JPH042363A - 拡張体付カテーテル - Google Patents

拡張体付カテーテル

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JPH042363A
JPH042363A JP2103943A JP10394390A JPH042363A JP H042363 A JPH042363 A JP H042363A JP 2103943 A JP2103943 A JP 2103943A JP 10394390 A JP10394390 A JP 10394390A JP H042363 A JPH042363 A JP H042363A
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tube
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血管内狭窄部を治療するために、狭窄部を拡
張し、挟窄部末梢側における血流の改善を図るための拡
張体付カテーテルに関するものである。
[従来の技術] 従来より、血管内狭窄部を拡張する拡張体付カテーテル
としては、例えば米国特許筒4.323071号明細書
に示されるようなシンプソンーロバートタイプと呼ばれ
るものが用いられている。
以前では、血管拡張適応症例も、解剖学的に冠動脈近位
部の限局性狭窄であり長さ15〜20rsx程度、−枝
病変、石灰化していない病変部等に限定されていた。そ
して、より適応症例を拡大するために上記タイプのカテ
ーテルは、より末梢側血管内の狭窄、より高度(亜完全
閉塞)な狭窄にも適応できるようになってきた。
そして、本件出願人は、特開昭6:3−212373号
公報に示すように、内管と、この内管と同軸的に設けら
れた外管と、内管および外管に取り付けられた拡張体と
からなるカテーテルを提案している。
「発明が解決しようとする問題点] 上記の米国特許筒4.323.071号明細書に示され
るようなンンブソン〜ロバートタイプのカテーテルおよ
び特開昭63−212373号公報に示すものでは、内
管と外管とは、基端側において固定されているが、先端
側においては、外管の先端部に拡張体の基端部が固定さ
れ、内管の先端部に拡張体の先端部が固定されいる。よ
って、先端側においては、内管と外管とは、拡張体を介
して接続されている。
上記の米国特許筒4.323.071号明細書および特
開昭63−212373号公報に示すような外管と内管
とが同軸的に設けられたコアキシャルタイプのカテーテ
ルでは、血管内に挿入する際には、拡張体を内管の外周
に折り畳んだ状態として挿入を行う。しかし、このカテ
ーテルでは、拡張体付カテーテルを血管内に挿入すると
、拡張体部分の摩擦抵抗と、外管の摩擦抵抗との相違、
内管の先端部が血管内に当接することによる内管の微妙
な後退などにより、外管と内管との進行に微妙なズレが
生じることがある。このズレにより、きちんと折り畳ま
れていた拡張体に伸びる方向あるいは縮む方向に力が加
わり、拡張体が変形し易くなり、折り畳まれた状態より
、外径が大きくなることがあった。このため、カテーテ
ルの操作性、特にカテーテルの拡張体部分を血管内狭窄
部に押し込む作業が困難となる場合があった。
[上記問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するものは、上記問題点を解決し、外管
と内管とか同軸的に設けられたファキ/ヤルタイプのカ
テーテルであっても、血管内挿入時における外管と内管
との進行の微妙なズレを防止し、このズレに起因する折
り畳まれた状態の拡張体の外径が大きくなることを抑制
し、カテーテルの操作性、特にカテーテルの拡張体部分
を血管内狭窄部に押し込む作業を容易ととした拡張体付
カテーテルを提供するものである。
上記目的を達成するものは、先端が開口している第1の
ルーメンを有する内管と、該内管を挿通するとともに、
該内管の先端より所定長後退した位置に先端を有し、該
内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管と、
先端部および基端部を有し、該基端部が前記外管に取り
付けられ、該先端部が前記内管に取り付けられ、該基端
部付近にて第2のルーメンと連通する折り畳み可能な拡
張体と、前記第1のルーメンと連通ずる前記内管の基端
部に設けられた第1の開口部と、前記第2のルーメンと
連通ずる前記外管の基端部に設けられた第2の開口部と
を有し、前記外管の先端部付近は、前記第2のルーメン
を閉塞しない状態に前記内管に固定されている拡張体付
カテーテルである。
また、前記第2のルーメン内には、軸方向に延びる線状
体により形成された剛性付与体が設けられていることが
好ましい。さらに、前記剛性付与体の先端は、前記外管
と内管の固定位置より基端側にあり、かつ固定されてい
ないものであることが好ましい。また、前記外管と内管
の固定は、該内管の外径とほぼ等しい外径と、前記外管
の内径をほぼ等しい外径と有し、さらに部分的欠損部を
有する充填材により行われていることが好ましい。さら
に、前記充填材は、全周の1/2以上の肉厚部分を有し
ていることか好ましい。また、前記拡張体は、中央部分
に略円筒部分を有しており、前記内管には、該略円筒部
