JPH04237125A - ドライエッチング方法 - Google Patents
ドライエッチング方法Info
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- JPH04237125A JPH04237125A JP3020361A JP2036191A JPH04237125A JP H04237125 A JPH04237125 A JP H04237125A JP 3020361 A JP3020361 A JP 3020361A JP 2036191 A JP2036191 A JP 2036191A JP H04237125 A JPH04237125 A JP H04237125A
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- JP
- Japan
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- etching
- gas
- reaction
- silicon
- anisotropy
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P50/00—Etching of wafers, substrates or parts of devices
- H10P50/20—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching
- H10P50/24—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials
- H10P50/242—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials of Group IV materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S438/00—Semiconductor device manufacturing: process
- Y10S438/963—Removing process residues from vertical substrate surfaces
Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造分野等
において適用されるドライエッチング方法に関し、特に
シリコン・トレンチ・エッチング等の高アスペクト比加
工を良好な異方性をもって高速に行う方法に関する。
において適用されるドライエッチング方法に関し、特に
シリコン・トレンチ・エッチング等の高アスペクト比加
工を良好な異方性をもって高速に行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のVLSI,ULSI等にみられる
ように半導体装置の高集積化および高性能化が進展する
に伴い、半導体デバイスにおける各種パターンのアスペ
クト比は急速に増大する傾向にある。したがって、ドラ
イエッチング技術に対しても、高アスペクト比加工を良
好な異方性をもって行う技術が切望されている。シリコ
ン系材料層の高アスペクト比加工の典型的な例は、容量
素子の形成や素子分離を目的として行われるシリコン・
トレンチ・エッチングである。トレンチの深さはデバイ
スの種類や用途により異なり、容量素子では4〜5μm
,素子分離ではMOSトランジスタ用で1μm、バイポ
ーラ・トランジスタ用で4μm程度とされているが、そ
の開口径はいずれも0.35〜1.0μm程度である。 シリコン・トレンチ・エッチングには、マスク・パター
ンやエッチング・パラメータ等によってトレンチの断面
形状が複雑に変化し、後工程におけるトレンチの埋め込
みや容量の制御等に困難をきたし易いという問題がある
。したがって、主としてラジカル反応にもとづきエッチ
ングを進行させるフッ素系ガス等をエッチング・ガスの
主成分とするのでは高異方性の達成は困難であり、通常
は塩素系ガスが使用される。SiCl4 とN2 の混
合ガス系はその代表例である。これは、SiCl4 か
ら主エッチング種としてCl+ を生成させると共に、
N2 の添加によりSix Ny Clz の堆積を可
能とし、これを側壁保護に利用して高異方性を達成する
ことを意図したガスの組み合わせである。さらに本願出
願人は、上述のガス系にClF3 等のフッ素系ガスを
添加することも提案している。これは、異方性を損なわ
ない範囲内でF* を生成し得るガスを添加することに
より、Cl+ と単結晶シリコンとの反応により律速さ
れていたエッチング速度を高めることを目的としている
