JPH042341A - インプラント部材及びその製造方法 - Google Patents

インプラント部材及びその製造方法

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JPH042341A
JPH042341A JP2105714A JP10571490A JPH042341A JP H042341 A JPH042341 A JP H042341A JP 2105714 A JP2105714 A JP 2105714A JP 10571490 A JP10571490 A JP 10571490A JP H042341 A JPH042341 A JP H042341A
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slurry liquid
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Takao Kawai
隆夫 川井
Shinji Shibata
柴田 進次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は人工骨や人工歯根等に代表される生体用インプ
ラント部材及びその製造方法に関し、詳細には生体組織
と強固に接合することのできるインプラント部材及びそ
の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 損傷又は欠損した骨、関節、歯根等の修復に際して人工
骨2人工間節2人工歯根等の生体用インプラント部材を
使用することがある。
該インプラント部材は強度的に優れ、且つ生体との適合
性に優れていることの他、術後に成長する新たな生体骨
組織(以下生体新組織と言うことがある)がインプラン
ト部材に対して強い一体性を示す様に構成されているこ
とも重要な要件の一つである。そのための1つの手段と
してインプラント部材表面を粗面化して凹凸を形成し、
そこに形成された凹部内に生体新組織を侵入・成長せし
めてアンカー効果を発揮させ、抜出しに対する強度を高
めることが挙げられる。
インプラント部材の表面を粗面化する方法としては、イ
ンプラント部材の基材表面に微細な粉粒体や線条体等を
溶射又は加圧溶着する方法、或はメツシュやワイヤを貼
着する方法、又は基材表面をショツトブラスト加工して
粗面化する方法等がある。
インプラント部材の基材としては機械的強度の高いステ
ンレス鋼やチタン合金等の金属材料が使用されることが
多く、前記粉粒体や線条体についても基材と同種の金属
材料を使用している。しかしながら金属材料は生体組織
との親和性が低く、インプラント部材の表面を粗面化し
て機械的なアンカー効果を期待するだけでは十分な固着
性を確保することが困難であフた。そこで別の手段とし
て生体組織に対し親和性の高いアパタイトやバイオガラ
ス等の生体活性材料を、インプラント部材の最外層に溶
射したり、或は粉体塗装を施した後に焼成する等の方法
により添設することが行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] 第4図はインプラント部材の一部断面拡大図であり、基
材1に微細な金属粉粒体を溶射や拡散接合して凹凸を有
する表面層2を形成し、さらにヒドロキシアパタイト等
のリン酸カルシウム系化合物や生体活性ガラス等に代表
される生体活性材料層3を、前記表面層2の外面全域に
わたって前記の様な焼成方法によって添設している。
ところがこの様な方法で形成される場合においては、生
体活性材料層3が表面層2の凹部4bをかなり埋める様
に形成されてしまうので、せっかくの凹凸部が滑らかに
平均化されることとなり、生体新組織の侵入によるアン
カー効果が期待できなくなり、残存生体骨との接合性が
低くなってしまう。
尚上記344図では生体活性材料層3が表面層の凹部4
bの内奥部まで入り込む様に示しているが、実際問題と
しては内奥部には十分届かず、凸部4aを中心とする表
面部のみに生体活性材料がコーティングされる場合が多
く、従って仮に生体新組織が凹部4bの内奥まで侵入す
ることがあっても、生体骨との化学的接合が不十分とな
り、結局接合力を飛躍的に向上させることはできなかつ
た。
