JPH0423452B2 - - Google Patents

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JPH0423452B2
JPH0423452B2 JP24859787A JP24859787A JPH0423452B2 JP H0423452 B2 JPH0423452 B2 JP H0423452B2 JP 24859787 A JP24859787 A JP 24859787A JP 24859787 A JP24859787 A JP 24859787A JP H0423452 B2 JPH0423452 B2 JP H0423452B2
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bit
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Toshiharu Yagi
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Nippon Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は復号装置に関し、特に低符号化率の畳
込み符号シンボルの時系列から特定の位置の符号
ビツトを消去して得た等価的に高符号化率の符号
シンボルを最尤復号する復号装置に関する。
〔従来の技術〕
デイジタル伝送路の伝送誤りを訂正して伝送品
質を向上するために畳込み符号化と最尤復合法と
を組合せた誤り訂正方式が用いられている。かか
る誤り訂正方式の誤り訂正能力は、符号化率が小
さい(冗長度が高い)ほど、また、符号拘束長が
長くなるほど高くなる。符号化率が大きくなると
符号シンボルのビツト数は多くなる。一方、最尤
復号を行う復号装置、たとえばビタビ復号装置の
バードウエア規模は符号シンボルのビツト数およ
び符号拘束長の増大と共に指数関数的に大きくな
ることが知られている。帯域制限の厳しい無線伝
送路などでは、帯域の有効利用の観点から符号化
率を大きくして伝送路における冗長度をできるだ
け低くし、しかも誤り訂正能力の高い誤り訂正方
式が望まれるが、上記のハードウエア規模の点か
ら符号化率が3/4を超えるとビタビ復号装置の実
現は禁止的に困難になる。
この問題を解決するために、ハードウエア規模
が比較的小さい低符号化率用の符号化回路と復号
回路とを用い、これらに簡単な周辺回路を付加し
て伝送路では高符号化率に変換して伝送すること
により、等価的に高符号化率の符号シンボルを用
いる誤り訂正方式が提案されている。(特開昭57
−155857号公報)。以下、この誤り訂正方式なら
びにその符号化装置、復号装置について説明す
る。
第4図は、この誤り訂正方式に用いる符号化装
置の一例を示すブロツク図である。
符号化回路11は、送信すべき情報ビツトの時
系列であるビツト列B1を符号化率1/2、符号拘束
長7で畳込み符号化し、1符号シンボルを構成す
る2符号ビツトを並列に、ビツト列P1、Q1とし
て出力する。ビツト消去回路12は、ビツト列
P1、Q1から消去パターンにより定まる位置の符
号ビツトを消去し、速度変換して、符号化率3/4
または7/8の符号シンボルの時系列をビツト列
P2、Q2として出力する。
第5図は消去パターンの説明図であり、aは符
号化率3/4の場合、bは符号率7/8の場合を示す。
符号化率3/4の場合、ビツト列P1、Q1の連続す
る3タイムスロツトにある6符号ビツト(3符号
シンボル)を第5図aの左側のように表わし、こ
の6個の枠のうち丸印をつけた枠の位置のパター
ンを消去パターンということにする。ビツト消去
回路12は、ビツト列P1、Q1から丸印をつけた
符号ビツトQ12、P13を消去し、残つた4符号ビ
ツトを第5図aの右側のように配列し、速度変換
して出力する。残された4符号ビツトは、情報ビ
ツトの3ビツトに対応するので、符号化率3/4の
符号シンボルになつている。符号化率7/8の場合
は、第5図bに示すように、ビツト列P1、Q1の
連続する7タイムスロツトの14符号ビツトから丸
印をつけた6符号ビツトを消去し、残つた8符号
ビツトを再配列して符号化率7/8の符号シンボル
をつくる。第5図に見られるようにビツト列P1
の符号ビツトがビツト列P2だけでなくビツト列
