JPH04240246A - 内装用パイル布帛 - Google Patents
内装用パイル布帛Info
- Publication number
- JPH04240246A JPH04240246A JP3005783A JP578391A JPH04240246A JP H04240246 A JPH04240246 A JP H04240246A JP 3005783 A JP3005783 A JP 3005783A JP 578391 A JP578391 A JP 578391A JP H04240246 A JPH04240246 A JP H04240246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- pile
- moment
- weight
- cross
- Prior art date
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- Granted
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- Artificial Filaments (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内装用パイル布帛に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、合成繊維の強さ、耐摩耗性、反撥
性などの優れた特徴を生かして、合成繊維使いのパイル
布帛が多くの内層用途に用いられている。このうち、カ
ーシート分野では、自動車の高級化指向にともない、高
品質のパイル内装用布帛が要望されている。
性などの優れた特徴を生かして、合成繊維使いのパイル
布帛が多くの内層用途に用いられている。このうち、カ
ーシート分野では、自動車の高級化指向にともない、高
品質のパイル内装用布帛が要望されている。
【0003】しかしながら、合成繊維ステープル、特に
、ポリエステル繊維は、羊毛、綿などの天然繊維に比べ
て、高い光沢反射率を有しており、しかも、繊維表面が
均一であることから鏡面反射によるツブ状ダイヤモンド
様の光沢(以下、ダイヤ光沢という)が発生する欠点が
ある。
、ポリエステル繊維は、羊毛、綿などの天然繊維に比べ
て、高い光沢反射率を有しており、しかも、繊維表面が
均一であることから鏡面反射によるツブ状ダイヤモンド
様の光沢(以下、ダイヤ光沢という)が発生する欠点が
ある。
【0004】また、椅子やドア等の自動車内装部に張ら
れたパイル布帛は、多種の凹凸や角度を有し、パイルの
方向がまちまちになり、色の濃淡差がでて、見る方向に
よって黒ずんで見える現象(以下、黒ズミという)や、
極端に白色に見える現象(以下、白ボケという)が発生
し、品位を極端に低下させるという欠点があった。
れたパイル布帛は、多種の凹凸や角度を有し、パイルの
方向がまちまちになり、色の濃淡差がでて、見る方向に
よって黒ずんで見える現象(以下、黒ズミという)や、
極端に白色に見える現象(以下、白ボケという)が発生
し、品位を極端に低下させるという欠点があった。
【0005】また、偏平断面繊維をパイル糸とするパイ
ル布帛は、柔軟な風合を有する反面、圧縮回復性などに
劣る欠点があるほか、長期にわたって使用すると、短繊
維がフィブリル化するため、毛倒れを越こしやすくなり
、また、白ボケを増長する欠点を有していた。
ル布帛は、柔軟な風合を有する反面、圧縮回復性などに
劣る欠点があるほか、長期にわたって使用すると、短繊
維がフィブリル化するため、毛倒れを越こしやすくなり
、また、白ボケを増長する欠点を有していた。
【0006】また、強制的な荷重により毛倒れが生じる
と、その部分が周囲とは異なる光沢、色調に見えるフィ
ンガーマーク現象が発生し問題となる。
と、その部分が周囲とは異なる光沢、色調に見えるフィ
ンガーマーク現象が発生し問題となる。
【0007】かかる合成繊維特有の問題を解決するため
に、異形断面のポリエステル繊維をパイル糸とするパイ
ル布帛が提案されている。
