JPH04230272A - 新規なアシルベンゾキサゾリノン類、及びその製造法 - Google Patents
新規なアシルベンゾキサゾリノン類、及びその製造法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なアシルベンゾキ
サゾリノン類、これらを調製する方法、及びこれを含有
する薬剤組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】多くのベンゾキサゾリノン化合物につい
ては、療法に記載されている。より詳しくは、フランス
特許第73−23281号明細書及びフランス特許第7
3−23280号明細書並びに刊行物Eur.J.Me
d.Chem.,1974年,9巻(5),491−4
96頁及び同刊行物の497−500頁に鎮痛性、及び
抗炎症性の6−アシルベンゾキサゾリノン類が記載され
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本出願人は、アシルベ
ンゾキサゾリノンには有利な抗血栓特性が賦与されてい
ることを今や発見したが、この特性こそ、この化合物を
従来の技術から区別するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】より具体的には、本発明
は、一般式(I): 【化11】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を示し、
Aは水素原子を示し、そしてこの場合はBはCO−G基
を示し、Gは、 −フラン、インドール、ピロール、ピリジン、キノリン
、イソキノリン及びベンゾフランから選択され、任意に
一種又はそれ以上の低級アルキル又は低級アルコキシ基
又はハロゲン原子で置換されたヘテロアリール基、又は −カルボキシル基で置換された、線状又は分枝状低級ア
ルキル基、又は −カルボキシル基で置換された、線状又は分枝状低級ア
ルケニル基、又は −カルボキシル基で置換された、フェニル又はナフチル
基であり、 −あるいはまたAはBとともにCO(CH2 )n C
H(CH3 )基(式中、nは1,2,3,又は4に等
しい整数で、CO基はベンゾキサゾリノンの芳香族環に
5−位又は6−位にて付いている)を形成する)の化合
物、並びに、適当な場合は、これらの化合物の異性体、
及び、式(I)の化合物がカルボン酸基を有している場
合は、薬剤的に許容される塩基との付加塩、及び式(I
)の化合物が塩基性の基を含有している場合には、薬剤
的に許容される酸との付加塩(ここで低級アルキル、低
級アルコキシ及び低級アルケニルとは炭素原子1〜6個
を含有する線状又は分枝状基を意味することと理解され
る)に関するものである。 【0005】塩基性の基を含有している式(I)の化合
物に、適当な場合は、塩を得るために添加され得る薬剤
的に許容される酸のうち、塩酸、硫酸、酒石酸、マレイ
ン酸、フマール酸、修酸、メタンスルフォン酸、及び樟
脳酸などを挙げることができるが、これらは限定するこ
とを意味するものではない。 【0006】カルボン酸基を含有している式(I)の化
合物に、適当な場合は、塩を得るために添加され得る薬
剤的に許容される塩基のうち、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、又はアルミニウムの水酸化物、アルカリ金
属又はアルカリ土類金属の炭酸塩又はトリエチルアミン
、ベンジルアミン、ジエタノールアミン、tert−ブ
チルアミン、ジシクロヘキシルアミン、アルギニンのよ
うな有機塩基などを挙げることができるが、これらは限
定することを意味するものではない。 【0007】本発明の主題は、また式(I)の化合物を
調製する方法であるが、この場合式(II):【化12
】 (式中、R1 は式(I)の場合と同じ定義を有する)
の化合物が出発物質として用いられ、この化合物は、ジ
メチルホルムアミドと塩化アルミニウムの存在下、a)
−式(III): 【化13】 ClCOG (III)(
式中、GはGがカルボキシルで置換された低級アルケニ
ル基を示す場合を除いて、式(I)の場合と同じ定義を
有する)の酸塩化物、又は−式(IV):O(OCG)
2 (IV)(式中、Gは式
(I)の場合と同じ定義を有する)の酸無水物と処理さ
れ、式(I/a): 【化14】 の化合物、つまり式(I)(式中、Aは水素原子を示し
、そしてBはAが水素原子を示す時には式(I)の場合
と同じ定義を有する)の化合物の特殊なケースを得、こ
の式(I/a)の化合物は、必要に応じて、晶析及びク
ロマトグラフィーから選択される従来的技法によって精
製され、この化合物の異性体が、適当な場合には、分離
され、この化合物は、所望の場合は、Bがカルボン酸基
を有している時には薬理学的に許容され得る塩基で、B
が塩基性の基を有している時には薬理学的に許容され得
る酸で、塩化されるか、又はb)−式(V):【化15
】 ClOC−(CH2 )n−1
CH=CH−CH3 (V)(式中、nは式(
I)の場合と同じ定義を有する)の酸塩化物、又は−式
: 【化16】 (式中、nは式(I)の場合と同じ定義を有する)の化
合物と処理され、式(I/b): 【化17】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物、つまり式(I)(式中、AはBとともに
CO(CH2 )n CHCH3 基(式中、nは式(
I)の場合と同じ定義を有し、このCO基はベンゾキサ
ゾリンの5−位か6−位かに付いている)を形成する)
の化合物の特殊なケースの混合物を得、この式(I/b
)の化合物は晶析及びクロマトグラフィーから選択され
る一種又はそれ以上の技法によって分離され、精製され
る。 【0008】本発明の化合物の特殊なケースは、式(I
/c): 【化18】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物に関し、この化合物は、ジメチルホルムア
ミドの存在下に式(VI): 【化19】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物に塩化アルミニウムを作用させることによ
って得られ、この式(I/c)の化合物は、所望ならば
、晶析及び/又はクロマトグラフィーから選択される一
種又はそれ以上の技法によって精製される。 【0009】式(I)の化合物は薬理学上有利な性質を
有する。 【0010】本発明の化合物を薬理学的に研究した結果
、実際、これら化合物は毒性が低く、抵血栓活性が賦与
されていることが示された。 【0011】この活性スペクトルがあるが故に、本発明
の化合物は急性周辺動脈虚血性発作の処置及び予防のよ
うな多くの適応に有利に働くのである。 【0012】本発明の主題は、また式(I)の生成物を
含有する薬剤組成物でもあり、単独にあるいは薬剤的に
許容される、非毒性、不活性賦形剤又はベヒクル一種又
はそれ以上と組み合わせて用いられる。 【0013】本発明の薬剤組成物のうち、より特定的に
は、経口、非経口又は経鼻服用に好適なもの、単純錠又
は糖衣錠、舌下錠、小袋、小包、硬質ゼラチン カプ
セル、舌下調製薬、トローチ、座薬、クリーム、軟膏、
スキン ゲルなどを挙げることができる。 【0014】適当な用量は、患者の年令及び体重、投薬
のルート及び療法適応の性質又は関連処置の性質によっ
て変わり、24時間当たり0.5センチグラム〜4グラ
ムの範囲である。 【0015】以下の実施例は本発明を説明するものであ
り、これを限定するものではない。 【0016】赤外線スペクトルは、臭化カリウムのディ
スクで行われた。 【0017】例1:3−メチル−6−ニコチノイルベン
ゾキサゾリノン 塩化アルミニウム61.3g(0.46モル)を入れた
250−mlのフラスコへジメチルホルムアミド9.9
ml(0.13モル)を攪拌しながら滴下導入する。 【0018】このフラスコに還流コンデンサーを取り付
け、45℃の領域にある温度の油浴に漬ける。3−メチ
ルベンゾキサゾリノン6g(0.04モル)及び塩化ニ
コチノイル塩酸塩10.6g(0.06モル)をこのフ
ラスコに注入する。 【0019】この混合物を時間θ(80時間)の間、温
度t(100〜110℃)に加熱する。反応混合物を十
分な量の氷の中に注ぎ、得た混合物を一時間攪拌し、形
成した沈殿から反応液を落とし、水で洗い、乾燥する。 これを更にエタノール中で再結晶する。 【0020】収率:68% 融点:163〜164℃ 元素分析: 計算値 C:66.13 H
:3.96 N:11.02測定値
C:66.24 H:3.96
N:10.87スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νC=O(OCON)1635cm
−1:νC=O(ケトン)1600−1580cm−1
:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶剤DMSO−d6
) δ:3.08ppm,シングレット3H N−CH3
【0021】例2:6−ニコチノイルベンゾキサゾリ
ノン(塩酸塩) 例1に記載の操作手順を用い、3−メチルベンゾキサゾ
リノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用する。 【0022】θ:30時間 収率:60% 融点:259〜260℃ 元素分析: 計算値 C:56.43 H
:3.28 N:10.12測定値
C:56.30 H:3.35
N:10.00スペクトル特性: 赤外: 1775cm−1:νCO(OCON)1645cm−
1:νCO(ケトン) 1610−1580cm−1:νC=C(芳香族)核磁
気共鳴(溶剤DMSO−d6 ) δ:7.26ppm,ダブレット(1H),H4 ,J
=8.8Hzδ:6.68ppm,ダブレット(1H)
,H7 ,J=2.2Hzδ:6.70ppm,ダブレ
ットのダブレット(1H),H5 ,J=8.8Hz;
J=2.2Hz 【0023】例3:6−フロイル−3−メチルベンゾキ
サゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノイル塩
