JPH04234856A - 5―アリール―1h―テトラゾール化合物の製法 - Google Patents

5―アリール―1h―テトラゾール化合物の製法

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JPH04234856A
JPH04234856A JP1256891A JP1256891A JPH04234856A JP H04234856 A JPH04234856 A JP H04234856A JP 1256891 A JP1256891 A JP 1256891A JP 1256891 A JP1256891 A JP 1256891A JP H04234856 A JPH04234856 A JP H04234856A
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aryl
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tetrazole
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Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Toshinao Usui
臼井 敏直
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Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種医薬品の合成用中
間体として有用な 5−アリール−1H−テトラゾール
化合物の製法に係る。
【0002】
【従来の技術】本発明方法により製造しようとする、一
般式
【化5】 (式中、R1 及び R2 は水素原子、ハロゲン原子
、ニトロ基又はアルコキシ基を意味する) にて示される 5−アリール−1H−テトラゾール化合
物は、各種医薬品の合成用中間体として有用であること
が知られている。
【0003】従来法によれば、この 5−アリール−1
H−テトラゾール化合物はシアノベンゼン類にアジドイ
オンを作用させることにより製造されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及び発明の目的】しかし
ながら、上記の従来法は、その出発原料であるシアノベ
ンゼン類が比較的高価である点並びに求核剤に対して活
性な置換基をベンゼン核上に有するシアノベンゼン類を
用いる場合には、アジドイオンが当該置換基と優先的に
反応するために目的物質の収率が低下するので原料に関
して制約があり、上記のような置換基を結合させる場合
には反応により得られた化合物を更に処理する必要性が
ある点に課題を有していた。従って、本発明の目的は、
シアノベンゼン類を用いることなしに上記の 5−アリ
ール−1H−テトラゾール誘導体を合成する方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決して目的を達成する手段及び作用】本発明
によれば、上記の課題は、一般式
【化6】 (式中、R1 及び R2 は前記の意味を有する)に
て示されるトルエン化合物と、N−ブロモコハク酸イミ
ド又は N−クロロコハク酸イミドとを不活性溶媒中に
おいて反応させ、生成する一般式
【化7】 (式中、X1 及び X2 は臭素原子又は塩素原子を
意味し、R1 及び R2 は前記の意味を有する)に
て示されるジハロゲノメチルベンゼン化合物とアルカリ
金属アジ化物、アルカリ土類金属アジ化物又はアジ化ア
ンモニウム塩とを不活性溶媒中で反応させ、次いで生成
する一般式
【化8】 (式中、R1 及び R2 は前記の意味を有する)に
て示されるジアジドメチルベンゼン化合物を不活性溶媒
中で熱分解させることにより解決されると共に、上記の
目的が達成される。
【0006】従来技術における既述の課題が解決される
理由は、原料物質であるトルエン化合物が従来法におけ
るシアノベンゼン類と比較する場合に遥かに廉価に且つ
容易に入手可能であること、ジアジドメチルベンゼン化
合物を熱分解することにより容易に所望の 5−アリー
ル−1H−テトラゾール化合物に導き得ること並びにこ
れらの反応は一連のものとして実施し得ること、即ち中