そこで本発明者らは、表面層の凹凸部を平滑化すること
なく、しかも表面層凹部の内奥まで生体新組織を侵入さ
せて強固な化学的結合を形成すると共に強力なアンカー
効果を発揮することができる桜なインプラント部材を提
供することを第1の目的とし、さらにこの様なインプラ
ント部材を簡単に製造することのできる方法を開発する
ことを第2の目的とし、種々研究を重ねて本発明を完成
した。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成した本発明のインプラント部材は基材表
面に形成された徴細凹凸の凹部内奥表面に生体活性材料
層を形成してなる点に要旨を有し、さらに本発明の製造
方法は、徴細凹凸を形成したインプラント部材の表面に
、生体活性材料の粉末を分散させたスラリー液を塗布し
た後、該インプラント部材の凸部に付着している前記ス
ラリー液を除去し、さらに乾燥して生体活性材料を焼成
する工程を含むことを要旨とするものである。
[作用及び実施例コ 金属製人工骨Aに生体活性材料層を形成する方法の一例
を第1図及び第2図によって以下詳述する。人工骨Aは
第2図(a)〜(C)の左下りハツチング部2として示
す様に基材1の表面に同種の金属粉体を溶射や拡散接合
し、100〜400μm程度の凹凸部4a、4bを有す
る表面層が形成されている。ここまでは従来から行なわ
れている方法が全て採用され得る。第1図(a)は密閉
容器10内のスラリー液12中に人工骨Aを浸漬した状
態を示す説明図であり、該密閉容器12には真空ポンプ
13及び不活性ガス供給源14が接続される。前記スラ
リー液12はアパタイト、バイオガラス、β−燐酸三石
灰、セラビタール又は結晶化ガラス等の生体活性材料を
数μm以下〜数100μmの微粉末に粉砕し、水又はア
ルコール等の媒体中に分散したものであり、スラリー濃
度は10%以下とすることが望ましい。
まず人工骨Aは昇降アーム11に懸吊した状態でスラリ
ー液12の上部空間位置(破線A゛で示す)に保持し、
真空ポンプ13を駆動して上部空間を真空にして人工骨
Aを真空環境に晒す。こうして凹部4b内の空気を脱気
すれば、スラリー液12中に浸漬させたときに、該凹部
4b内に空気溜りが残留するのが防止される。そして昇
降アーム11を下降させて人工骨Aをスラリー液12中
に浸漬する。次いでガスタンクより空気やN2ガス等を
スラリー液12の上部空間に導入して加圧することが好
ま・しく、これによって表面層凹部4bの内奥まで確実
にスラリー液を押し込むことができる。必要に応じ振動
や衝撃を加えて残留気泡の放出を図ることもある。
スラリー液12の浸漬を完了した人工骨Aは前記密閉容
器10より取出す。このときのスラリー液12の付着状
態は第2図(a)に示す様になっており、スラリー液1
2は表面張力によって隣接凸部4a同士を連続して覆い
、表面層2の全面にわたって付着されている。
次いで第1図(b)に示す様に、浸漬の終った人工骨A
に向けてブロワ−15によって空気を吹き付け、第2図
(b)に示す如く表面層2の凸部外表面側に付着してい
るスラリー液12を吹き飛ばし、凹部4b内のみにスラ
リー液12が残留する程度(凸部4aの頂面がn8した
該凹部4aかスラリー液12に被覆されない程度)とす
る。そしてこの人工骨Aを加温ないし加熱することによ
り、スラリー液の媒体を蒸発させて乾燥する。その後9
00℃以上の高温に加熱することによって凹部4b内に
付着した生体活性材料を焼成して生体活性材料層3を形
成する。こうして第2図(C)に示す様に生体活性材料
層3は表面層2における凹部4bの内奥表面のみに形成
されることとなり、生体新組織が凹部4bの内奥に侵入
し易くなり、生体骨と人工骨を強固に固着できる様にな
フた。なお40μm以下の微小部には生体新組織の侵入
が行なわれないとされているので、生体活性材料層3に
よって埋められても、接合性に大きな影響を及ぼすこと
はない。
(実施例1) 10μm以下の結晶化ガラス粉末を10%のスラリー液
とし、第1図(a) 、 (b)  に示す工程を経て
、Ti製人工骨の表面凹部にスラリー液を付着させた。
なお真空引きは10 ””Torrで行ない、不活性ガ
スの加圧は5 Kg/cm2で行なった。そして取出し
た人工骨を110℃で乾燥した後、1050℃で熱処理