Q2にも配列されることがあるので、ビツト消去
回路12は、ビツト列P1、Q1を直列に変換して
からビツト消去を行い、その後に並列に変換して
ビツト列P2、Q2とする。
伝送路により伝送されたビツト列P2、Q2の各
符号ビツトに対応する受信データの時系列は、復
号装置により、以下述べるようにして復号され
る。
まず、符号化装置で消去された符号ビツトに対
応する任意のダミービツトを受信データ列に挿入
してビツト列P1、Q1に対応するデータ列をつく
る。この操作はビツト消去回路12の操作の逆操
作であり、ビツト消去回路12が各符号ビツトを
直列にしてからビツト消去を行つているのと同じ
理由で、各受信データを直列にしてから行う必要
がある。ダミービツトの挿入パターンは消去パタ
ーンに1対1に対応するが、(直列の)受信デー
タ列に対する挿入パターンの正しい位相はダミー
ビツト挿入時には分らないので、試行錯誤的に正
しい位相を見つける必要がある。ダミービツトを
挿入したデータ列における挿入パターンの位相
は、符号化率3/4の場合6種類、符号化率7/8の場
合14種類あるので、この位相同期(以下符号同期
という)には、符号化率3/4の場合最大6回、符
号化率7/8の場合最大14回の試行を必要とする。
ダミービツトを挿入したデータ列は2列に直列並
列変換される。1列2列の直列並列変換には2通
りの分周位相不確定性があるが、従来の復号装置
はこの不確定性を取除く分周位相同期も試行錯誤
的に行つている。
ビツト列P1、Q1に対応する2列のデータ列は
復号回路でビタビ復号される。この復号回路は、
ダミービツトに対して一定値の尤度値を与えるこ
とを除いては、符号化回路11に対応する通常の
ビタビ復号回路と同じ回路である。受信データ列
にダミービツトを挿入する際ダミービツトの挿入
位置を示すタイミング信号をつくつておき、復号
回路は、このタイミング信号によつて入力するデ
ータ列中からダミービツトを識別する。
符号同期および分周位相同期の試行は以下述べ
るようにして行う。
復号回路が復号出力したビツト列を符号化回路
11と同じ符号化回路で符号化し、その出力ビツ
ト例を復号回路に入力したデータ列中のダミービ
ツトを除くデータの硬判定(を示すビツト)とビ
ツト比較する。符号同期および分周位相同期がい
ずれも正しくとれていれば、伝送誤りを除いてビ
ツト比較は一致を示すので、不一致の発生頻度は
きわめて小さい値になる。符号同期または分周位
相同期の少くとも一方が誤つていれば不一致の発
生頻度はきわめて大きくなる。不一致の発生頻度
があるしきい値を超えると符号同期および分周位
相同期の試行をやり直すことにより、符号化率が
3/4の場合最大(6×2=)12回、符号化率が7/8
の場合最大(14×2=)28回の試行を行えば、必
ず符号同期および分周位相同期が確立する。
復号回路に入力されたデータが復号された更に
符号化回路で符号化されて出てくるまでには、符
号化率3/4の場合約60ビツト、符号化率7/8の場合
約120ビツトの遅延がある。そのため、復号回路
に入力するデータ列の各データの硬判定をこの遅
延分だけ遅延させてからビツト比較する必要があ
る。この遅延のビツト数に等しい個数のフリツプ
フロツプからなる遅延回路によつてデータの硬判
定を遅延させる。ダミービツトに対するビツト比
較を除去するため、遅延された硬判定中のダミー
ビツトを識別する必要がある。従来の復号装置
は、ダミービツト挿入時につくつたタイミング信
号を硬判定の遅延回路と同じ構成の遅延回路で遅
延させ、この遅延回路で遅延されたタイミング信
号により遅延された硬判定中からダミービツトを
識別している。
以上説明した誤り訂正方式は、ハードウエア規
模が比較的小さい、例えば符号化率1/2の符号化
回路と符号回路とを用い、これらに簡単な周辺回
路を付加して伝送路では、例えば符号化率3/4あ
るいは7/8に変換して伝送することができ、その
誤り訂正能力も十分高いことが知られている。ま
た、その符号化装置および復号装置を消去パター
ンが切替可能に構成することにより、伝送路の状
態に応じて最適の符号化率、例えば1/2、3/4、7/
8を選択できる符号化率可変の誤り訂正方式にす
ることもできる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した誤り訂正方式における従来の復号装置
