JPH04229765A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH04229765A
JPH04229765A JP3155756A JP15575691A JPH04229765A JP H04229765 A JPH04229765 A JP H04229765A JP 3155756 A JP3155756 A JP 3155756A JP 15575691 A JP15575691 A JP 15575691A JP H04229765 A JPH04229765 A JP H04229765A
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Yoshihiko Hirota
好彦 廣田
Katsuaki Tajima
田島 克明
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4023Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on decimating pixels or lines of pixels; based on inserting pixels or lines of pixels

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原画像を縮小又は拡大
するための変倍処理を行う画像処理装置に関し、特に拡
大時のデータ補正に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタル複写機には、原稿を画素
に細分化して読み取った画像データに対して、操作パネ
ルから設定された複写倍率に応じて変倍処理を加える画
像処理装置が組み込まれている。
【0003】一般には、変倍処理として、原画像を縮小
する場合は画素(厳密には画素の濃淡や色調を示す情報
)を間引き、原画像を拡大する場合は画素を重複させる
処理が行われる。
【0004】すなわち、変倍の方向を読み取りの主走査
方向として、変倍処理では、変倍率が例えば「0.5」
であれば、主走査方向に並ぶ画素を1個おきに間引く。 また、変倍率が「3」であれば、同じ画素を主走査方向
に3個ずつ並べるように各画素を重複させる。
【0005】なお、本明細書において、重複数とは、変
倍処理によって並んだ同じ濃度の画素の総数をいうもの
とする。したがって、例えば元の画素に3個の画素が加
えられて同じ画素が4個並ぶ場合の重複数は「4」とな
る。
【0006】さて、上述の変倍処理によって画像の拡大
を行うと、拡大倍率が大きくなるほど画像品位が低下す
ることが知られている。
【0007】つまり、濃度の異なる画素が隣接している
とき、濃い画素及び淡い画素がそれぞれ重複されること
によって濃淡の不連続が目立つことになる。すなわち拡
大画像の階調性が損なわれる。特に、画像データに対し
て、文字などの輪郭を鮮明にするためのエッジ強調処理
を加えた場合には、濃淡の境目の画素が極端に淡くなる
いわゆる白抜けが生じる。
【0008】そこで、通常は、変倍処理後の画像データ
に対し、濃淡をぼかすためのスムージング処理(平滑化
処理)が加えられる。スムージング処理によって、各画
素の濃度は、所定のマトリクスサイズのスムージングフ
ィルタに対応した複数の画素の加算平均濃度に変換され
、これによって拡大画像の階調性の低下が抑えられる。
【0009】このようなスムージング処理に際して、ス
ムージングフィルタのマトリクスサイズを一定とすると
、拡大の倍率(変倍率)の大小によって、濃度の平滑化
に過不足が生じることになる。平滑化の度合いが過度に
なると画像の解像度が低下してしまう。
【0010】したがって、従来の画像処理装置は、特開
昭63ー209274号公報に示されているように、ス
ムージング処理の最適化を図るために、互いにマトリク
スサイズの異なるスムージングフィルタを変倍率に応じ
て使い分けるように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変倍率が「
2」、「3」、「4」…などの整数ではなく、「1.4
」や「3.5」などの小数の場合は、変倍処理における
画素の重複数が一律ではない。
【0012】つまり、変倍率が「3.5」であれば、変
倍処理では、例えば奇数番目の画素は重複数を「3」と
し、偶数番目の画素は重複数を「4」とすることによっ
て、疑似的に画像を3.5倍に拡大する。
【0013】しかしながら、従来においては、指定され
た変倍率に基づいて最適のスムージングフィルタが選択
されるものの、変倍率に対して、スムージングフィルタ
