JPH0424049Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424049Y2 JPH0424049Y2 JP1983134858U JP13485883U JPH0424049Y2 JP H0424049 Y2 JPH0424049 Y2 JP H0424049Y2 JP 1983134858 U JP1983134858 U JP 1983134858U JP 13485883 U JP13485883 U JP 13485883U JP H0424049 Y2 JPH0424049 Y2 JP H0424049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link plate
- cam
- guide
- roller
- torsion spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Hinge Accessories (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、例えば家具等の扉に固定されるカツ
プ型取付部材と、上記扉の側板に固定されるフレ
ーム型取付部材とを第1乃至第3のリンクプレー
トで回動自在に連結して成る広角度開きの蝶番に
係り、さらに詳しくは、両取付部材の閉成位置に
おいてばねを作用させて成る蝶番のキヤツチに関
するものである。 [従来技術] 従来この種の広角度開きの蝶番のキヤツチは、
各種機構のものが提供されている。例えば、実開
昭55−178565号公報及び特開昭52−66146号公報
に示されるように、第1乃至第3のリンクプレー
トの外側に板ばねを取付したものがある。 また、特開昭56−479号公報に示されるように、
第3のリンクプレートの内側に巻きばねの一端を
固定した揺動部材を設け、この揺動部材の揺動端
に設けたコロとカツプ型取付部材のカムとを協動
させる機構が提供されている。 [考案が解決しようとする課題] 前者のものは、板ばねの湾曲変移点においてス
ムーズな開閉が得られない。しかも、板ばねの突
出により家具等の内部スペースを占有するもので
ある。 後者によれば、第3のリンクプレートのスペー
スのために、揺動部材の運動量を大きく設定でき
ないので、キヤツチ力を十分に働かせることがで
きない。 本考案は、上記欠点を解消するために提供され
たものであつて、開閉過程においてスムーズなキ
ヤツチ力動作が得られ、しかも強いキヤツチ力が
発揮できるようにしたことを、その目的とするも
のである。 [課題を解決するための手段] 本考案に係る広角度開きの蝶番のキヤツチの特
徴は、第2又は第3のいずれか一方のリンクプレ
ートには断面略U字形を呈する内部にねじりばね
が設けられているとともにU字形の両側板にねじ
りばねの弾発方向へ長く形成したコロの案内部が
設けられ、第2又は第3のいずれか他方のリンク
プレートの他端にはこのリンクプレートと直交し
て略弧状に突出する案内面とこれから凹設される
落し込み面とを有するカムが一体に設けられ、上
記カムとねじりばねの一端との間にコロが介装さ
れて前記案内部に転動自在に装着される構成にあ
る。 [作用] 扉の開成位置においては、コロが案内部の長さ
方向略中間に位置し、ばね力がコロとカム案内面
の外側を介して開成方向へ作用している。 開成途中においては、コロはねじりばねに押圧
されつつコロの案内部に沿つて、カムの案内面を
ころがり接触する。閉成直前では、コロがカム落
し込み面に接近してばね力が閉成方向へ作用して
いる。 閉成位置においては、コロはコロの案内部の端
部側へ移行してカムの落し込み開始面に押圧さ
れ、ばね力を閉成方向へ作用している。 [実施例] 図面は本考案に係る広角度開き蝶番のキヤツチ
の一実施例を示し、第1図は閉成位置における蝶
番の縦断面図、第2図はキヤツチ回りの分解斜視
図、第3図は閉成直前位置におけるキヤツチの縦
断面図、第4図は開成位置におけるキヤツチの縦
断面図である。 蝶番は、家具等の扉Aに固定されるカツプ型取
付部材1と、家具等の側板Bに固定されるフレー
ム型取付部材2と、これら1,2を回動可能に連
結する第1乃至第3のリンクプレート3,4,5
から成る。第1のリンクプレート3は、その基端
3aの図示しないピンがフレーム型取付部材2の
側板2aの長穴12に対してスライド自在に取付
られ、先端の屈曲端3bがカツプ型取付部材1の
内側に軸ピン7を介して枢着されている。第2の
リンクプレート4は、断面略U字状を呈し、その
一端4aがフレーム型取付部材2の内側先端に軸
ピン8を介して枢着され、その中間部が第1のリ
ンクプレート3の内側を交差して軸ピン9を介し
