JPH04231012A - 摩擦錠止機構のための改良コイルばね - Google Patents

摩擦錠止機構のための改良コイルばね

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JPH04231012A
JPH04231012A JP3132269A JP13226991A JPH04231012A JP H04231012 A JPH04231012 A JP H04231012A JP 3132269 A JP3132269 A JP 3132269A JP 13226991 A JP13226991 A JP 13226991A JP H04231012 A JPH04231012 A JP H04231012A
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JP
Japan
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rod
coil spring
housing
wire
locking
Prior art date
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JP3132269A
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English (en)
Inventor
Clyde R Porter
クライド・アール・ポーター
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Hydro Aire Inc
Original Assignee
PL Porter Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/10Telescoping systems
    • F16B7/14Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions
    • F16B7/1481Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions with a gripping helical spring
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C17/00Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
    • E05C17/02Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means
    • E05C17/04Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing
    • E05C17/30Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing of extensible, e.g. telescopic, construction

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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械式錠止デバイスに関
し、詳しくは無限位置決め型の機械式錠止体にして、ハ
ウジングを貫いて軸方向に偏倚し得るロッドが、通常は
コイルばねによって軸方向運動に対してクランプされま
た前記コイルばねを部分的に巻き解くことによって釈放
される形式の前記機械式錠止体に関する。
【0002】
【従来技術】摩擦ブレーキ式の無限位置決め錠止デバイ
スは既知であり、該錠止デバイスではロッドはハウジン
グに関して錠止されるが錠止デバイスは選択的に開錠状
態とし得、この開錠状態に於てはロッドはハウジングを
貫いて軸方向運動可能とされる。1つそしておそらくは
2つのコイルばねがハウジング内部でロッドと同中心状
態で軸方向に固着される。コイルばねは通常、ロッドの
湾曲面をグリップし、ロッドがハウジングに関して移動
しないようにする。オペレーターが操作レバーによって
コイルばねを部分的に巻き解きコイルばねの内径を増大
させると、コイルばねはロッドをグリップする力が弱ま
り、ロッドはコイルばね内部を、そして結局、ハウジン
グに関して軸方向に自由に移動可能となる。二重コイル
ばね錠止体の場合は、2つのコイルばねは中央の操作レ
バーの各側に於てロッドの周囲にロッドと同中心に配設
される。各々のコイルばねの遠方端は、ハウジングスリ
ーブの対向端に固着状態で位置付けられた2つの錠止用
ブッシュの1つと係合される。各コイルばねの最後の2
つ或いは3つのコイル部分と、対応する錠止用ブッシュ
の角度付けした座面とが相互作用することによって錠止
作用に対する応答がなされ得る。ハウジングを通してロ
ッドを押す負荷が、一方のコイルばねを角度付けした座
面に押しつける。その結果、このコイルばねの最後の幾
つかのコイル部分がロッドを錠止する角度に偏倚或いは
傾斜される。一方のコイルばねがロッドをハウジングに
対して緊張状態で錠止させ、他方のコイルばねがそれを
押圧状態に錠止する。
【0003】この原理に基づく種々の錠止デバイスが知
られている。それらには米国特許第3,874,480
号、4,457,406号そして4,577,730号
の如きに記載されたものがある。この形式の他の錠止デ
バイスには米国特許第2,434,480号、3,32
0,590号3,249,180号、2,429,38
3号そして3,064,766号がある。これらの摩擦
式の錠止デバイスは自動車工業に於てリクライニングシ
ートを制御するために幅広く使用されている。これら錠
止デバイスの初期デザインのものに於ては、該錠止デバ
イスが反転する周期的負荷を受けた場合にロッドが”歩
