JPH04230335A - 変性モルデナイトをベースとする触媒を用いる、2−および3−フェニルアルカン類の製造方法 - Google Patents
変性モルデナイトをベースとする触媒を用いる、2−および3−フェニルアルカン類の製造方法Info
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- JPH04230335A JPH04230335A JP16808791A JP16808791A JPH04230335A JP H04230335 A JPH04230335 A JP H04230335A JP 16808791 A JP16808791 A JP 16808791A JP 16808791 A JP16808791 A JP 16808791A JP H04230335 A JPH04230335 A JP H04230335A
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- C07C2529/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
- C07C2529/06—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
- C07C2529/18—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the mordenite type
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変性モルデナイトをベ
ースとする少なくとも1つの触媒の存在下における、炭
素原子数9〜16、より詳しくは炭素原子数10〜14
の直鎖状オレフィン(類)を用いる、ベンゼンのアルキ
ル化による2−フェニルアルカン類と3−フェニルアル
カン類の製造方法に関する。
ースとする少なくとも1つの触媒の存在下における、炭
素原子数9〜16、より詳しくは炭素原子数10〜14
の直鎖状オレフィン(類)を用いる、ベンゼンのアルキ
ル化による2−フェニルアルカン類と3−フェニルアル
カン類の製造方法に関する。
【0002】本発明によって得られる2−フェニルアル
カン類と3−フェニルアルカン類は、スルホン化後、生
分解性洗浄剤の構成用の化合物となる。
カン類と3−フェニルアルカン類は、スルホン化後、生
分解性洗浄剤の構成用の化合物となる。
【0003】
【従来技術および解決すべき課題】現在、生分解性洗浄
剤のベースは、直鎖状アルキルベンゼン類に大きく頼っ
ている。この種の化合物の生産は、着実に増加している
。これは、例えば西ヨーロッパのレベルで、650,0
00 トン/年に近い。スルホン化工程後、これらの化
合物に対して求められている主な特性の1つは、洗浄力
の他に、生分解性である。最大限の生分解性を得るには
、アルキル基は、直鎖状でかつ長いものでなければなら
ず、スルホネート基と直鎖の末端炭素との距離は、最大
でなければならず、フェニル基は、アルキル基の端部の
1つからできるだけ近いものでなければならない。従っ
て、2−フェニルアルカン類と3−フェニルアルカン類
型の直鎖状アルキルベンゼン類は、この目標に達するの
に最も適切であり、最も有利なベンゼンのアルキル化剤
は、C9〜C16、好ましくはC10〜C14直鎖状オ
レフィンからなるものである。
剤のベースは、直鎖状アルキルベンゼン類に大きく頼っ
ている。この種の化合物の生産は、着実に増加している
。これは、例えば西ヨーロッパのレベルで、650,0
00 トン/年に近い。スルホン化工程後、これらの化
合物に対して求められている主な特性の1つは、洗浄力
の他に、生分解性である。最大限の生分解性を得るには
、アルキル基は、直鎖状でかつ長いものでなければなら
ず、スルホネート基と直鎖の末端炭素との距離は、最大
でなければならず、フェニル基は、アルキル基の端部の
1つからできるだけ近いものでなければならない。従っ
て、2−フェニルアルカン類と3−フェニルアルカン類
型の直鎖状アルキルベンゼン類は、この目標に達するの
に最も適切であり、最も有利なベンゼンのアルキル化剤
は、C9〜C16、好ましくはC10〜C14直鎖状オ
レフィンからなるものである。
【0004】直鎖状オレフィン(類)を用いる、ベンゼ
ンのアルキル化によって得られる直鎖状アルキルベンゼ
ン類は、今日では2つの有力な方法によって製造される
。
ンのアルキル化によって得られる直鎖状アルキルベンゼ
ン類は、今日では2つの有力な方法によって製造される
。
【0005】第一方法は、UOP がライセンスを持っ
ている(B. Vora 、P. Pujado 、J
. Spinner、T. Imai 、Hydroc
arbon Processing, 1984年11
月、86頁;Petrochemical Handb
ook、Hydrocarbon Processin
g、1987年11月、63頁)。この方法は、ベンゼ
ンのアルキル化工程の際に、触媒剤としてフッ化水素酸
を用いる。
ている(B. Vora 、P. Pujado 、J
. Spinner、T. Imai 、Hydroc
arbon Processing, 1984年11
月、86頁;Petrochemical Handb
ook、Hydrocarbon Processin
g、1987年11月、63頁)。この方法は、ベンゼ
ンのアルキル化工程の際に、触媒剤としてフッ化水素酸
を用いる。
【0006】第二方法は、ARCO Technolo
gy Inc がライセンスを持っている(Petro
chemical Handbook、1985年11
月、127 頁)。アルキル化触媒は、ここでは特にA
lCl3 をベースとした、フリーデル・クラフト型の
ものである。
gy Inc がライセンスを持っている(Petro
chemical Handbook、1985年11
月、127 頁)。アルキル化触媒は、ここでは特にA
lCl3 をベースとした、フリーデル・クラフト型の
ものである。
【0007】これらの2つの方法には、複数の大きな不
都合がある。不都合のうちの1つは、これらの方法にお
いて用いられた触媒の非選択性から生じる。実際に、こ
れらの触媒が、アルキル化の観点から非常に選択的であ
るならば、これらの触媒は、可能性のある直鎖状フェニ
ルアルカン類全体の形成を生じる。2−および3−フェ
ニルアルカン類の他にも、当初オレフィンの二重結合の
位置の異性化によって、4−、5−および6−フェニル
アルカン類の形成がある。もう1つの不都合は、環境の
制約と関連がある。フッ化水素酸の使用に基づくUOP
方法は、一方で厳しい安全性の問題、他方で廃棄物の
再処理の問題を提起する。ARCO方法は、フリーデル
・クラフト触媒に基づく方法の従来からの問題、この場
合廃棄物の問題を提起する。実際、この型の方法の場合
、反応器の出口で塩基性溶液によって流出物を中和する
必要がある。これらの様々な不都合に、どちらの方法の
場合も、反応生成物からの触媒の分離に関連する障害が
加わる。
都合がある。不都合のうちの1つは、これらの方法にお
いて用いられた触媒の非選択性から生じる。実際に、こ
れらの触媒が、アルキル化の観点から非常に選択的であ
るならば、これらの触媒は、可能性のある直鎖状フェニ
ルアルカン類全体の形成を生じる。2−および3−フェ
ニルアルカン類の他にも、当初オレフィンの二重結合の
位置の異性化によって、4−、5−および6−フェニル
アルカン類の形成がある。もう1つの不都合は、環境の
制約と関連がある。フッ化水素酸の使用に基づくUOP
方法は、一方で厳しい安全性の問題、他方で廃棄物の
再処理の問題を提起する。ARCO方法は、フリーデル
・クラフト触媒に基づく方法の従来からの問題、この場
合廃棄物の問題を提起する。実際、この型の方法の場合
、反応器の出口で塩基性溶液によって流出物を中和する
必要がある。これらの様々な不都合に、どちらの方法の
場合も、反応生成物からの触媒の分離に関連する障害が
加わる。
【0008】これらの種々の制約によって、2−フェニ
ルアルカン類と3−フェニルアルカン類の選択性の改良
を生じる形状選択性を有する、固体触媒の存在下におけ
る直鎖状オレフィンによる、ベンゼンのアルキル化方法
に焦点を合わせることの有利さが解明される。このよう
な触媒の組成によって、一方で、環境問題と触媒−流出
物の分離の問題を排除することができ、他方で、最も求
められている生成物である、2−および3−フェニルア
ルカン類の製造を最大限に行なうことができる。形状選
択性を有するこのような固体触媒は、いくつかのゼオラ
イトからなっていてもよいであろう。従ってベンゼンの
