JPH0424210Y2 - - Google Patents
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- JPH0424210Y2 JPH0424210Y2 JP1987121641U JP12164187U JPH0424210Y2 JP H0424210 Y2 JPH0424210 Y2 JP H0424210Y2 JP 1987121641 U JP1987121641 U JP 1987121641U JP 12164187 U JP12164187 U JP 12164187U JP H0424210 Y2 JPH0424210 Y2 JP H0424210Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening member
- lever
- hole
- large diameter
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車の変速機に備えられて手動操
作により変速段を切換えるチエンジレバー、特に
変速機本体側に取付けられたロアレバーと、該ロ
アレバーに連結された操作側のアツパーレバーと
から構成されるチエンジレバーの構造に関する。
作により変速段を切換えるチエンジレバー、特に
変速機本体側に取付けられたロアレバーと、該ロ
アレバーに連結された操作側のアツパーレバーと
から構成されるチエンジレバーの構造に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車の変速機には必要に応じて手動
操作により変速段を切換えるためのチエンジレバ
ーが備えられており、このチエンジレバーは比較
的長尺なもので、しかも変速機の後端部上面に該
部より上方に突出した状態で取付けられているの
で、変速機の車体組付ラインへの搬送時あるいは
該変速機の車体への組付時にチエンジレバーが邪
魔となる虞れがある。そこで、チエンジレバーを
変速機本体側に取付けられたロアレバーと、該ロ
アレバーに連結されて手動により操作されるアツ
パーレバーとから構成すると共に、それらを上下
に分割可能とすることにより、変速機の搬送時な
いしは車体への組付時においてアツパーレバーを
ロアレバーより取外しておき、変速機の車体への
組付後において上記アツパーレバーとロアレバー
とを一体的に結合するようにして、変速機の搬送
時あるいは車体への組付時にチエンジレバーが邪
魔にならないようにしたものがある。
操作により変速段を切換えるためのチエンジレバ
ーが備えられており、このチエンジレバーは比較
的長尺なもので、しかも変速機の後端部上面に該
部より上方に突出した状態で取付けられているの
で、変速機の車体組付ラインへの搬送時あるいは
該変速機の車体への組付時にチエンジレバーが邪
魔となる虞れがある。そこで、チエンジレバーを
変速機本体側に取付けられたロアレバーと、該ロ
アレバーに連結されて手動により操作されるアツ
パーレバーとから構成すると共に、それらを上下
に分割可能とすることにより、変速機の搬送時な
いしは車体への組付時においてアツパーレバーを
ロアレバーより取外しておき、変速機の車体への
組付後において上記アツパーレバーとロアレバー
とを一体的に結合するようにして、変速機の搬送
時あるいは車体への組付時にチエンジレバーが邪
魔にならないようにしたものがある。
そして、上記アツパーレバーとロアレバーとを
一体的に結合する方法として、例えばアツパーレ
バーの下端外周にスプラインを形成すると共に、
ロアレバーの上端内周にもスプラインを形成する
ことにより、その両者をスプライン嵌合し、且つ
ロアレバーの上端部をボルト等により締付けて、
アツパーレバーとロアレバーとを一体的に結合す
るようにしたものである。
一体的に結合する方法として、例えばアツパーレ
バーの下端外周にスプラインを形成すると共に、
ロアレバーの上端内周にもスプラインを形成する
ことにより、その両者をスプライン嵌合し、且つ
ロアレバーの上端部をボルト等により締付けて、
アツパーレバーとロアレバーとを一体的に結合す
るようにしたものである。
また、他の結合方法として実開昭60−25025号
公報に記載されているように、アツパーレバーと
ロアレバーとを袋ナツトを介して結合するものが
ある。これは、第8図に示すように、ロアレバー
Aの上端部に形成された角軸部Bにアツパーレバ
ーCの下端部を嵌合すると共に、該アツパーレバ
ーCの外周に係合された袋ナツトDをロアレバー
Aの上部外周に形成されたネジ部Eに螺合させる
