JPH04236936A - 視線検出装置を有した光学装置 - Google Patents

視線検出装置を有した光学装置

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JPH04236936A
JPH04236936A JP3017093A JP1709391A JPH04236936A JP H04236936 A JPH04236936 A JP H04236936A JP 3017093 A JP3017093 A JP 3017093A JP 1709391 A JP1709391 A JP 1709391A JP H04236936 A JPH04236936 A JP H04236936A
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line
sight
eyeball
eye
photographer
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Akihiko Nagano
明彦 長野
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は視線検出装置を有した光
学装置に関し、特に観察系による被写体像が形成されて
いる観察面(ピント面)上のファインダー系を介して観
察者(撮影者)が観察している注視点方向の軸いわゆる
視線(視軸)を、観察者の眼球面上を照明したときに得
られる眼球の反射像を利用して検出するようにした視線
検出装置を有した光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より観察者が観察面上のどの位置を
観察しているかを検出する、いわゆる視線(視軸)を検
出する装置(例えばアイカメラ)が種々提案されている
【0003】例えば特開昭61−172552号公報に
おいては、光源からの平行光束を観察者の眼球の前眼部
へ投射し、角膜からの反射光による角膜反射像と瞳孔の
結像位置を利用して視軸を求めている。図9(A),(
B)は視線検出方法の原理説明図で、同図(A)は視線
検出光学系の要部概略図、同図(B)は同図(A)の光
電素子列6からの出力信号の強度の説明図である。
【0004】同図において5は観察者に対して不感の赤
外光を放射する発光ダイオード等の光源であり、投光レ
ンズ3の焦点面に配置している。
【0005】光源5より発光した赤外光は投光レンズ3
により平行光となりハーフミラー2で反射し、眼球20
1の角膜21を照明する。このとき角膜21の表面で反
射した赤外光の一部による角膜反射像(虚像)dはハー
フミラー2を透過し受光レンズ4により集光し光電素子
列6上の位置Zd´に再結像する。
【0006】また虹彩23の端部a,bからの光束はハ
ーフミラー2、受光レンズ4を介して光電素子列6上の
位置Za´,Zb´に該端部a,bの像を結像する。受
光レンズ4の光軸(光軸ア)に対する眼球の光軸イとの
なす角である回転角θが小さい場合、虹彩23の端部a
,bのZ座標をZa,Zbとすると、瞳孔24の中心位
置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表わされる。
【0007】また、角膜反射像dのZ座標と角膜21の
曲率中心OのZ座標は一致するため角膜反射像の発生位
置dのZ座標をZd、角膜21の曲率中心Oから瞳孔2
4の中心Cまでの距離をLOCとすると眼球光軸イと光
軸アとのなす角である回転角θは、 LOC*SINθ≒Zc−Zd      ‥‥(1)
の関係式を略満足する。
【0008】このため演算手段9において、同図(B)
のごとく光電素子列6面上に投影された各特異点(角膜
反射像d及び虹彩の端部a,b)の位置を検出すること
により眼球201の光軸イの回転角θを求めることがで
きる。この時(1)式は、 とかきかえられる。但し、βは受光レンズ4に対する眼
球の位置より決まる倍率である。
【0009】ところで観察者の眼球の光軸イと視軸とは
一致しない。特開平1−274736号公報には観察者
の眼球の光軸と視軸の角度補正を行なって視線を検出す
ることが開示されている。そこでは観察者の眼球の光軸