アルキル化のための、この型の固体の使用は、既に何度
も記載されている。Bowes (特許US−A−3,
716,596)は、1973年から、SiO2/Al
2O3モル比7.7 のゼオライトH−ZSM4の使用
方法について特許請求している。さらに最近になって、
Young (特許US−A−4,301,317)は
、長い直鎖状オレフィンによるベンゼンのアルキル化用
の、一連のゼオライト全部を特許請求した。この発明者
が挙げた構造としては、特に、カンクリナイト(can
crinite)、グメリナイト(gmelinite
) 、モルデナイト(mordenite) 、オフレ
タイト(offretite) およびZSM12 が
見られる。使用前に、これらのゼオライトは、少なくと
も一部、水素型に転換されなければならない。この転換
を行なうのに必要な技術は、固体中に当初から存在する
カチオンを、プロトンの先駆物質、例えばアンモニウム
イオンと置換えること、ついで水蒸気の存在下に、この
ようにして得られたアンモニウム型を焼成することから
なる。ついで、この当初転換から生じる生成物を、種々
の化学処理、特に脱アルミニウム処理に付してもよい。 この技術(特許US−A−4,301,317)に従っ
て製造されたゼオライトは、少なくとも5個の炭素原子
を有する直鎖状オレフィンによるベンゼンのアルキル化
に対して、かなり成績がよいことがわかる。必要な反応
温度は、50℃以上でなければならず、圧力は1MPa
以上でなければならない。
ルアルカン類と3−フェニルアルカン類の選択性の改良
を生じる形状選択性を有する、固体触媒の存在下におけ
る直鎖状オレフィンによる、ベンゼンのアルキル化方法
に焦点を合わせることの有利さが解明される。このよう
な触媒の組成によって、一方で、環境問題と触媒−流出
物の分離の問題を排除することができ、他方で、最も求
められている生成物である、2−および3−フェニルア
ルカン類の製造を最大限に行なうことができる。形状選
択性を有するこのような固体触媒は、いくつかのゼオラ
イトからなっていてもよいであろう。従ってベンゼンの
アルキル化のための、この型の固体の使用は、既に何度
も記載されている。Bowes (特許US−A−3,
716,596)は、1973年から、SiO2/Al
2O3モル比7.7 のゼオライトH−ZSM4の使用
方法について特許請求している。さらに最近になって、
Young (特許US−A−4,301,317)は
、長い直鎖状オレフィンによるベンゼンのアルキル化用
の、一連のゼオライト全部を特許請求した。この発明者
が挙げた構造としては、特に、カンクリナイト(can
crinite)、グメリナイト(gmelinite
) 、モルデナイト(mordenite) 、オフレ
タイト(offretite) およびZSM12 が
見られる。使用前に、これらのゼオライトは、少なくと
も一部、水素型に転換されなければならない。この転換
を行なうのに必要な技術は、固体中に当初から存在する
カチオンを、プロトンの先駆物質、例えばアンモニウム
イオンと置換えること、ついで水蒸気の存在下に、この
ようにして得られたアンモニウム型を焼成することから
なる。ついで、この当初転換から生じる生成物を、種々
の化学処理、特に脱アルミニウム処理に付してもよい。 この技術(特許US−A−4,301,317)に従っ
て製造されたゼオライトは、少なくとも5個の炭素原子
を有する直鎖状オレフィンによるベンゼンのアルキル化
に対して、かなり成績がよいことがわかる。必要な反応
温度は、50℃以上でなければならず、圧力は1MPa
以上でなければならない。
【0009】本出願人は、非常に特殊な物理化学的性質
(下記参照)、例えば結晶格子外種、特に結晶格子外ア
ルミン酸種が不存在のいくつかのモルデナイトが、炭素
原子数9〜16、より詳しくは炭素原子数10〜14の
直鎖状オレフィン(類)を用いるベンゼンのアルキル化
において、先行技術に記載された触媒より優れた触媒成
績を有することを見出だした。これらは特に同時に、非
常に活性が高く、非常に選択性があり、かつ特に失活に
対して耐性が高い。
(下記参照)、例えば結晶格子外種、特に結晶格子外ア
ルミン酸種が不存在のいくつかのモルデナイトが、炭素
原子数9〜16、より詳しくは炭素原子数10〜14の
直鎖状オレフィン(類)を用いるベンゼンのアルキル化
において、先行技術に記載された触媒より優れた触媒成
績を有することを見出だした。これらは特に同時に、非
常に活性が高く、非常に選択性があり、かつ特に失活に
対して耐性が高い。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による2−フェニ
ルアルカン類と3−フェニルアルカン類の混合物の製造
方法は、反応帯域において、ベンゼンと、分子内に9〜
16個の炭素原子、好ましくは10〜14個の炭素原子
を有する少なくとも1つの直鎖状オレフィンを含む仕込
原料とを、全体のSi/Al原子比が15〜85、好ま
しくは15〜60、さらに好ましくは20〜50の脱ア
ルミニウムモルデナイトをベースとする少なくとも1つ
の触媒の接触下に反応させることからなる。さらに前記
脱アルミニウムモルデナイトは、下記特徴を有する: −ナトリウム重量含量が1,000 ppm 以下、好
ましくは250 ppm 以下(すなわちNa/Al原
子比が0.75以下、好ましくは0.25以下); −格子外アルミン種の割合が非常にわずかであるか、ま
たはゼロである。格子外アルミン種の含量は、マジック
角の回転技術を用いる、27AlのRMN によって、
あるいはヒドロキシル基の領域内の赤外線分光学によっ
て、この種に属するものとされる信号が検知されないよ
うなものである。より定量的には、骨格外(格子外)ア
ルミン種に対応する信号の強度の、骨格のアルミン種に
対応する信号の強度の比は、2つの特徴付け技術につい
て、0.15以下、好ましくは0.05以下である;−
単位格子の容積が2.760 nm3以下(1nm=1
0−9m)、好ましくは2.745 nm3以下;−赤
外線スペクトルにおいて、四面体TO4(T=Alまた
はSi)の非対称振動数が1,076cm −1以上、
好ましくは1,082cm−1以上; −窒素分圧0.19下、77Kの窒素吸着によって測定
された微細孔容積が、0.150 cm3(液体)/g
以上、好ましくは0.190 cm3(液体)/g以上
である。
ルアルカン類と3−フェニルアルカン類の混合物の製造
方法は、反応帯域において、ベンゼンと、分子内に9〜
16個の炭素原子、好ましくは10〜14個の炭素原子
を有する少なくとも1つの直鎖状オレフィンを含む仕込
原料とを、全体のSi/Al原子比が15〜85、好ま
しくは15〜60、さらに好ましくは20〜50の脱ア
ルミニウムモルデナイトをベースとする少なくとも1つ
の触媒の接触下に反応させることからなる。さらに前記
脱アルミニウムモルデナイトは、下記特徴を有する: −ナトリウム重量含量が1,000 ppm 以下、好
ましくは250 ppm 以下(すなわちNa/Al原
子比が0.75以下、好ましくは0.25以下); −格子外アルミン種の割合が非常にわずかであるか、ま
たはゼロである。格子外アルミン種の含量は、マジック
角の回転技術を用いる、27AlのRMN によって、
あるいはヒドロキシル基の領域内の赤外線分光学によっ
て、この種に属するものとされる信号が検知されないよ
うなものである。より定量的には、骨格外(格子外)ア
ルミン種に対応する信号の強度の、骨格のアルミン種に
対応する信号の強度の比は、2つの特徴付け技術につい
て、0.15以下、好ましくは0.05以下である;−
単位格子の容積が2.760 nm3以下(1nm=1
0−9m)、好ましくは2.745 nm3以下;−赤
外線スペクトルにおいて、四面体TO4(T=Alまた
はSi)の非対称振動数が1,076cm −1以上、
好ましくは1,082cm−1以上; −窒素分圧0.19下、77Kの窒素吸着によって測定
された微細孔容積が、0.150 cm3(液体)/g
以上、好ましくは0.190 cm3(液体)/g以上
である。
【0011】本発明による製造方法は、次に得られた生
成物を分別して、未転換ベンゼンを含む第一フラクショ
ン、分子内に9〜16個の炭素原子を有する少なくとも
1つの直鎖状オレフィンを含む第二フラクション、2−
フェニルアルカン類と3−フェニルアルカン類との混合
物を含む第三フラクション、および少なくとも1つのポ
リアルキルベンゼンを含む第四フラクションを別々に回
収し、次に前記第四フラクションは、少なくとも一部、
前記反応帯域の方へ再循環され、ここでこの第四フラク
ションは、前記触媒の存在下にベンゼンと反応して、少
なくとも一部トランスアルキル化され、2−フェニルア
