JPH04233989A - 表面損傷の少ないガスケットコンパウンド及びその製法 - Google Patents

表面損傷の少ないガスケットコンパウンド及びその製法

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JPH04233989A
JPH04233989A JP3208817A JP20881791A JPH04233989A JP H04233989 A JPH04233989 A JP H04233989A JP 3208817 A JP3208817 A JP 3208817A JP 20881791 A JP20881791 A JP 20881791A JP H04233989 A JPH04233989 A JP H04233989A
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セシル ア−ル. ガ−ガナス
Roy C Sanford
ロイ シ−. サンフォ−ド
Francis L Horning
フランシス エル. ハ−ニング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、低い可塑剤移行性を示
すガスケット用コンパウンドの製法に関する。
【従来の技術】屈曲性ポリ塩化ビニルコンパウンド類は
シール及びガスケットに多くの用途をもっている。この
ようなコンパウンド類は、例えば冷蔵庫や冷凍庫のドア
を密封するガスケット類を形成するのに使用される。冷
蔵庫及び冷凍庫のドアを密封するのに使用される屈曲性
ポリ塩化ビニルコンパウンド類は、これらが接触する色
々な表面に対し適合性でなければならない。ガスケット
用コンパウンドは接触表面の性状を変化させてはならず
、接触表面の外観を損ったり、或いは変えたりしてはな
らず、特に粘着、塗料の軟化、又は塗料のガスケットへ
の接着を起こしてはならない。冷蔵庫及び冷凍庫のメー
カーは、製品を組み立てるに当たって、塗料を事前塗布
した鋼鉄の使用を望んでいる。このような事前塗布され
た鋼鉄を成形操作にかけると、鋼鉄が所望の形状に成形
されるにつれて、塗料層に鋭角的な屈曲半径が生ずる。 この鋭角的な屈曲半径の近くに、塗料表面の小さな亀裂
(マイクロクラック)が生ずることがある。環境に露出
されると、これらの微小な亀裂がさび始め、さびの班点
や線条が表面上に点々と生ずる。このマイクロクラック
現象に取組むために、塗料メーカーは「柔らかい」塗料
をつくり、塗膜が急屈曲部のあたりで伸長し、連続的な
塗料表面を保持するようにした。マイクロクラック現象
を排除したこのような「柔らかい」塗料は、既存のガス
ケット組成物との不適合を示した。本発明は低い可塑剤
移行性をもった新規な屈曲性ポリ塩化ビニルガスケット
材料の組成物、及びこのようなガスケットの成形に使用
される方法を教示している。これらのガスケットは、接
触する塗料の事前塗布された表面の損傷を著しく低下さ
せる。
【発明が解決しようとする課題】低い可塑剤移行性をも
ったガスケット用コンパウンドは、ポリ塩化ビニル樹脂
と屈曲性重合体可塑剤とからなる。本発明のガスケット
用コンパウンドを構成するポリ塩化ビニル樹脂は、0.
92以上の固有粘度とg当たり24立方センチメートル
以上の多孔度をもっている。0.92より低い固有粘度
とg当たり24立方センチメートルより低い多孔度をも
ったポリ塩化ビニル樹脂は、可塑剤移行性の低い、従っ