ことにより、アツパーレバーCとロアレバーAと
を一体的に結合しようとするものである。
公報に記載されているように、アツパーレバーと
ロアレバーとを袋ナツトを介して結合するものが
ある。これは、第8図に示すように、ロアレバー
Aの上端部に形成された角軸部Bにアツパーレバ
ーCの下端部を嵌合すると共に、該アツパーレバ
ーCの外周に係合された袋ナツトDをロアレバー
Aの上部外周に形成されたネジ部Eに螺合させる
ことにより、アツパーレバーCとロアレバーAと
を一体的に結合しようとするものである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記したいずれの方法においても次
のような欠点がある。
のような欠点がある。
即ち、アツパーレバーとロアレバーとをスプラ
イン嵌合により結合する方法においては、アツパ
ーレバーの外周およびロアレバーの内周に夫々ス
プラインを形成しなければならず、このスプライ
ンの加工がかなりめんどうなものであつて、その
加工に多くの時間と労力を費やさなければならな
い。
イン嵌合により結合する方法においては、アツパ
ーレバーの外周およびロアレバーの内周に夫々ス
プラインを形成しなければならず、このスプライ
ンの加工がかなりめんどうなものであつて、その
加工に多くの時間と労力を費やさなければならな
い。
また、第8図に示したようにチエンジレバーを
構成するアツパーレバーCとロアレバーAとを袋
ナツトDを介して一体的に結合するものにおいて
は、該チエンジレバーが頻繁に操作されるもので
あり、その為、繰り返しチエンジレバーが操作さ
れることにより袋ナツトDが容易にゆるむことに
なる。そして、袋ナツトDがゆるんだ場合には、
アツパーレバーCとロアレバーAとがガタついて
操作性が著しく低下することになる。また、極端
な場合には、アツパーレバーCとロアレバーAと
の結合が破損したり、あるいはアツパーレバーC
が不意に抜けてしまうことにもなりかねない。
構成するアツパーレバーCとロアレバーAとを袋
ナツトDを介して一体的に結合するものにおいて
は、該チエンジレバーが頻繁に操作されるもので
あり、その為、繰り返しチエンジレバーが操作さ
れることにより袋ナツトDが容易にゆるむことに
なる。そして、袋ナツトDがゆるんだ場合には、
アツパーレバーCとロアレバーAとがガタついて
操作性が著しく低下することになる。また、極端
な場合には、アツパーレバーCとロアレバーAと
の結合が破損したり、あるいはアツパーレバーC
が不意に抜けてしまうことにもなりかねない。
そこで本考案は、自動車の変速機に備えられて
手動操作により変速段を切換えるチエンジレバー
において、該チエンジレバーを変速機本体側に取
付けられたロアレバーと、該ロアレバーに連結さ
れる操作側のアツパーレバーとから構成すると共
に、それら両レバーを、スプラインよりも簡単な
構造で、しかも袋ナツトのように容易にゆるむこ
となく確実に結合することができると共に、上記
両レバーを結合する締結部材の誤組付けを確実に
防止して組付け作業性を向上させることを目的と
する。
手動操作により変速段を切換えるチエンジレバー
において、該チエンジレバーを変速機本体側に取
付けられたロアレバーと、該ロアレバーに連結さ
れる操作側のアツパーレバーとから構成すると共
に、それら両レバーを、スプラインよりも簡単な
構造で、しかも袋ナツトのように容易にゆるむこ
となく確実に結合することができると共に、上記
両レバーを結合する締結部材の誤組付けを確実に
防止して組付け作業性を向上させることを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本考案は次のよう
に構成したことを特徴とする。
に構成したことを特徴とする。
即ち、自動車の変速機に備えられて手動操作に
より変速段を切換えるチエンジレバーの構造にお
いて、該チエンジレバーを変速機本体側に取付け
られたロアレバーと、該ロアレバーに連結されて
手動により操作されるアツパーレバーとから構成
し、上記ロアレバーとアツパーレバーのいずれか
一方の端部に軸部を、他方の端部に筒状部を形成
し、その両者を嵌合すると共に、上記軸部の外周
面には切欠き部が形成し、一方、上記筒状部に
は、大径部とこれに一体のボルト部とを有する締
結部材が挿入される貫通孔を該筒状部に内嵌され
た軸部の略接線方向に沿つて形成し、該貫通孔
を、上記締結部材のボルト部が嵌合される小径の
孔と、上記締結部材の大径部が嵌合される大径の
孔とで構成し、且つ大径の孔の中心線を小径の孔
の中心線よりオフセツトすると共に、上記締結部
材の大径部とボルト部との中心線も上記貫通孔に
