JPH04270273A - チアゾリジン−2,4−ジオン誘導体とその塩及びその製造法 - Google Patents
チアゾリジン−2,4−ジオン誘導体とその塩及びその製造法Info
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- JPH04270273A JPH04270273A JP3053278A JP5327891A JPH04270273A JP H04270273 A JPH04270273 A JP H04270273A JP 3053278 A JP3053278 A JP 3053278A JP 5327891 A JP5327891 A JP 5327891A JP H04270273 A JPH04270273 A JP H04270273A
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血糖降下作用及びアルド
ース還元酵素阻害作用を有する新規なチアゾリジン−2
.4−ジオン誘導体、その塩、その製造法及びそれを含
有する医薬品に関する。
ース還元酵素阻害作用を有する新規なチアゾリジン−2
.4−ジオン誘導体、その塩、その製造法及びそれを含
有する医薬品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より糖尿病治療剤としては、種々の
ビグアナイド系及びスルホニルウレア系化合物が用いら
れている。しかしながら、ビグアナイド系化合物では、
乳酸アシドーシスを、スルホニルウレア系化合物では重
篤な低血糖を引き起こし、その副作用が問題となってお
り、このような欠点のない糖尿病治療剤の出現が望まれ
ている。
ビグアナイド系及びスルホニルウレア系化合物が用いら
れている。しかしながら、ビグアナイド系化合物では、
乳酸アシドーシスを、スルホニルウレア系化合物では重
篤な低血糖を引き起こし、その副作用が問題となってお
り、このような欠点のない糖尿病治療剤の出現が望まれ
ている。
【0003】一方、糖尿病性合併症の発症にアルドース
還元酵素が関与することが明らかにされている(J.H
.Kinoshita et al.J.Am.Med
.Assoc.246,257,(1981))。この
アルドース還元酵素を阻害することは、糖尿病に合併し
て起きる諸疾患の予防や治療につながるものである。
還元酵素が関与することが明らかにされている(J.H
.Kinoshita et al.J.Am.Med
.Assoc.246,257,(1981))。この
アルドース還元酵素を阻害することは、糖尿病に合併し
て起きる諸疾患の予防や治療につながるものである。
【0004】血糖降下作用を有する化合物またはアルド
ース還元酵素阻害作用を有する化合物は、それぞれ別個
に広く探索が行なわれており、特定のシアゾリジン−2
,4−ジオン誘導体について、アルドース還元酵素阻害
作用、又は血糖降下作用を有する化合物は知られている
。
ース還元酵素阻害作用を有する化合物は、それぞれ別個
に広く探索が行なわれており、特定のシアゾリジン−2
,4−ジオン誘導体について、アルドース還元酵素阻害
作用、又は血糖降下作用を有する化合物は知られている
。
【0005】例えばアルドース還元酵素阻害剤としては
、特定のチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体について
はすでに公知である(特開昭57−28073,Che
m.Pharm.Bull.30(10),3601,
(1982))。すなわち一般式
、特定のチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体について
はすでに公知である(特開昭57−28073,Che
m.Pharm.Bull.30(10),3601,
(1982))。すなわち一般式
【0006】
[式中Rは水素原子、低級アルキル基、水酸基、アルコ
キシ基、ニトロ基、アミノ基、低級アシルアミノ基、ハ
ロゲン、及びトリフルオロメチル基を示す。]で表され
る5−フェニルチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体が
アルドース還元酵素阻害活性を有することが公知である
。
キシ基、ニトロ基、アミノ基、低級アシルアミノ基、ハ
ロゲン、及びトリフルオロメチル基を示す。]で表され
る5−フェニルチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体が
アルドース還元酵素阻害活性を有することが公知である
。
【0007】しかしながら、本発明に関わる一般式(1
)
)
【0008】[式中R1 ,R2 ,R3 ,A,B及
びWは前述の通り]で示されるチアゾリジン−2,4−
ジオン誘導体については全く知られていなかったのみな
らず、本発明に関わるチアゾリジン−2,4−ジオン誘
導体が、優れた血糖降下作用及び強力なアルドース還元
酵素阻害作用を併せ持つことは予測し得なかった。
びWは前述の通り]で示されるチアゾリジン−2,4−
ジオン誘導体については全く知られていなかったのみな
らず、本発明に関わるチアゾリジン−2,4−ジオン誘
導体が、優れた血糖降下作用及び強力なアルドース還元