て枢着されている。第3のリンクプレート5は、
その一端5aがカツプ型取付部材1の外側に軸ピ
ン10を介して枢着され、その他端5bが第2の
リンクプレート4の内側でその他端4bと軸ピン
11を介して枢着されている。 カツプ型取付部材1は、カツプ型の中空部とそ
の外縁から延出される鍔部とを備え、鍔部が図示
しない取付ねじにて扉Aに固定されている。フレ
ーム型取付部2は、座金13が取付ねじ14を介
して側板Bに固定され、座金13の突起15に対
してフレーム型取付部材2の長溝16と時計穴1
7とから固定ねじ18と調製ねじ19とを挿通し
て取付けられている。上記座金13の先端には略
L字状の係止部20が設けられている。 キヤツチは、カム30と、第2のリンクプレー
ト4に設けられた案内部として案内孔40と、こ
の案内溝40内を案内されるコロ50と、コロ5
0に衝接されるねじりばね60とから成る。詳述
すると、上記カム30は、第3のリンクプレート
5の他端5bから先端を直交する方向へ突出して
一体成形されている。カム30は、その先端面に
コロ50と衝接するカム面を備え、カム面は略弧
状に突出する案内面31とこの案内面31から凹
設される落し込み面32とから成る。これに対し
て、上記案内孔40は、第2のリンクプレート4
の両側板4c,4cを穿設して形成されている。
案内孔40は、ねじりばね60の弾発方向へ長く
略直線状に形成されて案内端面41を有し、カム
30から離間する方向には開口42が形成されて
いる。これに対して、カム30に近接して規制端
面43が構成され、規制端面43の位置はカム3
0との個体誤差を許容できる位置が選択される。 上記コロ50は、コロ軸51の両端近傍に回動
可能に軸支されている。コロ軸51は、その両端
52,52が案内孔40内に挿通され、その中間
部で前記ねじりばね60の一端61が支承されて
いる。ここで、ねじりばね60は、複数個のねじ
りばねから構成されているので、上記中間部には
夫々の一端61,61が支承され、他端62,6
2が軸ピン9に夫々係止されている。また、ねじ
りばね60は、その中心部が固定軸21の挿通に
より位置決めされている。従つてコロ50は、カ
ム30との間で回動自在に介装されているととも
に、回動自在なコロ軸51を介してねじりばね6
0に介装されている。 次に上記構成に基づく作用について説明する
と、第4図に示すように扉Aの開成位置において
は、コロ50がカム30の案内面31の外側に衝
接しているとともにコロ軸51がねじりばね60
の一端61のバネ力を受けているので、ばね力は
コロ50と案内面31の外側を介して扉Aの開成
方向へ作用している。コロ軸51は、案内孔40
の長さ方向の略中間部に位置している。 第3図に示すように扉Aの閉成位置への移行に
おいては、カム30の移動に伴なつて、コロ50
はカム30の案内面31の外側から落し込み面3
2に沿つて回動しながらころがり接触する。この
場合にコロ軸51の両端52,52は、案内端面
41に規制されながらその長さの範囲内をねじり
ばね60に押圧されつつ移動する。閉成直前位置
においては、コロ50が落し込み面32に近接す
る案内面31に衝接しているので、ばね力は閉成
方向へ作用している。 閉成位置においては第1図に示すように、カム
30は落し込み面32の落し込み開始面に位置し
ているので、ばね力は閉成方向に作用している。
コロ50は、規制端面43に僅かな間〓xを介し
て近接している。 上記一実施例によれば以下の効果を有する。 カム30が落し込み面32の落し込み開始面
に位置しているとともに案内孔40の規制端面
43の僅か手前に間〓xを介して位置している
ので、閉成位置においてキヤツチ力を強力に作
用させることができる。 閉成位置においてコロ50が落し込み面32
落し込み開始面に挟まれているが、規制端面4
3によつて行き過ぎを規制できる。その結果、
コロ50がカム50の落し込み面32に入り過
ぎてリンクプレートが回動しなくなると言つた
故障を解消できる。 コロ50がコロ軸51に回動可能に軸支され
ているとともに案内孔40に開口42が形成さ
れているので、コロ軸51に挿通するだけでコ
ロ50を組立でき、案内孔40への装着も容易
となる利点がある。 図面第5図はキヤツチの他の一実施例を示す
要部斜視図である。図中同一符号は同等部分を
示すので、重複説明を省略する。 しかして、第3のリンクプレート5の側板5c
には案内部として案内溝44が穿設されている。
案内溝44は、両側板5c,5cを互いに離間す
る方向へ凹設して成形され、案内端面45と規制
端面46とを有し、案内溝44にはコロ軸51の
両端52,52が夫々遊嵌されている。即ち、コ
ロ軸51の直径よりも案内溝44の溝幅を僅かに
大きくして設定しておく。上記案内溝44は、閉