。
ように半導体装置の高集積化および高性能化が進展する
に伴い、半導体デバイスにおける各種パターンのアスペ
クト比は急速に増大する傾向にある。したがって、ドラ
イエッチング技術に対しても、高アスペクト比加工を良
好な異方性をもって行う技術が切望されている。シリコ
ン系材料層の高アスペクト比加工の典型的な例は、容量
素子の形成や素子分離を目的として行われるシリコン・
トレンチ・エッチングである。トレンチの深さはデバイ
スの種類や用途により異なり、容量素子では4〜5μm
,素子分離ではMOSトランジスタ用で1μm、バイポ
ーラ・トランジスタ用で4μm程度とされているが、そ
の開口径はいずれも0.35〜1.0μm程度である。 シリコン・トレンチ・エッチングには、マスク・パター
ンやエッチング・パラメータ等によってトレンチの断面
形状が複雑に変化し、後工程におけるトレンチの埋め込
みや容量の制御等に困難をきたし易いという問題がある
。したがって、主としてラジカル反応にもとづきエッチ
ングを進行させるフッ素系ガス等をエッチング・ガスの
主成分とするのでは高異方性の達成は困難であり、通常
は塩素系ガスが使用される。SiCl4 とN2 の混
合ガス系はその代表例である。これは、SiCl4 か
ら主エッチング種としてCl+ を生成させると共に、
N2 の添加によりSix Ny Clz の堆積を可
能とし、これを側壁保護に利用して高異方性を達成する
ことを意図したガスの組み合わせである。さらに本願出
願人は、上述のガス系にClF3 等のフッ素系ガスを
添加することも提案している。これは、異方性を損なわ
ない範囲内でF* を生成し得るガスを添加することに
より、Cl+ と単結晶シリコンとの反応により律速さ
れていたエッチング速度を高めることを目的としている
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドライエッ
チングにおいては上述のような高異方性,高速性の他、
低汚染性も要求される。特に、シリコン・トレンチ・エ
ッチングではプロセス時間が長いために、エッチング中
のパーティクル発生をいかに抑制するかが重要なポイン
トとなる。したがって、低汚染性の観点からはSix
Ny Clz のような反応生成物の生成量は低減させ
ることが望ましいが、それではエッチング速度を向上さ
せる目的で添加されたフッ素系ガスの影響が大きく現れ
、異方性が低下してしまう。
チングにおいては上述のような高異方性,高速性の他、
低汚染性も要求される。特に、シリコン・トレンチ・エ
ッチングではプロセス時間が長いために、エッチング中
のパーティクル発生をいかに抑制するかが重要なポイン
トとなる。したがって、低汚染性の観点からはSix
Ny Clz のような反応生成物の生成量は低減させ
ることが望ましいが、それではエッチング速度を向上さ
せる目的で添加されたフッ素系ガスの影響が大きく現れ
、異方性が低下してしまう。
【0004】パーティクル汚染の抑制に効果的なガス系
として、本願出願人は先に特願平2−199249号明
細書において、被エッチング基板を0℃以下に冷却した
状態でS2 Cl2 のような塩化イオウ系ガス、もし
くはS2 Br2 等の臭化イオウ系ガスを主体とする
エッチング・ガスを使用してシリコン系材料層をエッチ
ングする技術を開示している。これは、いわゆる低温エ
ッチングによるラジカル反応の抑制と側壁保護との併用
により高異方性を達成しようとする技術である。たとえ
ばS2 Br2 を使用する場合、上記側壁保護はS2
Br2 から解離生成するSを主体とし、これにエッ
チング反応生成物であるSiBrx 等が混在してなる
堆積物により行われる。この堆積物は、エッチング終了
後に被エッチング基板を室温ないしはそれ以上に加熱す
ることにより容易に揮発除去できるため、パーティクル
汚染を惹起させる虞れがない。これが、上記発明の最大
の利点である。しかしながら、エッチング反応自体はC
l+ もしくはBr+ によるイオン・アシスト反応で
律速されているため、エッチング速度は概して低い。
として、本願出願人は先に特願平2−199249号明
細書において、被エッチング基板を0℃以下に冷却した
状態でS2 Cl2 のような塩化イオウ系ガス、もし
くはS2 Br2 等の臭化イオウ系ガスを主体とする
エッチング・ガスを使用してシリコン系材料層をエッチ
ングする技術を開示している。これは、いわゆる低温エ
ッチングによるラジカル反応の抑制と側壁保護との併用
により高異方性を達成しようとする技術である。たとえ
ばS2 Br2 を使用する場合、上記側壁保護はS2
Br2 から解離生成するSを主体とし、これにエッ
チング反応生成物であるSiBrx 等が混在してなる