は、ダミービツトの挿入された受信データ列の硬
判定を遅延するための多数のフリツプフロツプか
らなる遅延回路およびこの遅延回路と同じ構成で
ありダミービツトの挿入位置を示すタイミング信
号を遅延するための遅延回路の2組の遅延回路を
用いているので、必要とするフリツプフロツプの
個数が多く構成が複雑になる欠点がある。
本発明の目的は、構成の簡単な復号装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の復号装置は、送信情報ビツトの時系列
を畳込み符号化して第1の符号シンボルの時系列
とし、連続するあらかじめ定めた数の前記第1の
符号シンボルを構成する第1の符号ビツトの群か
ら消去パターンにより定まる位置の前記第1の符
号ビツトを消去して得た第2の符号シンボルの時
系列を構成する第2の符号ビツトのそれぞれに対
応する受信データを直列に入力し、制御信号に制
御されて前記消去パターンに試行錯誤的に同期
し、前記第1の符号ビツトが消去された位置に任
意のダミービツトを挿入し、このダミービツトの
挿入位置を示す第1のタイミング信号と共に出力
するダミービツト挿入回路と、前記ダミービツト
の挿入された前記受信データの時系列および前記
第1のタイミング信号を直列並列変換し、前記第
1の符号シンボルの時系列に対応する並列データ
の時系列およびこの並列データの時系列の前記ダ
ミービツトの挿入位置を示す並列の第2のタイミ
ング信号を出力する直列並列変換回路と、前記第
2のタイミング信号を用いて前記並列データの時
系列から前記ダミービツトを識別し、識別したダ
ミービツトにあらかじめ定めた尤度値を与えて前
記並列データの時系列を最尤復号し復号情報ビツ
トの時系列を出力する最尤復号回路と、前記送信
情報ビツトの時系列から前記第1の符号シンボル
の時系列を得た畳込み符号化と同じ畳込み符号化
により前記復号情報ビツトの時系列を第3の符号
シンボルの時系列に符号化する符号化回路と、前
記並列データのうち少くとも1列のデータの硬判
定を示すビツトの時系列を前記最尤復号回路およ
び前記符号化回路による遅延分だけ遅延させる第
1の遅延回路と、前記第2のタイミング信号のう
ち、前記第1の遅延回路に入力した前記ビツトの
時系列に対応する列をその繰返し周期より短いあ
らかじめ定めた時間遅延させる第2の遅延回路
と、この第2の遅延回路の出力信号を用いて前記
第1の遅延回路が出力した前記ビツトの時系列か
ら前記ダミービツトを識別し、識別したダミービ
ツトを除く前記ビツトの時系列のそれぞれのビツ
トを前記第3の符号シンボルの時系列の対応する
ビツトとビツト比較し、不一致のビツトの発生頻
度があらかじめ定めた値を超えると前記制御信号
により前記ダミービツト挿入回路を制御して同期
の試行錯誤をやり直させる制御回路とを備えて構
成される。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面を参照して本発明につい
て詳細に説明する。
第1図は本発明の復号装置の一実施例を示すブ
ロツク図、第2図は第1図に示す実施例における
ダミービツト挿入回路を示すブロツク図である。
第1図に示す実施例は、第4図に示す符号化装
置が符号化率3/4の符号シンボルの時系列として
出力するビツト列P2、Q2に対応する3ビツト軟
判定の受信データの時系列であるデータ列DP1,
DQ1を復号して復号情報ビツトの時系列である
ビツト列B2を出力する復号装置であり、それぞ
れが3ビツト並列であるデータ列DP1,DQ1を
並列直列変換して3ビツト並列のデータ列D1お
よびデータ列D1のクロツクであるクロツク信号
CL1を出力する並列直列変換回路1と、データ
列D1、クロツク信号CL1、制御信号CTを入力
しデータ列D2ならびにタイミング信号T1,T
2を出力するダミービツト挿入回路2と、データ
列D2ならびにタイミング信号T1,T2を入力
しデータ列DP2,DQ2ならびにタイミング信号
TP,TQを出力する直列並列変換回路3と、デ
ータ列DP2,DQ2ならびにタイミング信号TP,
TQを入力しビツト列B2を出力するビタビ復号回
路4と、ビツト列B2を入力しビツト列P3を出力
する符号化回路5と、データ列DP2の最上位ビ
ツトの列を入力する遅延回路6と、遅延回路6の
出力ビツト列およびビツト列P3を入力する排他
的論理和回路7と、タイミング信号TPを入力す
