JPH04243546A - 炭化水素油の水素化処理用触媒の製造方法 - Google Patents

炭化水素油の水素化処理用触媒の製造方法

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JPH04243546A
JPH04243546A JP3021517A JP2151791A JPH04243546A JP H04243546 A JPH04243546 A JP H04243546A JP 3021517 A JP3021517 A JP 3021517A JP 2151791 A JP2151791 A JP 2151791A JP H04243546 A JPH04243546 A JP H04243546A
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JP
Japan
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acid
catalyst
periodic table
metals
group
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Application number
JP3021517A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kamo
哲郎 加茂
Yuuki Kanai
勇樹 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽油の低硫黄化の要求
にもこたえ得る高活性な炭化水素油の水素化処理用触媒
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭化水素油の水添、脱硫、脱窒素、分解
などを行なう水素化処理に使用される触媒として、アル
ミナ、シリカ、チタニア、活性炭などの多孔性触媒担体
に、周期律表第6族金属のモリブデンやタングステン、
及び、第8族金属のコバルト、ニッケルを活性金属とし
て担持した触媒が使用されている。これらの活性金属は
、触媒担体上に酸化物態で担持されており活性を示さな
い。そのために、適当な予備硫化処理を施して硫化物態
に変換して使用している。
【0003】しかして、水素化処理触媒では、触媒の活
性サイトが活性金属硫化物の表面に形成されるものであ
る。したがって、活性金属硫化物の露出表面積が大きく
なればなるほど活性サイトの数が増加し、結果として高
活性な触媒が得られることが知られている。活性金属硫
化物の露出表面積を大きくするために、活性金属硫化物
を微細化し、高分散化することが試みられ、各種の方法
が提案されている。すなわち、たとえば、EP0181
035(A2)号公報には、ニトリロ三酢酸、エチレン
ジアミン四酢酸、ジエチレントリアミンのような含窒素
有機化合物と活性金属との混合溶液をアルミナやシリカ
のような担体に含浸させた後、最終的に、200℃以下
の温度で乾燥する方法が開示されている。この方法は、
活性金属と含窒素有機化合物との間に錯イオンを形成し
、これを担持させることにより活性金属の凝集の防止、
高分散化を目的としているものであって、この方法で製
造した触媒の活性は、従来品より高い値を示している。 しかしながら、近時、排ガス規制に伴なって軽油の低硫
黄化の要求(軽油中の硫黄分を0.05重量%以下とす
る答申)が提出されたが、この目標を達成するにはこの
方法によって製造した触媒でも十分なものではない。
【0004】最近、本出願人は、グリコール酸、酒石酸
、クエン酸、グルコン酸などのようなヒドロキシカルボ
ン酸と活性金属との混合水溶液を触媒担体に含浸法又は
混練法によって担持させ、その後200℃以下の温度で
乾燥させる水素化処理用触媒の製造方法を提案した。 この方法は、ヒドロキシカルボン酸を錯化剤として使用
すること、さらに、最終的に触媒を焼成せず、200℃
以下の温度で乾燥処理だけを行なうためにヒドロキシカ
ルボン酸が分解されずに触媒担体上に安定に保持され、
又、活性金属イオンをヒドロキシカルボン酸によって錯
化することにより、水素化処理触媒の予備硫化処理の際
におこる熱的な凝集がいちじるしく抑制され、その結果
、活性金属硫化物が高分散担持され、含窒素化合物を添
加した水素化処理触媒よりも高い活性を有する水素化処
理触媒を製造し得る特徴を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の水素化処理触媒
を使用して炭化水素油の高度の脱硫いわゆる深脱硫操業
を達成しようとすれば、従来の操業条件よりもきわめて
過酷な水素化処理操業条件で操業することが要求される
。それ故、触媒は劣化し易くなり、触媒寿命は短くなる
ので当然操業コストが増加する。一方、前記ヒドロキシ
カルボン酸を用いて得た触媒の場合には、炭化水素油の
深脱硫操業を従来の水素化処理操業条件で十分に行なう
ことが可能であり、現在の操業コストレベルを維持し得
る。しかしながら、原油の価格が高騰した場合に備えて
、水素化処理操業をより低コストで行なうことが望まれ
ており、より高活性な水素化処理触媒が開発されるなら
ば、現在よりも温和な条件で炭化水素油の深脱硫操業が
可能となる。したがって、そのようなきわめて高活性な
触媒の開発が急務であるという問題がある。
【0006】本発明は、前記ヒドロキシカルボン酸添加
水素化処理触媒をいちじるしく上回る触媒活性を有し、
水素化処理操業コストの低減可能な炭化水素油の水素化
処理用触媒の製造方法を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記問題
を解決し、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた
結果、周期律表第6族及び第8族の金属を活性金属とし
た触媒、さらにこれらにリンを担持した触媒に、特定の
カルボン酸と特定の硫黄化合物をそれぞれ特定量添加し
、これを200℃以下で乾燥する方法とすることによっ
て目的を達し得ることを見出して本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明の第1の実施態様は、触媒用担
体に周期律表第6族及び第8族の金属を活性金属として
担持させた触媒に、グリコール酸、乳酸、酒石酸、リン
ゴ酸、グリセリン酸、クエン酸、グルコン酸、メトキシ
酢酸、エトキシ酢酸、マロン酸、コハク酸、グリオキシ
ル酸からなる群から選ばれた少なくとも1種類のカルボ
ン酸を周期律表第6族及び第8族の金属総モル数の0.