ルカン類と3−フェニルアルカン類との混合物を回収す
る方法である。
成物を分別して、未転換ベンゼンを含む第一フラクショ
ン、分子内に9〜16個の炭素原子を有する少なくとも
1つの直鎖状オレフィンを含む第二フラクション、2−
フェニルアルカン類と3−フェニルアルカン類との混合
物を含む第三フラクション、および少なくとも1つのポ
リアルキルベンゼンを含む第四フラクションを別々に回
収し、次に前記第四フラクションは、少なくとも一部、
前記反応帯域の方へ再循環され、ここでこの第四フラク
ションは、前記触媒の存在下にベンゼンと反応して、少
なくとも一部トランスアルキル化され、2−フェニルア
ルカン類と3−フェニルアルカン類との混合物を回収す
る方法である。
【0012】前記モルデナイトは一般に、結晶格子外ア
ルミン酸種含量をかなり減じることができる特別な脱ア
ルミニウム処理によって、二次細孔格子(すなわち中間
細孔格子)を有し、DUBININ 理論に従って測定
されたこれの容積は、0.020 cm3/g以上、好
ましくは0.040 cm3/g以上である。中間細孔
容積のこの測定技術に関する詳細は、F. RAATZ
およびH. AJOT によって、Stud. Sur
f. Sci. Cat. 第39巻、119 頁、1
988年に示されている。
ルミン酸種含量をかなり減じることができる特別な脱ア
ルミニウム処理によって、二次細孔格子(すなわち中間
細孔格子)を有し、DUBININ 理論に従って測定
されたこれの容積は、0.020 cm3/g以上、好
ましくは0.040 cm3/g以上である。中間細孔
容積のこの測定技術に関する詳細は、F. RAATZ
およびH. AJOT によって、Stud. Sur
f. Sci. Cat. 第39巻、119 頁、1
988年に示されている。
【0013】本発明において用いられているモルデナイ
トは、天然または合成起源のベースのモルデナイトから
製造される。好ましくはベースのモルデナイトとして、
合成モルデナイトを用いる。これは、これらが、調節さ
れた全体のSi/Al原子比が5〜約20の様々なもの
である、非常に純粋な相として製造されうるからである
。 さらに、これらの合成モルデナイトは、触媒成績のレベ
ルで有害な金属不純物を含まない。好ましくは、ベース
のモルデナイトとして、合成後に全体のSi/Al原子
比が約10以下の合成モルデナイトを用いる。これによ
って、特に脱アルミニウム処理後、最終モルデナイトの
結晶中に、大きな中間細孔格子を発達させることができ
る。全体のSi/Al原子比が約10以下のこれらの合
成モルデナイトとして、場合によっては、「小孔」型モ
ルデナイトを選んでもよい。これの合成法については、
特に、D. DOMINE およびJ. QUOBEX
によって、Molecular Sieves、So
ciety of Chemical Industr
y、ロンドン、1978年、78頁に記載されている。 このモルデナイトは、その特別な構造特性によって、最
終モルデナイトの2−および3−フェニルアルカン類の
選択性をさらに一層改善することができる。
トは、天然または合成起源のベースのモルデナイトから
製造される。好ましくはベースのモルデナイトとして、
合成モルデナイトを用いる。これは、これらが、調節さ
れた全体のSi/Al原子比が5〜約20の様々なもの
である、非常に純粋な相として製造されうるからである
。 さらに、これらの合成モルデナイトは、触媒成績のレベ
ルで有害な金属不純物を含まない。好ましくは、ベース
のモルデナイトとして、合成後に全体のSi/Al原子
比が約10以下の合成モルデナイトを用いる。これによ
って、特に脱アルミニウム処理後、最終モルデナイトの
結晶中に、大きな中間細孔格子を発達させることができ
る。全体のSi/Al原子比が約10以下のこれらの合
成モルデナイトとして、場合によっては、「小孔」型モ
ルデナイトを選んでもよい。これの合成法については、
特に、D. DOMINE およびJ. QUOBEX
によって、Molecular Sieves、So
ciety of Chemical Industr
y、ロンドン、1978年、78頁に記載されている。 このモルデナイトは、その特別な構造特性によって、最
終モルデナイトの2−および3−フェニルアルカン類の
選択性をさらに一層改善することができる。
【0014】前記の特徴を有するモルデナイトを得るた
めに、ベースのモルデナイトは、場合によってイオン交
換工程後に行なう、特殊な脱アルミニウム処理を受けな
ければならない。
めに、ベースのモルデナイトは、場合によってイオン交
換工程後に行なう、特殊な脱アルミニウム処理を受けな
ければならない。
【0015】一般に、オプションのイオン交換工程は、
温度10〜180℃(場合によっては自己発生圧力下の
交換)で、約10分以上の間、アンモニア濃度0.01
〜10Nのアンモニウム塩(硝酸塩、硫酸塩、蓚酸塩等
)の溶液中での少なくとも1回の処理からなる。
温度10〜180℃(場合によっては自己発生圧力下の
交換)で、約10分以上の間、アンモニア濃度0.01
〜10Nのアンモニウム塩(硝酸塩、硫酸塩、蓚酸塩等
)の溶液中での少なくとも1回の処理からなる。
【0016】脱アルミニウム処理は酸浸蝕である。これ
は温度10〜150 ℃で、様々な種類の酸(HCl、
HNO3、H2SO4、HF等)溶液中での少なくとも
1回の処理からなる(場合によっては自己発生圧力下の
浸蝕)。酸濃度は好ましくは1.5 〜7Nである。溶
液容積の乾燥固体重量に対する比は3〜20cm3/g
、有利には3.5 〜7cm3/gである。処理時間は
少なくとも10分である。所望の規格に達するには、苛
酷な条件下で実施される限定された回数の酸浸蝕、また
は穏やかな条件下で実施されるより多数回の酸浸蝕に頼
ることもできよう。
は温度10〜150 ℃で、様々な種類の酸(HCl、
HNO3、H2SO4、HF等)溶液中での少なくとも
1回の処理からなる(場合によっては自己発生圧力下の
浸蝕)。酸濃度は好ましくは1.5 〜7Nである。溶
液容積の乾燥固体重量に対する比は3〜20cm3/g
、有利には3.5 〜7cm3/gである。処理時間は
少なくとも10分である。所望の規格に達するには、苛
酷な条件下で実施される限定された回数の酸浸蝕、また
は穏やかな条件下で実施されるより多数回の酸浸蝕に頼
ることもできよう。
【0017】先行技術に記載された製造技術に比して、
本発明に用いられる製造方法によって、その方法のより
優れた簡略化に加えて、実際に結晶格子外種を含まず、
かつ、その中間細孔容積が、あらゆるアルミン酸残存物
を含まない固体を得ることができる。実際、科学文献に
おいて、アンモニウムまたは水素型のゼオライトの焼成
を行なうと、より詳しくは水蒸気下の焼成を行なうと、
結晶格子外アルミン酸種の形成を生じる。これらを後の
化学処理によって完全に抽出するのは不可能でないにし
ても困難である。これらの結晶格子外種、特にアルミン
酸種の結晶格子外種は、骨格の酸性部位の毒性として知
られており、これらはさらに水蒸気下の焼成工程の際に
場合によっては形成される、二次細孔結晶格子のブロッ
ク剤である。
本発明に用いられる製造方法によって、その方法のより
優れた簡略化に加えて、実際に結晶格子外種を含まず、
かつ、その中間細孔容積が、あらゆるアルミン酸残存物
を含まない固体を得ることができる。実際、科学文献に
おいて、アンモニウムまたは水素型のゼオライトの焼成
を行なうと、より詳しくは水蒸気下の焼成を行なうと、
結晶格子外アルミン酸種の形成を生じる。これらを後の
化学処理によって完全に抽出するのは不可能でないにし
ても困難である。これらの結晶格子外種、特にアルミン
酸種の結晶格子外種は、骨格の酸性部位の毒性として知
られており、これらはさらに水蒸気下の焼成工程の際に
場合によっては形成される、二次細孔結晶格子のブロッ
ク剤である。
【0018】特別な理論に結び付けるわけではないが、
本発明において用いられたモルデナイトの優れた成績は
、少なくとも一部、結晶格子外種、特に結晶格子外アル
ミン酸種の不在から生じるようである。次に、酸浸蝕の
際に骨格から抽出されたアルミニウムは、直接、溶液に
可溶化される。これによって、最大の酸性度を有し、か
つ、分散特性が非常に改善されている固体を得ることが
できる。すなわち骨格のアルミニウムのみに関連したブ
レンステッド型の酸性度(結晶格子外アルミニウムによ
る骨格の部位の被毒ではなく、骨格外の酸性部位でもな
い)、あらゆる残存物を完全に含まない微小孔および中
間細孔格子である。
本発明において用いられたモルデナイトの優れた成績は
、少なくとも一部、結晶格子外種、特に結晶格子外アル