行”として知られる現象を起こすことが観察された。”
歩行”は錠止体ハウジングを貫く僅かづつのクリーピン
グによって特徴付けられるものである。そうした周期的
負荷とは例えば、シートに座った人が車の減速中にシー
トを前方に押し次いでシートの背もたれに押し付けられ
ることによるものである。周期的負荷はまた、不整地上
の移動によっても引き起こされる。ある種の改良が、こ
うした錠止デバイスの現在の適用に対するこの問題の多
くの部分を解決した。例えば、米国特許第4,577,
730号に於ては”歩行”及び”スナップノイズ”は、
錠止機構に対する負荷がない場合でさえロッドに対して
コイルばねを予備偏倚させておくことによって最少化或
いは実質的に排除されている。
【0004】にもかかわらず、実験室での極端な状況下
ではロッドの”歩行”は、実質的に前述のこうした錠止
デバイスの現在の適用例に於て遭遇される周期的負荷水
準及び頻度に於て尚、観察され得るのである。こうした
錠止デバイスを、高性能自動車の如き、今まで以上の用
途に広く使用出来るようにするには改良が望まれる。摩
擦式の錠止デバイスでは円滑な丸型ワイヤーから成るば
ねが使用され、一方、ロッドの表面は例えば、心なし研
削プロセスによって比較的円滑に仕上される。研削され
たロッドは代表的には円滑ではあるがしかし、円周方向
、即ちロッドの軸方向を横断する方向に於て一様に整列
したランダム長さの細かい刻み目によって特徴付けられ
る微細な肌地感覚を有している。結局、ロッドをグリッ
プするばね表面はロッド表面よりもかなり滑らかである
。ばね及びロッド間に適度な摩擦錠止力を持たせるため
には、ロッド表面を十分に粗く仕上し、ばねによって滑
りを生じることなくグリップされ得るようになすことが
しばしば必要とされてきた。ロッド表面の粗化はこの目
的を達成し得るものであるが、それはまたばねとロッド
とががたつきを伴って係合しそして脱係合することによ
る騒々しいスナップノイズを生じさせる。こうした騒音
は錠止デバイスの負荷耐久能力に悪影響を与えることは
ないが、より円滑でしかも静かな作動を実現することが
望ましい。理想的には、こうした欠点の解消は、再設計
或いは追加的コンポーネンツを最小限としつつ前記形式
の種々の摩擦式の錠止体のために為されるべきである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来品よりも円滑でし
かも静かな作動を実現する摩擦式の錠止体を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の部品を含
む一般形式の種々の摩擦式の錠止デバイスに適用し得る
改良を提供することによって前記課題を解決するもので
ある。前記一般形式の摩擦式の錠止デバイスは代表的に
は、ハウジングと、該ハウジングを貫いて軸方向に摺動
し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設された1つ以上
のコイルばねにして、ロッド表面をグリップするための
通常の内径を有し従ってハウジングを貫いてのロッドの
移動を錠止する前記コイルばねと、コイルばねを巻き解
きロッドの摺動運動を可能とするに十分な拡大された内
径状況に開錠するためのレリーズとを含んでいる。
【0007】ロッド表面には一般にロッドの軸方向を横
断する方向に於て微細な刻み目が施され、コイルばねは
ロッド表面と比較し得る程度に粗化されたロッド接触表
面を有する。コイルばね表面の粗化は好ましくは、互い
に接触しないコイル表面に限定される。斯くして、コイ
ルばね表面の隣り合うコイル部分が接触する表面部分は
、ロッドをレリーズするためにレリーズ機構を作動させ
コイルばねを巻き解く場合或いはその逆にその通常の錠
止状況にコイルばねを巻付けする際に、隣り合うコイル
部分同士の容易な摺動接触が阻害されないよう円滑とさ
れる。
【0008】コイル状のばねの長手方向に微細な刻み目
を付けるために、コイルばねの表面を研磨材によって粗
化するのが好ましい。こうして付けた刻み目は一般にロ
ッド表面上のそれと平行である。コイルばね内側表面の
こうした処理は、コイルばねを貫いてのロッドの軸方向
偏倚に対する錠止を、対向する刻み目が合致し且つ相互
錠止することによって選択的に助長する。円周方向での
摩擦係合の比較的小さい増加が、ばね表面の刻み目によ
って為される。これは、刻み目を設けた対向する表面の
リッジ及び溝は前記円周方向に於ては相互錠止すること
なく互いに沿って摺動するだけだからである。
【0009】本発明の改良に於ける重要な利益は、ロッ
ドに、その他全ての要因を一定とする状態で、錠止体の
一定の負荷抵抗力のためのより微細な表面仕上げを為し
得ることである。これはコイルばね表面の追加的な粗化
が錠止効果に著しく貢献すると共に、ロッド表面が従来
設計における如き摩擦の殆どを提供する必要がなくなる
ことによるものである。また、ロッド表面のより微細な
仕上げは錠止作業をより円滑で且つ静かなものとし、コ
イルばね巻き解きのためのレリーズ機構のストロークを
一段と短縮可能とする。心なし研削がロッド表面のより
微細な仕上げを一層容易化し、それによってロッド製造
コストを引き下げ且つその製造上の厳密さを低減する。
【0010】コイルばねの内面への選択的な刻み目付け
は、研磨材をコイルばね内部に導入し、この研磨材をコ
イルばねのコイル部分に追随させる状態で円運動させる
ことによって達成される。例えば、丸めたエメリー研磨
紙をコイルばね内に軸方向に挿入し、コイルばねをエメ
リー研磨紙に対して廻動させ得る。大量生産のためには
、コイルばね用のワイヤーを、コイル上に巻く以前に先
ず長手方向にその表面に刻み目付けし、次いでこのワイ
ヤーをコイル状に巻く。ワイヤーへの長手方向の予備刻
み目付けは、ワイヤーを研磨材表面を横断する状態で長
手方向に引きつつ、ワイヤーを圧力ロールの如きによっ
て研磨材に押しつけることによって為され得る。この手
順はワイヤーの円周の一部分だけを研磨材との接触状況
