JPH04233241A - 高耐圧電界効果トランジスタ - Google Patents
高耐圧電界効果トランジスタInfo
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- JPH04233241A JPH04233241A JP40896090A JP40896090A JPH04233241A JP H04233241 A JPH04233241 A JP H04233241A JP 40896090 A JP40896090 A JP 40896090A JP 40896090 A JP40896090 A JP 40896090A JP H04233241 A JPH04233241 A JP H04233241A
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- gaas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,特に化合物半導体から
なる電界効果トランジスタに関する。
なる電界効果トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタ(FET)には,
金属/酸化物/半導体(MOS)FET,pn接合FE
T,ショットキ接合を利用した金属/半導体(MES)
FETなど,種々の形態のものが存在する。特に,ガリ
ウムヒ素(GaAs)を中心とした化合物半導体ではM
ESFETの形態が用いられ,高速性に優れたマイクロ
波トランジスタとして広く用いられている。最近では,
半導体ヘテロ接合と変調ドーピング技術とにより形成さ
れる2次元電子ガスを利用した高電子移動度トランジス
タ(HEMT)が製作されている。このトランジスタも
またショットキ接合を利用したMESFETの一種であ
る。
金属/酸化物/半導体(MOS)FET,pn接合FE
T,ショットキ接合を利用した金属/半導体(MES)
FETなど,種々の形態のものが存在する。特に,ガリ
ウムヒ素(GaAs)を中心とした化合物半導体ではM
ESFETの形態が用いられ,高速性に優れたマイクロ
波トランジスタとして広く用いられている。最近では,
半導体ヘテロ接合と変調ドーピング技術とにより形成さ
れる2次元電子ガスを利用した高電子移動度トランジス
タ(HEMT)が製作されている。このトランジスタも
またショットキ接合を利用したMESFETの一種であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来,ショットキゲー
トの逆方向耐圧の向上およびバリア高さの上昇は,その
ゲート界面近傍の半導体不純物濃度を低減させたりノン
ドープ半導体層を挿入したりすることにより,ショット
キ界面での電界強度を低下させるという方法で行なわれ
ていた。しかし,低不純物層やノンドープ層を挿入する
ことは,ゲートとチャネルとの間の距離を実質的に増加
させることになり,トランスコンダクタンスを低下させ
,FETの特性を損なうという問題があった。
トの逆方向耐圧の向上およびバリア高さの上昇は,その
ゲート界面近傍の半導体不純物濃度を低減させたりノン
ドープ半導体層を挿入したりすることにより,ショット
キ界面での電界強度を低下させるという方法で行なわれ
ていた。しかし,低不純物層やノンドープ層を挿入する
ことは,ゲートとチャネルとの間の距離を実質的に増加
させることになり,トランスコンダクタンスを低下させ
,FETの特性を損なうという問題があった。
【0004】他方,より高性能なGaAsMESFET
やガリウム・ヒ素/アルミニウム・ガリウム・ヒ素(G
aAs/AlGaAs)HEMTを製作するためには,
トランスコンダクタンスを向上することが不可欠となる
。トランスコンダクタンスを向上させるには,一般的に
は半導体層内のドーピング不純物濃度を高めることが有
効である。しかし,この場合,ショットキ接合を形成す
る金属/半導体界面での電界強度が増加する。界面の電
界強度が増加すると,ショットキゲートの逆方向耐圧の
低下やショットキゲートのバリア高さの低下を招き,マ
イクロ波トランジスタの性能を著しく損なう。さらに,
例えばGaAsよりも高い電子移動度が得られるインジ
ウム・ガリウム・ヒ素(InGaAs)やインジウム・
ヒ素(InAs)を用いるFETやHEMTにおいては
,このゲート耐圧の低下やバリア高さの低下がより顕著
となる。特にInAs混晶は禁制帯幅が小さく,また,
原子レベルのオーダの組成不均一性が存在するため,金
属/半導体界面にノンドープ層を挿入しても,注入され
たホット電子による電子の増倍作用が発生し,ショット