の水平方向の回転角θを算出し、眼球の光軸と視軸との
角度補正値をδとしたとき観察者の水平方向の視線θH
を θH=θ±δ              ‥‥‥‥(
3)として求めている。ここで符号±は、観察者に関し
て右への回転角を正とすると、観察装置をのぞく観察者
の目が左目の場合は+、右目の場合は−の符号が選択さ
れる。
【0010】又、図9(A)においては観察者の眼球が
Z−X平面(例えば水平面)内で回転する例を示してい
るが、観察者の眼球がX−Y平面(例えば垂直面)内で
回転する場合においても同様に検出可能である。
【0011】ただし、観察者の視線の垂直方向の成分は
眼球の光軸の垂直方向の成分θ´と一致するため垂直方
向の視線θVは θV=θ´              ‥‥‥‥(4
)となる。
【0012】図10は図9の視線検出装置を一眼レフカ
メラのファインダー系の一部に適用したときの光学系の
要部概略図である。
【0013】同図において撮影レンズ101を透過した
被写体光は、跳ね上げミラー102により反射しピント
板104の焦点面近傍に結像する。さらにピント板10
4にて拡散した被写体光はコンデンサーレンズ105、
ペンタダハプリズム106、そして光分割面1aを有す
る接眼レンズ1を介して撮影者のアイポイント201a
に入射している。
【0014】視線検出光学系は、撮影者(観察者)に対
して不感の赤外発光ダイオード等の光源5と投光レンズ
3とからなる照明手段(光軸ウ)と、光電素子列6、ハ
ーフミラー2及び受光レンズ4とからなる受光手段(光
軸ア)とから構成し、ダイクロイックミラーより成る光
分割面1aを有する接眼レンズ1の上方に配置している
。赤外発光ダイオード5から発した赤外光は光分割面1
aにおいて反射し、撮影者の眼球201を照明する。 さらに眼球201で反射した赤外光の一部は光分割面1
aで再反射し、受光レンズ4、ハーフミラー2を介して
光電素子列6上に集光する。光電素子列6上で得られた
眼球の像情報(例えば図9(B)で示す出力信号)より
演算手段9において撮影者の視線の方向を算出している
。即ち観察者が観察しているピント面104上の点(注
視点)を求めている。
【0015】このときの前述した水平方向の視線θHと
垂直方向の視線θVより撮影者が見ているピント面10
4上の位置(Zn,Yn)は として求めている。但しmはカメラのファインダー系で
決まる定数である。
【0016】このように一眼レフカメラにおいて撮影者
がピント面104上のどの位置を観察しているかを知る
ことができると、例えばカメラの自動焦点検出装置にお
いて焦点検出可能なポイントを画面中心のみならず画面
内の複数箇所に設けた場合、撮影者がそのうちの1つの
ポイントを選択して自動焦点検出を行なおうとする場合
、その1つを選択入力する手間を省き撮影者が観察して
いるポイント即ち注視点を焦点検出するポイントとみな
し、該ポイントを自動的に選択して自動焦点検出を行う
のに有効である。
【0017】一般にカメラは老若男女を問わず多くの人
が使用し、それを使用する撮影者(観察者)の眼球の大
きさ等はそれぞれ異なっている。
【0018】そこで一般に市販されている視線測定用の
アイカメラ(光学装置)においては使用者による個人差
等の補正を行って視線検出の誤差を小さくしている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】視線の個人差の補正方
法としては、通常視線検出装置(観察装置)のファイン
ダー系の中の2カ所以上に指標を設け観察者に該指標を
注視してもらう。その際に視線検出装置において検出さ
れる注視点の座標と実際の指標の位置とを比較して行っ
ている。このとき観察者個人の補正データを視線検出装
置に記憶し、該補正データに基づいて視線の算出を実行
している。
【0020】しかしながら人の眼球の角膜は該角膜の眼
球の光軸と交わる点を中心に数mm以内はほぼ球形であ
るが、それから外れる領域では偏平した形状をなしてい
る。
【0021】又、視線検出装置の照明用の光源は一般に
2個で眼球を側方から斜めに照明するように配置してい
る。そのため角膜反射像を利用して視線の補正データを
得ようとする際、二つの角膜反射像を形成するそれぞれ
の光束が角膜の光軸に対して対称でない領域で反射した