をして第2図(c) に示す様な人工骨を得た。
(実施例2) 予め結晶化処理した結晶化ガラスとこの原ガラス粉末を
1=1の割合で混合したものを分散してスラリー液とし
、実施例1と同条件で人工骨表面にこのスラリー液を付
着・乾燥させた後、900℃で熱処理して凹部に結晶化
ガラス層を形成した人工骨を得た。
(実施例3) 予め1000℃以上で熱処理したヒドロキシアパタイト
微粉末を非水溶性溶媒に分散させ、熱処理後のコーティ
ング層中のSio2含有率が40%以下となる様にSi
アルコキシド(例えばエチルシリケート)及び酢酸を添
加し、さらに水を加えてゾル−ゲルスラリーとした。こ
れを人工骨に含浸させ、第1図(b)の工程を経て乾燥
・熱処理して生体活性材料層を第2図(C)の如く形成
した。
上記実施例1.2.3によって製造された人工骨を成人
の膝関節部に埋め込み、所定期間経過毎に引抜き試験を
行ない、第3図の実線(イ)に示す結果を得た。なお(
ロ)〜(へ)に示す比較例は次の表面形状のものである
(ロ)徴細凹凸を有する不均整な表面層2を形成し、該
表面層の全面を覆いつくす様に結晶化ガラス層を形成し
たもの。
(A)上記と同様に不均整な表面層2を形成するが、生
体活性材料層を形成しないもの。
(:)基材1にビーズ状の粒子を添着しただけのもの。
(ホ)平らな基材表面に結晶化ガラスを均一にコーティ
ングしたもの。
(へ)平な基材だけのもの(アルミナ製)。
第3図より明らかな様に本発明実施例の人工骨は比較例
に示した従来品と比較して引抜き強度が向上しており、
(イ)は(八)より10にg/cm”以上高い値を示し
た。
表面層2に生体活性材料をコーティングする方法として
は、上記の例に限定されず、アルコキシドを用いるゾル
−ゲル方法により、結晶化ガラスやNaを主体とする生
体活性ガラス又はヒドロキシアパタイト等を表面層2の
凹部4bに付着させる方法でありても良い。
他方表面層2上のスラリー液12を取り除いて第2図の
(a)の状態より第2図(b)に示す状態へ変化させる
方法としては、上記した空気吹き付は法に替えて、ブラ
シや布等によってこすり取る方法であフても良い。
[発明の効果] 本発明のインプラント部材は以上の様に構成されている
ので、生体新組織と化学的に強固に接合されると共にア
ンカー効果も発揮されるので、長期にわたって安定した
人工骨として利用することができる様になった。また本
発明によって上記インプラント部材が簡単に製造できる
様になフた。
図面0簡嘱な簀
【図面の簡単な説明】
第1図(δ) 、 fb)は本発明方法の工程例を示す
説明図、第2図(a)〜(c)は本発明方法によって製
造される人工骨の工程毎の断面形状を示す拡大説明図、
第3図は本発明実施例と比較例の引抜き強度の相違を示
すグラフ、第4図は従来の人工骨の2・・・表面層  
   3・・・生体活性材料層4a・・・凸部    
 4b−・・凹部10・・・密封容器   11・・・
昇降アーム12・・・スラリー液  13・・・真空ポ
ンプ14・・・不活性ガス供給源 15・・・ブロワ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材の表面上に生体組織との親和性の高い生体活
    性材料を添着させてなるインプラント部材であって、基
    材表面に形成された徴細凹凸の凹部内奥表面に生体活性
    材料層を形成してなることを特徴とするインプラント部
    材。
  2. (2)請求項(1)に記載のインプラント部材を製造す
    るに当たり、徴細凹凸を形成したインプラント部材の表
    面に、生体活性材料の粉末を分散させたスラリー液を塗
    布した後、該インプラント部材の凸部に付着している前
    記スラリー液を除去し、さらに乾燥して生体活性材料を
    焼成する工程を含むことを特徴とするインプラント部材
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007069532A1 (ja) * 2005-12-12 2007-06-21 Nakashima Propeller Co., Ltd. 骨親和性インプラント及びその製造方法
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