る遅延回路8と、遅延回路8および排他的論理和
回路7の出力信号を入力するエラーカウンタ9
と、エラーカウンタ9の出力信号を入力し制御信
号CTを出力する制御回路10とを具備して構成
されている。
ダミービツト挿入回路2は、クロツク信号CL
1を4分周する4分周回路21と、クロツク信号
CL2を6分周する6分周回路22と、4分周回
路21、6分周回路22の出力信号を入力しクロ
ツク信号CL2を出力するPLL回路23と、初期
値を制御信号CTによつて制御されてクロツク信
号CL2を計数し計数値を出力するモジユロ6の
6進のカインタ24と、カウンタ24の出力値に
よるアドレス指定されてタイミング信号T2,T
3を読出するROM25と、クロツク信号CL2を
クロツクとしてタイミング信号T3を入力しタイ
ミング信号T1を出力するフリツプフロツプ26
と、クロツク信号CL2およびタイミング信号T
3の論理和をクロツク信号CL3として出力する
OR回路27と、クロツク信号CL1を書込みクロ
ツクとしてデータ列D1を書込み、クロツク信号
CL3を読出しクロツクとしてデータ列D2を読
出すFIFO(first in first out)メモリ28とを備
えて構成されている。
第3図は、第1図に示す実施例の動作を説明す
るためのタイムチヤートである。第3図を参照し
て第1図に示す実施例の動作について説明する。
第5図aに図示したビツト列P2ならびにQ2の
符号ビツトP11、P12ならびにQ11、Q13にそれぞ
れ対応する受信データDP11,DP12ならびに
DQ11,DQ13は、並列直列変換回路1で直
列に変換され、DP11,DQ11,DP12,DQ
13の順にダミービツト挿入回路2のFIFOメモ
リ28に順次書込まれる。
PLL回路23は、4分周回路21、6分周回
路22と共に、同期t2がクロツク信号CL1の同
期t1の4/6でありクロツク信号CL1に同期したク
ロツク信号CL2を発生する。ROM25は、時間
6t2ごとに、第3図に図示する波形のタイミング
信号T2,T3を出力する。クロツク信号CL3
は、第3図に図示するように歯抜けになつている
ので、期間6t2にFIFOメモリ28から読出される
受信データの数は、この期間(6t2=4t1)に書込
まれる受信データの数と等しく、4個である。、
第3図には、カウンタ24の初期位相が正しい場
合のタイミング信号T2,T3が図示してある。
この場合、時間t2ごとに受信データDP11,DQ
11,DP12が順次読出され、時間3t2をおいて
受信データDQ13が読出される。読出された受
信データDP12は、3t2の時間幅をもつている
が、これを時間t2ごとに受信データDP12、ダ
ミービツトQD、ダミービツトPDと見做せば(第
3図のデータ列D2はこのように図示してある)、
受信データDP12とDQ13との間にダミービツ
トQD、PDを挿入したことになる。タイミング信
号T1はタイミング信号T3を時間t2だけ遅延さ
せた信号であるから、タイミング信号T1の
“1”である位置はダミービツトQD、PDの挿入
位置を示している。
直列並列変換回路3は、データ列D2を、タイ
ミング信号T2が“1”である位置のデータをデ
ータ列DP2に配列しそれにすぐ後続するデータ
をデータ列DQ2の同じタイムスロツトに配列す
るように直列並列変換する。データ列DP2,DQ
2は、第3図と第5図aとを対照して分るよう
に、ビツト列P1、Q1に対応している。したがつ
て、タイミング信号T2はデータ列D2における
符号化率1/2符号シンボルの切れ目に対応してい
る。タイミング信号T1もデータ列D2の直列並
列変換とまつたく同様に直列並列変換されてタイ
ミング信号TP,TQになるので、タイミング信
号TP,TQの“1”である位置はデータ列DP
2,DQ2におけるダミービツトPD、QDの挿入
位置を示している。
ビタビ復号回路4は、タイミング信号TP,
TQを用いてデータ列DP2,DQ2からダミービ
ツトを識別し、識別したダミービツトに対して一
定値の尤度値を与えてデータ列DP2,DQ2を最
尤復号し、復号情報ビツトをビツト列B2として
出力する。ダミービツトに対して一定値の尤度値
を与えることを除けば、ビタビ復号回路4は第4
図における符号化回路11に対応する通常のビタ
ビ復号回路と同じ回路でよいことは既に述べたと
おりである。