酸塩の代わりに、2−フロイルクロリドを用い、標題の
生成物を得る。 【0024】t:95〜100℃ θ:4時間30分 収率:72% 融点:140〜141℃ 元素分析: 計算値 C:64.19 H
:3.67 N:5.67測定値
C:64.26 H:3.63 N
:5.86スペクトル特性: 赤外: 1760cm−1:νCO(OCON)1625cm−
1:νCO(ケトン) 1600cm−1:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶
剤DMSO−d6 ) δ:3.41ppm,シングレット,3H,N−CH3
δ:7.40ppm,ダブレット,1H,(H4 )
,J=7.7Hzδ:7.84ppm,シングレット,
1H,(H7 )δ:7.94ppm,ダブレットのダ
ブレット,1H,(H5 ),J=7.7Hz;J=1
.6Hz 【0025】例4:6−フロイルベンゾキサゾリノン例
2に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノイル塩酸
塩の代わりに、2−フロイルクロリドを用い、標題の生
成物を得る。 【0026】t:95〜100℃ θ:5時間 収率:68% 融点:233〜234℃ 元素分析: 計算値 C:62.88 H
:3.08 N:6.11測定値
C:62.55 H:3.11 N
:5.97スペクトル特性: 赤外: 3100cm−1:νNH 1775cm−1:νCO(OCON)1620cm−
1:νCO(ケトン) 1583cm−1:νC=C(芳香族) 1H核磁気共
鳴(溶剤DMSO−d6 )δ:7.24ppm,ダブ
レット,1H,(H4 ),J=7.6Hzδ:7.8
0ppm,シングレット,1H,H7 δ:7.85p
pm,ダブレットのダブレット,1H,H5 ,J=7
.6Hz【0027】例5:4−オキソ−4−(3−メ
チルベンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸塩化アルミニ
ウム53.3g(0.4モル)が入った250−mlフ
ラスコへジメチルホルムアミド8.6ml(0.115
モル)を攪拌しながら滴下導入する。このフラスコに還
流コンデンサーを取り付け、45℃の領域にある温度の
油浴に漬ける。 【0028】3−メチルベンゾキサゾリノン6g(0.
04モル)及び無水琥珀酸6g(0.06モル)を導入
する。この混合物を時間θ(5時間30分)の間90〜
95℃(温度t)に加熱する。 【0029】反応混合物を十分な量の氷の中に注ぎ、得
た混合物を一時間攪拌し、形成した沈殿から反応液を落
とす。得られた生成物を、10%重炭酸ナトリウム水溶
液中に取る。このアルカリ溶液をエーテルで数回抽出し
、ついで水相部分を希塩酸で酸性化する。得られた沈殿
の水を落とし、水で洗い、乾燥し、エタノール中で再結
晶する。 【0030】収率:62% 融点:179〜180℃ 元素分析: 計算値 C:57.83 H
:4.44 N:5.62測定値
C:57.62 H:4.53 N
:5.83スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νOH(酸) 1750cm−1:νCO(N−CO−O)1730c
m−1:νCO(酸) 1660cm−1:νCO(ケトン) 1600cm−1:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶
剤 アセトン−d6 )δ:3.36ppm,トリプ
レット,2H,CO−CH2 δ:3.50ppm,シ
ングレット,3H,N−CH3 【0031】例6:4
−オキソ−4−(メチルベンゾキサゾリノン−6−イル
)酪酸 例5に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキ
サゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標
題の生成物を得る。 【0032】t:90〜95℃ θ:5時間30分 再結晶用溶剤:エタノール/水(1:4)収率:54% 融点:218〜219℃ スペクトル特性: 赤外: 3290cm−1:νOH(酸) 3060cm−1:νNH 1740cm−1:νCO(OCON)1670cm−
1:νCO(ケトン) 1705cm−1:νCO(酸) 核磁気共鳴(溶剤:アセトン−d6 )δ:2.74p
pm,トリプレット,2H,CH2 −COOHδ:3
.33ppm,トリプレット,2H,CO−CH2 【
0033】例7:2−メチル−4−オキソ−4−(3−
メチルベンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸例5に記載
の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わりに無水メチ
ル琥珀酸を使用し、標題の生成物を得る。 【0034】温度t:80〜85℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:水/エタノール(4:2)収率:43% 融点:186〜187℃ 元素分析: 計算値 C:59.31 H
:4.98 N:5.32測定値
C:59.17 H:4.90 N
:5.39スペクトル特性: 赤外: 3060−2880cm−1:νOH(酸)1770c
m−1:νCO(OCON)1700cm−1:νCO
(酸) 1670cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.18p
pm,ダブレット,3H,CH3 CH−COOHδ:
2.90〜3.64ppm,分離していない複合シグナ
ル,6H,N−CH3 及びCH2 −CH−COOH 【0035】例8:2−メチル−4−オキソ−4−(ベ
ンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸 例7に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキ
サゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標
題の生成物を得る。 【0036】温度t:80〜85℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:水/エタノール(5:0.5)収率:3
2% 融点:206〜208℃ 元素分析: 計算値 C:57.83 H
:4.45 N:5.62測定値
C:57.61 H:4.35 N
:5.52スペクトル特性: 赤外: 3210−2900cm−1:νNH及びOH(酸)1
760cm−1:νCO(OCON)1690cm−1
:νCO(酸) 1675cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.19p
pm,ダブレット,3H,CH3 CH−COOHδ:
2.73〜3.62ppm,分離していない複合シグナ
ル,3H,CH2 −CH−COOH 【0037】例9:4−オキソ−4−(3−メチルベン
ゾキサゾリノン−6−イル)ブテン酸 例5に記載の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わり
に無水マレイン酸を使用し、標題の生成物を得る。 【0038】温度t:80℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:エタノール 収率:58% 融点:220〜221℃ 元素分析: 計算値 C:58.30 H
:3.67 N:5.67測定値
C:58.06 H:3.88 N
:5.65スペクトル特性: 赤外: 3280cm−1:νOH(酸) 1760cm−1:νCO(OCON)1720cm−
1:νCO(酸) 1655cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:3.41p
pm,シングレット,3H,N−CH3 【0039】
例10:4−オキソ−4−(ベンゾキサゾリノン−6−
イル)−2−ブテン酸 例9に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキ
サゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標
題の生成物を得る。 【0040】温度t:80℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:水 収率:49% 融点:235〜236℃ 元素分析: 計算値 C:56.65 H
:3.03 N:6.00測定値
C:56.69 H:3.25 N
:6.03スペクトル特性: 赤外: 3220cm−1:νOH(酸) 3000cm−1:νNH 1755cm−1:νCO(OCON)1700cm−
1:νCO(酸) 1650cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:7.80p
pm,ダブレット,1H,H4 ,J4−5 =7.5
Hzδ:7.85ppm,シングレット,1H,H7
δ:7.90ppm,ダブレット,1H,H5 ,J5
−4 =7.5Hz【0041】例11:2−メチレン
−4−オキソ−4−(3−メチルベンゾキサゾリノン−
6−イル)酪酸例5に記載の操作手順を用いるが、無水
琥珀酸の代わりに無水イタコン酸を使用し、標題の生成
物を得る。 【0042】温度t:75〜80℃ θ:4時間30分 収率:46% 再結晶用溶剤:エタノール 融点:180℃ 元素分析: 計算値 C:59.77 H
:4.24 N:5.36測定値
C:59.96 H:4.19 N
:5.84スペクトル特性: 赤外: 3100〜2800cm−1:νOH(酸)1745c
m−1:νNH 1710cm−1:νCO(酸) 1670cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:3.34p
pm,シングレット,3H,N−CH3 δ:4.02
ppm,シングレット,2H,CO−CH2 δ:7.