分の対応する位置に補強体が設けられていることが好ま
しい。さらに、前記補強体は、X線不透過材料により形
成されていることか好ましい。そして、前記補強体は、
前記内管の外面に巻き付けられたコイル状線状体により
形成されていることが好ましい。さらに、前記コイル状
線状体は、両端部分が密に巻かれている。
また、前記外管の先端は、縮径していることか好ましい
。さらに、前記外管の先端は、前記内管に固定されてお
らず、縮径しているとともに、前記補強体の一部は、縮
径した外管の先端部により内管に固定されていることか
好ましい。
そこで、本発明の拡張体付カテーテルを図面に示す実施
例を用いて説明する。
第1図は、本発明の拡張体付カテーテルの一実施例の先
端部の拡大断面図であり、第3図は、カテーテルの基端
部を示す図面である。
本発明の拡張体付カテーテル40は、先端が開口してい
る第1のルーメン4を有する内管1と、内管1を挿通す
るとともに、内管1の先端より所定長後退した位置に先
端を有し、内管1の外面との間に第2のルーメン6を形
成する外管2と、先端部7および基端部8を有し、基端
部8が外管2に取り付けられ、先端部7が内管1に取り
付けられ、基端部付近にて第2のルーメン6と連通ずる
折り畳み可能な拡張体3と、第1のルーメン4と連通ず
る内管1の基端部に設けられた第1の開口部9と、第2
のルーメン6と連通する外管2の基端部に設けられた第
2の開口部11とを有し、そして、外管2の先端部付近
は、第2のルーメン6を閉塞しない状態に内管1に固定
されている。
以下、図面を用いて説明する。
本発明の拡張体付カテーテル40は、内管1と外管2と
拡張体3とを有するカテーテル本体と、分岐ハブ20と
により形成されている。
内管1は、先端が開口した第1のルーメン4を有してい
る。第1のルーメン4は、ガイドワイヤーを挿通するた
めのルーメンであり、分岐ハブ20に設けられたガイド
ワイヤーポートを形成する第1の開口部9と連通してい
る。
内管1としては、外径か030〜250H1好ましくは
040〜2.40i肩であり、内径か020〜235■
、好ましくは0.25〜1.80xxである。
内管1の形成材料としては、ある程度の可撓性を有する
ものか好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
11体、エチレン酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化
ビニル、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン等の熱
可塑性樹脂、ンリコーンゴム、ラテックスコム等が使用
でき、好ましくは上記の熱可塑性樹脂であり、より好ま
しくは、ポリオレフィンである。
外管2は、内部に内管1を押通し、先端が内管の先端よ
りやや後退した位置に設けられている。第1図における
■−■線断面図である第5図に示すように、この外管2
の内面と内管1の外面により第2のルーメン6が形成さ
れている。
このため、第2のルーメン6は、十分な容積を宵してい
る。第2のルーメン6は、その先端か後述する拡張体3
内の後端部と連通し、第2のルーメン6の後端は分岐ハ
ブ20に設けられた拡張体を膨張させるための流体(例
えば、血管造影剤)を注入するためのインジェクション
ボートである第2の開口部11と連通している。
そして、外管2の先端部は、第2のルーメン6を閉塞し
ない状態で、内管1に固定されている。具体的には、第
1図および第1図の1−1線断面図である第2図に示す
ように外管2の先端部であって、若干基端例の位置にお
いて内管1に固定されている。特に、この実施例では、
外管2と内管1との間に設けられた充填材5を介して固
定されており、この充填材は部分的欠損部5aを有して
おり、この欠損部5aにより、第2のルーメン6と拡張
体3の内部とが連通している。このように外管2の先端
部を内管1に固定することにより、血管内挿入時におけ
る外管と内管との進行の微妙なズレを防止し、このズレ
に起因する折り畳まれた状態の拡張体の変形を抑制する
ことかできる。充填材5としては、内管1および外管2
の成形材料と接着性を有する材料か好適に使用され、熱
、超音波、さらには接着剤等により、両者に固定される
。またこの充填材5は、内管工の外径とほぼ等しい内径
を宵し、さらに外管2の内径とほぼ等しい外径を有して
いることが好ましい。充填材5の長さとしては、1〜1
0zz、好ましくは2〜8+xである。充填材5の成形
材料としては、内管および外管の成形材料によっても異
なるか、例えば、内N1および外管2がポリオレフィン
系材料からなる場合は、EVA (エチレンビニルアセ
テート)などが好適に使用できる。また充填材5として
は、第3図に示すように、全周の1/3以上、好ましく
は、1/2以上の肉厚部分を有することが好ましい。よ
り好ましくは、05〜095、特に好ましくは0.6〜
0.93である。この範囲内であれば、第2のルーメン
6と拡張体との連通をあまり阻害せず、かつ外管と内管
とを確実に固定することかできる。また充填材5の形状
としては、第2図に示すものに限らず、第7図および第
8図に示すように、断面か三角形、四角形、六角形(第
8図)などの多角形状、歯車状(第7図)、偏平状なと
となっているものでもよい。
