JPH11338041A - 光学装置及び視線検出機能付きカメラ - Google Patents
光学装置及び視線検出機能付きカメラInfo
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- JPH11338041A JPH11338041A JP10159980A JP15998098A JPH11338041A JP H11338041 A JPH11338041 A JP H11338041A JP 10159980 A JP10159980 A JP 10159980A JP 15998098 A JP15998098 A JP 15998098A JP H11338041 A JPH11338041 A JP H11338041A
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/18—Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
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- G—PHYSICS
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2213/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B2213/02—Viewfinders
- G03B2213/025—Sightline detection
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 物体上の情報を得たい位置、注視点、情報検
出用指標のそれぞれを容易に一致させると共に、無駄な
指標表示を止めて省電化を図る。 【解決手段】 観察面内における使用者の注視点を検出
する視線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用と
して設定される特定の指標を、物体像に重畳させて前記
観察面内に表示する表示手段と、前記特定の指標位置に
ある物体像の情報を検出する情報検出手段と、前記視線
検出手段と前記表示手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、手動入力操作に応答して、前記視線検
出手段により検出される注視点に基づいて設定される前
記特定の指標を前記表示手段に表示させると共に、前記
手動入力操作が解除された際には、前記特定の指標の表
示を一旦継続させ(#102→#103→#121→#
122→#102)、所定時間経過後に前記特定の指標
の表示を停止させる(#123)ものである。
出用指標のそれぞれを容易に一致させると共に、無駄な
指標表示を止めて省電化を図る。 【解決手段】 観察面内における使用者の注視点を検出
する視線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用と
して設定される特定の指標を、物体像に重畳させて前記
観察面内に表示する表示手段と、前記特定の指標位置に
ある物体像の情報を検出する情報検出手段と、前記視線
検出手段と前記表示手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、手動入力操作に応答して、前記視線検
出手段により検出される注視点に基づいて設定される前
記特定の指標を前記表示手段に表示させると共に、前記
手動入力操作が解除された際には、前記特定の指標の表
示を一旦継続させ(#102→#103→#121→#
122→#102)、所定時間経過後に前記特定の指標
の表示を停止させる(#123)ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視線検出機能を有
した光学装置及び視線検出機能付きカメラの改良に関す
るものである。
した光学装置及び視線検出機能付きカメラの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一眼レフカメラでは、観察者
の視線の方向(注視点)を検出することにより、使用者
が画面上のどの位置を観察しているかを認識して、これ
を自動焦点検出装置の焦点検出視野選択等に利用してい
る。
の視線の方向(注視点)を検出することにより、使用者
が画面上のどの位置を観察しているかを認識して、これ
を自動焦点検出装置の焦点検出視野選択等に利用してい
る。
【0003】カメラに好適な視線検出の手法は、例えば
特開平6−294930号公報に開示されているよう
に、光源からの光束を被検者の前眼部へ投射し、角膜か
らの反射光に基づく角膜反射像(プルキンエ像)と瞳孔
の位置関係を利用して視軸を求めるものである。
特開平6−294930号公報に開示されているよう
に、光源からの光束を被検者の前眼部へ投射し、角膜か
らの反射光に基づく角膜反射像(プルキンエ像)と瞳孔
の位置関係を利用して視軸を求めるものである。
【0004】また、特開平2−32312号公報には焦
点検出視野選択に適した注視点情報の使い方について開
示されている。これは、レリーズ釦の前段動作(スイッ
チSW1のオン)による信号発生で検出した視線位置を
固定すると共に、この位置での自動焦点調節動作を行
い、レリーズ釦の後段動作(スイッチSW2のオン)に
よる信号発生にてシャッタレリーズ回路が動作するよう
にしたものである。これにより複数の焦点検出視野から
特定の焦点検出視野を選択するための入力の手間を省く
ことが可能となる。一眼レフカメラの焦点検出視野の数
は本出願人が特開昭9−184965号で示した面積型
の焦点検出技術を用いることで、百個程度まで設定する
ことが可能であり、焦点検出視野の数の増加とともに視
線入力による測距点選択は重要な技術になっている。
点検出視野選択に適した注視点情報の使い方について開
示されている。これは、レリーズ釦の前段動作(スイッ
チSW1のオン)による信号発生で検出した視線位置を
固定すると共に、この位置での自動焦点調節動作を行
い、レリーズ釦の後段動作(スイッチSW2のオン)に
よる信号発生にてシャッタレリーズ回路が動作するよう
にしたものである。これにより複数の焦点検出視野から
特定の焦点検出視野を選択するための入力の手間を省く
ことが可能となる。一眼レフカメラの焦点検出視野の数
は本出願人が特開昭9−184965号で示した面積型
の焦点検出技術を用いることで、百個程度まで設定する
ことが可能であり、焦点検出視野の数の増加とともに視
線入力による測距点選択は重要な技術になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以下に
示すような理由から、注視点の検出結果に基づいて焦点
検出視野を選択することが、構図的に好ましくしかも速
やかな撮影を可能にすることに必ずしも結びつくもので
はなかった。
示すような理由から、注視点の検出結果に基づいて焦点
検出視野を選択することが、構図的に好ましくしかも速
やかな撮影を可能にすることに必ずしも結びつくもので
はなかった。
【0006】その理由の第1は、被写体上のピントを合
わせたい位置、注視点、焦点検出視野の三つを合致させ
ることの難しさにある。多数の焦点検出視野を面積的に
密に配置すると撮影画面内の自由な位置でピント合わせ
ができるようになるため、構図を優先した撮影には極め
て有効である。しかし一方で、各焦点検出視野について
その位置を示す焦点検出視野表示をファインダ内に行う
と、密であるが故に被写体観察の妨げとなって好ましく
ない。
わせたい位置、注視点、焦点検出視野の三つを合致させ
ることの難しさにある。多数の焦点検出視野を面積的に
密に配置すると撮影画面内の自由な位置でピント合わせ
ができるようになるため、構図を優先した撮影には極め
て有効である。しかし一方で、各焦点検出視野について
その位置を示す焦点検出視野表示をファインダ内に行う
と、密であるが故に被写体観察の妨げとなって好ましく
ない。
【0007】こういった事態を避けるために、レリーズ
釦が押し込まれる時点では焦点検出視野の表示を行わ
ず、焦点検出視野が注視点情報に基づいて選択されてか
らその焦点検出視野だけを表示するようにし、良好な被
写体観察の視野を確保することが考えられる。これは、
被写体上のピントを合わせたい位置と注視点の一致を一
意に考え、これに近い焦点検出視野を後から選ぶことに
他ならない。ところが、焦点検出視野を示す表示パター
ンは最初表示されていない訳であるから、注視点上に焦
点検出視野があるとは限らず、注視点が焦点検出視野上
に位置したかどうかは純粋に確率的な問題になってしま
う。仮に注視点上に焦点検出視野がないときには最も近
い焦点検出視野を選択するというルールを採用したとし
ても、かなり細かく焦点検出視野を配置しない限り使用
者の意思には合致しないことになる。
釦が押し込まれる時点では焦点検出視野の表示を行わ
ず、焦点検出視野が注視点情報に基づいて選択されてか
らその焦点検出視野だけを表示するようにし、良好な被
写体観察の視野を確保することが考えられる。これは、
被写体上のピントを合わせたい位置と注視点の一致を一
意に考え、これに近い焦点検出視野を後から選ぶことに
他ならない。ところが、焦点検出視野を示す表示パター
ンは最初表示されていない訳であるから、注視点上に焦
点検出視野があるとは限らず、注視点が焦点検出視野上
に位置したかどうかは純粋に確率的な問題になってしま
う。仮に注視点上に焦点検出視野がないときには最も近
い焦点検出視野を選択するというルールを採用したとし
ても、かなり細かく焦点検出視野を配置しない限り使用
者の意思には合致しないことになる。
【0008】また、上述の不具合を回避する別の手だて
として、特開平9−160111号に開示される技術を
拡張し、色や形状等の形態を焦点検出視野上とそれ以外
で異ならせた注視点表示をファインダ内に設けることも
考え得る。この場合には、被写体にカメラを向けて、注
視点が焦点検出視野上にあることを表す表示が点灯して
いることを確認したうえでピント合わせを行うことにな
る。すなわち、注視点と焦点検出視野との合致を優先す
るものである。
として、特開平9−160111号に開示される技術を
拡張し、色や形状等の形態を焦点検出視野上とそれ以外
で異ならせた注視点表示をファインダ内に設けることも
考え得る。この場合には、被写体にカメラを向けて、注
視点が焦点検出視野上にあることを表す表示が点灯して
いることを確認したうえでピント合わせを行うことにな
る。すなわち、注視点と焦点検出視野との合致を優先す
るものである。
【0009】ところが、今問題としているのは焦点検出
視野間にある隙間であるので、注視点と焦点検出視野が
一致せず、最初に注視点と焦点検出視野の不一致が示さ
れるケースもあり得る。この場合には、使用者は適当に
視線を移動させ、注視点と焦点検出視野が合致して表示
形態が変わるところを探せば良いのだが、視線を移動し
たということは、今度は注視点がピントを合わせたい被
写体上の位置とは合致しなくなってしまう。したがっ
て、最後にカメラに対して視線を固定したままカメラご
と向きを変えて注視点と焦点検出視野を被写体に合わせ
直すことになる。これでは、見たところに素早くピント
が合うような速写性のあるカメラには成り難い。
視野間にある隙間であるので、注視点と焦点検出視野が
一致せず、最初に注視点と焦点検出視野の不一致が示さ
れるケースもあり得る。この場合には、使用者は適当に
視線を移動させ、注視点と焦点検出視野が合致して表示
形態が変わるところを探せば良いのだが、視線を移動し
たということは、今度は注視点がピントを合わせたい被
写体上の位置とは合致しなくなってしまう。したがっ
て、最後にカメラに対して視線を固定したままカメラご
と向きを変えて注視点と焦点検出視野を被写体に合わせ
直すことになる。これでは、見たところに素早くピント
が合うような速写性のあるカメラには成り難い。
【0010】次に、注視点の検出結果に基づいて焦点検
出視野を選択することが、構図的に好ましくしかも速や
かな撮影を可能にすることに必ずしも結びつかないこと
の第2の理由は、注視点の不確定性にある。
出視野を選択することが、構図的に好ましくしかも速や
かな撮影を可能にすることに必ずしも結びつかないこと
の第2の理由は、注視点の不確定性にある。
【0011】一般に人の眼球の運動には、画像特徴を抽
出する際に生じる運動で眼球回転角の最高速度が300
度/秒にも達する跳躍的運動と、30〜35度/秒以下
の移動対象に対して生じる低速平滑な随従運動、それか
ら、中心に対象物体を捉えるために不随的に生じる不規
則な微小運動である固視微動等が存在する。
出する際に生じる運動で眼球回転角の最高速度が300
度/秒にも達する跳躍的運動と、30〜35度/秒以下
の移動対象に対して生じる低速平滑な随従運動、それか
ら、中心に対象物体を捉えるために不随的に生じる不規
則な微小運動である固視微動等が存在する。
【0012】レリーズ釦を押し込む際には使用者の目は
対象物体を捉えているので、この内の随従運動と固視微
動が存在すると考えて良い。ここで問題になるのは、固
視微動のような眼球の不随意運動があっても使用者の意
識としては対象物体上の一点を見ているということであ
る。眼球の運動としては必ずしも対象物体上の一点を捉
えていないのに、知覚としては一点を捉えているという
ことは、生理光学上の通説である。
対象物体を捉えているので、この内の随従運動と固視微
動が存在すると考えて良い。ここで問題になるのは、固
視微動のような眼球の不随意運動があっても使用者の意
識としては対象物体上の一点を見ているということであ
る。眼球の運動としては必ずしも対象物体上の一点を捉
えていないのに、知覚としては一点を捉えているという
ことは、生理光学上の通説である。
【0013】すなわち、このことは、逆に、レリーズ釦
押し込みの前段動作とともに検出された眼球運動として
の注視点が、使用者の意識としてはこの瞬間に注視して
いたものであるとは限らないことを意味している。した
がって、眼球運動として検出された注視点はある程度不
確定なものと言わざるを得ない。
押し込みの前段動作とともに検出された眼球運動として
の注視点が、使用者の意識としてはこの瞬間に注視して
いたものであるとは限らないことを意味している。した
がって、眼球運動として検出された注視点はある程度不
確定なものと言わざるを得ない。
【0014】以上のように、従来型の視線入力式自動焦
点カメラでは、先ず、(1)被写体上のピントを合わせ
たい位置、(2)注視点、(3)焦点検出視野、の三つ
を合致させるために、(2)の注視点を共通に用いると
して、(1)と(2)を先に決めると、(3)の決定で
不具合が生じ、(2)と(3)を先に決めると、(1)
の決定で不具合が生じて速やかなピント合わせができな
い。このように、三要素不一致の問題と、このために用
いる注視点の検出結果が元もと完全には使用者の注視意