キゲートで逆方向リーク電流が増加する。このため,特
に禁制帯幅の小さい半導体FETでは,ゲートの耐圧性
の向上が重要な課題となっている。
やガリウム・ヒ素/アルミニウム・ガリウム・ヒ素(G
aAs/AlGaAs)HEMTを製作するためには,
トランスコンダクタンスを向上することが不可欠となる
。トランスコンダクタンスを向上させるには,一般的に
は半導体層内のドーピング不純物濃度を高めることが有
効である。しかし,この場合,ショットキ接合を形成す
る金属/半導体界面での電界強度が増加する。界面の電
界強度が増加すると,ショットキゲートの逆方向耐圧の
低下やショットキゲートのバリア高さの低下を招き,マ
イクロ波トランジスタの性能を著しく損なう。さらに,
例えばGaAsよりも高い電子移動度が得られるインジ
ウム・ガリウム・ヒ素(InGaAs)やインジウム・
ヒ素(InAs)を用いるFETやHEMTにおいては
,このゲート耐圧の低下やバリア高さの低下がより顕著
となる。特にInAs混晶は禁制帯幅が小さく,また,
原子レベルのオーダの組成不均一性が存在するため,金
属/半導体界面にノンドープ層を挿入しても,注入され
たホット電子による電子の増倍作用が発生し,ショット
キゲートで逆方向リーク電流が増加する。このため,特
に禁制帯幅の小さい半導体FETでは,ゲートの耐圧性
の向上が重要な課題となっている。
【0005】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり,その目的とするところは,上記問題点を解
消し,トランスコンダクタンスを低下させることなくゲ
ート耐圧が向上したFETを提供することにある。
ものであり,その目的とするところは,上記問題点を解
消し,トランスコンダクタンスを低下させることなくゲ
ート耐圧が向上したFETを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の高耐圧電界効果
トランジスタは,チャネル半導体層の上に高抵抗半導体
層を形成し,該高抵抗半導体層の上にショットキゲート
を形成したことを特徴としており,そのことにより上記
目的が達成される。
トランジスタは,チャネル半導体層の上に高抵抗半導体
層を形成し,該高抵抗半導体層の上にショットキゲート
を形成したことを特徴としており,そのことにより上記
目的が達成される。
【0007】
【作用】本発明者が種々の半導体に対してその不純物ド
ーピング量と逆方向電流特性を調べた結果,比較的低い
不純物濃度の半導体層であっても,ショットキダイオー
ドを流れる電流は,低電界では Fowler−Nor
dheimトンネル電流に支配されていること,および
,高電界ではホット電子のトンネリングにより電流が雪
崩的に急増することを見い出した。また,この現象は三
元混晶や禁制帯幅の小さい半導体層で特に起こりやすい
ことも見い出した。従って,ショットキダイオードの逆
方向電流を低減するためには,電子のトンネリングを低
減することに加えて,電子の拡散長を低減し,雪崩的な
キャリヤの増殖を抑制することが重要であることがわか
った。
ーピング量と逆方向電流特性を調べた結果,比較的低い
不純物濃度の半導体層であっても,ショットキダイオー
ドを流れる電流は,低電界では Fowler−Nor
dheimトンネル電流に支配されていること,および
,高電界ではホット電子のトンネリングにより電流が雪
崩的に急増することを見い出した。また,この現象は三
元混晶や禁制帯幅の小さい半導体層で特に起こりやすい
ことも見い出した。従って,ショットキダイオードの逆
方向電流を低減するためには,電子のトンネリングを低
減することに加えて,電子の拡散長を低減し,雪崩的な
キャリヤの増殖を抑制することが重要であることがわか
った。
【0008】そのため,本発明では,ショットキ金属と
,キャリヤを供給するためのドーピングしたチャネル半
導体層との間に,ノンドープ層よりも高い抵抗を有する
半導体層(高抵抗半導体層)を挿入する。これにより,
ゲートからチャネル半導体層への電子の流入/増殖を抑
制する。
,キャリヤを供給するためのドーピングしたチャネル半
導体層との間に,ノンドープ層よりも高い抵抗を有する
半導体層(高抵抗半導体層)を挿入する。これにより,
ゲートからチャネル半導体層への電子の流入/増殖を抑
制する。
【0009】具体的には,チャネル半導体層のエピタキ
シャル成長中にCr,Fe,Niなどの深いアクセプタ
を形成する不純物を添加することにより,電界強度の低
下を図る。深いアクセプタを形成する不純物としては,
遷移金属を用いることが好ましい。また,この遷移金属
の添加量は,0.01から10ppm程度とすることが