また、外管2の先端は、第1図に示すように、テーバ状
に縮径していることが好ましく、さらに、外管2の先端
を内管1に固定しないことか好ましい。このようにする
ことにより、カテーテル40の基端にて与えられた応力
が、内管1と外管1の固定部、つまり充填材5部分への
集中に起因するカテーテルの折れ曲がりを防止すること
ができる。
外管2としては、外径が0.50〜4.30zx、好ま
しくは060〜4.00zxてあり、内径が040〜3
.80xx、好ましくは050〜3.003IIである
外管2の形成材料としては、ある程度の可撓性を有する
ものが好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポ
リエチレン、ボワブロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等)、ポリ塩化
ビニル、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン等の熱
可塑性樹脂、シリコンゴム、ラテノクスフム等が使用で
き、好ましくは上記の熱可塑性樹脂であり、より好まし
くはポリオレフィンである。
そして、第2のルーメン6内に剛性付与体13を設ける
ことが好ましく、剛性付与体I3は、第1図、第5図お
よびカテーテル基端部の断面図である第6図に示すよう
に、外管2の内面と内管1の外面とにより形成された第
2のルーメン6内にカテーテル本体の基端から外管2の
先端付近まで延びている。剛性付与体13は、カテーテ
ルの可撓性をあまり低下させることなく、屈曲部位での
カテーテル本体の極度の折れ曲がり、カテーテル本体の
血管内での蛇行を防止し、カテーテル先端部の血管内挿
入時への押し込みを容易にする。そして、剛性付与体1
3は、線状体により形成されていることが好ましい。線
状体としては、金属線であることが好ましく、線径0.
05〜1.50zz、好ましくは0.10〜100Iの
ステンレス鋼等の弾性金属、超弾性合金などであり、特
に好ましくは、ばね用高張カステンレス鋼、N i /
 T iまたはCa/AI/Niなどの合金線である。
さらに、剛性付与体13は、基端部において固定されて
おり、先端部および中間部か固定されていないことか好
ましい。剛性付与体13の先端部端部および中間部分を
固定しないことにより、カテーテルの先端部が湾曲した
とき、剛性付与体13は、第2のルーメン内において、
ずれるためカテーテルの先端部の可撓性を阻害しないの
で好ましい。このような剛性付与体13を設けることに
より、カテーテル本体が、血管内にて蛇行することを防
止する。このため、蛇行部にて、カテーテル本体の基端
部にて与えた押込力が緩衝されることがなくなり、カテ
ーテル本体の基端部にて与えた押込力を、カテーテルの
先端まで確実に伝達することができる。よって、カテー
テルの操作性、特に、カテーテルの先端部ぐ拡張体か取
り付けられている部分)を血管内狭窄部に押し込む作業
が容易となるとともに、高度の血管内狭窄部(亜完全閉
塞部)にも、カテーテルの先端部を挿入することか可能
となる。
拡張体3は、折り畳み可能なものであり、拡張させない
状態では、内管1の外周に折りたたまれた状態となるこ
とができるものである。拡張体3は、血管の狭窄部を容
易に拡張できるように少なくとも一部か略円筒状となっ
ているほぼ同一径の略円筒部分3aを有している。上記
の略円筒部分は、完全な円筒てなくてもよく、多角柱状
のものであってもよい。そして、拡張体3は、その後端
部8が外管2の先端部に接着剤または熱融着なとにより
液密に固着され、先端部7は、内管1の先端部に同様に
液密に固着されている。また、第1図に示すように、外
管2の先端は、テーパー状に縮径している場合は、拡張
体3の基端部8を、外管2のテーパー状に縮径する部分
に固定してもよい。この拡張体3は、第1図の■−■線
断面図である第4図に示すように、拡張体3の内面と内
管lの外面との間に拡張空間15を形成する。この拡張
空間15は、後端部では、充填材5の欠損部5aを介し
て第2のルーメン6と連通している。
拡張体3の形成材料としては、ある程度の可撓性を有す
るものが好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン
共]1体、エチレン酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化ビニル、ポリ
アミドエラストマー、ポリウレタン、ポリエステル等の
熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が使
用でき、好ましくは上記の熱可塑性樹脂であり、より好
ましくは、ポリエステル、特に、ポリエチレンテレフタ
レートである。
さらに、拡張体3は、円筒部分3aの前方および後方に
上述した内管1および外管2との固着部分7,8に至る
までの部分はテーパー状となっている。拡張体3の大き
さとしては、拡張されたときの円筒部分の外径が、10
0〜35. OOmx。
好ましくは1.50〜30.0Ozzであり、長さか3
.oO〜80.OOmx、好ましくは10.00〜75
. OOmxであり、拡張体3の全体の長さか5.OO
〜120.00mm、好ましくは15.00〜100.
0Oxzである。
また、内管1の外面に補強体14を設けることか好まし
い。補強体14は、第1図示すように、コイルスプリン
グからなることが好ましく、このように、スプリング状
とすることにより、拡張体内に位置する内管が屈曲部位
にて折れ曲がること、さらに、つぶれることを防止する
。特に、補強体14を、1本のスプリングコイルで形成
し、これを内管1の外周に密着巻きにて巻装すれば、外
力に対する耐力は、より強固なものとなる。
また、このコイル状の線状体の断面形状を楕円、方形も
しくは楕円のいずれかの形状をなすようにすれば、外力
に対する耐力は、より強固なものとなる。さらに、補強
体14は、第1図に示すように、拡張体3の内管1との
固着部より後端側近傍の位置から、拡張体3と外管2と
の固着部より先端側近傍の位置まで、つまり拡張体3の
円筒部分3aの長さと同等の長さを有し、位置を確認で
きるように形成されていることか好ましく、このために
は、補強体14は、X線不透過材料(例えば、金、白金
、タングステンあるいはそれらの合金、あるいは銀−パ
ラジウム合金等)からなることか好ましい。さらに、補
強体14の両端からそれぞれ0.5〜4 xx、好まし
くは1〜211が密に巻かれていることがより好ましい
。これは、X線透視下で拡張体3の位置を容易に確認可
能とするためである。また、補強体14は、第1図に示
すように、端部が内管1と縮径した外管2の端部との間
により固定されていることか好ましい。このようにする
ことにより、補強体14をより確実に固定できる。
分岐ハブ20は、第3図に示すように、第1のルーメン
4と連通しガイドワイヤーポートを形成する第1の開口
部9を有し、内管1に固着された内管ハブ22と、第2
のルーメンと連通しインジェクションポートを形成する
第2の開口部11を有し、外管2に固着された外管ハブ
23とからなっている。そして、外管ハブ23と内管ハ
ブ22とは、固着されている。この分岐ハブの形成材料
としては、ボリカーホ不−ト、ポリアミド、ポリサルホ
ン、ボリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチ
レン共重合体等の熱可塑性樹脂か好適に使用できる。分
岐ハブ20の一実施例の断面図を第6図に示す。この実
施例では、外管2の末端部には、折曲がり防止用チュー
ブ50が設けられている。そして、折曲がり防止用チュ
ーブ50を取付けた外管2は、外管ハブ23に止めピン
52により固定されている。さらに、外管ハブ23と折
曲がり防止用チューブ50との接触面に接着剤を塗布し
て固着してもよい。外管ハブ23の形成材料としては、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポCノ
アリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重
合体等の熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
また、内管1の末端部には、折曲がり防止用チューブ6
0が設けられている。そして、剛性付与体13の基端部
は、この収縮チューブ60により内管1の外面に固定さ
れている。剛性付与体13は必ずしも基端部を固定しな
くてもよい。そして、折曲がり防止用チューブ60を取
り付けた内管1は、内管ハブ22に止めビン62により
固定されている。さらに、内管ハブ22と折曲がり防止
用チューブ60との接触面に接着剤を塗布して固着して
もよい。内管ハブの形成材料としては、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリサルホン、ボリアリレート、メタ
クリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性
樹脂が好適に使用できる。そして、第6図に示すように
、内管ハブ22と外管ハブ23とは固定されている。ま
た、分岐ハブ20の代わりに、例えば、第1のルーメン
、第2のルーメンそれぞれに、後端に開口部を有するポ
ート部材を設けたチューブを液密に取り付けるようにし
てもよい。
次に、本発明の拡張体付カテーテルの製造方法を図面を
用いて説明する。
この実施例の製造方法は、先端から後端まで貫通したル
ーメンを有する内管Iを成形する工程と、先端から後端
まで貫通したルーメンを有し、内管の外径より内径が大
きく、かつ内管1より所定長短い外管2を形成する工程
と、先端部7および基端部8を有する収縮あるいは折り
畳み可能な拡張体3を形成する工程と、外管2内に内管
1を挿入し、外管2の先端部付近を内管1に固定する工
程と、外管2の先端部に拡張体3の基端部8を固着する
工程と、内管lの先端部に拡張体3の先端部7を固着す
る工程とを有している。
そこで、第1図に示した拡張体付カテーテルを参照して
、各工程について説明する。
先端から後端まて連通した第1のルーメン4をする内管
1を形成する工程は、上述の内管を構成する熱可塑性樹
脂を押出成形したものを所定の長さに切断する方法また
は射出成形法なとにより行う。
そして、外管2を成形する工程は、先端から後端まで貫
通するルーメンを有する外管2を成形するものである。
次に、先端部および基端部を有する収縮あるいは折り畳
み可能な拡張体を形成する工程について説明する。
拡張体3は、例えば、上述の材料、特に、可撓性を有す
る熱可塑性樹脂を用いて、拡張体3を形成するための熱
可塑性樹脂チューブを成形し、拡張体が拡張された状態
の内部形状を有する金型をチューブに被嵌し、このチュ
ーブの端部近傍で、チューブのルーメンを閉塞し、閉塞
されたチューブをチューブ保持具に荷重をかけて引っ張
りたるみを取り除いた状態にて、加熱装置により、拡張
体3を形成する部分を、チューブ形成材料の二次ガラス
転位点(Tg)以上に加熱し、気体を加圧しながら送り
、加熱されている部分のチューブを金型の内壁面に密着
させた後、冷却し、金型を除去し、チューブの先端部お
よび後端部にてチューブを切断することにより、拡張体
3を形成する。
この拡張体を形成する工程はいつ行ってもよく、前述の
内管および外管を形成する工程との順序はとのようであ
ってもよい。
次に、外管2の基端部に外管のルーメン6と連通ずる開
口部11を設ける工程について説明する。開口部11は
、外管2の基端部に開口を有する外管ハブ23を取り付
けることにより行うことが好ましい。その場合を例にと
り、第6図を用いて説明する。
まず、外管2の末端部に折れ曲がり防止用チューブ50
を取り付ける。この取り付は方法としては、折れ曲がり
防止用チューブ50を熱収縮性を有するものを用い、熱
収縮後の内径が外管2の外径より若干小さくなるように
形成した熱収縮性を有するチューブ50を外管2の末端
部に被嵌し、加熱(例えば、熱風をあてる)させて収縮
させることにより取り付けることができる。そして、折
れ曲がり防止用チューブ50を取り付けた外管2に外管
ハブ23を取り付ける。この取り付けは、拡径した後端
部分を有し後端部分以外の部分の外径が外管2の内径と
ほぼ等しく形成された止めピン52を、外管2の後端に
差し込み、外管2をその先端から外管ハブ23に挿入し
、外管ハブ23の内面に設けられた突起54を止めビン
52の後端部分が越えるまで押し込むことにより取り付
ける。さらに、外管ノ・ブ23と折れ曲がり防止用チュ
ーブ50との接触面に接着剤を塗布して固着してもよい
。外管ハブの形成材料としては、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリサルホン、ボリアリレート、メタクリレ
ート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が
好適に使用できる。
そして、この外管2の基端部に外管のルーメン6と連通
する開口部11を設ける工程は、外管2の形成後であれ
ば、いつ行ってもよい。好ましくは、後述する外管2の
先端部に拡張体3の基端部を固着する工程を行った後に
行うことである。尚、内管工の形成工程との順序はどの
ようであってもよい。
次に、内管1の基端部に内管1のルーメン4と連通ずる
開口部9を設ける工程について説明する。
開口部9は、外管1の基端部に第1の開口部9を有する
内管ハブ22を取り付けることにより行うことが好まし
い。その場合を例にとり、第6図を用いて説明する。
まず、内管1の末端部に折れ曲がり防止用チューブ60
を取り付ける。この取り付は方法としては、熱収縮性を
有するものを用い、熱収縮後の内径か内管1の外径より
若干小さくなるように形成した収縮性を有するチューブ
60を内管1の末端部に被嵌し、加熱(例えば、熱風を
あてる)させて収縮させることにより容易に行うことが
できる。さらに、第6図に示す実施例では、内管1と外
管2との間に剛性付与体13が設けられており、この剛
性付与体13の端部は、防止用チューブ60と内管1と
の間に位置させた後、上記の加熱処理を行うことにより
、第6図に示すように、内管1へのチューブ60の取り
付けと同時に剛性付与体13の端部の固定を行うことが
できる。
そして、折れ曲がり防止用チューブ60、剛性付与体1
3を取り付けた内管1に内管ハブ22を取り付ける。こ
の取り付は方法は、内管1の後端に後端部分以外の部分
の外径が内管1の内径とほぼ等しく、拡径した後端部分
を有する止めビン62を差し込み、内管1をその先端か
ら内管ノ・フ22に挿入し、内管ハブ22の内面に設け
られた突起64を止めピン62の後端部分が越えるまで
押し込むことにより取り付ける。さらに、内管ハブ22
と折れ曲がり防止用チューブ60との接触面に接着剤を
塗布して固着してもよい。内管ハブの形成材料としては
、外管ハブと同様のものが好適に使用できる。
そして、この内管1の基端部に内管のルーメン4と連通
する開口部9を設ける工程は、内管1を形成後であれば
、いつ行ってもよい。外管2を形成する工程および外管
2の基端部に外管のルーメン6と連通ずる第2の開口部
11を設ける工程さらには拡張体3の形成工程との順序
はどのようであってもよい。
次に、内管1の基端部に取り付けられた開口を有する内
管ハブ22と、外管1の基端部に取り付けられた外管ハ
ブ23とを固着する工程について説明する。
第6図に示すように、外管2の基端部に取り付けられた
外管ハブ23の後端から内管lをその先端から挿入する
。この時内管1の折れ曲がりを防止するために内管1の
内部に芯金を挿入して、第6図に示すように、内管ノ\
ブ22の先端部を外管ハブ23の後端に挿入し接合する
。またこの時、内管ハブ22と外管ハブ23との接合部
に接着剤を塗布することにより、確実に両者を固着する
ことができる。
尚、内管1の基端部に取り付けられた開口を宵する内管
ハブ22と、外管1の基端部に取り付けられた外管ハブ
23とを固着する工程は、内管1を形成する工程および
内管1の基端部に内管ノ・ブ22を設ける工程さらに外
管1を形成する工程および外管2の基端部に外管ノ\ブ
23を設ける工程を行った後であればよい。
次に、外管2の先端部付近を内管1に固定する工程につ
いて、第9図および第10図を参照して説明する。
まず、最初に、内管1および外管2と接着性を有する材
料にて、部分的欠損部5aを有する充填材5を作成する
。そして、芯金70を挿通した内管1をか外管2に挿通
したのち、外管2と内管1の固定部となる位置に、充填
材を挿入する。そして、外管2の後端側あるいは先端側
より第2のルーメン確保用の芯金72、例えば、細い芯
金数本を、充填材5の欠損部5aを通過するように挿入
し、続いて、外管2と内管1の固定部となる位置付近に
、熱収縮性チューブ74(好ましくは、外管2および内
管1と接着性を有しない、例えば、熱収縮性シリコーン
チューブ)を被嵌する。この状態を第9図に示す。そし
て、外管2の先端部付近を、加熱装置76を用いて、部
分加熱し、第1O図に示すように、熱収縮性チューブ7
4を部分的に収縮させるとともに、充填材5を溶解させ
、内管lと外管2とを固定する。
そして、芯金70が挿入されているので、充填材5が溶
解しても、芯金70か抜去されることにより、芯金70
が存在してた部分が、欠損部となり、外管の先端部が完
全に閉塞することを防止する。
そして、このように熱収縮性チューブを用いることによ
り、内管1と外管2との固定とともに、外管2の先端を
テーパー状に縮径するものとすることかできる。
次に、外管2の先端部に拡張体3の基端部8を固着する
工程について説明する。
外管2の先端部に拡張体3の基端部8を固着する方法と
しては、例えば、内管lの先端または後端より内管1の
内径とほぼ等しいか、若干小さい外径を有する芯金を挿
入し、外管2の先端の拡張体の基端部の接着部となる部
分に適当量の接着剤を塗布した後、芯金の先端側より拡
張体3の基端部8の先端側端部が外管2の先端に一致す
るように挿入し、必要に応じて、加熱、キュアさせ、拡
張体3の基端部8を外管2の先端部に固着する。また、
拡張体と外管との接着強度を高めるために、外管2の先
端部をコロナ放電処理等の表面処理を行うことが好まし
い。
次に、内管lの先端部に拡張体3の先端部7を固着する
工程について説明する。
この固着工程においても、外管2の先端部に拡張体3の
基端部を固着する工程と同様に、内管lの内部に、内管
lの先端または後端より内管1の内径とほぼ等しいか、
若干小さい外径を有する芯金を挿入する。拡張体3は外
管2に固着されており、さらに内管1は外管2の内部に
挿入されおり、内管ハブ22と外管ハブ23とが固着さ
れている。そして、拡張体3の先端部は、内管1の先端
より突出した状態となっている。そして、拡張体3の先
端部の固着部分となる内管1の先端部に、適当量の接着
剤を塗布した後、加熱、キニアさせ、拡張体3の基端部
を内管の先端部に固着する。また、拡張体と内管との接
着強度を高めるために、内管1の先端部をコロナ放電処
理等の表面処理を行うことが好ましい。
そして、接合用のガラス型を芯金の先端側より拡張体3
の先端部7の上に位置するように被嵌し、このガラス型
を加熱装置により加熱し、拡張体3の先端部7か内管1
の先端部を被包するように処理することが好ましい。
このような先端加工は、目的とする先端形状に合致した
内部形状を有する金型(例えば、カラス型、金属型)内
に内管の先端部を挿入し、上記金型を加熱し、内管の先
端を金型の内部形状に加熱変形させることにより容易に
行うことができる。
[作用コ 次に、第1図ないし第6図に示した実施例の拡張体付カ
テーテルを用いて、第11図ないし第15図を参照して
、本発明の拡張体付カテーテルの作用を説明する。
血管内に生じた狭窄部の拡張治療を実施する前に、拡張
体付カテーテル内の空気をできる限り除去することが好
ましい。そこで、本発明のカテーテルの第2の開口部1
1にシリンジ等の吸引、注入手段を取り付けて、シリン
ジ内に液体(血管造影剤等)を入れ、吸引、注入を繰り
返して、第2のルーメンおよび拡張体内の空気を除去し
、液体と置換する。
拡張体付カテーテル40を挿入するにあたり、まずセル
ジンゴー法等により血管を確保した後、ガイドカテーテ
ル用ガイドワイヤー(図示せず)を血管内に留置し、そ
れに沿ってガイドカテーテル30を血管内に挿入し、第
12図に示すように、目的病変部を有する冠動脈人口3
2にガイドカテーテル30を留置し、ガイドカテーテル
用ガイドワイヤーを抜去する。第11図に示すように、
カイトカテーテル30の後端に設けられたY字型コネク
ター50より、拡張体付カテーテル用ガイドワイヤー3
4を挿通した本発明の拡張体付カテーテル40を挿入し
、拡張体付カテーテル40の先端より拡張体付カテーテ
ル用ガイドワイヤー34を数cm突出させた状態にて、
血管内に挿入する。
チル30の先端より目的病変部を有する血管35に入り
、その後拡張体付カテーテル用ガイドワイヤー34を目
的病変部へ進め、その狭窄部36を通過させ留置する。
拡張体付カテーテル40は、拡張体付カテーテル用ガイ
ドワイヤー34に沿って透視下で内管1に設けられたX
線不透過マーカー14を目印に狭窄部36内に拡張体3
を位置させる。その後拡張体付カテーテル40のインジ
ェクションボートを形成する第2の開口部に接続された
圧力計付インジェクター54で数気圧から10数気圧程
度になるように血管造影剤を注入、第15図に示すよう
に狭窄部36を圧縮、量大させる。
そして、末梢側血流は、ガイドカテーテル30のY字コ
ネクター50の造影剤インジェクションボート52より
造影剤を注入し、X線造影にて確認する。血流改善が認
められたならば、拡張体付カテーテル40と拡張体付カ
テーテル用ガイドワイヤー34を抜去し、その後ガイド
カテーテルを抜去し、圧迫止血して手技を終える。
[発明の効果] 本発明の拡張体付カテーテルは、先端が開口している第
1のルーメンを有する内管と、該内管を挿通するととも
に、該内管の先端より所定長後退した位置に先端を有し
、該内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管
と、先端部および基端部を有し、該基端部が前記外管に
取り付けられ、該先端部か前記内管に取り付けられ、該
基端部付近にて第2のルーメンと連通ずる折り畳み可能
な拡張体と、前記第1のルーメンと連通する前記内管の
基端部に設けられた第1の開口部と、前記第2のルーメ
ンと連通ずる前記外管の基端部に設けられた第2の開口
部とを有し、前記外管の先端部付近は、前記第2のルー
メンを閉塞しない状態に前記内管に固定されているので
、外管と内管とが同軸的に設けられたコアキシャルタイ
プのカテーテルであっても、血管内挿入時における外管
上内管との進行の微妙なズレを防止し、このズレに起因
する折り畳まれた状態の拡張体の拡径を抑制することが
できるので、カテーテルの操作性、特にカテーテルの拡
張体部分を血管的狭窄部に挿入するか容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の拡張体付カテーテルの一実施例の先
端部の拡大断面図、第2図は、第1図におけるI−r線
断面図、第3図は、本発明の拡張体付カテーテルの一実
施例の基端部を示す図面、第4図は、第1図における■
−■線断面図、第5図は、第1図における■−■線断面
図、第6図は、本発明の拡張体付カテーテルの一実施例
の基端部の断面図、第7図および第8図は、本発明の拡
張体付カテーテルの他の実施例の断面図、第9図および
第10図は、本発明の拡張体付カテーテルの製造工程に
おける内管と外管の固定工程の説明図、第11図、第1
2図、第13図、第14図および第15図は、本発明の
拡張体付カテーテルの作用を説明するための説明図であ
る。 1・・・内管、      2・・・外管、3・・・拡
張体 5・・・充填材、 6・・・第2のルーメン 11・・・第2の開口部 14・・・補強体 20・・・分岐ハブ 40・・・拡張体付カテーテル 4・・・第1のルーメン 5a・・・欠損部 9・・・第1の開口部 j3・・・剛性付与体 一一一」二J 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 −51−ミ≧ミ 第14図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端が開口している第1のルーメンを有する内管
    と、該内管を挿通するとともに、該内管の先端より所定
    長後退した位置に先端を有し、該内管の外面との間に第
    2のルーメンを形成する外管と、先端部および基端部を
    有し、該基端部が前記外管に取り付けられ、該先端部が
    前記内管に取り付けられ、該基端部付近にて第2のルー
    メンと連通する折り畳み可能な拡張体と、前記第1のル
    ーメンと連通する前記内管の基端部に設けられた第1の
    開口部と、前記第2のルーメンと連通する前記外管の基
    端部に設けられた第2の開口部とを有し、前記外管の先
    端部付近は、前記第2のルーメンを閉塞しない状態に前
    記内管に固定されていることを特徴とする拡張体付カテ
    ーテル。
  2. (2)前記第2のルーメン内には、軸方向に延びる線状
    体により形成された剛性付与体が設けられている請求項
    1に記載の拡張体付カテーテル。
  3. (3)前記剛性付与体の先端は、前記外管と内管の固定
    位置より基端側にあり、かつ固定されていないものであ
    る請求項2に記載の拡張体付カテーテル。
  4. (4)前記外管と内管の固定は、該内管の外径とほぼ等
    しい外径と、前記外管の内径をほぼ等しい外径と有し、
    さらに部分的欠損部を有する充填材により行われている
    請求項1に記載の拡張体付カテーテル。
  5. (5)前記充填材は、全周の1/2以上の肉厚部分を有
    している請求項4に記載の拡張体付カテーテル。
  6. (6)前記拡張体は、中央部分に略円筒部分を有してお
    り、前記内管には、該略円筒部分の対応する位置に補強
    体が設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載
    の拡張体付カテーテル。
  7. (7)前記補強体は、X線不透過材料により形成されて
    いる請求項6に記載の拡張体付カテーテル。
  8. (8)前記補強体は、前記内管の外面に巻き付けられた
    コイル状線状体により形成されている請求項6または7
    に記載の拡張体付カテーテル。
  9. (9)前記コイル状線状体は、両端部分が密に巻かれて
    いる請求項7に記載の拡張体付カテーテル。
  10. (10)前記外管の先端は、縮径している請求項1ない
    し9のいずれかに記載のカテーテル。
  11. (11)前記外管の先端は、前記内管に固定されておら
    ず、縮径しているとともに、前記補強体の一部は、縮径
    した外管の先端部により内管に固定されている請求項7
    ないし9のいずれかに記載の拡張体付カテーテル。
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