90ppm,ダブレット,1H,H5 ,J5−4 =
7.5Hz【0043】例12:2−メチレン−4−オ
キソ−4−(ベンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸例1
1に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキサ
ゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標題
の生成物を得る。 【0044】温度t:75〜80℃ θ:5時間 再結晶用溶剤:水/エタノール(1:1)収率:34% 融点:222〜223℃ 元素分析: 計算値 C:58.30 H
:3.67 N:5.67測定値
C:58.79 H:3.38 N
:5.20スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νOH(酸) 3080cm−1:νNH 1745cm−1:νCO(OCON)1695cm−
1:νCO(酸) 1615cm−1:νCO(ケトン) 1605cm−1:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶
剤:DMSO−d6 )δ:7.18ppm,ダブレッ
ト,1H,H4 ,J4−5 =8.4Hzδ:7.8
1ppm,シングレット,1H,H7 δ:7.87p
pm,ダブレット,1H,H5 ,J5−4 =8.4
Hz【0045】例13:2−〔(3−メチルベンゾキ
サゾリノン−6−イル)−カルボニル〕安息香酸例5に
記載の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わりに無水
フタール酸を使用し、標題の生成物を得る。 【0046】温度t:95〜100℃ θ:8時間 再結晶用溶剤:エタノール 収率:58% 融点:210〜211℃ 元素分析: 計算値 C:64.63 H
:3.73 N:4.71測定値
C:64.14 H:3.92 N
:4.74スペクトル特性: 赤外: 3460cm−1:νOH 1775cm−1:νCO(OCON)1680cm−
1:νCO(酸) 1640cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:3.36p
pm,3H,N−CH3 δ:7.26ppm,ダブレ
ット,1H,(H4 ),J4−5 =8.7Hzδ:
7.68ppm,ダブレットのダブレット,1H,(H
5 )J5−4 =8.7Hz 【0047】例14:2−〔(ベンゾキサゾリノン−6
−イル)−カルボニル〕−安息香酸 例13に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾ
キサゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、
標題の生成物を得る。 【0048】温度t:95〜100℃ θ:8時間 再結晶用溶剤:水/エタノール(3:1)収率:52% 融点:243〜244℃ 元素分析: 計算値 C:63.60 H
:3.20 N:4.94測定値
C:63.29 H:3.18 N
:4.92スペクトル特性: 赤外: 3470cm−1:νOH(酸) 3360cm−1:νNH 1770cm−1:νCO(OCON)1690cm−
1:νCO(酸) 1650cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:7.15p
pm,ダブレット,1H,(H4 ),J4−5 =8
.5Hzδ:7.70ppm,ダブレットのダブレット
,1H,(H5 )J5−4 =8.5Hz 【0049】例15:2,3−ジヒドロ−2,5−ジオ
キソ−3,7−ジメチル−シクロペンタ〔f〕ベンゾキ
サゾール 例5に記載の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わり
にクロトニル クロリド又は別法としてγ−ブチロー
ルアセトンを使用し、標題の生成物を得る。 【0050】これは、1:5シクロヘキサン/酢酸エチ
ル混合物を用いてシリカゲルのカラムでクロマトグラフ
ィーで精製する。 【0051】温度t:80〜85℃ θ:2時間30分〜3時間 再結晶用溶剤:エタノール 収率:52% 融点:166〜167℃ 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.45測定値
C:66.18 H:5.17 N
:6.39スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1680cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.34p
pm,ダブレット,3H,HC−CH3 ,J=6.6
Hzδ:3.36ppm,シングレット,3H,N−C
H3 【0052】例16:2,3−ジヒドロ−2,7
−ジオキソ−3.5−ジメチル−シクロペンタ〔f〕ベ
ンゾキサゾール ジメチルホルムアミド8.6ml(0.115モル)を
、塩化アルミニウム53.3g(0.4モル)が入った
250−mlフラスコへ攪拌しながら滴下導入する。 このフラスコに還流コンデンサーを取り付け、45℃の
領域にある温度の油浴に漬ける。6−(4−ヒドロキシ
ブチリル)−3−メチルベンゾキサゾリノン6g(0.
04モル)を導入し、この混合物を2時間90℃に加熱
する。 【0053】反応媒体を加水分解する。手順は例5に記
載の通りである。 収率:52% 融点:189℃ 再結晶用溶剤:エタノール 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.45測定値
C:66.19 H:5.21 N
:6.43スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1695cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.38p
pm,ダブレット,3H CH−CH3 ,J=7H
zδ:3.39ppm,シングレット,3H,N−CH
3 【0054】注記:この化合物は例15に記載の方
法と同じ方法を用いて得ることができる。二つの化合物
はクロマトグラフィーによって分離される。例16のも
のが二番目に溶出される。 【0055】例17:2,3−ジヒドロ−2,5−ジオ
キソ−7−メチル−シクロペンタ〔f〕ベンゾキサゾー
ル 例15に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾ
キサゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、
標題の生成物を得る。 【0056】再結晶用溶剤:エタノール/水(2:4)
融点:252〜253℃ 元素分析: 計算値 C:65.02 H
:4.47 N:6.89測定値
C:64.77 H:4.37 N
:6.84スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1680cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.36p
pm,ダブレット,3H,CH−CH3 【0057】
例18:2,3−ジヒドロ−2,7−ジオキソ−5−メ
チル−シクロペンタ〔f〕ベンゾキサゾール 例16に記載の操作手順を用い、6−(4−ヒドロキシ
ブチリル)−3−メチルベンゾキサゾリノンの代わりに
6−(4−ヒドロキシブチリル)ベンゾキサゾリノンを
使用し、標題の生成物を得る。 【0058】融点:213〜214℃ 再結晶用溶剤:エタノール/水1/2(v/v)(2:
4)元素分析: 計算値 C:65.02 H
:4.47 N:6.89測定値
C:64.72 H:4.70 N
:6.98スペクトル特性: 赤外: 1780cm−1:νCO(OCON)1775cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.32p
pm,ダブレット,3H,CH−CH3 ,J=6.6
Hz【0059】注記:この化合物は例17に記載の方
法と同じ方法を用いて得ることができる。二つの化合物
はクロマトグラフィーによって分離される。例18のも
のが二番目に溶出される。 【0060】例19:2,3−ジヒドロ−8−メチル−
2,5−ジオキソシクロヘキサ〔f〕ベンゾキサゾール
例17に記載の操作手順を用いるが、塩化クロトニル又
はγ−ブチロールアセトンの代わりにδ−ヴァレロラク
トンを使用し、標題の生成物を得る。 【0061】これは、シクロヘキサン/酢酸エチル(1
:5)を用いてシリカ ゲルのカラム上でクロマトグ
ラフィーによって精製される。 【0062】温度t:90〜95℃ 加熱時間:4時間〜4時間30分 融点:244〜245℃ 収率:80% 再結晶用溶剤:エタノール 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.44測定値
C:66.13 H:4.92 N