おける大径の孔と小径の孔とのオフセツトに対応
させてオフセツトさせて該締結部材を貫通孔に一
定の位置関係でのみ挿入可能し、且つ該一定の位
置関係での挿入時に上記切欠き部に対接するテー
パ面を該締結部材の大径部に形成したことを特徴
とする。
より変速段を切換えるチエンジレバーの構造にお
いて、該チエンジレバーを変速機本体側に取付け
られたロアレバーと、該ロアレバーに連結されて
手動により操作されるアツパーレバーとから構成
し、上記ロアレバーとアツパーレバーのいずれか
一方の端部に軸部を、他方の端部に筒状部を形成
し、その両者を嵌合すると共に、上記軸部の外周
面には切欠き部が形成し、一方、上記筒状部に
は、大径部とこれに一体のボルト部とを有する締
結部材が挿入される貫通孔を該筒状部に内嵌され
た軸部の略接線方向に沿つて形成し、該貫通孔
を、上記締結部材のボルト部が嵌合される小径の
孔と、上記締結部材の大径部が嵌合される大径の
孔とで構成し、且つ大径の孔の中心線を小径の孔
の中心線よりオフセツトすると共に、上記締結部
材の大径部とボルト部との中心線も上記貫通孔に
おける大径の孔と小径の孔とのオフセツトに対応
させてオフセツトさせて該締結部材を貫通孔に一
定の位置関係でのみ挿入可能し、且つ該一定の位
置関係での挿入時に上記切欠き部に対接するテー
パ面を該締結部材の大径部に形成したことを特徴
とする。
(作用)
上記の構成によれば、ロアレバーとアツパーレ
バーのいずれか一方の端部に形成された軸部に他
方の端部に形成された筒状部を外嵌すると共に、
筒状部における貫通孔に挿入された締結部材を該
締結部材のボルト部に螺着されたナツトにより締
付けることにより、締結部材における大径部に形
成されたテーパ面が軸部における切欠き部に強く
当接することになる。即ち、該締結部材における
大径部が楔として作用することになつて、これに
より軸部と筒状部とが確実に且つ強固に結合され
て、ロアレバーとアツパーレバーとが連結される
ことになる。
バーのいずれか一方の端部に形成された軸部に他
方の端部に形成された筒状部を外嵌すると共に、
筒状部における貫通孔に挿入された締結部材を該
締結部材のボルト部に螺着されたナツトにより締
付けることにより、締結部材における大径部に形
成されたテーパ面が軸部における切欠き部に強く
当接することになる。即ち、該締結部材における
大径部が楔として作用することになつて、これに
より軸部と筒状部とが確実に且つ強固に結合され
て、ロアレバーとアツパーレバーとが連結される
ことになる。
特に、上記貫通孔が、締結部材の大径部が嵌合
される大径の孔と、該締結部材のボルト部が嵌合
される小径の孔とで構成され、且つこれら両孔の
中心線がオフセツトされているので、該貫通孔の
小径の孔側より締結部材を挿入することができ
ず、該締結部材の誤組付けが確実に防止されると
共に、締結部材のボルト部および大径部も上記貫
通孔における大径の孔と小径の孔とに対応させて
オフセツトされているので、該締結部材のボルト
部を貫通孔における小径の孔に挿入することによ
り、締結部材大径部のテーパ面が自ずと軸部の切
欠き部に当接することになつて、該テーパ面と切
欠き部とを位置合せする手間が省かれることにな
る。
される大径の孔と、該締結部材のボルト部が嵌合
される小径の孔とで構成され、且つこれら両孔の
中心線がオフセツトされているので、該貫通孔の
小径の孔側より締結部材を挿入することができ
ず、該締結部材の誤組付けが確実に防止されると
共に、締結部材のボルト部および大径部も上記貫
通孔における大径の孔と小径の孔とに対応させて
オフセツトされているので、該締結部材のボルト
部を貫通孔における小径の孔に挿入することによ
り、締結部材大径部のテーパ面が自ずと軸部の切
欠き部に当接することになつて、該テーパ面と切
欠き部とを位置合せする手間が省かれることにな
る。
(実施例)
次に、本考案の具体的な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本実施例に係る変速機1の一部を示
すもので、この変速機1は、変速機ハウジング2
の後方にエクステンシヨンハウジング3が接続さ
れて、該ハウジング3内にコントロールロツド4
が配設されている形式のものである。そして、上
記エクステンシヨンハウジング3の後端部上面に
チエンジレバー5が取付けられていると共に、上
記コントロールロツド4の後端部には係合部材6
が固着され、該係合部材6に形成された凹部6a
に、上記チエンジレバー5の球面軸受部7より下
方に延長された先端部7aが嵌入係合されている
ことにより、チエンジレバー5の手動による横方