に、異形断面のポリエステル繊維をパイル糸とするパイ
ル布帛が提案されている。
【0008】例えば特開昭63−145458号公報で
は、芯鞘ポリエステルフィラメントを溶解し、不規則な
横断面凹凸を有したフィラメントパイル布帛が提案され
ている。また、特開昭55−128044号公報や特開
昭63−315606号公報では、くびれを有する偏平
断面形状繊維を用いたパイル布帛が提案されているが、
いずれも圧縮回復性や耐フィブリル化性のバランスが取
れていないことから、ダイヤ光沢については若干の改善
効果はあるものの所望のレベルには程遠いものであった
。
は、芯鞘ポリエステルフィラメントを溶解し、不規則な
横断面凹凸を有したフィラメントパイル布帛が提案され
ている。また、特開昭55−128044号公報や特開
昭63−315606号公報では、くびれを有する偏平
断面形状繊維を用いたパイル布帛が提案されているが、
いずれも圧縮回復性や耐フィブリル化性のバランスが取
れていないことから、ダイヤ光沢については若干の改善
効果はあるものの所望のレベルには程遠いものであった
。
【0009】また、かかる問題を解決するために、特開
平2−160908号公報では、偏平断面形状を工夫す
ることにより、ダイヤ光沢、黒ズミ、白ポケがなく、圧
縮回復性、長期使用時の耐久性を付与し、ソフトな風合
と、優れた外観を有する内装用パイル繊維および内装用
パイル布帛が提案されている。しかしながら、かかる偏
平断面形状のパイル繊維だけでは、強制的な荷重による
毛倒れにより周囲の部分とは光沢、色調が異なって見え
るフィンガーマーク現象が発生し、依然として問題を有
していた。
平2−160908号公報では、偏平断面形状を工夫す
ることにより、ダイヤ光沢、黒ズミ、白ポケがなく、圧
縮回復性、長期使用時の耐久性を付与し、ソフトな風合
と、優れた外観を有する内装用パイル繊維および内装用
パイル布帛が提案されている。しかしながら、かかる偏
平断面形状のパイル繊維だけでは、強制的な荷重による
毛倒れにより周囲の部分とは光沢、色調が異なって見え
るフィンガーマーク現象が発生し、依然として問題を有
していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は合成繊維から
なるパイル布帛の問題点である、ダイヤ光沢、黒ズミ、
白ボケがなく、圧縮回復性、長期使用時の耐久性を付与
し、ソフトな風合と、優れた外観を有し、かつフィンガ
マーク現象の発生を改善した内装用パイル布帛を提供す
ることを目的とする。
なるパイル布帛の問題点である、ダイヤ光沢、黒ズミ、
白ボケがなく、圧縮回復性、長期使用時の耐久性を付与
し、ソフトな風合と、優れた外観を有し、かつフィンガ
マーク現象の発生を改善した内装用パイル布帛を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の内装用パイル布帛は次の構成を有する。す
なわち、偏平断面形状の断面表層に沿って幅1〜6ミク
ロンの凸部を有し、長軸の断面二次モーメントと短軸の
断面二次モーメントの比が2.25〜9.0であり、短
軸の断面二次モーメントが1170×10−12 mm
4 〜2080×10−12 mm4 である偏平断面
形状の合成繊維50%以上と、微粒子状不活性物質を0
.5〜20重量%含有する合成繊維5〜50重量%とを
少なくとも含むパイル糸からなる内装用パイル布帛であ
る。
に、本発明の内装用パイル布帛は次の構成を有する。す
なわち、偏平断面形状の断面表層に沿って幅1〜6ミク
ロンの凸部を有し、長軸の断面二次モーメントと短軸の
断面二次モーメントの比が2.25〜9.0であり、短
軸の断面二次モーメントが1170×10−12 mm
4 〜2080×10−12 mm4 である偏平断面
形状の合成繊維50%以上と、微粒子状不活性物質を0
.5〜20重量%含有する合成繊維5〜50重量%とを
少なくとも含むパイル糸からなる内装用パイル布帛であ
る。
【0012】以下に更に本発明について説明する。本発
明の内装用パイル布帛に使用するパイル繊維の素材とし