:6.86スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νNH 1775cm−1:νCO(OCON)1660cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.35p
pm,ダブレット,3H,C−CH3 ,J=6.5H
z【0063】例20:2,3−ジヒドロ−5−メチル
−2,8−ジオキソシクロヘキサ〔f〕ベンゾキサゾー
ル例19に記載の操作手順を用いて、クロマトグラフィ
ーによる精製の際に標題の生成物を得る。 【0064】融点:247〜248℃ 収率:20% 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.44測定値
C:66.57 H:5.54 N
:6.09スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νNH 1780cm−1:νCO(OCON)1650cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.36p
pm,ダブレット,3H,C−CH3 ,J=6.7H
z【0065】例21:2,3−ジヒドロ−3,8−ジ
メチル−2,5−ジオキソシクロヘキサ〔f〕ベンゾキ
サゾール 例19に記載の操作手順が用いられるが、ベンゾキサゾ
リノンの代わりに3−メチルベンゾキサゾリノンを使用
する。 【0066】再結晶用溶剤:シクロヘキサン収率:80
% 融点:114〜115℃ 元素分析: 計算値 C:67.52 H
:5.66 N:6.06測定値
C:67.63 H:5.51 N
:5.99スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1660cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.39p
pm,ダブレット,3H,C−CH3 ,J=6.5H
zδ:3.35ppm,シングレット,3H,N−CH
3 【0067】例22:3−メチル−6−イソニコチ
ノイルベンゾ−キサゾリノン(塩酸塩) 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化イソニコチノル塩酸塩を使用し、標題
の生成物を得る。 【0068】例23:3−メチル−6−(2−キノリル
カルボニル)ベンゾキサゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化2−キノリンカルボニル塩酸塩を使用
し、標題の生成物を得る。 【0069】例24:6−(3−キノリルカルボニル)
ベンゾキサゾリノン 例2に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化3−キノリンカルボニル塩酸塩を使用
し、標題の生成物を得る。 【0070】例25:3−メチル−6−(3−インドリ
ルカルボニル)ベンゾキサゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化3−インドールカルボニル(ベルギー
特許出願BE 900425号明細書のように調製)
を使用し、標題の生成物を得る。 【0071】例26:3−メチル−6−(2−ピロリル
カルボニル)ベンゾキサゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化2−ピロールカルボニルを使用し、標
題の生成物を得る。 【0072】例27:6−(1−イソキノリルカルボニ
ル)ベンゾキサゾリノン 例2に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化1−イソキノリンカルボニル塩酸塩を
使用し、標題の生成物を得る。 【0073】例28:6−〔(1−メチル−3−ピロリ
ル)カルボニル〕−ベンゾキサゾリノン例2に記載の操
作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸塩の代わりに塩
化1−メチル−2−ピロールカルボニル塩酸塩を使用し
、標題の生成物を得る。 【0074】例29:6−〔(1−メチル−2−インド
リル)カルボニル〕ベンゾキサゾリノン例2に記載の操
作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸塩の代わりに塩
化1−メチル−2−インドールカルボニルを使用し、標
題の生成物を得る。 【0075】例30:3−メチル−6−〔(5−メトキ
シ−2−インドリル)−カルボニル〕ベンゾキサゾリノ
ン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化5−メトキシ−2−インドールカルボ
ニルを使用し、標題の生成物を得る。 【0076】例31:3−メチル−6−〔(5−クロロ
−2−インドリル)−カルボニル〕ベンゾキサゾリノン
例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化5−クロロ−2−インドールカルボニ
ル クロリドを使用し、標題の生成物を得る。 【0077】本発明の化合物の薬理学的研究例32:急
性毒性の研究 一組8匹のマウス(26±2グラム)に650mg.k
g−1の用量を経口投与後に急性毒性の評価を行った。 マウスの観察は、初日は一定の間隔で、処置後の2週間
の間は毎日行った。 【0078】本発明の化合物が全く非毒性のものである
ことは明らかである。650mg.kg−1の用量の投
薬後に死亡したマウスは観察されない。この投薬量の服
用後にも体の不調は認められない。 【0079】例33:血小板凝集阻害活性の研究供血者
から得られたクエン酸塩加の人血から、血小板に富む血
漿を調製する。供血者は、試料の採血前の十日間は医療
を受けていないものとする。 【0080】この血漿媒体中の血小板凝集を、アラキド
ン酸を用いて濁度測定によって研究する。本発明の生成
物は、作用薬の3分前に血漿に添加する。その結果、本
発明の生成物は顕著な血小板凝集拮抗活性を示す。 【0081】例34:薬剤組成物:錠剤該錠剤は6−ニ
コチノイル−ベンゾキサゾリノン50mgを含有する。 【0082】 1000錠に対する処方
サゾリノン類、これらを調製する方法、及びこれを含有
する薬剤組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】多くのベンゾキサゾリノン化合物につい
ては、療法に記載されている。より詳しくは、フランス
特許第73−23281号明細書及びフランス特許第7
3−23280号明細書並びに刊行物Eur.J.Me
d.Chem.,1974年,9巻(5),491−4
96頁及び同刊行物の497−500頁に鎮痛性、及び
抗炎症性の6−アシルベンゾキサゾリノン類が記載され
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本出願人は、アシルベ
ンゾキサゾリノンには有利な抗血栓特性が賦与されてい
ることを今や発見したが、この特性こそ、この化合物を
従来の技術から区別するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】より具体的には、本発明
は、一般式(I): 【化11】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を示し、
Aは水素原子を示し、そしてこの場合はBはCO−G基
を示し、Gは、 −フラン、インドール、ピロール、ピリジン、キノリン
、イソキノリン及びベンゾフランから選択され、任意に
一種又はそれ以上の低級アルキル又は低級アルコキシ基
又はハロゲン原子で置換されたヘテロアリール基、又は −カルボキシル基で置換された、線状又は分枝状低級ア
ルキル基、又は −カルボキシル基で置換された、線状又は分枝状低級ア
ルケニル基、又は −カルボキシル基で置換された、フェニル又はナフチル
基であり、 −あるいはまたAはBとともにCO(CH2 )n C
H(CH3 )基(式中、nは1,2,3,又は4に等
しい整数で、CO基はベンゾキサゾリノンの芳香族環に
5−位又は6−位にて付いている)を形成する)の化合
物、並びに、適当な場合は、これらの化合物の異性体、
及び、式(I)の化合物がカルボン酸基を有している場
合は、薬剤的に許容される塩基との付加塩、及び式(I
)の化合物が塩基性の基を含有している場合には、薬剤
的に許容される酸との付加塩(ここで低級アルキル、低
級アルコキシ及び低級アルケニルとは炭素原子1〜6個
を含有する線状又は分枝状基を意味することと理解され
る)に関するものである。 【0005】塩基性の基を含有している式(I)の化合
物に、適当な場合は、塩を得るために添加され得る薬剤
的に許容される酸のうち、塩酸、硫酸、酒石酸、マレイ
ン酸、フマール酸、修酸、メタンスルフォン酸、及び樟
脳酸などを挙げることができるが、これらは限定するこ
とを意味するものではない。 【0006】カルボン酸基を含有している式(I)の化
合物に、適当な場合は、塩を得るために添加され得る薬
剤的に許容される塩基のうち、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、又はアルミニウムの水酸化物、アルカリ金