向のセレクト操作および縦方向のシフト操作に連
動して、コントロールロツド4が回動および前後
動するようになつている。これにより、上記変速
機ハウジング2内に装備された複数のシフトロツ
ド(図示せず)のいずれか1つにコントロールロ
ツド4の先端部が係合してシフト動作することに
より、所定の変速段を必要に応じて選択し得るよ
うに構成されている。
すもので、この変速機1は、変速機ハウジング2
の後方にエクステンシヨンハウジング3が接続さ
れて、該ハウジング3内にコントロールロツド4
が配設されている形式のものである。そして、上
記エクステンシヨンハウジング3の後端部上面に
チエンジレバー5が取付けられていると共に、上
記コントロールロツド4の後端部には係合部材6
が固着され、該係合部材6に形成された凹部6a
に、上記チエンジレバー5の球面軸受部7より下
方に延長された先端部7aが嵌入係合されている
ことにより、チエンジレバー5の手動による横方
向のセレクト操作および縦方向のシフト操作に連
動して、コントロールロツド4が回動および前後
動するようになつている。これにより、上記変速
機ハウジング2内に装備された複数のシフトロツ
ド(図示せず)のいずれか1つにコントロールロ
ツド4の先端部が係合してシフト動作することに
より、所定の変速段を必要に応じて選択し得るよ
うに構成されている。
然して、本実施例においては、上記チエンジレ
バー5が、球面軸受部7が一体的に形成され且つ
エクステンシヨンハウジング3の後端部上面に取
付けられたロアレバー5aと、該ロアレバー5a
の上端部に連結されて更に上方に突出したアツパ
ーレバー5bとから構成されており、上記ロアレ
バー5aの上端部に形成された軸部8にアツパー
レバー5bの下端部に形成された筒状部9が外嵌
されている。そして、第2,第3図に拡大して示
すように、上記軸部8の外周面の一部に切欠き部
10が形成されていると共に、上記筒状部9には
該筒状部9内に内嵌された上記軸部8の略接線方
向に沿つた貫通孔11が穿設され且つ該貫通孔1
1内に締結部材12が挿入されている。この締結
部材12は、一側部にテーパ面12aが形成され
た大径部12bと、該大径部12bに一体的に連
結され且つ中心線が大径部12bの中心線よりも
テーパ面12aの反対側にオフセツトされた小径
のボルト部12cとを有し、また、この実施例で
は、大径部12bを挟んでボルト部12cの反対
側に抜き取り用補助ボルト部12dが形成されて
いる。一方、上記貫通孔11は、締結部材12の
大径部12bを嵌合支持する大径の孔11aと、
ボルト部12cを嵌合支持する小径の孔11bと
を連設した構成とされ、上記大径部12bとボル
ト部12cとのオフセツトに対応させて、大径の
孔11aの中心線が小径の孔11bの中心線より
軸部8側にオフセツトされている。
バー5が、球面軸受部7が一体的に形成され且つ
エクステンシヨンハウジング3の後端部上面に取
付けられたロアレバー5aと、該ロアレバー5a
の上端部に連結されて更に上方に突出したアツパ
ーレバー5bとから構成されており、上記ロアレ
バー5aの上端部に形成された軸部8にアツパー
レバー5bの下端部に形成された筒状部9が外嵌
されている。そして、第2,第3図に拡大して示
すように、上記軸部8の外周面の一部に切欠き部
10が形成されていると共に、上記筒状部9には
該筒状部9内に内嵌された上記軸部8の略接線方
向に沿つた貫通孔11が穿設され且つ該貫通孔1
1内に締結部材12が挿入されている。この締結
部材12は、一側部にテーパ面12aが形成され
た大径部12bと、該大径部12bに一体的に連
結され且つ中心線が大径部12bの中心線よりも
テーパ面12aの反対側にオフセツトされた小径
のボルト部12cとを有し、また、この実施例で
は、大径部12bを挟んでボルト部12cの反対
側に抜き取り用補助ボルト部12dが形成されて
いる。一方、上記貫通孔11は、締結部材12の
大径部12bを嵌合支持する大径の孔11aと、
ボルト部12cを嵌合支持する小径の孔11bと
を連設した構成とされ、上記大径部12bとボル
ト部12cとのオフセツトに対応させて、大径の
孔11aの中心線が小径の孔11bの中心線より
軸部8側にオフセツトされている。
そして、図示のように貫通孔11に締結部材1
2が挿入された状態でボルト部12cにナツト1
3が螺合されることにより該締結部材12が締付
けられて、該締結部材12の大径部12bに形成
されたテーパ面12aが、上記軸部8に形成され
た切欠き部10に当接した状態とされている。こ
れにより、軸部8が形成されたロアレバー5aと
筒状部9が形成されたアツパーレバー5bとが上
