JPH0423297Y2 - - Google Patents

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JPH0423297Y2
JPH0423297Y2 JP1984012528U JP1252884U JPH0423297Y2 JP H0423297 Y2 JPH0423297 Y2 JP H0423297Y2 JP 1984012528 U JP1984012528 U JP 1984012528U JP 1252884 U JP1252884 U JP 1252884U JP H0423297 Y2 JPH0423297 Y2 JP H0423297Y2
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core
radial
gap
leg
silicon steel
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JP1984012528U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は変圧器作用を兼ねた分路リアクトル
に関するものである。
このような分路リアクトルを構成するのに用い
られる鉄心として考えられる従来の分路リアクト
ルの鉄心を第1図に、また従来の変圧器の鉄心を
第2図に示している。すなわち、第1図はギヤツ
プ1を有する鉄心脚2をラジアルコアで形成し、
ヨーク3を巻鉄心または通常の積鉄心で形成し、
鉄心脚2とヨーク3とは突合せ接続としている。
また第2図は方向性珪素鋼板を用いて鉄心脚2′
とヨーク3′を構成し、鉄心脚2′とヨーク3′と
を額縁状に接続した構成である。
分路リアクトル容量(遅相容量)は、電圧が一
定であればリアクタンスが小さいほど大となる。
一方リアクタンスは、一定の励磁電流に対し発生
する磁束が大きいほど、つまり磁路の磁気抵抗が
小さいほど大である。磁気抵抗は、磁路の透磁率
が大であるほど小であるから、透磁率の極めて高
い珪素鋼板からなる鉄心にギヤツプがあるとき
は、ギヤツプの全長が大きいほど磁路の磁気抵抗
が増し、従つてリアクタンスは減少することにな
り、分路リアクトルの場合は容量が増すことにな
る。
分路リアクトルは系統の進相容量を補償するた
めに用いられ、その容量は一般にそれが接続され
る変圧器容量の数分の一以下である。したがつて
第1図もしくは第2図の鉄心を用いた変圧器の場
合、分路リアクトルとしての遅相容量は変圧器容
量の数分の一以下になる。この場合前記の理由か
ら、全容量が遅相容量である通常の分路リアクト
ルに比べ鉄心ギヤツプの全長が著しく小さくなる
ことは明らかである。このような場合のギヤツプ
の構成方法には2通りあり、一つはギヤツプの個
数を通常の分路リアクトルと等しくし、個々のギ
ヤツプ幅を小さくすることであり、他の一つは
個々のギヤツプ幅を通常の分路リアクトルとほぼ
等しくしギヤツプの個数を減らすことである。
鉄心にギヤツプがあると、その部分および鉄心
全体の構造は複雑となり、製作コストが増すた
め、ギヤツプ数を少なくする後者の方法がコスト
的には有利である。この場合鉄心脚の全長は変圧
器の容量によりほぼ決まつているから、第1図の
ように同一の鉄心脚のギヤツプ間またはギヤツプ
とヨーク間の鉄心ブロツクの長さl,l′はギヤツ
プ数の多い通常の分路リアクトルに比べて著しく
長くなる。
一方鉄心にギヤツプがあるとその部分に磁束の
フリンジングが生じ、フリンジングした磁束はギ
ヤツプの両側で鉄心内へ側面から流入することに
なる。このため第2図のように鉄心ブロツクが積
層珪素鋼板で構成されていると、磁束の一部は珪
素鋼板面に垂直に流入することになり、この部分
の珪素鋼板内に渦電流が発生して過大な損失や発
熱を伴うことになる。フリンジングはギヤツプ長
が大きいほど急速に増大するので、個々のギヤツ
プの幅を大きくした鉄心は好ましくない。
この渦電流を防ぐため分路リアクトルでは個々
の珪素鋼板が放射方向に配置されるように成型し
たラジアルコアブロツクが用いられる。
ラジアルコアブロツクは、幅の異なる短冊状の
珪素鋼板をほぼ扇形に配置したものであり(たと
えば第5図)、これは第7図dに示すようなセク
ター16を組み合わせて製造される。このような
セクター16を製造するための珪素鋼板の切断、
定位置への積層による成型は機械により自動的に
行われる(たとえば特開昭58−132333号)。たと
えば、第7図dのセクター16を製造する場合、
その両端の片は同図aのように所定幅(l1+ln
の帯板12の端部を所定長さHで切断し、この片
13をさらに長さl1とlnの細片13a,13bに
分離してそれぞれ受け部14,15にストツクす
る。同様にして帯板12から分離した片13を長
さl1,lnが徐々に異なるように分離して受け部1
4,15の細片13a,13bに重ねてゆく。同
図bは片13から細片13c,13dが等長に切
断された場合であり、セクター16のほぼ半分が
成型された状態になり、また同図cは片13から
細片13e,13fが同図aと同様な寸法関係に
分離されて細片の切断工程が完了した状態であ
り、受け部14,15にそれぞれセクター16が
成型されることとなる。
このように、鉄心脚の鉄心ブロツクの高さを決
める各珪素鋼板片の長さは片13を切断するとき
の寸法Hにより決まり、これは細片13a,13
b等に切断されるので、工作上好適な範囲があ
り、第1図のような丈高の鉄心ブロツクを製作す
る場合には、これを形成する珪素鋼板片が極めて
細長となり、寸法Hが大となるのでセクター16
の自動加工、製作が著しく困難になるという欠点
があつた。。
さらに変圧器としての容量が大きい場合にラジ
アルコアブロツクを用いた第1図の鉄心脚2を用
いると、ヨーク3との接合部に額縁接続が使えず
突き合わせ接続となるため、ヨーク3の突き合わ
せ部分の磁束が珪素鋼板のロール方向にならず、
方向性珪素鋼板ではこの部分の鉄損が著しく増加
する。このためヨーク3の全体に磁気特性の劣る
無方向性珪素鋼板を使用せざるを得ず、ヨークの
寸法が大きくなり、重量が増大するという欠点が
ある。