識と対応しないものであるといった二つの問題を内包し
ている。
点カメラでは、先ず、(1)被写体上のピントを合わせ
たい位置、(2)注視点、(3)焦点検出視野、の三つ
を合致させるために、(2)の注視点を共通に用いると
して、(1)と(2)を先に決めると、(3)の決定で
不具合が生じ、(2)と(3)を先に決めると、(1)
の決定で不具合が生じて速やかなピント合わせができな
い。このように、三要素不一致の問題と、このために用
いる注視点の検出結果が元もと完全には使用者の注視意
識と対応しないものであるといった二つの問題を内包し
ている。
【0015】これらの問題は、動きのある被写体の撮影
では特に深刻である。すなわち、視線で選んだ焦点検出
視野が被写体上にはなく背景にピントが合ってしまった
時や、意思とは異なる焦点検出視野が注視点情報に基づ
いて選択されてしまった時に、もう一度やり直そうとし
ても被写体位置は刻々と変化しており既に構図的に好ま
しいものとはなり得ず、再試行は実質的に不可能であ
る。これをカメラの焦点調節モードと関連づけて言え
ば、動体に対して連続的にピント合わせを行うサーボA
Fモードにおいて、視線入力焦点検出視野選択を原因と
して貴重な撮影チャンスを逃すことが多いということに
なる。
では特に深刻である。すなわち、視線で選んだ焦点検出
視野が被写体上にはなく背景にピントが合ってしまった
時や、意思とは異なる焦点検出視野が注視点情報に基づ
いて選択されてしまった時に、もう一度やり直そうとし
ても被写体位置は刻々と変化しており既に構図的に好ま
しいものとはなり得ず、再試行は実質的に不可能であ
る。これをカメラの焦点調節モードと関連づけて言え
ば、動体に対して連続的にピント合わせを行うサーボA
Fモードにおいて、視線入力焦点検出視野選択を原因と
して貴重な撮影チャンスを逃すことが多いということに
なる。
【0016】(発明の目的)本発明の第1の目的は、物
体上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそ
れぞれを容易に一致させると共に、無駄な指標表示を止
めて省電化を図ることのできる光学装置を提供しようと
するものである。
体上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそ
れぞれを容易に一致させると共に、無駄な指標表示を止
めて省電化を図ることのできる光学装置を提供しようと
するものである。
【0017】本発明の第2の目的は、被写体上の情報を
得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞれを容易
に一致させると共に、無駄な指標表示を止めて省電化を
図ることのできる視線検出機能付きカメラを提供しよう
とするものである。
得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞれを容易
に一致させると共に、無駄な指標表示を止めて省電化を
図ることのできる視線検出機能付きカメラを提供しよう
とするものである。
【0018】本発明の第3の目的は、眼球運動に基づく
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、物体上
の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞ
れを容易に一致させることのできる光学装置を提供しよ
うとするものである。
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、物体上
の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞ
れを容易に一致させることのできる光学装置を提供しよ
うとするものである。
【0019】本発明の第4の目的は、眼球運動に基づく
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、被写体
上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれ
ぞれを容易に一致させることのできる視線検出機能付き
カメラを提供しようとするものである。
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、被写体
上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれ
ぞれを容易に一致させることのできる視線検出機能付き
カメラを提供しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1及び2記載の本発明は、観察面内に
おける使用者の注視点を検出する視線検出手段と、複数
の指標の中より情報検出用として設定される特定の指標
を、物体像に重畳させて前記観察面内に表示する表示手
段と、前記特定の指標位置にある物体像の情報を検出す
る情報検出手段と、前記視線検出手段と前記表示手段を
制御する制御手段とを有する光学装置において、前記制
御手段は、手動入力操作に応答して、前記視線検出手段
により検出される注視点に基づいて設定される前記特定
の指標を前記表示手段に表示させ、前記手動入力操作が
解除されても、前記特定の指標の表示は継続させる光学
装置とするものである。
るために、請求項1及び2記載の本発明は、観察面内に
おける使用者の注視点を検出する視線検出手段と、複数
の指標の中より情報検出用として設定される特定の指標
を、物体像に重畳させて前記観察面内に表示する表示手
段と、前記特定の指標位置にある物体像の情報を検出す
る情報検出手段と、前記視線検出手段と前記表示手段を
制御する制御手段とを有する光学装置において、前記制
御手段は、手動入力操作に応答して、前記視線検出手段
により検出される注視点に基づいて設定される前記特定
の指標を前記表示手段に表示させ、前記手動入力操作が
解除されても、前記特定の指標の表示は継続させる光学
装置とするものである。
【0021】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3〜8記載の本発明は、ファインダ内における撮
影者の注視点を検出する視線検出手段と、該視線検出手
段の出力に基づいて複数の指標の中より情報検出用とし
て設定される特定の指標を、被写体像に重畳させて前記
ファインダ内に表示する表示手段と、前記特定の指標位
置にある被写体の情報を検出する情報検出手段と、前記
視線検出手段と前記表示手段を制御する制御手段とを有
する視線検出機能付きカメラにおいて、前記制御手段
は、手動入力操作に応答して、前記視線検出手段の出力
に基づいて設定される前記特定の指標を前記表示手段に
表示させ、前記手動入力操作が解除されても、前記特定
の指標の表示は継続させる視線検出機能付きカメラとす
るものである。
請求項3〜8記載の本発明は、ファインダ内における撮
影者の注視点を検出する視線検出手段と、該視線検出手
段の出力に基づいて複数の指標の中より情報検出用とし
て設定される特定の指標を、被写体像に重畳させて前記
ファインダ内に表示する表示手段と、前記特定の指標位
置にある被写体の情報を検出する情報検出手段と、前記
視線検出手段と前記表示手段を制御する制御手段とを有
する視線検出機能付きカメラにおいて、前記制御手段
は、手動入力操作に応答して、前記視線検出手段の出力
に基づいて設定される前記特定の指標を前記表示手段に
表示させ、前記手動入力操作が解除されても、前記特定
の指標の表示は継続させる視線検出機能付きカメラとす
るものである。
【0022】上記構成においては、例えば、撮影準備開
始用スイッチが操作される事に応答して、視線検出手段
の出力に基づいて設定される特定の焦点検出視野をファ
インダ内に表示させ、前記撮影準備開始用スイッチの操
作が解除されても、前記特定の焦点検出視野の表示を所
定時間はそのまま継続させておき、この間に前記特定の
焦点検出視野を被写体上の焦点を合わせたい位置に合わ
せ、この特定の焦点検出視野を見ながら撮影を開始させ
ることができるようにしている。
始用スイッチが操作される事に応答して、視線検出手段
の出力に基づいて設定される特定の焦点検出視野をファ
インダ内に表示させ、前記撮影準備開始用スイッチの操
作が解除されても、前記特定の焦点検出視野の表示を所
定時間はそのまま継続させておき、この間に前記特定の
焦点検出視野を被写体上の焦点を合わせたい位置に合わ
せ、この特定の焦点検出視野を見ながら撮影を開始させ
ることができるようにしている。
【0023】また、所定時間が経過すると、前記特定の
焦点検出視野の表示は停止するようにしている。
焦点検出視野の表示は停止するようにしている。
【0024】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項9記載の本発明は、使用者の注視点を検出する視
線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用として設
定される特定の指標位置にある物体像の情報を検出する
情報検出手段と、前記視線検出手段と前記情報検出手段
を制御する制御手段とを有する光学装置において、前記
制御手段は、前記手動入力操作に応答して、前記視線検
出手段により検出される注視点に基づいて複数の指標の
中より特定の指標を選択すると共に、手動入力操作が解
除されてから所定時間内に再び手動入力操作が為された
際には、今回の注視点位置と前回情報検出用として設定
した特定の指標の位置を比較し、これらが所定の位置関
係に有る場合は、今回の情報検出用の特定の指標として
前回と同じ指標を設定し、所定位置関係に無い場合は、
今回の情報検出用の特定の指標として今回の注視点位置
に最も近い指標を設定する光学装置とするものである。
請求項9記載の本発明は、使用者の注視点を検出する視
線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用として設
定される特定の指標位置にある物体像の情報を検出する
情報検出手段と、前記視線検出手段と前記情報検出手段
を制御する制御手段とを有する光学装置において、前記
制御手段は、前記手動入力操作に応答して、前記視線検
出手段により検出される注視点に基づいて複数の指標の
中より特定の指標を選択すると共に、手動入力操作が解
除されてから所定時間内に再び手動入力操作が為された
際には、今回の注視点位置と前回情報検出用として設定
した特定の指標の位置を比較し、これらが所定の位置関
係に有る場合は、今回の情報検出用の特定の指標として
前回と同じ指標を設定し、所定位置関係に無い場合は、
今回の情報検出用の特定の指標として今回の注視点位置
に最も近い指標を設定する光学装置とするものである。
【0025】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項10〜13記載の本発明は、撮影者の注視点を検
出する視線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用
として設定される特定の指標位置にある被写体像の情報
を検出する情報検出手段と、前記視線検出手段と前記情
報検出手段を制御する制御手段とを有する視線検出機能
付きカメラにおいて、前記制御手段は、前記手動入力操
作に応答して、前記視線検出手段により検出される注視
点に基づいて複数の指標の中より特定の指標を選択する
と共に、手動入力操作が解除されてから所定時間内に再
び手動入力操作が為された際には、今回の注視点位置と
前回情報検出用として設定した特定の指標の位置を比較
し、これらが所定の位置関係に有る場合は、今回の情報
検出用の特定の指標として前回と同じ指標を設定し、所
定位置関係に無い場合は、今回の情報検出用の特定の指
標として今回の注視点位置に最も近い指標を設定する視
線検出機能付きカメラとするものである。
請求項10〜13記載の本発明は、撮影者の注視点を検
出する視線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用
として設定される特定の指標位置にある被写体像の情報
を検出する情報検出手段と、前記視線検出手段と前記情
報検出手段を制御する制御手段とを有する視線検出機能
付きカメラにおいて、前記制御手段は、前記手動入力操
作に応答して、前記視線検出手段により検出される注視
点に基づいて複数の指標の中より特定の指標を選択する
と共に、手動入力操作が解除されてから所定時間内に再
び手動入力操作が為された際には、今回の注視点位置と
前回情報検出用として設定した特定の指標の位置を比較
し、これらが所定の位置関係に有る場合は、今回の情報
検出用の特定の指標として前回と同じ指標を設定し、所
定位置関係に無い場合は、今回の情報検出用の特定の指
標として今回の注視点位置に最も近い指標を設定する視
線検出機能付きカメラとするものである。
【0026】上記構成においては、例えば、撮影準備開
始用スイッチが操作される事に応答して、視線検出手段
により検出される注視点に基づいて複数の焦点検出視野
の中より特定の焦点検出視野を選択すると共に、前記撮
影準備開始用スイッチの操作が解除されてから所定時間
内に再び該スイッチの操作が為された際には、今回の注
視点位置と前回焦点検出用として設定した特定の焦点検
出視野の位置を比較し、これらが所定の位置関係に有れ
ば、今回も前回と同じ焦点検出視野を特定の焦点検出視
野として設定し、所定位置関係に無ければ、今回の注視
点位置に最も近い焦点検出視野を特定の焦点検出視野と
して設定するようにしている。
始用スイッチが操作される事に応答して、視線検出手段
により検出される注視点に基づいて複数の焦点検出視野
の中より特定の焦点検出視野を選択すると共に、前記撮
影準備開始用スイッチの操作が解除されてから所定時間
内に再び該スイッチの操作が為された際には、今回の注
視点位置と前回焦点検出用として設定した特定の焦点検
出視野の位置を比較し、これらが所定の位置関係に有れ
ば、今回も前回と同じ焦点検出視野を特定の焦点検出視
野として設定し、所定位置関係に無ければ、今回の注視
点位置に最も近い焦点検出視野を特定の焦点検出視野と
して設定するようにしている。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態にお
ける視線検出機能付カメラの概略構成を示すブロック図
である。
ける視線検出機能付カメラの概略構成を示すブロック図
である。
【0028】同図において、PRSはカメラの制御装置
であり、例えば、内部にCPU(中央処理装置),RO
M,RAM,EEPROM(電気的消去可能プログラマ
ブルROM),A/D変換機能及び入出力ポート等が配
置されたワンチップのコンピュータ(以下コンピュータ
と記す)である。該コンピュータPRSは、ROMに格
納されたカメラのシーケンスプログラムにしたがって、
