.6と表示するモノクロー
ナル抗体を、この実施例1におけるそれ以上の研究のた
めに例として選択する。
【0038】2、抗体の調製 腹水をマウスの腹腔から集め、そしてIgを50%の硫
酸アンモニウム沈澱技術により精製する。あるいは、試
料を50%に結合緩衝液(3モルのHCl、1.5モル
のグリシン、pH8.9)で希釈し、そして急速タンパ
ク質液体クロマトグラフィー系の調製用プロテインAス
パロースHR16/5カラム[ファーマシア(Phar
macia)、ニュージャージイ州ピスカタウェイ]上
に供給する。非Ig分画を結合緩衝液でカラムから溶離
し、そして結合したIgを引き続いてカラムを0.1モ
ルのクエン酸、pH3、ですすぐことによって集める。 それを直ちにpH7〜8に2モルのトリス緩衝液、pH
8.2、で中和する。両者の手順により調製された抗体
をリン酸塩緩衝液(PBS)に対してよく透析し、限外
濾過[アミコン(Amicon)、マサチュセッツ州デ
ンバース]により濃縮し、アリコートと取り、そして最
後に−20℃において使用するまで貯蔵する。
【0039】3、固相ELISA 抗原をPBSの中に溶解し、そして100μlの1μg
を96ウェルの平らな底のポリスチレンプレートの各ウ
ェルに添加する。1時間インキュベーションした後、プ
レートを0.05%のツイーン−20を含有するPBS
で3回オートマチックプレート洗浄装置[ダイナテク・
ウォッシ(Dynatech  Wash)II、バー
ジニア州チャチリー]により洗浄する。各ウェルを20
0mlの2%のウシ血清アルブミン[シグマ(Sigm
a)]で分散し、そしてプレートをさらに1時間インキ
ュベーションする。試験試料をウェルに添加し、30分
間インキュベーションし、PBSで6回洗浄し、そして
100μlのアルカリ性ホスファターゼ接合ヤギ抗マウ
スIgGのF(ab’)2[[ザイムド・ラボラトリー
ズ(Zymed  Laboratories)、カリ
フォルニア州サンフランシスコ]を添加する。プレート
を再び30分間インキュベーション後各し、そして0.
1モルのジエタノールアミン、pH10.3、中の10
0μlのp−ニトロフェニルホスフェート[1mg/m
l、シグマ(Sigma)]を色の発現のための基質と
して添加する。最後に、比色の応答を光学密度(OD)
としてELISAプレートのリーダーにより405nm
の波長において記録する。インキュベーションの手順は
常に37℃において実施する。
【0040】4、モノクローナル抗体PS−7.6の特
性決定 PS−7.6モノクローナル抗体の免疫特異性を固相E
LISAにより試験する。種々の抗原を96ウェルのプ
レートの中にコーティングし、そしてモノクローナル抗
体PS−7.6腹水の1系列の希釈物を相互作用のため
に添加する。図1はモノクローナル抗体PS−7.6が
pST抗原に対して顕著によく応答することを示す。そ
れは、また、bSTとのわずかの交差反応性を示すが、
cST、PRL、SRIFおよびGRFと交差反応しな
い。
【0041】抗原依存性、ビオチン−アビジン増幅EL
ISAにより決定したモノクローナル抗体PS−7.6
のアイソタイプは、k軽鎖特性をもつIgG1である。
【0042】5、pSTおよび抗体についての生物学的
アッセイ 前述したように発生したモノクローナル抗体の免疫反応
性をpSTと組み合わせて検査する。雌のスプレイグ−
ダウレイ(Sprague−Dawley)ラット、2
1日齢および体重50〜65g、をタコニック・ファー
ム(Taconic  Farm)(ニューヨーク州ジ
ャーマンタウン)から入手した。下垂体を外科的に除去
した結果、成長を欠く、これらの下垂体切除したラット
を使用してバイオアッセイを実施する。受け渡し後、こ
れらのラットをさらに7〜10日間観察して完全な下垂
体切除を保証する。動物を不規則的に8匹のラット/群
に割り当てる。2群の対照動物をすべての実験に常に含
める。第1群は、陰性の対照として働く、未処置の下垂
体切除したラットから成る。他方の対照群は、毎日の注
射により最小の有効投与量のpST(5μg)を与えら
れ、こうして陽性の対照として働く、下垂体切除したラ