ミン酸種の不在から生じるようである。次に、酸浸蝕の
際に骨格から抽出されたアルミニウムは、直接、溶液に
可溶化される。これによって、最大の酸性度を有し、か
つ、分散特性が非常に改善されている固体を得ることが
できる。すなわち骨格のアルミニウムのみに関連したブ
レンステッド型の酸性度(結晶格子外アルミニウムによ
る骨格の部位の被毒ではなく、骨格外の酸性部位でもな
い)、あらゆる残存物を完全に含まない微小孔および中
間細孔格子である。
【0019】実際に、実施例に例証するように、本発明
において用いられるモルデナイトによって、非常に低い
温度で、特に60℃以下、20℃以下(これは従来、周
囲温度に対応する)の温度でさえ、直鎖状オレフィン類
によるベンゼンのアルキル化を実施することができる。 さらに、本発明において用いられる触媒を用いるサイク
ルの寿命は、明らかに改善されている。これは、水蒸気
下の焼成、ついで1回または複数回の酸浸蝕の型の方法
によって製造されたモルデナイトを用いる場合の数週間
と比較して、数ヵ月程度である。
において用いられるモルデナイトによって、非常に低い
温度で、特に60℃以下、20℃以下(これは従来、周
囲温度に対応する)の温度でさえ、直鎖状オレフィン類
によるベンゼンのアルキル化を実施することができる。 さらに、本発明において用いられる触媒を用いるサイク
ルの寿命は、明らかに改善されている。これは、水蒸気
下の焼成、ついで1回または複数回の酸浸蝕の型の方法
によって製造されたモルデナイトを用いる場合の数週間
と比較して、数ヵ月程度である。
【0020】上に定義された脱アルミニウムモルデナイ
トは、本発明において、単独で、または一般に粘土、ア
ルミナ、シリカ、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン
、酸化ホウ素、およびこれら化合物の少なくとも2つの
あらゆる組合わせ、例えばシリカ−アルミナ、シリカ−
マグネシア等からなる群から選ばれる、バインダすなわ
ちマトリックスと混合して用いられてもよい。凝集およ
び成形のあらゆる既知の方法が適用しうる。例えば押出
し、ペレット成形、滴状凝結、噴霧乾燥等である。
トは、本発明において、単独で、または一般に粘土、ア
ルミナ、シリカ、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン
、酸化ホウ素、およびこれら化合物の少なくとも2つの
あらゆる組合わせ、例えばシリカ−アルミナ、シリカ−
マグネシア等からなる群から選ばれる、バインダすなわ
ちマトリックスと混合して用いられてもよい。凝集およ
び成形のあらゆる既知の方法が適用しうる。例えば押出
し、ペレット成形、滴状凝結、噴霧乾燥等である。
【0021】従って本発明による方法においては、前記
脱アルミニウムモルデナイトを一般に1〜100 重量
%、好ましくは20〜98重量%、例えば40〜98重
量%と、マトリックスを0〜99重量%、好ましくは2
〜80重量%、例えば2〜60重量%含む、前記の特徴
を有する脱アルミニウムモルデナイトをベースとする、
少なくとも1つの触媒を用いる。
脱アルミニウムモルデナイトを一般に1〜100 重量
%、好ましくは20〜98重量%、例えば40〜98重
量%と、マトリックスを0〜99重量%、好ましくは2
〜80重量%、例えば2〜60重量%含む、前記の特徴
を有する脱アルミニウムモルデナイトをベースとする、
少なくとも1つの触媒を用いる。
【0022】本発明の方法の好ましい変形例によれば、
反応帯域において、ベンゼンと、分子内に9〜16個の
炭素原子、好ましくは10〜14個の炭素原子を有する
少なくとも1つの直鎖状オレフィンを含む仕込原料とを
、前記特徴を有する脱アルミニウムモルデナイトをベー
スとする少なくとも1つの触媒の接触下に反応させ(ア
ルキル化反応)、ついで得られた生成物を分別して、未
転換ベンゼンを含む第一フラクション、未転換の少なく
とも1つのC9〜C16(好ましくはC10〜C14)
直鎖状オレフィンを含む第二フラクション、2−および
3−フェニルアルカン類を含む第三フラクション、およ
び少なくとも1つのポリアルキルベンゼンを含む第四フ
ラクション(すなわちポリアルキルベンゼンフラクショ
ン)を別々に回収し、次にこの第四フラクションを、少
なくとも一部、前記反応帯域の方へ再循環し、従ってこ
こで、これは前記触媒、すなわち前記脱アルミニウムモ
ルデナイトをベースとする前記触媒の接触下に、ベンゼ
ンと反応し、少なくとも一部トランスアルキル化され(
トランスアルキル化反応)、2−フェニルアルカン類と
3−フェニルアルカン類の混合物を回収する。
反応帯域において、ベンゼンと、分子内に9〜16個の
炭素原子、好ましくは10〜14個の炭素原子を有する
少なくとも1つの直鎖状オレフィンを含む仕込原料とを
、前記特徴を有する脱アルミニウムモルデナイトをベー
スとする少なくとも1つの触媒の接触下に反応させ(ア
ルキル化反応)、ついで得られた生成物を分別して、未
転換ベンゼンを含む第一フラクション、未転換の少なく
とも1つのC9〜C16(好ましくはC10〜C14)
直鎖状オレフィンを含む第二フラクション、2−および
3−フェニルアルカン類を含む第三フラクション、およ
び少なくとも1つのポリアルキルベンゼンを含む第四フ
ラクション(すなわちポリアルキルベンゼンフラクショ
ン)を別々に回収し、次にこの第四フラクションを、少
なくとも一部、前記反応帯域の方へ再循環し、従ってこ
こで、これは前記触媒、すなわち前記脱アルミニウムモ
ルデナイトをベースとする前記触媒の接触下に、ベンゼ
ンと反応し、少なくとも一部トランスアルキル化され(
トランスアルキル化反応)、2−フェニルアルカン類と
3−フェニルアルカン類の混合物を回収する。
【0023】従って本発明のこの変形例は、アルキル化
およびトランスアルキル化反応が、同じ反応帯域におい
て(すなわち同じ反応器において)、同じ触媒の存在下
に同時に生じるという事実を特徴とする。
およびトランスアルキル化反応が、同じ反応帯域におい
て(すなわち同じ反応器において)、同じ触媒の存在下
に同時に生じるという事実を特徴とする。
【0024】好ましくは、アルキル化反応を終えた未転
換ベンゼンを含む第一フラクションは、少なくとも一部
、前記反応帯域の方へ再循環される。従って、再循環さ
れた第四フラクション(すなわちポリアルキルベンゼン
フラクション)の少なくとも一部と反応する、ベンゼン
の少なくとも一部は、アルキル化反応の際に未転換のベ
ンゼン、従って前記第一フラクションから来る未転換ベ
ンゼンからなる。
換ベンゼンを含む第一フラクションは、少なくとも一部
、前記反応帯域の方へ再循環される。従って、再循環さ
れた第四フラクション(すなわちポリアルキルベンゼン
フラクション)の少なくとも一部と反応する、ベンゼン
の少なくとも一部は、アルキル化反応の際に未転換のベ
ンゼン、従って前記第一フラクションから来る未転換ベ
ンゼンからなる。
【0025】同様に好ましくは、アルキル化反応を終え
た未転換の少なくとも1つのC9〜C16(通常C10
〜C14)直鎖状オレフィンを含む第二フラクションは
、少なくとも一部、前記反応帯域の方へ再循環される。
た未転換の少なくとも1つのC9〜C16(通常C10
〜C14)直鎖状オレフィンを含む第二フラクションは
、少なくとも一部、前記反応帯域の方へ再循環される。
【0026】第四フラクションの再循環部分は、好まし
くは主として少なくとも1つのジアルキルベンゼンを含
み、好ましくは実質的に重質アルキル芳香族を含まない
。これらは、場合によっては分別によって除去されうる
。
くは主として少なくとも1つのジアルキルベンゼンを含
み、好ましくは実質的に重質アルキル芳香族を含まない
。これらは、場合によっては分別によって除去されうる
。
【0027】本発明によって得られた2−フェニルアル
カン類と3−フェニルアルカン類の混合物は、有利には
、n−フェニルアルカン類をほとんど含まないか、また
は実質的に含まない。ここで、nは、4またはそれ以上
の整数である。
カン類と3−フェニルアルカン類の混合物は、有利には
、n−フェニルアルカン類をほとんど含まないか、また
は実質的に含まない。ここで、nは、4またはそれ以上
の整数である。
【0028】図1は、本発明の特別な実施態様を示して
いる。
いる。
【0029】新品ベンゼン(導管(1) )を、一方で
、ベンゼンとC10〜C14直鎖状オレフィン類(蒸溜
範囲が165 〜240 ℃の留分)との混合物と混合
するが(導管(2) )、このベンゼンは導管(15)
を経て第一分別塔(14)の頂部から来るものであり、
前記C10〜C14直鎖状オレフィン類は、導管(18
)を経て第二分別塔(17)の頂部から来るものであり