自動露出制御装置,視線検出機能,表示機能,自動焦点
調節機能,フィルムの巻き上げ及び巻き戻し等のカメラ
の一連の動作を行っている。そのために、コンピュータ
PRSは、通信用信号SO,SI,SCLK、通信選択
信号CLCM,CSDR1,CSDR2,CDDRを用
いて、カメラ本体内の周辺回路および撮影レンズ内制御
装置と通信を行って、各々の回路や撮影レンズの動作を
制御する。
であり、例えば、内部にCPU(中央処理装置),RO
M,RAM,EEPROM(電気的消去可能プログラマ
ブルROM),A/D変換機能及び入出力ポート等が配
置されたワンチップのコンピュータ(以下コンピュータ
と記す)である。該コンピュータPRSは、ROMに格
納されたカメラのシーケンスプログラムにしたがって、
自動露出制御装置,視線検出機能,表示機能,自動焦点
調節機能,フィルムの巻き上げ及び巻き戻し等のカメラ
の一連の動作を行っている。そのために、コンピュータ
PRSは、通信用信号SO,SI,SCLK、通信選択
信号CLCM,CSDR1,CSDR2,CDDRを用
いて、カメラ本体内の周辺回路および撮影レンズ内制御
装置と通信を行って、各々の回路や撮影レンズの動作を
制御する。
【0029】SOはコンピュータPRSから出力される
データ信号、SIはコンピュータPRSに入力されるデ
ータ信号、SCLKは信号SO,SIの同期クロックで
ある。
データ信号、SIはコンピュータPRSに入力されるデ
ータ信号、SCLKは信号SO,SIの同期クロックで
ある。
【0030】LCOMは撮影レンズ通信用のバッファ回
路であり、カメラが動作中のときには撮影レンズ用電源
端子VLに電力を供給するとともに、コンピュータPR
Sからの選択信号CLCMが高電位レベル(以下、
“H”と記し、低電位レベルは“L”と記す)のときに
は、カメラ・撮影レンズ間の通信バッファとなる。
路であり、カメラが動作中のときには撮影レンズ用電源
端子VLに電力を供給するとともに、コンピュータPR
Sからの選択信号CLCMが高電位レベル(以下、
“H”と記し、低電位レベルは“L”と記す)のときに
は、カメラ・撮影レンズ間の通信バッファとなる。
【0031】コンピュータPRSがバッファ回路CLC
Mへの信号CLCMを“H”にして、クロックSCLK
に同期して所定のデータをSOから送出すると、バッフ
ァ回路LCMはカメラ・撮影レンズ間の通信接点を介し
て、前記各信号SCLK,SOのバッファ信号LCK,
DCLを撮影レンズLNSへ出力する。これと同時に、
バッファ回路CLCMは撮影レンズLNSからの信号D
LCをバッファ信号SIとしてコンピュータPRSに出
力し、該コンピュータPRSはクロックSCLKに同期
してこの信号SIから撮影レンズデータを読み出す。
Mへの信号CLCMを“H”にして、クロックSCLK
に同期して所定のデータをSOから送出すると、バッフ
ァ回路LCMはカメラ・撮影レンズ間の通信接点を介し
て、前記各信号SCLK,SOのバッファ信号LCK,
DCLを撮影レンズLNSへ出力する。これと同時に、
バッファ回路CLCMは撮影レンズLNSからの信号D
LCをバッファ信号SIとしてコンピュータPRSに出
力し、該コンピュータPRSはクロックSCLKに同期
してこの信号SIから撮影レンズデータを読み出す。
【0032】DDRはスイッチ検知及び表示用の駆動装
置であり、信号CDDRが“H”のときに選択されて、
信号SO,SI,SCLKを用いてコンピュータPRS
から制御される。すなわち、コンピュータPRSから送
られてくるデータに基づいてカメラの液晶表示器DSP
の表示を切り換えたり、カメラの各種操作部材のオン,
オフ状態を通信によってコンピュータPRSに報知す
る。
置であり、信号CDDRが“H”のときに選択されて、
信号SO,SI,SCLKを用いてコンピュータPRS
から制御される。すなわち、コンピュータPRSから送
られてくるデータに基づいてカメラの液晶表示器DSP
の表示を切り換えたり、カメラの各種操作部材のオン,
オフ状態を通信によってコンピュータPRSに報知す
る。
【0033】SW1,SW2は不図示のレリーズ釦に連
動したスイッチであり、一方は接地されており、他方は
コンピュータPRSの端子に接続されている。スイッチ
SW1,SW2が接続されているコンピュータPRSの
端子は、不図示のプルアップ抵抗にて電池のプラス端子
に接続されている。
動したスイッチであり、一方は接地されており、他方は
コンピュータPRSの端子に接続されている。スイッチ
SW1,SW2が接続されているコンピュータPRSの
端子は、不図示のプルアップ抵抗にて電池のプラス端子
に接続されている。
【0034】レリーズ釦の第1段階の押下(半押し)に
よりスイッチSW1がオンし、引き続いて第2段階の押
下(全押し)によりスイッチSW2がオンする。コンピ
ュータPRSは前記スイッチSW1がオンすると、トラ
ンジスタPTRをオンすべく抵抗を介して接続されてい
る端子を“L”に引き下げ、電源供給をオフしていた電
気素子へ新たに電源供給を行う。また、給電タイマによ
り所定時間が経過すると、トランジスタPTRをオフに
して電気素子への電源供給を再び停止する。
よりスイッチSW1がオンし、引き続いて第2段階の押
下(全押し)によりスイッチSW2がオンする。コンピ
ュータPRSは前記スイッチSW1がオンすると、トラ
ンジスタPTRをオンすべく抵抗を介して接続されてい
る端子を“L”に引き下げ、電源供給をオフしていた電
気素子へ新たに電源供給を行う。また、給電タイマによ
り所定時間が経過すると、トランジスタPTRをオフに
して電気素子への電源供給を再び停止する。
【0035】なお、スイッチSW2はコンピュータPR
Sの「割り込み入力端子」に接続され、前記スイッチS
W1のオンによるプログラムが実行中であっても、該ス
イッチSW2オンにより割り込みがかかり、直ちに所定
の割り込みプログラムへ制御を移すことができる。
Sの「割り込み入力端子」に接続され、前記スイッチS
W1のオンによるプログラムが実行中であっても、該ス
イッチSW2オンにより割り込みがかかり、直ちに所定
の割り込みプログラムへ制御を移すことができる。
【0036】MTR1はフィルム給送用のモータ、MT
R2はミラーアップ,ダウン及びシャッタばねチャージ
用のモータであり、各々の駆動回路MDR1,MDR2
により正転,逆転の制御が行われる。コンピュータPR
Sから駆動回路MDR1,MDR2に入力されている信
号M1F,M1R,M2F,M2Rは、モータ制御用の
信号である。MG1,MG2は各々シャッタ先幕,後幕
走行開始用のマグネットであり、コンピュータPRSか
らの信号SMG1,SMG2により増幅トランジスタT
R1,TR2が通電され、シャッタ開閉制御が行われ
る。
R2はミラーアップ,ダウン及びシャッタばねチャージ
用のモータであり、各々の駆動回路MDR1,MDR2
により正転,逆転の制御が行われる。コンピュータPR
Sから駆動回路MDR1,MDR2に入力されている信
号M1F,M1R,M2F,M2Rは、モータ制御用の
信号である。MG1,MG2は各々シャッタ先幕,後幕
走行開始用のマグネットであり、コンピュータPRSか
らの信号SMG1,SMG2により増幅トランジスタT
R1,TR2が通電され、シャッタ開閉制御が行われ
る。
【0037】DGPは人工衛星からの時刻等を含む送信
データをアンテナANTを介して受信して現在の位置を
知るためのGPS(Global Positioning System)受信機
であり、該GPS受信機DGPにより得られた地理的位
置情報はコンピュータPRSに送信され、該コンピュー
タPRSはこの位置情報を視線検出制御に用いる。注視
点と視軸のオフセット情報を個人差情報として記憶し、
視線検出精度を高めるためにこれを用いるが、この個人
差情報を使用者の居る場所と関連づけることによってよ
り正確な補正が可能であるからである。
データをアンテナANTを介して受信して現在の位置を
知るためのGPS(Global Positioning System)受信機
であり、該GPS受信機DGPにより得られた地理的位
置情報はコンピュータPRSに送信され、該コンピュー
タPRSはこの位置情報を視線検出制御に用いる。注視
点と視軸のオフセット情報を個人差情報として記憶し、
視線検出精度を高めるためにこれを用いるが、この個人
差情報を使用者の居る場所と関連づけることによってよ
り正確な補正が可能であるからである。
【0038】LPRSは撮影レンズ内制御回路であり、
該制御回路LPRSにクロックLCLKに同期して入力
される信号DCLはカメラから撮影レンズLNSに対す
る命令のデータあり、この命令に対する撮影レンズの動
作はあらかじめ決められている。制御回路LPRSは所
定の手続きにしたがってその命令を解析し、焦点調節や
絞り制御動作、撮影レンズの焦点調節光学系の駆動状況
や、絞りの駆動状況等の信号をDLCとして出力する。
該制御回路LPRSにクロックLCLKに同期して入力
される信号DCLはカメラから撮影レンズLNSに対す
る命令のデータあり、この命令に対する撮影レンズの動
作はあらかじめ決められている。制御回路LPRSは所
定の手続きにしたがってその命令を解析し、焦点調節や
絞り制御動作、撮影レンズの焦点調節光学系の駆動状況
や、絞りの駆動状況等の信号をDLCとして出力する。
【0039】カメラからの焦点調節の命令が送られた場
合には、同時に送られてくる駆動量と駆動方向に従って
焦点調節用モータLMTRを駆動し、焦点調節光学系を
光軸方向に移動させて焦点調節を行う。LMF,LMR
はこのための制御信号である。前記制御回路LPRSは
光学系の移動量に応じた数のパルスを出力するエンコー
ダ回路ENCFからの信号SENCFを計数し、このカ
ウント値がバッファ回路LCOMより送られきた値に一
致した時点で該制御回路LPRS自身が信号LMF,L
MRを“L”にしてモータLMTRを停止させる。この
ため、一旦カメラからの焦点調節命令が送られた後に
は、カメラのコンピュータPRSは撮影レンズの駆動に
関して全く関与する必要がない。
合には、同時に送られてくる駆動量と駆動方向に従って
焦点調節用モータLMTRを駆動し、焦点調節光学系を
光軸方向に移動させて焦点調節を行う。LMF,LMR
はこのための制御信号である。前記制御回路LPRSは
光学系の移動量に応じた数のパルスを出力するエンコー
ダ回路ENCFからの信号SENCFを計数し、このカ
ウント値がバッファ回路LCOMより送られきた値に一
致した時点で該制御回路LPRS自身が信号LMF,L
MRを“L”にしてモータLMTRを停止させる。この
ため、一旦カメラからの焦点調節命令が送られた後に
は、カメラのコンピュータPRSは撮影レンズの駆動に
関して全く関与する必要がない。
【0040】SPCは撮影レンズLNSを介して被写体
光を受光する測光センサであり、その出力SSPCはコ
ンピュータPRSのアナログ入力端子に入力され、A/
D変換後に自動露出制御に用いられる。
光を受光する測光センサであり、その出力SSPCはコ
ンピュータPRSのアナログ入力端子に入力され、A/
D変換後に自動露出制御に用いられる。
【0041】SNS1は1対のエリア型光電変換素子か
ら構成された焦点検出装置用の蓄積型エリアセンサであ
る。このエリアセンサは多数の領域に分割され、それぞ
れが焦点検出視野に対応しており、多数の焦点検出視野
の中から焦点調節用として特定の焦点検出視野を設定す
ることが可能である。一般に被写体には様々な距離差が
あるため、特定の焦点検出視野を選んでピント合わせを
行うことは極めて有用である。
ら構成された焦点検出装置用の蓄積型エリアセンサであ
る。このエリアセンサは多数の領域に分割され、それぞ
れが焦点検出視野に対応しており、多数の焦点検出視野
の中から焦点調節用として特定の焦点検出視野を設定す
ることが可能である。一般に被写体には様々な距離差が
あるため、特定の焦点検出視野を選んでピント合わせを
行うことは極めて有用である。
【0042】SDR1はセンサ駆動回路であり、コンピ
ュータPRSより入力される次の各信号にしたがってエ
リアセンサSNS1の各制御を行う。先ず、信号CSD
R1はコンピュータPRSがセンサ駆動装置SDR1と
通信を行うときに使用する。データ信号SOは、センサ
駆動装置SDR1にあらかじめ用意しておいた幾つかの
駆動モード及びエリアセンサSNS1からの像信号を増
幅する増幅度、1対のエリア型光電変換素子のうち読み
出し駆動を行う光電変換素子領域の選択を行う。φBC
LKはセンサ駆動装置SDR1を動作させるための基準
クロックであり、この信号に同期してエリアセンサSN
S1の駆動を行う。
ュータPRSより入力される次の各信号にしたがってエ
リアセンサSNS1の各制御を行う。先ず、信号CSD
R1はコンピュータPRSがセンサ駆動装置SDR1と
通信を行うときに使用する。データ信号SOは、センサ
駆動装置SDR1にあらかじめ用意しておいた幾つかの
駆動モード及びエリアセンサSNS1からの像信号を増
幅する増幅度、1対のエリア型光電変換素子のうち読み
出し駆動を行う光電変換素子領域の選択を行う。φBC
LKはセンサ駆動装置SDR1を動作させるための基準
クロックであり、この信号に同期してエリアセンサSN
S1の駆動を行う。
【0043】エリアセンサSNS1へ入力される信号φ
B0,φB1,φB2,φBMONTは、データ信号S
Oにより選択された光電変換素子領域の1つを読み出し
駆動する駆動信号であり、コンピュータPRSから出力
されるφCONTに従ってエリアセンサSNS1を駆動
する。
B0,φB1,φB2,φBMONTは、データ信号S
Oにより選択された光電変換素子領域の1つを読み出し
駆動する駆動信号であり、コンピュータPRSから出力
されるφCONTに従ってエリアセンサSNS1を駆動
する。
【0044】SDR2はエリアセンサSNS2を駆動す
るセンサ駆動装置であり、これらは視線検出の為に用い
られる。
るセンサ駆動装置であり、これらは視線検出の為に用い
られる。
【0045】エリアセンサSNS2は、複数の光電変換
素子を2次元に配置したものである。観察者の眼球に対
して不感の赤外光を投射する複数のIREDにより眼球
が照明され、該エリアセンサSNS2上に眼球像が投影
される。IRED群は、水平・垂直方向に配置され、エ
リアセンサSNS2上におけるIRED群の像と虹彩像
の位置関係を調べることでファインダ上の注視点座標が
算出される。この情報を焦点検出視野の設定に用いる。
これを視線入力式の自動焦点調節という。
素子を2次元に配置したものである。観察者の眼球に対
して不感の赤外光を投射する複数のIREDにより眼球
が照明され、該エリアセンサSNS2上に眼球像が投影
される。IRED群は、水平・垂直方向に配置され、エ
リアセンサSNS2上におけるIRED群の像と虹彩像
の位置関係を調べることでファインダ上の注視点座標が
算出される。この情報を焦点検出視野の設定に用いる。
これを視線入力式の自動焦点調節という。
