JPH0423456Y2 - - Google Patents

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JPH0423456Y2
JPH0423456Y2 JP18205487U JP18205487U JPH0423456Y2 JP H0423456 Y2 JPH0423456 Y2 JP H0423456Y2 JP 18205487 U JP18205487 U JP 18205487U JP 18205487 U JP18205487 U JP 18205487U JP H0423456 Y2 JPH0423456 Y2 JP H0423456Y2
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sake
cooling pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、飲酒のために酒を加温する(燗す
る)ときに、酒の香りの成分や風味を損なうこと
のないようにするための酒燗用器具に関する。
(従来の技術) 酒を口あたりよくし、おいしくするために、日
本酒においては酒を加温するいわゆる燗つけがな
される。しかし、酒に独特の香りを与える成分で
あるエステル有機物は加温によつて蒸発し易く、
従つて日本酒の燗つけにおいて香りの成分がかな
り散逸してしまう。燗冷ましの酒がまずいことは
よく知られており、その一因はこの香の成分の蒸
発にあつたが、香りの成分の蒸発を防ぐための手
段は講じられていなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、酒を加温する際に香りの成分の蒸発
を防ぎ、香りの成分の失なわれないおいしい本来
の風味が得られる酒燗用器具を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ガラスまたは陶器等の熱伝導性のよ
い材料からなり、酒の燗における加温によつて蒸
発した気化成分を凝縮させるための冷却管を有
し、その一端部に酒燗容器の口部に嵌合する緩衝
材を施してなる酒燗用器具である。
(作用) 酒の加温時に蒸発した気化成分は、冷却管によ
り凝縮し、滴下して酒中に戻るので、気化成分に
含まれる香りの成分であるエステル有機物が従来
のように失なわれることがなく、酒本来の風味が
損なわれることがない。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例の断面図である。
加熱源1により湯を沸かす加熱容器2中に、燗を
される酒12を入れた酒燗容器(酒びん)3が配
置される。酒燗容器3の口部4には、本考案にな
る酒の香り成分の散逸を防ぐための冷却管5が取
り付けられる。冷却管5の材料はガラス、陶器の
ような不純物が容出しないものがよい。冷却管5
が口部4に気密を保持して嵌合するように、冷却
管5の端部付近にはコルクのような酒の味質に変
化を与えない緩衝材6が施されている。
第2図は冷却管5の断面を拡大して示したもの
で、その内壁には酒燗容器3中で気化したエステ
ル有機物を凝縮する効率を高めるために狭窄部7
が設けられている。気化したエステル有機物は、
上昇するにつれ冷却管5により冷却されるととも
に、管の通路中に形成された狭窄部7を通過して
そこで圧縮されるので、凝縮して滴下して酒燗容
器3に戻る。従つて、香りの成分であるエステル
有機物は殆ど失なわれることはない。
冷却管5は、蒸気を冷却させるためある程度の
長さを必要とする。そのため、酒燗容器3に高さ
方向に細長いびんを用いた場合には、倒れ易く不
安定となる。そのような不安定を防止ために冷却
管5を保持して固定した位置に維持するための台
座8、支柱9、保持具10からなるスタンドを設
けるとよい。
スタンドの代りに、加熱用容器2またはその蓋
14に酒燗容器3が保持される構成としてもよ
い。
第3図は、冷却管5の他の例を示すもので、冷
却管5の端部の径を若干小さくするとともに、鍔
11を設け酒燗容器3への取り付けを容易にする
よう構成したものである。
第2,3図の冷却管5は、外壁は円筒形として
いたのに対して、第4図の冷却管5′は、外壁も
内径と並行して波形としてものである。
第5図は、冷却管が直管5″よりなる例を示す
もので、最も単純な形状をして製作が容易である
が、凝縮を行なわせるためには管を長くする必要
がある。
第6図は、第5図の直管5″の代りにこれをら
せん形にすることにより全長を短くした冷却管5
の例を示すものである。
なお、冷却管5,5′,5″,5の適宜の箇所
に、予め定めた適温で色が変わる示温剤によつて
構成した温度センサを貼付することにより、酒を
飲酒に最も適した温度に加温されたことを知るこ
とができる。
(考案の効果) 本考案は、上記のように酒燗容器の口部に冷却
管を嵌合して、酒の燗をするときに蒸発した気化
成分を凝縮させるので、気化成分に含まれて逃げ
ようとする香りの成分を回収して酒中に戻すの
で、従来の燗に比べて風味が保持され、一段とお
いしくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図である。第
2図ないし第6図は、本考案による冷却管5,
5′,5″,5の種々の例を示すものである。 1……加熱源、2……加熱用容器、3……酒燗
用容器、4……口部、5,5′,5″,5……冷
却管、6……緩衝材、7……狭窄部、8……台
座、9……支柱、10……保持具、11……鍔、
12……酒、13……湯、14……蓋、15,1
6……載置台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガラスまたは陶器等の熱伝導性のより材料か
    らなり、酒の燗をするときに加熱によつて蒸発
    した気化成分を凝縮させるための冷却管を有
    し、その一端部に酒燗容器の口部に嵌合する緩
    衝材を施してなる酒燗用器具。 (2) 冷却管の内壁に気化成分を凝縮させるための
    狭窄部を形成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の酒燗用器具。 (3) 冷却管をらせん形に形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の酒燗用
    器具。
JP18205487U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0423456Y2 (ja)

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JP18205487U JPH0423456Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0186931U JPH0186931U (ja) 1989-06-08
JPH0423456Y2 true JPH0423456Y2 (ja) 1992-06-01

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