、他方で、導管(4) から来る「新品」のC10〜C
14直鎖状オレフィン類と、導管(24)を経て第三分
別塔(20)の底部から来る(導管(22))ジアルキ
ルベンゼン類との混合物(導管(3) )と、場合によ
るパージ(導管(23))後に混合する。次に、得られ
た全体の混合物(すなわち仕込原料)を導管(5) を
経て熱交換器(6) に送る。ここでこの混合物を、導
管(12)を経てアルキル化反応器(11)から出る流
出物との熱交換によって予備加熱する。ついで混合物を
、熱交換器(6) での滞留後、導管(7) を経てア
ルキル化反応器(11)へ送る。場合によっては、熱交
換器(6) での予備加熱が不十分であるならば、この
熱交換器(6) から出る混合物を、導管(8) を経
て加熱炉(9) へ予め送る。ここから混合物は導管(
10)を経て再び出てアルキル化反応器(11)の方へ
進む。反応器(11)を出たら、流出物を導管(12)
を経て熱交換器(6) の方へ送り、ついで導管(13
)を経て第一分別塔(14)の方へ送る。この第一分別
塔(14)の頂部において、導管(15)を経て過剰の
ベンゼンが出される。これは反応しなかったものである
。次にこれを、導管(18)を経て第二分別塔(17)
の頂部から来る未転換C10〜C14直鎖状オレフィン
類との混合後、導管(2) を経て反応器(11)の入
口の方へ再循環する。この第一分別塔(14)の底部に
おいて、混合物を回収する。これは導管(16)によっ
て第二分別塔(17)へ送られる。この第二分別塔(1
7)の頂部において、導管(18)を経て未転換C10
〜C14直鎖状オレフィン類を回収する。ついでこれを
、導管(15)を経て第一分別塔(14)の頂部から来
るベンゼンとの混合後、導管(2) を経て反応器(1
1)の入口の方へ再循環する。この第二分別塔(17)
の底部において混合物を抜出す。これは導管(19)を
経て第三分別塔(20)に送られる。この第三分別塔(
20)の頂部において、導管(21)を経て2−フェニ
ルアルカン類と3−フェニルアルカン類との混合物(蒸
溜範囲が290〜370 ℃である留分)を回収する。 この混合物は貯蔵器へ送られる。この第三分別塔(20
)の底部において、導管(22)を経てジアルキルベン
ゼン類を抜出す。 これの少なくとも大部分は、導管(24)を経て反応器
(11)の方へ再循環され、このうち少量が、場合によ
っては導管(23)を経て回路からパージされる。
、ベンゼンとC10〜C14直鎖状オレフィン類(蒸溜
範囲が165 〜240 ℃の留分)との混合物と混合
するが(導管(2) )、このベンゼンは導管(15)
を経て第一分別塔(14)の頂部から来るものであり、
前記C10〜C14直鎖状オレフィン類は、導管(18
)を経て第二分別塔(17)の頂部から来るものであり
、他方で、導管(4) から来る「新品」のC10〜C
14直鎖状オレフィン類と、導管(24)を経て第三分
別塔(20)の底部から来る(導管(22))ジアルキ
ルベンゼン類との混合物(導管(3) )と、場合によ
るパージ(導管(23))後に混合する。次に、得られ
た全体の混合物(すなわち仕込原料)を導管(5) を
経て熱交換器(6) に送る。ここでこの混合物を、導
管(12)を経てアルキル化反応器(11)から出る流
出物との熱交換によって予備加熱する。ついで混合物を
、熱交換器(6) での滞留後、導管(7) を経てア
ルキル化反応器(11)へ送る。場合によっては、熱交
換器(6) での予備加熱が不十分であるならば、この
熱交換器(6) から出る混合物を、導管(8) を経
て加熱炉(9) へ予め送る。ここから混合物は導管(
10)を経て再び出てアルキル化反応器(11)の方へ
進む。反応器(11)を出たら、流出物を導管(12)
を経て熱交換器(6) の方へ送り、ついで導管(13
)を経て第一分別塔(14)の方へ送る。この第一分別
塔(14)の頂部において、導管(15)を経て過剰の
ベンゼンが出される。これは反応しなかったものである
。次にこれを、導管(18)を経て第二分別塔(17)
の頂部から来る未転換C10〜C14直鎖状オレフィン
類との混合後、導管(2) を経て反応器(11)の入
口の方へ再循環する。この第一分別塔(14)の底部に
おいて、混合物を回収する。これは導管(16)によっ
て第二分別塔(17)へ送られる。この第二分別塔(1
7)の頂部において、導管(18)を経て未転換C10
〜C14直鎖状オレフィン類を回収する。ついでこれを
、導管(15)を経て第一分別塔(14)の頂部から来
るベンゼンとの混合後、導管(2) を経て反応器(1
1)の入口の方へ再循環する。この第二分別塔(17)
の底部において混合物を抜出す。これは導管(19)を
経て第三分別塔(20)に送られる。この第三分別塔(
20)の頂部において、導管(21)を経て2−フェニ
ルアルカン類と3−フェニルアルカン類との混合物(蒸
溜範囲が290〜370 ℃である留分)を回収する。 この混合物は貯蔵器へ送られる。この第三分別塔(20
)の底部において、導管(22)を経てジアルキルベン
ゼン類を抜出す。 これの少なくとも大部分は、導管(24)を経て反応器
(11)の方へ再循環され、このうち少量が、場合によ
っては導管(23)を経て回路からパージされる。
【0030】本発明による方法は、温度300 ℃以下
、例えば60℃以下で、圧力1〜10 MPaで、液体
炭化水素流量(空間速度)が、毎時触媒1容あたり約0
.5 〜50容で、ベンゼン/(C9〜C16オレフィ
ン(類))モル比1〜20で実施されてもよい。
、例えば60℃以下で、圧力1〜10 MPaで、液体
炭化水素流量(空間速度)が、毎時触媒1容あたり約0
.5 〜50容で、ベンゼン/(C9〜C16オレフィ
ン(類))モル比1〜20で実施されてもよい。
【0031】
【実施例】下記実施例は本発明を例証するが、その範囲
を制限するものではない。
を制限するものではない。
【0032】[実施例1]:3つの触媒A、B、Cの調
製 これらの種々の触媒を調製するために用いられる原料は
、TSZ600NAAという名称のナトリウム型の、T
osoh 社の大孔モルデナイトである。無水状態のこ
の化学式は、Na、AlO2(SiO2)5.1 であ
り、このナトリウム含量は、5重量%程度である。
製 これらの種々の触媒を調製するために用いられる原料は
、TSZ600NAAという名称のナトリウム型の、T
osoh 社の大孔モルデナイトである。無水状態のこ
の化学式は、Na、AlO2(SiO2)5.1 であ
り、このナトリウム含量は、5重量%程度である。
【0033】この粉末100 グラムを、4M硝酸アン
モニウム溶液中で2時間、100 ℃で還流に付す。導
入された硝酸アンモニウム溶液の容積は、乾燥モルデナ
イト重量の4倍である(V/P=4cm3/g)。この
カチオン交換操作を3回繰り返す。得られた生成物のナ
トリウム重量含量は約500 ppm である。
モニウム溶液中で2時間、100 ℃で還流に付す。導
入された硝酸アンモニウム溶液の容積は、乾燥モルデナ
イト重量の4倍である(V/P=4cm3/g)。この
カチオン交換操作を3回繰り返す。得られた生成物のナ
トリウム重量含量は約500 ppm である。
【0034】次にこの生成物を、3つの等しい部分Ao
、BoおよびCoに分ける。これらを、それぞれ規定度
0.9 N、4.5 Nおよび8Nの硝酸水溶液による
酸浸蝕に各々付す。このようにして、各固体を、V/P
比4cm3/gの硝酸の水溶液中で還流させ、ついで水
で洗浄する。
、BoおよびCoに分ける。これらを、それぞれ規定度
0.9 N、4.5 Nおよび8Nの硝酸水溶液による
酸浸蝕に各々付す。このようにして、各固体を、V/P
比4cm3/gの硝酸の水溶液中で還流させ、ついで水
で洗浄する。
【0035】得られたモルデナイトAo、BoおよびC
oの特徴を表1に示す。
oの特徴を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】Brucker 400 MHz スペク
トロメーターを用いる高分解能27AlのRMN 、お
よびフーリエ変換スペクトロメーターを用いるヒドロキ
シル基の領域内の赤外線によるこれらの固体の特徴の現
れ方によって、これらは結晶格子外アルミン酸種を含ま
ないことがわかる。
トロメーターを用いる高分解能27AlのRMN 、お
よびフーリエ変換スペクトロメーターを用いるヒドロキ
シル基の領域内の赤外線によるこれらの固体の特徴の現
れ方によって、これらは結晶格子外アルミン酸種を含ま
ないことがわかる。
【0038】上で調製された各モルデナイトAo、Bo
およびCoを、次にアルミナゲルと混合する。次に得ら
れた各混合物を、ダイスを通すことによって直径約1.