3〜3.5倍量を添加し、さらに、メルカプト酢酸、1
−メルカプトプロピオン酸、2−メルカプトプロピオン
酸、2,3−ジメルカプトコハク酸、メルカプトコハク
酸、チオ酢酸、チオジグリコール酸、ジチオジグリコー
ル酸、チオサリチル酸、メルカプトエタノール、β−チ
オジグリコール、チオ尿素からなる群から選ばれた少な
くとも1種類の有機硫黄化合物を周期律表第6族及び第
8族の金属を硫化物形態にするに必要な量の0.1倍以
上添加した後、200℃以下の温度で乾燥する炭化水素
油の水素化処理用触媒の製造方法であり、第2の実施態
様は、触媒用担体に周期律表第6族及び第8族の金属を
活性金属として担持し、さらにリンをP2O5に換算し
て0.1〜8重量%含有させた触媒に、グリコール酸、
乳酸、酒石酸、リンゴ酸、グリセリン酸、クエン酸、グ
ルコン酸、メトキシ酢酸、エトキシ酢酸、マロン酸、コ
ハク酸、グリオキシル酸からなる群から選ばれた少なく
とも1種類のカルボン酸を周期律表第6族及び第8族の
金属総モル数の0.3〜3.5倍量添加し、さらに、メ
ルカプト酢酸、1−メルカプトプロピオン酸、2−メル
カプトプロピオン酸、2,3−ジメルカプトコハク酸、
メルカプトコハク酸、チオ酢酸、チオジグリコール酸、
ジチオジグリコール酸、チオサリチル酸、メルカプトエ
タノール、β−チオジグリコール、チオ尿素からなる群
から選ばれた少なくとも1種類の有機硫黄化合物を周期
律表第6族及び第8族の金属を硫化物形態にするに必要
な量の0.1倍以上添加した後、200℃以下の温度で
乾燥する炭化水素油の水素化処理用触媒の製造方法であ
る。
【0008】
【作用】本発明における触媒担体物質は、アルミナ、シ
リカ、チタニア、ジルコニア、活性炭などの多孔質物質
から選ばれた少なくとも1種類を使用する。
【0009】周期律表第6族金属としては、モリブデン
、タングステンのうちの少なくとも1種類、第8族金属
としては、コバルト、ニッケルのうちの少なくとも1種
類を使用する。しかして、これら活性金属の担持量は、
水素化処理用触媒として一般的に採用されている量でよ
く、第6族金属は、MoO3及びWO3としてそれぞれ
5〜30重量%、第8族金属は、CoO及びNiOとし
てそれぞれ1〜8重量%であることが好ましい。これら
の活性金属の担持量が前記範囲より少ないと高活性が得
られず、担持量を前記範囲より多くしてもさらなる活性
度の上昇が得られず経済性を失することになるからであ
る。
【0010】リンは、メタリン酸、ピロリン酸、オルト
リン酸などのいずれを用いてもよく、リン酸ニッケルな
ど可溶性塩を用いてもよく、P2O5として0.1〜8
重量%含有させる。リンを前記範囲内に含有させること
によって、活性金属を含浸させる際に、安定化剤として
作用し、より一層活性が向上する。
【0011】カルボン酸としては、グリコール酸、乳酸
、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、グリセリン酸、グルコ
ン酸、メトキシ酢酸、エトキシ酢酸、マロン酸、コハク
酸、グリオキシル酸の中から少なくとも1種類の化合物
を選定して、周期律表第6族及び第8族の金属を担持し