ットから成る。室温において1時間5μgのpSTと混
合した抗体(0.5〜1mg)を、各実験ラットの首の
領域に皮下投与する。これらの動物の成長を個々に監視
し、そして実験の過程の間に体重増加として記録する。
【0043】結果を、8匹のラットの各群について、平
均の体重増加として平均の標準偏差と一緒に表す。統計
学的分析システムの一般線形モデルを使用して、不規則
化したデザインについての変動の最小自乗分析により、
統計学的評価を実施する。特記しない限り、分析は処置
を受けなかった陰性の対照との比較により行う。
【0044】6、モノクローナル抗体PS−7.6を使
用する成長の増強 pSTとともに投与したモノクローナル抗体p7の成長
増強作用を下垂体切除したラットにおいて評価する。下
垂体切除したラットを前述したように4つの群に分ける
。未処置対照動物に5μgのpSTを5日間毎日注射す
ると、それらの成長パターンの勾配の増加により証明さ
れるように、有意の体重増加が生成する。しかしながら
、この作用は短い。なぜなら、これらの対照動物の加速
された成長曲線は、pSTの処置を5日に停止するとす
ぐに遅くなるからである。未処置対照は16日間の期間
にわたって遅延する成長速度を示す(図2)。対照的に
、pSTの成長促進作用は、pSTおよびモノクローナ
ル抗体PS−7.6の両者を投与の前に室温において1
時間インキュベーションすると、モノクローナル抗体P
S−7.6により増強されかつ16日の期間にわたって
延長する。モノクローナル抗体PS−7.6単独の注射
は無効である。
【0045】別の実験において、抗体の作用の極めて長
い持続性(56日)が実証される(図3)。pST単独
を5回毎日注射された動物は、再び、最初の8日間未処
置対照を越えた有意の体重増加を示すが、56日後の全
体の成長は未処置対照と同一である。pSTとモノクロ
ーナル抗体PS−7.6との組み合わせの投与は、成長
をさらに高くするばかりでなく、かつまた最初の処置後
28日程度に長い間、処置または未処置の対照より有意
に重い体重にこれらの動物を維持する(p<0.01)
。両者の対照群からのこのラットの体重増加における認
め得る差は、少なくとも56日間持続する(対照より2
5%の増加)。
【0046】図3の投与のパターンは、非特異的Igの
追加の対照を含めて反復する。5日後の結果を図4に表
す。pST単独による処置は、再び、処置対照(体重増
加=2.9g;p<0.01)と比較したとき、下垂体
切除したラットの成長を顕著に強化する(体重増加=6
.6g)。pSTをSP2/0骨髄腫腹水(アメリカン
・タイプ・カルチャー・コレクション、マリイランド州
ロックビレ)からの対照Igとの混合はpST活性を増
強しない(体重増加=7.6g;p<0.5)が、pS
Tとモノクローナル抗体PS−7.6との混合はこの作
用を有意に高める(体重増加=10g;p<0.05)
【0047】7、pST活性の増強へのモノクローナル
抗体PS−7.6の投与量の応答効果 下垂体切除したラットを5μg/日のpSTを種々の投
与量のモノクローナル抗体PS−7.6と一緒に5日間
連続的に処置することによって、投与量の応答の研究を
実施する。成長は10日にスコアをつける。未処置ラッ
トは実験の全過程にわたって1gのみ体重を増加する。 図5におけるデータが示すように、pST単独を与えら
れた動物は6.4gの体重増加を生成する。しかしなが
ら、モノクローナル抗体PS−7.6を使用する組み合
わせの処置は0.1〜2mg/処置の投与量の範囲にわ
たってpSTの作用を有意に増強し、ピークの活性は0
.5および1mg/処置においてである(体重増加=そ
れぞれ、9.4および9.5g)。
【0048】8、pST活性の増強へのモノクローナル
抗体PS−7.6の処置の頻度の効果 5μg/日のpSTまたはpST+1mgのモノクロー
ナル抗体PS−7.6を1〜5日の連続期間の間下垂体
切除したラットに毎日注射し、そして第8日に成長のス
コアをつける。pST単独の効果は、これらのラットが
3回またはそれ以上の注射を受けるまで、明らかではな
い。対照的に、pSTとモノクローナル抗体PS−7.