成位置において第2のリンクプレート4に当接し
ない個所に設けられる。又、コロ軸50にはその
中間部に切欠部53が形成され、切欠部53には
前記ねじりばね60の一端61,61が支承され
ている。さらに、第2のリンクプレート4の他端
4bには、先端が直交方向へ突出するカム33が
一体成形されている。 この一実施例によれば、コロ50のコロ軸51
が案内溝44を遊嵌しているので、コロ50がば
ね負荷に対して最も適切な位置を選択しつつ転動
することとなる。従つて、ねじりばね60の一端
61の押圧力は、常に一端と直交する方向から行
なわれ、ばね力をロスなく最大限発揮させること
ができる。 案内部として案内孔40や案内溝44を説明し
たが、他の案内部構造でもコロ50のコロ軸51
を案内可能である。例えば、側板4c,5cの内
方へ突条や切起片を設けて案内端面41,45や
規制端面43,46の機能を発揮させることがで
きる。同様に案内孔40や案内溝44は、上記各
実施例において組合せて実施することを妨げな
い。 又、コロ50とコロ軸51とは一体構造とする
ことも可能である。 さらに、カム30、33とコロ50とがころが
り接触するものを説明したが、接触効果を上げる
ためにコロ50をベアリング構造に実施できる。 さらにまた、フレーム型取付部材2に対して第
1のリンクプレート3がスライドする構造を説明
したが、移動自在な構造であればあらゆる構造に
実施できる。 [考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、以下の効
果を奏する。 コロがカムとねじりばねの一端との間に介装
されているので、コロの運動量を自由に設定で
き、ダイレクトなキヤツチ力が得られる。この
場合に、ねじりばね一端のトーシヨンを曲げる
ことなく当接させているので、経年使用に伴な
うキヤツチ力狂いを押えることができる。 コロがカムとねじりばねの一端との間に介装
されているとともに第2又は第3のリンクプレ
ートにはねじりばねの弾発方向へ長く形成した
コロの案内部が設けられているので、案内部の
位置の任意に選択して各構成要素の製作時の個
体誤差を吸収できる利点がある。特に、コロを
ねじりばねとセツトせずに簡単に介装すること
ができ、案内部へのコロ組付作業も容易に行な
える。 上記の理由によつて、各構成要素の取付ス
ペースを小さくできる。 断面略U字形のリンクプレートを利用してそ
の両側板にコロの案内部とカムを設ける構成と
したので、各構成要素の製造がプレス成形など
で簡単に行なえ、安価に製造できる。
プ型取付部材と、上記扉の側板に固定されるフレ
ーム型取付部材とを第1乃至第3のリンクプレー
トで回動自在に連結して成る広角度開きの蝶番に
係り、さらに詳しくは、両取付部材の閉成位置に
おいてばねを作用させて成る蝶番のキヤツチに関
するものである。 [従来技術] 従来この種の広角度開きの蝶番のキヤツチは、
各種機構のものが提供されている。例えば、実開
昭55−178565号公報及び特開昭52−66146号公報
に示されるように、第1乃至第3のリンクプレー
トの外側に板ばねを取付したものがある。 また、特開昭56−479号公報に示されるように、
第3のリンクプレートの内側に巻きばねの一端を
固定した揺動部材を設け、この揺動部材の揺動端
に設けたコロとカツプ型取付部材のカムとを協動
させる機構が提供されている。 [考案が解決しようとする課題] 前者のものは、板ばねの湾曲変移点においてス
ムーズな開閉が得られない。しかも、板ばねの突
出により家具等の内部スペースを占有するもので
ある。 後者によれば、第3のリンクプレートのスペー
スのために、揺動部材の運動量を大きく設定でき
ないので、キヤツチ力を十分に働かせることがで
きない。 本考案は、上記欠点を解消するために提供され
たものであつて、開閉過程においてスムーズなキ
ヤツチ力動作が得られ、しかも強いキヤツチ力が
発揮できるようにしたことを、その目的とするも
のである。 [課題を解決するための手段] 本考案に係る広角度開きの蝶番のキヤツチの特
徴は、第2又は第3のいずれか一方のリンクプレ
ートには断面略U字形を呈する内部にねじりばね
が設けられているとともにU字形の両側板にねじ
りばねの弾発方向へ長く形成したコロの案内部が
設けられ、第2又は第3のいずれか他方のリンク
プレートの他端にはこのリンクプレートと直交し
て略弧状に突出する案内面とこれから凹設される
落し込み面とを有するカムが一体に設けられ、上
記カムとねじりばねの一端との間にコロが介装さ
れて前記案内部に転動自在に装着される構成にあ
る。 [作用] 扉の開成位置においては、コロが案内部の長さ
方向略中間に位置し、ばね力がコロとカム案内面
の外側を介して開成方向へ作用している。 開成途中においては、コロはねじりばねに押圧