堆積物により行われる。この堆積物は、エッチング終了
後に被エッチング基板を室温ないしはそれ以上に加熱す
ることにより容易に揮発除去できるため、パーティクル
汚染を惹起させる虞れがない。これが、上記発明の最大
の利点である。しかしながら、エッチング反応自体はC
l+ もしくはBr+ によるイオン・アシスト反応で
律速されているため、エッチング速度は概して低い。
【0005】このように、ドライエッチングにおいて高
異方性,高速性,低汚染性をすべて満足させることは決
して容易ではなく、より優れたプロセスが求められてい
る。そこで本発明は、シリコン系材料層のエッチングに
おいて、これらの諸要求をすべて満足し得るドライエッ
チング方法を提供することを目的とする。
異方性,高速性,低汚染性をすべて満足させることは決
して容易ではなく、より優れたプロセスが求められてい
る。そこで本発明は、シリコン系材料層のエッチングに
おいて、これらの諸要求をすべて満足し得るドライエッ
チング方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、上述の目的を達成するために提案されるもの
であり、被エッチング基板を0℃以下に冷却しながら、
S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F10から
選ばれるいずれか1種の第1のガスと、S3 Cl2
,S2 Cl2 ,SCl2から選ばれるいずれか1種
の第2ガスとを含むエッチング・ガスを用いてシリコン
系材料層のエッチングを行うことを特徴とするものであ
る。
グ方法は、上述の目的を達成するために提案されるもの
であり、被エッチング基板を0℃以下に冷却しながら、
S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F10から
選ばれるいずれか1種の第1のガスと、S3 Cl2
,S2 Cl2 ,SCl2から選ばれるいずれか1種
の第2ガスとを含むエッチング・ガスを用いてシリコン
系材料層のエッチングを行うことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明者らは、高異方性,高速性,低汚染性の
すべての要件を満たすためのアプローチとして、昇華性
物質による強固な側壁保護を行いながら、反応系に若干
のF* も存在させることによりエッチング速度を向上
させることを考えた。その結果、エッチング・ガスの組
成としてフッ化イオウと塩化イオウとの混合ガス系を提
案するに至った。上記フッ化イオウとして実用性が高い
と考えられる化合物は、S2 F2 ,SF2 ,SF
4 およびS2 F10である。フッ化イオウにはこの
他に、SF6 が安定な化合物として良く知られており
、既にドライエッチング用のガスとして実用化されてい
るが、F/S比(1分子中のフッ素原子数とイオウ原子
数との比)が大きいため多量のF* を発生させる上、
放電解離によってもSをほとんど生成しないことが確認
されており、本発明の目的には適さない。一方、上記塩
化イオウとして実用性が高いと考えられる化合物は、S
3 Cl2 ,S2 Cl2 およびSCl2 である
。
すべての要件を満たすためのアプローチとして、昇華性
物質による強固な側壁保護を行いながら、反応系に若干
のF* も存在させることによりエッチング速度を向上
させることを考えた。その結果、エッチング・ガスの組
成としてフッ化イオウと塩化イオウとの混合ガス系を提
案するに至った。上記フッ化イオウとして実用性が高い
と考えられる化合物は、S2 F2 ,SF2 ,SF
4 およびS2 F10である。フッ化イオウにはこの
他に、SF6 が安定な化合物として良く知られており
、既にドライエッチング用のガスとして実用化されてい
るが、F/S比(1分子中のフッ素原子数とイオウ原子
数との比)が大きいため多量のF* を発生させる上、
放電解離によってもSをほとんど生成しないことが確認
されており、本発明の目的には適さない。一方、上記塩
化イオウとして実用性が高いと考えられる化合物は、S
3 Cl2 ,S2 Cl2 およびSCl2 である
。
【0008】上記フッ化イオウおよび塩化イオウは、い
ずれも放電解離によりプラズマ中にSを生成させること
ができる。生成したSは、被エッチング基板が冷却され
ていることにより容易にその表面へ析出する。ここで、
イオンの入射面では堆積したSは直ちにスパッタ除去さ
れるが、イオンの入射が少ないパターン側壁部ではSの
堆積が続き、これが側壁保護膜として機能する。その上
、被エッチング基板の低温冷却によりラジカル反応もあ
る程度抑制されているので、高異方性が確保される。 しかも、堆積したSは、エッチング終了後に被エッチン