のマトリクスサイズ(以下、「フィルタサイズ」という
ことがある)が一義的に決定されていた。つまり、どの
画素に対しても、選択された1つのスムージングフィル
タによって一律のスムージング処理が加えられていた。
【0014】このため、変倍率が小数の場合には、重複
数の小さい画素については、スムージング処理のフィル
タサイズが過大であったり、逆に重複数の大きい画素に
ついては、フィルタサイズが過小となることが多いとい
う問題があった。すなわち重複数の大小によって平滑化
の過不足が生じ、拡大画像の階調性又は解像度が損なわ
れるという問題があった。
【0015】本発明は、上述の問題に鑑み、拡大時の変
倍率が整数であるか否かに係わらず、適切なスムージン
グ処理を行うことによって画質の低下を防止することの
できる画像処理装置を提供することを目的としている。
【0016】請求項2の発明は、原画像において同一濃
度の画素が隣接した場合であっても重複数を正確に判別
することを目的としている。
【0017】請求項3の発明は、変倍率に応じて適切な
マトリクスサイズのスムージングフィルタを選択し、ス
ムージング処理の最適化を図ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1の発明に係る装置は、原画像を拡大するた
めに変倍率に応じて画素を重複させる変倍処理手段を有
した画像処理装置において、前記変倍処理手段から出力
された画像データに対して、画素毎にその重複数に応じ
て選択したマトリクスサイズのスムージングフィルタに
よって平滑化を行うスムージング処理手段を有してなる
【0019】請求項2の発明に係る装置は、前記スムー
ジング処理手段が、変倍率を表す倍率データに基づいて
画素毎の重複数を検出する重複数検出手段を有し、前記
重複数検出手段による検出結果に基づいて前記スムージ
ングフィルタのマトリクスサイズを選択する。
【0020】請求項3の発明に係る装置は、スムージン
グフィルタのマトリクスサイズが、前記変倍方向に沿っ
た当該スムージングフィルタの画素数を前記変倍率以上
の奇数としてなる。
【0021】
【作用】スムージング処理手段は、画素毎にその画素の
重複数に応じたマトリクスサイズのスムージングフィル
タを選択し、選択したスムージングフィルタによって画
素に対する平滑化を行う。
【0022】重複数検出手段は、変倍率を表す倍率デー
タに基づいて画素毎の重複数を検出する。
【0023】マトリクスサイズは、最適の平滑化を行う
ために、変倍方向の画素数を変倍率以上の奇数とした画
素列に対応するように定められる。
【0024】
【実施例】図7は本発明に係るイメージリーダ部IRの
要部を模式的に示す斜視図である。
【0025】イメージリーダ部IRは、デジタル複写機
の内部に原稿Dの読取り手段として組み込まれており、
このイメージリーダ部IRの出力に基づいて、図示しな
いレーザプリンタ部で電子写真プロセスによるカラー複
写画像の形成が行われる。
【0026】図示しない原稿台ガラス上に載置された原
稿Dは、矢印M2方向(副走査方向)に移動する光学系
によって、画素に細分化され且つレッド(R)、グリー
ン(G)、ブルー(B)の3原色に分解されて読み取ら
れる。
【0027】光学系は、原稿Dを照射する露光ランプ1
7、主走査方向(矢印M1方向)に配置されたイメージ
センサー11、及びロッドレンズアレイ15などからな
る等倍型の光学系である。イメージセンサー11の光電
変換出力は信号処理部100に送られる。なお、原稿台
ガラスを覆う図示しない原稿カバーに、白色の基準画像
となる均一濃度の白色板16が設けられている。
【0028】図8は信号処理部100のブロック図であ
る。
【0029】イメージセンサー11では、主走査方向の
読み取り速度を高めるため、5つのCCDチップが同時
に駆動され、それぞれからRGB合計で2880画素分
の有効読み取り画素信号が順にシリアル出力される。
【0030】イメージセンサー11からシリアル出力さ
れた光電変換出力は、デジタル化処理回路101のサン
プルホールド回路及びA/D変換器によって量子化され
、8ビット(256階調)の画像データD17〜10に
変換されて5チャンネル合成回路102に入力される。
【0031】光電変換出力は原稿Dからの反射光強度に
比例するので、画像データD17〜10の値は、原稿D
の最も淡い白地部の画素に対しては「255」となり、
最も濃い黒色部の画素に対しては「0」となる。
【0032】5チャンネル合成回路102は、画像デー
タD17〜10を各CCDチップ及び各色(R,G,B
)毎に計15(5×3)個の先入れ先出し方式メモリ(
