JPH04228100A - 生化学的反応を実施するための方法および手段 - Google Patents

生化学的反応を実施するための方法および手段

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JPH04228100A
JPH04228100A JP3110423A JP11042391A JPH04228100A JP H04228100 A JPH04228100 A JP H04228100A JP 3110423 A JP3110423 A JP 3110423A JP 11042391 A JP11042391 A JP 11042391A JP H04228100 A JPH04228100 A JP H04228100A
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    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Rigid containers without fluid transport within

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、生化学的反応を実施するための
方法に関し、またその方法に使用するための毛細管と反
応容器の組合せに関する。
【0002】本発明は、試薬を前もって混合することが
できない小容量のすべての生化学的反応に適用すること
ができる。とくに、本発明は、PCR(ポリメラーゼ連
鎖反応)方を意図するものである。
【0003】最近開発されたPCR法は、多数の重要な
診断領域、たとえば多くの様々な疾患の診断、父子鑑別
、法医学等に著しい進歩をもたらした。RNAの検出を
所望の場合、必要な予備段階は、逆転写酵素によるRN
AのDNAへの変換である。エイズの診断は定常的には
、血中のHIV−ウイルスに対する抗体のELISA(
固相酵素免疫吸着検定)試験による検出によって行われ
ている。しかしながら、患者がたとえば疾患の初期段階
にあると、抗体が存在しなくても、HIV腸性の可能性
がある。この場合、ELISA試験は陰性の結果を与え
、この患者は不本意にも他人への感染症の伝播の危険を
冒すことになる。したがって、よりよい、すなわちさら
に感受性の高いHIV試験の必要性はきわめて大きい。 以前は培養に長時間を要した他のウイルスの診断もPC
R法によって改良された。
【0004】実際の操作に関しては、PCR診断は以下
の3段階からなる。 1)  反応混合物の調製、すなわち試験すべきサンプ
ルの調製 2)  実際の増幅、すなわちDNA分子が指数的に複
製される連鎖反応、 3)  電気泳動またはハイブリダイゼーションによる
陽性サンプルの検出
【0005】本発明者らが除去を目的とするPCR法の
欠点は、主として試薬を前もって混合できないことによ
り、段階1)に時間と手間のかかることであり、その結
果、多くの誤差の原因を生じることである。段階2)の
増幅および段階3)の検出結果は、段階1)の信頼性に
絶対的に依存するので、段階1)を十分な注意をもって
正確に実施することは、きわめて重要である。
【0006】生化学的反応、たとえば上述のPCRのた
めの試薬を準備する様々な段階には、別個の反応容器ま
たは試験管の間での交差汚染の危険がある。
【0007】PCR反応の準備に際しては、さらに、サ
ンプルを取扱う人からの、いわゆる「キャリーオーバー
汚染」の危険がある。これはとくに、特異的DNAを検
出するための定常的分析において、同じ人がPCR反応
前のすべての段階を実施し、またPCR生成物を取扱う
場合にいえる。皮膚、毛髪または実験衣に、以前に実施
した増幅からのCPR生成物の一部が付着し、それが「
偽」陽性を生じる可能性がある。偽陽性の危険は試験の
感度が高いほど大きくなる。HIVの試験はきわめて高
感度であり、偽陽性の結果がそれを指摘された人に不必
要な悲嘆を生じることはいうまでもない。
【0008】本発明の目的は、汚染の危険を低下させる
と同時に、試薬を前もって混合しておくことができず、
その準備に時間を要する特定の生化学的反応のための小
容量の試薬の準備に必要な時間を短縮させることを目的
とするものである。
【0009】この目的は、それぞれ「請求項1」および
「請求項6」による毛細管および反応容器を組合わせて
使用することによって達成される。
【0010】DD−A1−225  788号には、数
個の試薬が中間に置かれた疎水性液体、たとえばパラフ
ィン、油脂、アルカンによって分離されて含まれている
毛細管が記載されている。この毛細管中で、試薬の保存
ならびにサンプルとの反応が行われる。サンプルを毛細
管に添加し、ついで毛細管を一端で熔融する。サンプル
と試薬の混合は、毛細管内に鋼製のピンが挿入され、磁
石を毛細管の外側に沿って上下方向に移動させることに
よって行われる。適当なインキュベーション期間後に毛
細管を遠心分離して、反応溶液と疎水性液体を分離した
2相として得る。反応溶液を分析できるためには、毛細
管はシールされた末端とさらに疎水性液体−反応溶液の
境界で切断しなければならず、ついで反応溶液等を、た
とえばUV吸収の測定のためにキュベットに移す。
【0011】この既知の毛細管は、前もって調製できな
い試薬の準備の問題は解決している。しかしながら、上
述の処理段階のために、慣用のピペットによる採取法と
比べて、時間の節減も汚染の危険の低下も達成されては