ては、偏平断面形状の合成繊維、微粒子状不活性物質を
含む合成繊維ともに、ポリエステル系、ポリアミド系、
ポリアクリル系などのポリマーが用いられるが、圧縮回
復性、耐光性などに優れていることから、ポリエステル
系が好ましい。本発明の内装用パイル布帛に使用するパ
イル繊維の繊度は、偏平断面形状の合成繊維、微粒子状
不活性物質を含む合成繊維ともに、圧縮回復性の観点か
ら1.5〜4デニールが好ましく選択される。
明の内装用パイル布帛に使用するパイル繊維の素材とし
ては、偏平断面形状の合成繊維、微粒子状不活性物質を
含む合成繊維ともに、ポリエステル系、ポリアミド系、
ポリアクリル系などのポリマーが用いられるが、圧縮回
復性、耐光性などに優れていることから、ポリエステル
系が好ましい。本発明の内装用パイル布帛に使用するパ
イル繊維の繊度は、偏平断面形状の合成繊維、微粒子状
不活性物質を含む合成繊維ともに、圧縮回復性の観点か
ら1.5〜4デニールが好ましく選択される。
【0013】本発明の偏平断面形状の合成繊維の断面形
状は、断面表層に沿って幅1〜6ミクロンの凸部を有す
るものである。凸部の幅を1ミクロン未満とするのは紡
糸工程のみでは一般に困難であり、一方、凸部の幅が6
ミクロンを越えると光沢の反射方向を分散することがで
きず、ダイヤ光沢が発生しやすくなるほか白ボケも発生
しやすくなるという問題がある。
状は、断面表層に沿って幅1〜6ミクロンの凸部を有す
るものである。凸部の幅を1ミクロン未満とするのは紡
糸工程のみでは一般に困難であり、一方、凸部の幅が6
ミクロンを越えると光沢の反射方向を分散することがで
きず、ダイヤ光沢が発生しやすくなるほか白ボケも発生
しやすくなるという問題がある。
【0014】なお、凸部の幅とは、図1(a)に示すよ
うに、隣接する凹部の間隔をいう。光沢の反射方向を分
散するという観点から、内層パイル用繊維中に0.15
wt%以上、さらには0.4wt%以上の二酸化チタン
を分散含有させることも好ましい。また、凸部の高さは
、紡糸の容易性などから0.05〜2.0ミクロンの範
囲が好ましく選択される。なお、凸部の高さとは、図1
(d)に示すように、隣接する凹部を結ぶ直線を引き、
これと平行で該凹部に挟まれた凸部の頂点と接する直線
との間隔をいう。また、パイル繊維の断面形状に関し、
断面二次モーメントが次の条件をみたすものである。す
なわち、長軸の断面二次モーメントと短軸の断面二次モ
ーメントの比(以下、断面二次モーメント比という)が
2.25〜9.0であり、かつ、短軸の断面二次モーメ
ントが1170×10−12 mm4 〜2080×1
0−12 mm4 である。断面二次モーメント比が9
.0を越える場合には、フィブリル化しやすく、白ボケ
現象が顕著となり、一方、断面二次モーメント比が2.
25未満の場合には開繊性が不良となる問題がある。短
軸の断面二次モーメントが1170×10−12 mm
4 未満の場合には、圧縮回復性に欠ける問題があり、
一方、短軸の断面二次モーメントが2080×10−1
2 mm4 を越えるとパイル布帛のソフトさが失われ
る問題がある。
うに、隣接する凹部の間隔をいう。光沢の反射方向を分
散するという観点から、内層パイル用繊維中に0.15
wt%以上、さらには0.4wt%以上の二酸化チタン
を分散含有させることも好ましい。また、凸部の高さは
、紡糸の容易性などから0.05〜2.0ミクロンの範
囲が好ましく選択される。なお、凸部の高さとは、図1
(d)に示すように、隣接する凹部を結ぶ直線を引き、
これと平行で該凹部に挟まれた凸部の頂点と接する直線
との間隔をいう。また、パイル繊維の断面形状に関し、
断面二次モーメントが次の条件をみたすものである。す
なわち、長軸の断面二次モーメントと短軸の断面二次モ
ーメントの比(以下、断面二次モーメント比という)が
2.25〜9.0であり、かつ、短軸の断面二次モーメ
ントが1170×10−12 mm4 〜2080×1
0−12 mm4 である。断面二次モーメント比が9
.0を越える場合には、フィブリル化しやすく、白ボケ
現象が顕著となり、一方、断面二次モーメント比が2.