【0046】センサ駆動装置SDR2は、コンピュータ
PRSより入力される各信号に従ってエリアセンサSN
S2の各制御を行う。データ信号SOは、あらかじめ用
意しておいた幾つかの駆動モードの中から、特定の駆動
モードを選択してエリアセンサSNS2の駆動を行う。
また、この時データ信号SIにより駆動状況をコンピュ
ータPRSに知らせることができる。
PRSより入力される各信号に従ってエリアセンサSN
S2の各制御を行う。データ信号SOは、あらかじめ用
意しておいた幾つかの駆動モードの中から、特定の駆動
モードを選択してエリアセンサSNS2の駆動を行う。
また、この時データ信号SIにより駆動状況をコンピュ
ータPRSに知らせることができる。
【0047】信号φVI,φHIはデータ信号SOによ
り選択された駆動モードによっては、エリアセンサSN
S2の像信号SOUT2を読み出す同期信号となる。エ
リアセンサSNS2へ入力される信号φVOは、画素出
力の読み出し時に各画素出力を垂直方向に転送するため
の垂直転送クロックであり、φHOは各画素出力を水平
方向へ転送する水平転送クロックである。また、φRO
は読み出し系のリセット信号である。
り選択された駆動モードによっては、エリアセンサSN
S2の像信号SOUT2を読み出す同期信号となる。エ
リアセンサSNS2へ入力される信号φVOは、画素出
力の読み出し時に各画素出力を垂直方向に転送するため
の垂直転送クロックであり、φHOは各画素出力を水平
方向へ転送する水平転送クロックである。また、φRO
は読み出し系のリセット信号である。
【0048】センサ駆動装置SDR2の出力VOUT2
は、エリアセンサSNS2からの像信号SOUT2をコ
ンピュータPRSからのデータ信号SOで決まる増幅度
で増幅した像信号である。この像信号出力VOUT2は
コンピュータPRSのアナログ入力端子に入力されてお
り、コンピュータPRSはこの信号をA/D変換して、
一連の視線検出処理を行う。
は、エリアセンサSNS2からの像信号SOUT2をコ
ンピュータPRSからのデータ信号SOで決まる増幅度
で増幅した像信号である。この像信号出力VOUT2は
コンピュータPRSのアナログ入力端子に入力されてお
り、コンピュータPRSはこの信号をA/D変換して、
一連の視線検出処理を行う。
【0049】以上の測光センサSPC,エリアセンサS
NS1,センサ駆動装置SDR1,エリアセンサSNS
2,センサ駆動装置SDR2、及び、液晶表示器DSP
への給電は、レリーズ釦の半押し状態であるスイッチS
W1がオンしてから開始され、後で詳述する給電タイマ
により給電が停止する。これによって必要な時のみ給電
が行われ、必要最小限の電力消費となる。
NS1,センサ駆動装置SDR1,エリアセンサSNS
2,センサ駆動装置SDR2、及び、液晶表示器DSP
への給電は、レリーズ釦の半押し状態であるスイッチS
W1がオンしてから開始され、後で詳述する給電タイマ
により給電が停止する。これによって必要な時のみ給電
が行われ、必要最小限の電力消費となる。
【0050】図2は上記構成のカメラの光学的配置を示
す図であり、物体像に重畳させた情報表示を行うスーパ
ーインポーズ表示装置,焦点検出装置,視線検出装置を
備えている。なお、このスーパーインポーズ表示系は光
を発することによって表示を行うアクティブタイプであ
り、この種のタイプのスーパーインポーズ表示は極めて
視認性がよく、焦点検出視野を示す表示として最適であ
る。
す図であり、物体像に重畳させた情報表示を行うスーパ
ーインポーズ表示装置,焦点検出装置,視線検出装置を
備えている。なお、このスーパーインポーズ表示系は光
を発することによって表示を行うアクティブタイプであ
り、この種のタイプのスーパーインポーズ表示は極めて
視認性がよく、焦点検出視野を示す表示として最適であ
る。
【0051】まず、ファインダ光学系とスーパーインポ
ーズ表示装置を構成する要素から説明する。
ーズ表示装置を構成する要素から説明する。
【0052】図2において、101は撮影レンズ、10
2は絞り、103は撮影レンズの光軸である。104は
撮像面であって、写真フィルムあるいはCCDといった
撮像手段が置かれている。103は、撮影レンズの光軸
101上に配置され、中央部に半透過性の領域を有する
主ミラーである。105は、光入射面が平面であり、光
射出面がマット面11aで構成されるフォーカシングス
クリーン、106はコンデンサレンズ、107はペンタ
プリズムであり、該ペンタプリズム107のダイクロイ
ックミラー面1107aの特性は可視光を反射し、後述
する視線検出装置のために880nm付近の波長を透過
するようになっている。108は主に670nm以上8
60nm以下の光を反射するダイクロイックミラーであ
り、可視光のほとんどと視線検出に使う赤外光を透過
し、スーパーインポーズ表示に用いる赤色光を反射す
る。109は接眼レンズである。
2は絞り、103は撮影レンズの光軸である。104は
撮像面であって、写真フィルムあるいはCCDといった
撮像手段が置かれている。103は、撮影レンズの光軸
101上に配置され、中央部に半透過性の領域を有する
主ミラーである。105は、光入射面が平面であり、光
射出面がマット面11aで構成されるフォーカシングス
クリーン、106はコンデンサレンズ、107はペンタ
プリズムであり、該ペンタプリズム107のダイクロイ
ックミラー面1107aの特性は可視光を反射し、後述
する視線検出装置のために880nm付近の波長を透過
するようになっている。108は主に670nm以上8
60nm以下の光を反射するダイクロイックミラーであ
り、可視光のほとんどと視線検出に使う赤外光を透過
し、スーパーインポーズ表示に用いる赤色光を反射す
る。109は接眼レンズである。
【0053】110はスーパーインポーズ表示系の光源
となる赤色LED(発光ダイオード)、111a,11
1bは集光レンズ、112は表示セグメントのみ光が透
過するように構成された液晶表示器(図1のDSPに相
当する)、113は液晶表示器112の表示視度をフォ
ーカシングスクリーン105と揃えるための表示レンズ
である。
となる赤色LED(発光ダイオード)、111a,11
1bは集光レンズ、112は表示セグメントのみ光が透
過するように構成された液晶表示器(図1のDSPに相
当する)、113は液晶表示器112の表示視度をフォ
ーカシングスクリーン105と揃えるための表示レンズ
である。
【0054】前記液晶表示器112には、ファインダ上
で焦点検出装置の焦点検出視野に対応する枠状の表示セ
グメントがある。すなわち、ファインダを通してこれを
観察すると、焦点検出視野の位置を表す枠状の表示パタ
ーンとなる。
で焦点検出装置の焦点検出視野に対応する枠状の表示セ
グメントがある。すなわち、ファインダを通してこれを
観察すると、焦点検出視野の位置を表す枠状の表示パタ
ーンとなる。
【0055】主ミラー104からの反射光によってフォ
ーカシングスクリーン105のマット面105a上には
物体像が形成される。フォーカシングスクリーン105
を透過した可視光はコンデンサレンズ106を経てペン
タプリズム107に入射し、107gを稜線として紙面
手前と奥に設けられたダハ面107b,107cでそれ
ぞれ1回ずつ反射した後、ダイクロイックミラー面10
7aに達してもう一度反射し、接眼レンズ109の方向
に向かう。接眼レンズ109を通してフォーカシングス
クリーンのマット面105aを見ると、物体像を正立像
として観察することが可能である。また、113は測光
センサ(図1のSPCに相当する)、114は測光レン
ズである。
ーカシングスクリーン105のマット面105a上には
物体像が形成される。フォーカシングスクリーン105
を透過した可視光はコンデンサレンズ106を経てペン
タプリズム107に入射し、107gを稜線として紙面
手前と奥に設けられたダハ面107b,107cでそれ
ぞれ1回ずつ反射した後、ダイクロイックミラー面10
7aに達してもう一度反射し、接眼レンズ109の方向
に向かう。接眼レンズ109を通してフォーカシングス
クリーンのマット面105aを見ると、物体像を正立像
として観察することが可能である。また、113は測光
センサ(図1のSPCに相当する)、114は測光レン
ズである。
【0056】次に、焦点検出装置を構成する要素につい
て説明する。
て説明する。
【0057】115は撮影レンズの光軸103上に斜め
に配置された第1の反射鏡、116は第1の反射鏡11
5によって折り返された撮像面102に共役な近軸的結
像面、117は第2の反射鏡、118は赤外線カットフ
ィルタ、119は上下に二つの開口部を有する絞り、1
20は絞り119の開口部に対応して二つのレンズ部を
有する再結像レンズブロック、121は第3の反射鏡、
122は1対の2次元型受光エリアを有するエリアセン
サ(図1のSNS1に相当する)である。
に配置された第1の反射鏡、116は第1の反射鏡11
5によって折り返された撮像面102に共役な近軸的結
像面、117は第2の反射鏡、118は赤外線カットフ
ィルタ、119は上下に二つの開口部を有する絞り、1
20は絞り119の開口部に対応して二つのレンズ部を
有する再結像レンズブロック、121は第3の反射鏡、
122は1対の2次元型受光エリアを有するエリアセン
サ(図1のSNS1に相当する)である。
【0058】前記エリアセンサ122の各受光エリアは
同一の受光開口を持った多数の画素より成る複数のセン
サ列で構成され、センサ列同士も対を成している。セン
サ列を分割して用いることで、極めて多数の焦点検出視
野を得ることができる。
同一の受光開口を持った多数の画素より成る複数のセン
サ列で構成され、センサ列同士も対を成している。セン
サ列を分割して用いることで、極めて多数の焦点検出視
野を得ることができる。
【0059】ここで、第1の反射鏡115は楕円鏡であ
って、楕円を定義する二つの焦点は撮影レンズの光軸1
03上の光線が主ミラー104を屈折した後の光路を逆
に撮影レンズ側に延長した線上と、その光線が第一の反
射鏡によって反射した後の光路を延長した線上にそれぞ
れ位置する。
って、楕円を定義する二つの焦点は撮影レンズの光軸1
03上の光線が主ミラー104を屈折した後の光路を逆
に撮影レンズ側に延長した線上と、その光線が第一の反
射鏡によって反射した後の光路を延長した線上にそれぞ
れ位置する。
【0060】また、第1の反射鏡115は焦点検出領域
を制限する視野マスクの役割を兼ねるため、必要な領域
のみが光を反射するようになっている。第2の反射鏡1
17と第3の反射鏡121は平面鏡である。なお、これ
らの構成要素のうちの光学的に機能する部分は何れも紙
面に対して対称に構成されている。
を制限する視野マスクの役割を兼ねるため、必要な領域
のみが光を反射するようになっている。第2の反射鏡1
17と第3の反射鏡121は平面鏡である。なお、これ
らの構成要素のうちの光学的に機能する部分は何れも紙
面に対して対称に構成されている。
【0061】次に、視線検出装置を構成する要素につい
て説明する。
て説明する。
【0062】123は使用者の眼球を赤外光で照明する
ための中心発光波長880nmのIRED(赤外発光ダ
イオード)である。124は眼球からの反射光をエリア
センサ127(図1のSNS2に相当する)に導くため
のプリズム、125は絞り、126は結像レンズであ
る。
ための中心発光波長880nmのIRED(赤外発光ダ
イオード)である。124は眼球からの反射光をエリア
センサ127(図1のSNS2に相当する)に導くため
のプリズム、125は絞り、126は結像レンズであ
る。
【0063】ペンタプリズム107のダイクロイックミ
ラー面107aとプリズム124の面124aとの間に
は僅かな隙間があり、ペンタプリズム107のダイクロ
イックミラー面107aを射出した光束は、プリズム1
24の面124aから入射し、面124b、再び面12
4a,面124cと3回全反射した後、面124dから
絞り125の方向に射出する。
ラー面107aとプリズム124の面124aとの間に
は僅かな隙間があり、ペンタプリズム107のダイクロ
イックミラー面107aを射出した光束は、プリズム1
24の面124aから入射し、面124b、再び面12
4a,面124cと3回全反射した後、面124dから
絞り125の方向に射出する。
【0064】ここで、スーパーインポーズ表示の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0065】このスーパーインポーズ表示装置は、液晶
表示器112をLED110と集光レンズ111aによ
って照明し、これを、接眼レンズ109の方向からダイ
クロイックミラー108,表示レンズ113,集光レン
ズ111bを介して観察させるものである。
表示器112をLED110と集光レンズ111aによ
って照明し、これを、接眼レンズ109の方向からダイ
クロイックミラー108,表示レンズ113,集光レン
ズ111bを介して観察させるものである。
【0066】一般的な誘電体多層膜の特性としてダイク
ロイックミラー108に於ける光の吸収は無く、分光透
過率特性は分光反射率特性を反転したものとなる。した
がって、フォーカシングスクリーン105を透過した被
写体の可視光のうち、概ね670nm以下の成分がダイ
クロイックミラー108を透過して後方の接眼レンズ1
09まで達し、それ以上の波長を持つ赤色の成分は反射
される。
ロイックミラー108に於ける光の吸収は無く、分光透
過率特性は分光反射率特性を反転したものとなる。した
がって、フォーカシングスクリーン105を透過した被
写体の可視光のうち、概ね670nm以下の成分がダイ
クロイックミラー108を透過して後方の接眼レンズ1
09まで達し、それ以上の波長を持つ赤色の成分は反射
される。
【0067】このような特性のダイクロイックミラー1
08を通して、被写体がどのように見えるかは人間の目
の感度特性に依存する。670nm以上の赤の波長は可
視域の端部に当たって、感度はかなり低い。実際、この
波長域をカットして被写体を観察してもファインダ像の
色付きは感じられず、実物とファインダ像との色の差異
はほとんど無いと言える。また、大部分の光量を透過し
ているために、像の明るさがダイクロイックミラー10
8を原因として低下することもない。
08を通して、被写体がどのように見えるかは人間の目
の感度特性に依存する。670nm以上の赤の波長は可
視域の端部に当たって、感度はかなり低い。実際、この
波長域をカットして被写体を観察してもファインダ像の
色付きは感じられず、実物とファインダ像との色の差異
はほとんど無いと言える。また、大部分の光量を透過し
ているために、像の明るさがダイクロイックミラー10
8を原因として低下することもない。
【0068】但し、人間の目が670nm以上の光に対
して感度がない訳ではなく、この波長域であっても強い
光が目に入射すれば、勿論赤く視認できる。スーパーイ
