JPH04228613A - ポリケトン繊維及びその製造法 - Google Patents

ポリケトン繊維及びその製造法

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JPH04228613A
JPH04228613A JP3133613A JP13361391A JPH04228613A JP H04228613 A JPH04228613 A JP H04228613A JP 3133613 A JP3133613 A JP 3133613A JP 13361391 A JP13361391 A JP 13361391A JP H04228613 A JPH04228613 A JP H04228613A
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fibers
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ヤン スムーク
Bastiaan Krins
バスティアーン クリンス
Andrzej Mieczyslaw Piotrowski
アンドレイ ミーシスラウ ピオトロースキー
Elliot I Band
エリオット アイザック バンド
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/28Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D01F6/30Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds comprising olefins as the major constituent

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一酸化炭素とエチレン
とが交互する線状ポリマーの、新規な繊維に関する。該
ポリマーはまた、ポリ(エチレンケトン)、ポリケトン
、またはポリ(エテン‐交互‐カーボンモノオキシド)
(poly(ethene−alt−carbonmo
noxide))とも呼ばれ、その鎖分子内に以下の繰
り返し単位:
【0002】
【化1】 を有する。
【0003】本発明はさらに、ポリケトン繊維の新規な
製造法に関する。
【0004】
【従来の技術】欧州特許出願第360358号公報には
、強化剤として有用と言われるポリケトン繊維の調製法
が記載されている。
【0005】その繊維は、ポリケトン溶液を紡糸し、得
られた繊維から溶剤を除去し、該繊維を高められた温度
で伸ばす連続的な操作によって作られる。
【0006】欧州特許出願第360358号公報の明細
書及び実施例によると、ポリマー溶液の調製に好ましく
使用される溶剤は、ヘキサフルオロイソプロパノール、
m−クレゾール、及びそれらの混合物である。さらにそ
の上、ポリケトンに対する非溶剤である化合物の少量を
上述の溶剤と組み合わせて用いることができる。そのよ
うな化合物は中でも、ケトン例えばアセトンを包含し、
またエタノールが好ましい非溶剤として挙げられる。
【0007】本出願の優先日の後に刊行された国際特許
出願第90/14453号公報には、ポリケトン繊維及
びその繊維の製造法が記載されている。
【0008】その繊維は、ポリケトンを適当な溶剤に溶
解し、溶液を紡糸し、紡いだ繊維から総てのまたは一部
の溶媒を除去し、該繊維を高められた温度で伸ばす連続
的な操作によって作られる。
【0009】その紡糸溶液の調製に優先的に用いられる
溶剤は、ヘキサフルオロイソプロパノール、m−クレゾ
ール、フェノール、ピロール、2−クロロフェノール、
及び3−クロロフェノールから成る群より選択される。 ポリケトンに対する非溶剤は、紡いだ物質において溶剤
からポリケトンの分離を促進するために用いることがで
きる。 この転換のための適当な非溶剤は、アセトン、メチルエ
チルケトン及びトルエンである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】欧州特許出願第360
358号公報及び国際特許出願第90/14453号公
報の方法はいくつかの最終用途に有用な特性を有するポ
リケトン繊維を提供するものの、使用する紡糸溶剤のコ
スト及び毒性、紡糸工程の速度、並びに得られる繊維の
機械的特性に関して改善が望まれる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、一酸化炭素と
エチレンとが交互する少なくとも100,000g/モ