記締結部材12を介して一体的に結合された状態
とされている。
2が挿入された状態でボルト部12cにナツト1
3が螺合されることにより該締結部材12が締付
けられて、該締結部材12の大径部12bに形成
されたテーパ面12aが、上記軸部8に形成され
た切欠き部10に当接した状態とされている。こ
れにより、軸部8が形成されたロアレバー5aと
筒状部9が形成されたアツパーレバー5bとが上
記締結部材12を介して一体的に結合された状態
とされている。
尚、第3,4図に示すように、この実施例にお
いては、筒状部9の天井面にストツパ部9aが形
成され、軸部8の上端面8aがこれに当接するこ
とにより、筒状部9に対する軸部8の嵌入位置が
規制されている。また、筒状部9の内周面には突
起9bが設けられていると共に、軸部8の外周面
にはこの突起9bと係合する軸方向の溝8bが設
けられ、筒状部9に対する軸部8の回転位置関係
が規制されるようになつている。ここで、上記の
如き溝を筒状部9の内周面に、突起を軸部8の外
周面に夫々形成して両者の回転位置関係を規制す
るようにしてもよい。
いては、筒状部9の天井面にストツパ部9aが形
成され、軸部8の上端面8aがこれに当接するこ
とにより、筒状部9に対する軸部8の嵌入位置が
規制されている。また、筒状部9の内周面には突
起9bが設けられていると共に、軸部8の外周面
にはこの突起9bと係合する軸方向の溝8bが設
けられ、筒状部9に対する軸部8の回転位置関係
が規制されるようになつている。ここで、上記の
如き溝を筒状部9の内周面に、突起を軸部8の外
周面に夫々形成して両者の回転位置関係を規制す
るようにしてもよい。
次に、本実施例の作用をチエンジレバー5の組
付け工程に従つて説明する。
付け工程に従つて説明する。
ここで、本実施例のチエンジレバー5は、変速
機1を所定の車体組付けラインまで搬送する場
合、あるいは該変速機1を車体に組付ける場合に
邪魔とならないように、ロアレバー5aとアツパ
ーレバー5bとが分割された状態とされており、
変速機1を車体に組付けた後において、上記ロア
レバー5aとアツパーレバー5bとを結合するよ
うにされている。
機1を所定の車体組付けラインまで搬送する場
合、あるいは該変速機1を車体に組付ける場合に
邪魔とならないように、ロアレバー5aとアツパ
ーレバー5bとが分割された状態とされており、
変速機1を車体に組付けた後において、上記ロア
レバー5aとアツパーレバー5bとを結合するよ
うにされている。
まず、ロアレバー5aとアツパーレバー5bと
の結合前においては、第5図に示すようにアツパ
ーレバー5bにおける筒状部9の貫通孔11内に
予め締結部材12が仮止めされている。即ち、該
締結部材12における大径部12bの側面に嵌合
されたピン14が筒状部9に形成されたスリツト
15の端面に当接された状態で、締結部材12が
ナツト13により締付けられて筒状部9に仮止め
されている。
の結合前においては、第5図に示すようにアツパ
ーレバー5bにおける筒状部9の貫通孔11内に
予め締結部材12が仮止めされている。即ち、該
締結部材12における大径部12bの側面に嵌合
されたピン14が筒状部9に形成されたスリツト
15の端面に当接された状態で、締結部材12が
ナツト13により締付けられて筒状部9に仮止め
されている。
然して、変速機1を所定の位置まで搬送した後
あるいは車体に組付けた後、該変速機1における
エクステンシヨンハウジング3の後端部上方に取
付けられたロアレバー5aの軸部8に、アツパー
レバー5bの筒状部9を外嵌する。この時、該軸
部8と筒状部9との嵌挿方向の位置関係は軸部上
端面8aが筒状部天井面のストツパ部9aに当接
することにより規制され、また回転方向の位置関
係は溝8bと突起9bとが係合されることにより
規制され、その規制状態で軸部8における切欠き
部10が筒状部9における貫通孔11ないし該孔
11に挿入されている締結部材12に対応位置す
ることになる。従つて、軸部8と筒状部9との嵌
合時に、両者の位置関係を調整する必要がない。
あるいは車体に組付けた後、該変速機1における
エクステンシヨンハウジング3の後端部上方に取
付けられたロアレバー5aの軸部8に、アツパー
レバー5bの筒状部9を外嵌する。この時、該軸
部8と筒状部9との嵌挿方向の位置関係は軸部上
端面8aが筒状部天井面のストツパ部9aに当接
することにより規制され、また回転方向の位置関
係は溝8bと突起9bとが係合されることにより
規制され、その規制状態で軸部8における切欠き
部10が筒状部9における貫通孔11ないし該孔
11に挿入されている締結部材12に対応位置す