されつつコロの案内部に沿つて、カムの案内面を
ころがり接触する。閉成直前では、コロがカム落
し込み面に接近してばね力が閉成方向へ作用して
いる。 閉成位置においては、コロはコロの案内部の端
部側へ移行してカムの落し込み開始面に押圧さ
れ、ばね力を閉成方向へ作用している。 [実施例] 図面は本考案に係る広角度開き蝶番のキヤツチ
の一実施例を示し、第1図は閉成位置における蝶
番の縦断面図、第2図はキヤツチ回りの分解斜視
図、第3図は閉成直前位置におけるキヤツチの縦
断面図、第4図は開成位置におけるキヤツチの縦
断面図である。 蝶番は、家具等の扉Aに固定されるカツプ型取
付部材1と、家具等の側板Bに固定されるフレー
ム型取付部材2と、これら1,2を回動可能に連
結する第1乃至第3のリンクプレート3,4,5
から成る。第1のリンクプレート3は、その基端
3aの図示しないピンがフレーム型取付部材2の
側板2aの長穴12に対してスライド自在に取付
られ、先端の屈曲端3bがカツプ型取付部材1の
内側に軸ピン7を介して枢着されている。第2の
リンクプレート4は、断面略U字状を呈し、その
一端4aがフレーム型取付部材2の内側先端に軸
ピン8を介して枢着され、その中間部が第1のリ
ンクプレート3の内側を交差して軸ピン9を介し
て枢着されている。第3のリンクプレート5は、
その一端5aがカツプ型取付部材1の外側に軸ピ
ン10を介して枢着され、その他端5bが第2の
リンクプレート4の内側でその他端4bと軸ピン
11を介して枢着されている。 カツプ型取付部材1は、カツプ型の中空部とそ
の外縁から延出される鍔部とを備え、鍔部が図示
しない取付ねじにて扉Aに固定されている。フレ
ーム型取付部2は、座金13が取付ねじ14を介
して側板Bに固定され、座金13の突起15に対
してフレーム型取付部材2の長溝16と時計穴1
7とから固定ねじ18と調製ねじ19とを挿通し
て取付けられている。上記座金13の先端には略
L字状の係止部20が設けられている。 キヤツチは、カム30と、第2のリンクプレー
ト4に設けられた案内部として案内孔40と、こ
の案内溝40内を案内されるコロ50と、コロ5
0に衝接されるねじりばね60とから成る。詳述
すると、上記カム30は、第3のリンクプレート
5の他端5bから先端を直交する方向へ突出して
一体成形されている。カム30は、その先端面に
コロ50と衝接するカム面を備え、カム面は略弧
状に突出する案内面31とこの案内面31から凹
設される落し込み面32とから成る。これに対し
て、上記案内孔40は、第2のリンクプレート4
の両側板4c,4cを穿設して形成されている。
案内孔40は、ねじりばね60の弾発方向へ長く
略直線状に形成されて案内端面41を有し、カム
30から離間する方向には開口42が形成されて
いる。これに対して、カム30に近接して規制端
面43が構成され、規制端面43の位置はカム3
0との個体誤差を許容できる位置が選択される。 上記コロ50は、コロ軸51の両端近傍に回動
可能に軸支されている。コロ軸51は、その両端
52,52が案内孔40内に挿通され、その中間
部で前記ねじりばね60の一端61が支承されて
いる。ここで、ねじりばね60は、複数個のねじ
りばねから構成されているので、上記中間部には
夫々の一端61,61が支承され、他端62,6
2が軸ピン9に夫々係止されている。また、ねじ
りばね60は、その中心部が固定軸21の挿通に
より位置決めされている。従つてコロ50は、カ
ム30との間で回動自在に介装されているととも
に、回動自在なコロ軸51を介してねじりばね6
0に介装されている。 次に上記構成に基づく作用について説明する
と、第4図に示すように扉Aの開成位置において
は、コロ50がカム30の案内面31の外側に衝
接しているとともにコロ軸51がねじりばね60
の一端61のバネ力を受けているので、ばね力は
コロ50と案内面31の外側を介して扉Aの開成
方向へ作用している。コロ軸51は、案内孔40
の長さ方向の略中間部に位置している。 第3図に示すように扉Aの閉成位置への移行に
おいては、カム30の移動に伴なつて、コロ50
はカム30の案内面31の外側から落し込み面3
2に沿つて回動しながらころがり接触する。この
場合にコロ軸51の両端52,52は、案内端面
41に規制されながらその長さの範囲内をねじり
ばね60に押圧されつつ移動する。閉成直前位置
においては、コロ50が落し込み面32に近接す
る案内面31に衝接しているので、ばね力は閉成
方向へ作用している。 閉成位置においては第1図に示すように、カム
30は落し込み面32の落し込み開始面に位置し
ているので、ばね力は閉成方向に作用している。
コロ50は、規制端面43に僅かな間〓xを介し