ルの推定分子量(estimated molecul
ar weight)を有するポリマーの繊維であって
、少なくとも 650×10−4の複屈折値を有する新
規な繊維を包含する。
【0012】本発明はまた、ポリケトン繊維を作るため
の新規な紡糸法を包含する。
【0013】本発明の繊維を作るポリマーは、一酸化炭
素とエチレンとが交互するポリマーである。ポリマーが
純粋なホモポリマーであれば、その場合には最適の繊維
特性が得られるので、非常に好ましい。しかしながら、
該ポリマー分子が本質的に次のタイプの鎖単位:
【00
14】
【化2】 から成る限り、少量の他の単位も許容される。これは、
他の単位が5モル%を越えない量にて含まれる場合であ
る。あるいは、全混合物が
【0015】
【化3】 単位とは異なる単位を5モル%を越えて含有しないと言
う条件で、ポリケトンにターポリマーを混合することも
可能である。
【0016】該ポリマーは当業者に周知であり、多くの
製造法が、例えば米国特許第3,689,460 号明
細書に記載されている。本発明で用いられるポリマーは
、少なくとも100,000 の推定分子量(Mw)を
有すべきである。推定分子量は、m−クレゾール溶液中
での固有粘度(Intrinsic Viscosit
y:IV)を測定することによって決定することができ
る。固有粘度はまた、極限粘度数(Limiting 
Viscosity Number:LVN)とも呼ば
れ、dl/g で表される。推定分子量(単位 g/モ
ル)と、m−クレゾール中25℃で測定したIV(単位
dl/g )との関係は、次式:IV= 1.0×10
−4×Mw0.85によって与えられる。
【0017】ポリマー繊維では普通のように、引張り特
性、特に強度は、Mwが高いほど好ましくなる。従って
、可能な限り高いMwを得ることが目的であるが、しか
しこのことは、製造及び加工性の限界があると言う実際
的な制限を受ける。本発明の繊維の製造は紡糸ドープの
調製を必要とするため、用い得る最大のMwは約1,0
00,000 である。実際的な目的のためには、好ま
しいポリマーは2〜20の範囲内のIVを有する。
【0018】ポリマーの製造方法はまた、欧州特許第1
21965号、第222454号、第224304号、
第227135号、第228733号、第229408
号、第235865号、第235866号、第2391
45号、第245893号、第246674号、第24
6683号、第248483号、第253416号、第
254343号、第257663号、第259914号
、第262745号、第263564号、第26415
9号、第272728号及び第277695号公報に記
載されている。
【0019】該ポリマーは常に、異なる分子量の分子の
混合物であり、Mw分布ができるだけ小さい混合物が好
ましい。
【0020】繊維の製造法   本発明の繊維は、ポリマー及び特定の溶剤混合物か
ら紡糸ドープを調製し、続いてそれを、それが液状であ
る温度で、引き伸ばされた構造物へと押出することを含
む紡糸工程によって製造することができる。次に、該構
造物を固化して固体物品を作り、ドープ溶剤に可溶なポ
リマーに対する非溶剤での抽出によって該構造物から溶
剤を除去し、その後それらを伸ばすまたは延伸する。固
化が熱可逆的な結晶化により起こる場合には、この方法
は通常、ゲル紡糸と呼ばれる。それが溶剤の抽出による
結晶化、すなわち凝集によって起こる場合、この方法は
湿式紡糸と呼ばれる。
【0021】非常に効率的な紡糸方法は、いわゆるエア
ギャップ紡糸法またはドライジェット(dry jet
)−湿式紡糸法である。この方法自体は当分野において
古く、1961年もの早くから記載されている;例えば
、カナダ国特許第711,166 号明細書またはフラ
ンス国特許第1327017 号公報を見よ。
【0022】紡糸ドープの溶剤   該ポリマーを溶解するために非常に多くの有機化合
物を使用することができるものの、その殆どは本発明の
方法において紡糸ドープの溶剤としては使用できない。 紡糸ドープの溶剤は、数多くの要請、例えば:低い毒性
再生の容易性余りに低すぎない沸点余りに高価ではない
こと紡糸浴として使用し得る液体への溶解度その工程の
条件下で安定であることそのポリマーに対して化学的に
不活性であることポリマーとの組み合わせが紡糸し得る
溶液を与えること、すなわち、該溶液が工業的な紡糸範
囲のために十分なポリマーを含有し、かつ、溶剤からの
ポリマーの結晶化は遅すぎることも早すぎることもない
と言うことを満たすべきである。
【0023】欧州特許出願第360358号公報及び国
際特許出願第90/14453号公報に従い、ヘキサフ