いない。
【0012】本発明を以下に、添付の図面を参照しなが
ら、さらに詳細に説明する。
【0013】図1は、試薬を含んだ試薬毛細管を包含す
る反応容器の概略図である。図2は、別の実施態様の試
薬毛細管を包含する別の実施態様の反応容器の概略図で
ある。図3は、図2に示した実施態様の平面図である。 図4は、図1に示した試薬毛細管の拡大図である。図5
は、図2に示した試薬毛細管の拡大図である。
【0014】図1には、本発明による予め調製した反応
容器1を示す。反応容器1、たとえばエッペンドルフ管
の内部には、試薬毛細管3が配置されている。試薬毛細
管3には、所望の反応に適当な任意の種類の数種の試薬
が配置されている。反応容器1の底部には、以後の試薬
の希釈のための水または緩衝液2を配置することができ
る。
【0015】図2には、反応容器1および試薬毛細管3
の別の好ましい実施態様に示す。反応容器1には孔部4
aを有する蓋4が設けられている。孔部4は通過可能な
膜4bで覆われている。膜が適合された孔部4aは示さ
れた実施態様では蓋4の中央に位置しているが、これは
必須の特徴ではない。実際、所望により2種以上の試薬
毛細管を入れることができるように、蓋に数個の孔部を
設けることも可能である。孔部4aは、図5による試薬
毛細管3に対しては止め輪にもなるが、これについては
以下に詳述する。
【0016】図4に示した試薬毛細管3は、図1に示し
た試薬容器1内に挿入するように設計されている。試薬
毛細管3には、特定の生化学的反応用の異種の試薬6〜
13が配置されている。各試薬の量はこの特定の反応の
ためのみに計算され、意図されたものである。PCR反
応を実施しようとする場合には、試薬溶液6〜13は、
すべて特定のPCR反応のために計算された試薬、PC
R緩衝液、dCTP,dGTP,dATP,dTTPお
よび2種以上のオリゴヌクレオチド、ならびに熱安定性
DNAポリメラーゼからなる。試薬間には空気または不
活性流体を置く。通常、相互の順序は任意である。
【0017】図5には改良された試薬毛細管3を示す。 この試薬毛細管は、図2の反応容器に挿入するように設
計されたものである。この試薬毛細管は、図4に示した
試薬毛細管とは、毛細管の下方部に環状の固定溝5が孔
部4aにぴったりはまるように設けられている点で異な
っている。さらに、毛細管の上方端には保護カバー15
がはめ込まれている。図2による反応容器と図6による
試薬毛細管は使用時まで別個に保存される。使用に際し
ては、毛細管3の下方端を、反応容器1の蓋4における
通過可能な膜4bを貫いて押し込み、固定溝5を孔部4
aによって形成された止め輪にはめ込む。保護カバー1
5は、反応容器1へ試薬毛細管3を挿入し、押し込む過
程での汚染から、試薬毛細管3の内容物を保護する。試
薬毛細管3内の試薬溶液が解凍されている場合には、つ
いでこれらを遠心分離に付して、互いにまた必要な場合
には容器1の底部の希釈と混合する。遠心分離後、蓋4
から毛細管3をはずさないまま、蓋4を開くことができ
る。この利点は、所望により物質を反応容器に容易に加
えること、また反応容器から容易に物質を抽出すること
を可能にする。
【0018】試薬毛細管を製造したのち、すなわち、手
動または自動で各種試薬をその間に空気または不活性流
体を置いて吸引したのち、それらを別個にまたは反応容
器内に入れて包装し、特定の生化学的反応を実施するた
めのキッドとすることができる。もちろん、これらの包
装は滅菌条件下に行われる。
【0019】毛細管を製造する別の方法としては、試薬
を間に空気または不活性流体をはさんで毛細管内に吸引
し、毛細管を凍結させ、毛細管を空気の区画で切断し、
所望の毛細管片を、その毛細管片の外径に相当する内径
を有する1つの共通の毛細管に入れる。これは試薬を任
意の所望の方法で組合せることを可能にする。
【0020】試薬毛細管は反応容器とともにまたはそれ
とは別個に、使用時まで凍結して保存する。使用に際し
ては、試薬毛細管を解凍し、その内容物を下方に反応容
器中で遠心分離して互いに、また希釈液があればそれと
混合させる。PCR反応を実施する場合には、熱安定性
DNAポリメラーゼを含めた全試薬が反応容器中に存在
し、増幅を行う前にさらに必要なことは、サンプルたと
えば血液の添加のみである。
【0021】サンプルは、本出願人の係属中のスエーデ
ン特許出願SE91  0726−0号に記載されてい
る添加システムを用いて加えるのが好ましい。略述すれ
ば、サンプルを、反応毛細管3と同じ種類の毛細管内へ
毛細管作用によって吸い込ませる。ついでサンプル毛細
管を反応容器の蓋4に設けた未使用の孔部4a内に挿入
し、その後に容器をもう一度遠心分離する。
【0022】増幅反応の最初の検出については、UV光
を吸収しないあるいはほとんど吸収しない反応容器の材
料を用いることが提案される。もし反応後にエチジウム
ブロマイドを加えた場合には、UV照射した容器を肉眼
で見ることによってDNAが増幅されたか否かを検出す
ることができる。好ましくは、上記したサンプルの添加
と同様にしてエチジウムブロマイドを添加することがで
きる。図に示された試薬毛細管3は、特定のサンプル容
量と特定の生化学的反応に応じて製造されたものである
ことを理解すべきである。別の反応では異なる容量およ
び異なる数の試薬が必要になる。
【0023】本発明によれば、多くの因子たとえばピペ
ットによる採取、ピペット先端の交換、手袋の交換、容
