JPH0423299Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423299Y2 JPH0423299Y2 JP1983001880U JP188083U JPH0423299Y2 JP H0423299 Y2 JPH0423299 Y2 JP H0423299Y2 JP 1983001880 U JP1983001880 U JP 1983001880U JP 188083 U JP188083 U JP 188083U JP H0423299 Y2 JPH0423299 Y2 JP H0423299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- capacitor
- rapeseed
- rapeseed oil
- capacitors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/002—Details
- H01G4/018—Dielectrics
- H01G4/20—Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06
- H01G4/22—Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06 impregnated
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンデンサの改良に関するものであ
る。
る。
従来の油浸コンデンサは、その用途により種々
の方式が用いられている。その方式を大別する
と、電極に金属蒸着膜を用いた自己回復性コンデ
ンサ(以下SHコンデンサという)と金属箔を用
いた非自復性コンデンサ(NHコンデンサ)があ
る。SHコンデンサの代表的なものは、金属化紙
コンデンサ、両面金属化紙コンデンサ、金属化フ
イルムコンデンサなどがある。さらに最近のプラ
スチツクフイルムの進歩に伴ない、金属化紙との
組合せによる構成が実用化されている。
の方式が用いられている。その方式を大別する
と、電極に金属蒸着膜を用いた自己回復性コンデ
ンサ(以下SHコンデンサという)と金属箔を用
いた非自復性コンデンサ(NHコンデンサ)があ
る。SHコンデンサの代表的なものは、金属化紙
コンデンサ、両面金属化紙コンデンサ、金属化フ
イルムコンデンサなどがある。さらに最近のプラ
スチツクフイルムの進歩に伴ない、金属化紙との
組合せによる構成が実用化されている。
本考案は耐電圧性能の優れた高信頼性のコンデ
ンサを提供するもので、プラスチツクフイルムの
中でも特に耐電圧特性の高い、低損失特性を有す
るポリプロピレンフイルム(以下PPフイルムと
いう)のみを誘電体に用い、電極として同電位と
なる両面金属化紙と重ねて巻回して、絶縁油とし
てなたね油を含浸してなるコンデンサである。
ンサを提供するもので、プラスチツクフイルムの
中でも特に耐電圧特性の高い、低損失特性を有す
るポリプロピレンフイルム(以下PPフイルムと
いう)のみを誘電体に用い、電極として同電位と
なる両面金属化紙と重ねて巻回して、絶縁油とし
てなたね油を含浸してなるコンデンサである。
以下、本考案を実施例により詳細に説明する。
第1図はコンデンサの基本構造を示し、絶縁紙の
両面に真空蒸着によつて形成された導電性薄膜2
を有する両面金属化紙1を電極とし、誘電体とし
てPPフイルム3を重ね合せて巻回し、その巻回
端面にリード取り出し用に金属溶射をしたコンデ
ンサ素子に絶縁油として、鉱物油、アルキルベン
ゼン、なたね油を含浸したものである。
第1図はコンデンサの基本構造を示し、絶縁紙の
両面に真空蒸着によつて形成された導電性薄膜2
を有する両面金属化紙1を電極とし、誘電体とし
てPPフイルム3を重ね合せて巻回し、その巻回
端面にリード取り出し用に金属溶射をしたコンデ
ンサ素子に絶縁油として、鉱物油、アルキルベン
ゼン、なたね油を含浸したものである。
以上のように構成されたコンデンサの交流電圧
−時間特性を測定した結果を第2図に示し、は
鉱物油を含浸したもの、はアルキルベンゼンを
含浸したもの、は食用なたね油を含浸したもの
で、第2図から明らかなようにコンデンサの絶縁
油として食用なたね油を含浸することにより、交
流電圧−時間特性の良好なコンデンサが得られ
た。
−時間特性を測定した結果を第2図に示し、は
鉱物油を含浸したもの、はアルキルベンゼンを
含浸したもの、は食用なたね油を含浸したもの
で、第2図から明らかなようにコンデンサの絶縁
油として食用なたね油を含浸することにより、交
流電圧−時間特性の良好なコンデンサが得られ
た。
しかし食用なたね油は植物油であるため、シー
ドから油分抽出後の処理(または精製)工程にお
いて、例えば脱酸、脱色、脱臭などの工程の程度
により油の特性に差が出る。食用なたね油はJAS
規格第29条で、明らかなようになたね油、精製な
たね油、なたねサラダ油の3種類に区分され、そ
れぞれ精製度が異なるもので、3種類の食用なた
ね油は、比重、けん化価、よう素価、不けん化物