ることになる。従つて、軸部8と筒状部9との嵌
合時に、両者の位置関係を調整する必要がない。
そして、その後、上記ピン14を抜去すると共
に、ナツト13を回転させて締結部材12を締付
けると、第2図および第3図に示すように、該締
結部材12における大径部12bのテーパ面12
aが軸部8における切欠き部10に圧接されるこ
とになる。即ち、上記大径部12bがあたかも楔
のごとく作用して、筒状部9と軸部8との間にく
い込むことにより、これら筒状部9および軸部8
が夫々形成されたアツパーレバー5bおよびロア
レバー5aが上記締結部材12を介して確実に一
体的に結合されることになる。しかも、上記のご
とく大径部12bの楔作用によりナツト13のゆ
るみが防止されることにもなる。
に、ナツト13を回転させて締結部材12を締付
けると、第2図および第3図に示すように、該締
結部材12における大径部12bのテーパ面12
aが軸部8における切欠き部10に圧接されるこ
とになる。即ち、上記大径部12bがあたかも楔
のごとく作用して、筒状部9と軸部8との間にく
い込むことにより、これら筒状部9および軸部8
が夫々形成されたアツパーレバー5bおよびロア
レバー5aが上記締結部材12を介して確実に一
体的に結合されることになる。しかも、上記のご
とく大径部12bの楔作用によりナツト13のゆ
るみが防止されることにもなる。
そして、本実施例なよれば、ロアレバー5aと
アツパーレバー5bとの結合前において、該アツ
パーレバー5bに予め締結部材12が仮止めされ
ているので、アツパーレバー5bとロアレバー5
aとの結合に際して、それらを結合させるための
締結部材を別途用意する必要がなく、また、これ
らアツパーレバー5bと、ロアレバー5aとの結
合作業中において上記締結部材12を不用意に紛
失する虞がない。これによりアツパーレバー5b
とロアレバー5aとの結合時の作業性が向上す
る。
アツパーレバー5bとの結合前において、該アツ
パーレバー5bに予め締結部材12が仮止めされ
ているので、アツパーレバー5bとロアレバー5
aとの結合に際して、それらを結合させるための
締結部材を別途用意する必要がなく、また、これ
らアツパーレバー5bと、ロアレバー5aとの結
合作業中において上記締結部材12を不用意に紛
失する虞がない。これによりアツパーレバー5b
とロアレバー5aとの結合時の作業性が向上す
る。
更に、締結部材12の大径部12bとボルト部
12c、及びこれらを嵌合支持する貫通孔11の
大径の孔11aと小径の孔11bとが、夫々オフ
セツトされているので、締結部材12をナツト1
3により締め付ける時に該締結部材12が貫通孔
11内で回転することがなく、従つてテーパ面1
2aを軸部8の切欠き部10に対向させるための
調整作業が不要となり、これによつても組付け作
業性が向上することになる。また、筒状部9に締
結部材12を仮止めすべく該締結部材12を貫通
孔11に挿入する時に、これを貫通孔11の小径
の孔11b側から挿入することが阻止され、誤組
付けが防止されると共に、上記締結部材12のボ
ルト部12cおよび大径部12bも上記貫通孔1
1における大径の孔11aと小径の孔11bとに
対応させてオフセツトされているので、該締結部
材12のボルト部12cを貫通孔11における小
径の孔11bに挿入することにより、該締結部材
12における大径部12bのテーパ面12aが自
ずと軸部8の切欠き部10に当接することにな
り、該テーパ面12aと切欠き部10とを位置合
わせする手間が省かれることになつて、組付け作
業性が一段と向上することになる。
12c、及びこれらを嵌合支持する貫通孔11の
大径の孔11aと小径の孔11bとが、夫々オフ
セツトされているので、締結部材12をナツト1
3により締め付ける時に該締結部材12が貫通孔
11内で回転することがなく、従つてテーパ面1
2aを軸部8の切欠き部10に対向させるための
調整作業が不要となり、これによつても組付け作
業性が向上することになる。また、筒状部9に締
結部材12を仮止めすべく該締結部材12を貫通
孔11に挿入する時に、これを貫通孔11の小径
の孔11b側から挿入することが阻止され、誤組
付けが防止されると共に、上記締結部材12のボ
ルト部12cおよび大径部12bも上記貫通孔1
1における大径の孔11aと小径の孔11bとに
対応させてオフセツトされているので、該締結部
材12のボルト部12cを貫通孔11における小
径の孔11bに挿入することにより、該締結部材
12における大径部12bのテーパ面12aが自
ずと軸部8の切欠き部10に当接することにな
り、該テーパ面12aと切欠き部10とを位置合