グ基板の温度を室温もしくはそれ以上に上昇させれば容
易に昇華除去することができるため、エッチング系内に
パーティクル汚染を惹起させるものではない。これは、
本発明の最も重要なメリットのひとつである。
ずれも放電解離によりプラズマ中にSを生成させること
ができる。生成したSは、被エッチング基板が冷却され
ていることにより容易にその表面へ析出する。ここで、
イオンの入射面では堆積したSは直ちにスパッタ除去さ
れるが、イオンの入射が少ないパターン側壁部ではSの
堆積が続き、これが側壁保護膜として機能する。その上
、被エッチング基板の低温冷却によりラジカル反応もあ
る程度抑制されているので、高異方性が確保される。 しかも、堆積したSは、エッチング終了後に被エッチン
グ基板の温度を室温もしくはそれ以上に上昇させれば容
易に昇華除去することができるため、エッチング系内に
パーティクル汚染を惹起させるものではない。これは、
本発明の最も重要なメリットのひとつである。
【0009】一方、シリコン系材料層のエッチングに寄
与するのは、主として上記塩化イオウから生成するCl
+ ,Cl2 + 等のイオンであり、これに同じく塩
化イオウから生成するCl* やフッ化イオウから生成
するF* 等が加わる。この中で、F* は半径が小さ
く、容易に単結晶シリコンの結晶格子内に侵入して化学
反応を進行させる、究めて反応性に富む化学種である。 したがって、ガス系にフッ化イオウが添加され、エッチ
ング系内にF* が供給されることにより、塩素系イオ
ンのみに頼る場合よりもエッチング速度は大幅に増大す
る。エッチング速度の増大を目的としてフッ素系ガスを
添加することは従来からも試みられてきたが、その際に
は異方性の確保に強力な側壁保護が必要となり、結果と
してパーティクル汚染を免れないという問題があった。 しかし、本発明では塩化イオウとフッ化イオウの双方か
らSが供給されるので効果的な側壁保護が行われること
に加えて、堆積したSが容易に昇華除去できる物質であ
るため、このような問題は生じない。さらに、本発明で
使用されるエッチング・ガスにはBrが含まれていない
ため、SiBrx の過剰な堆積によるマイクロローデ
ィング効果の発生や汚染等の心配もない。したがって、
本発明によれば高異方性、高速性、および低汚染性とを
いずれをも犠牲とすることなく同時に達成することがで
きるのである。
与するのは、主として上記塩化イオウから生成するCl
+ ,Cl2 + 等のイオンであり、これに同じく塩
化イオウから生成するCl* やフッ化イオウから生成
するF* 等が加わる。この中で、F* は半径が小さ
く、容易に単結晶シリコンの結晶格子内に侵入して化学
反応を進行させる、究めて反応性に富む化学種である。 したがって、ガス系にフッ化イオウが添加され、エッチ
ング系内にF* が供給されることにより、塩素系イオ
ンのみに頼る場合よりもエッチング速度は大幅に増大す
る。エッチング速度の増大を目的としてフッ素系ガスを
添加することは従来からも試みられてきたが、その際に
は異方性の確保に強力な側壁保護が必要となり、結果と
してパーティクル汚染を免れないという問題があった。 しかし、本発明では塩化イオウとフッ化イオウの双方か
らSが供給されるので効果的な側壁保護が行われること
に加えて、堆積したSが容易に昇華除去できる物質であ
るため、このような問題は生じない。さらに、本発明で
使用されるエッチング・ガスにはBrが含まれていない
ため、SiBrx の過剰な堆積によるマイクロローデ
ィング効果の発生や汚染等の心配もない。したがって、
本発明によれば高異方性、高速性、および低汚染性とを
いずれをも犠牲とすることなく同時に達成することがで
きるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図1
(a)および(b)を参照しながら説明する。本実施例
は、第1ガスとしてS2 F2 、第2ガスとしてS2
Cl2 を使用し、これらの混合ガスを用いてシリコ
ン・トレンチ・エッチングを行った例である。
(a)および(b)を参照しながら説明する。本実施例
は、第1ガスとしてS2 F2 、第2ガスとしてS2
Cl2 を使用し、これらの混合ガスを用いてシリコ
ン・トレンチ・エッチングを行った例である。
【0011】まず、一例として図1(a)に示されるよ
うに、シリコン基板1上に酸化シリコンからなるエッチ
ング・マスク2が形成された被エッチング基板(ウェハ
)を用意した。上記エッチング・マスク2には、パター
ニングにより約0.5μm幅の開口部3が形成されてい
る。上記ウェハを有磁場マイクロ波プラズマ・エッチン
グ装置にセットし、ウェハ載置電極に内蔵された冷却配