8 mmの押出し物形態にする。次に押出し物を、乾燥
器で120 ℃で1晩乾燥し、ついで乾燥空気下、約5
50 ℃まで焼成する。
およびCoを、次にアルミナゲルと混合する。次に得ら
れた各混合物を、ダイスを通すことによって直径約1.
8 mmの押出し物形態にする。次に押出し物を、乾燥
器で120 ℃で1晩乾燥し、ついで乾燥空気下、約5
50 ℃まで焼成する。
【0039】この時、モルデナイト80重量%とアルミ
ナ20重量%とを含む、各々モルデナイトAo、Boお
よびCoをベースとする触媒A、BおよびCが得られる
。
ナ20重量%とを含む、各々モルデナイトAo、Boお
よびCoをベースとする触媒A、BおよびCが得られる
。
【0040】[実施例2]実施例1で調製された3つの
触媒A、BおよびCに対して、各々、下記操作条件下で
、2−および3−フェニルドデカンの製造のために、1
−ドデセンによるベンゼンのアルキル化テストを行なっ
た。
触媒A、BおよびCに対して、各々、下記操作条件下で
、2−および3−フェニルドデカンの製造のために、1
−ドデセンによるベンゼンのアルキル化テストを行なっ
た。
【0041】−温度:50℃
−圧力:4MPa
−液体仕込原料の毎時流量が、触媒容積の3倍−ベンゼ
ン/1−ドデセン モル比:5.5 得られた結果を
表2に示す。
ン/1−ドデセン モル比:5.5 得られた結果を
表2に示す。
【0042】従って本発明によって推奨される触媒を用
いて操作を行なうのが好ましいこと、すなわち特に全体
のSi/Al原子比が15〜85、好ましくは15〜6
0の脱アルミニウムモルデナイトを用いなければならな
いことが確証できる。実際、全体のSi/Al原子比が
15以下のモルデナイトをベースとする触媒(触媒Aの
場合)は、活性はあるが、ほとんど選択的でない。さら
にこれは一方で、1−ドデセンの異性化反応、他方で4
−、5−および6−フェニルドデカン類の無視できない
形成を引起こす。これらは、生分解性が低い洗浄剤を生
じる。全体のSi/Al原子比が85以上のモルデナイ
トをベースとする触媒(触媒Cの場合)は、活性が劣り
、2−および3−フェニルドデカン類の非常に満足すべ
き選択性はない。
いて操作を行なうのが好ましいこと、すなわち特に全体
のSi/Al原子比が15〜85、好ましくは15〜6
0の脱アルミニウムモルデナイトを用いなければならな
いことが確証できる。実際、全体のSi/Al原子比が
15以下のモルデナイトをベースとする触媒(触媒Aの
場合)は、活性はあるが、ほとんど選択的でない。さら
にこれは一方で、1−ドデセンの異性化反応、他方で4
−、5−および6−フェニルドデカン類の無視できない
形成を引起こす。これらは、生分解性が低い洗浄剤を生
じる。全体のSi/Al原子比が85以上のモルデナイ
トをベースとする触媒(触媒Cの場合)は、活性が劣り
、2−および3−フェニルドデカン類の非常に満足すべ
き選択性はない。
【0043】
【表2】
【0044】[実施例3]図1に合致する本発明の方法
に従って操作を行なって、すなわち特に、ジドデシルベ
ンゼンおよびベンゼンを、実施例1で調製された触媒B
が入っているアルキル化反応器の方へ再循環することに
よって、転換1−ドデセンに対する2−および3−フェ
ニルドデカン類の総選択率96.2%が得られる。従っ
て非常に高い選択率で、完全に生分解性の非常に品質の
よい洗浄剤を生じる、2−フェニルドデカンと3−フェ
ニルドデカンの混合物が得られる。
に従って操作を行なって、すなわち特に、ジドデシルベ
ンゼンおよびベンゼンを、実施例1で調製された触媒B
が入っているアルキル化反応器の方へ再循環することに
よって、転換1−ドデセンに対する2−および3−フェ
ニルドデカン類の総選択率96.2%が得られる。従っ
て非常に高い選択率で、完全に生分解性の非常に品質の
よい洗浄剤を生じる、2−フェニルドデカンと3−フェ
ニルドデカンの混合物が得られる。
【0045】[実施例4]:触媒Dの調製ここで用いら
れる原料は、Alite 150 という名称の、ソシ
エテ・シミック・ドラ・グランド・パロワス(Soci
ete Chimique de la Grande
Paroisse)社の小孔モルデナイトである。無
水状態のこの化学式はNa、AlO2(SiO2)5.
5 であり、このナトリウム含量は5.3 重量%であ
る。
れる原料は、Alite 150 という名称の、ソシ
エテ・シミック・ドラ・グランド・パロワス(Soci
ete Chimique de la Grande
Paroisse)社の小孔モルデナイトである。無
水状態のこの化学式はNa、AlO2(SiO2)5.