にもたらしそれにより、研磨部分をワイヤー円周の18
0°未満の表面に容易に限定し得、その一方、残余のワ
イヤー表面を円滑或いは研磨仕上げ状態に維持可能であ
る。
【0011】
【実施例】図面を参照するに、図1には無限位置決め型
の機械式錠止体10が示される。該機械式錠止体10は
、カリフォルニア州ウッドランドヒルズのピーエルポー
ター社から部品番号MM65−1016Dとして販売さ
れるものである。この特定のデバイス例は本発明を構成
する改良を説明する目的のためだけに選択されるもので
ある。機械式錠止体10は、錠止体ハウジング12を貫
いて摺動し得る筒状ロッド14を具備する。この筒状ロ
ッドの一端のプラグ16が、リクライニングシートの如
き構造体からなる第1の要素に締着され、一方錠止体ハ
ウジング12が前記第1の要素に関して可動の前記構造
体の別の要素に、錠止体ハウジングの孔18にボルトを
送通することによって締着される。外付けしたコイルば
ね20筒状ロッド14のラグ端及び錠止ハウジング12
間で圧縮され、筒状ロッド14を図1に示される伸長位
置に偏倚している。以下に説明されるリリース機構を作
動させることにより、筒状ロッドを、図1で下方に、錠
止体ハウジングを貫いて移動させ得る。
【0012】そうしたリリース機構の構造及び作動は米
国特許第4,577,730号そして先の米国特許第3
,874,480号にも記載される。以下に記載される
改良の説明を明瞭化するために、機械式錠止体10の概
略説明が、図2を参照してなされる。図2は図1に示さ
れる機械式錠止体の長手方向の部分断面図である。錠止
体ハウジング12は相補的な2つの半分体シェルから成
り立つ。図2では上方の半分体シェルが取り外されてお
り、錠止体ハウジング12に固着された2つの錠止用ブ
ッシュ22及び24を貫いて伸延する筒状ロッド14が
示されている。コイルばね26、28がリリースレバー
或いは操作レバー30の各側で反対方向にきつく巻かれ
、各々のばねはその遠方端に於てショートタング32、
34に於て終端される。ショートタング32、34は前
記固着された2つの錠止用ブッシュに夫々形成されたノ
ッチ内に係合し、ばね端部が筒状ロッド14を中心とし
て回転しないようホールドする。2つのコイルばねの内
側端部は同様にタング36、38に於て終端する。 タング36、38は筒状スリーブ40にカッティングさ
れた長手方向スロット39と係合する。筒状スリーブ4
0は2つのコイルばね26、28を僅かな許容誤差でも
って取り巻き且つそこに沿って廻動する。これらばねは
通常は筒状ロッド14をきつくグリップし且つブッシュ
を通しての筒状ロッドの軸方向運動を、そして結局、錠
止体ハウジング12を通しての運動を防止するために直
径が減少されている。操作レバー30が筒状スリーブ4
0と一体化され、図1に示されるように錠止体ハウジン
グ12内に画定された開口42を半径方向に貫いて伸延
される。
【0013】操作レバー30を筒状ロッド40を中心と
して一定方向に回すことにより、タング36、38は筒
状ロッドに関して廻動し、2つのコイルばね26、28
の内径を拡開し、筒状ロッド14が自由に軸方向偏倚出
来るようにする。筒状スリーブ40は、各コイルばねが
操作レバー30を操作した場合に内側端部から外側端部
にかけてその内径が均等に拡開するよう制御し、コイル
ばねの拡開が不均等にならないようにする。
【0014】各錠止用ブッシュ22、24はカウンター
ボア25を有し、該カウンターボア25には各コイルば
ねの遠方端に最も近い部分が座着される。各々のカウン
ターボアは、ばね軸に関して角度付けされたテーパー面
或いはばね座を画定する。一方のコイルばねが筒状ロッ
ドを作動して機械式錠止体10を圧縮状態に錠止し、他
方のコイルばねが張力負荷に対して筒状ロッドを錠止す
る。これら錠止用ブッシュのテーパー面は、筒状ロッド
及び一方のコイルばねを該テーパー面に付勢する負荷が
加えられた場合に、各コイルばねの最も外側のコイル部
分を筒状ロッド14に関して錠止角度に偏倚させる作用
を為す。前記テーパー面に向けて押しつけられたコイル
ばねは筒状ロッドに関してもっと鋭角に曲げられ或いは
偏倚され筒状ロッド14と摩擦錠止係合状態となる。つ
まり、仮に筒状ロッド14が錠止体ハウジング12、錠
止用ブッシュ22のテーパー面に関して図2で右側にプ
ッシュされた場合、コイルばね26は筒状ロッド14に
関する自然の螺旋角度が増大して不自然な螺旋角度にな
り、コイルばねが筒状ロッド14をよりしっかりとグリ
ップするようになりそれにより、操作レバー30が作動
されない限りに於ける筒状グリップ14の図で右側への
運動が防止される。逆に、もし筒状ロッドを図2で左側
に移動させる負荷が筒状ロッドに加えられた場合は、錠
止用ブッシュ24がコイルばね28に対して類似の効果
を与え、それによって図2で左側への筒状ロッド14の
動きが防止される。操作レバー30を操作し、筒状スリ
ーブ40を比較的小さい角度廻動すると、両コイルばね
の内径は拡開されそれにより筒状ロッド14は錠止的な
係合状態から釈放される。
【0015】こうした錠止体の一般的な作動は良く知ら
れたものであることから、以上の機械式錠止体10の構
成及び作動説明により、以下に説明される改良は十分理
解されよう。錠止用ブッシュにおけるカウンターボア内
でのコイルばねの配列構成、デバイスのその他の様相の
もっと詳細な説明及び例示は、先に言及された米国特許
、詳しくは米国特許第4,577,730号に見出され
る。この形式の機械式摩擦錠止体では、コイルばねは一
般に光沢仕上げした丸型スチールワイヤーである。表面
が円滑なコイルばねは筒状ロッドの表面に沿って滑る傾
向があり、それによって特定の状況下で錠止体ハウジン
グを貫いて筒状ロッドを”歩行”させ、また錠止体の”
スナップ音”を生じさせる。
【0016】”歩行”現象とは、コイルばねが隣り合う
錠止用ブッシュのテーパー面によって錠止状況に偏倚さ
れた場合に、コイルばねの最も外側部分が僅かにスリッ