わせする手間が省かれることになつて、組付け作
業性が一段と向上することになる。
なお、ロアレバー5aとアツパーレバー5bと
を分離するに際して締結部材12を筒状部9の貫
通孔11から抜き取る時は、第6図に示すように
締結部材12の締付け用ナツト13を除去した上
で該締結部材12の補助ボルト部12dに抜き取
り用ナツト16を螺合して締め込めば、該締結部
材大径部12bのテーパ面12aと軸部8の切欠
き部10とが強固に喰い込んだ状態にあつても、
締結部材12を容易に抜き取ることができる。
を分離するに際して締結部材12を筒状部9の貫
通孔11から抜き取る時は、第6図に示すように
締結部材12の締付け用ナツト13を除去した上
で該締結部材12の補助ボルト部12dに抜き取
り用ナツト16を螺合して締め込めば、該締結部
材大径部12bのテーパ面12aと軸部8の切欠
き部10とが強固に喰い込んだ状態にあつても、
締結部材12を容易に抜き取ることができる。
また、第7図に示すように筒状部9′における
るスリツト15′を長めに形成して締結部材1
2′を予め仮止するようにしておけば、該筒状部
9′をロアレバーに形成された軸部に結合する際
に、ナツト13′を一旦ゆるめた上で再び締め付
けるだけでよく、上記締結部材12′における大
径部12b′を側面に嵌合されたピン14′を抜き
去る必要がない。
るスリツト15′を長めに形成して締結部材1
2′を予め仮止するようにしておけば、該筒状部
9′をロアレバーに形成された軸部に結合する際
に、ナツト13′を一旦ゆるめた上で再び締め付
けるだけでよく、上記締結部材12′における大
径部12b′を側面に嵌合されたピン14′を抜き
去る必要がない。
(考案の効果)
以上のごとく本考案は、自動車の変速機に備え
られて手動操作により変速段を切換えるチエンジ
レバーにおいて、変速機本体側に取付けられたロ
アレバーと該ロアレバーに連結されて手動により
操作されるアツパーレバーとのいずれか一方の端
部に軸部を、また他方の端部に筒状部を設けて両
者を嵌合すると共に、それら両者を該両者間に挿
入された締結部材の楔作用により結合するように
したので、従来のようにスプライン等の複雑な加
工を施すことなく簡単な構成で、しかも容易且つ
確実にアツパーレバーとロアレバーとを一体的に
結合することができる。
られて手動操作により変速段を切換えるチエンジ
レバーにおいて、変速機本体側に取付けられたロ
アレバーと該ロアレバーに連結されて手動により
操作されるアツパーレバーとのいずれか一方の端
部に軸部を、また他方の端部に筒状部を設けて両
者を嵌合すると共に、それら両者を該両者間に挿
入された締結部材の楔作用により結合するように
したので、従来のようにスプライン等の複雑な加
工を施すことなく簡単な構成で、しかも容易且つ
確実にアツパーレバーとロアレバーとを一体的に
結合することができる。
また、上記締結部材を予め筒状部材に仮止めし
ておくことにより、アツパーレバーとロアレバー
との結合時に、それら両者を結合するための締結
部材を別途用意する必要がなく、作業性が一段と
向上し、特に、上記締結部材が挿入される筒状部
の貫通孔が、該締結部材の大径部とボルト部とを
夫々嵌合支持する大径の孔と小径の孔とで構成さ
れ、且つこれら両孔の中心線および締結部材にお
けるボルト部と大径部とがオフセツトされている
ので、締結部材の誤組付けが防止されると共に、
該締結部材の貫通孔内における位置合せ作業が不
要となり、組付け作業性が更に向上することにな
る。
ておくことにより、アツパーレバーとロアレバー
との結合時に、それら両者を結合するための締結
部材を別途用意する必要がなく、作業性が一段と
向上し、特に、上記締結部材が挿入される筒状部
の貫通孔が、該締結部材の大径部とボルト部とを
夫々嵌合支持する大径の孔と小径の孔とで構成さ
れ、且つこれら両孔の中心線および締結部材にお
けるボルト部と大径部とがオフセツトされている
ので、締結部材の誤組付けが防止されると共に、
該締結部材の貫通孔内における位置合せ作業が不
要となり、組付け作業性が更に向上することにな
る。
第1〜4図は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図は本実施例に係るチエンジレバーが取
付けられた変速機の一部を示す側面図、第2図は
第1図−線よりみた要部拡大断面図、第3,
4図は夫々第2図−線、−線よりみた要
部拡大断面図、第5図は結合前の状態を示す要部
拡大断面図、第6図は分解時の状態を示す要部拡
大断面図である。また、第7図は他の実施例を示
す第5図と同様の断面図、第8図は従来のチエン