および粘度などの物性は同等で精製度の異なるこ
とに基因する酸価に差があり、なたね油2.0以下、
精製なたね油0.20以下、なたねサラダ油0.15以下
と差のある規格になつている。さらになたねサラ
ダ油は冷却試験(0℃、5.5Hr以上)において清
澄でなければならないので、脱ろう処理をしてい
る。このような3種類の食用なたね油を用いて、
第1図と同ように誘電体としてPPフイルム3を
1枚用い、電圧としてZnを真空蒸着によつて両
面に導電性薄膜2を形成させた両面金属化紙1を
重ね合せて巻回し、その巻回断面にリード取出し
用の金属溶射をしたコンデンサ素子を製作し、こ
のコンデンサ素子になたね油、精製なたね油
および、なたねサラダ油をそれぞれ真空含浸さ
せて容量26μFのコンデンサを製作した。
ドから油分抽出後の処理(または精製)工程にお
いて、例えば脱酸、脱色、脱臭などの工程の程度
により油の特性に差が出る。食用なたね油はJAS
規格第29条で、明らかなようになたね油、精製な
たね油、なたねサラダ油の3種類に区分され、そ
れぞれ精製度が異なるもので、3種類の食用なた
ね油は、比重、けん化価、よう素価、不けん化物
および粘度などの物性は同等で精製度の異なるこ
とに基因する酸価に差があり、なたね油2.0以下、
精製なたね油0.20以下、なたねサラダ油0.15以下
と差のある規格になつている。さらになたねサラ
ダ油は冷却試験(0℃、5.5Hr以上)において清
澄でなければならないので、脱ろう処理をしてい
る。このような3種類の食用なたね油を用いて、
第1図と同ように誘電体としてPPフイルム3を
1枚用い、電圧としてZnを真空蒸着によつて両
面に導電性薄膜2を形成させた両面金属化紙1を
重ね合せて巻回し、その巻回断面にリード取出し
用の金属溶射をしたコンデンサ素子を製作し、こ
のコンデンサ素子になたね油、精製なたね油
および、なたねサラダ油をそれぞれ真空含浸さ
せて容量26μFのコンデンサを製作した。
このようにして得られたコンデンサのコロナ開
始電圧と温度の関係を第3図に示し、この結果、
なたね油、精製なたね油のコロナ開始電圧は
低温度になるにしたがい急激に低下するが、なた
ねサラダ油は低下が少ない。
始電圧と温度の関係を第3図に示し、この結果、
なたね油、精製なたね油のコロナ開始電圧は
低温度になるにしたがい急激に低下するが、なた
ねサラダ油は低下が少ない。
食用なたね油について低温性状を試験したとこ
ろ、なたね油、精製なたね油は0〜−5℃
で、なたねサラダ油は−10〜−15℃で濁ごり始
め、そのまま試験をつづけ流動点をJIS−C−
2101の絶縁油試験法に基づき求めるとなたね油
、精製なたね油は−10〜−15℃、なたねサラ
ダ油は−20〜−25℃であつた。なたねサラダ油
の濁り点および流動点が低いのは精製工程で脱
ろう処理をしているためである。
ろ、なたね油、精製なたね油は0〜−5℃
で、なたねサラダ油は−10〜−15℃で濁ごり始
め、そのまま試験をつづけ流動点をJIS−C−
2101の絶縁油試験法に基づき求めるとなたね油
、精製なたね油は−10〜−15℃、なたねサラ
ダ油は−20〜−25℃であつた。なたねサラダ油
の濁り点および流動点が低いのは精製工程で脱
ろう処理をしているためである。
したがつて、なたね油、精製なたね油が低
温で急激に低下するのは流動点が高いためであ
る。
温で急激に低下するのは流動点が高いためであ
る。
さらに−15℃で定格電圧の1.2倍の電圧を印加
して室温でのコロナ開始電圧の経時変化を試験し
たところ、なたねサラダ油のコロナ開始電圧の
低下は少くなく一定時間後低下しないが、なたね
油、精製なたね油は徐々に低下し、低温でコ
ロナ発生し誘電体が劣化していく傾向が第4図で
明らかである。
して室温でのコロナ開始電圧の経時変化を試験し
たところ、なたねサラダ油のコロナ開始電圧の
低下は少くなく一定時間後低下しないが、なたね
油、精製なたね油は徐々に低下し、低温でコ
ロナ発生し誘電体が劣化していく傾向が第4図で
明らかである。
次に80℃で定格電圧の1.2倍の電圧を印加して
tanδの経時変化を試験したところ、第5図で明ら
かなようにtanδは1000Hrまではいずれも低下傾
向にあるが、なたね油、精製なたね油は
1000Hr後上昇している。コンデンサは15年とい
つた長期間の使用に異常なく耐えうることが課せ
られているので、tanδが上昇することは長期間の
使用過程で発熱量が多くなり、しいては熱破壊す
ることにつながる。なたねサラダ油は安定した
tanδ経時特性を示しており、食用なたね油の中で
も優れている。これは先に示した酸価に表われて
いるように精製度が高いためである。
tanδの経時変化を試験したところ、第5図で明ら
かなようにtanδは1000Hrまではいずれも低下傾
向にあるが、なたね油、精製なたね油は
1000Hr後上昇している。コンデンサは15年とい
つた長期間の使用に異常なく耐えうることが課せ
られているので、tanδが上昇することは長期間の
使用過程で発熱量が多くなり、しいては熱破壊す
ることにつながる。なたねサラダ油は安定した
tanδ経時特性を示しており、食用なたね油の中で