プすることである。初期の負荷作用、例えば、機械式錠
止体10の圧縮(筒状ロッド14を錠止体ハウジング1
2内部に向けて移動する)に際しては、コイルばね28
の、錠止用ブッシュに隣接するコイル部分は図2で左側
に向けて偏倚或いは曲折され、最後のコイル部分は錠止
用ブッシュのテーパー面を摺動しつつ筒状ロッドに巻き
付き、一方、コイルばねは筒状ロッドをグリップする。 他方の、機械式錠止体の緊張側にあるコイルばねのコイ
ル部分は、機械式錠止体の緊張側のコイルばねがこうし
た状況下では筒状ロッド14をしっかりとはグリップせ
ず、筒状ロッド14に対して曲げられていることから、
前記動作に追随し、筒状ロッド14に沿って図2で左側
に僅かにスライドする。筒状ロッド14に対する負荷が
逆転され、緊張側のコイルばねが対応する錠止用ブッシ
ュによって偏倚されると、該緊張側のコイルばねが筒状
ロッド14を、錠止体ハウジング12に関して筒状ロッ
ド14のもとの位置よりも、図2でもっと左側の新しい
位置に錠止する。この負荷逆転サイクルを続けると、筒
状ロッドは錠止体ハウジング12に関して徐々に移動せ
しめられる。
【0017】こうした或いはその他の欠点はコイルばね
の、筒状ロッドと接触する表面を選択的に粗化すること
によって実質的に低減或いは除去出来ることが本件出願
人によって見出された。こうした粗化は好ましくは、筒
状ロッドの筒状表面60と風合いの類似した表面に仕上
し且つ一般的に筒状ロッドの表面の刻み目と整列する表
面粗さを与える。
【0018】本発明に従う改良を図3から図6を参照し
て以下に説明する。図3には、コイル300として示さ
れるコイルばねの一方を貫いて伸延する筒状ロッド14
のセグメントの長手方向セクションが示される。センタ
ーレスグラインディングによって仕上された筒状ロッド
14の筒状表面60は、円滑であるがしかし極小溝或い
は筒状表面における円周方向にランダムな長さに配向さ
れた刻み目によって特徴付けられる微細な肌地感覚を有
するよう仕上げられている。個々の刻み目は、研磨プロ
セスに於て研削砥石上の研磨材料の個々の粒子によって
刻み目がランダムに付けられた結果生じたものである。 筒状ロッドの表面はある程度の円滑性を有するべく仕上
される。その程度とは、そこに施された刻み目が肉眼で
は容易には見えないようなものである。詳しくは、表面
仕上げr.m.s.(root  mean  squ
are、表面仕上げの標準単位)は15及び50AAの
間である。
【0019】図4を参照するに、図3の筒状表面60の
刻み目62が拡大して示されている。各々の刻み目62
は、顕微鏡的スケールに於けるランダム長の平行な峰或
いはリッジを筒状ロッドの円周に沿って画定する。コイ
ルばね300は筒状のワイヤーから作成される。図4に
はこのコイルばねの3つのコイル部分66の断面が、筒
状表面60をグリップする状態に於て示されている。各
コイル部分66は内側部分68を有し、該内側部分68
は一般に筒状表面60と対面し且つその一部分がコイル
ばねの通常のグリップ状況に於て筒状ロッド14と実際
に係合する。コイルばねはきつく巻き回され、各コイル
部分66は図4及び図5に於て番号70によって示され
る接触領域の各側で、隣り合うコイル部分66と接触す
る。隣り合うコイル部分との接触は、各コイル部分間に
おけるコイルばね300の長さつまり螺旋形状部分に沿
って続く。筒状ロッド14を釈放するために操作レバー
30を操作してコイルばねを巻き解いた場合は、コイル
部分は接触領域70に沿って摺動する。操作レバー30
の作動を円滑な、軽い動作にするためには、接触領域7
0に沿ったコイルばねの表面を円滑なものとすることが
望ましい。
【0020】コイルばねの内面68はこれとは対称的に
、ここでは好ましくは微細な刻み目72をコイルばねの
長手方向に沿って形成するために、選択的な様式に於て
研削される。このコイルばねの長手方向に沿った微細な
刻み目はコイルばねの螺旋形状を追随し、結局、筒状ロ
ッド14の一般に円周方向に追随し、かくして、筒状表
面60の環状の刻み目62と一般に平行なものとなる。 図5では内面68の刻み目72は例示を明瞭化し、個々
のコイル部分66での配列構成及び配向状態をより分か
りやすくするためにワイヤー直径に関して誇張されてい
る。実際は、個々の刻み目は肉眼では見分けることは難
しい。
【0021】現在好ましくは、筒状表面60及びコイル
ばねの内面68の肌地或いは刻み目は共に、15から5
0r.m.s.の範囲内のものであり、この場合コイル
ばね表面の粗さは筒状表面の仕上げと類似のものとされ
る。通常のコイルばね300のグリップ状況に於ての、
コイルばね300及び筒状ロッド14の接触表面に刻み
目を設けたことによる効果は、内面68上の刻み目72
によって画定される極微小溝及び極微小リッジが、筒状
表面60上の刻み目62によって画定される極微小溝及
び極微小リッジとランダムに合致し且つ相互係止するよ
うになることである。こうした相互係止に於てはその方
向はまちまちでありそれが、コイルばねが筒状表面に対
して巻き付き及び巻き解く如き円周方向における摩擦力
を比較し得るほどに増大させることなく、コイルばねを
貫いての筒状ロッドの軸方向偏倚に対向する摩擦力を増
強する。後者、即ちコイルばねの筒状表面に対する巻き
付き及び巻き解きに際して摩擦力が増大しないのは、コ
イルばねのリッジ及び溝は筒状表面の対向する溝及びリ
ッジに沿って単にスライドするだけであるからである。
【0022】同様に、隣り合うコイル部分66間の摩擦
は増大しない。なぜなら、コイルばね表面の刻み目は筒
状ロッド14に相対する内面68だけに限定されるから
である。コイル部分66の表面の刻み目は、内面68部
分の、ばねワイヤの円周に沿った円弧の180度未満に
沿ったスパンに限定される。内面68の当該部分はコイ
ルばねの内側に相対し且つ筒状表面と実際に接触するコ
イル表面部分を含む。現在好ましくは前記刻み目は、コ
イルばね表面の、コイルばねと筒状ロッドの筒状表面と