間生成物であるジハロゲノメチルベンゼン化合物やジア
ジドメチルベンゼン化合物を単離する必要性が必ずしも
なく、更に従来法における既述の反応上の制約がないこ
とにある。
【0007】本発明方法において、トルエン化合物と 
N−ハロゲノコハク酸イミドとの反応に使用される溶媒
としてはベンゼン、トルエン、キシレン、四塩化炭素、
クロロホルム等を例示することができ、ジハロゲノメチ
ルベンゼン化合物とアジ化物との反応に使用される溶媒
としては N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、アセトン、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等を例示することができ、又ジアジドメチルベンゼン
化合物を熱分解して5−アリール−1H−テトラゾール
化合物 に導く反応に使用される溶媒としては N,N
−ジメチルホルムアミド、酢酸、トルエン、n−アミル
エーテル等が好ましいが、o−ジクロルベンゼン、ジグ
ライム、エチレングリコール等を例示することもできる
。アジ化物として、具体的にはアジ化ナトリウム、アジ
化リチウム、アジ化マグネシウム、アジ化カルシウム、
アジ化バリウム、アジ化アンモニウム等を例示すること
ができる。ジアジドメチルベンゼン化合物の熱分解反応
は、このような不活性溶媒中において 50 − 20
0℃ の温度範囲内で且つ不活性ガス雰囲気下において
実施するのが好ましい。何故ならば、不活性ガス雰囲気
下でなくとも反応は進行するがアルゴンガス、窒素ガス
等の不活性ガス雰囲気下であれば、反応を均斉なものと
なし得るからである。
【0008】
【実施例等】次に、実施例及び参考例に関連して、本発
明を更に詳細に且つ具体的に説明する。
【0009】参考例 1
【化9】 4−クロロ−2−ニトロトルエン 120g と、N−
ブロモコハク酸イミド 356g と、過酸化ベンゾイ
ル 0.3g とを四塩化炭素 1 リットル中に添加
し、40時間にわたり加熱還流処理した。この処理に際
しては 4 時間毎に過酸化ベンゾイル 0.3g が
追加的に添加された。反応混合物の冷後に、不溶物を濾
去し、濾液を減圧下で濃縮し、残渣にメタノール500
ml を添加し、生成する結晶を濾取することにより所
望の   4−クロロ−2−ニトロベンザルブロミド2
10g を得た (収率 91.3%)。
【0010】   IR スペクトル : ν (KBr 中、max
), cm−1     1535, 1345 (N
O2), 1142, 882, 740  NMR 
スペクトル : δ ppm (CCl4)     
7.39  (1H, s, −CH)     7.
66  (1H, d−d, J = 8.5Hz, 
J = 1.8Hz, ベンゼン環 5 位の水素) 
    7.89  (1H, d, J = 1.8
Hz, ベンゼン環 3 位の水素)     8.1
5  (1H, d, J = 8.5Hz, ベンゼ
ン環 6 位の水素)
【0011】参考例 2
【化10】 参考例 1 に記載の方法により得た 4−クロロ−2
−ニトロベンザルブロミド 5g とアジ化ナトリウム
2g とを N,N−ジメチルホルムアミド 40ml
 中に添加し、室温下で 2 時間にわたり攪拌した。 反応混合物を氷水中に注加し、酢酸エチルにて抽出し、
抽出物を無水硫酸ナトリウムにて乾燥させ、減圧下で溶
媒を留去させることにより、淡黄色油状物として所望の
 4−クロロ−2−ニトロベンザルアジド3.84g 
を得た (収率 100%)。
【0012】IR スペクトル : ν (neat 
中、max), cm−1 2110 (N3), 1535, 1350 (NO
2)NMR スペクトル : δ ppm (CDCl
3)6.57  (1H, s, −CH)7.64 
 (1H, d−d, J = 8.5Hz, J =
 1.8Hz,ベンゼン環 5 位の水素) 7.68  (1H, d, J = 8.5Hz, 
ベンゼン環 6 位の水素)7.99  (1H, d
, J = 1.8Hz, ベンゼン環 3 位の水素
【0013】実施例 1
【化11】 参考例 2 に記載の方法により得た 4−クロロ−2
−ニトロベンザルアジド 5.28g を含有する N
,N−ジメチルホルムアミド溶液 (30ml) を、