5 であり、このナトリウム含量は5.3 重量%であ
る。
【0046】この粉末50グラムを、V/P比4cm3
/gの4M硝酸アンモニウム溶液中で2時間、100
℃で還流に付す。このカチオン交換操作を3回繰り返す
。得られた生成物のナトリウム重量含量は約700 p
pm である。
/gの4M硝酸アンモニウム溶液中で2時間、100
℃で還流に付す。このカチオン交換操作を3回繰り返す
。得られた生成物のナトリウム重量含量は約700 p
pm である。
【0047】次にこの生成物を、6N硝酸水溶液による
4回の連続酸浸蝕に付す。このようにして、各酸浸蝕に
ついて、生成物を2時間、V/P比4cm3/gの硝酸
水溶液中で還流させる。各酸浸蝕後に、生成物を水で洗
浄する。
4回の連続酸浸蝕に付す。このようにして、各酸浸蝕に
ついて、生成物を2時間、V/P比4cm3/gの硝酸
水溶液中で還流させる。各酸浸蝕後に、生成物を水で洗
浄する。
【0048】得られたモルデナイトDoは、ナトリウム
重量含量が10 ppm以下であり、全体のSi/Al
原子比が10.7で、単位結晶格子の容積が2.750
nm3、四面体TO4の非対称振動数が赤外線スペク
トルにおいて1,076.3 cm−1、微細孔容積0
.285 cm3/g、中間細孔容積0.198 cm
3/gである。
重量含量が10 ppm以下であり、全体のSi/Al
原子比が10.7で、単位結晶格子の容積が2.750
nm3、四面体TO4の非対称振動数が赤外線スペク
トルにおいて1,076.3 cm−1、微細孔容積0
.285 cm3/g、中間細孔容積0.198 cm
3/gである。
【0049】この固体の27AlのRMN 、および(
実施例1に挙げたものと同じ技術を用いる)ヒドロキシ
ル基の領域内の赤外線によるこの固体の特徴付けによっ
て、これは結晶格子外アルミン酸種を含まないことがわ
かる。
実施例1に挙げたものと同じ技術を用いる)ヒドロキシ
ル基の領域内の赤外線によるこの固体の特徴付けによっ
て、これは結晶格子外アルミン酸種を含まないことがわ
かる。
【0050】次に、この固体を実施例1に記載されたの
と同じ条件下に成形し焼成する。
と同じ条件下に成形し焼成する。
【0051】この時、モルデナイトDo80重量%とア
ルミナ20重量%とを含む、モルデナイトDoをベース
とする触媒Dが得られる。
ルミナ20重量%とを含む、モルデナイトDoをベース
とする触媒Dが得られる。
【0052】[実施例5]実施例4において調製された
触媒Dに対して、実施例2において用いられたのと同じ
操作条件下で、2−および3−フェニルドデカンの製造
のために、1−ドデセンによるベンゼンのアルキル化テ
ストを行なう。
触媒Dに対して、実施例2において用いられたのと同じ
操作条件下で、2−および3−フェニルドデカンの製造
のために、1−ドデセンによるベンゼンのアルキル化テ
ストを行なう。
【0053】得られた結果を表3に示す。
【0054】本発明によって推奨されたものと合致しな
い触媒Dは、活性はあるが選択性がほとんどないことが
確証される。一方で、1−ドデセンの異性化反応が生じ
、他方で、4−、5−および6−フェニルドデカンのか
なり多量な形成が引起こされる。
い触媒Dは、活性はあるが選択性がほとんどないことが
確証される。一方で、1−ドデセンの異性化反応が生じ
、他方で、4−、5−および6−フェニルドデカンのか
なり多量な形成が引起こされる。
【0055】
【表3】
【0056】[実施例6]:触媒Eの調製実施例1に記
載された技術によって、硝酸アンモニウムと交換された
、Societe Tosoh 社の大孔モルデナイト
から、スチーミングまたは密閉雰囲気下の焼成と、酸浸
蝕の連続処理によって、モルデナイトEoを調製する。 生成物Eoを、アンモニウム型モルデナイトの2時間の
530 ℃でのスチーミング、ついで1.8 N硝酸の
水溶液による、2時間、還流温度での酸浸蝕によって調
製する。
載された技術によって、硝酸アンモニウムと交換された
、Societe Tosoh 社の大孔モルデナイト
から、スチーミングまたは密閉雰囲気下の焼成と、酸浸
蝕の連続処理によって、モルデナイトEoを調製する。 生成物Eoを、アンモニウム型モルデナイトの2時間の
530 ℃でのスチーミング、ついで1.8 N硝酸の
水溶液による、2時間、還流温度での酸浸蝕によって調
製する。
【0057】得られたモルデナイトEoは、ナトリウム
重量含量が110ppm であり、全体のSi/Al原
子比が28、単位結晶格子容積が2.725 nm3、
四面体TO4の非対称振動数が赤外線スペクトルにおい
て1,089.6 cm−1、微細孔容積0.265
cm3/g、中間細孔容積0.182 cm3/gであ
る。
重量含量が110ppm であり、全体のSi/Al原
子比が28、単位結晶格子容積が2.725 nm3、
四面体TO4の非対称振動数が赤外線スペクトルにおい
て1,089.6 cm−1、微細孔容積0.265
cm3/g、中間細孔容積0.182 cm3/gであ
る。
【0058】この固体の27AlのRMN 、および(
実施例1に挙げたものと同じ技術を用いる)ヒドロキシ
ル基の領域内の赤外線によるこの固体の特徴付けによっ
て、これは結晶格子外アルミン酸種を多量に含むことが
わかる。
実施例1に挙げたものと同じ技術を用いる)ヒドロキシ
ル基の領域内の赤外線によるこの固体の特徴付けによっ
て、これは結晶格子外アルミン酸種を多量に含むことが
わかる。
【0059】次に、この固体を実施例1に記載されたの
と同じ条件下に成形し焼成する。
と同じ条件下に成形し焼成する。
【0060】この時、モルデナイトEo80重量%とア
ルミナ20重量%とを含む、モルデナイトEoをベース
とする触媒Eが得られる。
ルミナ20重量%とを含む、モルデナイトEoをベース
とする触媒Eが得られる。
【0061】[実施例7]実施例6において調製された
触媒Eに対して、実施例2において用いられたのと同じ
操作条件下で(特に同じ組成の仕込原料を用いて)、2
−および3−フェニルドデカンの製造のために、1−ド
デセンによるベンゼンのアルキル化テストを行なう。
触媒Eに対して、実施例2において用いられたのと同じ
操作条件下で(特に同じ組成の仕込原料を用いて)、2
−および3−フェニルドデカンの製造のために、1−ド
デセンによるベンゼンのアルキル化テストを行なう。
【0062】1工程あたりの得られた転換率は、ベンゼ
ンの場合10.3%、1−ドデセンの場合83%である
。
ンの場合10.3%、1−ドデセンの場合83%である
。
【0063】転換された1−ドデセンに対する選択率は
、下記のとおりである。
、下記のとおりである。
【0064】
従って結晶格子外のアルミン酸種を多量に含むモルデナ
イトを用いて操作を行なうことは、非常に不利であるこ
とが確証される。
イトを用いて操作を行なうことは、非常に不利であるこ
とが確証される。
【0065】
【発明の効果】本発明の特定のモルデナイトをベースと
する触媒は、炭素原子数9〜16の直鎖状オレフィンを
用いるベンゼンのアルキル化反応において、先行技術に
記載された触媒より優れた触媒成績を有する。本発明の
モルデナイトをベースとする触媒は、非常に活性が高く
、非常に選択性があり、かつ特に失活に対して耐性が高
い。
する触媒は、炭素原子数9〜16の直鎖状オレフィンを
用いるベンゼンのアルキル化反応において、先行技術に
記載された触媒より優れた触媒成績を有する。本発明の
モルデナイトをベースとする触媒は、非常に活性が高く
、非常に選択性があり、かつ特に失活に対して耐性が高
い。
【図1】本発明の製造方法の実施態様の1つの例を示す
工程図である。
工程図である。
(6) …交換器
(9) …加熱炉
(11)…アルキル化反応器
(14)…第一分別塔
(17)…第二分別塔
(20)…第三分別塔
Claims (10)
- 【請求項1】 2−フェニルアルカン類と3−フェニ
ルアルカン類の混合物の製造方法であって、反応帯域に
おいて、ベンゼンと、分子内に9〜16個の炭素原子を
有する少なくとも1つの直鎖状オレフィンを含む仕込原
料とを、全体のSi/Al原子比15〜85、ナトリウ
ム重量含量1,000 ppm 以下、結晶格子外のア
ルミン(aluminique)酸種の割合が非常に少
ないかあるいはゼロであり、単位格子容積が2.760
nm3以下、四面体TO4(T=AlまたはSi)の
非対称振動数が赤外線スペクトルにおいて1,076c
m −1以上であり、かつ窒素分圧0.19で、77K
の窒素吸着によって測定された微細孔容積が0.150
cm3(液体)/g以上である、脱アルミニウムモル
デナイトをベースとする少なくとも1つの触媒の接触下
に反応させる方法であって、次に得られた生成物を分別
して、未転換ベンゼンを含む第一フラクション、分子内
に9〜16個の炭素原子を有する少なくとも1つの直鎖
状オレフィンを含む第二フラクション、2−フェニルア
ルカン類と3−フェニルアルカン類との混合物を含む第
三フラクション、および少なくとも1つのポリアルキル
ベンゼンを含む第四フラクションを別々に回収し、次に
前記第四フラクションは、少なくとも一部、前記反応帯
域の方へ再循環され、ここでこの第四フラクションは、
前記触媒の存在下にベンゼンと反応して、少なくとも一
部トランスアルキル化され、2−フェニルアルカン類と
3−フェニルアルカン類との混合物を回収する方法。 - 【請求項2】 前記脱アルミニウムモルデナイトは、
全体のSi/Al原子比が15〜60である、請求項1
による方法。 - 【請求項3】 前記脱アルミニウムモルデナイトは、
骨格外(結晶格子外)のアルミン酸種に対応する信号の
強度の、骨格のアルミン種に対応する信号の強度の比(
27AlのRMN 、およびヒドロキシル基の領域内で
、赤外線分光学によって測定されたもの)が、0.15
以下である、請求項1または2による方法。 - 【請求項4】 前記脱アルミニウムモルデナイトは、
−全体のSi/Al原子比が20〜50、−ナトリウム
重量含量が、250 ppm 以下、−骨格外(格子外
)のアルミン酸種に対応する信号の強度の、骨格のアル
ミン酸種に対応する信号の強度の比(27AlのRMN
、およびヒドロキシル基の領域内で、赤外線分光学に
よって測定されたもの)が、0.05以下、−単位格子
容積が、2.745 nm3以下、−四面体TO4(T
=AlまたはSi)の非対称振動数が、赤外線スペクト
ルにおいて1,082cm −1以上、−窒素分圧0.