25未満の場合には開繊性が不良となる問題がある。短
軸の断面二次モーメントが1170×10−12 mm
4 未満の場合には、圧縮回復性に欠ける問題があり、
一方、短軸の断面二次モーメントが2080×10−1
2 mm4 を越えるとパイル布帛のソフトさが失われ
る問題がある。
【0015】なお、断面二次モーメントは、次のように
して求めた値をいう。繊維断面が単純な幾何学図形の場
合、例えば、長径2a、短径2bの楕円のときは、長軸
の断面二次モーメントはπa3 b/4、短軸の断面二
次モーメントはπab3 /4で求められ、また、長辺
h、短辺bの矩形のときは、長軸の断面二次モーメント
はbh3 /12、短軸の断面二次モーメントはb3
h/12で求められる。しかし、本発明のように、表面
に凹凸があるような場合には、凹凸の中央に境界線が位
置する楕円もしくは矩形等に近似して長軸の断面二次モ
ーメント、短軸の断面二次モーメントを計算する。
して求めた値をいう。繊維断面が単純な幾何学図形の場
合、例えば、長径2a、短径2bの楕円のときは、長軸
の断面二次モーメントはπa3 b/4、短軸の断面二
次モーメントはπab3 /4で求められ、また、長辺
h、短辺bの矩形のときは、長軸の断面二次モーメント
はbh3 /12、短軸の断面二次モーメントはb3
h/12で求められる。しかし、本発明のように、表面
に凹凸があるような場合には、凹凸の中央に境界線が位
置する楕円もしくは矩形等に近似して長軸の断面二次モ
ーメント、短軸の断面二次モーメントを計算する。
【0016】上記の断面二次モーメントに関する条件を
満足するための繊維の断面形状としては、例えば、図1
に示すような短辺/長辺比が1/3〜2/3の扁平形や
短軸/長軸比1/3〜2/3の楕円形を基本とした形状
に凹凸を付与した断面形状が挙げられる。
満足するための繊維の断面形状としては、例えば、図1
に示すような短辺/長辺比が1/3〜2/3の扁平形や
短軸/長軸比1/3〜2/3の楕円形を基本とした形状
に凹凸を付与した断面形状が挙げられる。
【0017】本発明では、以上述べた偏平断面形状の合
成繊維50重量%以上と、微粒子状不活性物質を0.5
〜20重量%含有する合成繊維5〜50重量%とから主
としてパイル糸が構成される。
成繊維50重量%以上と、微粒子状不活性物質を0.5
〜20重量%含有する合成繊維5〜50重量%とから主
としてパイル糸が構成される。
【0018】微粒子状不活性物質は、合成繊維の艶を変
えたり延伸を容易にするためにポリマーに添加される平
均粒子径が0.1〜1.5μのTiO2 、SiO2
、CaSO4 、BaSO4 、SrSO4 、カオリ
ン、粘土、Zn Oなどであり、TiO2 が特に好ま
しく用いられる。
えたり延伸を容易にするためにポリマーに添加される平
均粒子径が0.1〜1.5μのTiO2 、SiO2
、CaSO4 、BaSO4 、SrSO4 、カオリ
ン、粘土、Zn Oなどであり、TiO2 が特に好ま
しく用いられる。
【0019】本発明における微粒子状不活性物質の添加
量は0.5〜20重量%である。添加量が0.5重量%
未満では本発明の十分な効果が得られず、添加量が20
重量%を越えると紡績性が悪くなり製品の色相にも悪影
響を及ぼす。本微粒子状不活性物質が添加された合成繊
維の断面形状は特に問わない。
量は0.5〜20重量%である。添加量が0.5重量%
未満では本発明の十分な効果が得られず、添加量が20
重量%を越えると紡績性が悪くなり製品の色相にも悪影
響を及ぼす。本微粒子状不活性物質が添加された合成繊
維の断面形状は特に問わない。
【0020】微粒子状不活性物質を0.5〜20重量%
含有した合成繊維がパイル糸中に占める割合は5〜50
重量%とする。5重量%未満では本発明の十分な効果が
得られず、50重量%を越えると紡績性が悪くなり製品
の色相にも悪影響を及ぼす。本発明の偏平断面形状の合
成繊維と微粒子状不活性物質が添加された合成繊維は、
1本のパイル糸の中に混紡、混繊されていても、交撚、
あるいは別々に布帛に配列していてもよい。また、偏平
断面形状の合成繊維と微粒子状不活性物質が添加された
合成繊維以外に少量の他の合成繊維、再生繊維、天然繊
維が含まれていてもよい。
含有した合成繊維がパイル糸中に占める割合は5〜50
重量%とする。5重量%未満では本発明の十分な効果が
得られず、50重量%を越えると紡績性が悪くなり製品
の色相にも悪影響を及ぼす。本発明の偏平断面形状の合
成繊維と微粒子状不活性物質が添加された合成繊維は、
1本のパイル糸の中に混紡、混繊されていても、交撚、
あるいは別々に布帛に配列していてもよい。また、偏平
断面形状の合成繊維と微粒子状不活性物質が添加された
合成繊維以外に少量の他の合成繊維、再生繊維、天然繊
維が含まれていてもよい。
【0021】また、白ボケを発生しにくくする観点から
は、パイル糸の表面反射率を小さくすることも有効であ
り、たとえば、繊維表面の屈折率を低下させると好まし
い。屈折率を低下させるには、たとえば、シリコーン系
、フッソ系加工物、ポリアミド樹脂、ポリウレタン尿素
樹脂、ポリアミン樹脂などの低屈折率ポリマをパイル糸
表面に付与するなどの手段の他、低屈折率ポリマからな
るパイル糸や、鞘成分に低屈折率ポリマを配置し芯成分