光からなっていると、二つの角膜反射像の位置が角膜の
光軸に対して対称な領域で反射した場合の位置に対して
ずれてしまい、正しい補正データが得られないという欠
点があった。
【0022】同様に、視線の補正データは角膜反射像の
ほかに虹彩像も用いて得られるが、瞳孔と虹彩の境界に
ある2点の虹彩像を形成するそれぞれの光束が角膜の光
軸に対して対称でない領域を透過した光から成っている
と、2点の虹彩像の位置が、角膜の光軸に対して対称な
領域を透過した場合の位置に対してずれてしまい、正し
い補正データが得られないという欠点があった。
【0023】本発明は2つの角膜反射像及び2点の虹彩
像を形成する為の光束を眼球に対し角膜の光軸に対して
略対称な領域で反射及び透過するように入射させて、眼
球の大きさ等の個人差により生じる視線の個人差を補正
する為の補正データを正確に検出し、高精度な視線検出
を可能とした視線検出装置を有した光学装置の提供を目
的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の視線検出装置を
有した光学装置は、ファインダー系を覗く観察者の眼球
の視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段で得
られた視線を該ファインダー系内に表示した指標を用い
て補正する視線補正手段とを有する視線検出装置を有し
た光学装置であって、該ファインダー系を覗く観察者の
眼球が右眼であるか左眼であるかを判別手段で判別し、
該判別手段からの信号に基づいて、該ファインダー系内
に表示する複数の指標から所定の指標を選択手段で選択
し、表示するようにしたことを特徴としている。
【0025】特の本発明では、前記視線検出手段からの
光束を観察者の眼球の角膜の光軸に対して略対称な領域
で反射及び透過するように入射させて、2つの角膜反射
像及び2点の虹彩像を形成し、これらの各像の所定面上
における位置座標を検出することにより、眼球の大きさ
により生じる視線の検出誤差を補正する補正データを得
ていることを特徴としている。
【0026】
【実施例】図1(A)は本発明を一眼レフカメラに適用
したときの実施例1の光学系の要部概略図、同図(B)
は同図(A)の一部分の説明図である。図2は図1(A
)の自動焦点検出装置の一部分の要部概略図、図3(A
)は本発明における視線検出方法の原理説明図、図3(
B)は図3(A)のイメージセンサからの出力強度の説
明図である。
【0027】図中、1は接眼レンズで、その内部には可
視光透過・赤外光反射のダイクロイックミラー1aが斜
設しており、光路分割器を兼ねている。4は受光レンズ
、5(5a,5b,5c)は照明手段であり、例えば観
察者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイオードか
ら成っている。16はイメージセンサーである。受光レ
ンズ4とイメージセンサー16は受光手段の一要素を構
成している。
【0028】イメージセンサー16は光電素子列を2次
元的に配置した構成より成り、受光レンズ4及び接眼レ
ンズ1に関して所定の位置(眼鏡を使用しない撮影者の
一般的なアイポイントの位置)にある眼の瞳孔近傍と共
役になるように配置している。
【0029】9は視線演算処理装置で、視線補正データ
であるところの眼球の光学定数算出、視線演算機能の他
に赤外発光ダイオード5a,5b,5cの制御機能を有
している。各要素1,4,5,16より眼球の視線検出
手段を構成している。
【0030】101は撮影レンズ、102はクイックリ
ターン(QR)ミラー、103は表示素子、104はピ
ント板、105はコンデンサーレンズ、106はペンタ
ダハプリズム、107はサブミラー、108は多点焦点
検出装置であり、撮影画面内の複数の領域を選択して焦
点検出を行っている。
【0031】多点焦点検出装置の説明は本発明理解のた
めに必要ないため概略に止める。即ち本実施例では図2
に描く様に撮影レンズ101の予定結像面近傍に配され
、夫々測距域を決める複数のスリットを有する視野マス
ク110と各スリット内の像に対してフィールドレンズ
の作用を果たすレンズ部材111を近接配置し、更にス
リット数に応じた再結像レンズの組112と光電素子列