た触媒、あるいは、この触媒にさらにリンを含有させた
触媒に添加するものであって、その添加量は、周期律表
第6族及び第8族金属の金属総モル数の0.3〜3.5
倍量の範囲で添加する。これは、添加量が0.3倍量未
満では、充分な活性が得られず、又、添加量が3.5倍
量を超えて添加すると予備硫化時に触媒中に炭素質が残
存、析出したり、活性金属類の硫化が阻害されるために
、いずれも触媒活性を低下させるからである。
【0012】又、有機硫黄化合物としては、メルカプト
酢酸、1−メルカプトプロピオン酸、2−メルカプトプ
ロピオン酸、2,3−ジメルカプトコハク酸、メルカプ
トコハク酸、チオ酢酸、チオジグリコール酸、ジチオジ
グリコール酸、チオサリチル酸、メルカプトエタノール
、β−チオジグリコール、チオ尿素の中から少なくとも
1種類の化合物を選定して、カルボン酸とともに周期律
表第6族及び第8族の金属を担持した触媒、あるいは、
この触媒にさらにリンを含有させた触媒に添加するもの
であって、その添加量は、周期律表第6族及び第8族の
金属を硫化物形態にするために必要な量の0.1倍以上
であり、0.1〜0.5倍で十分である。これ以上添加
してもさらに触媒活性が向上することがなく、製造コス
トを考慮すると有機硫黄化合物の添加量は少ない方がよ
い。
【0013】乾燥温度は、200℃以下とするものであ
って、これは、200℃以上にすると、添加したカルボ
ン酸、及び、有機硫黄化合物が分解する恐れがあるから
である。
【0014】前記のような諸条件を満足するようにして
製造した本発明の触媒は、モリブデン、タングステン、
コバルト、ニッケルなどの活性金属イオンが、カルボン
酸と配位化合物を形成して触媒担体に安定化されて担持
され、少量の有機硫黄化合物の添加によって触媒活性の
一層大きな向上が認められる。この理由は明確ではない
が、カルボン酸だけを添加した触媒では触媒担体の細孔
内にカルボン酸が貯蔵され、細孔を閉塞すると推測され
予備硫化処理の際に細孔内部の活性金属が硫化されにく
くなり、このことが触媒の水素化処理活性に影響を及ぼ
しているものと推定されるが、有機硫黄化合物を少量添
加することによって、活性金属の硫化が促進され、高活
性が発現されたものと考えられる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を述べる。 実施例  1 比表面積280m2/g、細孔容積0.75ml/gの
γ−アルミナ担体500gに、三酸化モリブデン96.
2g、炭酸コバルト41g、及び、水から調製した活性
金属水溶液600mlを含浸し、110℃で5時間乾燥
した。次に、グリコール酸198g、メルカプトエタノ
ール20gを含有する水溶液540mlを該乾燥物に含
浸し、110℃で10時間乾燥して触媒Aを得た。
【0016】触媒Aの金属含有量は、モリブデンがMo
O3として15重量%、コバルトがCoOとして4重量
%であり、グリコール酸の添加量は、周期律表第6族及
び第8族の金属総モル数の2.5倍量であり、又、メル
カプトエタノールの添加量は、モリブデンとコバルトが
それぞれMoO2、CoSを形成するに必要な量の0.