ジレバーの結合状態を示す要部断面図である。 1……変速機、5……チエンジレバー、5a…
…ロアレバー、5b……アツパーレバー、8……
軸部、9……筒状部、10……切欠き部、11…
…貫通孔、11a……大径の孔、11b……小径
の孔、12……締結部材、12a……テーパ面、
12b……大径部、12c……ボルト部、13…
…ナツト。
で、第1図は本実施例に係るチエンジレバーが取
付けられた変速機の一部を示す側面図、第2図は
第1図−線よりみた要部拡大断面図、第3,
4図は夫々第2図−線、−線よりみた要
部拡大断面図、第5図は結合前の状態を示す要部
拡大断面図、第6図は分解時の状態を示す要部拡
大断面図である。また、第7図は他の実施例を示
す第5図と同様の断面図、第8図は従来のチエン
ジレバーの結合状態を示す要部断面図である。 1……変速機、5……チエンジレバー、5a…
…ロアレバー、5b……アツパーレバー、8……
軸部、9……筒状部、10……切欠き部、11…
…貫通孔、11a……大径の孔、11b……小径
の孔、12……締結部材、12a……テーパ面、
12b……大径部、12c……ボルト部、13…
…ナツト。
Claims (1)
- 自動車の変速機に備えられて手動操作により変
速段を切換えるチエンジレバーの構造であつて、
該チエンジレバーが変速機本体に取付けられたロ
アレバーと、該ロアレバーに連結されて手動によ
り操作されるアツパーレバーとから構成され、上
記ロアレバーとアツパーレバーのいずれか一方の
端部に軸部が、他方の端部に筒状部が夫々形成さ
れて、その両者が嵌合されていると共に、上記軸
部の外周面には切欠き部が形成され、一方、上記
筒状部には、大径部とこれに一体のボルト部とを
有する締結部材が挿入される貫通孔が該筒状部に
内嵌された軸部の略接線方向に沿つて形成され、
該貫通孔が、上記締結部材のボルト部が嵌合され
る小径の孔と、上記締結部材の大径部が嵌合され
る大径の孔とで構成され、且つ大径の孔の中心線
が小径の孔の中心線よりオフセツトされていると
共に、上記締結部材の大径部とボルト部との中心
線も上記貫通孔における大径の孔と小径の孔との
オフセツトに対応させてオフセツトされて該締結
部材が貫通孔に一定の位置関係でのみ挿入可能と
され、且つ該一定の位置関係での挿入時に上記切
欠き部に対接するテーパ面が該締結部材の大径部
に形成されていることを特徴とするチエンジレバ
ーの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121641U JPH0424210Y2 (ja) | 1986-08-09 | 1987-08-08 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12229386 | 1986-08-09 | ||
| JP1987121641U JPH0424210Y2 (ja) | 1986-08-09 | 1987-08-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63110925U JPS63110925U (ja) | 1988-07-16 |
| JPH0424210Y2 true JPH0424210Y2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=33455095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987121641U Expired JPH0424210Y2 (ja) | 1986-08-09 | 1987-08-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0424210Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442205B2 (ja) * | 1973-07-20 | 1979-12-13 | ||
| JPS5715367U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-26 |
-
1987
- 1987-08-08 JP JP1987121641U patent/JPH0424210Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63110925U (ja) | 1988-07-16 |
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