に通常の繊維形成性ポリマを配置した芯鞘構造のパイル
糸を用いるなどの方法が挙げられる。
は、パイル糸の表面反射率を小さくすることも有効であ
り、たとえば、繊維表面の屈折率を低下させると好まし
い。屈折率を低下させるには、たとえば、シリコーン系
、フッソ系加工物、ポリアミド樹脂、ポリウレタン尿素
樹脂、ポリアミン樹脂などの低屈折率ポリマをパイル糸
表面に付与するなどの手段の他、低屈折率ポリマからな
るパイル糸や、鞘成分に低屈折率ポリマを配置し芯成分
に通常の繊維形成性ポリマを配置した芯鞘構造のパイル
糸を用いるなどの方法が挙げられる。
【0022】これらの低屈折率ポリマはパイル布帛をソ
フトな感触とするのにも有効であり、また、低屈折率ポ
リマの性質に応じて、制電性、難燃性、防汚性などを付
与することも可能であるので好ましい。
フトな感触とするのにも有効であり、また、低屈折率ポ
リマの性質に応じて、制電性、難燃性、防汚性などを付
与することも可能であるので好ましい。
【0023】低屈折率ポリマをパイル糸の表面に付与す
る場合には、原綿または紡績糸の段階で油剤として付与
するのが望ましい。また、低屈折率ポリマの付与量は0
.5owf を越えない範囲が好ましい。
る場合には、原綿または紡績糸の段階で油剤として付与
するのが望ましい。また、低屈折率ポリマの付与量は0
.5owf を越えない範囲が好ましい。
【0024】
【実施例】以下、実施例に基づきさらに詳細に本発明に
ついて説明する。実施例1〜3、比較例1〜2繊度2.
5d、二酸化チタン(TiO2 )含有量0.15重量
%、繊維長51mm、断面形状が図1(a)のポリエス
テルステープルと、繊度2.5d、二酸化チタン含有量
2.30重量%、繊維長51mm、断面形状が丸のポリ
エステルステープルとを表1に示す比率に混綿し、通常
の紡績方式により綿番手20/2のパイル糸を得た。ヨ
リ係数はK=3.2とし、上撚り数の80%とした。
ついて説明する。実施例1〜3、比較例1〜2繊度2.
5d、二酸化チタン(TiO2 )含有量0.15重量
%、繊維長51mm、断面形状が図1(a)のポリエス
テルステープルと、繊度2.5d、二酸化チタン含有量
2.30重量%、繊維長51mm、断面形状が丸のポリ
エステルステープルとを表1に示す比率に混綿し、通常
の紡績方式により綿番手20/2のパイル糸を得た。ヨ
リ係数はK=3.2とし、上撚り数の80%とした。
【0025】これら紡績糸を同一染色条件でチーズ染色
した後、モケット加工した。モケット地糸はタテ、ヨコ
とも30番双糸のポリエステル/レーヨン(50/50
)混紡糸を用い、8越、タテ密度23.5羽/in、ヨ
コ密度42本/in、目付600g/m2 (地糸を含
む)、パイル高さ3.0mm(基布を含む)のパイル織
物を得た。このようにして得たモケットの結果を表1に
示す。
した後、モケット加工した。モケット地糸はタテ、ヨコ
とも30番双糸のポリエステル/レーヨン(50/50
)混紡糸を用い、8越、タテ密度23.5羽/in、ヨ
コ密度42本/in、目付600g/m2 (地糸を含
む)、パイル高さ3.0mm(基布を含む)のパイル織
物を得た。このようにして得たモケットの結果を表1に
示す。
【0026】
【表1】
【0027】注)「毛倒れ」、「フィンガーマーク」は
次の基準で官能評価により判定した。 ◎:非常に良好 ○:良好 △:やや不良
「色濃度」は次の基準で官能評価により判定した。 ○:濃色が得られる △:濃色がやや得られない
×:濃色が得られない 評価結果に示すように、偏平断面原綿にTiO2 含有
原綿が5〜50%混綿されたモケットは毛倒れ、フィン
ガーマーク、色濃度が良好であった。一方、TiO2
高含有原綿が混紡されていない偏平断面原綿100%の
ものは毛倒れ、フィンガーマークがやや不良であり、ま
たTiO2 高含有原綿が50%以上混紡されたモケッ
トは色濃度が不足し、商品価値の乏しいものであった。
次の基準で官能評価により判定した。 ◎:非常に良好 ○:良好 △:やや不良
「色濃度」は次の基準で官能評価により判定した。 ○:濃色が得られる △:濃色がやや得られない
×:濃色が得られない 評価結果に示すように、偏平断面原綿にTiO2 含有
原綿が5〜50%混綿されたモケットは毛倒れ、フィン
ガーマーク、色濃度が良好であった。一方、TiO2
高含有原綿が混紡されていない偏平断面原綿100%の
ものは毛倒れ、フィンガーマークがやや不良であり、ま
たTiO2 高含有原綿が50%以上混紡されたモケッ
トは色濃度が不足し、商品価値の乏しいものであった。
【0028】実施例4〜6、比較例3〜4繊度3.0d
、二酸化チタン(TiO2 )含有率0.15重量%、
断面形状が図1(a)のポリエステルと、繊度3.0d
、二酸化チタン含有率0.15,0.5,2.5,20
,30重量%、繊維長51mm、断面形状が丸断面のポ
リエステルステープルとを表2に示すように混綿し、実
施例1と同じ方法により、紡績、染色、製織を施しパイ
ル織物を得た。このようにして得たモケットの結果を表
2に示す。
、二酸化チタン(TiO2 )含有率0.15重量%、
断面形状が図1(a)のポリエステルと、繊度3.0d
、二酸化チタン含有率0.15,0.5,2.5,20