FIFOメモリ)に一旦格納し、2ライン周期で各チッ
プからの画像データD17〜10を順次選択して読み出
し、画素の配列順(読み取り走査順)に対応するシリア
ル画像信号として各色毎に画像データD27〜20を出
力する。
【0033】シェーディング補正回路103は、各色毎
の画像データD27〜20に対して、それぞれ画素間の
感度差及び露光ランプ17の主走査方向の配光分布(光
量ムラ)に対応する補正を行う。
【0034】ホワイト・バランス補正回路104は、正
しい色調の複写画像を形成できるよう各色間の相対比を
調整するとともに、反射光強度に比例するデータ信号で
ある画像データD37〜30を、原稿Dの読み取り範囲
を考慮した上で視覚特性に則して対数換算し、原稿Dの
濃度に比例する濃度データである画像データD47〜4
0を出力する。
【0035】つまり、画像データD47〜40の値は、
原稿Dの最も淡い白地部の画素に対しては「0」となり
、最も濃い黒色部の画素に対しては「255」となる。
【0036】色補正回路105は、上述のようにRGB
各色に対する濃度データから印字用トナーの3原色Y、
M、Cに対応する濃度データを生成するマスキング処理
、Bk(ブラック)に対応する濃度データを生成するU
CR処理を行う。
【0037】カラー編集回路106は、ネガ・ポジ反転
、カラーチェンジ(色変更)、及びペイント(塗り潰し
)の3種のカラー画像編集のための処理を行う。
【0038】変倍・編集処理回路107は、本発明の特
徴となる回路であり、後述するように、変倍画像及び移
動編集画像を形成するために、データの出力タイミング
や出力順序を変更する処理を行うとともに、特に拡大画
像の画質を高めるためのスムージング処理を行う。
【0039】ガンマ補正回路108は、原稿Dの下地色
や濃度傾斜に基づくガンマ補正を行う。また、MTF補
正回路109は、モアレ縞の発生を防止するスムージン
グとエッジ損失を無くすエッジ強調などの処理を行い、
画像信号VIDEOをレーザプリンタ部に出力する。
【0040】なお、111は特定の処理段階の画像デー
タを記憶するラインメモリ、112は各回路を制御する
第1のCPU(中央処理装置)、113は露光ランプ1
7や各種モータなどを制御する第2のCPUである。
【0041】第1のCPU112には、変倍率その他種
々のパラメータの設定又は指令のための入力、及び複写
機の動作状態の表示などを行うための操作パネル114
が接続されている。
【0042】操作パネル114から第1のCPU112
に対して変倍率Rが入力されると、第1のCPU112
は、変倍率Rに基づいて、縮小か拡大かを示す変倍制御
信号S/L、及び実際に変倍処理を実行するのに必要な
倍率データ(MAG・DATA)を演算して求め、変倍
・編集処理回路107の中の変倍・移動部71に設けら
れた後述するクロック発生回路400に出力する。
【0043】なお、後述する加算器451の最大値を「
4095」とした場合には、MAG・DATAは次式(
1)(2)で求められる。   拡大時又は等倍時    MAG・DATA=40
96÷変倍率R  ……(1)  縮小時      
        MAG・DATA=4096×変倍率
R  ……(2)
【0044】図1は本発明に係る第一
実施例の変倍・編集処理回路107のブロック図である
【0045】変倍・編集処理回路107は、変倍・移動
部71及びスムージング処理部72から構成されている
【0046】変倍・移動部71は、間引き法又は補間法
によって原画像を縮小又は拡大する変倍処理、及び用紙
に対する画像の位置を主走査方向に移動させるための移
動処理を行う。
【0047】スムージング処理部72は、フィルタ部7
3、重複数判別部74、及び出力セレクタ75からなり
、後段のガンマ補正回路108へ画像データD77〜7
0を出力する。
【0048】フィルタ部73は、互いにマトリクスサイ
ズの異なる4個のスムージングフィルタ73A〜73D
からなり、変倍・移動部71から出力された画像データ
d77〜70を各スムージングフィルタ72A〜72D
によってそれぞれ平滑化した画像データD77〜70A
,B,C,Dを出力する。
【0049】本実施例においては、スムージングフィル
タ73A〜73Dのマトリクスサイズは、1ライン内の
奇数(2m+1、m=0,1,2,3)個の画素からな
る画素列に対応するように規定されている。すなわち、
スムージングフィルタ73Aのマトリクスサイズはいわ
ゆる1×7の画素列に対応し、スムージングフィルタ7
3B〜73Dのマトリクスサイズは、それぞれ1×5、
1×3、1×1の画素列に対応する。
【0050】スムージングフィルタ73A〜73Cでは
、画素列の中央の注目画素と他の隣接画素のそれぞれに