の接触点を中心とし、コイルばねを構成するワイヤの円
周の概略30乃至40度の円弧に沿って内面68、即ち
研削領域にスパンされ、ワイヤ及び筒状ロッド間の接触
点或いは接触領域の各側を円周方向に約15乃至20度
伸延される。刻み目付けされた内面68は実際上、コイ
ルばね300の内面に沿って伸延する螺旋状のリボンを
画定する。
【0023】研削によるコイルばね内面への刻み目付け
は、エメリー研磨紙のような研磨材料を丸めてコイルば
ね内部に差し入れ、コイルばねを研磨材料に対して前後
に廻動させることによってなされ得る。40グリットの
エメリー研磨紙が、心なし研削による筒状表面仕上げに
一般に比較し得る表面刻みを創成することが見出された
。そうした手動によるコイルばね内面の研削は標準化す
るのが困難であり、そうした表面仕上げは研磨処理期間
、研磨材及びコイルばね間に行使される圧力その他の要
因に左右されるので、一般には、エメリー研磨紙に対し
てコイルばねを適度な圧力で押しつけ、数回廻動するこ
とを含む短時間の処理がコイルばねの円滑な光沢面を除
去するのに有効である。これにより、コイルばね内面は
研削された筒状ロッドの表面にうまく合致するようにな
る。
【0024】図1に示される特定の機械式錠止デバイス
を使用してテストが実施された。製造部品は無作為に選
択され、5つの機械式錠止デバイスの各々のコイルばね
が先に説明した手順により40グリットのエメリー研磨
紙を使用して処理された。これら改良された5つの機械
式錠止デバイスが次いで、類似の、しかし改変されない
市販の機械式錠止デバイスと共に試験された。全ての機
械式錠止デバイスが850ポンド(約385.5kg)
の前進負荷に引き続いて約164ポンド(約74.4k
g)の後退負荷が加えられる周期的な負荷逆転を受けた
。25,000回の負荷周期に故障なく満足される状態
で耐えた場合に試験は合格であると考えられた。この試
験の結果が以下の表1に記載される。
【0025】
【表1】
【0026】本発明に従い改良された機械式錠止体を大
量生産するためには、コイルばね用のばねワイヤーはコ
イル状に巻き加工される以前に、その円周方向の限定区
画に対し長手方向の刻み目付けが為され得る。これは例
えば、供給スプール及び巻き取りスプール間でばねワイ
ヤーを40グリットのエメリー研磨紙の如き研磨材から
なる移動ベルトを横断して引きつつ、ばねワイヤーを圧
力ロールによって研磨材表面に押しつけることによって
達成可能である。この配列構成は図6に例示される。ば
ねワイヤー80は、ここでは軸方向断面が示されるが、
エメリー研磨紙或いは同等の、研磨材84でコーティン
グされた材料から成る薄板82に押し付けられる。ばね
ワイヤー80及び研磨材84間の接触は、角度Aによっ
て測定される弦長に限定される。この角度Aは例えば、
ばねワイヤー80に対する下向きの圧力を調節すること
、薄板82の下方に好適な形状の支持表面を設けること
或いはその他好適な手段によってコントロール可能であ
る。圧力ロール86がばねワイヤー80に下向き力Fを
加え、ばねワイヤー80を研磨材84に押しつける。 ばねワイヤー80を図6の平面と直交する方向に沿って
引くと、研磨材84によってランダム長さのしかし互い
に一般に平行な、長手方向に配向された刻み目88がば
ねワイヤー80の円周方向表面の角度aの範囲内に形成
される。前記各度aは図4及び図5におけるコイルばね
の内面68部分の研削幅を画定する。処理済のばねワイ
ヤー80は次いで、刻み目を設けた内面68をコイルば
ねの内側に配向する状態を維持しつつコイルばねへと形
成され、図4及び図5に示されるよう式で刻み目付けさ
れたコイルばね仕上げが完了される。
【0027】本発明が、筒状ロッド或いはコイルばね表
面の何れにも研磨によって刻み目或いは溝付け表面を形
成するための任意の特定の方法或いはプロセスに限定さ
れないことは明らかである。筒状ロッドの筒状表面の仕
上げを心なし研削によって好都合に達成し得る一方、筒
状ロッドへの好適な表面刻み付けを、種々のその他の既
知の加工プロセス或いは表面処理によって入手し得る。 同様に、コイルばね表面の刻み目付けも、先に説明した
以外の、本発明の範囲から離れることのない様式に於て
れた達成し得る。表面仕上げの好ましい範囲が記載され
たが、先に記載された幾つかの或いは全ての利益は、言
及された範囲の外側に於ける表面仕上げに関して入手さ
れ得るものである。
【0028】ここに説明され且つ例示された改良が図1
の特定の機械式錠止デバイスに限定されるものではなく
、一般に、ロッドが錠止体ハウジングに固着されたばね
によってグリップされ、それによりロッドが錠止体ハウ
ジングを貫いて軸方向偏倚しないよう保持し、単数或い
は複数のばねを部分的に巻き解いてばねの内径を拡張し
、ロッドを錠止体ハウジング内を軸方向に偏倚させるべ
くロッドを開放する任意の摩擦錠止デバイスに適用し得
る。以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明
の内で多くの変更を成し得ることを理解されたい。
【0029】
【発明の効果】従来の摩擦式錠止体の錠止機構を実質的
に改変或いは再設計することなく、その性能を改良する
ための比較的簡単で且つ低コストの手段が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって改良された代表的な機械式錠止
体の側面図である。
【図2】図1に示されるような機械式錠止体のにおける
複式ばね摩擦式の錠止機構の主要要素を示す長手方向断
面図である。
【図3】筒状ロッドセグメント側だけを示す図2と同様
の長手方向断面図である。
【図4】コイルばねの3つのコイル部分及び筒状ロッド
の筒状表面の刻み目を示す部分拡大断面図である。
【図5】コイルばねの内面の長手方向の刻み目を示す部
分破除した斜視図である。
【図6】ばねワイヤーを巻付け加工する以前に研磨媒体
を横断して引っ張り、その限定された円周表面に長手方