15倍量であった。さらに、得られた触媒Aについて活
性試験として、次のような性状のクエート常圧軽油の水
素化脱硫反応を行なった。
【0017】     比    重(15/4℃)        
            0.844    硫   
 黄(重量%)                  
      1.55    蒸留性状(初留点  ℃
)                231     
       (50vol%℃)         
   313            (終  点  
℃)                390なお、反
応は、流通式反応装置を用いて次の反応条件で行なった
【0018】 触    媒    量(ml)          
        15原料油液空間速度(hr−1) 
             2反応水素圧力(Kg/c
m2G)          30反  応  温  
度(℃)                  330
水素/油流量比(Nl/l)            
300通  油  時  間(hr)        
          88結果を、速度定数は脱硫反応
速度が原料常圧軽油の硫黄濃度の1.75乗に比例する
として算出し、後述する比較例1の触媒Kの速度定数を
100として求めた相対速度定数で水素化脱硫活性を求
め結果を表1に示す。 実施例  2 前記γ−アルミナ500gに、三酸化モリブデン96.
2g、炭酸コバルト41g、85%リン酸30.8g、
及び、水から調製した活性金属水溶液600mlを含浸
し、110℃で乾燥した。次に、酒石酸190g、メル
カプト酢酸55gを含有する水溶液540mlを該乾燥
物に含浸し、110℃で10時間乾燥して触媒Bを得た
。触媒Bの金属含有量は、モリブデンがMoO3として
15重量%、コバルトがCoOとして4重量%、リンが
P2O5として3重量%であった。酒石酸の添加量は、
周期律表第6族及び第8族の金属総モル数の1.25倍
量であり、又、メルカプト酢酸の添加量は、モリブデン
とコバルトがそれぞれMoS2、CoSを形成するに必
要な量の0.3倍量であった。さらに、実施例1と同様
にして行なった活性試験結果を表1に示す。 実施例  3 カルボン酸としてクエン酸70g、有機硫黄化合物とし
てβ−チオジグリコール65gを使用した以外は、実施
例2と同様にして触媒Cを得た。触媒Cの金属含有量は
、モリブデンがMoO3として15重量%、コバルトが
CoOとして4重量%、リンがP2O5として3重量%
であった。又、クエン酸の添加量は、周期律表第6族及
び第8族の金属総モル数の0.33倍量であり、β−チ
オジグリコールの添加量は、モリブデンとコバルトがそ
れぞれMoS2、CoSを形成するに必要な量の0.3
倍量であった。さらに、実施例1と同様にして行なった
活性試験結果を表1に示す。 実施例  4 カルボン酸としてクエン酸142.2g、有機硫黄化合
物としてβ−チオジグリコール65gを使用した以外は
、実施例2と同様にして触媒Dを得た。触媒Dの金属含
有量は、モリブデンがMoO3として15重量%、コバ
ルトがCoOとして4重量%、リンがP2O5として3
重量%であった。又、クエン酸の添加量は、周期律表第
6族及び第8族の金属総モル数の0.67倍量であり、
β−チオジグリコールの添加量は、モリブデンとコバル
トがそれぞれMoS2、CoSを形成するに必要な量の
0.3倍量であった。さらに、実施例1と同様にして行
なった活性試験結果を表1に示す。 実施例  5 シリカ−アルミナ担体(SiO2として10重量%含有
、比表面積325m2/g、細孔容積0.75ml/g
)500gに、三酸化モリブデン96.2g、炭酸ニッ
ケル41g、85%リン酸30.8g、及び、水から調
製した活性金属水溶液600mlを含浸し、110℃で
10時間乾燥した。次に、メトキシ酢酸227g、β−
チオジグリコール108gを含有する水溶液540ml
を該乾燥物に含浸し、110℃で10時間乾燥して触媒
Eを得た。触媒Eの金属含有量は、モリブデンがMoO
3として15重量%、ニッケルがNiOとして4重量%
、リンがP2O5として3重量%であった。又、メトキ
シ酢酸の添加量は、周期律表第6族及び第8族の金属総
モル数の2.5倍量であり、β−チオジグリコールの添
加量は、モリブデンとニッケルがそれぞれMoS2、N
iSを形成するに必要な量の0.5倍量であった。さら
に、実施例1と同様にして行なった活性試験結果を表1
に示す。 実施例  6 カルボン酸としてリンゴ酸171g、有機硫黄化合物と
して1−メルカプトプロピオン酸55gを使用した以外
は、実施例2と同様にして触媒Fを得た。触媒Fの金属
含有量は、モリブデンがMoO3として15重量%、コ
バルトがCoOとして、4重量%、リンがP2O5とし
て3重量%であった。又、リンゴ酸の添加量は、周期律
表第6族及び第8族の金属総モル数の1.25倍量であ
り、1−メルカプトプロピオン酸の添加量は、モリブデ
ンとコバルトがそれぞれMoS2、CoSを形成するに
必要な量の0.3倍量であった。さらに、実施例1と同
様にして行なった活性試験結果を表1に示す。 実施例  7 カルボン酸としてマロン酸136g、有機硫黄化合物と
してチオジグリコール酸78gを使用した以外は、実施
例2と同様にして触媒Gを得た。触媒Gの金属含有量は
、モリブデンがMoO3として15重量%、コバルトが
CoOとして4重量%、リンがP2O5として3重量%
であった。又、マロン酸の添加量は、周期律表第6族及
び第8族の金属総モル数の12.5倍量であり、チオジ
グリコール酸の添加量は、モリブデンとコバルトがそれ
ぞれMoS2、CoSを形成するに必要な量の0.3倍
量であった。さらに、実施例1と同様にして行なった活
性試験結果を表1に示す。 実施例  8 チタニア担体(比表面積186m2/g、細孔容積0.