て塗料の事前塗布された表面への損傷の低い本発明のガ
スケット用コンパウンドをもたらさないであろう。ポリ
塩化ビニル化合物は、ニトリルゴム、ハイトレル、エチ
ルビニルアセテート、デュポンエルバロイ、又は重合体
ポリエステル可塑剤のような重合体可塑剤と一緒にペレ
ット化される。ペレット化されたコンパウンドは、表面
欠陥やペレット粒度の不均一、一定しない物理性状など
を生じないでペレットをつくりだすような操作条件下に
製造されねばならない。可塑化されないポリ塩化ビニル
樹脂や吸収されない可塑剤を含有するペレット化コンパ
ウンド類は、本発明の範囲外のコンパウンド類をもたら
し、そのためガスケットに押出し成形される時に、表面
損傷性を高め、またその他の許容できない表面条件を示
すであろう。ペレット化に先立って、本発明のガスケッ
ト用コンパウンドに加工助剤を添加できる。次に、ペレ
ット化されたガスケット用組成物を押出してガスケット
に成形する。ガスケットは、材料の過度の可塑化なしに
、許容できる横断面の寸法をもって、かつ低い物理性状
特性なしに押出し形材をつくりだすような押出し条件下
に製造されなければならない。
【課題を解決する手段】本発明は、低い可塑剤移行性を
もったガスケット用コンパウンドであり、これを冷蔵庫
や冷凍庫に使用されるガスケットに加工すると、塗料の
事前塗布された接触面の損傷を著しく低下させ、もしく
は排除する。屈曲性ガスケット用コンパウンドはポリ塩
化ビニル樹脂と重合体可塑剤とを含めてなる。ガスケッ
ト用コンパウンドはペレット化され、又はその代わりに
粉末乾燥配合される。次いで、ペレット化されたものに
せよ粉末乾燥配合されたものにせよ、ガスケット用コン
パウンドは、冷蔵庫及び冷凍庫のドア密閉に使用するガ
スケットを造るのに使用出来、かつ表面損傷を排除又は
著しく少なくしたプロフィ−ルに押出される。表面損傷
現象を加速するように設計された試験手順(手順I)を
使用して、塗料の事前塗布された接触面に損傷を生じる
効果について、ガスケット組成物をランクづけすること
ができる。本発明のガスケット用組成物を次の二つの手
順によって試験した。手順Iでは、ガスケット用組成物
を塗料の事前塗布された試験パネルと、平方インチ当た
り0.05〜0.065ポンドの接触圧で接触させ、1
58゜F±2oFの温度に42時間連続的に保持する。 手順IIでは、ガスケット用組成物を平方インチ当たり
0.05〜0.065ポンドの接触圧で塗料の事前塗布
された試験パネルと接触させ、42時間連続で110o
F(43.3℃)、湿度100%におく。次にパネルを
0−10の値に評価するが、0はガスケット用組成物の
表面損傷について改善がないことを表わし、 10は何
らの損傷がないことを表わす。ガスケット用コンパウン
ドを構成するポリ塩化ビニル樹脂は、約0.92以上の
固有粘度をもっている。固有粘度はポリ塩化ビニル樹脂
の分子量の間接的な尺度である。本発明のガスケット用
コンパウンドを構成するポリ塩化ビニル樹脂は、g当た
り24立方センチメートル以上の多孔度も有している。 手順I(後の実施例1、d.試験工程参照)を用いた表
1に示す実験結果は、ガスケット用組成物中の他のパラ
メータを一定に保ったまま、ポリ塩化ビニル樹脂の固有
粘度と多孔度が上昇するにつれて、ガスケットによる接
触面の損傷が低下することを例示している 。                        
          表1             
                         