還流状態にある N,N−ジメチルホルムアミド (6
0ml) 中に、アルゴンガス雰囲気下で 1.5 時
間かけて滴下させ、還流を更に 30 分間継続した後
に溶媒を減圧下で留去させ、残渣に 5% 水酸化ナト
リウム溶液 50ml を添加し、不溶物を濾去し、濾
液を酢酸エチルにて抽出した。このアルカリ性溶液に濃
塩酸を添加して pH を 1 − 2 に調整し、析
出する結晶を濾取することにより所望の 5−(4−ク
ロロ−2−ニトロフェニル)−1H−テトラゾール 3
.47g を得た (収率74%)。これをメタノール
から再結晶させれば、淡黄色結晶となる。
【0014】      3100 − 2200 (テトラゾール環
 NH), 1535, 1345 (NO2), 8
50 NMR スペクトル : δ ppm (DMSO−d
6)7.97        (2H, d, J =
 2Hz, ベンゼン環 5 及び 6 位の水素)      8.30        (1H, d, 
J = 2Hz, ベンゼン環 3 位の水素)   
  8.50 − 9.50 (1H, 幅広, NH
, D2O 添加で消失)
【0015】実施例 2 −
 7 実施例 1 に記載されている方法に関して、但し反応
条件、即ち反応溶媒、反応温度及び反応時間を変化させ
て実施した結果は下記の表1に示される通りであった。
【0016】表1
【0017】実施例 8
【化12】 参考例 1 に記載の方法により得た 4−クロロ−2
−ニトロベンザルブロミド 5g と、アジ化ナトリウ
ム 2g とを N,N−ジメチルホルムアミド 40
ml 中に添加し、室温下で 2 時間にわたり攪拌し
た後に、この反応混合物を、還流状態にある N,N−
ジメチルホルムアミド溶液 40ml に、アルゴンガ
ス雰囲気下で滴下し、その後還流処理を 30 分間に
わたり継続した。次いで、参考例 2 と同様にして後
処理を行うことにより所望の 5−(4−クロロ−2−
ニトロフェニル)−1H−テトラゾール 1.1g を
得た(収率 32%)。
【0018】参考例 3
【化13】 2−ニトロトルエン 20g と、N−ブロモコハク酸
イミド 60g と、過酸化ベンゾイル 0.5g と
を四塩化炭素 141ml 中に添加し、12 時間に
わたり加熱還流処理した。この処理に際しては 2 時
間毎に過酸化ベンゾイル 0.5g が追加的に添加さ
れた。反応混合物の冷後に、不溶物を濾去し、濾液を減
圧下で濃縮した後に四塩化炭素を用いてシリカゲルカラ
ムクロマトグラフ処理することにより所望の 2−ニト
ロベンザルブロミド 37.5g を得た (収率 8
7%)。
【0019】参考例 4
【化14】 参考例 3 に記載の方法により得た 2−ニトロベン
ザルブロミド3g とアジ化ナトリウム 1.39g 
とを N,N−ジメチルホルムアミド 30ml 中に
添加し、室温下で 1時間にわたり攪拌した。次いで、
参考例 2 に記載の態様と同様にして後処理すること
により淡黄色油状物として所望の 2−ニトロベンザル
アジド 2.05g を得た(収率 99%)。
【0020】   IR スペクトル : ν (neat 中、ma
x), cm−1     2250 (N3), 1
525, 1340 (NO2), 1270, 12
30, 1180, 780, 720  NMR ス
ペクトル : δ ppm (CCl4)     6
.60         (1H, s, −CH) 
    7.30 − 8.10  (4H, m, 
ベンゼン環水素)
【0021】実施例 9
【化15】 参考例 4 に記載の方法により得た 2−ニトロベン
ザルアジド 1g を実施例 1 に記載の態様と同様
にして反応させ且つ後処理することにより所望の 5−
(2−ニトロフェニル)−1H−テトラゾール 563
mg を得た (収率 61%)。
【0022】   融点 : 164.5 − 166℃ (分解) 
 IR スペクトル : ν (nujol 中、ma
x), cm−1     2300 − 3100 
(テトラゾール環 NH), 1515, 1350 
(NO2)  NMR スペクトル : δ ppm 
(DMSO−d6)     7.70 − 8.70
 (5H, m, ベンゼン環水素及び NH, D2
O 添加で消失)