管にエタノール等の冷媒を循環させることにより該ウェ
ハを約−70℃に冷却した。S2 F2 流量5SCC
M,S2 Cl2 流量20SCCM,ガス圧1.3P
a(10mTorr),マイクロ波パワー850W,R
Fバイアス・パワー100Wの条件でシリコン基板1の
エッチングを行った。上記のエッチング条件は、S2
Cl2 の放電解離によりプラズマ中にCl+ ,Cl
2 + 等のイオンを主エッチング種として発生させ、
低ガス圧下で高バイアスを印加することにより高異方性
を達成することを意図したものである。したがって、こ
のエッチングはイオン・アシスト反応を主体として進行
するが、これと同時にS2 F2 の放電解離により生
成するF* もラジカル反応を起こし、エッチングに寄
与する。したがって、約5000Å/分の速いエッチン
グ速度が達成された。
うに、シリコン基板1上に酸化シリコンからなるエッチ
ング・マスク2が形成された被エッチング基板(ウェハ
)を用意した。上記エッチング・マスク2には、パター
ニングにより約0.5μm幅の開口部3が形成されてい
る。上記ウェハを有磁場マイクロ波プラズマ・エッチン
グ装置にセットし、ウェハ載置電極に内蔵された冷却配
管にエタノール等の冷媒を循環させることにより該ウェ
ハを約−70℃に冷却した。S2 F2 流量5SCC
M,S2 Cl2 流量20SCCM,ガス圧1.3P
a(10mTorr),マイクロ波パワー850W,R
Fバイアス・パワー100Wの条件でシリコン基板1の
エッチングを行った。上記のエッチング条件は、S2
Cl2 の放電解離によりプラズマ中にCl+ ,Cl
2 + 等のイオンを主エッチング種として発生させ、
低ガス圧下で高バイアスを印加することにより高異方性
を達成することを意図したものである。したがって、こ
のエッチングはイオン・アシスト反応を主体として進行
するが、これと同時にS2 F2 の放電解離により生
成するF* もラジカル反応を起こし、エッチングに寄
与する。したがって、約5000Å/分の速いエッチン
グ速度が達成された。
【0012】さらにこのエッチング反応系では、S2
F2 およびS2 Cl2 の双方から放電解離により
生成したSが低温冷却されたウェハに接触してパターン
側壁部に堆積し、図1(b)に示されるように側壁保護
膜4が形成された。ところで、シリコン・トレンチ・エ
ッチングのように入射イオン・エネルギーの高い条件で
長時間の加工が行われるプロセスでは、エッチングの進
行に伴ってエッチング・マスク2の端部が後退して丸み
を帯び易い。あるいは、レジストの解像限界を越えた微
細な開口径が要求される場合には、RIE(反応性イオ
ン・エッチング)でエッチバックを行うことによりエッ
チング・マスク2にサイドウォールを形成することもあ
る。このようにマスク端部が丸みを帯びている場合、こ
の部分に入射したイオンが散乱されて斜め入射成分に変
換され、これがパターン側壁部を攻撃してアンダカット
やボウイング(bowing)等の形状異常を発生させ
る原因となり易い。しかし、本発明では上述のようにS
により効果的な側壁保護が行われることにより、4μm
の深さのエッチングを行った場合にも極めて良好な異方
性形状を有するトレンチ3aが形成された。上記側壁保
護膜4は、エッチング終了後にウェハを約90℃に加熱
することにより昇華除去され、何らエッチング系内にパ
ーティクル汚染を惹起させることはなかった。この加熱
は、低温エッチング後のウェハ上への結露を防止するた
めの加熱をもって兼用させることができる。
F2 およびS2 Cl2 の双方から放電解離により
生成したSが低温冷却されたウェハに接触してパターン
側壁部に堆積し、図1(b)に示されるように側壁保護
膜4が形成された。ところで、シリコン・トレンチ・エ
ッチングのように入射イオン・エネルギーの高い条件で
長時間の加工が行われるプロセスでは、エッチングの進
行に伴ってエッチング・マスク2の端部が後退して丸み
を帯び易い。あるいは、レジストの解像限界を越えた微
細な開口径が要求される場合には、RIE(反応性イオ
ン・エッチング)でエッチバックを行うことによりエッ
チング・マスク2にサイドウォールを形成することもあ
る。このようにマスク端部が丸みを帯びている場合、こ
の部分に入射したイオンが散乱されて斜め入射成分に変
換され、これがパターン側壁部を攻撃してアンダカット
やボウイング(bowing)等の形状異常を発生させ
る原因となり易い。しかし、本発明では上述のようにS
により効果的な側壁保護が行われることにより、4μm
の深さのエッチングを行った場合にも極めて良好な異方
性形状を有するトレンチ3aが形成された。上記側壁保