        手順I:同一ジュロメーター    
                  多孔度    
              硬度での塗料損傷への影
響試験樹脂               cc/g 
       固有粘度           硬度目
盛* 0−10  パイプ等級PVC樹脂      
 0.24        0.92        
          0ゼオン30         
       0.34        1.02  
                3ゼオン31   
             0.34        
1.02                  3ジョ
ージアガルフ1100    0.34       
 1.02                  3P
VC共重合体             0.45  
      0.99               
   3ゼオン3500              
0.45        1.34         
         7ゼオン3400        
      0.47        1.34   
               7  目盛* 0−1
0       0 = 損傷に対する改良なし     
 3 = わずかな改良       7 = 良好な改良−−塗料損傷に対する
PVC樹脂の多孔度及び固有粘度の影        
  響を示す。 異なる固有粘度のポリ塩化ビニル樹脂を配合して複合体
を形成し、これを本発明のガスケット用組成物に加工す
ると、塗料の事前塗布された表面の損傷に対する高い耐
性を示すガスケット用組成物ができる。表2が示すよう
に、最大の平均固有粘度をもったポリ塩化ビニル樹脂は
、最大の耐損傷性をもったガスケット用組成物を生ずる
。                          
         表2              
                         
 同一ジュロメーター硬度で 異なる固有粘度を   
                     の塗料損
傷に対する影響  もった樹脂の配合物      配
合比              硬度目盛* 0−1
0          1.02          
      100%               
      3    1.02/1.34     
      75%/25%            
      4    1.02/1.34     
      50%/50%            
      5    1.02/1.34     
      25%/75%            
      6    1.34          
      100%               
      7目盛* 0−10     0 = 改良なし    10 = 塗料塗布された電気器具試験パネルに
対する損傷なし本発明のガスケット用組成物をつくるの
に用いられるポリ塩化ビニル含有樹脂は、共重合体又は
ターポリマーでありうる。例えば、塩化ビニル単量体を
酢酸ビニルと共重合させたものは、実質的に同じ固有粘
度で増加した多孔度をもち、改良された表面損傷耐性を
もったガスケット用組成物を生ずる。ポリ塩化ビニル樹
脂とともに、無味無臭の重合体可塑剤が本発明のガスケ
ット用組成物を構成している。重合体可塑剤はニトリル
ゴム、エチレンビニルアセテート、ウレタン、ポリエス
テルを包含し、またポリ塩化ビニルを可塑化するその他
の重合体類を包含する。表3は幾つかの重合体可塑剤の
表面損傷耐性に関する結果を例示している。アジピン酸
とプロピレングリコールから形成される重合ポリエステ
ル可塑剤で、モル当たり約5000 gの分子量をもつ
ものが、ガスケット用組成物において改良された耐損傷
性を提供している。アジピン酸又はグルタール酸と1,
3−ブチレングリコールから形成される、約1500〜
約2000の分子量をもった重合体ポリエステル可塑剤
は、高められた表面損傷耐性をもった本発明のガスケッ
ト用組成物をつくりだす。好ましい重合体可塑剤は、ア
ジピン酸とネオペンチルグリコールから形成される約1
500〜約2000の分子量をもったポリエステルであ
る。より高い分子量のポリエステル可塑剤は、ガスケッ
ト用組成物に更に耐損傷性を付与する。発明のガスケッ
ト用コンパウンドは、ポリ塩化ビニル又はポリ塩化ビニ
ル共重合体樹脂100部当たり80部までの量で重合体
可塑剤を包含する。                          
         表3              
                         
                  同一ジュロメー
                         
                         
       ター硬度での損  可塑剤      
                         
         分子量   傷に対する影響重合体
永久型      酸型          グリコー
ル型    (g/モル)    目盛* 0−10 
 クォンタム9776    アジピン酸    1,
3−ブチレン    1500−2000      
 4クォンタム9789    アジピン酸    プ
ロピレン        5000         
 2クォンタム9720    アザレイン酸  プロ
ピレン         500          
0クォンタム9752    フタル酸      ネ
オペンチル    1000−2000       
0                        
          プロピレンクォンタム9751 
   テレフタル酸  ネオペンチル    1000
−2000       0            
                      プロピ
レンクォンタム9761    アジピン酸    1
,3−ブチレン    1500−2000     
  0クォンタム9755    アジピン酸    
ネオペンチル    1500−2000      
 6クォンタム9788    セバシン酸    プ
ロピレン        5000         
 0CPホールP550      グルタル酸   
                 1500−200
0       2ハルス910         ア
ジピン酸    ネオペンチル    1500−20
00       6  目盛* 0−10       0 = 改良なし      10 = 電気器具塗料塗布パネルの損傷な
し加工助剤は、ガスケット用組成物の加工を助けるため
に組成物に添加できる。ステアリン酸や、アライドケミ
カル社のAC−1702とAC−6A、及びケンリッチ
L−38のような市販の加工助剤は、当業者が一般に使
用する水準で用いられると、ガスケット用組成物の表面
損傷耐性に影響しない。表4は、加工助剤とその使用水
準、及びそれらを処方したガスケット用コンパウンドが
塗料の事前塗布された表面の損傷に対して及ぼす影響を
一覧表にしたものである。表4に示すように、デュポン
社のエルバロイ742とUSI社のエチレンビニルアセ
テートは、表面損傷に対して改良された耐性をもったガ
スケット用組成物をつくる。                          
         表4              
                         