器の開閉の反復等が不要になり、誤差の多くの原因が実
質的に減少し、試験は信頼性が高まり、迅速かつ安価に
なる。PCRにおける偽陽性の結果の問題はこのように
して著しく軽減される。
【0024】本発明は、生物工学産業に、新しい種類の
「キット」、すなわち特定の反応用の試薬を含有する完
全なセットの供給の機会を提供するものである。現在、
このようなキットは多数市場に出回っているが、それら
は通常、約100種の標準反応に適した多種の試薬を含
有するエッペンドルフ管からなるものである。各反応毎
にある容量を各管から混合しなければならない。試薬毛
細管を使用すれば、1つのキットにたとえば500本の
毛細管を包含させることができ、そのために設計された
反応用にそれぞれをそのまま使用することができる。本
願に記載された試薬毛細管に基づくキットの利点は、使
用者が試薬をピペットで採取する必要がなく、ピンセッ
トの先で関連した反応に適当な試薬毛細管を選択するだ
けでよいことである。作業の単純化は明白であり、とく
に放射性試薬の取扱いに関しては、ピペットの汚染の危
険は消失し、放射性廃棄物による危険は低下し、スタッ
フが放射線に曝露される時間は短縮される。さらに、P
CR方における反応毛細管の経済的および操作的な利点
は、時間の節減と、多くの遺伝子工学領域における作業
者の保護という利益にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、試薬を含んだ試薬毛細管を包含する反
応器の概略図である。
【図2】図2は、別の実施態様の試薬毛細管を包含する
別の実施態様の反応容器の概略図である。
【図3】図3は、図2に示した実施態様の平面図である
【図4】図4は、図1に示した試薬毛細管の拡大図であ
る。
【図5】図5は、図2に示した試薬毛細管の拡大図であ
る。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  試薬を前もって混合できない生化学的
    反応を実施するにあたり、互いに分離された試薬が充填
    されている試薬毛細管(3)を使用する方法において、
    反応容器(1)の蓋(4)に設けた第一の孔部(4a)
    に試薬毛細管(3)を挿入し、毛細管(3)が挿入され
    た反応容器(1)を遠心分離に付して試薬毛細管(3)
    の内容物を反応容器(1)の底部に取り出し、ついで反
    応させるサンプルを反応容器(1)に加えることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】  サンプルを含有する毛細管を反応容器
    (1)の蓋(4)に設けた第二の孔部(4a)に挿入し
    て、第二の遠心分離と行う「請求項1」記載の方法。
  3. 【請求項3】  試薬溶液(6〜13)は凍結しておき
    、遠心分離前に解凍させる「請求項1または2」記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  試薬毛細管(3)の上端上には、その
    下端が孔部(4a)内に挿入されるまでは保護カバー(
    15)が適合され、その下端は反応容器(1)内に毛細
    管上の固定溝(5)が孔部(4a)の縁部にかみ合うま
    で下方に挿入される「請求項1〜3」に記載の方法。
  5. 【請求項5】  試薬毛細管(3)は孔部(4a)を覆
    う通過可能の膜を通して挿入される「請求項4」記載の
    方法。
  6. 【請求項6】  予め定められた容量の異なる試薬溶液
    が互いに空気または不活性液体で分離されている試薬毛
    細管(3)、および1個または2個以上の孔部(4a)
    が設けられた蓋(4)を有する反応容器(1)からなり
    、使用時には反応容器(1)の蓋(4)に設けられた孔
    部(4a)に試薬毛細管(3)が挿入されることを意図
    した試薬毛細管と反応容器の組合せ。
  7. 【請求項7】  試薬溶液(6〜13)は凍結されてい
    て、試薬毛細管(3)が孔部(4a)に挿入される前に
    、解凍される「請求項6」記載の組合せ。
  8. 【請求項8】  試薬毛細管(3)には、その下方端に
    固定溝(5)が、その上方端に保護カバー(15)が設
    けられている「請求項6または7」記載の組合せ。
  9. 【請求項9】  孔部(4a)は通過可能な膜(4b)
    で覆われている「請求項6〜8」記載の組合せ。
  10. 【請求項10】  試薬溶液(6〜13)は特異的反応
    のための1種または2種以上の核酸および/または酵素
    からなる「請求項6〜9」記載の組合せ。
  11. 【請求項11】  試薬溶液(6〜13)は、PCR緩
    衝液、すべて特定のPCR反応用に計算された試薬、d
    CTP,dGTP,dATP,dTTP,2種以上のオ
    リゴヌクレオチド、および熱安定性DNAポリメラーゼ
    からなる「請求項10」記載の組合せ。
  12. 【請求項12】  反応容器(1)はUV光線を全くま
    たはわずかしか吸収しない材料で作られる「請求項5〜
    11」記載の組合せ。
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DE (1) DE69124236T2 (ja)
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