符号化回路5は、第4図における符号化回路1
1とまつたく同じ機能を有する回路であり、ビツ
ト列B2を符号化してビツト列P3およびビツト列
Q3(図示せず)を出力する。ただしビツト列Q3
は使用しない。データ列DP2の(硬判定を示す)
最上位ビツトは、ビタビ復号回路4、符号化回路
5によるビツト遅延に相当するだけ遅延回路6に
よつて遅延された後、排他的論理和回路7により
ビツト列P3とビツト比較される。比較結果が不
一致であるときのみ、排他的論理和回路7は
“1”を出力する。遅延回路8は、遅延回路6が
ダミービツトを出力するとき“1”を出力するよ
うにタイミング信号TPを遅延させる。エラーカ
ウンタ9は、排他的論理和回路7が“1”を出力
する回数を計数し、一定時間ごとにリセツトさ
れ、遅延回路8から“1”が入力している期間は
計数を停止するカウンタである。したがつて、エ
ラーカウンタ9の計数値は、データ列DP2の硬
判定とビツト列P3とのビツト比較のうちダミー
ビツトのビツト比較を除くビツト比較における不
一致の発生頻度を示している。制御回路10は、
エラーカウンタ9の計数値が一定値を超えると制
御信号CTによりダミービツト挿入回路2のカウ
ンタ24を制御してその出力値を“1”だけずら
せる。
さて、カウンタ24の初期値が正しい値より例
えば“1”だけ大きかつたとすると、タイミング
信号T3(およびT2)は第3図に示す波形より
時間t2だけ進んだ波形になり、データ列D2にお
いてダミービツトが受信データDQ11と受信デ
ータDP12との間に挿入される。このようにダ
ミービツトが誤つた位置に挿入されると、データ
DP2,DQ2はビツト列P1、Q1に対応しなくな
り、その結果、ビタビ復号回路4はビツト列B2
に復号誤りを多発し、排他的論理和回路7による
ビツト比較における不一致の発生頻度が大きくな
り、カウンタ24の出力値が“1”だけずらさ
れ、タイミング信号T3の位相が時間t2相当分ず
れる。タイミング信号T3は周期6T2の繰返し信
号であるから、時間t2相当分だけ位相をずらすこ
とを6回繰返せばとり得るすべての位相をとつて
元の位相に戻る。この間には正しい位相があるの
で、カウンタ24の出力値を“1”だけずらせる
試行(符号同期の試行)を最大6回繰返せば必ず
符号同期がとれる。
直列並列変換回路3の分周位相をきめるタイミ
ング信号T2は、カウンタ24の出力値により
ROM25からタイミング信号T3と共に読出さ
れ、タイミング信号T3と周期しているので、ダ
ミービツト挿入回路2における符号周期が正しく
とれると直列並列変換回路3における分周位相同
期も同時に正しくなる。その結果、分周位相同期
のみの試行を繰返す必要がないので、第1図に示
す実施例は同期引込み時間が短いという効果もあ
る。
遅延回路6を構成するのに約60個のフリツプフ
ロツプを必要とすること、および、従来の復号装
置が遅延回路8に相当する遅延回路を遅延回路6
と同じ構成にしていることについては既に述べ
た。ところが、遅延回路8が遅延するタイミング
信号TPはデータ列DP2の3タイムスロツトを繰
返し同期とする繰返し信号であるから、タイミン
グ信号TPをそのまま出力するか、または1個も
しくは2個のフリツプフロツプを用いてデータ列
DP2の1タイムスロツト分もしくは2タイムス
ロツト分タイミング信号TPを遅延させて出力す
れば、このいずれかの出力は遅延回路6がダミー
ビツトを出力するとき正しく“1”となる。その
ため、遅延回路8を(0個を含む)2個以下のフ
リフプフロツプで構成する。
以上、符号比率1/2の畳込み符号の符号シンボ
ルの時系列からつくつた符号比率3/4の符号シン
ボルの時系列を復号する実施例について説明し
た。
なお、受信データが伝送路から直列に入力する
場合、並列直列変換器1は不要である。
符号化率7/8の場合は、4分周回路21を8分
周回路に、6分周回路22を14分周回路に、カウ
ンタ24をモジユロ14の14進カウンタにそれぞ
れ変更し、ROM25を第5図bに示す消去パタ
ーンに対応するROMに変更する。この場合、遅
延回路8は6個以下のフリツプフロツプで構成で
きる。
以上説明したように本発明の復号装置における
第2の遅延回路(第1図に示す実施例においては
遅延回路8)は、その遅延時間をそれが遅延させ
る第2のタイミング信号(第1図に示す実施例に
おいてはタイミング信号TP)の繰返し周期より