   同一ジュロメーター硬度で加工助剤の     
                         
    の塗料損傷に対する影響  検討されたタイプ
          使用水準(PHr)      
 硬度目盛* 0−10ステアリン酸        
        0−0.5            
       0AC−1702(アライド)    
     0−0.5               
    0AC−6A(アライド)         
  0−0.5                  
 0CPE(ダウ3623)            
 0−10                    
0結合剤(ケンリッチL−38)    0−1.39
                  0アクリル改質
剤(ローム&    0−5            
         0  ハース1K−120W) 潤滑剤(Loxiol G−70)       0−
2                     0ケナ
ミドS(ウィツコ・      0−2       
              0  コープ) デュポン・エルバロイ742     0−80   
                 5USI EVA
                     0−30
                   10エメリー
3004炭化水素        1−3      
               0エメリー3006炭
化水素        1−3           
          0エメリー3008炭化水素  
      1−8                
     0  0 = 改良なし  10 = 表面損傷なし ポリ塩化ビニル樹脂と重合体可塑剤とからなるガスケッ
ト用組成物を、押出しに先立って粉末乾燥配合できる。 粉末乾燥配合は、組成物を強力ミキサー中で混合するこ
とによって達成できる。ヘンシェル型強力ミキサーでは
、配合前の可塑剤温度は約120oF〜140oF(4
8.9〜60.0℃)の範囲にあるのが好ましく、また
配合前の樹脂温度は約110oF〜約150oF(43
.3〜65.6℃)の間にあるのが好ましい。粉末乾燥
配合のための全混合時間は約8分ないし約12分とする
のが好ましい。その代わりに、押出しに先立って組成物
をペレット化できる。可塑化は、押出し時に改良された
表面損傷耐性を示すペレットを生ずるようなパラメータ
の下で、任意のペレタイザーで達成できる。この可塑化
法で使用されるパラメータは、最終の押出されたガスケ
ット用コンパウンドの性状に影響を及ぼす。一般に、二
軸スクリュー式ペレタイザーの変数は、表面損傷耐性の
高い押出しガスケット用コンパウンドを生じるであろう
。ウェルナー=フライデラー・コンビ・プラスト・モデ
ルKP−800のような双ふるい式ペレタイザーでペレ
ット化を行なうのが好ましい。ペレタイザーの第一帯域
の温度は、好ましくは約200oF〜約260oF(9
3.3〜126.7℃)である。第二帯域の温度は、好
ましくは約200oF〜約260oF(93.3〜12
6.7℃)である。第三帯域の温度は、好ましくは約2
00oF〜約260oF(93.3〜126.7℃)で
ある。第四帯域の温度は、好ましくは約160oF〜約
220oF(71.1〜104.4℃)である。トルク
は、好ましくは約40%〜約80%である。スクリュー
速度は、好ましくは毎分約140回転(rpm)〜約2
00 rpmである。溶融温度は、好ましくは約 28
0oF〜約350oF(137.8〜176.7℃)で
ある。出力は、好ましくは毎時約1200ポンド〜約2
000ポンドである。乾燥配合コンパウンドの温度は、
好ましくは約100oF〜約220oF(37.8〜1
04.4℃)である。ポリ塩化ビニル樹脂の固有粘度が
高まるにつれて、コンパウンドの溶融温度も高めていく
と、押出し時に塗料の事前塗布された表面の損傷に対す
る高められた耐性を提供するようなペレットがつくられ
る。ペレット化又は粉末乾燥配合後、ガスケット用組成
物を長尺の押出し形材に押出し、続いて所望の長さに切
断し、磁気片を付加し、切断材料を留め継ぎ端で結合す
ると、冷蔵庫と冷凍庫に使用する所望のガスケットがで
きる。押出しは、高められた表面損傷耐性を示すガスケ
ット用コンパウンドを生ずる任意のセットのパラメータ
の下で達成できる。本発明のペレット化されたガスケッ
ト用組成物にとって好ましい押出し形材は、直径3.5
インチ、長さ対直径比24:1の一軸スクリュー式ナシ
ョナル・ラバー・マシナリー・コーポレーション押出し
機で、好ましい範囲のパラメータを用いて実施される。 第一帯域の好ましい温度は約240oF〜約310oF
(115.6〜154.4℃)である。第二帯域の好ま
しい温度は約240oF〜約320oF(115.6〜
160℃)である。第三帯域の好ましい温度は約240
oF〜約320oF(115.6〜160℃)である。 第四帯域の好ましい温度は約240oF〜約310oF
(115.6〜154.4℃)である。第五帯域の好ま
しい温度は約240oF〜約305oF(115.6〜
151.7℃)である。第六帯域の好ましい温度は約2
40oF〜約290oF(115.6〜143.3℃)
である。第七帯域の好ましい温度は約260oF〜約2
80oF(126.7〜137.8℃)である。第八帯
域の好ましい温度は約260oF〜約280oF(12
6.7〜137.8℃)である。好ましい溶融温度は約
280oF〜約350oF(137.8〜176.7℃
)である。好ましいスクリュー速度は約30 rpm〜
約50 rpmである。好ましいメッシュ・スクリーン
パックは1(20)、2(40)、及び2(80)であ
る。好ましいバレル圧力は、第六帯域で平方インチ当た
り約900ポンド(psi)ないし約1500 psi
である。好ましい出力は、毎時約200ポンドないし約
350ポンドである。好ましいライン速度は毎分約30
フィート(9.1m)ないし約70フィート(21m)
である。
【実施例】以下の実施例は本発明を例示しているが、い
かなる形でも特許請求の範囲を限定する意図のものでは
ない。 実施例1 a.配合工程   以下の原料を計量し、強力(ヘンシェル)ミキサー
中で混合した。     原料                   
                      樹脂1
00部当たりの部    ゼオン31PVC樹脂   
                         