6との組み合わせの処置による体重増加の顕著な増加は
、第3回の注射後にまさに明らかである。体重増加の有
意差は5回の注射後において2つの処置群の間に維持さ
れる;事実、pSTとモノクローナル抗体PS−7.6
との組み合わせを与えられた群は、わずかに2回の注射
後、pST単独を与えられた5回の注射後のそれより、
体重増加が大きく増加する。
【0049】実施例2 実施例1の工程1〜4を反復して、モノクローナル抗体
PS−3.12およびPS−8.3を発生させ、精製し
、そして特性決定する。これらの抗体を使用する成長の
増強は、下垂体切除したラットにおいて、モノクローナ
ル抗体PS−7.6と比較して評価する。下垂体切除し
たラットを、実施例1の工程5における手順の適用にお
いて、5つの群に分割する。第1群は未処置対照である
;第2群は5μgのpSTを5日間の注射により与えら
れる;他の群は5日間5μgのpST+、それぞれ、1
.0mgのモノクローナル抗体PS−3.12、PS−
7.6およびPS−8.3を与えられる。5日後の結果
を図7に表す。pST単独による処置は、未処置対照(
体重増加=1.9g)と比較したとき、下垂体切除した
ラットの成長を顕著に強化する;p<0.01。pST
および3つのモノクローナル抗体の各々との組み合わせ
による処置は、その作用を有意に高める(PS−3.1
2の体重増加=9.4g;p<0.001;PS−7.
6の体重増加=10.0g;p<0.001;PS−8
.3の体重増加=9.4;p<0.001)。
【0050】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0051】1、モノクローナル抗体がPS−7.6、
PS−3.12およびPS−8.3と表示するモノクロ
ーナル抗体から成る群より選択される、ブタのソマトト
ロピン(pST)またはpSTの抗原性同等因子に対す
るモノクローナル抗体。
【0052】2、モノクローナル抗体はPS−7.6と
表示されるものである上記第1項記載のモノクローナル
抗体。
【0053】3、モノクローナル抗体はPS−3.12
と表示されるものである上記第1項記載のモノクローナ
ル抗体。
【0054】4、モノクローナル抗体はPS−8.3と
表示されるものである上記第1項記載のモノクローナル
抗体。
【0055】5、組成物で処置された脊椎動物の体重が
、所定の期間にわたってソマトトロピン単独の同一量で
処置した脊椎動物の体重を、延長した期間にわたって、
越え続けるように、成分: (a)有効成長増強量のソマトトロピン、(b)有効ソ
マトトロピン強化量の前記ソマトトロピンまたは前記ソ
マトトロピンの抗原性同等因子に対する抗体、および (c)製剤学的に許容されうる担体、からなる組成物。
【0056】6、ソマトトロピンはpSTである上記第
5項記載の組成物。
【0057】7、抗体はモノクローナル抗体である上記
第6項記載の組成物。
【0058】8、成分: (a)有効成長増強量のブタのソマトトロピン(pST
)、(b)有効pST強化量のpSTまたはpSTの抗
原性同等因子に対するモノ クローナル抗体、ここで前記モノクローナル抗体はPS
−7.6、PS−3.12およびPS−8.3と表示す
るモノクローナル抗体から成る群より選択される、およ
び (c)製剤学的に許容されうる担体、からなる製剤学的
組成物。
【0059】9、PS−7.6、PS−3.12および
PS−8.3と表示するモノクローナル抗体から成る群
より選択されるモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマ。
【図面の簡単な説明】
【図1】種々の抗原に対するモノクローナル抗体PS−