酵素阻害作用を併せ持つことは予測し得なかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た血糖降下作用を有し、同時に強力なアルドース還元酵
素阻害作用を併せ持つ、糖尿病及びその合併症を予防し
、治療し得る有効で安全性の高い医薬品として有用な化
合物を提供することにある。
た血糖降下作用を有し、同時に強力なアルドース還元酵
素阻害作用を併せ持つ、糖尿病及びその合併症を予防し
、治療し得る有効で安全性の高い医薬品として有用な化
合物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本研究者らはかかる問題
を解決するため鋭意研究を重ねてきた結果、一般式(1
)
を解決するため鋭意研究を重ねてきた結果、一般式(1
)
【0011】
【0012】[式中R1 及びR2 は同一又は異なっ
て水素原子、ハロゲン、低級アルキル基、水酸基、低級
アルコキシ基、ニトロ基又はアミノ基(当該アミノ基は
低級アルキル基又は低級アルカノイル基によって置換さ
れてもよい)であり、R3 は水素原子、又は低級アル
キル基を示し、Aは低級アルキレン、又はカルボニル基
を表し、B及びWは相異なって低級アルキレン、カルボ
ニル基又は結合手を示す。]で示されるチアゾリジン−
2,4−ジオン誘導体又はその塩が優れた血糖降下作用
及びアルドース還元酵素阻害作用を併せ持つことを見出
し、本発明を完成するに至ったものである。
て水素原子、ハロゲン、低級アルキル基、水酸基、低級
アルコキシ基、ニトロ基又はアミノ基(当該アミノ基は
低級アルキル基又は低級アルカノイル基によって置換さ
れてもよい)であり、R3 は水素原子、又は低級アル
キル基を示し、Aは低級アルキレン、又はカルボニル基
を表し、B及びWは相異なって低級アルキレン、カルボ
ニル基又は結合手を示す。]で示されるチアゾリジン−
2,4−ジオン誘導体又はその塩が優れた血糖降下作用
及びアルドース還元酵素阻害作用を併せ持つことを見出
し、本発明を完成するに至ったものである。
【0013】本発明で示される「低級アルキル」とはメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル等直鎖状ま
たは分岐状の炭素数1〜6のものが挙げられる。「ハロ
ゲン」とはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。 「低級アルコキシ」とはメトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、イソプロポキシ等直鎖状又は分岐状の炭素数1
〜6のものが挙げられる。「低級アルカノイル」とはア
セチル、プロピオニル等炭素数1〜4のものが挙げられ
る。「低級アルキレン」とは炭素数1〜3のものでメチ
レン、エチレン、トリメチレン等が挙げられる。「脱離
基」とはハロゲン、低級アルコキシ又はヒドロキシであ
り、好ましいものはハロゲンである。本発明において「
その塩」とは、医薬品として許容できる塩であり、例え
ばナトリウム、カリウムなどの陽イオンか、無機酸(塩
酸、硫酸等)または有機酸(p−トルエンスルホン酸等
)との塩を含有し得る。
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル等直鎖状ま
たは分岐状の炭素数1〜6のものが挙げられる。「ハロ
ゲン」とはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。 「低級アルコキシ」とはメトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、イソプロポキシ等直鎖状又は分岐状の炭素数1
〜6のものが挙げられる。「低級アルカノイル」とはア
セチル、プロピオニル等炭素数1〜4のものが挙げられ
る。「低級アルキレン」とは炭素数1〜3のものでメチ
レン、エチレン、トリメチレン等が挙げられる。「脱離
基」とはハロゲン、低級アルコキシ又はヒドロキシであ
り、好ましいものはハロゲンである。本発明において「
その塩」とは、医薬品として許容できる塩であり、例え
ばナトリウム、カリウムなどの陽イオンか、無機酸(塩
酸、硫酸等)または有機酸(p−トルエンスルホン酸等
)との塩を含有し得る。
【0014】(1) 一般式(1)で示される化合物は
一般式(2)
一般式(2)
【0015】
【0016】[式中R3 は前述の通り]で示される化
合物と一般式(3)
合物と一般式(3)
【0017】
【0018】[式中R1 ,R2 ,m,n及びZは前
述の通り]で示される化合物とを、エタノールのような
反応に不活性な溶剤中で、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ムのような還元剤の存在下反応させることによって一般
式(4)
述の通り]で示される化合物とを、エタノールのような
反応に不活性な溶剤中で、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ムのような還元剤の存在下反応させることによって一般
式(4)
【0019】
【0020】[式中R1 ,R2 ,R3 ,m,n及
びMは前述の通り]で示される化合物を得、ついで環化
させることによって得られる。環化は塩基又は酸の存在
下行なうことができる。塩基としては、例えばナトリウ
ムメトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド、例え
ば水素化ナトリウムのようなアルカリ金属水素化物が挙
げられ、室温から溶剤の沸点までの温度範囲で実施され
る。 酸としては、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸等の
有機酸、例えば塩酸、臭化水素酸等の無機酸であり、通
常過剰量の酸を用いて加熱下で行なわれる。両者ともメ
タノール、エタノール、又はジメチルホルムアミド等の
、反応に不活性な溶剤中で行なわれる。
びMは前述の通り]で示される化合物を得、ついで環化
させることによって得られる。環化は塩基又は酸の存在
下行なうことができる。塩基としては、例えばナトリウ
ムメトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド、例え
ば水素化ナトリウムのようなアルカリ金属水素化物が挙
げられ、室温から溶剤の沸点までの温度範囲で実施され
る。 酸としては、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸等の
有機酸、例えば塩酸、臭化水素酸等の無機酸であり、通
常過剰量の酸を用いて加熱下で行なわれる。両者ともメ
タノール、エタノール、又はジメチルホルムアミド等の
、反応に不活性な溶剤中で行なわれる。
【0021】(2) 一般式(1)の化合物は、一般式
(2)で示される化合物と、一般式(5)
(2)で示される化合物と、一般式(5)
【0022】
[式中R1 ,R2 ,A,B,W及びZは前述の通り
]で示される化合物とを、適当な塩基の存在下反応させ
ることによって得ることができる。この反応は、ジオキ
サン、ジメチルホルムアミド、酢酸エチルのような溶剤
中、塩基としては例えば水素化ナトリウムのようなアル
カリ金属水素化物、例えば水酸化ナトリウムのようなア
ルカリ金属水酸化物、例えば炭酸カリウムなどのアルカ
リ金属炭酸塩、例えばピリジン、トリエチルアミンのよ
うな有機塩基の存在下有利に行なうことができる。反応
温度は40〜120 ℃の範囲で行なわれ、1〜5時間
で反応は完結する。
]で示される化合物とを、適当な塩基の存在下反応させ
ることによって得ることができる。この反応は、ジオキ
サン、ジメチルホルムアミド、酢酸エチルのような溶剤
中、塩基としては例えば水素化ナトリウムのようなアル
カリ金属水素化物、例えば水酸化ナトリウムのようなア
ルカリ金属水酸化物、例えば炭酸カリウムなどのアルカ
リ金属炭酸塩、例えばピリジン、トリエチルアミンのよ
うな有機塩基の存在下有利に行なうことができる。反応
温度は40〜120 ℃の範囲で行なわれ、1〜5時間
で反応は完結する。
【0023】(3) また一般式(1)の化合物は一般
式(2)で示される化合物と一般式(6)
式(2)で示される化合物と一般式(6)
【0024】
【0025】[式中R1 ,R2 及びWは前述の通り
]で示される化合物とを、ジオキサンのような反応に不
活性な溶剤中反応させることによって一般式(7)
]で示される化合物とを、ジオキサンのような反応に不
活性な溶剤中反応させることによって一般式(7)
【0
026】 [式中R1 ,R2 及びWは前述の通り]又は一般式
(8)
026】 [式中R1 ,R2 及びWは前述の通り]又は一般式
(8)
【0027】
【0028】[式中R1 ,R2 ,R3 及びWは前
述の通り]で示される化合物を得、ついで環化させるこ
とによって得られる。環化は通常過剰量の酢酸を用いて
加熱下で行なわれる。また酢酸ナトリウムなどの塩基を
添加することも有利である。上記の方法で得られる化合
物は、公知の分離精製手段、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー等により単離精製することができる
。一般式(1)で示される化合物の製薬的に許容される
塩が更に必要とされる場合には、常法により例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど陽イオンを共存する
塩基、例えば塩酸、硫酸などの無機酸や、例えばフマル
酸やシュウ酸などの有機酸と反応させて得ることができ
る。
述の通り]で示される化合物を得、ついで環化させるこ
とによって得られる。環化は通常過剰量の酢酸を用いて
加熱下で行なわれる。また酢酸ナトリウムなどの塩基を
添加することも有利である。上記の方法で得られる化合
物は、公知の分離精製手段、例えば溶媒抽出、再結晶、
クロマトグラフィー等により単離精製することができる
。一般式(1)で示される化合物の製薬的に許容される
塩が更に必要とされる場合には、常法により例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど陽イオンを共存する
塩基、例えば塩酸、硫酸などの無機酸や、例えばフマル
酸やシュウ酸などの有機酸と反応させて得ることができ
る。
【0029】
【実施例】本発明化合物の製造例及び実施例を記載し、
本発明を更に詳細に説明する。
本発明を更に詳細に説明する。
【0030】実施例1
5−(4−(1−オキソイソインドリン−2−イル
)フェニル)チアゾリジン−2,4−ジオン
)フェニル)チアゾリジン−2,4−ジオン
【0031】5−(4−アミノフェニル)チアゾリジン
−2,4−ジオン4.90g、フタルアルデヒド酸3.