短くしているので、その遅延時間が第1の遅延回
路(第1図に示す実施例においては遅延回路6)
よりはるかに短くなり、例えばフリツプフロツプ
で構成するとすれば、第1の遅延回路が必要とす
るよりはるかに少数のフリツプフロツプで構成で
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の復号装置は、第2
の遅延回路の遅延時間を、第1の遅延回路の遅延
時間と等しくはせず、それが遅延させる第2のタ
イミング信号の繰返し周期より短くして、第1の
遅延回路の遅延時間よりはるかに短くしているの
で、第2の遅延回路の構成を簡単にすることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の復号装置の一実施例を示す
ブロツク図、第2図は、第1図に示す実施例にお
けるダミービツト挿入回路を示すブロツク図、第
3図は、第1図に示す実施例の動作を説明するた
めのタイムチヤート、第4図は、本発明が用いら
れる誤り訂正方式における符号化装置の一例を示
すブロツク図、第5図は消去パターンの説明図で
あり、aは符号化率3/4の場合、bは符号化率7/8
の場合を示す。 1……並列直列変換回路、2……ダミービツト
挿入回路、3……直列並列変換回路、4……ビタ
ビ復号回路、5……符号化回路、6,8……遅延
回路、7……排他的論理和回路、9……エラーカ
ウンタ、10……制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信情報ビツトの時系列を畳込み符号化して
    第1の符号シンボルの時系列とし、連続するあら
    かじめ定めた数の前記第1の符号シンボルを構成
    する第1の符号ビツトの群から消去パターンによ
    り定まる位置の前記第1の符号ビツトを消去して
    得た第2の符号シンボルの時系列を構成する第2
    の符号ビツトのそれぞれに対応する受信データを
    直列に入力し、制御信号に制御されて前記消去パ
    ターンに試行錯誤的に同期し、前記第1の符号ビ
    ツトが消去された位置に任意のダミービツトを挿
    入し、このダミービツトの挿入位置を示す第1の
    タイミング信号と共に出力するダミービツト挿入
    回路と、 前記ダミービツトの挿入された前記受信データ
    の時系列および前記第1のタイミング信号を直列
    並列変換し、前記第1の符号シンボルの時系列に
    対応する並列データの時系列およびこの並列デー
    タの時系列の前記ダミービツトの挿入位置を示す
    並列の第2のタイミング信号を出力する直列並列
    変換回路と、 前記第2のタイミング信号を用いて前記並列デ
    ータの時系列から前記ダミービツトを識別し、識
    別したダミービツトにあらかじめ定めた尤度値を
    与えて前記並列データの時系列を最尤復号し復号
    情報ビツトの時系列を出力する最尤復号回路と、 前記送信情報ビツトの時系列から前記第1の符
    号シンボルの時系列を得た畳込み符号化と同じ畳
    込み符号化により前記復号情報ビツトの時系列を
    第3の符号シンボルの時系列に符号化する符号化
    回路と、 前記並列データのうち少くとも1列のデータの
    硬判定を示すビツトの時系列を前記最尤復号回路
    および前記符号化回路による遅延分だけ遅延させ
    る第1の遅延回路と、 前記第2のタイミング信号のうち、前記第1の
    遅延回路に入力した前記ビツトの時系列に対応す
    る列をその繰返し周期より短いあらかじめ定めた
    時間遅延させる第2の遅延回路と、 この第2の遅延回路の出力信号を用いて前記第
    1の遅延回路が出力した前記ビツトの時系列から
    前記ダミービツトを識別し、識別したダミービツ
    トを除く前記ビツトの時系列のそれぞれのビツト
    を前記第3の符号シンボルの時系列の対応するビ
    ツトとビツト比較し、不一致のビツトの発生頻度
    があらかじめ定めた値を超えると前記制御信号に
    より前記ダミービツト挿入回路を制御して同期の
    試行錯誤をやり直させる制御回路と を備えたことを特徴とする復号装置。
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