ンポーズ表示系ではこの特性を利用して、670nm以
上に発光強度を有する中心発光波長695nmのLED
84を用いている。
して感度がない訳ではなく、この波長域であっても強い
光が目に入射すれば、勿論赤く視認できる。スーパーイ
ンポーズ表示系ではこの特性を利用して、670nm以
上に発光強度を有する中心発光波長695nmのLED
84を用いている。
【0069】この波長に対するダイクロイックミラー1
08の透過率をほぼ0%、つまり反射率をほぼ100%
とすれば、表示光をダイクロイックミラー108で効率
良く反射させファインダ光路へ偏向させることができ
る。
08の透過率をほぼ0%、つまり反射率をほぼ100%
とすれば、表示光をダイクロイックミラー108で効率
良く反射させファインダ光路へ偏向させることができ
る。
【0070】なお、ダイクロイックミラー108の反射
波長域を短波長側の可視域端となる450nm程度に設
定し、青色LEDを用いて青色表示を行うようにしても
良い。さらには、青色と赤色の両方の光源を用いて2色
表示、あるいは両者を点灯させることを含む3色表示を
行っても良い。
波長域を短波長側の可視域端となる450nm程度に設
定し、青色LEDを用いて青色表示を行うようにしても
良い。さらには、青色と赤色の両方の光源を用いて2色
表示、あるいは両者を点灯させることを含む3色表示を
行っても良い。
【0071】次に、焦点検出装置について説明する。こ
の焦点検出装置は、撮影レンズの瞳を縦方向に分離する
いわゆる像ずれ方式の検出系を持つ。
の焦点検出装置は、撮影レンズの瞳を縦方向に分離する
いわゆる像ずれ方式の検出系を持つ。
【0072】まず、撮影レンズ100からの光束の一部
は主ミラー104を透過した後、第1の反射鏡115に
よってほぼ主ミラー104の傾きに沿った方向に反射さ
れる。第1の反射鏡115は前述の様に楕円鏡であっ
て、二つの焦点の近傍同士を実質的に投影関係におくこ
とができる。ここでは一方の焦点を撮影レンズの代表射
出瞳位置の光学的な等価点に、他方の焦点を再結像光学
系の入射瞳となる絞り119の光学的な等価点に設定
し、フィールドレンズとしての機能を持たせている。す
なわち第一の反射鏡は再結像光学系の入射瞳を撮影レン
ズの代表射出瞳位置に投影する瞳投影手段である。
は主ミラー104を透過した後、第1の反射鏡115に
よってほぼ主ミラー104の傾きに沿った方向に反射さ
れる。第1の反射鏡115は前述の様に楕円鏡であっ
て、二つの焦点の近傍同士を実質的に投影関係におくこ
とができる。ここでは一方の焦点を撮影レンズの代表射
出瞳位置の光学的な等価点に、他方の焦点を再結像光学
系の入射瞳となる絞り119の光学的な等価点に設定
し、フィールドレンズとしての機能を持たせている。す
なわち第一の反射鏡は再結像光学系の入射瞳を撮影レン
ズの代表射出瞳位置に投影する瞳投影手段である。
【0073】なお、この撮影レンズの代表射出瞳位置と
は、カメラに装着される種々の撮影レンズの射出窓の条
件を勘案し総合的に決定される焦点検出系固有の仮定瞳
位置である。射出窓は撮影レンズ100の前側開口と後
側開口をそれぞれそれ以降のレンズ系を通して視たとき
の虚像である。
は、カメラに装着される種々の撮影レンズの射出窓の条
件を勘案し総合的に決定される焦点検出系固有の仮定瞳
位置である。射出窓は撮影レンズ100の前側開口と後
側開口をそれぞれそれ以降のレンズ系を通して視たとき
の虚像である。
【0074】第1の反射鏡115で反射した光束は第2
の反射鏡117で再び反射し、赤外線カットフィルタ1
18に入射する。焦点検出の精度を低下させる要因とな
る赤外線がここで除去され、撮影レンズの収差補正が十
分に成されている波長域の光のみが背後に置かれた絞り
119や再結像レンズブロック120まで到達する。
の反射鏡117で再び反射し、赤外線カットフィルタ1
18に入射する。焦点検出の精度を低下させる要因とな
る赤外線がここで除去され、撮影レンズの収差補正が十
分に成されている波長域の光のみが背後に置かれた絞り
119や再結像レンズブロック120まで到達する。
【0075】前記絞り119の上下に並んだ二つの開口
を通過した光束は、再結像レンズブロック120の作用
を受けて収斂し、第3の反射鏡121を介して二つの2
次物体像をエリアセンサ122(SNS1)上に形成す
る。エリアセンサ122の出力を用いて二つの2次物体
像の相対的位置関係を検出することで、撮像面上の各位
置に於ける撮影レンズ100の結像状態を知ることがで
きる。
を通過した光束は、再結像レンズブロック120の作用
を受けて収斂し、第3の反射鏡121を介して二つの2
次物体像をエリアセンサ122(SNS1)上に形成す
る。エリアセンサ122の出力を用いて二つの2次物体
像の相対的位置関係を検出することで、撮像面上の各位
置に於ける撮影レンズ100の結像状態を知ることがで
きる。
【0076】図3は焦点検出視野の分布の様子をカメラ
のファインダから見た状態として示した図である。
のファインダから見た状態として示した図である。
【0077】撮影画面200の中央部に、千鳥状に配置
された合計45個の焦点検出視野を表す矩形の表示パタ
ーンがあり、各行はそれぞれ7,10,11,10,7
個の焦点検出視野よりなっている。この表示セグメント
は前述のように液晶表示器112上に形成されており、
被写体像に重畳させて選択的にLED110の赤色で示
される。
された合計45個の焦点検出視野を表す矩形の表示パタ
ーンがあり、各行はそれぞれ7,10,11,10,7
個の焦点検出視野よりなっている。この表示セグメント
は前述のように液晶表示器112上に形成されており、
被写体像に重畳させて選択的にLED110の赤色で示
される。
【0078】次に、視線検出装置について説明する。
【0079】図4は視線検出方法の原理図であり、ここ
では使用者の眼球を上方から見た状態を模式的に表して
いる。
では使用者の眼球を上方から見た状態を模式的に表して
いる。
【0080】同図において、300は観察者に対して不
感の赤外光を放射する発光ダイオ−ド(IRED)であ
り、図2に示したIRED123に相当する。一つのI
REDのみを示したが、実際にはカメラの各姿勢に対応
するためや、眼鏡によるゴーストの影響を排除するため
に数個を選択的に用いると良い。
感の赤外光を放射する発光ダイオ−ド(IRED)であ
り、図2に示したIRED123に相当する。一つのI
REDのみを示したが、実際にはカメラの各姿勢に対応
するためや、眼鏡によるゴーストの影響を排除するため
に数個を選択的に用いると良い。
【0081】このIRED304より発せられた赤外光
は、眼球301の角膜302を照明する。この時、角膜
302の表面で反射した赤外光の一部に基づく第1プル
キンエ像dは、IRED300と角膜302の曲率中心
oを結ぶ線上であって、虹彩303と同程度の深さの位
置に現れる。この様子は、結像レンズ系304を介して
エリアセンサ305に眼球像を形成することによって観
察することができる。
は、眼球301の角膜302を照明する。この時、角膜
302の表面で反射した赤外光の一部に基づく第1プル
キンエ像dは、IRED300と角膜302の曲率中心
oを結ぶ線上であって、虹彩303と同程度の深さの位
置に現れる。この様子は、結像レンズ系304を介して
エリアセンサ305に眼球像を形成することによって観
察することができる。
【0082】前記エリアセンサ305は、図2に示した
エリアセンサ127及び図1のエリアセンサSNS2に
相当する。結像レンズ系304は、図2に示した接眼レ
ンズ109,ペンタプリズム107,プリズム124,
結像レンズ126の総合特性を代表する物である。
エリアセンサ127及び図1のエリアセンサSNS2に
相当する。結像レンズ系304は、図2に示した接眼レ
ンズ109,ペンタプリズム107,プリズム124,
結像レンズ126の総合特性を代表する物である。
【0083】前記エリアセンサ305上には、プルキン
エ像の2次像d’、虹彩303の端部a,bの像a’,
b’が形成される。前記結像レンズ系304の光軸30
6に対する眼球の光軸307の回転角θが小さい場合、
虹彩303の端部a,bのZ座標をZa,Zbとする
と、虹彩303の中心位置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表される。また、プルキンエ像の発生位置dのZ座標
をZd、角膜302の曲率中心oと虹彩303の中心c
までの距離をLocとすると、眼球光軸307の回転角θ
は Loc・ sinθ≒Zc−Zd ………(1) の関係式を凡そ満足する。このため、エリアセンサ30
5上に投影された各特徴点(プルキンエ像の発生位置d
及び虹彩3030の端部a,bのエリアセンサ303上
の像Za’,Zb’,Zd’)の位置を検出する事によ
り、眼球光軸307の回転角θを求める事ができる。こ
の時、上記(1)式は β・Loc・ sinθ=(Za’−Zb’)/2−Zd’ ……(2) と書き換えられる。但し、βはプルキンエ像の発生位置
dと結像レンズ系304との距離L1と、結像レンズ3
04とエリアセンサ305の距離Loで決る倍率で、通
常ほぼ一定の値となっている。
エ像の2次像d’、虹彩303の端部a,bの像a’,
b’が形成される。前記結像レンズ系304の光軸30
6に対する眼球の光軸307の回転角θが小さい場合、
虹彩303の端部a,bのZ座標をZa,Zbとする
と、虹彩303の中心位置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表される。また、プルキンエ像の発生位置dのZ座標
をZd、角膜302の曲率中心oと虹彩303の中心c
までの距離をLocとすると、眼球光軸307の回転角θ
は Loc・ sinθ≒Zc−Zd ………(1) の関係式を凡そ満足する。このため、エリアセンサ30
5上に投影された各特徴点(プルキンエ像の発生位置d
及び虹彩3030の端部a,bのエリアセンサ303上
の像Za’,Zb’,Zd’)の位置を検出する事によ
り、眼球光軸307の回転角θを求める事ができる。こ
の時、上記(1)式は β・Loc・ sinθ=(Za’−Zb’)/2−Zd’ ……(2) と書き換えられる。但し、βはプルキンエ像の発生位置
dと結像レンズ系304との距離L1と、結像レンズ3
04とエリアセンサ305の距離Loで決る倍率で、通
常ほぼ一定の値となっている。
【0084】次に、図5及び図6のフローチャートによ
り、図2のコンピュータPRSにより行われる制御につ
いて説明する。
り、図2のコンピュータPRSにより行われる制御につ
いて説明する。
【0085】スイッチ検知及び表示用の駆動装置DDR
が不図示のメインスイッチがオンになったことを検知す
ると、コンピュータPRSは、該駆動装置DDRとの通
信によりメインスイッチがオンとなったことを認識し、
図5のステップ#101からの動作を開始する。
が不図示のメインスイッチがオンになったことを検知す
ると、コンピュータPRSは、該駆動装置DDRとの通
信によりメインスイッチがオンとなったことを認識し、
図5のステップ#101からの動作を開始する。
【0086】まず、ステップ#101において、コンピ
ュータPRSは、内蔵したROMから必要に応じてデー
タを読み出し、メモリの所定の位置に格納する初期化動
作を行うとともに、液晶表示器DSPに表示するカメラ
の撮影モードなどのデータを前記駆動装置DDRに送信
する。このとき、合焦状態であることを表すフラグJF
Fと、給電タイマ中にスイッチSW1がオンになったこ
とを表すフラグREAFとをリセットする。給電タイマ
の長さは電池BATTの容量の関係から2秒から1分程
度が好ましい。
ュータPRSは、内蔵したROMから必要に応じてデー
タを読み出し、メモリの所定の位置に格納する初期化動
作を行うとともに、液晶表示器DSPに表示するカメラ
の撮影モードなどのデータを前記駆動装置DDRに送信
する。このとき、合焦状態であることを表すフラグJF
Fと、給電タイマ中にスイッチSW1がオンになったこ
とを表すフラグREAFとをリセットする。給電タイマ
の長さは電池BATTの容量の関係から2秒から1分程
度が好ましい。
【0087】次のステップ#102においては、メイン
スイッチの状態を調べ、オフされていれば後述するステ
ップ#126へと移行するが、オンのままであればステ
ップ#103へ進む。そして、このステップ#103で
は不図示のレリーズ釦の第1段階の押下により作動する
スイッチSW1がオンであるかどうかの判定を行い、オ
ンであればステップ#104へ進み、オフであればステ
ップ#121へ移行する。
スイッチの状態を調べ、オフされていれば後述するステ
ップ#126へと移行するが、オンのままであればステ
ップ#103へ進む。そして、このステップ#103で
は不図示のレリーズ釦の第1段階の押下により作動する
スイッチSW1がオンであるかどうかの判定を行い、オ
ンであればステップ#104へ進み、オフであればステ
ップ#121へ移行する。
【0088】ここではスイッチSW1がオンしていると
して、ステップ#104へ進むものとする。
して、ステップ#104へ進むものとする。
【0089】ステップ#104においては、コンピュー
タPRSはトランジスタPTRをオンすべく、制御端子
を“L”に引き下げる。これにより、測光センサSPC
やセンサ駆動装置SDR1及びエリアセンサSNS1,
センサ駆動装置SDR2及びエリアセンサSNS2、液
晶表示器DSPなど、必要時のみ給電される電気素子に
電源供給が行われる。そして、これと共にコンピュータ
PRSは、測光演算やAF制御などの一連の処理に必要
なデータを撮影レンズLNSから取得し、メモリの所定
位置に格納する。なお、このデータは上記の処理を行う
度に更新されるため、撮影レンズLNSのズーム位置が
変更されても対応できる。
タPRSはトランジスタPTRをオンすべく、制御端子
を“L”に引き下げる。これにより、測光センサSPC
やセンサ駆動装置SDR1及びエリアセンサSNS1,
センサ駆動装置SDR2及びエリアセンサSNS2、液
晶表示器DSPなど、必要時のみ給電される電気素子に
電源供給が行われる。そして、これと共にコンピュータ
PRSは、測光演算やAF制御などの一連の処理に必要
なデータを撮影レンズLNSから取得し、メモリの所定
位置に格納する。なお、このデータは上記の処理を行う
度に更新されるため、撮影レンズLNSのズーム位置が
変更されても対応できる。
【0090】次のステップ#105においては、焦点調
節モードがサーボAFモードに設定されているか、それ
ともワンショットAFモードに設定されているかを判定
し、ワンショットAFモードであればステップ#115
へ移行し、サーボAFモードであればステップ#106
へ直ちに進む。
節モードがサーボAFモードに設定されているか、それ
ともワンショットAFモードに設定されているかを判定
し、ワンショットAFモードであればステップ#115
