JPH042374Y2 - - Google Patents

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JPH042374Y2
JPH042374Y2 JP11168585U JP11168585U JPH042374Y2 JP H042374 Y2 JPH042374 Y2 JP H042374Y2 JP 11168585 U JP11168585 U JP 11168585U JP 11168585 U JP11168585 U JP 11168585U JP H042374 Y2 JPH042374 Y2 JP H042374Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ヘリウム液化装置などの極低温冷凍
機に利用されるレシプロ式膨張機の支持構造に関
するものである。
[従来の技術] 例えば、クロードサイクルを用いたHe液化装
置においては、ガス流量の少ない小型のものの場
合、システムに組み込む膨張機に効率面で有利と
なるレシプロタイプのものを使用することが多
い。そして、このレシプロ式膨張機の据付乃至配
置には、第3図に示すような形態を採るのが通例
である。すなわち、真空断熱容器(チヤンバ)2
の蓋部を兼ねるベース1に膨張シリンダ4A,5
Aの常温端側を固持させて該膨張シリンダ4A,
5Aを真空断熱容器2内に吊下状に垂下し、これ
を片持支持させるようにしている。このような支
持構造を採用する理由は、膨張シリンダ4A,5
Aの低温端側をフリーにして連結部材からの熱伝
導による熱侵入原因を最大限排除しなければなら
ないことなどの事情によるものである。そして、
膨張シリンダ4A,5Aには、その常温端側の開
口部からピストン4B,5Bが往復動可能に嵌装
されるとともに、ベース1上にピストン4B,5
Bが往復動仕事として取り出す膨張室4C,5C
内のHe(作動)ガスの膨張仕事を電気エネルギ等
に変換して吸収するための動力吸収機構6を設置
しているのが普通である。なお、この種膨張機
4,5では、図示のように膨張位相を違えた膨張
シリンダ4A,5Aを2段以上に並設して多気筒
運転により動力吸収を行なわしめることも一般的
である。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記の如き従来の支持構造による
と、次のような不都合を来たすことがある。これ
は、片持支持された膨張シリンダ4A,5Aの軸
心がピストン4B,5Bの軸心に対し傾倒し易い
ことである。本考案者が知見するところによる
と、このような原因には、真空断熱容器2内で膨
張シリンダ4A,5Aに連結される部材の熱伸縮
のアンバランスに起因するものと、動力吸収機構
6を設置するベース1の振動に起因するものとが
ある。すなわち、真空断熱容器2内の膨張シリン
ダ4A,5Aには、その低温端4a,5a側の膨
張室4C,5Cに作動ガスを吸、排気させるため
の吸気管4b,5bや排気管4c,5cが連結さ
れるが、これらは流通ガスの温度差などから熱歪
を生じ膨張シリンダ4A,5Aに微小ながらもあ
る程度の曲げモーメントを生じることは不可避な
ことである。また、ベース1は膨張仕事のアンバ
ランスに起因して動力吸引機構6と共に振動を起
こし易く、これによつても膨張シリンダ4A,5
Aの軸心に狂いを生じ易い。
そして、このような原因で膨張シリンダ4A,
5Aの軸心が傾倒すると、このシリンダに嵌装し
て往復動されるピストン4B,5Bに倒れモーメ
ントが加わり、これに伴ないピストンの円滑な運
動が阻害されると同時に、その摺動シール部での
摩耗や発熱が増加し、膨張機の作動、耐久性並び
に効率の諸点で性能の劣化を来たす。特に、低温
部での摺動による摩擦熱の発生は、寒冷生成能力
の低下につながり、非常に不都合となる。
本考案は、このような考察結果を基に、上述し
たレシプロ式膨張機における膨張シリンダの不都
合な傾倒問題を、その低温端側への熱侵入の増加
を来たすことなく簡単な改良工夫により解決でき
る手段を提供せんとしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、このような目的を達成するために、
その常温端側をベースに固持させて膨張シリンダ
を真空断熱容器内に片持支持するようにしたレシ
プロ式膨張機において、前記膨張シリンダの低温
端と対向する前記真空断熱容器の内面とに該膨張
シリンダにその軸心方向の張力を与える牽引杆ま
たは牽引索を張架したことを特徴としている。
[作用] このようにして膨張シリンダに軸心方向の張力