適当な荷重係数(重み付け)が与えられている。スムー
ジングフィルタ73Dは、注目画素のみが処理の対象と
なり、荷重係数の値は1とされている。つまり、スムー
ジングフィルタ73Dは、入力された画像データd77
〜70をそのまま画像データD77〜70Dとして出力
する。
【0051】このような、スムージングフィルタ73A
〜73Dは、次式(3)を満たすように変倍率Rに応じ
て使い分けられ、これによってスムージング処理の最適
化が図られている。 M≧R        …(3)
【0052】ここで、Mは各スムージングフィルタ73
A〜73Dが対応する変倍方向(主走査方向)の画素列
の画素数であり、これは上述したように奇数に規定され
ている。
【0053】なお、スムージングフィルタ73A〜73
Dは、8ビットのデータ伝送を1画素伝送時間だけ遅延
させる遅延回路、荷重係数を乗数とする乗算器、及び乗
算器の出力を加算する加算器などを適宜組み合わせるこ
とによって構成される。
【0054】一方、重複数判別部74は、画像データd
77〜70に基づいて注目画素の重複数を判別し、画像
データD77〜70A,B,C,Dのいずれかを画像デ
ータD77〜70として出力するための選択信号MPX
を出力セレクタ75に与える。
【0055】次に、変倍・移動部71及び重複数判別部
74についてさらに詳しく説明する。
【0056】図2は変倍・移動部71の回路図である。
【0057】変倍・移動部71は、書込みクロック信号
WCKと読出しクロック信号RCKとをパラレルに出力
するクロック発生回路400、前段から順次入力される
画像データD67〜60の書込みと読出しとを1ライン
周期で交互に行う1組のFIFOメモリ401,402
、FIFOメモリ401,402の書込み及び読出しの
タイミングを制御するための各種制御信号を発生する移
動信号発生回路403、及び、入出力のタイミングを定
めるためのDフリップフロップからなるラッチ回路40
4,405から構成されている。
【0058】ラッチ回路404,405は、図8の各処
理回路間のデータ伝送のタイミングを規定する画素クロ
ック信号SYNCKに従ってラッチ動作を行う。また、
ラッチ回路405は、有効画像領域を示す信号AREA
がアクティブの期間のみ有効なデータを出力する。
【0059】図3はクロック発生回路400のブロック
図である。
【0060】クロック発生回路400においては、上述
の画素クロック信号SYNCKを標準クロック信号SC
Kとし、この標準クロック信号SCKを加算器451に
よって間引いた変倍クロック信号TCKを生成する。
【0061】加算器451は、A入力端子とB入力端子
とから入力されるデータを加算し、その加算結果(A+
B)を加算データD451としてラッチ回路452に出
力する。
【0062】ここで、加算結果(A+B)が加算器45
1の最大値(ここでは「4095」とする)を越えた場
合には、加算結果(A+B)から(最大値+1)を差し
引いた値を加算データD451として出力するとともに
、桁上げ信号CKーENをゲート回路453に出力する
【0063】ラッチ回路452は、画素クロック信号S
YNCKが入力される度毎に、そのときに加算器451
から出力されている加算データD451をラッチして出
力する。
【0064】ゲート回路453は、加算器451からの
桁上げ信号CKーENがあったときにのみ、標準クロッ
ク信号SCK(画素クロック信号SYNCK)を変倍ク
ロック信号TCKとして出力する。
【0065】したがって、CPU112から加算器45
1のA入力端子に対して、変倍率Rに応じた倍率データ
(MAG・DATA)が与えられると、そのMAG・D
ATAとラッチ回路452の出力データD452とが加
算され、加算データD451が出力される。
【0066】次の画素クロック信号SYNCKのタイミ
ングで、その加算データD451がラッチ回路452に
よってラッチされ、それが出力データD452として加
算器451に入力される。
【0067】加算器451の加算動作及びラッチ回路4
52のラッチ動作は、画素クロック信号SYNCKの1
パルス毎に繰り返され、加算器451の最大値に1を加
えた値(「4096」)に対するMAG・DATAの値
の比に応じた割合で桁上げ信号CKーENが発生する。
【0068】そうすると、ゲート回路453によって、
画素クロック信号SYNCKが桁上げ信号CKーENの
発生する割合に応じて間引かれることとなり、変倍クロ
ック信号TCKが生成される。
【0069】例えば、変倍率Rが「1」である場合には
、上述した(1)式から、MAG・DATAは「409
6」であり、加算器451からは画素クロック信号SY