へ移行し、サーボAFモードであればステップ#106
へ直ちに進む。
【0091】ここで、サーボAFモードとは、レリーズ
釦の押下に応じて焦点調節を開始し、その後被写体の動
きに伴うピント変動に追従させて連続的に焦点調節を行
うモードであり、特にスポーツ写真等で有効である。ま
た、ワンショットAFモードとは、同様にレリーズ釦の
押下に応じて焦点調節を開始し、一度合焦に至った後は
レンズの駆動を禁止してピントの合う被写体距離を維持
するものであり、被写体の動きが少ない時に使用する。
釦の押下に応じて焦点調節を開始し、その後被写体の動
きに伴うピント変動に追従させて連続的に焦点調節を行
うモードであり、特にスポーツ写真等で有効である。ま
た、ワンショットAFモードとは、同様にレリーズ釦の
押下に応じて焦点調節を開始し、一度合焦に至った後は
レンズの駆動を禁止してピントの合う被写体距離を維持
するものであり、被写体の動きが少ない時に使用する。
【0092】ステップ#106においては、センサ駆動
装置SDR2及びエリアセンサSNS2により視線検出
を行う(詳細は図14にて後述する)。次のステップ#
107においては、上記ステップ#106にて得られた
注視点のファインダ上の座標を算出する。但し、視線の
検出に失敗していたときは前回と同じ座標とする。続く
ステップ#108においては、動作焦点検出視野設定サ
ブルーチンをコールして、実際の焦点検出動作に使用す
る焦点検出視野(これを、動作焦点検出視野と記してい
る)を設定する。このサブルーチンについての詳細は図
9にて後述するが、該サブルーチンは必ずしも注視点に
最も近い焦点検出視野の情報で焦点調節を行わないため
に設けられている。
装置SDR2及びエリアセンサSNS2により視線検出
を行う(詳細は図14にて後述する)。次のステップ#
107においては、上記ステップ#106にて得られた
注視点のファインダ上の座標を算出する。但し、視線の
検出に失敗していたときは前回と同じ座標とする。続く
ステップ#108においては、動作焦点検出視野設定サ
ブルーチンをコールして、実際の焦点検出動作に使用す
る焦点検出視野(これを、動作焦点検出視野と記してい
る)を設定する。このサブルーチンについての詳細は図
9にて後述するが、該サブルーチンは必ずしも注視点に
最も近い焦点検出視野の情報で焦点調節を行わないため
に設けられている。
【0093】次のステップ#109においては、給電タ
イマ中にスイッチSW1がオンになったことを表すフラ
グREAFをセットしておく。このフラグは給電タイマ
が終了した時点でリセットされる(後述するステップ#
124において)。続くステップ#110においては、
上記ステップ#108にて設定された動作焦点検出視野
をファインダ内に表示するため、この情報を駆動装置D
DRに送信する。これを受けて駆動装置DDRは液晶表
示器DSPを駆動して焦点検出視野として設定された焦
点検出視野の表示セグメントのみを透過状態とし、他は
非透過状態にする。この結果ファインダ上では、例えば
図7に示す様に、1個の焦点検出視野を示す表示パター
ン201の表示が成される。
イマ中にスイッチSW1がオンになったことを表すフラ
グREAFをセットしておく。このフラグは給電タイマ
が終了した時点でリセットされる(後述するステップ#
124において)。続くステップ#110においては、
上記ステップ#108にて設定された動作焦点検出視野
をファインダ内に表示するため、この情報を駆動装置D
DRに送信する。これを受けて駆動装置DDRは液晶表
示器DSPを駆動して焦点検出視野として設定された焦
点検出視野の表示セグメントのみを透過状態とし、他は
非透過状態にする。この結果ファインダ上では、例えば
図7に示す様に、1個の焦点検出視野を示す表示パター
ン201の表示が成される。
【0094】次のステップ#111においては、センサ
駆動装置SDR1及びエリアセンサSNS1により撮影
レンズの焦点調節状態を検出する。そして、次のステッ
プ#112において、上記ステップ#111にて算出さ
れたデフォーカス量が合焦範囲内かどうかを判定する。
但し、この判定の仕方はワンショットAFモードとサー
ボAFモードでは若干異なり、ワンショットAFモード
では現在の残存デフォーカス量をそのまま評価するのに
対して、サーボAFモードではレリーズ釦後段動作から
実際にフィルムが露光されるまでのタイムラグを見込ん
で、この時点での予測残存デフォーカス量を評価する。
このような判定にしたがって、合焦であればステップ#
113へ進み、合焦でないならステップ#114へ移行
する。
駆動装置SDR1及びエリアセンサSNS1により撮影
レンズの焦点調節状態を検出する。そして、次のステッ
プ#112において、上記ステップ#111にて算出さ
れたデフォーカス量が合焦範囲内かどうかを判定する。
但し、この判定の仕方はワンショットAFモードとサー
ボAFモードでは若干異なり、ワンショットAFモード
では現在の残存デフォーカス量をそのまま評価するのに
対して、サーボAFモードではレリーズ釦後段動作から
実際にフィルムが露光されるまでのタイムラグを見込ん
で、この時点での予測残存デフォーカス量を評価する。
このような判定にしたがって、合焦であればステップ#
113へ進み、合焦でないならステップ#114へ移行
する。
【0095】ステップ#114においては、撮影レンズ
内制御回路LPRSを介して撮影レンズLNSにレンズ
駆動量と駆動方向を指示する。これにより、撮影レンズ
内制御回路LPRSは焦点調節用モータLMTRを駆動
して、焦点調節光学系を光軸方向に移動させて焦点調節
(ピント合わせ)を行う。そして、ステップ#113へ
進む。
内制御回路LPRSを介して撮影レンズLNSにレンズ
駆動量と駆動方向を指示する。これにより、撮影レンズ
内制御回路LPRSは焦点調節用モータLMTRを駆動
して、焦点調節光学系を光軸方向に移動させて焦点調節
(ピント合わせ)を行う。そして、ステップ#113へ
進む。
【0096】ステップ#113においては、今回の焦点
調節が終了したので、合焦状態であることを表すフラグ
JFFをセットし、ステップ#116へ進む。なお、こ
のフラグは以下の様にワンショットAF時のみ判定に使
用される。
調節が終了したので、合焦状態であることを表すフラグ
JFFをセットし、ステップ#116へ進む。なお、こ
のフラグは以下の様にワンショットAF時のみ判定に使
用される。
【0097】つまり、上記ステップ#105にてワンシ
ョットAFモードが設定されている場合はステップ#1
15に移行し、ここで上記フラグJFFの状態を判定
し、フラグJFFがセットされていなければ前述したス
テップ#106へ進むが、セットされていればステップ
#116へ移行する。すなわち、ワンショットAFモー
ドで既に焦点調節がされているときには再度の焦点調節
は行わず、直ちにステップ#116に移行することにな
る。
ョットAFモードが設定されている場合はステップ#1
15に移行し、ここで上記フラグJFFの状態を判定
し、フラグJFFがセットされていなければ前述したス
テップ#106へ進むが、セットされていればステップ
#116へ移行する。すなわち、ワンショットAFモー
ドで既に焦点調節がされているときには再度の焦点調節
は行わず、直ちにステップ#116に移行することにな
る。
【0098】ステップ#116においては、測光センサ
SPCにより被写体輝度データを求めるとともに、撮影
レンズからの情報を使って、最適な露出制御値を算出す
る。このとき得られた露出制御値はコンピュータPRS
から駆動装置DDRに出力され、液晶表示器DSPとL
ED110によりスーパーインポーズ表示される。次の
ステップ#117においては、不図示のレリーズ釦の第
2段階の押下により作動するスイッチSW2がオンであ
るかどうかを調べ、オンであればステップ#118へ進
み、オフであればステップ#120へ移行する。上記ス
イッチSW2はフィルム露光制御開始信号を発生するス
イッチである。
SPCにより被写体輝度データを求めるとともに、撮影
レンズからの情報を使って、最適な露出制御値を算出す
る。このとき得られた露出制御値はコンピュータPRS
から駆動装置DDRに出力され、液晶表示器DSPとL
ED110によりスーパーインポーズ表示される。次の
ステップ#117においては、不図示のレリーズ釦の第
2段階の押下により作動するスイッチSW2がオンであ
るかどうかを調べ、オンであればステップ#118へ進
み、オフであればステップ#120へ移行する。上記ス
イッチSW2はフィルム露光制御開始信号を発生するス
イッチである。
【0099】ステップ#118においては、コンピュー
タPRSは、上記ステップ#116の測光演算により求
めた絞り値情報をバッファ回路LCOMを介して撮影レ
ンズLNSに送信し、絞りを所定値まで絞り込むととも
に、駆動回路MDR2を介してモータMTR2を駆動し
てミラーアップ動作を行う。また、信号SMG1,SM
G2を増幅トランジスタTR1,TR2へ出力し、シャ
ッタ先幕,後幕走行開始用のマグネットMG1,MG2
を通電状態にし、所定時間のフィルム露光を行う。フィ
ルムの露光が終了すると、撮影レンズLNSの絞りを解
放するとともに、モータMTR2を駆動してミラーダウ
ン動作を行う。
タPRSは、上記ステップ#116の測光演算により求
めた絞り値情報をバッファ回路LCOMを介して撮影レ
ンズLNSに送信し、絞りを所定値まで絞り込むととも
に、駆動回路MDR2を介してモータMTR2を駆動し
てミラーアップ動作を行う。また、信号SMG1,SM
G2を増幅トランジスタTR1,TR2へ出力し、シャ
ッタ先幕,後幕走行開始用のマグネットMG1,MG2
を通電状態にし、所定時間のフィルム露光を行う。フィ
ルムの露光が終了すると、撮影レンズLNSの絞りを解
放するとともに、モータMTR2を駆動してミラーダウ
ン動作を行う。
【0100】次のステップ#119においては、駆動回
路MDR1を介してフィルム給送用モータMTR1を制
御し、次の撮影に備えてフィルムの給送を行う。続くス
テップ#120においては、コンピュータPRSは内蔵
したタイマを用いて、初期値から経過時間だけ減算した
値を給電タイマとしてスタートさせ、ステップ#102
に戻る。この初期値は前述した様に2秒から1分程度が
適切である。
路MDR1を介してフィルム給送用モータMTR1を制
御し、次の撮影に備えてフィルムの給送を行う。続くス
テップ#120においては、コンピュータPRSは内蔵
したタイマを用いて、初期値から経過時間だけ減算した
値を給電タイマとしてスタートさせ、ステップ#102
に戻る。この初期値は前述した様に2秒から1分程度が
適切である。
【0101】次に、上記ステップ#103にてスイッチ
SW1がオフであるとして、ステップ#121へ移行し
た後の動作について説明する。
SW1がオフであるとして、ステップ#121へ移行し
た後の動作について説明する。
【0102】ステップ#121においては、上記ステッ
プ#103でレリーズ釦が押されていないことが判定さ
れているので、合焦状態であることを表すフラグJFF
をリセットする。このとき、既に先のステップ#110
を通過している場合は焦点検出視野表示が行われている
ので、ファインダ内には先ほどと同様、図7で示すよう
なスーパーインポーズ表示が成されている。
プ#103でレリーズ釦が押されていないことが判定さ
れているので、合焦状態であることを表すフラグJFF
をリセットする。このとき、既に先のステップ#110
を通過している場合は焦点検出視野表示が行われている
ので、ファインダ内には先ほどと同様、図7で示すよう
なスーパーインポーズ表示が成されている。
【0103】次のステップ#122においては、給電タ
イマの状態を調べ、ゼロでない、つまり給電タイマが終
了していなければ給電維持状態であるからステップ#1
02へ戻り、再びメインスイッチの状態を監視する。
イマの状態を調べ、ゼロでない、つまり給電タイマが終
了していなければ給電維持状態であるからステップ#1
02へ戻り、再びメインスイッチの状態を監視する。
【0104】上記ステップ#122→#102→#10
3→#121→#122のループにある間は、焦点検出
視野の表示は、図7の状態を維持していることになる。
したがって、この間はスーパーインポーズ表示されてい
る表示パターンを被写体上の特定位置(ピントを合わせ
たい位置)に合わせ、この表示パターンを見ながらレリ
ーズ釦を押し込むことが可能である。この様にレリーズ
釦の操作が為されるとステップ#103にてこのループ
から抜け出て、被写体上の点から焦点検出視野を外すこ
となく、確実にピント合わせを開始することができる。
3→#121→#122のループにある間は、焦点検出
視野の表示は、図7の状態を維持していることになる。
したがって、この間はスーパーインポーズ表示されてい
る表示パターンを被写体上の特定位置(ピントを合わせ
たい位置)に合わせ、この表示パターンを見ながらレリ
ーズ釦を押し込むことが可能である。この様にレリーズ
釦の操作が為されるとステップ#103にてこのループ
から抜け出て、被写体上の点から焦点検出視野を外すこ
となく、確実にピント合わせを開始することができる。
【0105】また、スーパーインポーズ表示されている
表示パターンを目安にすれば、非表示の焦点検出視野を
被写体に合わせることが可能になるので、レリーズ釦の
押し下げ時に視たところには焦点検出視野がないといっ
た事態から多くの場合回避することができる。
表示パターンを目安にすれば、非表示の焦点検出視野を
被写体に合わせることが可能になるので、レリーズ釦の
押し下げ時に視たところには焦点検出視野がないといっ
た事態から多くの場合回避することができる。
【0106】一方、給電タイマが終了していればステッ
プ#122からステップ#123へ進み、先のステップ
#108にて表示パターンをファインダ内に示していれ
ば、省電力のためにこれをオフすることを駆動装置DD
Rに送信するとともに、LED110を消灯して、ファ
インダ内の焦点検出視野表示を、図8の如く消灯する。
プ#122からステップ#123へ進み、先のステップ
#108にて表示パターンをファインダ内に示していれ
ば、省電力のためにこれをオフすることを駆動装置DD
Rに送信するとともに、LED110を消灯して、ファ
インダ内の焦点検出視野表示を、図8の如く消灯する。
【0107】次のステップ#124においては、給電タ
イマ中にスイッチSW1がオンになったことを表すフラ
グREAFをリセットする。そして、次のステップ#1
25において、給電終了のためトランジスタPTRをオ
フすべく、該トランジスタPTRのベースに接続してい
る制御端子を“H”に切り換えて、必要時のみ給電され
る電気素子への給電を終了してステップ#102に戻
り、再びメインスイッチの状態を監視する。
イマ中にスイッチSW1がオンになったことを表すフラ
グREAFをリセットする。そして、次のステップ#1