を加えるようにすれば、前述した原因などで仮令
膨張シリンダに曲げモーメントや振動が作用して
もその軸心が容易に傾倒するすることがなくな
り、膨張シリンダの軸心を安定に保持させること
ができる。また、膨張シリンダに張力を与える牽
引部材は、それ自身真空断熱容器内に収容され、
しかも断面積の小さな杆状または索状のものを使
用するから容器からの熱伝導も無視でき、その低
温端側に熱侵入の増加を招くことも殆どない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、クロードサイクルのHe液化システ
ムに供されている2気筒運転のレシプロ式膨張機
について、その各膨張シリンダに本考案に係る支
持構造を利用したものを図示している。ここにお
いて、1はベースであり、このベース1はシステ
ムに必要な膨張機4,5及び熱交換器(図示せ
ず)等を内部の真空室3に収容するための有底円
筒状の真空断熱容器2の密閉蓋を兼ねているとと
もに、真空室3内に収容される膨張機4,5とそ
の上に載架される動力吸収機構6の据付、支持プ
レートの役目を担つている。そして、このベース
1は膨張機4,5の取付周辺に当る中央部1aを
凹成し、その外側に前記真空室3から上方に拡張
された真空室3a形成している一方、その内側に
後述する動力吸収機構6をコンパクトに収容する
ようにしている。
そして、このベース1にその常温端側を一体又
は別体に固設して有底円筒体をなす膨張シリンダ
4A,5Aを各々固持せしめ、各膨張シリンダ4
A,5Aをベース1側の片持支持で前記真空断熱
容器2内に吊下状に垂下させて取付けている。こ
れらの膨張シリンダ4A,5Aには、ベース1に
開口するその開口部から棒状ピストン4B,5B
がそれぞれ往復動可能に嵌装され、その各低温端
側に互いに180°位相を違えて拡縮される膨張室4
C,5Cを形成しているとともに、その各低温端
(シリンダ底部)4a,5aに膨張室4C,5C
に作動ガスを吸排させるための吸気管4b,5b
と排気管4c,5cとを各々所要の吸、排気弁を
介して接続連通させている。また、膨張シリンダ
4A,5Aに摺動シールを介して気密に嵌装され
る前記ピストン4B,5Bは、その膨張室4C,
5Cの膨張過程における高圧ガスの膨張仕事を伝
達吸収すべくベース1上に設置した前記動力吸収
機構6と連結されている。この動力吸収機構6の
構成について詳述すると、ピストン4B,5Bは
ロツド6a,6aを介してそれぞれクランクシヤ
フト6bに連結され、それらの往復動運動が回転
運動に変換されるようになつているとともに、こ
のクランク6bの回転をギヤ6c,6dで増速変
向して発電機のロータデイスク6eを高速回転さ
せ、ピストン4B,5Bから伝達されるガスの膨
張仕事を最終的にその発電コイル6fに励起され
る電気エネルギに変換して吸収するようにしたも
のである。
かかる支持構造を有するレシプロ式膨張機4,
5において、各膨張シリンダ4A,5Aの低温端
に当るシリンダ底部4a,5aと対向する真空断
熱容器2の底部内面3aとの間に、各膨張シリン
ダ4A,5Aにその軸心方向の張力を与える小径
の牽引杆7,8をそれぞれ張架している。この牽
引杆7,8は、具体的には、その一旦がシリンダ
底部4a,5aに固着されて該底部からその軸心
方向に真直に延長されるとともに、他端側に引張
バネ7a,8aを有し、更にそのフツク端7b,
8bを底部内壁3aに設けた掛輪7c,8cに引
掛けて適当な緊張状態をもたせて取付けられたも
のである。
さて、このようにして真空断熱容器2内の膨張
シリンダ4A,5Aにそれぞれ軸心方向の張力を
付加したものであると、その吸、排気管4b,5
b,4c,5cの熱歪やベース1の振動などに起
因して膨張シリンダ4A,5Aにその軸心を変位
させようとする力が加わつても、牽引杆7,8に
よつて付与されている張力がこの力をによる変位
を減殺するように働き、その軸心が傾くのを有効
に防止する。このため、膨張シリンダ4A,5A
の軸心に狂い生じてピストン4C,5Cに倒れモ
ーメントが作用したり、摺動シールに異常摩耗や
発熱を起すことのない正確な位置に膨張シリンダ
4A,5Aの軸心を恒久的に保持することが可能
となる。また、膨張シリンダ4A,5Aに張力を
与える牽引杆7,8は、それ自身真空断熱容器2
内に収容され、しかもその張力が小さなもので足
るから断面積の小さなものを十分であつて、それ
故熱伝導による熱侵入も無視することができる。
そして、これら牽引杆7,8の取付構造も簡易な
ものであるから構造複雑化を招かず容易に実施で
きるという簡便さがある。
また、第1図に図示した実施例のものでは第3