ルオロイソプロパノールを、ポリケトン紡糸のための溶
剤として好ましく用いることができる。この化合物は該
ポリマーのための非常に良好な溶剤であるものの、工業
的使用のためには、余りに毒性が高くかつ高価である。 その上、その使用は、本発明に従い達することのできる
優れた機械的特性を有する繊維を生じない。
【0024】同様に、o−クロロフェノール及びクロロ
プロパノールのような化合物も、実際問題において、使
用するには余りに毒性が高い。
【0025】欧州特許出願第360358号公報及び国
際特許出願90/14453号公報にはまた、好ましい
溶剤としてm−クレゾールが開示されている。この化合
物は、他の芳香族アルコール、例えばフェノール、ヒド
ロキノン及びレゾシノールと同様、満足すべき溶剤であ
るが、該ポリマーはこれらの溶剤の溶液からは容易に結
晶化せず、従って、それらの使用は、工業的実施には余
りに低い紡糸速度をもたらす。
【0026】他の化合物、例えばエチレンカーボネート
及びプロピレンカーボネートは、該ポリマーを高温度に
て溶解し得るものの、それらの使用は、ポリマーの余り
に早い結晶化を伴い、冷却の間に余りに粗な成形品をも
たらし、それ故、得られる糸は受容し得る機械的特性を
有さない。
【0027】本発明に従い、溶剤混合物(その内の少な
くとも一つは、芳香核にアルキル残基置換基のない芳香
族アルコールであり、その他は芳香族アルコール以外の
液体である)中のポリマーの溶液を、少なくとも1m/
分の押出速度で溶剤含有成形品へと押出し、その後に、
冷却または凝固によって該物品を固化し、かつ溶剤混合
物に溶解するポリマーに対する非溶剤での抽出によって
溶剤を除去し、そして、該物品を少なくとも180 ℃
の温度で延伸するところの方法を用いる。
【0028】好ましくは、押出速度は少なくとも3m/
分である。
【0029】物品は、好ましくは少なくとも5の、より
好ましくは少なくとも10の延伸比率で延伸される。
【0030】本発明に従い、(a) エチレンカーボネ
ートまたはプロピレンカーボネート、及び(b) 芳香
核にアルキル残基置換基のない芳香族アルコールの、 
(a):(b) の重量比が1:1〜19:1の範囲内
である混合物を用いると、優れた結果が得られる。
【0031】芳香核にアルキル残基置換基のない好まし
い芳香族アルコールは、フェノール、レゾルシン及びヒ
ドロキノンである。
【0032】該紡糸ドープの他の好ましい成分は、アセ
トン及び水である。
【0033】本発明のポリマー溶液の調製に用いられる
最も好ましい溶剤混合物は、レゾルシン及び水を含有す
る。上記混合物における、水に対するレゾルシンの重量
比は、1:2〜20:1の範囲内であって良い。好まし
くは、2:1〜5:1の範囲内である。
【0034】芳香族アルコールに混合して用いることの
できる他の非芳香族アルコール系液状物は、例えば1,
6−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、ベン
ジルアルコール、ジエチレングリコール、エチレングリ
コール、グリセリン、トリエチレングリコール、イプシ
ロン‐カプロラクタム、ジメチルフタレート、ジメチル
スルホキシド、リン酸、N−メチル−2− ピロリドン
、α‐ピロリドンである。
【0035】本発明の溶液のポリマー含有量は、通常1
〜50重量%の範囲内、好ましくは5〜30重量%の範
囲内である。
【0036】結晶の特性   本発明に従う繊維は、先行技術のポリケトン繊維、
例えば欧州特許出願第360358号公報に開示された
方法によって得られる繊維よりも非常に高い複屈折値を
有する。 本発明に従う繊維の値は、少なくとも 650×10−
4、好ましくは 659×10−4以上である。最適な
繊維は、少なくとも 670×10−4の複屈折値を有
する。達成し得る最高値は、約 750×10−4であ
る。
【0037】本発明の繊維の並み外れて高い複屈折値は
、その独特の機械的特性、すなわち非常に高い初期モジ
ュラス及び強度に関連する。
【0038】本発明の繊維の、繊維のX線解析写真を、
プレセッションカメラを用い、CuKα照射で取ること
ができる。
【0039】本発明に従う繊維は、4.09〜4.13
、3.43〜3.49及び2.84〜2.90オングス
トロームの、赤道における三つの主要な反射のd‐面間
隔を有する、独特の結晶パターンを示し、ホモポリマー
のみがこの範囲に主要な赤道の反射を示すことに鑑み、
それが好ましい。
【0040】本発明に従う繊維は、主に繊維の軸方向に
配向した結晶を有し、そのことは配向角(orient
ation angle:OA)が低いと言うことを意