25において、給電終了のためトランジスタPTRをオ
フすべく、該トランジスタPTRのベースに接続してい
る制御端子を“H”に切り換えて、必要時のみ給電され
る電気素子への給電を終了してステップ#102に戻
り、再びメインスイッチの状態を監視する。
【0108】また、上記ステップ#102のメインスイ
ッチがオフであった場合には、前述した様にステップ#
126へ移行し、ここでは先のステップ#108にて表
示パターンをファインダ内に表示していれば、これをオ
フすることを駆動装置DDRに送信するとともに、LE
D110を消灯して、ファインダ内の焦点検出視野表示
を、図8の如く消灯する。そして、次のステップ#12
7において、給電タイマを強制的に終了させ、続くステ
ップ#128において、給電終了のためトランジスタP
TRをオフすべく、該トランジスタPTRのベースに接
続している制御端子を“H”に切り換えて、必要時のみ
給電される電気素子への給電を終了し、このフローチャ
ートに示した制御を終了する。
ッチがオフであった場合には、前述した様にステップ#
126へ移行し、ここでは先のステップ#108にて表
示パターンをファインダ内に表示していれば、これをオ
フすることを駆動装置DDRに送信するとともに、LE
D110を消灯して、ファインダ内の焦点検出視野表示
を、図8の如く消灯する。そして、次のステップ#12
7において、給電タイマを強制的に終了させ、続くステ
ップ#128において、給電終了のためトランジスタP
TRをオフすべく、該トランジスタPTRのベースに接
続している制御端子を“H”に切り換えて、必要時のみ
給電される電気素子への給電を終了し、このフローチャ
ートに示した制御を終了する。
【0109】次に、上記ステップ#108にてコールさ
れる動作焦点検出視野設定サブルーチンについて、図9
のフローチャートにより説明する。
れる動作焦点検出視野設定サブルーチンについて、図9
のフローチャートにより説明する。
【0110】まず、ステップ#201において、焦点調
節モードの判定を行い、サーボAFモードであればステ
ップ#203へ進み、ワンショットモードであればステ
ップ#202へ移行する。ステップ#203において
は、メインルーチンで設定されているフラグREAFの
状態を判定し、これがリセットされていれば、給電タイ
マが終了した給電オフ状態からの初回の焦点検出視野設
定動作であるため、ステップ#202に移行する。
節モードの判定を行い、サーボAFモードであればステ
ップ#203へ進み、ワンショットモードであればステ
ップ#202へ移行する。ステップ#203において
は、メインルーチンで設定されているフラグREAFの
状態を判定し、これがリセットされていれば、給電タイ
マが終了した給電オフ状態からの初回の焦点検出視野設
定動作であるため、ステップ#202に移行する。
【0111】ステップ#202においては、焦点検出視
野として今回注視点情報によって「注視点に最も近い」
というルールに従って選択された動作焦点検出視野を設
定し、このサブルーチンをリターンする。すなわち、ワ
ンショットAFモードかサーボAFモードであっても、
初回の焦点検出視野の設定時は今回の注視点情報によっ
て選択された動作焦点検出視野を設定する。
野として今回注視点情報によって「注視点に最も近い」
というルールに従って選択された動作焦点検出視野を設
定し、このサブルーチンをリターンする。すなわち、ワ
ンショットAFモードかサーボAFモードであっても、
初回の焦点検出視野の設定時は今回の注視点情報によっ
て選択された動作焦点検出視野を設定する。
【0112】また、上記ステップ#203にてフラグR
EAFがセットされていれば、給電タイマ中に再びスイ
ッチSW1がオンになったことを表しているので、前回
の焦点検出視野との関係を調べるためにステップ#20
4へ進む。そして、このステップ#204においては、
前回の動作焦点検出視野と今回の注視点の位置関係を調
べる。この結果、これらが近傍になければ前述したステ
ップ#202へ移行し、今回の注視点に最も近い焦点検
出視野を動作焦点検出視野として設定する。
EAFがセットされていれば、給電タイマ中に再びスイ
ッチSW1がオンになったことを表しているので、前回
の焦点検出視野との関係を調べるためにステップ#20
4へ進む。そして、このステップ#204においては、
前回の動作焦点検出視野と今回の注視点の位置関係を調
べる。この結果、これらが近傍になければ前述したステ
ップ#202へ移行し、今回の注視点に最も近い焦点検
出視野を動作焦点検出視野として設定する。
【0113】なお、撮影画面の対角線の長さに1/80
から1/10を乗じた値をこの判定しきい値(近傍とみ
なすか否かのしきい値)とするのが妥当であるので、1
35フィルムを用いるカメラにおいては、この値は 0.
54mmから 4.3mmの間に設定するのが良い。
から1/10を乗じた値をこの判定しきい値(近傍とみ
なすか否かのしきい値)とするのが妥当であるので、1
35フィルムを用いるカメラにおいては、この値は 0.
54mmから 4.3mmの間に設定するのが良い。
【0114】一方、前回の動作焦点検出視野と今回の注
視点の位置が近傍であればステップ#205へ進み、焦
点検出視野として前回と同じ動作焦点検出視野を設定し
て、このサブルーチンをリターンする。
視点の位置が近傍であればステップ#205へ進み、焦
点検出視野として前回と同じ動作焦点検出視野を設定し
て、このサブルーチンをリターンする。
【0115】図10は、前回の焦点検出視野202と今
回視線検出の結果の視線座標203との関係を示したも
のである。
回視線検出の結果の視線座標203との関係を示したも
のである。
【0116】この場合は両者は近傍にあるので、図9の
ステップ#204において近傍であると判定してステッ
プ#205へ進み、図3に示した表示パターン306や
307に対応する焦点検出視野に移動することなく、図
11の如く表示パターン302に対応する焦点検出視野
を維持する。
ステップ#204において近傍であると判定してステッ
プ#205へ進み、図3に示した表示パターン306や
307に対応する焦点検出視野に移動することなく、図
11の如く表示パターン302に対応する焦点検出視野
を維持する。
【0117】この動作は、次の様な使用者の動作の観察
結果に基づいている。
結果に基づいている。
【0118】一般に使用者は無意識のうちに赤く点灯し
ている表示パターンを見て、それを被写体に合わせよう
とする傾向が極めて強い。特にサーボAFを使用して動
体を追い写しする状況では極めて顕著である。したがっ
て、既に点灯している表示パターンの近傍に視線座標が
あったということは、その表示パターンを僅かに被写体
から外して視線入力によるピント合わせを開始したと考
えるより、表示パターンを見ていたにも関わらず視線検
出の結果に誤差が乗ってしまったと理解すべきである。
こうすることによって、ほとんどの場合、使用者の意志
に合致したカメラの動作とすることが可能であるからで
ある。
ている表示パターンを見て、それを被写体に合わせよう
とする傾向が極めて強い。特にサーボAFを使用して動
体を追い写しする状況では極めて顕著である。したがっ
て、既に点灯している表示パターンの近傍に視線座標が
あったということは、その表示パターンを僅かに被写体
から外して視線入力によるピント合わせを開始したと考
えるより、表示パターンを見ていたにも関わらず視線検
出の結果に誤差が乗ってしまったと理解すべきである。
こうすることによって、ほとんどの場合、使用者の意志
に合致したカメラの動作とすることが可能であるからで
ある。
【0119】一方、図12は、前回の動作焦点検出視野
302と今回視線検出の結果の視線座標304が近傍に
ない場合を示している。
302と今回視線検出の結果の視線座標304が近傍に
ない場合を示している。
【0120】この場合、図9のステップ#204におい
ては近傍でないとみなしてステップ#202へ移行す
る。したがって、この際には視線座標304に最も近い
表示パターン305に対応する焦点検出視野が選択さ
れ、ここの焦点情報でピント合わせが開始される。使用
者は明らかに表示されている表示パターン302とは異
なるところを見ていたわけであるから、前回の動作焦点
検出視野に左右されることなく、速やかに新たな焦点検
出視野を用いることになる。
ては近傍でないとみなしてステップ#202へ移行す
る。したがって、この際には視線座標304に最も近い
表示パターン305に対応する焦点検出視野が選択さ
れ、ここの焦点情報でピント合わせが開始される。使用
者は明らかに表示されている表示パターン302とは異
なるところを見ていたわけであるから、前回の動作焦点
検出視野に左右されることなく、速やかに新たな焦点検
出視野を用いることになる。
【0121】図14は、視線検出動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【0122】まず、ステップ#301において、演算に
使用する変数の初期化処理を行い、IRED群内より点
灯させるIREDの選択を行う。次のステップ#302
においては、センサ駆動装置SDR2を介してエリアセ
ンサSNS2の電荷クリア動作を行った後、蓄積を開始
する。また、上記ステップ#301において選択したI
REDを点灯させる。続くステップ#303において
は、センサ駆動装置SDR2によりエリアセンサSNS
2の像信号を読み出す。
使用する変数の初期化処理を行い、IRED群内より点
灯させるIREDの選択を行う。次のステップ#302
においては、センサ駆動装置SDR2を介してエリアセ
ンサSNS2の電荷クリア動作を行った後、蓄積を開始
する。また、上記ステップ#301において選択したI
REDを点灯させる。続くステップ#303において
は、センサ駆動装置SDR2によりエリアセンサSNS
2の像信号を読み出す。
【0123】次のステップ#304においては、IRE
Dの角膜反射像であるプルキンエ像を像信号から抽出
し、そのセンサ上の座標をメモリする。そして、次のス
テップ#305において、虹彩エッジを像信号から抽出
し、その中心のセンサ上座標をメモリする。最後に、ス
テップ#306において、先に求めたプルキンエ像の座
標と瞳孔中心座標から視軸の方向を決定する。そして、
このサブルーチンをリターンする。
Dの角膜反射像であるプルキンエ像を像信号から抽出
し、そのセンサ上の座標をメモリする。そして、次のス
テップ#305において、虹彩エッジを像信号から抽出
し、その中心のセンサ上座標をメモリする。最後に、ス
テップ#306において、先に求めたプルキンエ像の座
標と瞳孔中心座標から視軸の方向を決定する。そして、
このサブルーチンをリターンする。
【0124】以上の実施の形態によれば、スイッチSW
1がオンされると、視線検出装置の出力に基づいて表示
パターンをファインダ内に点灯させ、前記スイッチSW
1がオフされた際には、前記表示パターンの点灯を所定
時間継続(この時間はスイッチSW1のオン時を基準に
しているが、必ずしもこれに限定されるものではない)
するようにしている。したがって、この所定時間の間に
表示パターンを被写体上のピントを合わせたい位置に合
わせ、この表示パターンを見ながらレリーズ釦を押し込
むことが可能であり、被写体上の上記ピントを合わせた
い位置から焦点検出視野を外すことなく、確実にピント
合わせを行うことができる。つまりこの事は、従来例で
述べた、(1)被写体上のピントを合わせたい位置、
(2)注視点、(3)焦点検出視野、の三つを容易に合
致させることができる事にほかならない。
1がオンされると、視線検出装置の出力に基づいて表示
パターンをファインダ内に点灯させ、前記スイッチSW
1がオフされた際には、前記表示パターンの点灯を所定
時間継続(この時間はスイッチSW1のオン時を基準に
しているが、必ずしもこれに限定されるものではない)
するようにしている。したがって、この所定時間の間に
表示パターンを被写体上のピントを合わせたい位置に合
わせ、この表示パターンを見ながらレリーズ釦を押し込
むことが可能であり、被写体上の上記ピントを合わせた
い位置から焦点検出視野を外すことなく、確実にピント
合わせを行うことができる。つまりこの事は、従来例で
述べた、(1)被写体上のピントを合わせたい位置、
(2)注視点、(3)焦点検出視野、の三つを容易に合
致させることができる事にほかならない。
【0125】更に、所定時間経過後には前記表示パター
ンを消灯するようにしているため、限られた電力を有効
に利用することができ、前記表示パターンを表示する為
に、視認性に優れたアクティブタイプのスーパーインポ
ーズ表示装置の採用が可能となる。
ンを消灯するようにしているため、限られた電力を有効
に利用することができ、前記表示パターンを表示する為
に、視認性に優れたアクティブタイプのスーパーインポ
ーズ表示装置の採用が可能となる。
【0126】また、スイッチSW1がオンされると、視
線検出装置の出力に基づいて複数の中より焦点検出視野
を選択し、スイッチSW1がオフされてから所定時間が
経過する前に再びオンされた際には、今回の注視点位置
と前回焦点調節の為に採用した焦点情報を得た焦点検出
視野との位置を比較し、これらが近傍にあるときには、
前回と同じ焦点検出視野を設定し、近傍にないときに
は、今回の注視点位置に最も近い焦点検出視野を設定す
るようにしているため、眼球運動に基づく注視点の検出
結果がある程度不確定であっても、上記(1)被写体上
のピントを合わせたい位置、(2)注視点、(3)焦点
検出視野、の三つを容易に合致させることが可能とな
る。
線検出装置の出力に基づいて複数の中より焦点検出視野
を選択し、スイッチSW1がオフされてから所定時間が
経過する前に再びオンされた際には、今回の注視点位置
と前回焦点調節の為に採用した焦点情報を得た焦点検出
視野との位置を比較し、これらが近傍にあるときには、
前回と同じ焦点検出視野を設定し、近傍にないときに
は、今回の注視点位置に最も近い焦点検出視野を設定す
るようにしているため、眼球運動に基づく注視点の検出
結果がある程度不確定であっても、上記(1)被写体上
のピントを合わせたい位置、(2)注視点、(3)焦点
検出視野、の三つを容易に合致させることが可能とな
る。
【0127】したがって、ファインダ上の同じ位置を見
て視線入力を繰り返したとき、設定される焦点検出視野
の安定性を極めて高めることができる。しかも、この
際、新たな焦点検出視野の選択を妨げることがない。
て視線入力を繰り返したとき、設定される焦点検出視野
の安定性を極めて高めることができる。しかも、この
際、新たな焦点検出視野の選択を妨げることがない。
【0128】以上の様に、本実施の形態のような構成に
することにより、撮影者の意思によく合致したカメラの
視線入力動作を創出し、また、動体に対して連続的にピ
ント合わせを行うサーボAFモードでも、視線入力によ
る焦点検出視野選択を原因として貴重な撮影チャンスを