NCKの毎回のタイミングで桁上げ信号CKーENが出
力され、その結果、変倍クロック信号TCKは標準クロ
ック信号SCKと同じになる。
【0070】しかし、変倍率Rが「2」である場合には
、MAG・DATAは「2048」であり、加算器45
1からは画素クロック信号SYNCKの2回に1回のタ
イミングで桁上げ信号CKーENが出力され、その結果
、標準クロック信号SCKの2回に1回の割合でパルス
が間引かれて消失し、変倍クロック信号TCKは標準ク
ロック信号SCKの2倍の周期となる。
【0071】このように生成された変倍クロック信号T
CKは、標準クロック信号SCKとしての画素クロック
信号SYNCKとともに出力セレクタ454に入力され
る。
【0072】なお、加算器451の最大値を「4095
」とすることによって、変倍率Rの最大値を「4」とし
た場合に約0.1パーセント刻みで充分細かく変倍率R
を設定することができる。
【0073】出力セレクタ454は、標準クロック信号
SCK又は変倍クロック信号TCKの内の一方を書込み
クロック信号WCKとして選択し、これと同時に他方を
読出しクロック信号RCKとして選択する。
【0074】出力セレクタ454の選択動作は、変倍制
御信号S/Lによって制御される。すなわち、縮小画像
を形成する場合には、変倍制御信号S/Lは「H」とさ
れ、このとき出力セレクタ454は変倍クロック信号T
CKを書込みクロック信号WCKとして出力し、同時に
標準クロック信号SCKを読出しクロック信号RCKと
して出力する。
【0075】逆に、拡大画像を形成する場合には、変倍
制御信号S/Lは「L」とされ、このとき出力セレクタ
454は標準クロック信号SCKを書込みクロック信号
WCKとして出力し、同時に変倍クロック信号TCKを
読出しクロック信号RCKとして出力する。
【0076】これら単位時間当たりのパルス数の異なる
クロック信号WCK,RCKによってFIFOメモリ4
01,402のアクセスを行うことにより、変倍画像に
対応した画像データd77〜70が生成される。
【0077】図4は拡大時の変倍処理を示すタイムチャ
ートである。
【0078】同図においては、1本のラインに対応する
画像データD67〜60の書込みと読出しとを、水平同
期イネーブル信号TGの1つのパルスエッジに合わせて
示しているが、実際には、上述したように1本のライン
に対する書込みと読出しは1ライン周期毎に交互に行わ
れる。
【0079】図2をも参照して、例えば、変倍率Rが「
3.5」の拡大画像を形成する場合、クロック発生回路
400は、画素クロック信号SYNCKのパルスを、ま
ず2つ間引いて1つ残し、次に3つ間引いて1つ残すと
いう動作、つまり3パルスと4パルス毎に交互に1パル
スづつ残すという動作を繰り返すことによって変倍クロ
ック信号TCKを生成する。
【0080】そして、その変倍クロック信号TCKを読
出しクロック信号RCKとして出力する。書込みクロッ
ク信号WCKとしては標準クロック信号SCK、すなわ
ち画素クロック信号SYNCKを出力する。
【0081】ラッチ回路404は、前段から主走査方向
の画素の配列順に入力される画像データD67〜60を
、画素クロック信号SYNCKに従って画素毎にラッチ
する。
【0082】ここで、例えば奇数ラインの処理とすると
、ラッチ回路404でラッチされた各画素に対応するデ
ータDj(j=1,2,3…)は、FIFOメモリ40
1に書き込まれる。
【0083】このとき、書込みクロック信号WCKは画
素クロック信号SYNCKと同一なので、FIFOメモ
リ401の書込みアドレスAj(j=1,2,3…)は
画素クロック信号SYNCKに従ってインクリメントさ
れ、1ライン分のデータDjは欠落することなくFIF
Oメモリ401に書き込まれる。
【0084】しかし、FIFOメモリ401からの読出
しは、画素クロック信号SYNCKよりもパルス数が3
分の1又は4分の1と少ない変倍クロック信号TCKに
よって行われるので、奇数番目のアドレス指定の期間は
画素クロック信号SYNCKの3周期に相当し、偶数番
目のアドレス指定の期間は画素クロック信号SYNCK
の4周期に相当する。
【0085】これにより、画素クロック信号SYNCK
に従うラッチ回路405から、奇数番目の画素を3個ず
つ重複させ、偶数番目の画素を4個ずつ重複させた画像
データd77〜70が出力される。
【0086】以上のようにして生成された画像データd
77〜70に基づいて画像を形成すると、主走査方向に
おいて原稿画像を3.5倍に拡大した複写画像が得られ
る。なお、副走査方向の拡大は、原稿Dを読み取るとき
の副走査方向の走査速度を遅くすることによって実現さ