52ml/g)500gを使用し、カルボン酸としてグ
リオキシル酸(50重量%水溶液)375g、有機硫黄
化合物として2,3−ジメルカプトコハク酸94gを使
用した以外は、実施例2と同様にして触媒Hを得た。触
媒Hの金属含有量は、モリブデンがMoO3として15
重量%、コバルトがCoOとして4重量%、リンがP2
O5として3重量%であった。又、グリオキシル酸の添
加量は、周期律表第6族及び第8族の金属総モル数の2
.5倍量であり、2,3−ジメルカプトコハク酸の添加
量は、モリブデンとコバルトがそれぞれMoS2、Co
Sを形成するに必要な量の0.3倍量であった。さらに
、実施例1と同様にして行なった活性試験結果を表1に
示す。 実施例  9 シリカ−アルミナ担体(SiO2として10重量%含有
、比表面積325m2/g、細孔容積0.75ml/g
)500gを使用し、カルボン酸としてグルコン酸(5
0重量%水溶液)277g、有機硫黄化合物としてチオ
酢酸38.3gを使用した以外は、実施例2と同様にし
て触媒Iを得た。触媒Iの金属含有量は、モリブデンが
MoO3として15重量%、コバルトがCoOとして4
重量%、リンがP2O5として3重量%であった。 又、グルコン酸の添加量は、周期律表第6族及び第8族
の金属総モル数の0.7倍量であり、チオ酢酸の添加量
は、モリブデンとコバルトがそれぞれMoS2、CoS
を形成するに必要な量の0.3倍量であった。さらに、
実施例1と同様にして行なった活性試験結果を表1に示
す。 実施例  10 カルボン酸としてグリセリン酸(65重量%水溶液)2
06g、有機硫黄化合物としてメルカプトコハク酸78
gを使用した以外は、実施例9と同様にして触媒Jを得
た。触媒Jの金属含有量は、モリブデンがMoO3とし
て15重量%、コバルトがCoOとして4重量%、リン
がP2O5として3重量%であった。又、グリセリン酸
の添加量は、周期律表第6族及び第8族の金属総モル数
の1.25倍量であり、メルカプトコハク酸の添加量は
、モリブデンとコバルトがそれぞれMoS2、CoSを
形成するに必要な量の0.3倍量であった。さらに、実
施例1と同様にして行なった活性試験結果を表1に示す
。 比較例  1 クエン酸149gだけを添加し、有機硫黄化合物を添加
しなかった以外は、実施例2と同様にして触媒Kを得た
。触媒Kの金属含有量は、モリブデンがMoO3として
15重量%、コバルトがCoOとして4重量%、リンが
P2O5として3重量%であった。又、クエン酸の添加
量は、周期律表第6族及び第8族の金属総モル数の0.