,30重量%、繊維長51mm、断面形状が丸断面のポ
リエステルステープルとを表2に示すように混綿し、実
施例1と同じ方法により、紡績、染色、製織を施しパイ
ル織物を得た。このようにして得たモケットの結果を表
2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】表2に示すように、偏平断面原綿にTiO
2 を0.5〜20重量%含有する原綿を混紡したモケ
ットは毛倒れ、フィンガーマーク、色濃度とも良好であ
った。一方、TiO2 を0.15重量%含有した原綿
を混紡したものは毛倒れ、フィンガーマークがやや不良
であり、またTiO2 を30重量%含有した原綿を混
紡したものは色濃度が不足し、商品価値に乏しいもので
あった。
2 を0.5〜20重量%含有する原綿を混紡したモケ
ットは毛倒れ、フィンガーマーク、色濃度とも良好であ
った。一方、TiO2 を0.15重量%含有した原綿
を混紡したものは毛倒れ、フィンガーマークがやや不良
であり、またTiO2 を30重量%含有した原綿を混
紡したものは色濃度が不足し、商品価値に乏しいもので
あった。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記の構成とすることにより
、ダイヤ光沢、白ボケ、フィブリル化が発生しにくく、
しかも開繊性、触感、圧縮回復性に優れるとともに、強
制的な荷重により毛倒れが生じるとその部分が周囲とは
異なる光沢・色調に見えるフィンガーマーク現象が発生
しにくい高級感のある内装用パイル布帛とすることがで
きる。
、ダイヤ光沢、白ボケ、フィブリル化が発生しにくく、
しかも開繊性、触感、圧縮回復性に優れるとともに、強
制的な荷重により毛倒れが生じるとその部分が周囲とは
異なる光沢・色調に見えるフィンガーマーク現象が発生
しにくい高級感のある内装用パイル布帛とすることがで
きる。
【図1】 (a)〜(e)は本発明の内装用パイル布
帛のパイル繊維を構成する偏平断面形状合成繊維の種々
の断面形状の例を示す断面図である。
帛のパイル繊維を構成する偏平断面形状合成繊維の種々
の断面形状の例を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 偏平断面形状の断面表層に沿って
幅1〜6ミクロンの凸部を有し、長軸の断面二次モーメ
ントと短軸の断面二次モーメントの比が2.25〜9.
0であり、短軸の断面二次モーメントが1170×10
−12 mm4 〜2080×10−12 mm4 で
ある偏平断面形状の合成繊維50重量%以上と、微粒子
状不活性物質を0.5〜20重量%含有する合成繊維5
〜50重量%とを少なくとも含むパイル糸からなる内装
用パイル布帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3005783A JP2969969B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 内装用パイル布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP3005783A JP2969969B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 内装用パイル布帛 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH04240246A true JPH04240246A (ja) | 1992-08-27 |
| JP2969969B2 JP2969969B2 (ja) | 1999-11-02 |
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ID=11620707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3005783A Expired - Fee Related JP2969969B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 内装用パイル布帛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969969B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014156451A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東レ株式会社 | 紡績糸および織編物 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP3005783A patent/JP2969969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014156451A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東レ株式会社 | 紡績糸および織編物 |
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