護膜4は、エッチング終了後にウェハを約90℃に加熱
することにより昇華除去され、何らエッチング系内にパ
ーティクル汚染を惹起させることはなかった。この加熱
は、低温エッチング後のウェハ上への結露を防止するた
めの加熱をもって兼用させることができる。
【0013】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、たとえばエッチング・ガスには各種の添
加ガスを混合しても良い。たとえば、N2 を添加した
場合には反応生成物による側壁保護の強化を期待するこ
とができ、またH2 ,H2 S,シラン系ガスのよう
にエッチング系内にH* および/またはシリコン系活
性種を供給し得るガスを添加すれば、過剰なハロゲン・
ラジカルを捕捉し、Sの堆積効果を高めることができる
。さらに、スパッタリング効果,冷却効果,希釈効果を
得る目的でHe,Ar等の希ガスが添加されていても良
い。また、上述のシリコン・トレンチ・エッチングのプ
ロセスは、容量素子を形成するためのいわゆるディープ
・トレンチ(deep trench)の形成を前提
としたものであったが、MOSトランジスタの素子分離
等に用いられるいわゆるシャロー・トレンチ(shal
low trench)に適用されても良い。この場
合には、ゲート・プロセスと同様の基板構造を有するウ
ェハに対して有機レジスト材料層をマスクとするエッチ
ングが行われる。したがって、パターン側壁部に堆積し
たSはウェハの加熱により除去されることはもちろんで
あるが、有機レジスト材料層を除去するためのアッシン
グ処理によっても徹底的に除去されることとなる。
ものではなく、たとえばエッチング・ガスには各種の添
加ガスを混合しても良い。たとえば、N2 を添加した
場合には反応生成物による側壁保護の強化を期待するこ
とができ、またH2 ,H2 S,シラン系ガスのよう
にエッチング系内にH* および/またはシリコン系活
性種を供給し得るガスを添加すれば、過剰なハロゲン・
ラジカルを捕捉し、Sの堆積効果を高めることができる
。さらに、スパッタリング効果,冷却効果,希釈効果を
得る目的でHe,Ar等の希ガスが添加されていても良
い。また、上述のシリコン・トレンチ・エッチングのプ
ロセスは、容量素子を形成するためのいわゆるディープ
・トレンチ(deep trench)の形成を前提
としたものであったが、MOSトランジスタの素子分離
等に用いられるいわゆるシャロー・トレンチ(shal
low trench)に適用されても良い。この場
合には、ゲート・プロセスと同様の基板構造を有するウ
ェハに対して有機レジスト材料層をマスクとするエッチ
ングが行われる。したがって、パターン側壁部に堆積し
たSはウェハの加熱により除去されることはもちろんで
あるが、有機レジスト材料層を除去するためのアッシン
グ処理によっても徹底的に除去されることとなる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のドライエッチング方法によれば、シリコン系材料層
のエッチングにおいて従来は困難であった高異方性,高
速性,低汚染性の同時達成が可能となる。したがって、
本発明は微細なデザイン・ルールにもとづき高集積度お
よび高性能を有する半導体装置の製造に極めて有用であ
る。
明のドライエッチング方法によれば、シリコン系材料層
のエッチングにおいて従来は困難であった高異方性,高
速性,低汚染性の同時達成が可能となる。したがって、
本発明は微細なデザイン・ルールにもとづき高集積度お
よび高性能を有する半導体装置の製造に極めて有用であ
る。
【図1】本発明のドライエッチング方法をシリコン・ト
レンチ・エッチングに適用した一例をその工程順にした
がって示す概略断面図であり、(a)はエッチング前の
ウェハの状態、(b)はエッチング終了後のウェハの状
態をそれぞれ示す。
レンチ・エッチングに適用した一例をその工程順にした
がって示す概略断面図であり、(a)はエッチング前の
ウェハの状態、(b)はエッチング終了後のウェハの状
態をそれぞれ示す。
1 ・・・シリコン基板
2 ・・・エッチング・マスク
3 ・・・開口部
3a・・・トレンチ
4 ・・・側壁保護膜(S)
Claims (1)
- 【請求項1】 被エッチング基板を0℃以下に冷却し
ながら、S2 F2 ,SF2 ,SF4 ,S2 F
10から選ばれるいずれか1種の第1のガスと、S3
Cl2 ,S2 Cl2 ,SCl2 から選ばれるい
ずれか1種の第2ガスとを含むエッチング・ガスを用い
てシリコン系材料層のエッチングを行うことを特徴とす
るドライエッチング方法。
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