逃すといったことを未然に防ぐことができるものであ
る。
することにより、撮影者の意思によく合致したカメラの
視線入力動作を創出し、また、動体に対して連続的にピ
ント合わせを行うサーボAFモードでも、視線入力によ
る焦点検出視野選択を原因として貴重な撮影チャンスを
逃すといったことを未然に防ぐことができるものであ
る。
【0129】(発明と実施の形態の対応)上記実施の形
態において、エリアセンサ2、センサ駆動回路SDR2
及びコンピュータPRSが本発明の視線検出手段に、駆
動装置DDR、液晶表示器DSP及びLED110が本
発明の表示手段に、エリアセンサ1、センサ駆動回路S
DR1及びコンピュータPRSが本発明の情報検出手段
に、コンピュータPRSが本発明の制御手段に、それぞ
れ相当する。
態において、エリアセンサ2、センサ駆動回路SDR2
及びコンピュータPRSが本発明の視線検出手段に、駆
動装置DDR、液晶表示器DSP及びLED110が本
発明の表示手段に、エリアセンサ1、センサ駆動回路S
DR1及びコンピュータPRSが本発明の情報検出手段
に、コンピュータPRSが本発明の制御手段に、それぞ
れ相当する。
【0130】また、図3の45個の表示パターンが本発
明の複数の指標(焦点検出視野、測距視野)に相当し、
スイッチSW1が本発明の撮影準備動作開始用スイッチ
に相当する。
明の複数の指標(焦点検出視野、測距視野)に相当し、
スイッチSW1が本発明の撮影準備動作開始用スイッチ
に相当する。
【0131】(変形例)上記実施の形態では、一眼レフ
カメラに適用した例を述べているが、これに限定される
ものではなく、ビデオカメラ等、各種のカメラや、その
為の光学装置にも適用することができるものである。
カメラに適用した例を述べているが、これに限定される
ものではなく、ビデオカメラ等、各種のカメラや、その
為の光学装置にも適用することができるものである。
【0132】また、情報検出用として、合焦状態を検出
する為の焦点検出視野を例にしているが、距離情報(測
距情報)を得る為の測距視野であってもよく、その他測
光情報を得る為の視野であってもよい。
する為の焦点検出視野を例にしているが、距離情報(測
距情報)を得る為の測距視野であってもよく、その他測
光情報を得る為の視野であってもよい。
【0133】また、レリーズボタンに連動したスイッチ
SW1のオンにより、表示パターンをファインダ内に表
示させる様にしているが、専用のスイッチ等であっても
よい。
SW1のオンにより、表示パターンをファインダ内に表
示させる様にしているが、専用のスイッチ等であっても
よい。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
物体上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標の
それぞれを容易に一致させると共に、無駄な指標表示を
止めて省電化を図ることができる光学装置を提供できる
ものである。
物体上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標の
それぞれを容易に一致させると共に、無駄な指標表示を
止めて省電化を図ることができる光学装置を提供できる
ものである。
【0135】また、本発明によれば、被写体上の情報を
得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞれを容易
に一致させると共に、無駄な指標表示を止めて省電化を
図ることができる視線検出機能付きカメラを提供できる
ものである。
得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞれを容易
に一致させると共に、無駄な指標表示を止めて省電化を
図ることができる視線検出機能付きカメラを提供できる
ものである。
【0136】また、本発明によれば、眼球運動に基づく
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、物体上
の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞ
れを容易に一致させることができる光学装置を提供でき
るものである。
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、物体上
の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれぞ
れを容易に一致させることができる光学装置を提供でき
るものである。
【0137】また、本発明によれば、眼球運動に基づく
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、被写体
上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれ
ぞれを容易に一致させることができる視線検出機能付き
カメラを提供できるものである。
注視点の検出結果がある程度不確定であっても、被写体
上の情報を得たい位置、注視点、情報検出用指標のそれ
ぞれを容易に一致させることができる視線検出機能付き
カメラを提供できるものである。
【図1】本発明の実施の一形態に係る視線検出機能付き
カメラの回路構成を示すブロック図である。
カメラの回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの光学配置図である。
【図3】図1のカメラに具備された焦点検出視野の配置
を示す図である。
を示す図である。
【図4】一般的な視線検出の原理を説明する為の図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施の一形態に係る視線検出機能付き
カメラの動作の一部を示すフローチャートである。
カメラの動作の一部を示すフローチャートである。
【図6】図5の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】ファインダ内の焦点検出視野表示の様子を示す
図である。
図である。
【図8】同じくファインダ内の焦点検出視野表示の様子
を示す図である。
を示す図である。
【図9】図6のステップ#108にて実行される動作焦
点検出視野設定の動作を示すフローチャートである。
点検出視野設定の動作を示すフローチャートである。
【図10】図9の動作説明を助ける為のファインダ内の
焦点検出視野表示の様子を示す図である。
焦点検出視野表示の様子を示す図である。
【図11】同じく図9の動作説明を助ける為のファイン
ダ内の焦点検出視野表示の様子を示す図である。
ダ内の焦点検出視野表示の様子を示す図である。
【図12】同じく図9の動作説明を助ける為のファイン
ダ内の焦点検出視野表示の様子を示す図である。
ダ内の焦点検出視野表示の様子を示す図である。
【図13】同じく図9の動作説明を助ける為のファイン
ダ内の焦点検出視野表示の様子を示す図である。
ダ内の焦点検出視野表示の様子を示す図である。
【図14】図6のステップ#106にて実行される視線
検出動作を示すフローチャートである。
検出動作を示すフローチャートである。
110 LED PRS コンピュータ DSP 液晶表示器 SW1 スイッチ SNS1 エリアセンサ SNS2 エリアセンサ SDR1 センサ駆動回路 SDR2 センサ駆動回路 PTR トランジスタ BATT 電池
Claims (13)
- 【請求項1】 観察面内における使用者の注視点を検出
する視線検出手段と、複数の指標の中より情報検出用と
して設定される特定の指標を、物体像に重畳させて前記
観察面内に表示する表示手段と、前記特定の指標位置に
ある物体像の情報を検出する情報検出手段と、前記視線
検出手段と前記表示手段を制御する制御手段とを有する
光学装置において、 前記制御手段は、手動入力操作に応答して、前記視線検
出手段により検出される注視点に基づいて設定される前
記特定の指標を前記表示手段に表示させ、前記手動入力
操作が解除されても、前記特定の指標の表示は継続させ
ることを特徴とする光学装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記手動入力操作の解
除後も継続している前記特定の視標の表示を、前記手動
操作の解除から所定時間経過後に停止させることを特徴
とする請求項1記載の光学装置。 - 【請求項3】 ファインダ内における撮影者の注視点を
検出する視線検出手段と、該視線検出手段の出力に基づ
いて複数の指標の中より情報検出用として設定される特
定の指標を、被写体像に重畳させて前記ファインダ内に
表示する表示手段と、前記特定の指標位置にある被写体
の情報を検出する情報検出手段と、前記視線検出手段と
前記表示手段を制御する制御手段とを有する視線検出機
能付きカメラにおいて、 前記制御手段は、手動入力操作に応答して、前記視線検
出手段の出力に基づいて設定される前記特定の指標を前
記表示手段に表示させ、前記手動入力操作が解除されて
も、前記特定の指標の表示は継続させることを特徴とす
る視線検出機能付きカメラ。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記手動入力操作の解
除後も継続している前記特定の視標の表示を、前記手動
操作の解除から所定時間経過後に停止させることを特徴
とする請求項3記載の視線検出機能付きカメラ。 - 【請求項5】 前記指標は、焦点検出視野であり、前記
情報検出手段は、焦点検出用として設定される特定の焦
点検出視野位置にある被写体の焦点状態を検出する手段
であることを特徴とする請求項3又は4記載の視線検出
機能付きカメラ。 - 【請求項6】 前記指標は、測距視野であり、前記情報
検出手段は、測距情報検出用として設定される特定の測
距視野位置にある被写体の測距情報を検出する手段であ
ることを特徴とする請求項3又は4記載の視線検出機能
付きカメラ。 - 【請求項7】 前記手動入力操作とは、撮影準備動作を
開始させる為のスイッチの操作であることを特徴とする
請求項3又は4記載の視線検出機能付きカメラ。 - 【請求項8】 前記表示手段は、ファインダ内に前記指
標をスーパーインポーズ表示する手段であることを特徴
とする請求項3又は4記載の視線検出機能付きカメラ。 - 【請求項9】 使用者の注視点を検出する視線検出手段
と、複数の指標の中より情報検出用として設定される特
定の指標位置にある物体像の情報を検出する情報検出手
段と、前記視線検出手段と前記情報検出手段を制御する
制御手段とを有する光学装置において、 前記制御手段は、前記手動入力操作に応答して、前記視
線検出手段により検出される注視点に基づいて複数の指
標の中より特定の指標を選択すると共に、手動入力操作
が解除されてから所定時間内に再び手動入力操作が為さ
れた際には、今回の注視点位置と前回情報検出用として
設定した特定の指標の位置を比較し、これらが所定の位
置関係に有る場合は、今回の情報検出用の特定の指標と
して前回と同じ指標を設定し、所定位置関係に無い場合
は、今回の情報検出用の特定の指標として今回の注視点
位置に最も近い指標を設定することを特徴とする光学装
置。 - 【請求項10】 撮影者の注視点を検出する視線検出手
段と、複数の指標の中より情報検出用として設定される
特定の指標位置にある被写体像の情報を検出する情報検
出手段と、前記視線検出手段と前記情報検出手段を制御
する制御手段とを有する視線検出機能付きカメラにおい
て、 前記制御手段は、前記手動入力操作に応答して、前記視
線検出手段により検出される注視点に基づいて複数の指
標の中より特定の指標を選択すると共に、手動入力操作
が解除されてから所定時間内に再び手動入力操作が為さ
れた際には、今回の注視点位置と前回情報検出用として
設定した特定の指標の位置を比較し、これらが所定の位
置関係に有る場合は、今回の情報検出用の特定の指標と
して前回と同じ指標を設定し、所定位置関係に無い場合
は、今回の情報検出用の特定の指標として今回の注視点
位置に最も近い指標を設定することを特徴とする視線検
出機能付きカメラ。 - 【請求項11】 前記指標は、焦点検出視野であり、前
記情報検出手段は、焦点検出用として設定される特定の
焦点検出視野位置にある被写体の焦点状態を検出する手
段であることを特徴とする請求項10記載の視線検出機
能付きカメラ。 - 【請求項12】 前記指標は、測距視野であり、前記情
報検出手段は、測距情報検出用として設定される特定の
測距視野位置にある被写体の測距情報を検出する手段で
あることを特徴とする請求項10記載の視線検出機能付
きカメラ。 - 【請求項13】 前記制御手段は、撮影画面の対角線の
長さに基づいて定まる値をしきい値として、該しきい値
内に今回の注視点位置と前回情報検出用として設定した
特定の指標の位置があれば、所定の位置関係に有ると判
定し、しきい値内になければ、所定の関係に無いと判定
することを特徴とする請求項10記載の視線検出機能付
きカメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159980A JPH11338041A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 光学装置及び視線検出機能付きカメラ |
| US09/316,025 US6097894A (en) | 1998-05-26 | 1999-05-21 | Optical apparatus and camera capable of line of sight detection |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159980A JPH11338041A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 光学装置及び視線検出機能付きカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11338041A true JPH11338041A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15705383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10159980A Pending JPH11338041A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 光学装置及び視線検出機能付きカメラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| US (1) | US6097894A (ja) |
| JP (1) | JPH11338041A (ja) |
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