も優れている。これは先に示した酸価に表われて
いるように精製度が高いためである。
なお、上述の実施例において、真空蒸着される
金属としてZn,Alなどが通常用いられているが、
これらの金属に限定するものでなく、このSHコ
ンデンサは両面金属化紙の導電性薄膜2が同電位
であり、しかもPPフイルムのみの誘電体となつ
ているため、PPフイルムの優れた耐電圧特性お
よび低損失特性が生かせる。したがつてSHコン
デンサの中でも比較的電圧の高い用途および高温
領域使用に適し、従来絶縁油としての用いられて
いる鉱物油とかアルキルベンゼンに比較し使用電
位傾度を高め、小形化、軽量化が図れたものであ
る。
金属としてZn,Alなどが通常用いられているが、
これらの金属に限定するものでなく、このSHコ
ンデンサは両面金属化紙の導電性薄膜2が同電位
であり、しかもPPフイルムのみの誘電体となつ
ているため、PPフイルムの優れた耐電圧特性お
よび低損失特性が生かせる。したがつてSHコン
デンサの中でも比較的電圧の高い用途および高温
領域使用に適し、従来絶縁油としての用いられて
いる鉱物油とかアルキルベンゼンに比較し使用電
位傾度を高め、小形化、軽量化が図れたものであ
る。
以上のように本考案はPPフイルムを誘電体と
し、両面金属化紙を電極とした自己回復性コンデ
ンサにおいて、含浸剤として食用なたね油の中で
特になたねサラダ油を用いると耐電圧性能が向上
するとともに、安定した特性のコンデンサが得ら
れ、工業的ならびに実用的価値大なるものであ
る。
し、両面金属化紙を電極とした自己回復性コンデ
ンサにおいて、含浸剤として食用なたね油の中で
特になたねサラダ油を用いると耐電圧性能が向上
するとともに、安定した特性のコンデンサが得ら
れ、工業的ならびに実用的価値大なるものであ
る。
第1図は本考案のコンデンサの素子構成の断面
図、第2図はコンデンサの交流電圧−時間特性
図、第3図はコンデンサのコロナ開始電圧−温度
特性図、第4図はコンデンサのコロナ開始電圧−
時間特性図および第5図はコンデンサのtanδ−時
間特性図を示す。 1……両面金属化紙、2……導電性薄膜、3…
…ポリプロピレンフイルム、……鉱物油含浸コ
ンデンサ、……アルキルベンゼン含浸コンデン
サ、……食用なたね油含浸コンデンサ、……
なたね油含浸コンデンサ、……精製なたね油含
浸コンデンサ、……なたねサラダ油含浸コンデ
ンサ。
図、第2図はコンデンサの交流電圧−時間特性
図、第3図はコンデンサのコロナ開始電圧−温度
特性図、第4図はコンデンサのコロナ開始電圧−
時間特性図および第5図はコンデンサのtanδ−時
間特性図を示す。 1……両面金属化紙、2……導電性薄膜、3…
…ポリプロピレンフイルム、……鉱物油含浸コ
ンデンサ、……アルキルベンゼン含浸コンデン
サ、……食用なたね油含浸コンデンサ、……
なたね油含浸コンデンサ、……精製なたね油含
浸コンデンサ、……なたねサラダ油含浸コンデ
ンサ。
Claims (1)
- 一対の電極として同電位にある両面金属化紙の
間に、誘電体としてポリプロピレンフイルムのみ
を用いて巻回したコンデンサ素子に、なたねサラ
ダ油を含浸してなることを特徴とするコンデン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP188083U JPS59125829U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP188083U JPS59125829U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59125829U JPS59125829U (ja) | 1984-08-24 |
| JPH0423299Y2 true JPH0423299Y2 (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=30133586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP188083U Granted JPS59125829U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59125829U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5939017A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | 信越半導体株式会社 | 油浸コンデンサ |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP188083U patent/JPS59125829U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59125829U (ja) | 1984-08-24 |
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