れる。すなわち等倍時の走査速度をV[mm/秒]とす
ると、変倍率Rのときの走査速度はV/R[mm/秒]
に設定される。
【0087】図5は図1の重複数判別部74の回路図で
ある。
【0088】重複数判別部74は、遅延回路501〜5
06、比較回路511〜516、及び判別用ROM52
0から構成されている。
【0089】遅延回路501〜506は、それぞれ8個
のDフリップフロップからなり、変倍・移動部71から
入力された8ビットの画像データd77〜70を1画素
分ずつ順次遅延させる。3番目の遅延回路503の出力
がスムージング処理の注目画素(j)に対応する。
【0090】比較回路511〜516は、8ビットのデ
ータ比較能力を有しており、注目画素(j)とその隣接
画素(j±n,n=1,2,3)とをそれぞれ比較し、
それぞれ両者の値が一致したときに「0」、一致しない
ときに「1」となる比較データCD1〜CD6を出力す
る。
【0091】判別用ROM520は、予め記憶されてい
る判別テーブルJTに基づき、各比較データCD1〜C
D6の値の組み合わせに対応した選択信号MPXを出力
する。
【0092】図6は判別テーブルJTの内容を示す図で
ある。同図において、記号の「=」は隣接画素の値と注
目画素の値とが一致することを示し、「≠」は隣接画素
の値と注目画素の値とが一致しないことを示している。 また、「−」は隣接画素の値と注目画素の値とが一致す
るか否かが任意であることを示している。
【0093】したがって、記号「=」又は「≠」が記さ
れている隣接画素に対応する比較データCD1〜CD6
の値は、それぞれ「0」又は「1」となる。
【0094】例えば、注目画素(j)の両側に3個ずつ
連なる計6個の隣接画素(j±n)の値が全て注目画素
(j)の値と等しい場合、すなわち、注目画素(j)を
含めて7個の同じ値の画素が主走査方向に並んでいる場
合には、全ての比較データCD1〜CD6が「0」とな
り、注目画素(j)は重複数が「7」の画素と判別され
、選択信号MPXの値は「3」とされる。
【0095】これにより、図1に示したように、出力セ
レクタ75において、マトリクスサイズが1×7のスム
ージングフィルタ73Aによって画像データd77〜7
0を平滑化した画像データD77〜70Aが、出力すべ
き画像データD77〜70として選択される。注目画素
(j)の重複数が「6」の場合も、選択信号MPXの値
は「3」とされる。
【0096】重複数が「5」又は「4」の場合は、選択
信号MPXの値が「2」とされ、この場合は1×5のス
ムージングフィルタ73Bに対応した画像データD77
〜70Bが出力として選択される。
【0097】重複数が「3」又は「2」の場合は、選択
信号MPXの値が「1」とされ、1×3のスムージング
フィルタ73Cに対応した画像データD77〜70Cが
出力として選択される。
【0098】重複数が「1」の場合、すなわち等倍画像
を形成する場合は、選択信号MPXの値が「0」とされ
、この場合は、実質的にスムージング処理が加えられて
いない画像データD77〜70D、すなわち入力された
画像データd77〜70と同一の画像データD77〜7
0Dが出力として選択される。
【0099】したがって、本実施例の変倍・編集回路1
07では、変倍率Rが小数の「3.5」であって、拡大
画像に重複数が「3」の画素と重複数が「4」の画素と
が混ざる場合には、重複数が「3」の画素についてはマ
トリクスサイズが1×3のスムージングフィルタ73C
によって平滑化が行われ、重複数が「4」の画素につい
てはマトリクスサイズが1×5のスムージングフィルタ
73Bによって平滑化が行われることになる。
【0100】つまり、1枚の拡大画像の形成に際して、
従来のように変倍率Rに応じた一律の平滑化が行われる
のではなく、重複数に応じてスムージングフィルタ73
B,73Cを使い分けてれ平滑化が行われる。
【0101】これにより、平滑化の過不足が最小限に抑
えられ、階調性に優れた高品位の拡大画像が得られる。
【0102】図9は本発明に係る第二実施例の変倍・編
集処理回路107aのブロック図、図10は図9の重複
数判別部74aの回路図、図11は図9の変倍・移動部
71aの動作を示すタイムチャートである。これらの図
において、図1、図4、及び図5と同一の機能を有する
構成要素には同一の符号を付してある。
【0103】変倍・編集処理回路107aは、変倍・移
動部71a及びスムージング処理部72aから構成され
ている。
【0104】変倍・移動部71aには、サインデータD
Sが入力として加えられている。サインデータDSは、
画素クロック信号SYNCKに同期して状態値が「0」
と「1」に反転する1ビットのデータ信号であり、画像