54gをエタノール50mlに溶解し2時間還流した。 放冷後、水素化ホウ素ナトリウム1.78gを加えて室
温で20分間撹拌した。その後溶媒を減圧留去し、残渣
に氷酢酸10mlを加えて、 100℃で10分間撹拌
した。放冷後、水 100mlを加えて析出結晶を濾取
、水洗、乾燥した。これをエタノールから再結晶し、表
題化合物6.90gを得た。 m.p. 257.0〜259.0 ℃
−2,4−ジオン4.90g、フタルアルデヒド酸3.
54gをエタノール50mlに溶解し2時間還流した。 放冷後、水素化ホウ素ナトリウム1.78gを加えて室
温で20分間撹拌した。その後溶媒を減圧留去し、残渣
に氷酢酸10mlを加えて、 100℃で10分間撹拌
した。放冷後、水 100mlを加えて析出結晶を濾取
、水洗、乾燥した。これをエタノールから再結晶し、表
題化合物6.90gを得た。 m.p. 257.0〜259.0 ℃
【00
32】 元素分析値(%) C17H12N2 O3 Sとし
て計算値 C 62.95 H
3.73 N 8.64実測値
C 63.11 H 3.72
N 8.59
32】 元素分析値(%) C17H12N2 O3 Sとし
て計算値 C 62.95 H
3.73 N 8.64実測値
C 63.11 H 3.72
N 8.59
【0033】実施例2
実施例1と同様な方法で以下に示す化合物を得た。
5−(4−(5−クロロ−1−オキソインドリン−2−
イル)フェニル)チアゾリジン−2,4−ジオン m.p. >300 ℃
イル)フェニル)チアゾリジン−2,4−ジオン m.p. >300 ℃
【0034】
元素分析値(%) C17H11ClN2 O3Sと
して計算値 C 56.91 H
3.09 N 7.81実測値
C 57.21 H 2.99
N 7.75
して計算値 C 56.91 H
3.09 N 7.81実測値
C 57.21 H 2.99
N 7.75
【0035】実施例3
5−(4−(1,3−ジオキソインドリン−2−イ
ル)フェニル)チアゾリジン−2,4−ジオン
ル)フェニル)チアゾリジン−2,4−ジオン
【0036】5−(4−アミノフェニル)チアゾリジン
−2,4−ジオン1.00g、無水フタル酸0.74g
をジオキサン30mlに溶解し、2時間還流した。その
後酢酸30ml,酢酸ナトリウム 0.5gを加え2時
間還流した。水 400mlに注ぎ析出晶を濾取した。 これをエタノールから再結晶し、表題化合物1.50g
を得た。m.p. 243.0〜245.0
℃
−2,4−ジオン1.00g、無水フタル酸0.74g
をジオキサン30mlに溶解し、2時間還流した。その
後酢酸30ml,酢酸ナトリウム 0.5gを加え2時
間還流した。水 400mlに注ぎ析出晶を濾取した。 これをエタノールから再結晶し、表題化合物1.50g
を得た。m.p. 243.0〜245.0
℃
【0037】
元素分析値(%) C17H10N2 O4 Sとし
て計算値 C 60.35 H
2.98 N 8.28実測値
C 60.44 H 2.78
N 8.21
て計算値 C 60.35 H
2.98 N 8.28実測値
C 60.44 H 2.78
N 8.21
【0038】実験例 1.