         75.00    ゼオン3400
PVC樹脂                    
               25.00    エ
ポキシド化ダイズ油(ユニオンカーバイド)     
     16.77    ハルス910重合体可塑
剤                        
       67.18    イングリッシュ・ク
レイ炭酸カルシウム                
50.00    ウィツコ亜鉛錯体安定剤     
                         
 1.50    モートン・チオコール殺カビ剤(S
B−1)                 1.45
    色素                   
                         
     5.53                
                         
              242.43可塑剤(ハ
ルス910及びユニオンカーバイドESO)を140o
F(60℃)に予熱した。樹脂と安定剤をミキサーに添
加した。ミキサーの羽根を低速で回転させた。1分間の
混合後、予熱された可塑剤をミキサーに徐々に添加した
。全可塑剤を添加した後、ミキサー羽根速度を低速から
高速へ変えた。バッチ温度が160oF(71℃)に達
するまで、原料を混合した。羽根を高速にしたまま、色
素と殺カビ剤をミキサーに添加した。バッチ温度が20
0oF(93.3℃)に達したとき、羽根速度を低速に
戻した。コンパウンドを低速で3分間混合した。次に、
羽根速度を高速に変えた。炭酸カルシウム充填剤を加え
、220oF(104.4℃)の温度に達するまでコン
パウンドバッチを混合した。バッチ(粉末乾燥配合され
たコンパウンド)を220oF〜230゜F(104.
4℃〜110℃)のバッチ温度でミキサーから取り出し
た。b.ペレット化工程次に、コンビ・プラスト(Ko
mbi−Plast)・モデルKP800ウェルナー=
フライデラー・ペレット化装置の助けにより、粉末乾燥
配合コンパウンドをペレットに転化した。装置制御条件
は以下のとおりである。                温度帯域      
          帯域温度           
     帯域1                 
 230oF(110℃)             
   帯域2                  2
30oF(110℃)               
 帯域3                  230
oF(110℃)                帯
域4                  180oF
(82.2℃)                帯域
5                  180oF(
82.2℃)                帯域6
                  240oF(1
15.6℃)        二軸スクリュー速度  
            180 rpm      
  一軸スクリュー速度              
速い        クラマー速度         
           60−70%トルクを維持する
ように調                     
                   整c.押出し
工程 次に、製造されたペレットを冷蔵庫ドアガスケット形材
へ押出した。使用の押出し機は、バーII型スクリュー
とマドックススクリューチップをもった3.5インチ(
24:1 L/D)NRMマシンであった。機械条件は
以下のとおりであった。       温度帯域               
       実際の機械温度        帯域1
                         