19で、77Kの窒素吸着によって測定された微孔質容
積が0.190 cm3(液体)/g以上、であるよう
なものである、請求項1〜3のうちの1つによる方法。 - 【請求項5】 前記脱アルミニウムモルデナイトは、
容積が0.020 cm3/g以上である二次細孔結晶
格子を有する、請求項1〜4のうちの1つによる方法。 - 【請求項6】 前記第一フラクションは、少なくとも
一部、前記反応帯域の方へ再循環される、請求項1〜5
のうちの1つによる方法。 - 【請求項7】 前記第二フラクションは、少なくとも
一部、前記反応帯域の方へ再循環される、請求項1〜6
のうちの1つによる方法。 - 【請求項8】 前記触媒が、さらに、粘土、アルミナ
、シリカ、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン、酸化
ホウ素、およびこれら化合物の少なくとも2つのあらゆ
る組合わせからなる群から選ばれるマトリックスを含む
、請求項1〜7のうちの1つによる方法。 - 【請求項9】 操作温度が60℃以下である、請求項
1〜8のうちの1つによる方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9のうちの1つによる方
法によって得られる2−フェニルアルカン類と3−フェ
ニルアルカン類の混合物をスルホン化後、生分解性洗浄
剤用ベースとして使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9008801 | 1990-07-09 | ||
| FR9008801A FR2664264B1 (fr) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | Procede de production de 2- et 3-phenylalcanes utilisant un catalyseur a base de mordenite modifiee. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04230335A true JPH04230335A (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=9398578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16808791A Pending JPH04230335A (ja) | 1990-07-09 | 1991-07-09 | 変性モルデナイトをベースとする触媒を用いる、2−および3−フェニルアルカン類の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0466558A1 (ja) |
| JP (1) | JPH04230335A (ja) |
| FR (1) | FR2664264B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005255682A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Chevron Oronite Co Llc | アルキル化芳香族組成物、ゼオライト触媒組成物及びその製造方法 |
| JP2011525920A (ja) * | 2008-06-26 | 2011-09-29 | ユーオーピー エルエルシー | 新規なトランスアルキル化プロセス |
| JP2017508730A (ja) * | 2014-01-28 | 2017-03-30 | ワールプール・エシ・ア | 反応性蒸留カラム中のアルキル化およびトランスアルキル化の統合方法における改変固体酸触媒の選択により冷却プロセッサー用アルキル芳香族合成潤滑油を得る方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2697246B1 (fr) * | 1992-10-28 | 1995-01-06 | Inst Francais Du Petrole | Procédé de production de phénylalcanes utilisant un catalyseur à base de zéolithe Y modifiée. |
| US5770782A (en) * | 1996-02-08 | 1998-06-23 | Huntsman Petrochemical Corporation | Process and system for alkylation of aromatic compounds |
| US6133492A (en) * | 1996-02-08 | 2000-10-17 | Huntsman Petrochemical Corporation | Alkylation of benzene to form linear alkylbenzenes using fluorine-containing mordenites |
| US6166281A (en) * | 1996-02-08 | 2000-12-26 | Huntsman Petrochemical Corporation | Alkylation of benzene to form linear alkylbenzenes using fluorine-containing mordenites |
| US5777187A (en) * | 1996-02-08 | 1998-07-07 | Huntsman Petrochemical Corporation | Two-step process for alkylation of benzene to form linear alkylbenzenes |
| EP1002029B1 (en) | 1997-07-21 | 2003-05-14 | The Procter & Gamble Company | Improved alkylbenzenesulfonate surfactants |
| WO1999005241A1 (en) * | 1997-07-21 | 1999-02-04 | The Procter & Gamble Company | Cleaning products comprising improved alkylarylsulfonate surfactants prepared via vinylidene olefins and processes for preparation thereof |
| CN1183067C (zh) | 1997-07-21 | 2005-01-05 | 普罗格特-甘布尔公司 | 制备烷基苯磺酸盐表面活性剂的改进方法和其产品 |
| DE69814870T2 (de) | 1997-07-21 | 2004-05-06 | The Procter & Gamble Company, Cincinnati | Reinigungsmittelzusammensetzungen mit kristallinitätsstörenden tensiden |
| PH11998001775B1 (en) | 1997-07-21 | 2004-02-11 | Procter & Gamble | Improved alkyl aryl sulfonate surfactants |
| US6596680B2 (en) | 1997-07-21 | 2003-07-22 | The Procter & Gamble Company | Enhanced alkylbenzene surfactant mixture |
| AU8124398A (en) * | 1997-07-21 | 1999-02-16 | Procter & Gamble Company, The | Process for making alkylbenzenesulfonate surfactants from alcohols and products thereof |
| CA2298618C (en) | 1997-08-08 | 2007-04-03 | The Procter & Gamble Company | Improved processes for making surfactants via adsorptive separation and products thereof |
| JP2002523480A (ja) * | 1998-09-02 | 2002-07-30 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 吸着分離による界面活性剤の改良された製造方法およびその製品 |
| BR9914714A (pt) | 1998-10-20 | 2001-08-07 | Procter & Gamble | Detergentes de lavanderia compreendendo alquilbenzeno sulfonatos modificados |
| DE69930141T2 (de) | 1998-10-20 | 2006-11-23 | The Procter & Gamble Company, Cincinnati | Waschmittel enthaltend modifizierte alkylbenzolsulfonate |
| CN1346399A (zh) | 1999-01-20 | 2002-04-24 | 宝洁公司 | 含有烷基苯磺酸盐表面活性剂的餐具洗涤组合物 |
| US6774099B1 (en) | 1999-01-20 | 2004-08-10 | The Procter & Gamble Company | Dishwashing detergent compositions containing mixtures or crystallinity-disrupted surfactants |
| EP1022325A3 (en) | 1999-01-20 | 2003-01-02 | The Procter & Gamble Company | Hard surface cleaning compositions comprising modified alkylbenzene sulfonates |
| EP1022326A1 (en) | 1999-01-20 | 2000-07-26 | The Procter & Gamble Company | Hard surface cleaning compositions comprising modified alkylbenzene sulfonates |
| US7202205B1 (en) | 1999-09-01 | 2007-04-10 | Daniel Stedman Connor | Processes for making surfactants via adsorptive separation and products thereof |
| US6964935B2 (en) * | 2004-03-12 | 2005-11-15 | Chevron Oronite Company Llc. | Mordenite zeolite alkylation catalysts |
| FR2868418B1 (fr) | 2004-04-05 | 2008-08-29 | Inst Francais Du Petrole | Procede de production de phenylalcanes utilisant un catalyseur zeolithique a base de silice-alumine |
| CN113620766B (zh) * | 2020-05-07 | 2023-02-10 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种高选择性线性烷基苯的生产方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2112223B2 (de) * | 1970-03-16 | 1973-12-20 | Universal Oil Products Co., Des Plaines, Ill. (V.St.A.) | Verfahren zur Herstellung von synthetischem Mordenit und dessen Verwendung |
| US4731497A (en) * | 1986-12-29 | 1988-03-15 | Atlantic Richfield Company | Alkylation of aromatics with alpha-olefins |
| FR2638157B1 (fr) * | 1988-10-26 | 1991-04-19 | Inst Francais Du Petrole | Procede de production d'alkylbenzenes utilisant un catalyseur a base de mordenite modifiee |
-
1990
- 1990-07-09 FR FR9008801A patent/FR2664264B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-07-03 EP EP91401830A patent/EP0466558A1/fr not_active Withdrawn
- 1991-07-09 JP JP16808791A patent/JPH04230335A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2005255682A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Chevron Oronite Co Llc | アルキル化芳香族組成物、ゼオライト触媒組成物及びその製造方法 |
| JP2012012404A (ja) * | 2004-03-12 | 2012-01-19 | Chevron Oronite Co Llc | アルキル化芳香族組成物、ゼオライト触媒組成物及びその製造方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2664264A1 (fr) | 1992-01-10 |
| FR2664264B1 (fr) | 1992-09-18 |
| EP0466558A1 (fr) | 1992-01-15 |
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