向に刻み目付けするための配列構成を例示する断面図で
ある。
【符号の説明】
10:機械式錠止体 12:錠止体ハウジング 14:筒状ロッド 22:錠止用ブッシュ 24:錠止用ブッシュ 25:カウンターボア 26:コイルばね 28:コイルばね 30:操作レバー 40:筒状スリーブ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジングと、該ハウジングを貫いて
    軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設さ
    れるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表面
    と係合する寸法となっておりそれによって前記ロッドを
    前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前記
    コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそれ
    によって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に前
    記内径を拡張するための手段とを含む形式の機械式錠止
    体であって、前記ロッド表面が、一般にロッドの軸方向
    に対する横断方向に於て刻み付けされ、前記コイルばね
    が、前記ロッド表面の刻みと一般に平行な方向に刻み付
    けされたコイルばね表面を有し、それによりコイルばね
    とロッドとが錠止状況にある場合に、刻み付けされたロ
    ッド表面及び刻み付けされたコイルばね表面間でコイル
    ばねを貫いてのロッドの軸方向運動に対する錠止を増強
    するための相互錠止作用が生じる様になっている前記機
    械式錠止体。
  2. 【請求項2】  ロッド表面は環状に刻み付けされてい
    る請求項1の機械式錠止体。
  3. 【請求項3】  コイルばね表面はコイル巻き方向に沿
    った長手方向に於て刻み付けされている請求項2の機械
    式錠止体。
  4. 【請求項4】  コイルばねは螺旋巻きしたワイヤーか
    ら作成され、コイルばね表面は前記ワイヤーの長手方向
    に沿って刻み付けされている請求項3の機械式錠止体。
  5. 【請求項5】  ワイヤーは筒状の表面を有し、コイル
    ばね表面は該筒状の表面の、ワイヤー軸に沿った弧の1
    80度未満に渡り伸延する筒状表面の一部に沿って刻み
    付けされている請求項4の機械式錠止体。
  6. 【請求項6】  ロッド表面及びコイルばね表面は15
    乃至50R.M.S.の範囲での表面仕上げのために刻
    み付けされる請求項1の機械式錠止体。
  7. 【請求項7】  ハウジングと、該ハウジングを貫いて
    軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設さ
    れるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表面
    と係合する寸法となっておりそれによって前記ロッドを
    前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前記
    コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそれ
    によって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に前
    記内径を拡張するための手段とを含む形式の機械式錠止
    体であって、ロッド表面が、円周方向に配向された刻み
    を含む状態で表面仕上げされ、コイルばねが、該コイル
    ばねを構成するワイヤーの長手方向に於て刻み付けされ
    前記ロッド表面の表面仕上げと一般に類似する表面仕上
    げが為されたコイルばね表面を有し、それにより、刻み
    付けされたロッド表面及び刻み付けされたコイルばね表
    面間で、コイルばねとロッドとが錠止状況にある場合に
    、コイルばねを貫いてのロッドの軸方向運動に対する錠
    止を増強するための相互錠止作用が生じる様になってい
    る前記機械式錠止体。
  8. 【請求項8】  ワイヤーは筒状の表面を有し、コイル
    ばね表面は該筒状の表面の、ワイヤー軸に沿った弧の1
    80度未満に渡り伸延する筒状表面の一部に沿って刻み
    付けされそれにより、コイルばねの隣り合うコイル部分
    間の摺動接触を有意に妨害しない様になっている請求項
    4の機械式錠止体。
  9. 【請求項9】  ロッド表面及びコイルばね表面は15
    乃至50R.M.S.の範囲での表面仕上げのために刻
    み付けされる請求項1の機械式錠止体。
  10. 【請求項10】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    される螺旋巻きされた筒状のワイヤーから成るコイルば
    ねにして、通常状態での内径がロッド表面と係合する寸
    法となっておりそれにより前記ロッドを前記ハウジング
    内で移動しない様に錠止するための前記コイルばねと、
    該コイルばねを開放状態に巻き解きそれによって前記ロ
    ッドの摺動運動を可能とするに十分に前記内径を拡張す
    るための手段とを含む形式の機械式錠止体であって、前
    記ロッド表面はロッド軸に対して円周方向に刻み付けさ
    れ、前記筒状のワイヤーはその表面の弧の180度未満
    に渡り伸延するセクションに於て長手方向に刻み付けさ
    れ、該刻みはコイルばねに於て前記ロッド表面と対面関
    係を為す状態で配向され、それにより、刻み付けされた
    ロッド表面及び刻み付けされたコイルばね表面間で、コ