したがつて、この考案の目的は、製造容易で重
量が増大せず、しかもギヤツプ部分の磁束のフリ
ンジングによる渦電流の発生の少ない分路リアク
トルを提供することである。
この考案の一実施例を第3図ないし第5図に示
す。すなわち、この3相用分路リアクトルの鉄心
は、ヨーク7および鉄心脚4を積鉄心で構成し、
鉄心脚4のギヤツプ5に対向する積鉄心部にラジ
アルコア鉄心6を設けている。しかもヨーク7と
鉄心脚4とは額縁状接続とし、そこで鉄心脚4、
ラジアルコア鉄心6およびヨーク7は方向性珪素
鋼板を用いている。前記ラジアルコア鉄心6の外
径は鉄心脚4の断面の外接円の直径に等しくすれ
ば好都合である。そして、これらの鉄心脚4にそ
れぞれ1次コイルおよび2次コイル(図示せず)
を設ける。
このように、鉄心の主体部分は通常の変圧器と
同様の方向性珪素鋼板を用いた額縁接続鉄心を用
い、ギヤツプ5に対向する積鉄心部にのみラジア
ルコア鉄心6を用いることによりつぎの効果が得
られる。まず鉄心主体部はすべて高品質の方向性
珪素鋼板を用いており、また額縁接続としている
ため磁束は最も特性の良い珪素鋼板のロール方向
にのみ流れることになるため、鉄損を増やさずに
鉄心中の磁束密度を高めることができる。従つて
鉄心を含む機器全体の小形化、軽量化および低損
失化を図ることができる。またギヤツプと接する
部分の鉄心にはラジアルコアを用いているため、
磁束のフリンジングによる渦電流が発生せず、そ
れによる損失の発生や加熱の心配がない。さらに
ラジアルコアの高さは第7図において説明したよ
うに、従来よりも短くできしかも製作に最も都合
の良い寸法とすることができるため容易に製作で
き、機器の製造コストを下げることができる。さ
らに第4図のようにラジアルコア鉄心6の外径を
鉄心脚4の断面の外接円8に等しくした場合、ラ
ジアルコア鉄心6は第5図のように中心孔9があ
るが、鉄心脚4の断面は第4図のように段落部1
0があるため、双方の実断面積を比較するとラジ
アルコア鉄心6の方が大となる。したがつて、ラ
ジアルコア鉄心6の磁束密度は逆に低くなつて鉄
損の増加が防がれる。またギヤツプ5に対向する
積鉄心部にラジアルコア鉄心6を設けることによ
り、鉄心脚4の段落し鋭角部11を電気的にシー
ルドする効果がある。
第6図はヨーク7′と鉄心脚4′を交互重ね合せ
接続とした他の実施例であるが、その他の部分は
第3図と同様である。この場合、比較的小形の変
圧器もくしはとくに小形軽量で低損失が要求され
る変圧器に対して有効である。
以上のように、この考案の分路リアクトルは、
1次コイルおよび2次コイルが巻装される鉄心脚
を積鉄心で形成し、外径が積鉄心の断面の外接円
の直径に等しいラジアルコア鉄心を、鉄心脚のギ
ヤツプに対向する積鉄心部に配設したため、鉄心
脚のすべてをラジアルコア鉄心とする場合と比較
して製造容易で重量が増大せず、またラジアルコ
ア鉄心を巻鉄心の外周に配設するもの(たとえば
実開昭48−061318号)と比較して、鉄心脚の径が
大きくならずしかも製造容易であり、またラジア
ルコア鉄心の支持構成も上下方向の積鉄心で挾み
付けるので簡単である。さらにこのものではラジ
アルコア鉄心から巻鉄心に磁束が侵入すると巻鉄
心に渦電流が生じ発熱するのに対して、フリンジ
ングによる磁束がラジアルコア鉄心を介して積鉄
心に侵入しても積鉄心には渦電流は生じず、した
がつてフリンジングによる渦電流を少なくするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例の正面図、第3図
はこの考案の一実施例の正面図、第4図は鉄心脚
の断面図、第5図はラジアルコア鉄心の断面図、
第6図は他の実施例の正面図、第7図はラジアル
コア鉄心の製造を説明する説明図である。 4,4′……鉄心脚、5……ギヤツプ、6……
ラジアルコア鉄心、7,7′……ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 積鉄心で構成されて所定のギヤツプを形成する
    とともに1次コイルおよび2次コイルを巻装する
    鉄心脚と、この鉄心脚の前記ギヤツプに対向する
    積鉄心部に配設されたラジアルコア鉄心とを備
    え、前記ラジアルコア鉄心の外径は、前記積鉄心
    の断面の外接円の直径に等しい分路リアクトル。
JP1252884U 1984-01-31 1984-01-31 分路リアクトル Granted JPS60125719U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1252884U JPS60125719U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 分路リアクトル

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JP1252884U JPS60125719U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 分路リアクトル

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Publication Number Publication Date
JPS60125719U JPS60125719U (ja) 1985-08-24
JPH0423297Y2 true JPH0423297Y2 (ja) 1992-05-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018079402A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 株式会社村田製作所 インダクタ
JP7593733B2 (ja) * 2018-12-10 2024-12-03 東芝産業機器システム株式会社 静止誘導機器用ギャップ付鉄心

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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