7.6の免疫特異性の研究の結果を示すグラフであり、
ここでpST、bSTおよびcSTは、それぞれ、ブタ
、ウシおよびニワトリのソマトトロピンであり、PRL
はプロラクチンであり、SRIFはソマトスタチンであ
り、そしてGRFは成長ホルモン解放因子である。図1
およびいくつかの引き続く図において、モノクローナル
抗体は「MoAb」と略す。
【図2】pST単独、モノクローナル抗体PS−7.6
単独、pSTとモノクローナル抗体PS−7.6との組
み合わせで処置した、または処置なしの、下垂体切除し
たラットの成長への効果を比較する時間経過の研究の結
果を示すグラフである。この図、ならびに図3、4およ
び6における星印は、次のような統計学的に有意の結果
を表す:★=<0.05;★★=<0.01;★★★=
<0.001。
【図3】pST単独、pSTとモノクローナル抗体PS
−7.6との組み合わせで処置した、または処置なしの
、下垂体切除したラットの成長への効果を比較する長時
間(56日)の時間経過の研究の結果を示すグラフであ
る。
【図4】pST単独、pSTとSP2/0骨髄腫腹水か
らの対照との組み合わせ、pSTとモノクローナル抗体
PS−7.6との組み合わせで処置した、または処置な
しの、下垂体切除したラットの成長への効果の結果を示
すグラフである。
【図5】下垂体切除したラットの成長への、モノクロー
ナル抗体PS−7.6+pSTの投与、pST単独の投
与および処置なし(pSTを使用せず)の応答の比較の
グラフである。
【図6】pST単独またはpSTとモノクローナル抗体
PS−7.6による処置の頻度(1回の注射/日)の下
垂体切除したラットの成長への効果のグラフである。
【図7】pST単独、pSTとモノクローナル抗体、そ
れぞれ、PS−3.12、PS−7.6およびPS−8
.3との組み合わせで処置した、または処置なしの、下
垂体切除したラットの成長への効果のグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モノクローナル抗体がPS−7.6、
    PS−3.12およびPS−8.3と表示するモノクロ
    ーナル抗体から成る群より選択される、ブタのソマトト
    ロピン(pST)またはpSTの抗原性同等因子に対す
    るモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】  組成物で処置された脊椎動物の体重が
    、所定の期間にわたってソマトトロピン単独の同一量で
    処置した脊椎動物の体重を、延長した期間にわたって、
    越え続けるように、成分: (a)有効成長増強量のソマトトロピン、(b)有効ソ
    マトトロピン強化量の前記ソマトトロピンまたは前記ソ
    マトトロピンの抗原性同等因子に対する抗体、および (c)製剤学的に許容されうる担体、からなる組成物。
  3. 【請求項3】  成分:(a)有効成長増強量のブタの
    ソマトトロピン(pST)、 (b)有効pST強化量のpSTまたはpSTの抗原性
    同等因子に対するモノクローナル抗体、ここで前記モノ
    クローナル抗体はPS−7.6、PS−3.12および
    PS−8.3と表示するモノクローナル抗体から成る群
    より選択される、および (c)製剤学的に許容されうる担体、からなる製剤学的
    組成物。
  4. 【請求項4】  PS−7.6、PS−3.12および
    PS−8.3と表示するモノクローナル抗体から成る群
    より選択されるモノクローナル抗体を産生するハイブリ
    ドーマ。
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