て近接している。 上記一実施例によれば以下の効果を有する。 カム30が落し込み面32の落し込み開始面
に位置しているとともに案内孔40の規制端面
43の僅か手前に間〓xを介して位置している
ので、閉成位置においてキヤツチ力を強力に作
用させることができる。 閉成位置においてコロ50が落し込み面32
落し込み開始面に挟まれているが、規制端面4
3によつて行き過ぎを規制できる。その結果、
コロ50がカム50の落し込み面32に入り過
ぎてリンクプレートが回動しなくなると言つた
故障を解消できる。 コロ50がコロ軸51に回動可能に軸支され
ているとともに案内孔40に開口42が形成さ
れているので、コロ軸51に挿通するだけでコ
ロ50を組立でき、案内孔40への装着も容易
となる利点がある。 図面第5図はキヤツチの他の一実施例を示す
要部斜視図である。図中同一符号は同等部分を
示すので、重複説明を省略する。 しかして、第3のリンクプレート5の側板5c
には案内部として案内溝44が穿設されている。
案内溝44は、両側板5c,5cを互いに離間す
る方向へ凹設して成形され、案内端面45と規制
端面46とを有し、案内溝44にはコロ軸51の
両端52,52が夫々遊嵌されている。即ち、コ
ロ軸51の直径よりも案内溝44の溝幅を僅かに
大きくして設定しておく。上記案内溝44は、閉
成位置において第2のリンクプレート4に当接し
ない個所に設けられる。又、コロ軸50にはその
中間部に切欠部53が形成され、切欠部53には
前記ねじりばね60の一端61,61が支承され
ている。さらに、第2のリンクプレート4の他端
4bには、先端が直交方向へ突出するカム33が
一体成形されている。 この一実施例によれば、コロ50のコロ軸51
が案内溝44を遊嵌しているので、コロ50がば
ね負荷に対して最も適切な位置を選択しつつ転動
することとなる。従つて、ねじりばね60の一端
61の押圧力は、常に一端と直交する方向から行
なわれ、ばね力をロスなく最大限発揮させること
ができる。 案内部として案内孔40や案内溝44を説明し
たが、他の案内部構造でもコロ50のコロ軸51
を案内可能である。例えば、側板4c,5cの内
方へ突条や切起片を設けて案内端面41,45や
規制端面43,46の機能を発揮させることがで
きる。同様に案内孔40や案内溝44は、上記各
実施例において組合せて実施することを妨げな
い。 又、コロ50とコロ軸51とは一体構造とする
ことも可能である。 さらに、カム30、33とコロ50とがころが
り接触するものを説明したが、接触効果を上げる
ためにコロ50をベアリング構造に実施できる。 さらにまた、フレーム型取付部材2に対して第
1のリンクプレート3がスライドする構造を説明
したが、移動自在な構造であればあらゆる構造に
実施できる。 [考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、以下の効
果を奏する。 コロがカムとねじりばねの一端との間に介装
されているので、コロの運動量を自由に設定で
き、ダイレクトなキヤツチ力が得られる。この
場合に、ねじりばね一端のトーシヨンを曲げる
ことなく当接させているので、経年使用に伴な
うキヤツチ力狂いを押えることができる。 コロがカムとねじりばねの一端との間に介装
されているとともに第2又は第3のリンクプレ
ートにはねじりばねの弾発方向へ長く形成した
コロの案内部が設けられているので、案内部の
位置の任意に選択して各構成要素の製作時の個
体誤差を吸収できる利点がある。特に、コロを
ねじりばねとセツトせずに簡単に介装すること
ができ、案内部へのコロ組付作業も容易に行な
える。 上記の理由によつて、各構成要素の取付ス
ペースを小さくできる。 断面略U字形のリンクプレートを利用してそ
の両側板にコロの案内部とカムを設ける構成と
したので、各構成要素の製造がプレス成形など
で簡単に行なえ、安価に製造できる。
図面は本考案に係る広角度開き蝶番のキヤツチ
の一実施例を示し、第1図は閉成位置における蝶
番の縦断面図、第2図はキヤツチ回りの分解斜視
図、第3図は閉成直前位置におけるキヤツチの縦
断面図、第4図は開成位置におけるキヤツチの縦
断面図、第5図はキヤツチの他の一実施例を示す
要部斜視図である。 1……カツプ型取付部材、2……フレーム型取
付部材、3……第1のリンクプレート、3a……
第1のリンクプレートの基端、3b……第1のリ
ンクプレートの屈曲端、4……第2のリンクプレ
ート、4a……第2のリンクプレートの一端、4
b……第2のリンクプレートの他端、5……第3
のリンクプレート、5a……第3のリンクプレー
トの一端、5b……第3のリンクプレートの他
端、7,8,9,10,11……軸ピン、30,
33……カム、31……カムの案内面、32……
カムの落し込み面、40,44……案内部、50