データD67〜60とともに変倍・移動部71aにおい
て変倍処理を受ける。
【0105】変倍処理により、サインデータDSは、各
画素に対応したデータDjの重複数に応じて状態値が「
0」と「1」に反転するサインデータdSに変換される
【0106】重複数判別部74aは、遅延回路521〜
526、比較回路531〜536、及び判別用ROM5
20から構成されている。
【0107】遅延回路521〜526は、それぞれ1個
のDフリップフロップからなり、変倍・移動部71aか
ら入力された1ビットのサインデータdSを1画素分ず
つ順次遅延させる。3番目の遅延回路523の出力がス
ムージング処理の注目画素(j)に対応する。
【0108】比較回路531〜536は、それぞれ1個
の排他的論理和素子からなり、注目画素(j)に対応す
るサインデータdSとその隣接画素(j±n,n=1,
2,3)とに対応するサインデータdSとを比較し、両
者の値が一致するか否かを示す比較データCD1〜CD
6を出力する。比較データCD1〜CD6の値に基づい
て、判別用ROM520が上述の判別テーブルJTに従
う選択信号MPXを出力する。
【0109】また、フィルタ部73aには、図1に示す
スムージングフィルタ73A〜73Dと同じマトリクス
サイズの4個のスムージングフィルタが設けられている
が、それらの荷重係数は全て「1」とされている。
【0110】したがって、フィルタ部73aからは、入
力された画像データd77〜70の内、選択されたマト
リクスサイズに対応する画素列の画像データd77〜7
0を単純平均した画像データD77〜70A,B,C,
Dが出力される。
【0111】また、当然のことであるが、重複数が「1
」の場合、つまり等倍の場合には、選択信号MPXの値
は「0」であり、この場合には実質的にスムージング処
理は加えられない。
【0112】この変倍・編集処理回路107aによれば
、原画像において同一濃度の画素が隣接していた場合で
あっても、変倍処理による重複数を正確に判別し、変倍
率Rに応じた適切なマトリクスサイズのスムージング処
理を行うことができる。
【0113】すなわち、原画像で同一濃度の画素が隣接
する場合には、等倍複写であっても変倍処理後の画像デ
ータd77〜70において同じ値の画素が並ぶことにな
る。ところが、第一実施例として示した重複数判別部7
4では、画像データd77〜70に基づいて注目画素の
重複数を判別しているため、それらも重複数として検出
してしてしまい、その場合には正確な重複数を検出でき
ない。
【0114】これに対して、第二実施例として示した重
複数判別部74aによると、画像データd77〜70と
は独立して画素毎に値が反転するサインデータdSに基
づいて重複数を判別するので、重複数を正確に判別する
ことができる。
【0115】そのため、原画像において画素が重複して
いる場合に、重複数判別部74aによって重複数を多く
検出してしまうことがなく、特に等倍時又は縮小時にお
いて、過大なフィルタサイズによるスムージング処理を
行うことによって却って画質を劣化させてしまうという
誤りを防止することができる。
【0116】また、第一実施例として図5に示した重複
数判別部74が8ビットの画像データd77〜70を遅
延させ比較するのに対し、第二実施例として示した重複
数判別部74aは、1ビットのサインデータdSを遅延
させ比較するので、回路構成が簡単となりコストダウン
が図れる。
【0117】図12は本発明に係る第三実施例の変倍・
編集処理回路107bのブロック図、図13図は図12
図の変倍・編集処理回路107bの動作を示すタイムチ
ャートである。
【0118】変倍・編集処理回路107bは、変倍・移
動部71及びスムージング処理部72bから構成されて
いる。
【0119】スムージング処理部72bには、サインデ
ータdSを生成するためのパルス生成回路75が設けら
れている。
【0120】パルス生成回路75は、そのCL端子への
入力によってその出力がクリアーされるとともに、入力
パルスの立ち下がり毎に出力が反転するTフリップフッ
ップにより構成されている。
【0121】したがって、パルス生成回路75は、変倍
・移動部71のクロック発生回路400から出力される
読出しクロック信号RCKによって、その立ち下がりの
タイミングで状態値が「0」と「1」に反転するサイン
データdSを生成する。
【0122】そして、パルス生成回路75の出力するサ
インデータdSの初期状態値を定めるために、1ライン
毎の最初に出力される水平同期イネーブル信号TGによ
ってサインデータdSの状態値を「0」にクリアーして
いる。
【0123】この第三実施例の変倍・編集処理回路10