味する。
【0041】繊維は、結晶と非晶質物質との混合物から
成る。理想的には、繊維は完全に結晶であるべきである
。密度が非晶質物質の量により影響を受けるとすると、
密度の測定から結晶化度の所見が与えられるであろう。 本発明の繊維は1.25〜1.38 g/cm3 の範
囲内の密度を有し、この範囲の上の方の値、特に1.3
1〜1.38 g/cm3 の範囲内の密度が好ましい
【0042】それから糸が作られるところのホモポリマ
ーの融点Tm は約 257℃であるが(明らかなよう
に、少量のターポリマーの存在はTm を減少させる)
、糸の結晶構造は、好ましくは 265℃未満の温度で
溶解しないようなものである。本発明に従う特定の紡糸
方法は、その融点を4〜23℃上昇させる。ポリマーの
分子量が高くなると、融点の上昇が高くなる。より高い
融点はより高い結晶化度を表すと言う点で、本発明の繊
維の融点はその品質の指標である。 265〜280 
℃、特に 270〜280 ℃の融点を有する繊維が好
ましい。該融点は、重量約1〜5mg、長さ1〜5mm
の繊維片の試料について、パーキン  エルマー(Pe
rkin Elmer)のDSC7を用い、20℃/分
の走査速度にて測定したDSC熱分析におけるピークの
融点である。該DSC装置は、インジウムのテスト試料
について熱分析を記録することによって較正した。
【0043】本発明の繊維の特性   本発明の繊維は、それらを産業上の用途、例えばタ
イヤ及びコンベヤーベルトのようなゴム製品の強化糸と
しての用途に適するものとする非常に好ましい特性を有
する。それらはまた、織布または不織布において、屋根
材の強化のために、及びジェオ布帛(geo−text
ile) のために用いることもできる。一般に、本発
明の繊維は、レーヨン糸、ナイロン、ポリエステル及び
アラミド糸のような慣用の産業用糸の代わりにすること
ができる。
【0044】該糸は高い引張り強度を有する。それを特
に価値あるものとするものは、その高いクリープ抵抗で
あり、これは高モジュラスポリエチレン糸だけでなく、
ポリエチレンテレフタレート糸に比べても非常に優れて
いる。
【0045】本発明の繊維は、エンドレスフィラメント
から成るフィラメント糸として使用することができ、そ
の糸は、より合わされ、接着剤で慣用の方法によって処
理され、また他の処理で処理されて、その特性を高める
ことができる。
【0046】該繊維は、クリンプ加工されてまたはされ
ずに、ステープルファイバーへと変形することができる
。あるいは、それは公知の慣用の方法でパルプへと変形
することができる。こうして得られたパルプは、摩擦材
料、アスファルト,コンクリート等の強化のために、並
びにアスベストの代用品として有用である。
【0047】測定及びテスト       固有粘度(IV)  IVは次の等式:

0048】
【数1】 により定義される;ここで、cはポリマー溶液の濃度で
あり、ηspec(比粘度)は毛細管粘度計で25℃に
て測定した、ポリマー溶液と溶媒の流れ時間(夫々t、
t0 )から得る比である。用いた溶媒はm−クレゾー
ルである。 すなわち、比粘度は
【0049】
【数2】 である。
【0050】IVテストは、m−クレゾール中、25℃
にて行った。ポリマーを溶媒中に 135℃で15分間
混合することによって溶解した。ポリマー濃度は予期さ
れたIVに応じ、次のように選択した: 繊維の特性 少なくとも24時間、20℃、相対湿度65%の条件に
設定された繊維について、フィラメントの特性を測定し
た。
【0051】強度(すなわち破断強さ)、伸度(破断点
伸度)、及び初期モジュラスを、インストロンテスター
で、単フィラメント糸またはマルチフィラメント糸を切
断することによって得た。切断した単一フィラメントの
ゲージ長は10cmであった。三つのフィラメントの結
果を平均した。全ての試料は、10mm/分の一定の引
張り速度で伸ばした。
【0052】フィラメントカウント(tex.にて表さ
れる)は、関数共鳴周波数(functionalre
sonant frequency、ASTM D15
77−66 、パート25、1968)または顕微鏡に
よる測定によって算出した。
【0053】ASTM D 2256−88に定義され
た、強度、伸度及び初期モジュラスは、負荷‐伸度曲線
及び測定したフィラメントカウントから得た。
【0054】強度及び初期モジュラスは、GPa 及び
mN/tex.の単位にて表される。比較を容易にする
ため、これらのパラメーターの意味及びそれらの間の関
係は以下の通りであると言うことを示す: 1 GPa=109 N/m2  1 mN/tex.=10−3N/tex.