好ましい。
シャル成長中にCr,Fe,Niなどの深いアクセプタ
を形成する不純物を添加することにより,電界強度の低
下を図る。深いアクセプタを形成する不純物としては,
遷移金属を用いることが好ましい。また,この遷移金属
の添加量は,0.01から10ppm程度とすることが
好ましい。
【0010】これにより電子の増殖作用を効果的に抑制
することができ,チャネル半導体層の厚さを小さくする
ことができる。表1は,種々の半導体層毎に,添加不純
物種および添加濃度を変え,低電界および高電界での比
抵抗を測定した結果を示すものである。
することができ,チャネル半導体層の厚さを小さくする
ことができる。表1は,種々の半導体層毎に,添加不純
物種および添加濃度を変え,低電界および高電界での比
抵抗を測定した結果を示すものである。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示される通り,不純物を添加しない
ノンドープGaAsやノンドープInGaAsの比抵抗
は通常104〜106程度であるが,高電界下において
はその抵抗値は約1桁低下する。他方,Crを添加した
GaAs,AlGaAs,InGaAs,AlInAs
半導体層やFeを添加したInP,GaInP半導体層
などでは,不純物を添加すると比抵抗は106〜109
程度となり,高電界下においても比抵抗はそれほど低下
しない。
ノンドープGaAsやノンドープInGaAsの比抵抗
は通常104〜106程度であるが,高電界下において
はその抵抗値は約1桁低下する。他方,Crを添加した
GaAs,AlGaAs,InGaAs,AlInAs
半導体層やFeを添加したInP,GaInP半導体層
などでは,不純物を添加すると比抵抗は106〜109
程度となり,高電界下においても比抵抗はそれほど低下
しない。
【0013】このような高抵抗層をショットキ金属とチ
ャネル半導体層との間に挿入することにより,ゲートの
リーク電流を低減することができる。しかも,高抵抗層
を薄くすることができるので,FETのトランスコンダ
クタンスを向上することもできる。
ャネル半導体層との間に挿入することにより,ゲートの
リーク電流を低減することができる。しかも,高抵抗層
を薄くすることができるので,FETのトランスコンダ
クタンスを向上することもできる。
【0014】なお,チャネル半導体層は単層であっても
よいし,複数の半導体層から構成されるものであっても
よい。チャネル半導体層が複数の半導体層から構成され
る場合には,少なくとも1層にドナーまたはアクセプタ
となる不純物を添加し,かつ,他の少なくとも1層には
そのようなドナーまたはアクセプタを添加しないように
することができる。また,チャネル半導体層上に高抵抗
層を形成した後,ゲートを置く前に,遷移金属を含まな
い厚さ10nm以下の半導体層を形成してもよい。半導
体層の形成には,例えば,分子線エピタキシャル法(M
BE),有機金属気相成長法(MOCVD),液相エピ
タキシャル法(LPE)などの成長技術を用いることが
できる。
よいし,複数の半導体層から構成されるものであっても
よい。チャネル半導体層が複数の半導体層から構成され
る場合には,少なくとも1層にドナーまたはアクセプタ
となる不純物を添加し,かつ,他の少なくとも1層には
そのようなドナーまたはアクセプタを添加しないように
することができる。また,チャネル半導体層上に高抵抗
層を形成した後,ゲートを置く前に,遷移金属を含まな
い厚さ10nm以下の半導体層を形成してもよい。半導
体層の形成には,例えば,分子線エピタキシャル法(M
BE),有機金属気相成長法(MOCVD),液相エピ
タキシャル法(LPE)などの成長技術を用いることが
できる。
【0015】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。
【0016】図1に本発明の一実施例であるGaAsM
ESFETの断面構造を示す。このFETの製造方法は
次の通りである。まず半導体GaAs基板11上に,分
子線エピタキシャル法(MBE)を用いて,ノンドープ
GaAs層(バッファ層)12(膜厚1μm),Siド
ープGaAs層(n型チャネル層)13(キャリヤ濃度
1018,膜厚0.1μm),およびCrドープGaA
s層(高抵抗層)14(Cr濃度3ppm,膜厚0.0
5μm)の各層を形成する。ここで,高抵抗層形成のた
めのCr分子線の供給は,Ga,As,Siと同様,固
体ソースを入れたクヌーセンセルを用いる。分子線エピ
タキシャル法において,結晶表面へのCrの偏析を防ぐ
ためには,Crのセルシャッタを閉じた後,ノンドープ
のGaAsを10nm以下の膜厚で堆積させることが有