の組113を順置する。スリット110、フィールドレ
ンズ111、再結像レンズの組112、そして光電素子
列の組113はそれぞれ周知の焦点検出系を構成してい
る。109はカメラ制御装置であり、ファインダー内表
示素子駆動、焦点検出演算及びレンズ駆動機能等を有し
ている。
【0032】本実施例では撮影レンズ101の透過した
被写体光の一部はQRミラー102によって反射してピ
ント板104近傍に被写体像を結像する。ピント板10
4の拡散面で拡散した被写体光はコンデンサーレンズ1
05、ペンタダハプリズム106、接眼レンズ1を介し
てアイポイントEに導光している。
【0033】ここで表示素子103は例えば偏光板を用
いない2層タイプのゲスト−ホスト型液晶素子で、図5
に示すようにファインダー視野内に眼球の光学定数(角
膜半径r及び前房深さt)検出用の指標(図中指標51
,52,53)を表示している。
【0034】又、撮影レンズ101を透過した被写体光
の一部はQRミラー102を透過し、サブミラー107
で反射してカメラ本体底部に配置された前述の多点焦点
検出装置108に導光している。さらにカメラ制御装置
109からの信号に基づいて多点焦点検出装置108で
選択した被写体面上の位置の焦点検出情報に基づいて撮
影レンズ駆動装置(不図示)により撮影レンズ101の
繰り出し(もしくは繰り込み)が行なわれ、焦点調節が
行なわれる。
【0035】本実施例に係る視線検出装置としては符番
1,4,5,16で表わされた部材より構成された視線
検出手段と、眼球像より眼球の光学定数算出、視線補正
演算を行う視線演算処理装置9とから構成している。又
眼球の光学定数算出時には、カメラのファインダー系を
覗く撮影者の眼が右眼であるか左眼であるかを判別する
判別機能(判別手段)と、カメラのファインダー系を覗
く撮影者の眼により指標を選択する選択機能(選択手段
)が働くようになっている。
【0036】ここで赤外発光ダイオード5a,5bは図
中X−Y平面に関して対称に配置している。赤外発光ダ
イオード5b,5cは図中Z−X平面に関して対称に配
置している。又赤外発光ダイオード5a,5bとの間隔
と赤外発光ダイオード5b,5cとの間隔とが異なるよ
うに設定している。
【0037】該視線検出手段において、赤外発光ダイオ
ード5(5a,5b,5c)から放射される赤外光は、
接眼レンズ1に入射しダイクロイックミラー1aにより
一部反射されアイポイントE近傍に位置する観察者の眼
球201を照明する。また眼球201で反射した赤外光
は、ダイクロイックミラー1aで反射され受光レンズ4
によって収斂しながらイメージセンサー16上に像を形
成する。これらの眼球像データより観察者の視線を算出
している。
【0038】次に図3(A),(B)を用いて視線検出
方法について説明する。
【0039】同図において5a,5bは観察者に対して
不感の赤外光を放射する発光ダイオード等の光源であり
、各光源は光軸アに対してZ方向に略対称に配置し、観
察者の眼球を発散照明している。光源5bより放射され
た赤外光は角膜21の表面で一部反射される。ここで角
膜21にて反射した赤外光によって形成される角膜反射
像(虚像)dのX軸方向の位置は角膜21の曲率半径r
に依存し、該虚像dの角膜21の表面からの距離Xdは
、赤外発光ダイオード5bと角膜21とのX軸方向の距
離をsとすると、     1/Xd+1/s=2/r         
         ‥‥‥‥(6)の関係式を満足する
。角膜21の表面で反射した赤外光の一部は受光レンズ
4により集光されイメージセンサー16上の位置d´に
再結像する。このとき角膜反射像dのイメージセンサー
16への結像倍率β1は、視線検出光学系の基準位置(
例えば図1(B)における接眼レンズ1の射出面)から
観察者の眼球の角膜21までの距離Xtと、角膜21の
曲率半径rとの関数で表わされる。
【0040】同様に光源5aより放射された赤外光は角
膜21の表面で一部反射される。ここで角膜21にて反
射した赤外光によって形成される角膜反射像(虚像)e
のX軸方向の位置は角膜21の曲率半径rに依存し、該
虚像eの角膜21の表面からの距離Xeは距離Xdとほ
ぼ同じである。角膜21の表面で反射した赤外光の一部
は受光レンズ4により集光されイメージセンサー16上