【0023】参考例 5
【化16】 4−ニトロトルエン 20g と、N−ブロモコハク酸
イミド 60g と、過酸化ベンゾイル 0.5g と
を四塩化炭素 141ml 中に添加し、14 時間に
わたり加熱還流処理した。この処理に際しては 2 時
間毎に過酸化ベンゾイル 0.5g が追加的に添加さ
れた。次いで、参考例 3 に記載の態様と同様にして
後処理することにより所望の4−ニトロベンザルブロミ
ド 32g を得た (収率 74%)。
【0024】参考例 6
【化17】 参考例 5 に記載の方法により得た 4−ニトロベン
ザルブロミド3g とアジ化ナトリウム 1.39g 
とを N,N−ジメチルホルムアミド 30ml 中に
添加し、室温下で 4時間にわたり攪拌した。反応混合
物を氷水中に注加し、酢酸エチルにて抽出し、抽出物を
無水硫酸ナトリウムにて乾燥させた後に濃縮し、次いで
クロロホルムを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフ
処理することにより、淡黄色油状物として所望の 4−
ニトロベンザルアジド 1.65g を得た (収率 
80%)。
【0025】   IR スペクトル : ν (neat 中、ma
x), cm−1     2080 (N3), 1
520, 1345 (NO2), 1280, 12
35, 1200, 1170, 845, 815,
 725  NMR スペクトル : δ ppm (
CDCl3)     5.88  (1H, s, 
−CH)      7.60  (2H, d, J
 = 9Hz, ベンゼン環 2 及び 6 位の水素
)     8.19  (2H, d, J = 9
Hz, ベンゼン環 3 及び 5 位の水素)
【00
26】実施例 10
【化18】 参考例 5 に記載の方法により得た 4−ニトロベン
ザルアジド 1g を実施例 1 に記載の態様と同様
にして反応させ且つ後処理することにより所望の 5−
(4−ニトロフェニル)−1H−テトラゾール 540
mg を得た (収率 58.5%)。
【0027】   融点 : 222 − 224℃ (分解)  I
R スペクトル : ν (KBr 中、max), 
cm−1     2100 − 3100 (テトラ
ゾール環 NH), 1530, 1340 (NO2
)  NMR スペクトル : δ ppm (DMS
O−d6)     7.15  (1H, 幅広, 
NH, D20 添加で消失)     8.28  
(2H, d, J = 8Hz, ベンゼン環 2 
及び 6 位の水素)     8.32  (2H,
 d, J = 8Hz, ベンゼン環 3 及び 5
 位の水素)
【0028】参考例 7
【化19】 ベンザルクロリド 3g とアジ化ナトリウム 2.5
4g とを N,N−ジメチルホルムアミド 30ml
 中に添加し、室温下で 96 時間にわたり攪拌した
。反応混合物を氷水中に注加し、エーテル抽出し、抽出
物を無水硫酸ナトリウムにて乾燥させた後に濃縮し、次
いでヘキサンを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフ
処理することにより、無色油状物として所望のベンザル
アジド 822mg を得た (収率27.4%)。
【0029】   IR スペクトル : ν (neat 中、ma
x), cm−1     2250 (N3), 1
495, 1380, 1340, 1320, 12
80, 1220, 970, 930, 870, 
 NMR スペクトル : δ ppm (CDCl3
)     5.77  (1H, s, −CH) 
     7.45  (5H, s, ベンゼン環の
水素)
【0030】実施例 11
【化20】 参考例 7 に記載の方法により得たベンザルアジド 
1g を実施例 1 に記載の態様と同様にして反応さ
せ且つ後処理することにより所望の 5−フェニル−1
H−テトラゾール 293mg を得た (収率 34
.9%)。
【0031】   融点 : 216 − 218℃ (分解)  I
R スペクトル : ν (KBr 中、max), 
cm−1     2100 − 3200 (テトラ
ゾール環 NH), 1610, 1565, 147
0, 1165, 990, 725,      7