属又はアルカリ土類金属の炭酸塩又はトリエチルアミン
、ベンジルアミン、ジエタノールアミン、tert−ブ
チルアミン、ジシクロヘキシルアミン、アルギニンのよ
うな有機塩基などを挙げることができるが、これらは限
定することを意味するものではない。 【0007】本発明の主題は、また式(I)の化合物を
調製する方法であるが、この場合式(II):【化12
】 (式中、R1 は式(I)の場合と同じ定義を有する)
の化合物が出発物質として用いられ、この化合物は、ジ
メチルホルムアミドと塩化アルミニウムの存在下、a)
−式(III): 【化13】 ClCOG (III)(
式中、GはGがカルボキシルで置換された低級アルケニ
ル基を示す場合を除いて、式(I)の場合と同じ定義を
有する)の酸塩化物、又は−式(IV):O(OCG)
2 (IV)(式中、Gは式
(I)の場合と同じ定義を有する)の酸無水物と処理さ
れ、式(I/a): 【化14】 の化合物、つまり式(I)(式中、Aは水素原子を示し
、そしてBはAが水素原子を示す時には式(I)の場合
と同じ定義を有する)の化合物の特殊なケースを得、こ
の式(I/a)の化合物は、必要に応じて、晶析及びク
ロマトグラフィーから選択される従来的技法によって精
製され、この化合物の異性体が、適当な場合には、分離
され、この化合物は、所望の場合は、Bがカルボン酸基
を有している時には薬理学的に許容され得る塩基で、B
が塩基性の基を有している時には薬理学的に許容され得
る酸で、塩化されるか、又はb)−式(V):【化15
】 ClOC−(CH2 )n−1
CH=CH−CH3 (V)(式中、nは式(
I)の場合と同じ定義を有する)の酸塩化物、又は−式
: 【化16】 (式中、nは式(I)の場合と同じ定義を有する)の化
合物と処理され、式(I/b): 【化17】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物、つまり式(I)(式中、AはBとともに
CO(CH2 )n CHCH3 基(式中、nは式(
I)の場合と同じ定義を有し、このCO基はベンゾキサ
ゾリンの5−位か6−位かに付いている)を形成する)
の化合物の特殊なケースの混合物を得、この式(I/b
)の化合物は晶析及びクロマトグラフィーから選択され
る一種又はそれ以上の技法によって分離され、精製され
る。 【0008】本発明の化合物の特殊なケースは、式(I
/c): 【化18】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物に関し、この化合物は、ジメチルホルムア
ミドの存在下に式(VI): 【化19】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物に塩化アルミニウムを作用させることによ
って得られ、この式(I/c)の化合物は、所望ならば
、晶析及び/又はクロマトグラフィーから選択される一
種又はそれ以上の技法によって精製される。 【0009】式(I)の化合物は薬理学上有利な性質を
有する。 【0010】本発明の化合物を薬理学的に研究した結果
、実際、これら化合物は毒性が低く、抵血栓活性が賦与
されていることが示された。 【0011】この活性スペクトルがあるが故に、本発明
の化合物は急性周辺動脈虚血性発作の処置及び予防のよ
うな多くの適応に有利に働くのである。 【0012】本発明の主題は、また式(I)の生成物を
含有する薬剤組成物でもあり、単独にあるいは薬剤的に
許容される、非毒性、不活性賦形剤又はベヒクル一種又
はそれ以上と組み合わせて用いられる。 【0013】本発明の薬剤組成物のうち、より特定的に
は、経口、非経口又は経鼻服用に好適なもの、単純錠又
は糖衣錠、舌下錠、小袋、小包、硬質ゼラチン カプ
セル、舌下調製薬、トローチ、座薬、クリーム、軟膏、
スキン ゲルなどを挙げることができる。 【0014】適当な用量は、患者の年令及び体重、投薬
のルート及び療法適応の性質又は関連処置の性質によっ
て変わり、24時間当たり0.5センチグラム〜4グラ
ムの範囲である。 【0015】以下の実施例は本発明を説明するものであ
り、これを限定するものではない。 【0016】赤外線スペクトルは、臭化カリウムのディ
スクで行われた。 【0017】例1:3−メチル−6−ニコチノイルベン
ゾキサゾリノン 塩化アルミニウム61.3g(0.46モル)を入れた
250−mlのフラスコへジメチルホルムアミド9.9
ml(0.13モル)を攪拌しながら滴下導入する。 【0018】このフラスコに還流コンデンサーを取り付
け、45℃の領域にある温度の油浴に漬ける。3−メチ
ルベンゾキサゾリノン6g(0.04モル)及び塩化ニ
コチノイル塩酸塩10.6g(0.06モル)をこのフ
ラスコに注入する。 【0019】この混合物を時間θ(80時間)の間、温
度t(100〜110℃)に加熱する。反応混合物を十
分な量の氷の中に注ぎ、得た混合物を一時間攪拌し、形
成した沈殿から反応液を落とし、水で洗い、乾燥する。 これを更にエタノール中で再結晶する。 【0020】収率:68% 融点:163〜164℃ 元素分析: 計算値 C:66.13 H
:3.96 N:11.02測定値
C:66.24 H:3.96
N:10.87スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νC=O(OCON)1635cm
−1:νC=O(ケトン)1600−1580cm−1
:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶剤DMSO−d6
) δ:3.08ppm,シングレット3H N−CH3
【0021】例2:6−ニコチノイルベンゾキサゾリ
ノン(塩酸塩) 例1に記載の操作手順を用い、3−メチルベンゾキサゾ
リノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用する。 【0022】θ:30時間 収率:60% 融点:259〜260℃ 元素分析: 計算値 C:56.43 H
:3.28 N:10.12測定値
C:56.30 H:3.35
N:10.00スペクトル特性: 赤外: 1775cm−1:νCO(OCON)1645cm−
1:νCO(ケトン) 1610−1580cm−1:νC=C(芳香族)核磁
気共鳴(溶剤DMSO−d6 ) δ:7.26ppm,ダブレット(1H),H4 ,J
=8.8Hzδ:6.68ppm,ダブレット(1H)
,H7 ,J=2.2Hzδ:6.70ppm,ダブレ
ットのダブレット(1H),H5 ,J=8.8Hz;
J=2.2Hz 【0023】例3:6−フロイル−3−メチルベンゾキ
サゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノイル塩
酸塩の代わりに、2−フロイルクロリドを用い、標題の
生成物を得る。 【0024】t:95〜100℃ θ:4時間30分 収率:72% 融点:140〜141℃ 元素分析: 計算値 C:64.19 H
:3.67 N:5.67測定値
C:64.26 H:3.63 N
:5.86スペクトル特性: 赤外: 1760cm−1:νCO(OCON)1625cm−
1:νCO(ケトン) 1600cm−1:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶
剤DMSO−d6 ) δ:3.41ppm,シングレット,3H,N−CH3
δ:7.40ppm,ダブレット,1H,(H4 )
,J=7.7Hzδ:7.84ppm,シングレット,
1H,(H7 )δ:7.94ppm,ダブレットのダ
ブレット,1H,(H5 ),J=7.7Hz;J=1
.6Hz 【0025】例4:6−フロイルベンゾキサゾリノン例
2に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノイル塩酸
塩の代わりに、2−フロイルクロリドを用い、標題の生
成物を得る。 【0026】t:95〜100℃ θ:5時間 収率:68% 融点:233〜234℃ 元素分析: 計算値 C:62.88 H
:3.08 N:6.11測定値
C:62.55 H:3.11 N
:5.97スペクトル特性: 赤外: 3100cm−1:νNH 1775cm−1:νCO(OCON)1620cm−
1:νCO(ケトン) 1583cm−1:νC=C(芳香族) 1H核磁気共
鳴(溶剤DMSO−d6 )δ:7.24ppm,ダブ
レット,1H,(H4 ),J=7.6Hzδ:7.8
0ppm,シングレット,1H,H7 δ:7.85p
pm,ダブレットのダブレット,1H,H5 ,J=7
.6Hz【0027】例5:4−オキソ−4−(3−メ
チルベンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸塩化アルミニ
ウム53.3g(0.4モル)が入った250−mlフ
ラスコへジメチルホルムアミド8.6ml(0.115
モル)を攪拌しながら滴下導入する。このフラスコに還
流コンデンサーを取り付け、45℃の領域にある温度の
油浴に漬ける。 【0028】3−メチルベンゾキサゾリノン6g(0.