の位置e´に再結像する。このとき角膜反射像eのイメ
ージセンサー16への結像倍率β1は距離Xtと角膜2
1の曲率半径rとの関数で表わされる。
【0041】一般に角膜反射像d及びeの中点のZ座標
は角膜21の曲率中心OのZ座標Zoと一致しないため
これをΔz(Xt,r)だけ補正する必要がある。
【0042】又、虹彩23の端部a,bからの光束は受
光レンズ4を介してイメージセンサー16上の位置a´
,b´に該端部a,bの像を結像する。受光レンズ4の
光軸(光軸ア)に対する眼球の光軸イの回転角θが小さ
い場合、虹彩23の端部a,bのZ座標をZa,Zbと
すると、瞳孔24の中心位置cの座標ZcはZc≒(Z
a+Zb)/2 と表わされる。
【0043】このとき瞳孔24の中心位置cの角膜21
の表面からのX軸方向の距離Xcは前房深tとほぼ等し
く、瞳孔24の中心位置cのイメージセンサー16への
結像倍率β2は距離Xtと前房深tとの関数で表わされ
る。
【0044】又、角膜反射像の発生位置d,eのZ座標
をZd,Ze、角膜21の曲率中心Oと瞳孔24の中心
Cまでの距離をLOC(≒r−t)とすると、眼球光軸
イの回転角θは(1)式より、 LOC*sinθ≒Zc−((Zd+Ze)/2+Δz
(Xt,r))‥(7)の関係式を略満足する。このた
め視線演算処理装置9において図3(B)のごとくイメ
ージセンサー16上の一部に投影した各特徴点(角膜反
射像d,e及び虹彩の端部a,b)の位置を検出し、こ
れにより眼球の光軸イの回転角θを求めている。このと
き(7)式は、(r−t)*sinθ≒((Za´+Z
b´)/2)/β2(Xt,t)  −((Zd´+Z
e´)/2+Δz(Xt,r))/β1(Xt,t)(
8)と書き換えられる。さらに眼球の回転角θは  θ
≒arcsin{(Zc´/β2(Xt,t)−   
   (Zg´+Δz(Xt,r))/β1(Xt,r
))/(r−t)}                
                         
               ‥‥‥‥(9)と書き
換えられる。但し Zc´≒(Za´+Zb´)/2 Zg´≒(Zd´+Ze´)/2 である。ところで撮影者の眼球の光軸と視軸とは一致し
ない。この為、撮影者の眼球光軸の水平方向の回転角θ
を算出し、眼球の光軸と視軸との角度補正δをすること
により撮影者の水平方向の視線θHは求めている。撮影
者の水平方向の視線θHは θH=θ−δ                  ‥
‥‥(10)と求めている。又眼球の光軸と視軸との補
正角度δの絶対値は撮影者によって異なる値をとる。
【0045】更に撮影者が見ているピント板104上の
位置Znは Zn≒m*θH                ‥‥
‥‥(11)として求めている。ただし、mはカメラの
ファインダー系で決まる定数である。
【0046】以上のように撮影者の眼球の角膜半径r、
前房深tの値及び眼球の光軸と視軸との補正角度δを予
め求めておき眼球光学系の個人差を含んだ視線の補正算
出式に基づき視線演算処理装置9のマイクロコンピュー
タのソフトで撮影者の視線及びピント板104上での注
視点を求めている。
【0047】本発明にかかる視線検出装置において、撮
影者の眼球光学系の光学定数は以下のように求めている
【0048】図4はイメージセンサー16面上の眼球像
で図1(B)における赤外発光ダイオード5a,5b,
5cを点灯させ、イメージセンサー16上には図4に示
すような三つの角膜反射像d´,e´,f´を形成して
いる。
【0049】ここで赤外発光ダイオード5a,5bは図
1(B)中X−Y平面に関して対称に配置し、赤外発光
ダイオード5b,5cは図中Z−X平面に関して対称に
配置しており、また赤外発光ダイオード5a,5bとの
間隔と赤外発光ダイオード5b,5cとの間隔とが異な
るように設定している。このため形成した角膜反射像d
´及びe´の間隔ΔZと角膜反射像d´及びf´の間隔
ΔYも異なる。
【0050】前記角膜反射像の間隔ΔZ,ΔYは視線検
出光学系の基準位置(例えば図1(B)における接眼レ
ンズ1の射出面)から観察者の眼球の角膜21までの距
離Xtと角膜21の曲率半径rとの関数であるため、距
離Xtと角膜半径rは Xt=a1(r)*ΔZ**2+a2(r)*ΔZ+a