7倍量であった。実施例1と同様にして行なった活性試
験結果を表1に示す。 比較例  2 クエン酸の代りに酒石酸190gを使用した以外は、比
較例1と同様にして触媒Lを得た。触媒Lの金属含有量
は、モリブデンがMoO3として15重量%、コバルト
がCoOとして4重量%、リンがP2O5として3重量
%であった。又、酒石酸の添加量は、周期律表第6族及
び第8族の金属総モル数の1.25倍量であった。さら
に、実施例1と同様にして行なった活性試験結果を表1
に示す。
【0019】
【表1】                 触  媒     
           相対反応速度定数      
            A            
            130          
        B                
        157              
    C                    
    145                  
D                        
138                  E   
                     143 
                 F       
                 152     
             G           
             143         
         H               
         135             
     I                   
     138                 
 J                       
 155                  K  
                      100
                  L      
                  108
【002
0】
【発明の効果】本発明は、周期律表第6族及び第8族金
属を活性金属として担持した触媒、あるいは、さらにリ
ンを担持させた触媒に、特定のカルボン酸と特定の有機
硫黄化合物とを、それぞれ特定量添加して、200℃以
下で乾燥させるものであるから、炭化水素油のきわめて
高い脱硫、脱窒素などを行ない得る高度な水素化処理を
、従来よりも温和な操業条件で行ない得る触媒をきわめ
て容易に得ることができるものであって顕著な効果が認
められる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  触媒用担体に周期律表第6族及び第8
    族の金属を活性金属として担持させた触媒に、グリコー
    ル酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、グリセリン酸、クエン
    酸、グルコン酸、メトキシ酢酸、エトキシ酢酸、マロン
    酸、コハク酸、グリオキシル酸からなる群から選ばれた
    少なくとも1種類のカルボン酸を周期律表第6族及び第
    8族の金属総モル数の0.3〜3.5倍量を添加し、さ
    らに、メルカプト酢酸、1−メルカプトプロピオン酸、
    2−メルカプトプロピオン酸、2,3−ジメルカプトコ
    ハク酸、メルカプトコハク酸、チオ酢酸、チオジグリコ
    ール酸、ジチオジグリコール酸、チオサリチル酸、メル
    カプトエタノール、β−チオジグリコール、チオ尿素か
    らなる群から選ばれた少なくとも1種類の有機硫黄化合
    物を周期律表第6族及び第8族の金属を硫化物形態にす
    るに必要な量の0.1倍以上添加した後、200℃以下
    の温度で乾燥することを特徴とする炭化水素油の水素化
    処理用触媒の製造方法。
  2. 【請求項2】  触媒用担体に周期律表第6族及び第8
    族の金属を活性金属として担持しさらにリンをP2O5
    に換算して0.1〜8重量%含有させた触媒に、グリコ
    ール酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、グリセリン酸、クエ
    ン酸、グルコン酸、メトキシ酢酸、エトキシ酢酸、マロ
    ン酸、コハク酸、グリオキシル酸からなる群から選ばれ
    た少なくとも1種類のカルボン酸を周期律表第6族及び
    第8族の金属総モル数の0.3〜3.5倍量添加し、さ
    らに、メルカプト酢酸、1−メルカプトプロピオン酸、
    2−メルカプトプロピオン酸、2,3−ジメルカプトコ
    ハク酸、メルカプトコハク酸、チオ酢酸、チオジグリコ
    ール酸、ジチオジグリコール酸、チオサリチル酸、メル
    カプトエタノール、β−チオジグリコール、チオ尿素か
    らなる群から選ばれた少なくとも1種類の有機硫黄化合
    物を周期律表第6族及び第8族の金属を硫化物形態にす
    るに必要な量の0.1倍以上添加した後、200℃以下
    の温度で乾燥することを特徴とする炭化水素油の水素化
    処理用触媒の製造方法。
  3. 【請求項3】  周期律表第6族の金属がモリブデン、
    タングステンのうちの少なくとも1つであり、かつ、そ
    の含有量がそれぞれMoO3、WO3に換算して5〜3
    0重量%であり、第8族の金属がコバルト、ニッケルの
    うちの少なくとも1つであり、かつ、その含有量がそれ
    ぞれCoO、NiOに換算して1〜8重量%であること
    を特徴する請求項1及び2の炭化水素油の水素化処理用
    触媒の製造方法。
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JP2020527103A (ja) * 2017-07-21 2020-09-03 アルベマール ヨーロッパ エスアールエル チタン含有キャリア及び硫黄含有有機添加剤を含む水素化処理触媒
JP2020527104A (ja) * 2017-07-21 2020-09-03 アルベマール ヨーロッパ エスアールエル チタン含有キャリア及び有機添加剤を含む水素化処理触媒

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