    イルばねとロッドとが錠止状況にある場合に、コイルば
    ねを貫いてのロッドの軸方向運動に対する錠止を増強す
    るための相互錠止作用が生じる様になっている前記機械
    式錠止体。
  11. 【請求項11】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    されるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表
    面と係合する様になっておりそれによって前記ロッドを
    前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前記
    コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそれ
    によって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に前
    記内径を拡張するための手段とを含む形式の機械式錠止
    体における錠止を増強するための方法であって、ロッド
    軸を一般に横断する方向の刻みがロッドの円周方向に形
    成される様前記ロッド表面を仕上する段階と、コイルば
    ねの表面に、ロッド表面の前記刻みと一般に平行方向に
    於て一般に合致するべく刻み付けする表面仕上げを施す
    段階と、それにより、刻み付けされたロッド表面及び刻
    み付けされたコイルばね表面間で、コイルばねとロッド
    とが錠止状況にある場合に、コイルばねを貫いてのロッ
    ドの軸方向運動に対する錠止を増強するための相互錠止
    作用が生じる様になっている前記機械式錠止体の改良方
    法。
  12. 【請求項12】  コイルばねに刻み付けする表面仕上
    げを施す段階は、コイルばね内に研磨材を挿入し、コイ
    ルばねの内面に研磨材を当てて螺旋巻き方向に沿って円
    運動させることを含む請求項11の機械式錠止体の改良
    方法。
  13. 【請求項13】  コイルばねに刻み付けする表面仕上
    げを施す段階は、丸めたサンドペーパーをコイルばね内
    に挿入し、該サンドペーパーをコイルばねの内面に当て
    て廻動させることが含まれる請求項11の機械式錠止体
    の改良方法。
  14. 【請求項14】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    されるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表
    面と係合する寸法となっておりそれにより前記ロッドを
    前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前記
    コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそれ
    によって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に前
    記内径を拡張するための手段とを含む形式の改良機械式
    錠止体の作成方法であって、ロッド軸を一般に横断する
    方向でロッド表面に刻み付けする段階と、巻くことによ
    ってコイルばねとするに好適なワイヤーを提供する段階
    と、該ワイヤーの表面をその長手方向に沿って刻み付け
    する段階と、ワイヤーを巻いてコイルばねとする段階と
    、コイルばねを前記ハウジング内のロッドに組付けしそ
    れにより、刻み付けされたロッド表面及び刻み付けされ
    たコイルばね表面間で、コイルばねとロッドとが錠止状
    況にある場合に、コイルばねを貫いてのロッドの軸方向
    運動に対する錠止を増強するための相互錠止作用が生じ
    る様になっている前記改良機械式錠止体の作成方法。
  15. 【請求項15】  ワイヤーの表面をその長手方向に沿
    って刻み付けする段階には、研磨材を横断してワイヤー
    を長手方向に引く段階が含まれる請求項14の改良機械
    式錠止体の作成方法。
  16. 【請求項16】  ワイヤーの表面をその長手方向に沿
    って刻み付けする段階による刻み付けは、ワイヤー円周
    の弧の180度未満に渡る表面部分に限定される請求項
    14の改良機械式錠止体の作成方法。
  17. 【請求項17】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    されるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表
    面と係合する寸法となっておりそれによって前記ロッド
    を前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前
    記コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそ
    れによって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に
    前記内径を拡張するための手段とを含む形式の改良機械
    式錠止体の作成方法であって、ロッド軸を一般に横断す
    る方向の刻みをロッド表面に形成する段階と、巻くこと
    によってコイルばねとするに好適なワイヤーを提供する
    段階と、研磨材を横断してワイヤーを長手方向に引き、
    ワイヤー円周の弧の180度未満に渡る表面部分をその
    長手方向に沿って刻み付けする段階と、ワイヤーを巻い
    てコイルばねとする段階と、コイルばねを前記ハウジン
    グ内のロッドに組付けしそれにより、刻み付けされたロ
    ッド表面及び刻み付けされたコイルばね表面間で、コイ