3(r)    (12)r=b1(Xt)*ΔY**
2+b2(Xt)*ΔY+b3(Xt)(13)と表わ
される。
【0051】ここで係数a1(r),a2(r),a3
(r),b1(Xt),b2(Xt),b3(Xt)は
視線検出光学系の構成により決まる値である。角膜反射
像の間隔ΔZ及びΔYを検出し、前記(12),(13
)式に基づいて距離Xtと角膜半径rを算出している。
【0052】撮影者の眼球の前房深tはカメラのファイ
ンダー系内の指標を注視してもらうことにより検出して
いる。
【0053】撮影者が図5に示したカメラのファインダ
ー系内の指標n(ピント板104上でのZ座標Zn)を
注視したとき(11)式は (r−t)*sin(Zn/m−δ)≒Zc´/β2(
Xt,t)−(Zg´+Δz(Xt,r))/β1(X
t,r)                     
                         
          ‥‥‥(14)と書き換えられる
。ファインダー系を覗く眼が右眼である撮影者の場合、
二つの角膜反射像を形成するそれぞれの光束が撮影者の
眼球の角膜の光軸に対してほぼ対称な領域で反射するよ
うに例えば選択手段で指標51(ピント板104上での
Z座標Z1)及び指標52(ピント板104上でのZ座
標Z2)を選択する。撮影者の眼球の光軸イの回転角の
視線検出光学系の光軸アとのなす角が小さくなるため(
14)式は (r−t)*(Z1/m−δ)≒Zc1´/β2(Xt
1,t)    −(Zg1´+Δz(Xt1,r))
/β1(Xt1,r)    (15)(r−t)*(
Z2/m−δ)≒Zc2´/β2(Xt2,t)   
 −(Zg2´+Δz(Xt2,r))/β1(Xt2
,r)    (16)と表わされる。該(15),(
16)式より眼球の光軸と視軸との補正角度δを消去後
、各指標を注視したときに検出される眼球像の特徴点の
座標を代入することにより前房深tを算出している。前
房深tを求め、これより眼球の光軸と視軸との補正角度
δを算出している。
【0054】図6,図7は視線補正データであるところ
の眼球の光学定数検出のフローチャート図、図8は一眼
レフカメラの前部外観図である。図8中、31はモード
選択ボタン、32は電子ダイヤル、33はレリーズスイ
ッチである。図6,図7,図8をもとに眼球の光学定数
の検出方法を説明する。
【0055】カメラの電源(不図示)を投入後(#20
0)、撮影者がモード選択ボタン31を押しながら電子
ダイヤル32で眼球の光学検出モードを選択すると(#
201)視線演算処理装置9に記憶していた眼球の光学
定数が消去され(#202)新たに撮影者の眼球の光学
定数の検出が開始される。
【0056】又、カメラ制御装置109からの信号によ
り図5に示したファインダー系内中央に配された指標5
1が点滅を開始する(#203)。撮影者が眼球の光学
定数検出用の指標が表示中であることを認識すると、そ
の指標51を注視しながらレリーズスイッチ33の前段
を動作させる(#204)。レリーズスイッチ33の信
号に基づいて視線演算処理装置9は視線検出用の赤外発
光ダイオード5a,5b,5cを点灯し、該赤外発光ダ
イオードは撮影者の眼球を照明する(#205)。ここ
で撮影者が指標51を注視している際、眼球の光軸イは
視線検出光学系の光軸アに対して数度傾いている。
【0057】この為、二つの角膜反射像を形成するそれ
ぞれの光束は角膜の光軸に対して対称でない領域で反射
した光束からなり、又2点の虹彩像を形成するそれぞれ
の光束は角膜の光軸に対して対称でない領域を透過した
光束からなっているが、各像を形成する二つの光束の非
対称性は小さいため像の位置ずれは小さく無視すること
ができる。
【0058】更に撮影者が指標51を注視しながらレリ
ーズスイッチ33の前段を動作させたときの眼球像デー
タは視線演算処理装置9に入力され(#206)該視線
演算処理装置9において眼球像データが有効であるかど
うかの判断が行なわれる(#208)。又眼球像データ
が視線演算処理装置9に入力された時点でファインダー
系内の指標51の点滅表示は終了し(#207)、同時
に赤外発光ダイオード5a,5b,5cは消灯する。
【0059】ところで現在のカメラにおいてはレリーズ