 280oF(137.8℃)        帯域2
                         
 280oF(137.8℃)        帯域3
                         
 290oF(143.3℃)        帯域4
                         
 296oF(146.7℃)        帯域5
                         
 300oF(148.9℃)        帯域6
                         
 280oF(137.8℃)        帯域7
                         
 285oF(140.6℃)        ダイ温
度                        
285oF(140.6℃)        溶融温度
                        3
20oF(160℃)        帯域6の圧力(
psi)             1500    
    スクリューRPM             
      50        ライン速度(フィー
ト/分)       45(13.7m/分)   
     スクリュー               
       バーII型マドックスチップ     
   スクリーンパック              
  1(20メッシュ)、2(40メッシュ)、2(8
0メッシュ)d.試験工程 次に、製造された冷蔵庫ドアガスケット形材を、冷蔵庫
の「ソフト」事前塗布された鋼鉄に対する耐損傷性につ
いて評価した。手順は以下のとおりである。 A)  手順I ガスケットの一部(1.5インチ長)を塗料の事前塗布
された鋼鉄製試験パネルと接触させた。磁気スリーブの
薄い部品上部、ないし標準的な冷蔵庫の磁気化マグネッ
ト形材の長さ1.5インチの部分、に対する適用圧力は
平方インチ当たり0.057〜0.065ポンドであっ
た。 B)  手順II 次に、一つの組立て品(事前塗布された鋼鉄上のビニル
ガスケット)を158oF(70℃)に事前設定された
炉に入れた。別の組立て品を100oF(37.8℃)
/100%の相対湿度室に入れた。露出時間は連続露出
で42時間であった。露出時間後、組立て品を試験室か
ら取り出し、70°± 2oF(21.1±1.1℃)
に安定化させた。組立て品を70°± 2oF(21.
1±1.1℃)に安定化させたとき、PVC形材を試験
パネルから除いた。次に、塗料の事前塗布されたパネル
を、PVC押出し形材によってつくりだされた表面損傷
の程度について評価した。実施例1の表に試験結果を示
す。結果は、この実施例に従ってつくられたコンパウン
ドが、冷蔵庫ガスケット形材へ押出された時に、塗料に
対して商業的に受入れられる耐損傷性をもつことを示し
ている。                          
     実施例1の表              
              158oF(70℃) 
     100oF(37.8℃)/100%相対湿
度                      塗料
への接着  表面損傷    塗料への接着  表面損
傷1.標準電気器具等級PVC   2,2,3   
    3,3,3         1,1,1  
     1,1,12.実験的コンパウンド    
0,0,0       0,0,0        
 0,0,0       0,0,0    注: 
 0=なし、1=僅少、2=中程度、3=劣悪実施例2 材料配合、試料調製、及び試験手順は実施例1と同一で
あった。使用の原料は以下のとおりである。 原料                       
                     樹脂10
0部当たりの部  ゼオン31PVC樹脂      
                         
       100.00  エポキシド化ダイズ油
(ユニオンカーバイド)            20
.00  クォンタム(Quantum)9720重合
体可塑剤                   80
.00  イングリッシュ・クレイ炭酸カルシウム  
                50.00  ウィ
ツコ亜鉛錯体安定剤                
                 1.50  モー
トン・チオコール殺カビ剤(SB−1)       
            1.54  色素     
                         