効である。
ESFETの断面構造を示す。このFETの製造方法は
次の通りである。まず半導体GaAs基板11上に,分
子線エピタキシャル法(MBE)を用いて,ノンドープ
GaAs層(バッファ層)12(膜厚1μm),Siド
ープGaAs層(n型チャネル層)13(キャリヤ濃度
1018,膜厚0.1μm),およびCrドープGaA
s層(高抵抗層)14(Cr濃度3ppm,膜厚0.0
5μm)の各層を形成する。ここで,高抵抗層形成のた
めのCr分子線の供給は,Ga,As,Siと同様,固
体ソースを入れたクヌーセンセルを用いる。分子線エピ
タキシャル法において,結晶表面へのCrの偏析を防ぐ
ためには,Crのセルシャッタを閉じた後,ノンドープ
のGaAsを10nm以下の膜厚で堆積させることが有
効である。
【0017】CrドープGaAs層14の上にWN膜を
膜厚0.5μmで被覆した後,ホトリソグラフィ法によ
り長さ1μm,幅20μmのゲート15を形成する。続
いて,イオン注入法により,30keVで1014/c
m2のSiを選択的に打ち込み,CrドープGaAs層
14を含めて,低抵抗のイオン注入層19を形成する。 その後,この低抵抗イオン注入層19上に,AuGeN
iからなるソース16およびドレイン17電極を形成し
て,GaAsMESFETを完成する。
膜厚0.5μmで被覆した後,ホトリソグラフィ法によ
り長さ1μm,幅20μmのゲート15を形成する。続
いて,イオン注入法により,30keVで1014/c
m2のSiを選択的に打ち込み,CrドープGaAs層
14を含めて,低抵抗のイオン注入層19を形成する。 その後,この低抵抗イオン注入層19上に,AuGeN
iからなるソース16およびドレイン17電極を形成し
て,GaAsMESFETを完成する。
【0018】比較のため,図1の高抵抗のCrドープG
aAs層14に代えて,図2に示すように,Crを添加
しないノンドープGaAs層18を形成した従来型のウ
ェハを作成し,上記と同様の工程でGaAsMESFE
Tを作成した。
aAs層14に代えて,図2に示すように,Crを添加
しないノンドープGaAs層18を形成した従来型のウ
ェハを作成し,上記と同様の工程でGaAsMESFE
Tを作成した。
【0019】この従来型のGaAsMESFET(図2
)ではゲート耐圧5V,ショットキゲートバリア高さ0
.7Vであるのに対し,本発明によるGaAsMESF
ET(図1)は,ゲート耐圧が10V,ショットキゲー
トバリア高さが0.9Vと良好な特性が得られる。
)ではゲート耐圧5V,ショットキゲートバリア高さ0
.7Vであるのに対し,本発明によるGaAsMESF
ET(図1)は,ゲート耐圧が10V,ショットキゲー
トバリア高さが0.9Vと良好な特性が得られる。
【0020】図3に本発明の第2の実施例であるGaA
s/AlGaAsHEMTの断面構造を示す。このFE
Tの製造方法は次の通りである。まず半導体GaAs基
板21上に,分子線エピタキシャル法(MBE)により
,ノンドープGaAs層22(膜厚1μm),ノンドー
プAlGaAs層23(膜厚2nm,Al混晶比0.2
5),Siドープn型AlGaAs層24(膜厚30n
m,Al混晶比0.25,キャリヤ濃度2×1018/
cm3),およびSiドープn型GaAs層25(膜厚
100nm,キャリヤ濃度2×1018/cm3)の各
層を順次積層する。その後,Siドープn型層25上に
SiN膜を被覆し,ホトリソグラフィ法により窓開けを
行なう。このホトレジスト層を除去した後,基板を再度
MBE室に入れ,650℃に加熱・保持しながら,As
4分子線を照射する。これにより,上記窓開けにより露
出したn型GaAs層25の部分を熱エッチングし(n
型GaAs層25の窓開け部分以外の部分はSiN膜に
より保護されている),n型AlGaAs層24を露出
させる。その後,CrドープGaAs層(高抵抗層)2
6(膜厚10nm,Cr濃度1ppm)を選択的に成長
させる。このとき,SiN層の上には多結晶のGaAs
層が堆積する。その後,CrドープGaAs層26上に
Alゲート27を形成し,さらに,SiN膜(および,
その上に堆積しているCrドープGaAs層)を除去し
てn型GaAs層25を露出させる。このn型GaAs
層25上にAuGeNiからなるソース28,ドレイン
29電極を形成し,GaAs/AlGaAsHEMTが
完成する。
s/AlGaAsHEMTの断面構造を示す。このFE
Tの製造方法は次の通りである。まず半導体GaAs基
板21上に,分子線エピタキシャル法(MBE)により
,ノンドープGaAs層22(膜厚1μm),ノンドー
プAlGaAs層23(膜厚2nm,Al混晶比0.2