図に掲げた従来構造のものと比較すると、次のよ
うな利点を併せもつものとなつている。これは、
従来のシステム構成のものでは、全て、その動力
吸収機構6がベース1上に突出する構造になつて
いたのに対し、このものではベース1の中央部1
aに凹部を設けこの中に動力吸収機構6を完全に
収容する構造にしていることである。すなわち、
従来のものに比較すると無駄容積がなくて嵩ばら
ず、その動力吸収機構6の外周に余分に設けられ
る真空室3a内に熱交換器等を収容して真空室3
のスペースを有効利用するようにすれば、膨張機
4,5を含めたシステム全体としての小型集約化
が図れることが挙げられる。
以上、一実施例について説明したが、本考案に
係るところの膨張シリンダ4A,5Aにその軸心
方向の張力を付与するための手段については、必
ずしも上例のように牽引杆7,8を使用するもの
に限らず、他の手段によることもできる。第2図
はそのような変形例の一つを示しており、この場
合、膨張シリンダ4A等におけるシリンダ底部4
a等の中心と、対向する真空断熱容器2の底部内
面2aの等距離位置2箇所とに掛輪9aと9b,
9bを設け、これに適宜素材からなる牽引索9を
左右対称な3角形をつくるように挿通しかつその
両端を引締ナツト9c等で緊締して、2方向に分
岐する牽引索9の合力として膨張シリンダ4A等
に軸心方向の張力を与えるようにしたものであ
る。このほか、膨張シリンダに真空断熱容器の内
面との間に牽引杆又は牽引索を張架してその軸心
方向の張力を付与するための手段として、種々の
変形例が利用可能である。
なお、実施例ではその膨張シリンダ等の支持形
態として、これをベースから垂下させて片持支持
するようにしたものを示したが、本考案は逆にベ
ースから膨張シリンダを倒立する形態のものにつ
いても同様に適用できることは言うまでもない。
また、牽引をしつつも膨張機をある地点以上に変
動しないよう固定する手段(ストツパ)を設ける
ようにしてもよい。
[考案の効果] 以上に述べたように、本考案は、膨張シリンダ
の低温端と真空断熱容器の内面とに牽引杆又は牽
引索を張架するだけの至極簡易な工夫により、ベ
ースに片持支持された膨張シリンダの軸心の傾倒
を防止でき、かかる変位に基づくレシプロ式膨張
機の性能低下や摺動シールの摩耗、発熱問題を解
決することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すレシプロ式膨
張機の側断面図、第2図はその変形例を示す部分
側面図である。第3図は従来例を示すレシプロ式
膨張機の要部側断面図である。 1……ベース、1a……ベース中央部(凹部)、
2……真空断熱容器、2a……容器の底部内面、
3,3a……真空室、4,5……膨張機、4A,
5A……膨張シリンダ、4B,5B……ピスト
ン、4C,5C……膨張室、4a,5a……低温
端(シリンダ底部)、4b,5b……吸気管、4
c,5c……排気管、6……動力吸収機構、7,
8……牽引杆、7a,8a……引張バネ、9……
牽引索、9c……引締ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その常温端側をベースに固持させて膨張シリン
    ダを真空断熱容器内に片持支持するようにしたレ
    シプロ式膨張機において、前記膨張シリンダの低
    温端と対向する前記真空断熱容器の内面とに該膨
    張シリンダにその軸心方向の張力を与える牽引杆
    または牽引索を張架したことを特徴とするレシプ
    ロ式膨張機の支持構造。
JP11168585U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH042374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11168585U JPH042374Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP11168585U JPH042374Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JPS6219572U JPS6219572U (ja) 1987-02-05
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JP3025903U (ja) * 1995-12-01 1996-06-25 株式会社ミヅキ 簡易ふくさ

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