                     5.53
                         
                         
     258.57上の表のコンパウンドは、実施
例2の表の試験結果に示すように、実地に当たっては、
事前塗布された鋼鉄に商業的に許容できない損傷をもた
らすであろう。                          
     実施例2の表              
       試験条件  158oF(70℃)  
100oF(37.8℃)/100%相対湿度    
                 塗料への接着  
表面損傷    塗料への接着  表面損傷1.標準電
気器具等級PVC   2,2,3       3,
3,3         1,1,1       1
,1,12.実験的コンパウンド    3,3,3 
      3,3.3         3,3,3
       3,3,3    注:  0=なし、
1=僅少、2=中程度、3=劣悪実施例3 材料配合、試料調製、及び試験手順は実施例1と同一で
あった。使用の原料は以下のとおりである。 原料                       
                     樹脂10
0部当たりの部  ゼオン31PVC樹脂      
                         
       100.00  エポキシド化ダイズ油
(ユニオンカーバイド)            16
.00  クォンタム(Quantum)9720重合
体可塑剤                   64
.00  イングリッシュ・クレイ炭酸カルシウム  
                50.00  ウィ
ツコ亜鉛錯体安定剤                
                 1.50  モー
トン・チオコール殺カビ剤(SB−1)       
            1.54  色素     
                         