04モル)及び無水琥珀酸6g(0.06モル)を導入
する。この混合物を時間θ(5時間30分)の間90〜
95℃(温度t)に加熱する。 【0029】反応混合物を十分な量の氷の中に注ぎ、得
た混合物を一時間攪拌し、形成した沈殿から反応液を落
とす。得られた生成物を、10%重炭酸ナトリウム水溶
液中に取る。このアルカリ溶液をエーテルで数回抽出し
、ついで水相部分を希塩酸で酸性化する。得られた沈殿
の水を落とし、水で洗い、乾燥し、エタノール中で再結
晶する。 【0030】収率:62% 融点:179〜180℃ 元素分析: 計算値 C:57.83 H
:4.44 N:5.62測定値
C:57.62 H:4.53 N
:5.83スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νOH(酸) 1750cm−1:νCO(N−CO−O)1730c
m−1:νCO(酸) 1660cm−1:νCO(ケトン) 1600cm−1:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶
剤 アセトン−d6 )δ:3.36ppm,トリプ
レット,2H,CO−CH2 δ:3.50ppm,シ
ングレット,3H,N−CH3 【0031】例6:4
−オキソ−4−(メチルベンゾキサゾリノン−6−イル
)酪酸 例5に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキ
サゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標
題の生成物を得る。 【0032】t:90〜95℃ θ:5時間30分 再結晶用溶剤:エタノール/水(1:4)収率:54% 融点:218〜219℃ スペクトル特性: 赤外: 3290cm−1:νOH(酸) 3060cm−1:νNH 1740cm−1:νCO(OCON)1670cm−
1:νCO(ケトン) 1705cm−1:νCO(酸) 核磁気共鳴(溶剤:アセトン−d6 )δ:2.74p
pm,トリプレット,2H,CH2 −COOHδ:3
.33ppm,トリプレット,2H,CO−CH2 【
0033】例7:2−メチル−4−オキソ−4−(3−
メチルベンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸例5に記載
の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わりに無水メチ
ル琥珀酸を使用し、標題の生成物を得る。 【0034】温度t:80〜85℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:水/エタノール(4:2)収率:43% 融点:186〜187℃ 元素分析: 計算値 C:59.31 H
:4.98 N:5.32測定値
C:59.17 H:4.90 N
:5.39スペクトル特性: 赤外: 3060−2880cm−1:νOH(酸)1770c
m−1:νCO(OCON)1700cm−1:νCO
(酸) 1670cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.18p
pm,ダブレット,3H,CH3 CH−COOHδ:
2.90〜3.64ppm,分離していない複合シグナ
ル,6H,N−CH3 及びCH2 −CH−COOH 【0035】例8:2−メチル−4−オキソ−4−(ベ
ンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸 例7に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキ
サゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標
題の生成物を得る。 【0036】温度t:80〜85℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:水/エタノール(5:0.5)収率:3
2% 融点:206〜208℃ 元素分析: 計算値 C:57.83 H
:4.45 N:5.62測定値
C:57.61 H:4.35 N
:5.52スペクトル特性: 赤外: 3210−2900cm−1:νNH及びOH(酸)1
760cm−1:νCO(OCON)1690cm−1
:νCO(酸) 1675cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.19p
pm,ダブレット,3H,CH3 CH−COOHδ:
2.73〜3.62ppm,分離していない複合シグナ
ル,3H,CH2 −CH−COOH 【0037】例9:4−オキソ−4−(3−メチルベン
ゾキサゾリノン−6−イル)ブテン酸 例5に記載の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わり
に無水マレイン酸を使用し、標題の生成物を得る。 【0038】温度t:80℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:エタノール 収率:58% 融点:220〜221℃ 元素分析: 計算値 C:58.30 H
:3.67 N:5.67測定値
C:58.06 H:3.88 N
:5.65スペクトル特性: 赤外: 3280cm−1:νOH(酸) 1760cm−1:νCO(OCON)1720cm−
1:νCO(酸) 1655cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:3.41p
pm,シングレット,3H,N−CH3 【0039】
例10:4−オキソ−4−(ベンゾキサゾリノン−6−
イル)−2−ブテン酸 例9に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキ
サゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標
題の生成物を得る。 【0040】温度t:80℃ θ:4時間30分 再結晶用溶剤:水 収率:49% 融点:235〜236℃ 元素分析: 計算値 C:56.65 H
:3.03 N:6.00測定値
C:56.69 H:3.25 N
:6.03スペクトル特性: 赤外: 3220cm−1:νOH(酸) 3000cm−1:νNH 1755cm−1:νCO(OCON)1700cm−
1:νCO(酸) 1650cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:7.80p
pm,ダブレット,1H,H4 ,J4−5 =7.5
Hzδ:7.85ppm,シングレット,1H,H7
δ:7.90ppm,ダブレット,1H,H5 ,J5
−4 =7.5Hz【0041】例11:2−メチレン
−4−オキソ−4−(3−メチルベンゾキサゾリノン−
6−イル)酪酸例5に記載の操作手順を用いるが、無水
琥珀酸の代わりに無水イタコン酸を使用し、標題の生成
物を得る。 【0042】温度t:75〜80℃ θ:4時間30分 収率:46% 再結晶用溶剤:エタノール 融点:180℃ 元素分析: 計算値 C:59.77 H
:4.24 N:5.36測定値
C:59.96 H:4.19 N
:5.84スペクトル特性: 赤外: 3100〜2800cm−1:νOH(酸)1745c
m−1:νNH 1710cm−1:νCO(酸) 1670cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:3.34p
pm,シングレット,3H,N−CH3 δ:4.02
ppm,シングレット,2H,CO−CH2 δ:7.
90ppm,ダブレット,1H,H5 ,J5−4 =
7.5Hz【0043】例12:2−メチレン−4−オ
キソ−4−(ベンゾキサゾリノン−6−イル)酪酸例1
1に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾキサ
ゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、標題
の生成物を得る。 【0044】温度t:75〜80℃ θ:5時間 再結晶用溶剤:水/エタノール(1:1)収率:34% 融点:222〜223℃ 元素分析: 計算値 C:58.30 H
:3.67 N:5.67測定値
C:58.79 H:3.38 N
:5.20スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νOH(酸) 3080cm−1:νNH 1745cm−1:νCO(OCON)1695cm−
1:νCO(酸) 1615cm−1:νCO(ケトン) 1605cm−1:νC=C(芳香族)核磁気共鳴(溶
剤:DMSO−d6 )δ:7.18ppm,ダブレッ
ト,1H,H4 ,J4−5 =8.4Hzδ:7.8
1ppm,シングレット,1H,H7 δ:7.87p
pm,ダブレット,1H,H5 ,J5−4 =8.4
Hz【0045】例13:2−〔(3−メチルベンゾキ
サゾリノン−6−イル)−カルボニル〕安息香酸例5に
記載の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わりに無水
フタール酸を使用し、標題の生成物を得る。 【0046】温度t:95〜100℃ θ:8時間 再結晶用溶剤:エタノール 収率:58% 融点:210〜211℃ 元素分析: 計算値 C:64.63 H
:3.73 N:4.71測定値
C:64.14 H:3.92 N
:4.74スペクトル特性: 赤外: 3460cm−1:νOH 1775cm−1:νCO(OCON)1680cm−
1:νCO(酸) 1640cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:3.36p
pm,3H,N−CH3 δ:7.26ppm,ダブレ
ット,1H,(H4 ),J4−5 =8.7Hzδ:
7.68ppm,ダブレットのダブレット,1H,(H
5 )J5−4 =8.7Hz 【0047】例14:2−〔(ベンゾキサゾリノン−6
−イル)−カルボニル〕−安息香酸 例13に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾ
キサゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、
標題の生成物を得る。 【0048】温度t:95〜100℃ θ:8時間 再結晶用溶剤:水/エタノール(3:1)収率:52% 融点:243〜244℃ 元素分析: 計算値 C:63.60 H
:3.20 N:4.94測定値
C:63.29 H:3.18 N
:4.92スペクトル特性: 赤外: 3470cm−1:νOH(酸) 3360cm−1:νNH 1770cm−1:νCO(OCON)1690cm−
1:νCO(酸) 1650cm−1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:7.15p
pm,ダブレット,1H,(H4 ),J4−5 =8
.5Hzδ:7.70ppm,ダブレットのダブレット
,1H,(H5 )J5−4 =8.5Hz 【0049】例15:2,3−ジヒドロ−2,5−ジオ
キソ−3,7−ジメチル−シクロペンタ〔f〕ベンゾキ
サゾール 例5に記載の操作手順を用いるが、無水琥珀酸の代わり
にクロトニル クロリド又は別法としてγ−ブチロー
ルアセトンを使用し、標題の生成物を得る。 【0050】これは、1:5シクロヘキサン/酢酸エチ
ル混合物を用いてシリカゲルのカラムでクロマトグラフ
ィーで精製する。 【0051】温度t:80〜85℃ θ:2時間30分〜3時間 再結晶用溶剤:エタノール 収率:52% 融点:166〜167℃ 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.45測定値
C:66.18 H:5.17 N
:6.39スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1680cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.34p
pm,ダブレット,3H,HC−CH3 ,J=6.6
Hzδ:3.36ppm,シングレット,3H,N−C
H3 【0052】例16:2,3−ジヒドロ−2,7
−ジオキソ−3.5−ジメチル−シクロペンタ〔f〕ベ
ンゾキサゾール ジメチルホルムアミド8.6ml(0.115モル)を
、塩化アルミニウム53.3g(0.4モル)が入った
250−mlフラスコへ攪拌しながら滴下導入する。 このフラスコに還流コンデンサーを取り付け、45℃の
領域にある温度の油浴に漬ける。6−(4−ヒドロキシ
ブチリル)−3−メチルベンゾキサゾリノン6g(0.