5),Siドープn型AlGaAs層24(膜厚30n
m,Al混晶比0.25,キャリヤ濃度2×1018/
cm3),およびSiドープn型GaAs層25(膜厚
100nm,キャリヤ濃度2×1018/cm3)の各
層を順次積層する。その後,Siドープn型層25上に
SiN膜を被覆し,ホトリソグラフィ法により窓開けを
行なう。このホトレジスト層を除去した後,基板を再度
MBE室に入れ,650℃に加熱・保持しながら,As
4分子線を照射する。これにより,上記窓開けにより露
出したn型GaAs層25の部分を熱エッチングし(n
型GaAs層25の窓開け部分以外の部分はSiN膜に
より保護されている),n型AlGaAs層24を露出
させる。その後,CrドープGaAs層(高抵抗層)2
6(膜厚10nm,Cr濃度1ppm)を選択的に成長
させる。このとき,SiN層の上には多結晶のGaAs
層が堆積する。その後,CrドープGaAs層26上に
Alゲート27を形成し,さらに,SiN膜(および,
その上に堆積しているCrドープGaAs層)を除去し
てn型GaAs層25を露出させる。このn型GaAs
層25上にAuGeNiからなるソース28,ドレイン
29電極を形成し,GaAs/AlGaAsHEMTが
完成する。
【0021】比較のため,図3におけるゲート27下の
CrドープGaAs層26の代わりにSiドープn型G
aAs層25の膜厚を減少した層を用いたHEMTを図
4に示す。このチップは,図3のHEMTにおいてn型
GaAs層25上のSiN膜の窓開けを行なった後の基
板に,さらに化学的エッチングを施すことによりn型G
aAs層25の層厚を減少させ,そこにAlゲート27
をリフトオフ法により形成することにより作製したもの
である。
CrドープGaAs層26の代わりにSiドープn型G
aAs層25の膜厚を減少した層を用いたHEMTを図
4に示す。このチップは,図3のHEMTにおいてn型
GaAs層25上のSiN膜の窓開けを行なった後の基
板に,さらに化学的エッチングを施すことによりn型G
aAs層25の層厚を減少させ,そこにAlゲート27
をリフトオフ法により形成することにより作製したもの
である。
【0022】上記本発明にかかるGaAs/AlGaA
sHEMT(図3)を,この従来構造のGaAs/Al
GaAsHEMT(図4)と比較すると,トランスコン
ダクタンスは共に250mS/mmと同一であるが,本
発明にかかるHEMTのゲート耐圧は10Vと,従来構
造のHEMTの5Vよりも高い値を示す。
sHEMT(図3)を,この従来構造のGaAs/Al
GaAsHEMT(図4)と比較すると,トランスコン
ダクタンスは共に250mS/mmと同一であるが,本
発明にかかるHEMTのゲート耐圧は10Vと,従来構
造のHEMTの5Vよりも高い値を示す。
【0023】図5に本発明の第3の実施例であるGaI
nAs/AlInAsHEMTの断面構造を示す。この
FETの製造方法は次の通りである。まず,半絶縁性I
nP基板31上に,分子線エピタキシャル法(MBE)
により,ノンドープAlInAs層32(膜厚1μm,
Al組成比0.48),ノンドープGaInAs層33
(膜厚30nm,Al組成比0.48),ノンドープA
lInAs層34(膜厚5nm,Al組成比0.48)
,Siプレーナドープ層35(Si5×1013cm2
),n型AlInAs層36(膜厚20nm,Al組
成比0.48,Siドープ量5×1017cm2 ),
CrドープAlInAs層36(膜厚20nm,Al組
成比0.48,Cr含有量2ppm)を順次積層する。 ここで基板をいったん分子線エピタキシャル装置から取
り出し,WN膜を膜厚0.5μmで被覆する。そして,
ホトリソグラフィ法により長さ1μmのゲート38を形
成し,基板を分子線エピタキシャル装置に戻す。装置内
で基板を650℃に加熱・保持し,As4 分子線を照
射して,CrドープAlInAs層36,ノンドープA
lInAs層34を熱エッチングする。その後,Siド
ープn型InGaAs層37(膜厚100nm,Ga組
成比0.47)を再成長させ,その上にAuGeNiか
らなるソース39およびドレイン40電極を形成してH
EMTを完成する。
nAs/AlInAsHEMTの断面構造を示す。この
FETの製造方法は次の通りである。まず,半絶縁性I
nP基板31上に,分子線エピタキシャル法(MBE)
により,ノンドープAlInAs層32(膜厚1μm,
Al組成比0.48),ノンドープGaInAs層33
(膜厚30nm,Al組成比0.48),ノンドープA
lInAs層34(膜厚5nm,Al組成比0.48)
,Siプレーナドープ層35(Si5×1013cm2