7bによれば、Tフリップフッップからなるパルス生成
回路75を付加することにより、読出しクロック信号R
CKから容易にサインデータdSを生成することができ
る。
【0124】したがって、重複数判別部74aによって
重複数を正確に判別することができ、過大なフィルタサ
イズによって画質を劣化させてしまうという誤りを防止
することができるとともに、回路構成がさらに簡単とな
りコストダウンを図ることができる。
【0125】上述の実施例においては、1ラインの画素
列に対応したスムージングフィルタ73A〜73Dを用
いて、拡大画像に対応する画像データd77〜70の平
滑化を行うようにしたが、複数ラインに跨がるk×L(
k,Lは任意の奇数)のマトリクスサイズをもつスムー
ジングフィルタによって平滑化を行うようにしてもよい
【0126】上述の実施例において、クロック発生回路
400、パルス生成回路75、重複数判別部74,74
a、フィルタ部73を始めとして、スムージング処理部
72,72a,72b、変倍・移動部71,71a、変
倍・編集処理回路107,107a,107b、信号処
理部100及びその各部の構成は、上述した以外に種々
変更することができる。
【0127】
【発明の効果】本発明によると、拡大時の変倍率が整数
であるか小数であるかに係わらず、適切なスムージング
処理を行うことによって画質の低下を防止することがで
きる。
【0128】請求項2の発明によると、原画像において
同一濃度の画素が隣接した場合であっても重複数を正確
に判別し、適切なスムージング処理を行うことができる
【0129】請求項3の発明によると、変倍率に応じて
適切なマトリクスサイズのスムージングフィルタが選択
され、スムージング処理の最適化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施例の変倍・編集処理回路
のブロック図である。
【図2】変倍・移動部の回路図である。
【図3】クロック発生回路のブロック図である。
【図4】拡大時の変倍処理を示すタイムチャートである
【図5】図1の重複数判別部の回路図である。
【図6】判別テーブルの内容を示す図である。
【図7】本発明に係るイメージリーダ部の要部を模式的
に示す斜視図である。
【図8】図7の信号処理部のブロック図である。
【図9】本発明に係る第二実施例の変倍・編集処理回路
のブロック図である。
【図10】図9の重複数判別部の回路図である。
【図11】図9図の変倍・移動部の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図12】本発明に係る第三実施例の変倍・編集処理回
路のブロック図である。
【図13】図12の変倍・編集処理回路の動作を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
71,71a  変倍・移動部(変倍処理手段)72,
72a,72b  スムージング処理部(スムージング
処理手段) 73A〜73D  スムージングフィルタ74a  重
複数判別部(重複数検出手段)75  パルス生成回路
(重複数検出手段)100  信号処理部(画像処理装
置)400  クロック発生回路(重複数検出手段)d
77〜70  画像データ M1  走査方向(変倍方向)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像を拡大するために変倍率に応じて変
    倍方向に画素を重複させる変倍処理手段を有した画像処
    理装置において、前記変倍処理手段から出力された画像
    データに対して、画素毎にその重複数に応じて選択した
    マトリクスサイズのスムージングフィルタによって平滑
    化を行うスムージング処理手段を有してなることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記スムージング処理手段は、変倍率を表
    す倍率データに基づいて画素毎の重複数を検出する重複
    数検出手段を有し、前記重複数検出手段による検出結果
    に基づいて前記スムージングフィルタのマトリクスサイ
    ズを選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記各スムージングフィルタのマトリクス
    サイズは、前記変倍方向に沿った当該スムージングフィ
    ルタの画素数を前記変倍率以上の奇数としてなることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
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