04モル)を導入し、この混合物を2時間90℃に加熱
する。 【0053】反応媒体を加水分解する。手順は例5に記
載の通りである。 収率:52% 融点:189℃ 再結晶用溶剤:エタノール 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.45測定値
C:66.19 H:5.21 N
:6.43スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1695cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.38p
pm,ダブレット,3H CH−CH3 ,J=7H
zδ:3.39ppm,シングレット,3H,N−CH
3 【0054】注記:この化合物は例15に記載の方
法と同じ方法を用いて得ることができる。二つの化合物
はクロマトグラフィーによって分離される。例16のも
のが二番目に溶出される。 【0055】例17:2,3−ジヒドロ−2,5−ジオ
キソ−7−メチル−シクロペンタ〔f〕ベンゾキサゾー
ル 例15に記載の操作手順を用いるが、3−メチルベンゾ
キサゾリノンの代わりにベンゾキサゾリノンを使用し、
標題の生成物を得る。 【0056】再結晶用溶剤:エタノール/水(2:4)
融点:252〜253℃ 元素分析: 計算値 C:65.02 H
:4.47 N:6.89測定値
C:64.77 H:4.37 N
:6.84スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1680cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.36p
pm,ダブレット,3H,CH−CH3 【0057】
例18:2,3−ジヒドロ−2,7−ジオキソ−5−メ
チル−シクロペンタ〔f〕ベンゾキサゾール 例16に記載の操作手順を用い、6−(4−ヒドロキシ
ブチリル)−3−メチルベンゾキサゾリノンの代わりに
6−(4−ヒドロキシブチリル)ベンゾキサゾリノンを
使用し、標題の生成物を得る。 【0058】融点:213〜214℃ 再結晶用溶剤:エタノール/水1/2(v/v)(2:
4)元素分析: 計算値 C:65.02 H
:4.47 N:6.89測定値
C:64.72 H:4.70 N
:6.98スペクトル特性: 赤外: 1780cm−1:νCO(OCON)1775cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.32p
pm,ダブレット,3H,CH−CH3 ,J=6.6
Hz【0059】注記:この化合物は例17に記載の方
法と同じ方法を用いて得ることができる。二つの化合物
はクロマトグラフィーによって分離される。例18のも
のが二番目に溶出される。 【0060】例19:2,3−ジヒドロ−8−メチル−
2,5−ジオキソシクロヘキサ〔f〕ベンゾキサゾール
例17に記載の操作手順を用いるが、塩化クロトニル又
はγ−ブチロールアセトンの代わりにδ−ヴァレロラク
トンを使用し、標題の生成物を得る。 【0061】これは、シクロヘキサン/酢酸エチル(1
:5)を用いてシリカ ゲルのカラム上でクロマトグ
ラフィーによって精製される。 【0062】温度t:90〜95℃ 加熱時間:4時間〜4時間30分 融点:244〜245℃ 収率:80% 再結晶用溶剤:エタノール 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.44測定値
C:66.13 H:4.92 N
:6.86スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νNH 1775cm−1:νCO(OCON)1660cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.35p
pm,ダブレット,3H,C−CH3 ,J=6.5H
z【0063】例20:2,3−ジヒドロ−5−メチル
−2,8−ジオキソシクロヘキサ〔f〕ベンゾキサゾー
ル例19に記載の操作手順を用いて、クロマトグラフィ
ーによる精製の際に標題の生成物を得る。 【0064】融点:247〜248℃ 収率:20% 元素分析: 計算値 C:66.35 H
:5.10 N:6.44測定値
C:66.57 H:5.54 N
:6.09スペクトル特性: 赤外: 3300cm−1:νNH 1780cm−1:νCO(OCON)1650cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.36p
pm,ダブレット,3H,C−CH3 ,J=6.7H
z【0065】例21:2,3−ジヒドロ−3,8−ジ
メチル−2,5−ジオキソシクロヘキサ〔f〕ベンゾキ
サゾール 例19に記載の操作手順が用いられるが、ベンゾキサゾ
リノンの代わりに3−メチルベンゾキサゾリノンを使用
する。 【0066】再結晶用溶剤:シクロヘキサン収率:80
% 融点:114〜115℃ 元素分析: 計算値 C:67.52 H
:5.66 N:6.06測定値
C:67.63 H:5.51 N
:5.99スペクトル特性: 赤外: 1770cm−1:νCO(OCON)1660cm−
1:νCO(ケトン) 核磁気共鳴(溶剤:DMSO−d6 )δ:1.39p
pm,ダブレット,3H,C−CH3 ,J=6.5H
zδ:3.35ppm,シングレット,3H,N−CH
3 【0067】例22:3−メチル−6−イソニコチ
ノイルベンゾ−キサゾリノン(塩酸塩) 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化イソニコチノル塩酸塩を使用し、標題
の生成物を得る。 【0068】例23:3−メチル−6−(2−キノリル
カルボニル)ベンゾキサゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化2−キノリンカルボニル塩酸塩を使用
し、標題の生成物を得る。 【0069】例24:6−(3−キノリルカルボニル)
ベンゾキサゾリノン 例2に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化3−キノリンカルボニル塩酸塩を使用
し、標題の生成物を得る。 【0070】例25:3−メチル−6−(3−インドリ
ルカルボニル)ベンゾキサゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化3−インドールカルボニル(ベルギー
特許出願BE 900425号明細書のように調製)
を使用し、標題の生成物を得る。 【0071】例26:3−メチル−6−(2−ピロリル
カルボニル)ベンゾキサゾリノン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化2−ピロールカルボニルを使用し、標
題の生成物を得る。 【0072】例27:6−(1−イソキノリルカルボニ
ル)ベンゾキサゾリノン 例2に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化1−イソキノリンカルボニル塩酸塩を
使用し、標題の生成物を得る。 【0073】例28:6−〔(1−メチル−3−ピロリ
ル)カルボニル〕−ベンゾキサゾリノン例2に記載の操
作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸塩の代わりに塩
化1−メチル−2−ピロールカルボニル塩酸塩を使用し
、標題の生成物を得る。 【0074】例29:6−〔(1−メチル−2−インド
リル)カルボニル〕ベンゾキサゾリノン例2に記載の操
作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸塩の代わりに塩
化1−メチル−2−インドールカルボニルを使用し、標