    ルばねとロッドとが錠止状況にある場合に、コイルばね
    を貫いてのロッドの軸方向運動に対する錠止を増強する
    ための相互錠止作用が生じる様になっている前記改良機
    械式錠止体の作成方法。
  18. 【請求項18】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    されるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表
    面と係合する寸法となっておりそれによって前記ロッド
    を前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前
    記コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそ
    れによって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に
    前記内径を拡張するための手段とを含む形式の機械式錠
    止体であって、ロッド表面は心なし研削によって15乃
    至50R.M.S.の範囲で表面仕上げされ、コイルば
    ねの内面は、ロッド表面の刻みの肌地感覚及び配向と類
    似の表面仕上げを提供するためにその円周方向に於て刻
    み付けされ、それにより、刻み付けされたロッド表面及
    び刻み付けされたコイルばね表面間で、コイルばねとロ
    ッドとが錠止状況にある場合に、コイルばねを貫いての
    ロッドの軸方向運動に対する錠止を増強するための相互
    錠止作用が、前記コイルばね表面の前記ロッド表面に対
    する回転が実質的に阻害されることのない状態に於て生
    じる様になっている前記機械式錠止体。
  19. 【請求項19】  刻み付けされたコイルばね表面は、
    ロッド表面と一般に対面する部分に限定され、隣り合う
    コイル部分間の接触表面は除外され、従って前記コイル
    ばねの巻付け及び巻き戻しはコイルばね表面の刻みによ
    って妨害される弧とがない請求項18の機械式錠止体。
  20. 【請求項20】  コイルばねは螺旋巻きしたワイヤー
    から作成され、コイルばね表面は前記ワイヤーの長手方
    向に沿って刻み付けされる請求項19の機械式錠止体。
  21. 【請求項21】  ワイヤーは筒状の表面を具備し、コ
    イルばね表面は、該筒状の表面のワイヤー軸の周囲の弧
    の180度未満に沿って伸延する部分に刻み付けされて
    いる請求項20の機械式錠止体。
  22. 【請求項22】  ロッド表面及びコイルばね表面の各
    々は15乃至50R.M.S.の範囲に於て夫々刻み付
    けされることによって表面仕上される請求項18の機械
    式錠止体。
  23. 【請求項23】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    されるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表
    面と係合する寸法となっておりそれによって前記ロッド
    を前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前
    記コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそ
    れによって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に
    前記内径を拡張するための手段とを含む形式の機械式錠
    止体であって、前記ロッド表面及びコイルばね表面の選
    択部分は、該コイルばね表面の選択部分の前記ロッド表
    面上における、軸方向の摺動偏倚に対する摩擦抵抗は高
    いがしかし円周方向の摺動運動に対する摩擦抵抗は低い
    ことによって特徴付けられる表面仕上げを有している前
    記機械式錠止体。
  24. 【請求項24】  選択されたコイルばね表面には隣り
    合うコイル部分間の接触表面は含まれずそれによりそれ
    らとなり合うコイル部分間の摩擦接触は低く維持される
    請求項23の機械式錠止体。
  25. 【請求項25】  ハウジングと、該ハウジングを貫い
    て軸方向に摺動し得るロッドと、該ロッドの周囲に配設
    されるコイルばねにして、通常状態での内径がロッド表
    面と係合する寸法となっておりそれによって前記ロッド
    を前記ハウジング内で移動しない様に錠止するための前
    記コイルばねと、該コイルばねを開放状態に巻き解きそ
    れによって前記ロッドの摺動運動を可能とするに十分に
    前記内径を拡張するための手段とを含む形式の機械式錠
    止体であって、前記ロッド表面及びコイルばね表面の選
    択部分は、前記機械式錠止体の錠止状況における前記コ
    イルばねを貫いての前記ロッド表面の軸方向の摺動偏倚
    に対する摩擦抵抗を増強する表面仕上げを有し、前記コ
    イルばねはその巻き解き時の摩擦を低減するために隣り
    合うコイル部分間の接触表面が実質的に円滑とされてい
    る前記機械式錠止体。
JP3132269A 1990-05-11 1991-05-09 摩擦錠止機構のための改良コイルばね Pending JPH04231012A (ja)

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US07/522,210 US5150771A (en) 1990-05-11 1990-05-11 Coil spring or friction-lock mechanisms
US522210 1990-05-11

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