),n型AlInAs層36(膜厚20nm,Al組
成比0.48,Siドープ量5×1017cm2 ),
CrドープAlInAs層36(膜厚20nm,Al組
成比0.48,Cr含有量2ppm)を順次積層する。 ここで基板をいったん分子線エピタキシャル装置から取
り出し,WN膜を膜厚0.5μmで被覆する。そして,
ホトリソグラフィ法により長さ1μmのゲート38を形
成し,基板を分子線エピタキシャル装置に戻す。装置内
で基板を650℃に加熱・保持し,As4 分子線を照
射して,CrドープAlInAs層36,ノンドープA
lInAs層34を熱エッチングする。その後,Siド
ープn型InGaAs層37(膜厚100nm,Ga組
成比0.47)を再成長させ,その上にAuGeNiか
らなるソース39およびドレイン40電極を形成してH
EMTを完成する。
【0024】比較のため,図5におけるゲート28下の
CrドープAlInAs層36を省略した従来構造のG
aInAs/AlInAsHEMTを図6に示す。
CrドープAlInAs層36を省略した従来構造のG
aInAs/AlInAsHEMTを図6に示す。
【0025】上記本発明にかかるGaInAs/AlI
nAsHEMT(図5)を,この従来構造のGaInA
s/AlInAsHEMT(図6)と比較すると,本発
明にかかるHEMTのトランスコンダクタンスは700
mS/mm,ゲート耐圧は15Vと,従来構造のHEM
Tのトランスコンダクタンス700mS/mm,ゲート
耐圧3Vよりも共に高い値を示す。
nAsHEMT(図5)を,この従来構造のGaInA
s/AlInAsHEMT(図6)と比較すると,本発
明にかかるHEMTのトランスコンダクタンスは700
mS/mm,ゲート耐圧は15Vと,従来構造のHEM
Tのトランスコンダクタンス700mS/mm,ゲート
耐圧3Vよりも共に高い値を示す。
【0026】なお,上記実施例ではチャネル層にGaA
s,GaInAsを用いたが,他にも,GaP,InP
,AlSb,InSbなどの半導体材料も同様に用いる
ことができる。深いアクセプタを形成する不純物につい
ても,上記Cr以外に,Fe,Niなどを用いることが
できる。また,実施例ではMESFETやHEMTにつ
いて示したが,これ以外の構造のショットキ接合型FE
Tに対しても,本発明は同様に適用することができる。
s,GaInAsを用いたが,他にも,GaP,InP
,AlSb,InSbなどの半導体材料も同様に用いる
ことができる。深いアクセプタを形成する不純物につい
ても,上記Cr以外に,Fe,Niなどを用いることが
できる。また,実施例ではMESFETやHEMTにつ
いて示したが,これ以外の構造のショットキ接合型FE
Tに対しても,本発明は同様に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明では,ゲートとチャネルとの間に
Crを添加した高抵抗層を挿入することにより,GaA
sMESFET,GaAs/AlGaAsHEMT,G
aInAs/AlInAsHEMTなどの電界効果トラ
ンジスタの順方向アドミタンスを損なわずにゲートの逆
方向耐圧を向上させることができる。
Crを添加した高抵抗層を挿入することにより,GaA
sMESFET,GaAs/AlGaAsHEMT,G
aInAs/AlInAsHEMTなどの電界効果トラ
ンジスタの順方向アドミタンスを損なわずにゲートの逆
方向耐圧を向上させることができる。
【図1】本発明によるGaAsMESFETの断面図で
ある。
ある。
【図2】従来構造によるGaAsMESFETの断面図
である。
である。
【図3】本発明によるGaAs/AlGaAsHEMT
の断面図である。
の断面図である。
【図4】従来構造によるGaAs/AlGaAsHEM
Tの断面図である。
Tの断面図である。
【図5】本発明によるGaInAs/AlInAsHE
MTの断面図である。
MTの断面図である。
【図6】従来構造によるGaInAs/AlInAsH
EMTの断面図である。
EMTの断面図である。
11 半絶縁性GaAs基板
12 ノンドープGaAsバッファ層13 n型G
aAsチャネル層 14 CrドープGaAs高抵抗層 15 WNゲート 16 AuGeNiソース 17 AuGeNiドレイン 19 n型イオン注入層 21 半絶縁性GaAs基板 22 ノンドープGaAs層 23 ノンドープAlGaAs層 24 Siドープn型AlGaAs層25 Siド
ープn型GaAs層 26 CrドープGaAs層 27 Ti/Pt/Auゲート 28 AuGeNiソース 29 AuGeNiドレイン 31 半絶縁性InP基板 32 ノンドープAlInAsバッファ層33 ノ