スイッチ33の前段を動作させることにより通常撮影レ
ンズの自動焦点調節及び測光等の機能が働くが、眼球の
光学定数検出モードに設定されているときはこれらの機
能が働かないようにしていても構わない。
【0060】視線演算処理装置9において前記眼球像デ
ータより角膜反射像あるいは虹彩像が検出できないと判
断されると再びファインダー系内の指標51の点滅表示
が開始される(#203)。
【0061】一方、眼球像データより角膜反射像及び虹
彩像の特徴点が検出されると(#209)、視線演算処
理装置9において撮影者の眼球の角膜半径r及び視線検
出光学系の基準位置から観察者の眼球の角膜21までの
距離Xtが前記(12),(13)式に基づいて算出さ
れる(#210)。
【0062】又、視線演算処理装置9においては前記(
9)式より求められるθが正の値であるか負の値である
かより判別手段により撮影者が右眼でファインダー系を
のぞいているのか、左眼でファインダーをのぞいている
のかの判断を行っている。このとき前房深tには標準的
な値を代入している。
【0063】更に視線演算処理装置9において撮影者の
ファインダー系を覗く眼が明らかになると二つの角膜反
射像を形成するそれぞれの光束が撮影者の眼球の角膜の
光軸に対して対称な領域で反射し、又瞳孔と虹彩の境界
にある2点の虹彩像を形成するそれぞれの光束が撮影者
の眼球の角膜の光軸に対して対称な領域で透過するよう
な指標が残りの二つの指標から選択される。
【0064】例えば撮影者の眼が右眼であれば、図5に
示したファインダー系内の指標52が選択されカメラ制
御装置109からの信号により該指標52が点滅を開始
する(#212)。撮影者がファインダー視野内に眼球
の光学定数検出用の指標が表示中であることを認識し、
その指標52を注視しながらレリーズスイッチ33の前
段を動作させる(#213)。レリーズスイッチ33の
信号に基づいて視線演算処理装置9は視線検出用の赤外
発光ダイオード5a,5bを点灯し、該赤外発光ダイオ
ードは撮影者の眼球を照明する(#214)。
【0065】このとき右眼でファインダー系を覗いてい
る撮影者は指標52を注視するのに眼球をあまり回転す
る必要はなく二つの角膜反射像を形成するそれぞれの光
束は角膜の光軸に対してほぼ対称な領域で反射する。
【0066】同様に瞳孔と虹彩の境界にある2点の虹彩
像を形成するそれぞれの光束は撮影者の眼球の角膜の光
軸に対して対称な領域で透過する。そのときの眼球像デ
ータは視線演算処理装置9に入力され(#215)該視
線演算処理装置9において眼球像データが有効であるか
どうかの判断が行なわれる(#217)。
【0067】又、眼球像データが視線演算処理装置9に
入力された時点でファインダー系内の指標52の点滅表
示は終了し(#216)、同時に赤外発光ダイオード5
a,5bは消灯する。視線演算処理装置9において前記
眼球像データより角膜反射像あるいは虹彩像が検出でき
ないと判断されると再びファインダー系内の指標52の
点滅表示が開始される(#212)。
【0068】一方、眼球像データより角膜反射像及び虹
彩像の特徴点が検出されると(#218)、視線演算処
理装置9において前房深tと眼球の光軸と視軸との補正
角度δとが前記(15),(16)式により算出される
【0069】算出された眼球の光学定数は視線演算処理
装置9に記憶される(#220)。このとき眼球の光学
定数の検出を行なった撮影者のデータも視線演算処理装
置9に同時に記憶するようにすれば、使用するカメラに
対して一度眼球の光学定数の検出を行なえば以後行なわ
ないで済むことになる。
【0070】眼球の光学定数が視線演算処理装置9に記
憶されると、眼球の光学定数の検出が終了したことを撮
影者に知らしめるためにファインダー内の指標51及び
指標52が所定の時間点滅した後(#221)視線入力
モードに移行する(#222)。視線入力モードでは、
先に算出された眼球の光学定数を用いることにより撮影
者の視線が精度よく検出され、撮影者の意図する情報、
例えば撮影者がピントを合わせて撮影したい被写体の位
置を該撮影者の視線に基づいてカメラに入力することが
可能となる。
【0071】尚、判別手段により撮影者の眼が左眼であ
ると判別したときは図5に示したファインダー系内の指