題の生成物を得る。 【0075】例30:3−メチル−6−〔(5−メトキ
シ−2−インドリル)−カルボニル〕ベンゾキサゾリノ
ン 例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化5−メトキシ−2−インドールカルボ
ニルを使用し、標題の生成物を得る。 【0076】例31:3−メチル−6−〔(5−クロロ
−2−インドリル)−カルボニル〕ベンゾキサゾリノン
例1に記載の操作手順を用いるが、塩化ニコチノル塩酸
塩の代わりに塩化5−クロロ−2−インドールカルボニ
ル クロリドを使用し、標題の生成物を得る。 【0077】本発明の化合物の薬理学的研究例32:急
性毒性の研究 一組8匹のマウス(26±2グラム)に650mg.k
g−1の用量を経口投与後に急性毒性の評価を行った。 マウスの観察は、初日は一定の間隔で、処置後の2週間
の間は毎日行った。 【0078】本発明の化合物が全く非毒性のものである
ことは明らかである。650mg.kg−1の用量の投
薬後に死亡したマウスは観察されない。この投薬量の服
用後にも体の不調は認められない。 【0079】例33:血小板凝集阻害活性の研究供血者
から得られたクエン酸塩加の人血から、血小板に富む血
漿を調製する。供血者は、試料の採血前の十日間は医療
を受けていないものとする。 【0080】この血漿媒体中の血小板凝集を、アラキド
ン酸を用いて濁度測定によって研究する。本発明の生成
物は、作用薬の3分前に血漿に添加する。その結果、本
発明の生成物は顕著な血小板凝集拮抗活性を示す。 【0081】例34:薬剤組成物:錠剤該錠剤は6−ニ
コチノイル−ベンゾキサゾリノン50mgを含有する。 【0082】 1000錠に対する処方
Claims (10)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を示し、
Aは水素原子を示し、そしてこの場合はBはCO−G基
を示し、Gは、 −フラン、インドール、ピロール、ピリジン、キノリン
、イソキノリン及びベンゾフランから選択され、任意に
一種又はそれ以上の低級アルキル又は低級アルコキシ基
又はハロゲン原子で置換されたヘテロアリール基、又は −カルボキシル基で置換された、線状又は分枝状低級ア
ルキル基、又は −カルボキシル基で置換された、線状又は分枝状低級ア
ルケニル基、又は −カルボキシル基で置換された、フェニル又はナフチル
基であり、 −あるいはまたAは、BとともにCO(CH2 )n
CH(CH3 )基(式中、nは1,2,3,又は4に
等しい整数で、CO基は、ベンゾキサゾリノンの芳香族
環に5−位又は6−位にて付いている)を形成する)の
化合物、並びに、適当な場合は、その異性体、及び、式
(I)の化合物がカルボン酸基を有している場合は、薬
剤的に許容される塩基との付加塩、及び式(I)の化合
物が塩基性の基を含有している場合には、薬剤的に許容
される酸との付加塩(ここで低級アルキル、低級アルコ
キシ及び低級アルケニルとは、炭素原子1〜6個を含有
する線状又は分枝状基を意味することと理解される)。 - 【請求項2】 BがCO−G基を示し、Gが、フラン
、インドール、ピロール、ピリジン、キノリン、イソキ
ノリン及びベンゾフランから選択され、任意に一種又は
それ以上の低級アルキル又はアルコキシ基又はハロゲン
原子で置換されたヘテロアリール基、であることを特徴
とする請求項1記載の化合物並びに、Gが塩基性の基を
含有している場合には、薬剤的に許容される酸との付加
塩。 - 【請求項3】 BがCO−G基を示し、Gが、カルボ
キシル基で置換された、線状又は分枝状低級アルキル基
、であることを特徴とする請求項1記載の化合物及び適
当な場合は、その異性体、並びに薬剤的に許容される塩
基との付加塩。 - 【請求項4】 BがCO−G基を示し、Gが、カルボ
キシル基で置換された、線状又は分枝状低級アルキル基
であることを特徴とする請求項1記載の化合物及びその
異性体、並びに薬剤的に許容される塩基との付加塩。 - 【請求項5】 Bが、カルボキシル基で置換された、
フェニル基又はナフチル基であることを特徴とする請求
項1記載の化合物並びに薬剤的に許容される塩基との付
加塩。 - 【請求項6】 Aが、BとともにCO(CH2 )n
CH(CH3 )基(式中、nは1,2,3,又は4
に等しい整数で、CO基はベンゾキサゾリノンの芳香族
環に5−位又は6−位にて付いている)を形成すること
を特徴とする請求項1記載の化合物、並びにその異性体
である化合物。 - 【請求項7】 BがCO−G基を示し、Gが、フラン
及びピリジンから選択されたヘテロアリール基であるこ
とを特徴とする請求項1又は2の何れか一つに記載の化
合物並びに、Gがピリジンを示す場合には、薬剤的に許
容される酸との付加塩。 - 【請求項8】 式(I)の化合物を調製する方法にお
いて、式(II): 【化2】 (式中、R1 は式(I)の場合と同じ定義を有する)
の化合物が出発物質として用いられ、この化合物は、ジ
メチルホルムアミドと塩化アルミニウムの存在下、a)
−式(III): 【化3】 ClCOG
(III)(式中、Gはカルボキシルで置換された低級
アルケニル基を示す場合を除いて、式(I)の場合と同
じ定義を有する)の酸塩化物、又は−式(IV):【化
4】 O(OCG)2
(IV)(式中、Gは式(I)の場合と同じ定義を有
する)の酸無水物と処理され、式(I/a): 【化5】 の化合物、つまり式(I)(式中、Aは水素原子を示し
、そしてBはAが水素原子を示す時、式(I)の場合と
同じ定義を有する)の化合物の特殊なケースを得、この
式(I/a)の化合物は、必要に応じて、晶析及びクロ
マトグラフィーから選択される従来的技法によって精製
され、この化合物の異性体が、適当な場合には、分離さ
れ、この化合物は、所望の場合は、Bがカルボン酸基を
有している時には薬剤的に許容され得る塩基で、Bが塩
基性の基を有している時には薬剤的に許容され得る酸で
、塩化されるか、又はb)−式(V):【化6】 ClOC−(CH2 )
n−1 CH=CH−CH3 (V)(式中、
nは式(I)の場合と同じ定義を有する)の酸塩化物、
又は−式: 【化7】 (式中、nは式(I)の場合と同じ定義を有する)の化
合物と処理され、式(I/b): 【化8】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物、つまり式(I)(式中、AはBとともに
CO(CH2 )n CHCH3 基(式中、nは式(
I)の場合と同じ定義を有し、このCO基はベンゾキサ
ゾリンの5−位か6−位かに付いている)を形成する)
の化合物の特殊なケースの混合物を得、この式(I/b
)の化合物は晶析及びクロマトグラフィーから選択され
る一種又はそれ以上の技法によって分離され、精製され
ることを特徴とする式(I)の化合物の調製方法。 - 【請求項9】 式(I/c): 【化9】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物の合成法において、式(VI):【化10
】 (式中、R1 とnは式(I)の場合と同じ定義を有す
る)の化合物が、ジメチルホルムアミドの存在下に塩化
アルミニウムの作用を受け、式(I/c)の化合物を得
、この化合物は、所望ならば、晶析及びクロマトグラフ
ィーから選択される一種又はそれ以上の技法によって精
製されることを特徴とする式(I/c)の化合物の合成
方法。 - 【請求項10】 薬剤的に許容される、非毒性、不活
性賦形剤又はベヒクルのうち一種又はそれ以上と組み合
わせて、請求項1〜7のいずれか一つに記載の少なくと
も一つの化合物を主活性成分として含有する急性周辺動
脈虚血性発作の処置及び予防に有用な薬剤組成物。
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