【0055
【数3】 (固体物質の密度は g/cm3 の単位である)本発
明の好ましい繊維は、少なくとも1300mN/tex
.の、特に1500mN/tex.以上の強度(T)、
及び少なくとも35N/tex.の、特に50N/te
x.以上の初期モジュラス(M)を有する。本発明の繊
維の破断点伸度は、好ましくは 2.5〜10%の範囲
内である。
【0056】tex.は1000mの糸の重量に等しい
数である。
【0057】公知の糸についての強度及びモジュラスの
標準の値は次の通りである: ポリパラフェニレン    T=3 GPa(2100
mN/tex.)テレフタルアミド  :  M=12
0GPa(84N/tex.)鋼  :  T=2.8
GPa(360mN /tex.)M=200GPa(
26N/tex.)複屈折値 複屈折値は、エイチ  デ  フリース(H. de 
Vries) によってレーヨン  レビュー(Ray
on Revue、1953年) 173〜179 ペ
ージに記載された方法に従い、測定することができる。 繊維をジブチルフタレートに浸漬し、558.5 nm
の波長を有する光を用いた。10回測定した結果を平均
した。
【0058】
【実施例】一酸化炭素とエチレンとのホモポリマーを使
用した。固有粘度の値は、m−クレゾール中、25℃に
て測定した。実施例のいくつかにおいては、得られた繊
維の強度を GPa(これはGN/m2 と同じである
)にて記し;これらの場合においては、繊維の横断面を
顕微鏡で測定した。強度がmN/tex.で記されてい
る場合には、繊維の線密度は振動計で測定した。
【0059】総ての実施例においてポリマーは、溶剤混
合物中、均一な溶液が得られるまで加熱及び撹拌して溶
解させた。該溶液を次に、気泡が消えるまで減圧下に置
いた。こうして得られた紡糸ドープを、表2〜4に示し
た温度にて、表2〜4に示したように、紡糸口金を通し
て紡糸浴へと紡糸した。洗浄してドープ溶剤不含とした
後、該糸を管上に巻き揚げ、乾燥した。該糸を次に、表
2〜4に記した温度及び延伸速度で延伸した。こうして
得られた糸の特性を、表5〜7に記す。
【0060】各実施例で用いた紡糸口金は夫々、実施例
1:直径 300μmの毛細管を一つ実施例2:直径 
500μmの毛細管を一つ実施例3:直径 500μm
の毛細管を一つ実施例4:直径 250μmの毛細管を
六つ実施例5:直径 250μmの毛細管を六つ実施例
6:直径 500μmの毛細管を一つ実施例7:直径 
125μmの毛細管を六つを有した。
【0061】各実施例における押出及び巻き揚げ速度、
並びにエアギャップ長さは、夫々以下の通り:
【006
2】 製造工程の間の条件が最適でないならば、得られる繊維
は勿論、総ての場合において高レベルの機械的特性を示
すということはないであろう。
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】
【表5】 1):実施例1では GPaを、実施例2〜7ではmN
/tex.を単位とする 2):実施例1では GPaを、実施例2〜7ではN/
tex.を単位とする
【0067】
【表6】 1):実施例1では GPaを、実施例2〜7ではmN
/tex.を単位とする 2):実施例1では GPaを、実施例2〜7ではN/
tex.を単位とする
【0068】
【表7】 1):実施例1では GPaを、実施例2〜7ではmN
/tex.を単位とする 2):実施例1では GPaを、実施例2〜7ではN/
tex.を単位とする三つの実施例の繊維の広角X線解
析(WAXD)記録をとったところ、以下のd‐面間隔
に従う赤道の反射が示された。
【0069】   実施例  d(110)  d(200)  d(
210)2e    4.110   3.454  
 2.86     4d    4.107   3
.476   2.88     5e    4.1
09   3.462   2.86

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一酸化炭素とエチレンとが交互する少
    なくとも100,000g/モルの推定分子量を有する