ンドープGaInAsチャネル層34 ノンドープA
lInAs層 35 n型AlInAsチャネル層 36 CrドープAlInAs層 37 n型GaInAs層 38 Alゲート 39 AuGeNiソース 40 AuGeNiドレイン
aAsチャネル層 14 CrドープGaAs高抵抗層 15 WNゲート 16 AuGeNiソース 17 AuGeNiドレイン 19 n型イオン注入層 21 半絶縁性GaAs基板 22 ノンドープGaAs層 23 ノンドープAlGaAs層 24 Siドープn型AlGaAs層25 Siド
ープn型GaAs層 26 CrドープGaAs層 27 Ti/Pt/Auゲート 28 AuGeNiソース 29 AuGeNiドレイン 31 半絶縁性InP基板 32 ノンドープAlInAsバッファ層33 ノ
ンドープGaInAsチャネル層34 ノンドープA
lInAs層 35 n型AlInAsチャネル層 36 CrドープAlInAs層 37 n型GaInAs層 38 Alゲート 39 AuGeNiソース 40 AuGeNiドレイン
Claims (1)
- 【請求項1】チャネル半導体層の上に高抵抗半導体層を
形成し,該高抵抗半導体層の上にショットキゲートを形
成したことを特徴とする高耐圧電界効果トランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40896090A JPH04233241A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 高耐圧電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40896090A JPH04233241A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 高耐圧電界効果トランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04233241A true JPH04233241A (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=18518350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40896090A Withdrawn JPH04233241A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 高耐圧電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04233241A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08115925A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-05-07 | Nec Corp | 電界効果型トランジスタ及びその製造方法 |
| US6144049A (en) * | 1997-02-05 | 2000-11-07 | Nec Corporation | Field effect transistor |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40896090A patent/JPH04233241A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08115925A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-05-07 | Nec Corp | 電界効果型トランジスタ及びその製造方法 |
| US6144049A (en) * | 1997-02-05 | 2000-11-07 | Nec Corporation | Field effect transistor |
| US6184547B1 (en) | 1997-02-05 | 2001-02-06 | Nec Corporation | Field effect transistor and method of fabricating the same |
| US6448119B1 (en) | 1997-02-05 | 2002-09-10 | Nec Corporation | Field effect transistor and method of fabricating the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |