JPH0423662B2 - - Google Patents

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JPH0423662B2
JPH0423662B2 JP5894285A JP5894285A JPH0423662B2 JP H0423662 B2 JPH0423662 B2 JP H0423662B2 JP 5894285 A JP5894285 A JP 5894285A JP 5894285 A JP5894285 A JP 5894285A JP H0423662 B2 JPH0423662 B2 JP H0423662B2
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JP
Japan
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bis
dianhydride
polyimide resin
dicarboxyphenyl
resin composition
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JP5894285A
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Masatoshi Yoshida
Yasuo Myadera
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Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体の多層配線の絶縁膜、α線シ
ールド膜、フレキシブル印刷回路基板など、各種
エレクトロニクスの絶縁膜として有用なポリイミ
ド樹脂組成物に関する。 〔従来の技術〕 従来使用されているポリイミド樹脂は、プレポ
リマーであるポリアミド酸をN−メチルピロリド
ン、ジメチルアセトアミドなどアミド系溶媒に溶
解させたものが大部分を占めており、使用時に
は、溶媒の除去とポリアミド酸をイミド化させポ
リイミド樹脂に転化させるため、通常350℃以上
のキユア温度が必要となつている。このため、た
とえば、半導体チツプをリードフレームに取り付
け、金線ボンデイングを行つた後α線シールド膜
を形成した場合には、金線とアルミパツドの接合
部の接続信頼性を損なうという欠点があつた。ま
た、接続信頼性を保持するためにはキユア温度を
少なくとも250℃以下にする必要があるが、キユ
ア温度を250℃以下にするとイミド化が充分にお
こらず、耐熱性、電気特性などが劣る材料とな
る。 また、すでにイミド化が終わつたポリイミド樹
脂をm−クレゾール等のフエノール系溶媒やN−
メチルピロリドン等のアミド系溶媒に溶解させた
ものもあるが、フエノール系溶媒の場合には、
250℃以下の温度で溶媒を完全に除去するのは難
しく、通常300℃程度の温度を使用している。ま
た、アミド系溶媒の場合には空気中の水分を吸収
して樹脂が析出し、塗膜が白化するという問題が
ある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記問題点を解消し、250℃以下で
キユア可能で、充分な特性を発揮できるポリイミ
ド樹脂組成物を提供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、前記問題点を解決するため、ポ
リイミド樹脂、溶媒を種々検討した結果、イミド
化率90%以上のポリイミド樹脂を、 H(CF2−CF2oCOOH (n=1〜4の整数) で示されるフツソ化カルボン酸に溶解させたポリ
ミイド樹脂組成物を使用することで前記問題点を
解決できることを見出し、本発明を完成した。 本発明によるポリイミド樹脂組成物は、250℃
以下の温度でキユアすることができる。 本発明では、イミド化率90%以上で、通常クル
ゾールを溶媒として合成できるポリイミド樹脂が
使用できるが、特に、ガラス転移温度が210℃以
下のものが、シリコンウエハなどの基材との接着
性、フツソ化カルボン酸への溶解性の面から好ま
しい。また、ポリイミド樹脂組成物の調整方法
は、アミド系溶媒中、100℃未満の温度でポリア
ミド酸を製造後、公知の方法でポリイミド樹脂に
転化させてポリイミド樹脂粉末を得た後フツソ化
カルボン酸に溶解させる方法、クレゾール中で重
合、イミド化を一度に行い、直接ポリイミド樹脂
溶液を製造した後、非溶媒を加え沈澱させ、濾
過、乾燥を行いポリイミド樹脂粉末を得た後フツ
ソ化カルボン酸に溶解させる方法、フツソ化カル
ボン酸中で反応を行い、直接ポリイミド樹脂組成
物を得る方法などがあるが、フツソ化カルボン酸
中で反応させ直接ポリイミド樹脂組成物を得る方
法が、製造工程が最も簡単で好ましい。 本発明に使用するポリイミド樹脂は、3,3′,
4,4′−ベンゾフエノンテトラカルボン酸二無水
物を主成分とする酸成分と、ビス(3−アミノ−
フエノキシフエニル)スルホンを主成分とするジ
アミン成分とから製造されるポリイミド樹脂が接
着性、フツソ化カルボン酸への溶解性の面から好
ましいが、その他通常ポリイミド樹脂を製造する
のに使用されるテトラカルボン酸類、ジアミンも
フツソ化カルボン酸に可溶な範囲で使用すること
ができる。 ポリイミド樹脂のイミド化率は90%以上のもの
が用いられ、90%未満のものではキユア時におけ
る縮合水による発泡あるいはピンホールの生成が
あるので好ましくない。 なおイミド化率は赤外線吸収スペクトルのイミ
ド環の吸収によつて測定した。 また、本発明に使用するポリイミド樹脂のガラ
ス転移温度は、キユア温度より40℃以上低いもの
が接着性の点で好ましい。たとえばキユア温度を
250℃とした場合には好ましいポリイミド樹脂の
ガラス転移温度は210℃以下となる。 なおポリイミド樹脂のガラス転移温度は、真空
理工(株)製 熱機械試験器 TMA−1500を用い、
昇温速度5℃/分、加重5g、引張りモードで測
定した。 本発明で使用するのに適当な酸無水物の例とし
ては次のものがある。 ピロメリツト酸二無水物、2,2−ビス(2,
3−ジカルボキシフエニル)ヘキサフルオロプロ
パン二無水物、3,3′,4,4′−ジフエニルテト
ラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフタ
レンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7
−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,
2′,3,3′−ジフエニルテトラカルボン酸二無水
物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフエニ
ル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボ
キシフエニル)スルホン二無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフエニル)スルフアイド二無水
物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸
二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフエニ
ル)エーテル二無水物、ナフタレン−1,2,
4,5−テトラカルボン酸二無水物、ナフタレン
−1,4,5,8−テトラカルボン酸二無水物、
2,6−ジクロルナフタレン−1,4,5,8−
テトラカルボン酸二無水物、2,7−ジクロルナ
フタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸二
無水物、2,3,6,7−テトラクロルナフタレ
ン−1,4,5,8−テトラカルボン酸二無水
物、フエナンスレン−1,8,9,10−テトラカ
ルボン酸二無水物、2,2−ビス(2,3−ジカ
ルボキシフエニル)プロパン二無水物、1,1−
ビス(2,3−ジカルボキシフエニル)エタン二
無水物、1,1−ビス(3,4−ジカルボキシフ
エニル)エタン二無水物、ビス(2,3−ジカル
ボキシフエニル)メタン二無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフエニル)メタン二無水物、ビス
(3,4−ジカルボキシフエニル)スルホン二無
水物、ベンゼン−1,2,3,4−テトラカルボ
ン酸二無水物、3,4,3′,4′−ベンゾフエノン
テトラカルボン酸二無水物、2,3,2′,3′−ベ
ンゾフエノンテトラカルボン酸二無水物、2,
3,3′,4′−ベンゾフエノンテトラカルボン酸二
無水物、ピラジン−2,3,5,6−テトラカル
ボン酸二無水物、チオフエン−2,3,4,5−
テトラカルボン酸二無水物、エチレンテトラカル
ボン酸二無水物、デカヒドロナフタレン−1,
4,5,8−テトラカルボン酸二無水物、4,8
−ジメチル−1,2,3,5,6,7−ヘキサヒ
ドロナフタレン−1,2,5,6−テトラカルボ
ン酸二無水物、シクロペンタン−1,2,3,4
−テトラカルボン酸二無水物、ピロリジン−2,
3,4,5−テトラカルボン酸二無水物、1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物、
ビシクロ−(2,2,2)−オクト(7)−エン−2,
3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、2,
3,3′,4′−ビフエニルテトラカルボン酸二無水
物、3,4,3′,4′−ビフエニルテトラカルボン
酸二無水物、2,3,2′,3′−ビフエニルテトラ
カルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキ
シフエニル)ジメチルシラン二無水物、ビス
(3,4−ジカルボキシフエニル)メチルフエニ
ルシラン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシ
フエニル)ジフエニルシラン二無水物、ビス
(2,3−ジカルボキシフエニル)ジメチルシラ
ン二無水物、1,4−ビス(3,4−ジカルボキ
シフエニルジメチルシリル)ベンゼン二無水物、
1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二
無水物、p−フエニレン−ビス(トリメリツト酸
モノエステル酸無水物)、エチレングリコールビ
ス(トリメツト酸無水物)、2,2−ビス(3,
4−ジカルボキシフエニル)ヘキサフロロプロパ
ン二無水物、2,2−ビス〔4−(3,4−ジカ
ルボキシフエノキシ)フエニル〕ヘキサフロロプ
ロパン二無水物、4,4′−ビス(3,4−ジカル
ボキシフエノキシ)ジフエニルスルフアイド二無
水物、ビス〔4−(3,4−ジカルボキシフエノ
キシ)フエニル〕スルホン二無水物、4,4′−
(1,4−フエニレン)ビス(3,5,6−トリ
フエニルフタル酸無水物)、4,4′−オキシジ−
1,4−フエニレン)ビス(3,5,6−トリフ
エニルフタル酸無水物)、グリセリントリス(ト
リメリツト酸無水物)、グリセリンビス(トリメ
リツト酸無水物)モノ酢酸エステル、無水メリト
酸。これら二無水物は2種以上混合して用いるこ
ともできる。 本発明で使用するのに適当なジアミンの例とし
ては、次のものがある。 2,2−ビス(4−アミノ−フエニル)プロパ
ン、2,6−ジアミノ−ピリジン、ビス−(4−
アミノ−フエニル)ジエチルシラン、ビス−(4
−アミノ−フエニル)ジフエニルシラン、1,3
−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン、ベンジジン、3,
3−ジクロル−ベンジジン、3,3′−ジメトキシ
ベンジジン、ビス−(4−アミノ−フエニル)エ
チルホスフインオキサイド、ビス−(4−アミノ
−フエニル)−N−ブチルアミン、ビス−(4−ア
ミノ−フエニル)−N−メチルアミン、3,3′−
ジメチル−4,4′−ジアミノジフエニル、N−
(3−アミノフエニル)−4−アミノベンズアミ
ド、4−アミノフエニル−3−アミノ安息香酸、
3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエニル
メタン、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジアミノ
ジフエニルメタン、3,3′−ジエトキシ−4,
4′−ジアミノジフエニルメタン、3,3′−ジカル
ボキシ−4,4′−ジアミノジフエニルメタン、
3,3′−ジフロロ−4,4′−ジアミノジフエニル
メタン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジ
フエニルメタン、3,3′−ジブロム−4,4′−ジ
アミノジフエニルメタン、3,3′−ジヒドロキシ
−4,4′−ジアミノジフエニルメタン、3,3′−
ジスルホ−4,4′−ジアミノジフエニルメタン、
3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエニル
エーテル、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジアミ
ノジフエニルエーテル、ビス(3−アミノ−フエ
ノキシフエニル)スルホン、ビス(4−アミノ−
フエノキシフエニル)スルホン、ビス(3−アミ
ノ−フエノキシフエニル)ヘキサフルオロプロパ
ン、ビス(4−アミノ−フエノキシフエニル)ヘ
キサフルオロプロパン、3,3′−ジスルホ−4,
4′−ジアミノジフエニルスルフアイド、3,3′−
ジアミノジフエニルメタン、3,3′−ジアミノジ
フエニルエーテル、3,3′−ジアミノジフエニル
スルホン、3,3′−ジアミノジフエニルプロパ
ン、3,3′−ジアミノジフエニルスルフアイド、
2,4−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノト
ルエン、パラーフエニレンジアミン、メタ−フエ
ニレンジアミン、4,4′−ジアミノジフエニルプ
ロパン、4,4′−ジアミノジフエニルメタン、
3,3′−ジアミノベンゾフエノン、4,4′−ジア
ミノジフエニルスルフアイド、4,4′−ジアミノ
ジフエニルスルホン、3,4′−ジアミノジフエニ
ルエーテル、4,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル、1,5−ジアミノナフタレン、3,3′−ジメ
トキシベンジジン、2,4−ビス(ベータ−アミ
ノ−t−ブチル)トルエン、ビス−(パラ−ベー
タ−アミノ−t−ブチル−フエニル)エーテル、
ビス−パラ−(ベータ−メチル−デルタ−アミノ
−ペンチル)ベンゼン、ビス−パラ−(1,1−
ジメチル−5−アミノ−ペンチル)ベンゼン、1
−イソプロピル−2,4−メタフエニレンジアミ
ン、m−キシレンジアミン、1,4−ビス(4−
アミノフエノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4
−アミノフエノキシ)ベンゼン、3,3′−ジエト
キシ−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、
3,3′−ジカルボキシ−4,4′−ジアミノジフエ
ニルエーテル、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジア
ミノジフエニルエーテル、3,3′−ジヒドロキシ
−4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、3,
3′−ジスルホ−4,4′−ジアミノフエニルエーテ
ル、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエ
ニルスルホン、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジ
アミノジフエニルスルホン、3,3′−ジエトキシ
−4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、3,
3′−ジカルボキシ−4,4′−ジアミノジフエニル
スルホン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノ
ジフエニルスルホン、3,3′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、3,3′−
ジスルホ−4,4′−ジアミノジフエニルスルホ
ン、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエ
ニルプロパン、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ジ
アミノジフエニルプロパン、3,3′−ジエトキシ
−4,4′−ジアミノジフエニルプロパン、3,
3′−ジカルボキシ−4,4′−ジアミノジフエニル
プロパン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノ
ジフエニルプロパン、3,3′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジアミノジフエニルプロパン、3,3′−
ジスルホ−4,4′−ジアミノジフエニルプロパ
ン、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエ
ニルスルフアイド、3,3′−ジメトキシ−4,
4′−ジアミノジフエニルスルフアイド、3,3′−
ジエトキシ−4,4′−ジアミノジフエニルスルフ
アイド、3,3′−ジカルボキシ−4,4′−ジアミ
ノジフエニルスルフアイド、3,3′−ジクロロ−
4,4′−ジアミノジフエニルスルフアイド、3,
3′−ジヒドロキシ−4,4′−ジアミノジフエニル
スルフアイド、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタ
メチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノ
ナメチレンジアミン、テカメチレンジアミン、ジ
アミノ−プロピルテトラメチレンジアミン、3−
メチルヘプタメチレンジアミン、4,4′−ジメチ
ルヘプタメチレンジアミン、2,11−ジアミノ−
ドデカン、1,2−ビス−(3−アミノ−プロポ
キシ)エタン、2,2−ジメチル−プロピレンジ
アミン、3−メトキシ−ヘキサメチレンジアミ
ン、3,3′−ジメチルベンジジン、2,5−ジメ
チルヘキサメチレンジアミン、2,5−ジメチル
ヘプタメチレンジアミン、5−メチル−ノナメチ
レンジアミン、2,17−ジアミノ−アイコサデカ
ン、1,4−ジアミノ−シクロヘキサン、1,10
−ジアミノ−1,10−ジメチルデカン、1,12−
ジアミノ−オクタデカン、ならびに1,3,5−
トリアミノベンゼン、2,4,6−トリアミノ−
トリアジン、1,2,3−トリアミノプロパン、
4,4′,4″−トリアミノトリフエニルメタン、お
よび4,4′,4″−トリアミノトリフエニルカルビ
ノールのようなトリアミン。これらジアミン類を
2種以上混合して用いることもできる。 本発明に使用するフツソ化カルボン酸は、 H(CF2−CF2oCOOH (n=1〜4の整数) で表されるものが使用でき、好ましくはn=1、
2のものが250℃の温度で短時間でキユアできる
のでよい。 具体例としては、テトラフルオロプロピオン酸
b.p.133〜134℃で、オクタフルオロ吉草酸b.p.165
〜166℃、ドデカンフルオロヘプタン酸、ヘキサ
デカンフルオロペラルゴン酸のようなものが用い
られる。 また、トルエン、キシレンといつた炭化水素系
の溶媒もフツソ化カルボン酸と混合して使用する
ことができる。 また、ポリイミド樹脂100重量部に対して、こ
れらの溶媒は100〜1000重量部用いられる。 〔実施例〕 以下、実施例を示す。 実施例 1、2 温度計、撹拌機、窒素ガス導入管、リービツヒ
コンデンサーを備えた500mlの四口フラスコにビ
ス(3−アミノフエノキシフエニル)スルホン
19.44g、1,3−ビス(3−アミノプロピル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン1.24
g、3,3′,4,4′−ベンゾフエノンテトラカル
ボン酸二無水物、16.1g、クレゾール300g、キ
シレン50gを入れ、内容物を撹拌し、窒素ガスを
通じながら、温度を上げた。約100℃になると完
全に溶解し、生成した水の放出が始まつた。140
℃で5時間反応させた。この生成溶液をガラス板
に塗布し、減圧下、80℃で溶媒を除去してフイル
ムを得た。このフイルムの赤外線吸収スペクトル
をみると、1770cm-1、720cm-1にイミド環にもと
づく吸収が認められ、アミド結合の吸収が認めら
れなかつたので、イミド化率90%以上のポリイミ
ド樹脂であることがわかつた。 上記生成溶液をアセトン中に注いで沈澱させ、
濾過、乾燥し粉状の樹脂を得た。この樹脂の還元
粘度ηsp/cを測定した結果、0.62dl/g(溶媒
クレゾール、濃度0.5g/100ml溶液、温度30℃)
であつた。また、この樹脂のガラス転移温度は
196℃であつた。 得られたポリイミド樹脂粉末15gをテトラフル
オロプロピオン酸85g(実施例1)、オクタフル
オロ吉草酸85g(実施例2)にそれぞれ再溶解
し、ポリイミド樹脂組成物を調整した。 これら調整したポリイミド樹脂組成物をシリコ
ンウエハ上にスピンコートした。この時形成した
塗膜が白化することはなかつた。次に、オーブン
中で150℃30分、250℃30分加熱し、溶媒を除去し
た。 形成された皮膜は、常態でシリコンウエハへの
密着性は良好であつた。また、121℃2気圧のプ
レツシヤークツカーテスト(以下PCTという)
処理後でも剥離せず、接着性が良好であることが
わかつた。 また、調整したポリイミド樹脂組成物1.0gを
40mmφのアルミ製シヤーレに秤量した後、250℃
で熱処理を行い、ポリイミド樹脂組成物の重量変
化を測定したところ、30分間で溶媒等揮発する成
分が完全に除去できることがわかつた。 比較例 1 実施例1で得られたポリイミド樹脂粉末15gを
N−メチル−2−ピロリドン85gに再溶解し、ポ
リイミド樹脂組成物を調整した。 この調整したポリイミド樹脂組成物をシリコン
ウエハ上にスピンコートしたところ、スピンコー
ト中に塗膜が白化し、試験に供するような良好な
塗膜を得ることはできなかつた。 比較例 2 実施例1で得られたポリイミド樹脂粉末15gを
m−クレゾール85gに再溶解したこと以外は実施
例1と同様にしてシリコンウエハ上に皮膜を形成
した。 皮膜を形成する際に白化することはなかつた。 形成された皮膜は、常態ではシリコンウエハへ
の密着性は良好であつたが、PCT処理後では全
面剥離した。
〔発明の効果〕
本発明のフツソ化カルボン酸に溶解しているポ
リイミド樹脂組成物は、スピンコート中に塗膜が
白化するといつた問題がなく、また、250℃以下
でキユアさせることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イミド化率90%以上のポリイミド樹脂を H(CF2−CF2oCOOH (n=1〜4の整数) で示されるフツソ化カルボン酸に溶解したことを
    特徴とするポリイミド樹脂組成物。 2 イミド化率90%以上のポリイミド樹脂のガラ
    ス転移温度が210℃以下である特許請求の範囲第
    1項記載のポリイミド樹脂組成物。 3 フツソ化カルボン酸の沸点が100〜200℃であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載のポリイ
    ミド樹脂組成物。
JP5894285A 1985-03-22 1985-03-22 ポリイミド樹脂組成物 Granted JPS61215656A (ja)

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