05   NMR スペクトル : δ ppm (DMSO
−d6)     7.47 − 7.75  (3H
, m, ベンゼン環 3, 4 及び 5 位の水素
)     7.80 − 8.20  (2H, m
, ベンゼン環 2 及び 6 位の水素)     
7.60         (1H, 幅広、NH, 
D20 添加で消失)
【0032】参考例 8
【化21】 4−メトキシトルエン 3g と、N−ブロモコハク酸
イミド 10.1g と、過酸化ベンゾイル 0.1g
 とを四塩化炭素 25ml 中に添加し、4 時間に
わたり加熱還流処理した。反応混合物の冷後に、不溶物
を濾去し、濾液を減圧下に濃縮し、氷水にて冷却され且
つアジ化ナトリウム 3.51g を含有する N,N
−ジメチルホルムアミド溶液に上記の濃縮残渣を滴下し
、次いで室温下で 42 時間にわたり攪拌した。その
後、参考例 6 に記載の態様と同様に処理することに
より、無色油状物として所望の 4−メトキシベンザル
アジド 1.9g を得た (収率 37.9%)。
【0033】   IR スペクトル : ν (neat 中、ma
x), cm−1     2100 (N3), 1
610, 1510, 1300, 1250, 11
75, 1030, 810, 785  NMR ス
ペクトル : δ ppm (CDCl3)     
3.83  (3H, s, CH3)     5.
71  (1H, s, −CH)     6.91
  (2H, d, J = 8.5Hz, ベンゼン
環 3 及び 5 位の水素)     7.29  
(2H, d, J = 8.5Hz, ベンゼン環 
2 及び 6 位の水素)
【0034】実施例 12
【化22】 参考例 8 に記載の方法により得た 4−メトキシベ
ンザルアジド1g を実施例 1に記載の態様と同様に
して反応させ且つ後処理することにより所望の 5−(
4−メトキシフェニル)−1H−テトラゾール 128
mg を得た (収率 14.8%)。
【0035】   融点 : 230 − 232℃ (分解)  I
R スペクトル : ν (nujol 中、max)
, cm−1     2250 − 3200 (テ
トラゾール環 NH), 1605, 1360, 1
250, 1165, 815, 735  NMR 
スペクトル : δ ppm (DMSO−d6)  
   3.83  (3H, s, OCH3)   
  7.12  (2H, d, J = 9Hz, 
ベンゼン環 2 及び 6 位の水素)     7.
93  (2H, d, J = 9Hz, ベンゼン
環 3 及び 5 位の水素)
【0036】参考例 9
【化23】 4−クロルトルエン 5g と、N−ブロモコハク酸イ
ミド 15.45g と、過酸化ベンゾイル 0.5g
 とを四塩化炭素 40ml 中に添加し、6 時間に
わたり加熱還流処理した。反応混合物の冷後に、不溶物
を濾去し、濾液を減圧下に濃縮し、濃縮残渣を氷冷下に
アジ化ナトリウム 7.7g 含有 N,N−ジメチル
ホルムアミド溶液に滴下し、次いで室温下で 65 時
間にわたり攪拌した。反応混合物を氷水中に注加し、酢
酸エチルにて抽出し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥させ
た後に減圧下に溶媒を留去させた。四塩化炭素を用いて
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ処理することに
より無色油状物として所望の 4−クロロベンザルアジ
ド5.07g を得た (収率62%)。
【0037】   IR スペクトル : ν (neat 中、ma
x), cm−1     2075 (N3), 1
595, 1490, 1405, 1325, 12
90, 1270, 1240, 1200, 109
0,        1010, 940, 890,
 800, 750  NMR スペクトル : δ 
ppm (CDCl3)     5.67  (1H
, s, −CH)     7.32  (4H, 
s, ベンゼン環の水素)
【0038】実施例 13
【化24】 参考例 9 に記載の方法により得た 4−クロロベン
ザルアジド 1g を実施例 1 に記載の態様と同様