    ポリマーの繊維において、少なくとも 650×10−
    4の複屈折値を有することを特徴とする繊維。
  2. 【請求項2】  三つの主要な赤道の反射が、2.84
    〜2.90オングストローム、3.43〜3.49オン
    グストローム及び4.09〜4.13オングストローム
    の範囲内のd面間隔を有する、請求項1記載の繊維。
  3. 【請求項3】  少なくとも 659×10−4の複屈
    折値を有する、請求項1または2記載の繊維。
  4. 【請求項4】  少なくとも 670×10−4の複屈
    折値を有する、請求項3記載の繊維。
  5. 【請求項5】   265〜280 ℃の範囲内の融点
    を有する、請求項1記載の繊維。
  6. 【請求項6】   270〜280 ℃の範囲内の融点
    を有する、請求項5記載の繊維。
  7. 【請求項7】   2.5〜10%の破断点伸度を有す
    る、請求項1〜6のいずれか一つに記載の繊維。
  8. 【請求項8】  少なくとも1300mN/tex.の
    強度を有する、請求項1〜7いずれか一つに記載の繊維
  9. 【請求項9】  少なくとも1500mN/tex.の
    強度を有する、請求項8記載の繊維。
  10. 【請求項10】  少なくとも35N/tex.の初期
    モジュラスを有する、請求項1〜9のいずれか一つに記
    載の繊維。
  11. 【請求項11】  少なくとも50N/tex.の初期
    モジュラスを有する、請求項10記載の繊維。
  12. 【請求項12】  一酸化炭素とエチレンとが交互する
    少なくとも100,000g/モルの推定分子量を有す
    る線状ポリマーから、高引張り強度、高モジュラスの繊
    維を作る方法において、少なくとも一つは芳香核にアル
    キル残基置換基のない芳香族アルコールであり、その他
    は芳香族アルコール以外の液体であるところの溶剤の混
    合物中のポリマーの溶液を、少なくとも1m/分の押出
    速度で、溶剤を含有する成形品へと押出し、該成形品を
    、該ポリマーに対する非溶剤中で冷却または凝固するこ
    とによって固化し、かつ溶剤混合物に可溶のポリマーに
    対する非溶剤での抽出によって溶剤をポリマーから除去
    し、しかる後該成形品を少なくとも 180℃の温度で
    延伸することを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】  成形品が少なくとも10の延伸比で
    延伸される、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】  該紡糸ドープがエアギャップ紡糸法
    で繊維へと紡糸される、請求項12または13記載の方
    法。
  15. 【請求項15】  押出速度が少なくとも3m/分であ
    る、請求項12〜14のいずれか一つに記載の方法。
  16. 【請求項16】  溶剤混合物が (a)エチレンカー
    ボネートまたはプロピレンカーボネート及び (b)芳
    香族アルコールを、 (a):(b) の重量比が1:
    1〜19:1の範囲内となるように含有する、請求項1
    2〜15のいずれか一つに記載の方法。
  17. 【請求項17】  芳香族アルコールがレゾルシンであ
    る、請求項12〜15のいずれか一つに記載の方法。
  18. 【請求項18】  芳香族アルコールでない液体がアセ
    トンである、請求項12〜15のいずれか一つに記載の
    方法。
  19. 【請求項19】  芳香族アルコールでない液体が水で
    ある、請求項12〜15のいずれか一つに記載の方法。
  20. 【請求項20】  ポリマー溶液の調製に使用する溶剤
    混合物がレゾルシンと水を含有する、請求項12〜15
    のいずれか一つに記載の方法。
  21. 【請求項21】  水に対するレゾルシンの重量比が2
    :1〜5:1の範囲内である、請求項20記載の方法。
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