標53を選択し、カメラ制御装置109からの信号によ
り指標53が点滅を開始する。その後の動作については
指標52を点滅させたときと同様である。
【0072】尚、本実施例においては光学装置としてカ
メラの例を示したが、顕微鏡等の観察装置に対しても本
発明は同様に適用することができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く各要素を設定
することにより、二つの角膜反射像及び2点の虹彩像を
形成する光束が角膜の光軸に対してほぼ対称な領域で反
射及び透過した光からなるようにすることが可能となり
、眼球の大きさ等の個人差により生じる視線の個人差を
補正するための補正データを正確に検出して精度の高い
視線検出が可能な視線検出装置を有した光学装置を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  (A)は本発明を一眼レフカメラに適用し
たときの要部概略図、(B)は図1(A)の一部分の要
部斜視図。
【図2】  図1(A)の焦点検出装置の一部分の要部
斜視図。
【図3】  (A)は視線検出原理説明図、(B)は図
3(A)のイメージセンサーからの出力強度の説明図。
【図4】  イメージセンサー上の眼球像の説明図。
【図5】  ファインダー視野図。
【図6】  眼球の光学定数検出の流れ図。
【図7】  眼球の光学定数検出の流れ図。
【図8】  一眼レフカメラの前方斜視図。
【図9】  (A)は従来の視線検出光学系の概略図、
(B)は図9(A)の光電素子列の出力強度の説明図。
【図10】  従来の視線検出装置を有した一眼レフカ
メラの要部概略図。
【符号の説明】
1    接眼レンズ            2  
  ハーフミラー3    投光レンズ       
     4    受光レンズ5    赤外発光ダ
イオード    16  イメージセンサー9    
視線演算処理装置      21  角膜22  強
膜                  23  虹彩
24  瞳孔                  3
1  モード選択ボタン32  電子ダイヤル    
      33  レリーズスイッチ101  撮影
レンズ          102  跳ね上げミラー
103  表示素子            104 
 ピント板105  コンデンサーレンズ  106 
 ペンタダハプリズム 107  サブミラー          108  
多点焦点検出装置 109  カメラ制御装置 110  視野マスク          111  
フィールドレンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ファインダー系を覗く観察者の眼球の
    視線を検出する視線検出手段と、該視線検出手段で得ら
    れた視線を該ファインダー系内に表示した指標を用いて
    補正する視線補正手段とを有する視線検出装置を有した
    光学装置であって、該ファインダー系を覗く観察者の眼
    球が右眼であるか左眼であるかを判別手段で判別し、該
    判別手段からの信号に基づいて、該ファインダー系内に
    表示する複数の指標から所定の指標を選択手段で選択し
    、表示するようにしたことを特徴とする視線検出装置を
    有した光学装置。
  2. 【請求項2】  前記視線検出手段からの光束を観察者
    の眼球の角膜の光軸に対して略対称な領域で反射及び透
    過するように入射させて、2つの角膜反射像及び2点の
    虹彩像を形成し、これらの各像の所定面上における位置
    座標を検出することにより、眼球の大きさにより生じる
    視線の検出誤差を補正する補正データを得ていることを
    特徴とする請求項1の視線検出装置を有した光学装置。
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JP2007209384A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Gen Tec:Kk 視線ベクトル検出方法及び同装置

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