にして反応させ且つ後処理することにより所望の5−(
4−クロロフェニル)−1H−テトラゾール359mg
 を得た (収率 42%)。
【0039】   融点 : 241 − 244℃ (分解)  I
R スペクトル : ν (KBr 中、max), 
cm−1     2200 − 3100 (テトラ
ゾール環 NH), 1605, 1485, 137
0, 1155, 1090, 820,     7
35   NMR スペクトル : δ ppm (DMSO
−d6)     7.62  (2H, d, J 
= 8Hz, ベンゼン環 3 及び 5 位の水素)
     7.97  (2H, d, J = 8H
z, ベンゼン環 2 及び 6 位の水素)
【004
0】
【発明の効果】本発明は、各種の医薬品合成用の中間体
として有用な 5−アリール−1H−テトラゾール化合
物の製法を提供するものである。本発明方法によれば、
市場において容易に且つ廉価に入手可能なトルエン化合
物から出発し、ジハロゲノメチルベンゼン化合物及びジ
アジドメチルベンゼン化合物を経て所望の 5−アリー
ル−1H−テトラゾール化合物に導かれる。この場合に
、本発明方法は上記のトルエン化合物から出発する一連
の工程として、即ち中間生成物質を単離することなしに
実施することもできる。尚、従来技術方法により上記の
 5−アリール−1H−テトラゾール化合物を合成する
場合には、シアノベンゼン類にアジドイオンを作用させ
ていたが、シアノベンゼン類は高価であり、且つ求核剤
に対して活性を有する置換基がベンゼン核上に存在する
とアジドイオンが当該活性置換基と優先的に反応するた
めに目的物質の収率が低下するので、原料としてのシア
ノベンゼン類に自ずから制約があったが、本発明方法を
実施する場合には、原料としてのトルエン化合物に制約
はなく、従って種々の 5−アリール−1H−テトラゾ
ール化合物を一連の反応で合成することが可能となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【1】  一般式 【化1】 (式中、R1 及び R2 は水素原子、ハロゲン原子
    、ニトロ基又はアルコキシ基を意味する) にて示されるトルエン化合物と、N−ブロモコハク酸イ
    ミド又は N−クロロコハク酸イミドとを不活性溶媒中
    において反応させ、生成する一般式 【化2】 (式中、X1 及び X2 は臭素原子又は塩素原子を
    意味し、R1 及び R2 は前記の意味を有する)に
    て示されるジハロゲノメチルベンゼン化合物とアルカリ
    金属アジ化物、アルカリ土類金属アジ化物又はアジ化ア
    ンモニウム塩とを不活性溶媒中で反応させ、次いで生成
    する一般式 【化3】 (式中、R1 及び R2 は前記の意味を有する)に
    て示されるジアジドメチルベンゼン化合物を不活性溶媒
    中で熱分解させることを特徴とする、一般式【化4】 (式中、R1 及び R2 は前記の意味を有する)に
    て示される 5−アリール−1H−テトラゾール化合物
    の製法。 【2】  反応の過程で生成するジハロゲノメチルベン
    ゼン化合物を単離することなしに、反応を連続して行わ
    せることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
     5−アリール−1H−テトラゾール化合物の製法。 【3】  反応の過程で生成するジアジドメチルベンゼ
    ン化合物を単離することなしに、反応を連続して行わせ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1又は2項に記
    載の 5−アリール−1H−テトラゾール化合物の製法
    。 【4】  ジアジドメチルベンゼン化合物を 5−アリ
    ール−1H−テトラゾール化合物に変換するに当り、反
    応を不活性ガス雰囲気下で行わしめることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1、2又は3項に記載の 5−アリ
    ール−1H−テトラゾール化合物の製法。
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