ラットにおけるインスリン感受性増強作用 ラットに実施例1の化合物を10mg/kgの用量で5
日間経口投与した後18時間絶食した。その後インスリ
ンを 0.1ユニット/kgの用量で腹腔内投与し、イ
ンスリン投与後0および1時間に尾静脈より血液を採取
し血糖を定量した(表1)。
ラットにおけるインスリン感受性増強作用 ラットに実施例1の化合物を10mg/kgの用量で5
日間経口投与した後18時間絶食した。その後インスリ
ンを 0.1ユニット/kgの用量で腹腔内投与し、イ
ンスリン投与後0および1時間に尾静脈より血液を採取
し血糖を定量した(表1)。
【0039】実験例 2.遺伝性肥満マウスにおける
耐糖能改善作用 遺伝性肥満マウス(CS57BL ob/ob)に実施
例1の化合物を10,30及び 100mg/kgの用
量で5日間経口投与した後、18時間絶食した。その後
、グルコースを2g/kgの用量で経口投与し、投与後
0,30,60及び 120分に尾静脈より採血し、血
糖を定量した(表2)。これらの結果より、本発明化合
物は強力な血糖降下作用を示すことが示された。
耐糖能改善作用 遺伝性肥満マウス(CS57BL ob/ob)に実施
例1の化合物を10,30及び 100mg/kgの用
量で5日間経口投与した後、18時間絶食した。その後
、グルコースを2g/kgの用量で経口投与し、投与後
0,30,60及び 120分に尾静脈より採血し、血
糖を定量した(表2)。これらの結果より、本発明化合
物は強力な血糖降下作用を示すことが示された。
【0040】実験例 3.in vitroにおける
アルドース還元酵素阻害作用 ラットレンズより抽出したアルドース還元酵素に対し、
実施例1の化合物のinvitroにおける阻害作用を
Hyman and Kinoshita(J.Bio
.Chem., 240:877,1965)の方法に
より検討したところ下記のようなIC50値を示した(
表3)。これらの結果より、本発明化合物は強力なアル
ドース還元酵素阻害活性を有することが示唆された。
アルドース還元酵素阻害作用 ラットレンズより抽出したアルドース還元酵素に対し、
実施例1の化合物のinvitroにおける阻害作用を
Hyman and Kinoshita(J.Bio
.Chem., 240:877,1965)の方法に
より検討したところ下記のようなIC50値を示した(
表3)。これらの結果より、本発明化合物は強力なアル
ドース還元酵素阻害活性を有することが示唆された。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【発明の効果】本発明による新規なチアゾリジン−2,
4−ジオン誘導体及びその塩類は、優れた血糖降下作用
を有すると同時に、顕著なアルドース還元酵素阻害活性
を併せ持ち、糖尿病及びその合併症の治療及び予防のた
めの薬剤として有用である。
4−ジオン誘導体及びその塩類は、優れた血糖降下作用
を有すると同時に、顕著なアルドース還元酵素阻害活性
を併せ持ち、糖尿病及びその合併症の治療及び予防のた
めの薬剤として有用である。
Claims (6)
- 【請求項1】 一般式(1) [式中R1 及びR2 は同一又は異なって水素原子、
ハロゲン、低級アルキル基、水酸基、低級アルコキシ基
、ニトロ基又はアミノ基(当該アミノ基は低級アルキル
基又は低級アルカノイル基によって置換されても良い)
であり、R3 は水素原子、又は低級アルキル基を示し
、Aは低級アルキレン、又はカルボニル基を表し、B及
びWは相異なって低級アルキレン、カルボニル基又は結
合手を示す。]で示されるチアゾリジン−2,4−ジオ
ン誘導体又はその塩。 - 【請求項2】 一般式(2) [式中R3 は前述の通り]で示される化合物又はその
塩と、一般式(3) [式中m及びnは0〜2の整数を表し、Mはカルボキシ
ル基またはその反応性誘導体を示し、R1 及びR2
は前述の通り]で示される化合物を、還元剤の存在下反
応させて一般式(4) [式中R1 ,R2 ,R3 ,m,nおよびMは前述
の通り]で示される化合物を得、ついで環化させること
を特徴とする請求項1記載のチアゾリジン−2,4−ジ
オン誘導体又はその塩の製造法。 - 【請求項3】 一般式(5) [式中Zは脱離基を示し、R1 ,R2 ,A,B及び
Wは前述の通り]で示される化合物と一般式(2)[式
中R3 は前述の通り]で示される化合物とを反応させ
ることを特徴とする請求項1記載のチアゾリジン−2,
4−ジオン誘導体またはその塩の製造法。 - 【請求項4】 一般式(6) [式中R1 ,R2 及びWは前述の通り]で示される
化合物と一般式(2) [式中R3 は前述の通り]で示される化合物とを反応
させ、一般式(7)又は一般式(8) [式中R1 ,R2 ,R3 及びWは前述の通り]で
示される化合物を得、ついで環化させることを特徴とす
る請求項1記載のチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体
又はその塩の製造法。 - 【請求項5】 一般式(1) [式中R1 ,R2 ,R3 ,A,B及びWは前述の
通り]で示されるチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体
又はその塩の、少なくとも1種以上を有効成分とする血
糖降下剤。 - 【請求項6】 一般式(1) [式中R1 ,R2 ,R3 ,A,B及びWは前述の
通り]で示されるチアゾリジン−2,4−ジオン誘導体
又はその塩の、少なくとも1種以上を有効成分とするア
ルドース還元酵素阻害剤。
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