……コロ、51……コロ軸、60……ねじりば
ね、61……ねじりばねの一端。
の一実施例を示し、第1図は閉成位置における蝶
番の縦断面図、第2図はキヤツチ回りの分解斜視
図、第3図は閉成直前位置におけるキヤツチの縦
断面図、第4図は開成位置におけるキヤツチの縦
断面図、第5図はキヤツチの他の一実施例を示す
要部斜視図である。 1……カツプ型取付部材、2……フレーム型取
付部材、3……第1のリンクプレート、3a……
第1のリンクプレートの基端、3b……第1のリ
ンクプレートの屈曲端、4……第2のリンクプレ
ート、4a……第2のリンクプレートの一端、4
b……第2のリンクプレートの他端、5……第3
のリンクプレート、5a……第3のリンクプレー
トの一端、5b……第3のリンクプレートの他
端、7,8,9,10,11……軸ピン、30,
33……カム、31……カムの案内面、32……
カムの落し込み面、40,44……案内部、50
……コロ、51……コロ軸、60……ねじりば
ね、61……ねじりばねの一端。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレーム型取付部材に対して基端が移動自在
に取付られ先端の屈曲端がカツプ型取付部材の
内側に枢着された第1のリンクプレートと、フ
レーム型取付部材に一端が枢着された第2のリ
ンクプレートとが交差して枢着され、カツプ型
取付部材の外側に一端が枢着された第3のリン
クプレートの他端と上記第2のリンクプレート
の他端とが枢着されて成る広角度開きの蝶番に
おいて、 上記第2又は第3のいずれか一方のリンクプ
レートには断面略U字形を呈する内部にねじり
ばねが設けられているとともにU字形の両側板
にねじりばねの弾発方向へ長く形成したコロの
案内部が設けられ、第2又は第3のいずれか他
方のリンクプレートの他端にはこのリンクプレ
ートと直交して略弧状に突出する案内面とこれ
から凹設される落し込み面とを有するカムが一
体に設けられ、上記カムとねじりばねの一端と
の間にコロが介装されて前記案内部に転動自在
に装着されることを特徴とする広角度開き蝶番
のキヤツチ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
おいて、案内部は第2又は第3のいずれか一方
のリンクプレートの側板を穿設した案内孔であ
ることを特徴とする広角度開き蝶番のキヤツ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13485883U JPS6041462U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 広角度開き蝶番のキャッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13485883U JPS6041462U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 広角度開き蝶番のキャッチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041462U JPS6041462U (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0424049Y2 true JPH0424049Y2 (ja) | 1992-06-05 |
Family
ID=30303745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13485883U Granted JPS6041462U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 広角度開き蝶番のキャッチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041462U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608368U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-21 | スガツネ工業株式会社 | 蝶番の開度調節装置 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP13485883U patent/JPS6041462U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041462U (ja) | 1985-03-23 |
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