                     5.53
  エチレン共重合体               
                       80
.00                      
                         
        318.57実施例3の表に示すよう
に、結果は、実施例3に従ってつくったコンパウンドが
、事前塗布された鋼鉄に許容できない損傷をもたらすこ
とを示している。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  低い可塑剤移行性を示すガスケット用
    コンパウンドであって、 a)  約0.92より大きい固有粘度と約24 cc
    /gより大きい多孔度をもった塩化ビニル含有樹脂約1
    00部;及びb)  樹脂100部当たり約80部まで
    の重合体可塑剤;を含めてなり、粉末乾燥配合又はペレ
    ット化されたガスケット用コンパウンド。
  2. 【請求項2】  低い可塑剤移行性を示すガスケット用
    コンパウンドであって、 a)  約0.92より大きい固有粘度と約24 cc
    /gより大きい多孔度をもった塩化ビニル含有樹脂約1
    00部、及びb)  樹脂100部当たり約80部まで
    の、アジピン酸とネオペンチルグリコールとから形成さ
    れる重合体ポリエステル可塑剤であって、平均分子量が
    約1500〜約2000のもの;を含めてなり、重合体
    ポリエステル可塑剤が樹脂中に分散されているガスケッ
    ト用コンパウンド。
  3. 【請求項3】  ガスケット用コンパウンドの製法であ
    って、 a)  (1)  約0.92以上の固有粘度と約24
     cc/g以上の多孔度をもったポリ塩化ビニル樹脂1
    00部;及び(2) 樹脂100部当たり約80部まで
    の重合体可塑剤;を含めてなる組成物をペレット化し、
    そして b)  ペレット化された組成物を押出して、低い可塑
    剤移行性をもった完全なガスケットへ転化できるような
    形材を成形する;という段階を含めてなるガスケット用
    コンパウンドの製法。
  4. 【請求項4】  ガスケット用コンパウンドの製法であ
    って、更に a)  二軸スクリュー式ペレタイザー中でペレット化
    を行ない、その場合に(1)  第一帯域の温度は約2
    00oF〜約260oF(93.3〜126.7℃); (2)  第二帯域の温度は約200oF〜約260o
    F;(3)  第三帯域の温度は約200oF〜約26
    0oF;(4)  第四帯域の温度は約160oF〜約
    220oF(71.1〜104.4℃); (5)  トルクは約40%〜約80%;(6)  ス
    クリュー速度は約140 rpm〜200 rpm;(
    7)  溶融温度は約280oF〜約350oF(13
    7.8〜176.7℃);(8)  出力は毎時約12
    00〜約2000ポンド;(9)  乾燥配合コンパウ
    ンド温度は約100oF〜約220oF(37.8℃1
    04.4℃)であり;そしてb)  ペレット化された
    組成物を一軸スクリュー押出機で次の条件下に押出す; (1)  第一帯域の温度は約240oF〜約310o
    F(115.6〜154.4℃); (2)  第二帯域の温度は約240oF〜約320o
    F(115.6〜160℃); (3)  第三帯域の温度は約240oF〜約320o
    F(115.6〜160℃); (4)  第四帯域の温度は約240oF〜約310o
    F(115.6〜154.4℃); (5)  第五帯域の温度は約240oF〜約305o
    F(115.6〜151.7℃); (6)  第六帯域の温度は約240oF〜約290o
    F(115.6〜143.3℃); (7)  第七帯域の温度は約260oF〜約280o
    F(123.7〜137.8℃); (8)  第八帯域の温度は約260oF〜約280o
    F(123.7〜137.8℃); (9)  溶融物添加温度は約280oF〜約350o
    F(137.8〜176.7℃); (10) スクリュー速度は約30 rpm〜約50 
    rpm;(11) スクリーンパックのメッシュは1(
    20)、2(40)、2(80); (12) バレル圧力は第六帯域で約900〜約150
    0 psi;(13) 出力は毎時約200〜約250
    ポンド;(14) ライン速度は毎分約30〜約70フ
    ィート;以上の段階を含めてなる、請求項3によるガス
    ケット用コンパウンドの製法。
  5. 【請求項5】  ポリ塩化ビニル樹脂が約45 cc/
    g〜約47 cc/gの間の多孔度をもっている、請求
    項3又は4に記載の方法。
  6. 【請求項6】  ポリ塩化ビニル樹脂が酢酸ビニルと共
    重合される、請求項3又は4に記載の方法。
  7. 【請求項7】  重合体可塑剤が、アジピン酸と1,3
    −ブチレングリコールからつくられるポリエステル可塑
    剤であり、ポリエステル可塑剤が約1500〜約200
    0の分子量をもっている、請求項1に記載のガスケット
    用コンパウンド。
  8. 【請求項8】  重合体可塑剤が、グルタル酸とプロピ
    レングリコールからつくられるポリエステル可塑剤であ
    り、ポリエステル可塑剤が約5000の分子量をもって
    いる、請求項1に記載のガスケット用コンパウンド。
  9. 【請求項9】  重合体可塑剤が、アジピン酸とプロピ
    レングリコールからつくられるポリエステル可塑剤であ
    り、ポリエステル可塑剤が約1500〜約2000の分
    子量をもっている、請求項1に記載のガスケット用コン
    パウンド。
  10. 【請求項10】  重合体可塑剤が、アジピン酸とネオ
    ペンチルグリコールとからつくられるポリエステルであ
    り、約1500 g/モル〜約5000 g/モルの範
    囲の平均分子量をもっている、請求項4に記載のガスケ
    ット用コンパウンドの製法。
  11. 【請求項11】  重合体可塑剤が、アジピン酸と1,
    3−ブチレングリコールからつくられるポリエステル可
    塑剤であり、ポリエステル可塑剤がモル当たり約500
    0gの分子量をもっている、請求項4に記載のガスケッ
    ト用コンパウンドの製法。
  12. 【請求項12】  重合体可塑剤が、アジピン酸とプロ
    ピレングリコールからつくられるポリエステル可塑剤で
    あり、ポリエステル可塑剤がモル当たり約1500〜約
    2000 gの分子量をもっている、請求項4に記載の
    ガスケット用コンパウンドの製法。
  13. 【請求項13】  重合体可塑剤が、グルタール酸とプ
    ロピレングリコールとからつくられるポリエステル可塑
    剤であり、ポリエステル可塑剤がモル当たり約1500
    〜約2000 gの分子量をもっている、請求項4に記
    載のガスケット用コンパウンドの製法。
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